JP2017097243A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】主絞りとは別に1つの副絞りを設ける場合においても、専用のアクチュエータを用いることなく変倍および焦点調節に応じて該副絞りの絞り開口径を変更する。
【解決手段】レンズ鏡筒2は、光軸回り方向に回転して焦点調節レンズ104,106を光軸方向へ移動させる第1の回転部材40,41と、回転して第1の絞り羽根81を移動させる第2の回転部材83を有し、変倍レンズ101〜103,105の光軸方向への移動とともに光軸方向に移動する第1の絞りユニット108と、第1の回転部材の回転が伝達されて回転する第3の回転部材39と、変倍時に第2の回転部材と第3の回転部材とが光軸方向に相対移動することにより第2の回転部材を光軸回り方向に回転させる第1の機構と、焦点調節時に第1の回転部材の回転を伝達して第3の回転部材を回転させ、第3の回転部材の回転を伝達して第2の回転部材を回転させる第2の機構とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置や交換レンズ等の光学機器に設けられるレンズ鏡筒に関し、特に主絞りと副絞りを有するレンズ鏡筒に関する。
レンズ鏡筒は、撮像において適正露出が得られるように被写体からの光量を調節する絞りを備えている。絞りにおいて複数の絞り羽根により形成される光通過口の径(以下、絞り開口径という)は、撮像装置による測光結果に応じて自動的に又はユーザのマニュアル操作によって設定される。測光結果に応じて絞り開口径を変化させるために、絞り羽根を開閉方向に駆動するステッピングモータ等のアクチュエータが用いられる。
また、レンズ鏡筒には、上記のように主として光量調節を担う主絞りとは別に、変倍や焦点調節に応じて開放絞り開口径を補正するため又はフレアをカットするための副絞りを備えたものがある。副絞りでも、複数の絞り羽根が開閉方向に移動することでその絞り開口径が変えられる。ただし、主絞りと副絞りのそれぞれに絞り羽根を駆動するアクチュエータを設けると、レンズ鏡筒の小型化が妨げられる。
特許文献1および特許文献2には、アクチュエータを用いることなく主絞りまたは副絞りを開閉動作させるための機構を有するレンズ鏡筒が開示されている。特許文献1のレンズ鏡筒では、光軸方向にて固定の副絞りに設けられた回転部材から光軸方向に対して傾きを有して延びる駆動アームが被写体側の可動部材と係合している。そして、該可動部材の光軸方向での移動に伴って回転部材が光軸回り方向に回転し、副絞りの絞り開口径を変化させる。特許文献2のレンズ鏡筒では、絞り(主絞り)が変倍および焦点調節に応じて光軸方向に移動し、該絞りに設けられた回転部材(中継部材)が、変倍および焦点調節時に光軸方向に移動しない絞り連動部材と係合するとともに勾配を有する係合面を備えている。絞りに設けられた回転部材は、変倍および焦点調節に応じて光軸回り方向に回転し、絞りの絞り開口径を変化させる。
特開2011−039107号公報 特開平06−018767号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたレンズ鏡筒は、変倍および焦点調節のうち一方に応じてしか副絞りの絞り開口径を変化させることができない構成を有する。主絞りとは別に、変倍に応じて絞り開口径が変化する副絞りと焦点調節に応じて絞り開口径が変化する副絞りの2つの副絞りを設けると、レンズ鏡筒の全長が長くなったり、光学設計の自由度が制限されたりするおそれがある。
特許文献2にて開示されたレンズ鏡筒では、変倍および焦点調節に応じて絞り開口径が変化する絞りを有するが、絞り開口径を1つのカムによって変化させている。絞り開口径を、1つのカムで焦点距離と被写体距離の組み合わせに適した大きさに変化させるのは困難である。
本発明は、主絞りとは別に1つの副絞りを設ける場合においても、専用のアクチュエータを用いることなく変倍および焦点調節に応じて該副絞りの絞り開口径を変更することが可能なレンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、光軸回り方向に回転して焦点調節レンズを光軸方向へ移動させる第1の回転部材と、第1の絞り羽根および光軸回り方向に回転して第1の絞り羽根を移動させる第2の回転部材を有する第1の絞りユニットと、第1の回転部材の回転が伝達されることで光軸回り方向に回転する第3の回転部材とを有する。さらに、変倍時において第2の回転部材と第3の回転部材とが光軸方向に相対移動することによって第2の回転部材を光軸回り方向に回転させる第1の機構と、焦点調節時において第1の回転部材の回転を伝達して第3の回転部材を回転させ、該第3の回転部材の回転を伝達して第2の回転部材を回転させる第2の機構とを有することを特徴とする。
なお、上記レンズ鏡筒を有する光学機器も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、第1の絞りユニットの絞り開口の大きさを、専用のアクチュエータを用いることなく変倍および焦点調節に応じて変更することができる。したがって、第1の絞りユニットとこれとは別のアクチュエータ駆動による第2の絞りユニットを設ける場合でも、レンズ鏡筒の大型化を回避することができる。
本発明の実施例1である交換レンズの部分断面図。 実施例1の交換レンズと一眼レフカメラの構成を示す断面図。 実施例1の交換レンズの分解斜視図。 実施例1の交換レンズの構成を示す図。 本発明の実施例2である交換レンズ構成を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図2には、本発明の実施例1であるレンズ鏡筒を備えた光学機器としての交換レンズ2と、該交換レンズ2が取り外し可能に装着されたレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(以下、カメラ本体という)1とを含む撮像システムの構成を示している。図2において、光軸(図中に一点鎖線で示す)が延びる光軸方向をZ方向とし、光軸方向に直交し、かつ互いに直交する2つの径方向のうち水平方向をX方向、垂直方向をY方向としている。
カメラ本体1において、メインミラー3は、図2に示すように交換レンズ2からの光束の光路上に配置された状態で、該光束の一部を反射してファインダ光学系(7,8)に導き、他の一部の光束を透過させる。
メインミラー3の背後にはサブミラー4が配置されている。サブミラー4は、メインミラー3を透過した光束を反射して焦点検出ユニット5に導く。メインミラー3およびサブミラー4は、不図示の駆動機構により上記光路から退避することが可能である。
焦点検出ユニット5は、AFセンサを含み、位相差検出方式での焦点検出(交換レンズ2の焦点状態の検出)を行う。AFセンサは、入射した光束をX方向とY方向のそれぞれに2つに分割するセパレータレンズと、各分割光束を再結像させる二次結像レンズと、X方向とY方向のそれぞれにおいて2つの被写体像を光電変換する二対の受光素子列(ラインセンサ)とを含む。各対のラインセンサは、複数の受光素子がX方向またはY方向に延びるように構成されており、被写体像をその輝度分布に応じて光電変換して一対の像信号を出力する。
6はCCDセンサ又はCMOSセンサにより構成された撮像素子である。撮像素子6の受光面(撮像面)上には、交換レンズ2からの光束により形成された被写体像が形成される。撮像素子6は、被写体像を光電変換してアナログ撮像信号を出力する。また、不図示の電子制御式フォーカルプレーンシャッタにより撮像素子6の露光量が制御される。
ファインダ光学系は、ペンタプリズム7と接眼レンズ8とにより構成されている。9はディスプレイパネルであり、撮像素子6からの撮像信号から生成された画像の他、様々な情報を表示する。
このような構成のカメラでは、不図示のレリーズボタンの操作がなされると、オートフォーカス(AF)処理や露出決定(AE)処理が行われた後、撮像素子6の露光とこれにより生成された画像の記録および表示動作が行われる。
交換レンズ2内には撮影光学系が収容されている。撮影光学系は、物体側(被写体側)から順に、第1レンズユニット101、第2レンズユニット102、第3レンズユニット103、第4レンズユニット104、第5レンズユニット105および第6レンズユニット106を含む。第1レンズユニット101〜第6レンズユニット106は第1鏡筒21、第2鏡筒22、第3鏡筒23、第4鏡筒24、第5鏡筒25および第6鏡筒26にそれぞれ保持される。
また、撮影光学系は、電動絞りユニット(第2の絞りユニット:以下、主絞りユニットという)107および副絞りユニット(第1の絞りユニット)108を含む。主絞りユニット107は、第5レンズユニット105の物体側に位置し、第5鏡筒25に固定される。副絞りユニット108は、第3レンズユニット103の像面側に位置し、第3鏡筒23に固定される。主絞りユニット107および副絞りユニット108はそれぞれ、撮影光学系を通過してカメラ本体1に入射する光の一部を遮る。
主絞りユニット107は、電気回路基板32からの駆動信号により駆動される専用の主絞りアクチュエータ107bを有する。そして、主絞りユニット107では、主絞りアクチュエータ107bによって複数の主絞り羽根(第2の絞り羽根)107aが開閉方向に移動されることにより絞り開口の大きさである絞り開口径が変更される。主絞りユニット107は、撮影光学系を通過してカメラ本体1に入射する光量を調節する役割を有する。
副絞りユニット108は、複数の副絞り羽根(第1の絞り羽根)81が開閉方向に移動されることで絞り開口の大きさである絞り開口径が変更される。ただし、副絞りユニット108は専用のアクチュエータは有しておらず、後述する副絞り開閉機構によって変倍および焦点調節時に副絞り羽根81が開閉方向に移動される。副絞りユニット108は、変倍や焦点調節に応じて開放絞り開口径を補正したりフレアをカットしたりする役割を有する。
交換レンズ2は、後述する案内筒(ベース筒)27と第1カム筒28および第2カム筒29との相対移動によって各レンズユニットを光軸方向に移動させる。変倍時には、第1レンズユニット101、第2レンズユニット102、第3レンズユニット103および第5レンズユニット105がそれぞれ光軸方向に移動する。第1〜第5レンズユニット101〜105は変倍レンズに相当する。また、第4レンズユニット104および第6レンズユニット106は、第5レンズユニット105と一体的に光軸方向に移動する。
焦点調節(AF)時には、第4レンズユニット104および第6レンズユニット106がフォーカスユニット109からの駆動力を受けて光軸方向に移動して焦点調節を行う。第4および第6レンズユニット104,106は焦点調節レンズに相当する。
また、第2レンズユニット102は、防振ユニット110からの駆動力を受けて光軸に直交する面内で移動する。これにより、手振れによる像振れを補正する。
固定筒30には、カメラ本体1に対して交換レンズ2を着脱可能とするマウント部材31がねじ等を用いて固定される。また、固定筒30には、電気回路基板32が固定される。電気回路基板32には、交換レンズ2の動作を制御したり各種演算を行ったりするための制御回路が搭載される。固定筒30は、変倍および焦点調節に際して不動(固定)である。
固定筒30は、案内筒27に固定される。案内筒27には、第1レンズユニット101、第2レンズユニット102、第3レンズユニット103および第5レンズユニット105をそれぞれ光軸方向に直進案内するための不図示の直進溝部が形成されている。案内筒27の外側には第1カム筒28が、内側には第2カム筒29がそれぞれ配置される。第1カム筒28には、第1レンズユニット101および第2レンズユニット102をそれぞれ光軸方向に移動させる不図示のカム溝部が形成されている。第2カム筒29には、第3レンズユニット103および第5レンズユニット105をそれぞれ光軸方向に移動させるための不図示のカム溝部が形成されている。第1、第2、第3および第5鏡筒21,22,23,25はそれぞれ不図示のカムフォロアを有しており、これらのカムフォロアは対応する直進溝部およびカム溝部に係合する。案内筒27に対して第1カム筒28および第2カム筒29が光軸回り方向に回転することで、第1、第2、第3および第5レンズユニット101,102,103,105が光軸方向に移動される。この際、第5レンズユニット105とともに第4および第6レンズユニット104,106も光軸方向に移動する。
ズーム操作環33は、変倍に際してユーザによって光軸回り方向に回転操作される。ズーム操作環33は、不図示の連結部材を介して第1カム筒28および第2カム筒29に連結されている。このため、ズーム操作環33が回転すると、第1カム筒28および第2カム筒29も回転して第1〜第6レンズユニット101〜106が光軸方向に移動し、撮影光学系の焦点距離が変更される。
フォーカス操作環34は、マニュアル焦点調節(MF)時にユーザによって光軸回り方向に回転操作される。外装環35は、フォーカスユニット109に固定されている。外装環35は、その外周部においてフォーカス操作環34を回転可能に保持している。フォーカス操作環34が回転操作されると、フォーカスユニット109の出力部であるフォーカスキー36を介して第1フォーカスカム環37および第2フォーカスカム環38に回転が伝達される。AF時には、フォーカスユニット109からの駆動力(回転力)が、フォーカスキー36を介して第1フォーカスカム環37および第2フォーカスカム環38に伝達される。なお、フォーカスキー36は光軸回り方向に回転可能に支持されている。
第1フォーカスカム環37および第2フォーカスカム環38にはそれぞれ、第4レンズユニット104および第6レンズユニット106を光軸方向に移動させるための不図示のカム溝部が形成されている。また、第5鏡筒25には、第4レンズユニット104および第6レンズユニット106のそれぞれを光軸方向に直進案内するための不図示の直進溝部が形成されている。第4鏡筒24および第6鏡筒26はそれぞれ不図示のカムフォロアを有しており、これらカムフォロアはそれぞれ第5鏡筒25に形成された直進溝部と第1および第2フォーカスカム環37,38に形成されたカム溝部とに係合する。これにより、第2フォーカスカム環37,38が回転すると、第4レンズユニット104および第6レンズユニット106が光軸方向に移動されて焦点調節(AFおよびMF)が行われる。
次に、副絞りユニット108の構成および絞り開口径を変更する副絞り開閉機構について、図1および図3を用いて説明する。図1および図3には副絞りユニット108およびその周辺の構成を示している。
まず、副絞りユニット108の構成について説明する。副絞りユニット108は、複数の絞り羽根81と、副絞りベース部材82と、羽根開閉部材(第2の回転部材)83とを有する。羽根開閉部材83は、複数の絞り羽根81を開閉方向に移動させるための複数のカム溝部83b(図3参照)を光軸に直交する面内に有し、光軸回り方向に回転する。複数の絞り羽根81は、その光軸方向の両側に不図示の軸部を有する。一方の軸部はベース部材82の不図示の穴部に係合し、他方の軸部は羽根開閉部材83のカム溝部83bに係合している。羽根開閉部材83が回転すると、各絞り羽根81はベース部材82の穴部に係合した一方の軸部を中心として、他方の軸部が係合するカム溝部83bによって開閉方向に移動(回動)される。これにより、副絞りユニット108の絞り開口径が変更される。
次に、副絞り開閉機構のうち変倍時に副絞りユニット108の絞り開口径を変更する第1の機構について説明する。羽根開閉部材83は、副絞り駆動部材(第3の回転部材)39のカム溝部39aと係合するカムフォロア83aを有する。副絞り駆動部材39は光軸方向に真っ直ぐに延びる延出部39bを有し、カム溝部(第1のカム)39aは、その延出部39bに光軸方向に対して傾きを有しつつ光軸方向に延びるように形成されている。
副絞り駆動部材39は、案内筒27に設けられた周溝部に光軸方向における定位置で回転可能に係合しており、変倍時には案内筒27に対して回転せず、焦点調節時には案内筒27に対して回転する。前述したように副絞りユニット108は第3鏡筒23に固定され、変倍時には第3鏡筒23とともに光軸方向に移動する。したがって、変倍時には、回転しない副絞り駆動部材39のカム溝部39aにより、光軸方向に移動する羽根開閉部材83がそのカムフォロア83aを介して回転される。これにより、副絞りユニット108の絞り開口径が変更される。
なお、カム溝部39aに相当する第1のカムを羽根開閉部材83に設け、カムフォロア83aに相当するカムフォロアを副絞り駆動部材39に設けてもよい。
次に、副絞り開閉機構のうち焦点調節時に副絞りユニット108の絞り開口径を変更する第2の機構について説明する。焦点調節時には、前述したようにフォーカスキー36が光軸回り方向に回転する。フォーカスキー36は、定位置回転環40およびフォーカス連結キー41を介してフォーカスユニット109に連結されている。フォーカスキー36は定位置回転環40にビスで固定されている。定位置回転環40には、フォーカス連結キー41と光軸回り方向において係合する係合部40aを有する。このため、焦点調節時にはこれらフォーカスキー36、フォーカス連結キー41および定位置回転環40は、第4および第6レンズユニット104,106の光軸方向への移動に伴って、互いに同じ回転量だけ回転する。フォーカス連結キー41および定位置回転環40が、第1の回転部材に相当する。
定位置回転環40は周溝部40bを有し、該周溝部40bには案内筒27に径方向に突出するように設けられた不図示の爪部が係合する。これにより、定位置回転環40は、焦点調節時には光軸方向における定位置で回転する。副絞り駆動部材39は、その延出部39bにおいて、フォーカス連結キー41(定位置回転環40)の回転を副絞り駆動部材39に伝えるよう回転可能なフォーカス連絡環42の係合溝部42aと係合している。フォーカス連絡環42はコロ43を介して定位置回転環40により支持されている。焦点調節時には副絞り駆動部材39とフォーカス連絡環42と羽根開閉部材83とが互いに同じ回転量だけ回転し、羽根開閉部材83の回転によって絞り開口径が変更される。
このように本実施例では、主絞りユニット107と副絞りユニット108とを1つずつ設けている。そして、主絞りユニット107にのみ主絞りアクチュエータ107bを設けてレンズ鏡筒の大型化を回避する一方、副絞りユニット108の絞り開口径を副絞り開閉機構(第1および第2の機構)により変倍時と焦点調節時とで変更することができる。
ところで、焦点調節時においてフォーカス連結キー41の回転量と副絞り駆動部材39とともに回転する羽根開閉部材83の回転量とが同じであると以下のような問題がある。羽根開閉部材83は光軸に直交する同一面に絞り羽根81の数分のカム溝部83bを有する。しかし、フォーカスキー36の回転量が大きい場合や絞り羽根81の数が多い場合は、羽根開閉部材83の同一面に絞り羽根81の数分のカム溝部83bを設けることが困難となる。
そこで、本実施例では、以下に説明する回転伝達機構により、フォーカス連結キー41(定位置回転環40)の回転量に対して羽根開閉部材83の回転量を小さくする。回転伝達機構について、図3および図4(a),(b)を用いて説明する。図3において、案内筒27の形状は簡略化して示している。
図3に示すように、案内筒27には複数のカム溝部(第3のカム)27aが設けられ、同様に定位置回転環40にも複数のカム溝部(第2のカム)40cが設けられている。フォーカス連絡環42に固定された複数のコロ(カムフォロア)43はそれぞれ、これらカム溝部27a,40cに係合している。フォーカス連結キー41とともに定位置回転環40が回転すると、フォーカス連絡環(中間伝達部材)42はカム溝部40cによって光軸方向に移動されるとともに、光軸方向に対して傾いたカム溝部27aによって回転させられる。このときのフォーカス連絡環42の回転量が定位置回転環40の回転量より小さくなる。
フォーカス連絡環42は、前述したように、副絞り駆動部材39の延出部39bと係合する係合溝部42aを有する。このため、副絞り駆動部材39は、フォーカス連絡環42が回転した分、前述したように光軸方向における定位置で回転する。
以上の回転伝達機構の動作を、図4(a),(b)を用いてより分かり易く説明する。図4(a),(b)には、案内筒27、フォーカス連結キー41、定位置回転環40、副絞り駆動部材39、羽根開閉部材83(カムフォロア83a)およびフォーカス連絡環42(コロ43)の焦点調節時の関係を光軸回り方向(周方向)に展開して示している。図4(a)は撮影光学系が広角端で無限遠に合焦する状態を示し、図4(b)は撮影光学系が広角端で最至近距離に合焦する状態を示す。
焦点調節に際して図4(a)の状態からフォーカス連結キー41が+Y方向に回転すると、フォーカス連結キー41が係合している定位置回転環40も同じ回転量だけ+Y方向に回転する。前述したように定位置回転環40に設けられたカム溝部40cにはフォーカス連絡環42に固定されたコロ43が係合し、さらにコロ43は案内筒27のカム溝部27aにも係合している。前述したように、カム溝部27aは光軸方向に対して傾いており、このカム溝部27aのY方向での長さはカム溝部40cのY方向での長さより短い。
定位置回転環40が図4(b)に示す位置まで回転する間に、コロ43(つまりはフォーカス連絡環42)はカム溝部40cによって−Z方向に移動されるとともに、カム溝部27aによって+Y方向に回転される。このとき、フォーカス連絡環42は、カム溝部27aのY方向の長さに相当する回転量だけ回転する。つまり、カム溝部40cのY方向での長さに相当する定位置回転環40の回転量に対して、フォーカス連絡環42の回転量は小さくなる。
フォーカス連絡環42はその係合溝部42aにて副絞り駆動部材39の延出部39bに係合しているので、結果的に、カム溝部27aのY方向の長さが副絞り駆動部材39の回転量になる。
このような構成により、フォーカス連結キー41の回転量に対して副絞り駆動部材39の回転量を小さくすることが可能となる。このため、フォーカス連結キー41の回転量が大きくても、羽根開閉部材83に絞り羽根81の数分のカム溝部83aを設けることが可能となる。
図4(c)には、変倍による焦点距離の変化および焦点調節による合焦する被写体距離の変化に対する副絞りユニット108の絞り開口径(以下、副絞開口径ともいう)の変化を示す。横軸は焦点距離を示す。縦軸は副絞り開口径を示し、図の上側ほど副絞り開口径が広くなる。
第1の点1000は、広角端で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第2の点1001は、広角端で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第3の点1002は、広角端での無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第1の実線1009は、広角端にて至近端から無限遠端までの全域で合焦する被写体距離を変更したときの副絞り開口径の変化を示す。
第4の点1003は、中間焦点距離で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第5の点1004は、中間焦点距離で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第6の点1005は、中間の焦点距離で無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第2の実線1010は、中間の焦点距離で合焦する被写体距離を全域で変更したときの副絞り開口径が変化を示す。
第7の点1006は、望遠端で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第8の点1007は、望遠端で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第9の点1008は、望遠端で無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第3の実線1011は、望遠端で合焦する被写体距離を全域で変更したときの副絞り開口径の変化を示す。
また、第1の破線1012は、最至近距離に合焦する状態にて広角端から望遠端までの全域で焦点距離を変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。第2の破線1013は、中間の被写体距離に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。第3の破線1014は、無限遠に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。
本実施例では、焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量と合焦する被写体距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量とが互いに異なる。具体的には、焦点距離をその全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量よりも合焦する被写体距離をその全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量が大きい。これにより、変倍時と焦点調節時のそれぞれで適切な副絞り開口径の変化量を設定することができる。
以上説明したように、本実施例では、変倍時に副絞り開口径を変化させる羽根開閉部材83を回転させる第1の機構と焦点調節時に羽根開閉部材83を回転させる第2の機構とを別々に設けている。これにより、変倍時と焦点調節時のそれぞれにおいて副絞り開口径およびその変化量を適切に設定することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、副絞り駆動部材39は案内筒27に対して光軸方向における定位置にて回転可能に支持されていた。これに対して、本実施例では、副絞り駆動部材39は第5鏡筒25に対して光軸方向における定位置にて回転可能に支持されている。なお、本実施例において、実施例1と共通する機能または役割を有する部材には、実施例1と同符号を付す。
図5(a),(b)には、本実施例における副絞りユニット108およびその周辺の構成を示している。図5(b)は図5(a)を下方から見たときの案内筒27、定位置回転環40、副絞り駆動部材39、羽根開閉部材83(カムフォロア83a)およびフォーカス連絡環42の関係を示している。
本実施例でも、副絞りユニット108は第3鏡筒23に固定され、変倍時には第3鏡筒23とともに光軸方向に移動する。このため、変倍時には、副絞り駆動部材39の延出部39bに設けられたカム溝部39aによって、副絞りユニット108に設けられた羽根開閉部材83がそのカムフォロア83aを介して回転される。
一方、副絞り駆動部材39は、その周溝部に第5鏡筒25に径方向に突出するように形成された不図示の爪部が係合することで第5の鏡筒25に対して光軸方向における定位置にて回転可能に支持されている。変倍時においては、副絞り駆動部材39は、第5の鏡筒25とともに光軸方向に移動する。
本実施例では、副絞り駆動部材39の延出部39bにおけるフォーカス連絡環42の係合溝部42aとの係合面が、実施例1のように光軸方向に真っ直ぐに延びておらず、光軸方向に対して傾きを有するカム面(曲面)として形成されている。このカム面が第4のカムに相当する。このため、変倍時には、副絞り駆動部材39が、光軸方向に移動せずかつ回転もしないフォーカス連絡環42に対して光軸方向に移動することで、延出部39bと係合溝部42aとのカム作用によって副絞り駆動部材39が回転される。このときの副絞り駆動部材39の回転方向は、カム溝部39aによる羽根開閉部材83の回転方向と同じ又は反対の方向である。
したがって、変倍時において、羽根開閉部材83は、副絞り駆動部材39のカム溝部39aによる回転量と副絞り駆動部材39自体の回転量との合計の回転量だけ回転する。これにより、実施例1に比べて、焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量を大きく又は小さくすることができる。
また、焦点調節時においては、フォーカス連絡環42がコロ43を介して定位置回転環40に設けられたカム溝部40cにより光軸方向に移動されるとともに、案内筒27のカム溝部27aによって回転される。副絞り駆動部材39の延出部39bはフォーカス連絡環42の係合溝部42aに係合しているため、副絞り駆動部材39もフォーカス連絡環42と同じ方向に回転する。
このとき、フォーカス連絡環42が、第5鏡筒25とともに光軸方向において停止している副絞り駆動部材39に対して光軸方向に移動する。このため、副絞り駆動部材39の延出部39bとフォーカス連絡環42の係合溝部42aとのカム作用によって副絞り駆動部材39がフォーカス連絡環42に対して回転される。このときの副絞り駆動部材39の回転方向は、フォーカス連絡環42の回転方向と同じ又は反対の方向である。
したがって、焦点調節時においても、副絞り駆動部材39によって回転される羽根開閉部材83は、フォーカス連絡環42と同じ回転量に上記カム作用による副絞り駆動部材39のフォーカス連絡環42に対する回転量との合計の回転量だけ回転する。つまり、実施例1に比べて、合焦する被写体距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量を大きく又は小さくすることができる。
図5(c)には、変倍による焦点距離の変化および焦点調節による合焦する被写体距離の変化に対する副絞りユニット108の絞り開口径(副絞開口径)の変化を示す。横軸は焦点距離を示す。縦軸は副絞り開口径を示し、図の上側ほど副絞り開口径が広くなる。
第1の点1020は、広角端で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第2の点1021は、広角端で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第3の点1022は、広角端での無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第1の実線1029は、広角端にて至近端から無限遠端までの全域で合焦する被写体距離を変更したときの副絞り開口径の変化を示す。
第4の点1023は、中間焦点距離で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第5の点1024は、中間焦点距離で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第6の点1025は、中間の焦点距離で無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第2の実線1030は、中間の焦点距離で合焦する被写体距離を全域で変更したときの副絞り開口径が変化を示す。
第7の点1026は、望遠端で最至近距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第8の点1027は、望遠端で中間の被写体距離に合焦するときの副絞り開口径を示す。第9の点1028は、望遠端で無限遠に合焦するときの副絞り開口径を示す。第3の実線1031は、望遠端で合焦する被写体距離を全域で変更したときの副絞り開口径の変化を示す。
また、第1の破線1032は、最至近距離に合焦する状態にて広角端から望遠端までの全域で焦点距離を変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。第2の破線1033は、中間の被写体距離に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。第3の破線1034は、無限遠に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化を示す。
本実施例でも、実施例1と同様に、焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量よりも合焦する被写体距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量が大きい。また、本実施例では、望遠端にて合焦する被写体距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量(第3の実線1031)と最至近距離に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させた場合の副絞り開口径の変化量(第1の破線1032)とが実施例1に比べて大きい。一方、中間の被写体距離に合焦する状態で焦点距離を全域で変化させたときの副絞り開口径の変化量(第2の破線1033)は、実施例1に比べて小さい。
このように、本実施例によれば、変倍時および焦点調節時における副絞り開口径およびその変化量を実施例1とは異なるように設定することができる。
なお、本実施例では、焦点調節時における副絞り駆動部材39の回転量(つまりは副絞り開口径の変化量)を、副絞り駆動部材39の延出部39bとフォーカス連絡環42の係合溝部42aとのカム作用によって焦点距離に応じて変化させる場合について説明した。しかし、フォーカスキー36の回転量を変更することで、焦点調節時における副絞り開口径の変化量を焦点距離に応じて異ならせてもよい。
また、上記各実施例では主および副絞りユニットを交換レンズのレンズ鏡筒に設けた場合について説明したが、レンズ一体型撮像装置(光学機器)のレンズ鏡筒に主および副絞りユニットを設けてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
2 交換レンズ(レンズ鏡筒)
39 副絞り駆動部材
39a カム溝部
40 定位置回転環
41 フォーカス連結キー
81 絞り羽根
83 羽根開閉部材
108 副絞りユニット

Claims (9)

  1. 光軸方向に移動して変倍を行う変倍レンズと、
    前記光軸方向に移動して焦点調節を行う焦点調節レンズと、
    光軸回り方向に回転して前記焦点調節レンズを前記光軸方向に移動させる第1の回転部材と、
    第1の絞り羽根および前記光軸回り方向に回転して前記第1の絞り羽根を移動させる第2の回転部材を有する第1の絞りユニットと、
    前記第1の回転部材の回転が伝達されることで前記光軸回り方向に回転する第3の回転部材と、
    変倍時において前記第2の回転部材と前記第3の回転部材とが前記光軸方向に相対移動することによって前記第2の回転部材を前記光軸回り方向に回転させる第1の機構と、
    焦点調節時において前記第1の回転部材の回転を伝達して前記第3の回転部材を回転させ、該第3の回転部材の回転を伝達して前記第2の回転部材を回転させる第2の機構とを有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1の回転部材は、前記焦点調節レンズの前記光軸方向への移動に伴って前記光軸回り方向に回転し、
    前記第1の絞りユニットは、前記変倍レンズの前記光軸方向への移動とともに該光軸方向に移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1の機構は、前記第2および第3の回転部材のうち一方に設けられた第1のカムと他方に設けられて前記第1のカムに係合するカムフォロアとを含み、前記第1のカムと前記カムフォロアとの相対移動によって前記第2の回転部材を回転させ、
    前記第2の機構は、前記第1の回転部材の回転が伝達された前記3の回転部材の回転を、前記第1のカムと前記カムフォロアとの前記光軸回り方向での係合によって前記第2の回転部材に伝達することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第2の機構は、前記第1の回転部材の回転量に対して前記第3の回転部材の回転量を小さくするように前記第1の回転部材の回転を前記第3の回転部材に伝達する回転伝達機構を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記回転伝達機構は、
    前記第3の回転部材に対して、前記光軸方向への移動が可能であるとともに前記光軸回り方向において係合する中間伝達部材と、
    前記第1の回転部材とともに前記光軸回り方向に回転して前記中間伝達部材を前記光軸方向に移動させる第2のカムと、
    前記光軸方向に移動する前記中間伝達部材を前記光軸回り方向に回転させる第3のカムとを有し、
    前記第3のカムの前記光軸回り方向での長さが、前記第2のカムの前記光軸回り方向での長さよりも短いことを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記中間伝達部材が前記第3の回転部材に対して前記光軸方向に移動することにより該第3の回転部材を前記中間伝達部材に対して前記光軸回り方向に回転させる第4のカムを有することを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記変倍を広角端から望遠端まで行ったときと前記焦点調節を至近端から無限遠端まで行ったときとで前記第1の絞り羽根により形成される絞り開口の大きさの変化量が異なることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 第2の絞り羽根および該第2の絞り羽根を移動させるアクチュエータを有する第2の絞りユニットをさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
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