JP2019159019A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ティルトによる被写体面の傾きの調節を容易にするレンズ装置を提供する。【解決手段】、本発明は、複数のレンズを備える撮像光学系と、撮像光学系を傾けることで撮像光学系の光軸と撮像面の法線とのなす角度を変更するティルト部と、撮像光学系の傾きを操作する操作部材と、を有し傾きは、操作部材の操作量に対し非線形に変化する。【選択図】図1
Description
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
レンズまたは撮像素子をティルト機構により傾斜させ、撮像面に対する被写体面(被写体側でピントの合う範囲)を傾けて撮影する撮像装置が知られている。このような撮像装置においては、被写体面を傾けることで被写界深度を浅くして、ピントの合う範囲を狭くし、ジオラマ風の画像を取得するなど、様々な条件で撮影が可能となる。しかし、その一方で、撮像装置の調節が複雑となるという課題があった。
特許文献1は、ピントの合った状態で初期設定されたズームレンズの撮影距離とあおり量を記憶し、その後ズーミングによる焦点距離の変更があった場合、その記憶値に基づきあおり量の補正量を演算し、あおり機構を動作させることで、自動的にピントの合った状態を保持している。
しかしながら、特許文献1のズームレンズでは、ピント合わせについては容易になっているものの、被写体面の傾きの調節について依然として困難であった。
本発明は、ティルトによる被写体面の傾きの調節を容易にするレンズ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のレンズを備える撮像光学系と、撮像光学系を傾けることで撮像光学系の光軸と撮像面の法線とのなす角度を変更するティルト部と、撮像光学系の傾きを操作する操作部材と、を有し傾きは、操作部材の操作量に対し非線形に変化する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ティルトによる被写体面の傾きの調節を容易にするレンズ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(実施例1)
(実施例1)
図1は、実施例1に係るレンズ装置とカメラ本体の構成を示す断面図である。図1においては、実施例1に係るレンズ装置2とレンズ装置2が取り外し可能に装着される撮像装置としての一眼レフデジタルカメラ本体(以下、単にカメラ本体という)1の構成を示す。また、図1では、レンズ光軸(以下、単に光軸という)OAに沿った光軸方向をZ方向とし、光軸OAに対して直交する方向であって撮像面に平行な2方向のうち横方向をX方向、縦方向をY方向とする。なお、本実施例では、レンズ装置2とカメラ本体1が別体である場合について説明するが、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどのレンズ一体型の撮像装置であってもよい。
まず、カメラ本体1の構成について説明する。メインミラー3は、図1に示したようにレンズ装置2からの光束の光路上に配置された状態で、該光束の一部を反射してファインダ光学系(7、8)に導き、残りの光束を透過させる。メインミラー3の背後(撮像面側)に配置されたサブミラー4は、メインミラー3を透過した光束を反射して焦点検出ユニット5に導く。メインミラー3およびサブミラー4は、不図示の駆動機構により光路上から退避することができる。
焦点検出ユニット5は、位相差検出方式によりレンズ装置2の焦点状態の検出(焦点検出)を行う。撮像素子6は、CCDセンサまたはCMOSセンサにより構成される。撮像素子6の受光面(撮像面)上にはレンズ装置2からの光束による被写体像が形成される。撮像素子6は、撮像光学系により結像された被写体像を電気信号に変換する。デイスプレイパネル9は、撮像信号から不図示の信号処理部により生成された画像や様々な撮像に関する情報を表示する。
なお、本実施例では、カメラ本体1として、メインミラー3、サブミラー4および焦点検出ユニット5を有する一眼レフカメラであるが、メインミラー3、サブミラー4および焦点検出ユニット5を持たない、いわゆるミラーレスカメラであってもよい。また、焦点検出ユニット5を設ける代わりに、撮像素子6からの撮像信号を用いて撮像面位相差検出方式での焦点検出を行ってもよい。また、撮像素子6から得られる撮像信号を用いてコントラスト検出方式による焦点検出を行ってもよい。
レンズ装置2は、複数の撮像光学系を有する。撮像光学系は、物体側から撮像面側に順に、第1レンズユニット101、第2レンズユニット102、第3レンズユニット103、絞りユニット105および第4レンズユニット104を有する。第1、第2、第3および第4レンズユニット101〜104および絞りユニット105は撮像光学系の一部を構成している。レンズ装置2において、後述する案内筒24とカム筒23との光軸OA回りでの相対回転により、第1〜第4レンズユニット101〜104が光軸方向に移動する。
第1レンズユニット101は第1レンズ保持枠111により保持され、第2レンズユニット102は第2レンズ保持枠112により保持されている。第3レンズユニット103は第3レンズ保持枠113により保持され、第4レンズユニット104は第4レンズ保持枠114により保持されている。
絞りユニット105は、カメラ本体1に入射する光量を調節する。絞りユニット105と制御部106とは不図示のフレキシブルプリント基板により電気的に接続されている。制御部106は、例えば、CPU(セントラルプロセッシングユニット)であって、電気信号によりレンズ装置2内の各種制御を行う。
フォーカス操作環21が回転されると、連結キー22を介してカム筒23に回転力を伝達する。カム筒23が案内筒24に対して回転されると、カム筒23と案内筒24にそれぞれ設けられたカム溝と直進溝に係合するカムフォロア121および122により、第1〜第4レンズユニット101〜104が光軸方向に進退される。フォーカス操作環21、案内筒24、カム筒23および直進筒23等によってマニュアルフォーカス機構が構成される。
次に、レンズ装置2におけるティルト/シフト機構について説明する。全体回転部30は、カメラ本体1と接続されるマウント25に固定された固定部材31に光軸OA回りで回転可能に連結されており、レンズ装置2のうち全体回転部30よりも物体側の部分(以下、回転可能部分という)を光軸OA回りで回転させる。回転可能部分の回転量(角度)は、角度検出部32によって検出される。
シフト部33は、全体回転部30に対して光軸OAに対して直交する方向(シフト方向)にシフト可能に連結されており、レンズ装置2のうちシフト部33よりも物体側の部分(以下、シフト可能部分という)をシフト方向に平行移動させる。シフト部33は、不図示のシフト操作ノブの回転操作をシフト方向の力に変換してシフト可能部分をシフトさせる機構を備えている。シフト可能部分のシフト量は、シフト量検出部34によって、シフト方向(上下方向)とともに検出される。
TS回転部36は、シフト部33とティルト部35を相対的に回転させる(以下、TS回転という)。ティルト部35は、レンズ装置2のうちティルト部35よりも物体側の撮像光学系を含む部分(以下、ティルト可能部分という)を、光軸OAに対して直交する軸回りでシフト部33に対して(つまりはカメラ本体1に対して)傾斜させる。即ち、撮像光学系を傾けることで光軸OAと撮像面の法線とのなす角度を変更する。
具体的には、TS回転部36に設けられた凹面とティルト部35に設けられた凸面とが、同一の中心軸(ティルト中心)と同一の半径を有す半円筒面として形成されて互いに当接している。ティルト部35に設けられた凸面がTS回転部36に設けられた凹面に対して摺動することでティルト可能部分がティルト方向に回転(ティルト)する。ティルト部35は、ティルト操作ノブ37(操作部材)の回転操作をティルト方向の力に変換し、出力することでティルト可能部分をティルトさせる歯車部を有する。歯車部は、ティルト操作ノブ37に直結された入力歯車部38と、ティルト回転中心に軸を持つ出力歯車39とがかみ合うことにより、ティルト駆動可能としている。歯車部の詳細については後述する。
全体回転部30、シフト部33、ティルト部35およびTS回転部36により、あらゆる方向へのシフトとティルトを組み合わせて行わせることができる。ティルト部35と案内筒24は不図示の締結手段によって固定されている。
次に、シャインプルーフの原理について図2を用いて説明する。図2は、シャインプルーフの原理についての説明図である。レンズ装置2における撮像光学系の光軸OAが撮像面201の法線に対して傾いている(つまりは撮像光学系の主面205が撮像面201に対して傾いている)とき、シャインプルーフの原理により、物体側におけるピントが合う範囲が決定される。図2では、撮像面201の法線Nに対して撮像光学系202の光軸OAが傾いている場合においてピントが合う範囲(被写体面)203を示している。
シャインプルーフの原理とは、図2に示すように撮像面201と撮像光学系の202の主面205とがある同一直線上の交点204で交わるとき、ピントが合う被写体面203もまた交点204を通るというものである。
撮影したい物体が奥行きを持つとき、その奥行きに沿うようにピントが合う被写体面203を傾けることで、物体の手前から奥までピントを合わせることができる。ティルトができないレンズにより奥行き部分にピントを合わせるときには絞りを絞って被写界深度を深くする方法が一般的である。これに対して、ティルトが可能なレンズでは、絞りが開放であってもティルトすることによって物体の奥行きに合わせてピントを合わせることが可能となる。
また、撮像光学系202の主面205を奥行きのある物体の傾きとは反対方向にティルトさせる逆ティルト撮影では、ピントが合う被写体面203を物体の奥行き方向に対して直角に近い角度で交差させることも可能である。この場合、ピントが合う範囲を極端に狭くすることができ、ジオラマ風の画像を取得することが可能である。
ここで図2において、光学系の焦点距離をf、軸上の被写体距離をa、ティルト角をαとすると、被写体面203が撮像面201となす角度θ(以降、被写体面角度という)との関係式は
tanθ=(a/f)tanα・・・式(1)
と表すことができる。
tanθ=(a/f)tanα・・・式(1)
と表すことができる。
したがって、ティルト操作ノブ37の操作量をx、光学系の光軸OAの傾きをyとし、xとyとが比例し、かつティルト角αと光学系の光軸OAの傾きyとが等しいとすると、ティルト操作ノブ37を回転させた時に被写体面角度の変化が一定にならない。
図3は、実施例1におけるティルト操作ノブ操作量と被写体面角度の関係図である。縦軸は、被写体面角度を示している。横軸は、ティルト操作ノブ37の操作量を示している。図3の線Aで示すように被写体距離1mの場合、ティルト開始時(ティルト操作ノブ操作量が0の付近)に被写体面が傾く変化量が大きく、ティルト操作ノブ37の操作量が大きくなると被写体面が傾く変化量が小さくなる。そのため、減速比が一定の歯車を使用すると、ティルト操作ノブ37を回転させた時に被写体面角度の変化が一定にならない。
そこで、本実施例では非円形の歯車を使用することで、ティルト操作ノブ37の操作量xと、撮像光学系の光軸OAの傾きyとが比例しないようにする。即ち、撮像光学系の光軸OAの傾きを、ティルト操作ノブ37の操作量に対し非線形に変化させる。
図4は、実施例1に係る入力歯車部および出力歯車の簡略図である。歯車部は、入力歯車部38および出力歯車39を含む。図4(A)は、入力歯車部38および出力歯車39をY方向から見た図である。図4(B)は、入力歯車部38をX方向から見た図である。入力歯車部38は、第1入力歯車38a、第2入力歯車38b、第3入力歯車38cを備える。ティルト操作ノブ37と第1入力歯車38aは直結されている。第1入力歯車38aの歯先38dは第2入力歯車38bの歯先38eとかみ合っている。これにより、ティルト操作ノブ37を回転操作することにより、第2入力歯車38bが回転する。
本実施例においては、第1入力歯車38aおよび第2入力歯車38bは、一例として、ともに楕円形の歯車を用いている。非円形の歯車同士をかみ合わせることにより、ティルト操作ノブ37を回転操作した際に、その操作量に応じて減速比が変化する。即ち、第2入力歯車38bの回転軸38fの回転量は、ティルト操作ノブ37の回転量に対し、非線形に変化する。
第3入力歯車38cは、正円形の歯車であって、第3入力歯車38cの歯先38gは、出力歯車39の歯先39aとかみ合う。第3入力歯車38cは、第2入力歯車38bの回転軸38fと同一の回転軸中心で回転するため、第3入力歯車38cの回転量は、ティルト操作ノブ37の回転量(操作量)に対し、非線形に変化することとなる。出力歯車39は、第3入力歯車38cの回転量に応じて、ティルト可能部分を傾斜させる。
図3の線Bで示すように、ある被写体距離において、ティルト操作ノブ操作量と被写体面角度の変化が一定になるようにするためには、式(1)の被写体面角度θが一定となるような減速比の変化を入力歯車部38と、出力歯車39とで得られるようにすればよい。即ち、歯車部は、非円形の歯車を含むことにより、ティルト可能部分の傾きが大きくなるにつれてティルト操作ノブ37の操作量に対する出力量を大きくする構成とする。
本実施例によれば、ティルト角によらずティルト操作ノブ37の操作量と被写体面角度の変化を一定にすることができる。したがって、ティルト撮影時の操作性向上に有利なあおり撮影可能な撮像装置を提供することができる。
(実施例2)
(実施例2)
以下、図5、6を参照して、本発明の第2の実施例によるティルト操作量と被写体面角度の変化を一定にする方法の変形例を示す。本実施例において、実施例1と共通する構成要素については、実施例1と同符号を付して説明に代える。
図5は、実施例2に係るレンズ装置とカメラ本体の構成を示す断面図である。本実施例に係るレンズ装置2は、操作量検出部402およびティルト量検出部422を備える。操作量検出部402は、例えば、センサなどであって、ティルト操作ノブ372の操作量を検出する。ティルト量検出部422は、例えば、センサなどであって、ティルト部35のティルト可能部分のティルト量および、ティルト方向(上下方向あるいは左右方向)を検出する。
入力歯車382はモータ412の出力軸に組付けられている。また、入力歯車382と、ティルト回転中心に軸を持つ出力歯車392とがかみ合っており、モータ412が駆動することで、ティルト駆動可能としている。即ち、モータ412はティルト駆動部である。
ティルト操作ノブ372が操作されると、操作量検出部402が操作量を検出する。操作量検出部402は、検出した操作量情報を制御部106に出力する。制御部106は、操作量情報と、ティルト量検出部422の出力結果に基づき予め設定されたパラメータに応じて被写体面角度の変化が一定になるように、モータ412の駆動量を決定する。即ち、ティルト可能部分のティルト量(傾き量)が大きくなるにつれて、操作量に対する駆動量は大きくなるように決定される。これにより被写体面角度の変化を一定にすることが可能となる。
図6は、実施例2におけるティルト操作ノブ操作量と被写体面角度の関係図である。ティルト操作ノブ372と入力歯車382の関係が一定の場合、図6の線A、Bに示すように、被写体までの距離が変化した場合、ティルト操作ノブ372の操作量に応じた被写体面角度の変化量も変化してしまう。
そこで、制御部106は、被写体までの距離に応じて、モータ412の駆動量をさらに補正することで、ティルト操作ノブ372の操作量に応じた被写体面角度の変化量を図6の線Cに示すように一定にする。補正値としては実施例1の式(1)より被写体面角度θの変化が一定になるような値を入れれば良い。
本実施例によれば、被写体までの距離が変化した場合でも被写体面角度の変化を一定にすることができる。したがって、ティルトによる被写体面の傾きの調節が容易となる。
(その他の実施例)
(その他の実施例)
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、ティルト部35は、撮像素子を傾けることで撮像光学系の光軸OAと撮像面の法線とのなす角度を変更しても良い。また、制御部は、レンズ装置2側に備えられていても良いし、カメラ本体1側に備えられていても良い。
1 カメラ本体
2 レンズ装置
35 ティルト部
37,372 ティルト操作ノブ
38 入力歯車部
39,392 出力歯車
402 操作量検出部
412 モータ
422 ティルト量検出部
2 レンズ装置
35 ティルト部
37,372 ティルト操作ノブ
38 入力歯車部
39,392 出力歯車
402 操作量検出部
412 モータ
422 ティルト量検出部
Claims (14)
- 複数のレンズを備える撮像光学系と、
前記撮像光学系を傾けることで前記撮像光学系の光軸と撮像面の法線とのなす角度を変更するティルト部と、
前記撮像光学系の傾きを操作する操作部材と、を有し
前記傾きは、前記操作部材の操作量に対し非線形に変化する、ことを特徴とするレンズ装置。 - 前記操作部材の操作を前記ティルト部に出力する歯車部を有し、
前記歯車部は、前記傾きが大きくなるにつれて前記操作量に対する出力量を大きくする、ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。 - 前記歯車部は、非円形の歯車を含む、ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
- 前記歯車部は、前記操作部材により回転される非円形の第1入力歯車と、前記第1入力歯車とかみ合う第2入力歯車と、前記第2入力歯車の回転軸と同一の回転軸中心に回転する第3入力歯車と、前記第3入力歯車とかみ合い、前記撮像光学系を傾ける出力歯車と、を備える、ことを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記ティルト部における前記撮像光学系の傾き量を検出するティルト量検出部と、
前記操作部材の操作量を検出する操作量検出部と、
前記操作量に基づき前記ティルト部を駆動するティルト駆動部と、
前記ティルト駆動部の駆動量を決定する制御部と、をさらに有し、
前記制御部は、前記傾き量と前記操作量とに基づき、前記駆動量を決定する、ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズ装置。 - 前記制御部は、前記傾き量が大きくなるにつれて、前記操作量に対する前記駆動量を大きくする、ことを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
- 前記制御部は、被写体までの距離に応じて、前記駆動量を補正する、ことを特徴とする請求項請求項5又は6に記載のレンズ装置。
- 複数のレンズを備える撮像光学系と、
前記撮像光学系により結像された被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像光学系または前記撮像素子を傾けることで前記撮像光学系の光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト部と、
前記撮像光学系または前記撮像素子の傾きを操作する操作部材と、を有し
前記傾きは、前記操作部材の操作量に対し非線形に変化する、こと特徴とする撮像装置。 - 前記操作部材の操作を前記ティルト部に出力する歯車部を有し、
前記歯車部は、前記傾きが大きくなるにつれて前記操作量に対する出力量を大きくする、ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記歯車部は、非円形の歯車を含む、ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記歯車部は、前記操作部材により回転される非円形の第1入力歯車と、前記第1入力歯車とかみ合う第2入力歯車と、前記第2入力歯車の回転軸と同一の回転軸中心に回転する第3入力歯車と、前記第3入力歯車とかみ合い、前記撮像光学系または前記撮像素子を傾ける出力歯車を備える、ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記ティルト部における前記撮像光学系または前記撮像素子の傾き量を検出するティルト量検出部と、
前記操作部材の操作量を検出する操作量検出部と、
前記操作量に基づき前記ティルト部を駆動するティルト駆動部と、
前記ティルト駆動部の駆動量を決定する制御部と、をさらに有し、
前記制御部は、前記傾き量と前記操作量とに基づき、前記駆動量を決定する、ことを特徴とする、請求項8乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記傾き量が大きくなるにつれて、前記操作量に対する前記駆動量を大きくする、ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
- 前記制御部は、被写体までの距離に応じて、前記駆動量を補正する、ことを特徴とする請求項請求項12又は13に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018043233A JP2019159019A (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | レンズ装置および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018043233A JP2019159019A (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | レンズ装置および撮像装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2018043233A Pending JP2019159019A (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | レンズ装置および撮像装置 |
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2018
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