JP2017095968A - 自動ドアシステムおよび指示受付装置 - Google Patents

自動ドアシステムおよび指示受付装置 Download PDF

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元昭 古野
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Abstract

【課題】 利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる自動ドアシステムおよび指示受付装置を提供する。
【解決手段】 自動ドアシステムは、ドアと、ドアを駆動するドア駆動装置と、ドア駆動装置に特定の動作を実行させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置とを備え、指示受付装置は、操作を受け付ける複数の操作部を備える操作装置と、操作装置の少なくとも一部の操作部に対する特定の操作パターンによって特定の指示をS243またはS248において受け付ける指示受付手段とを備え、特定の操作パターンは、2つの操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含む(S237、S238、S240、S245)ことを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ドアを駆動するための指示を受け付ける自動ドアシステムおよび指示受付装置に関する。
従来、近傍にかざされた手指などの物体を近赤外線反射方式によって検出することによって、ドアを駆動するための指示を受け付ける自動ドア用非接触スイッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−159293号公報
しかしながら、従来の自動ドア用非接触スイッチにおいては、近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体を検出する可能性がある。したがって、従来の自動ドア用非接触スイッチを備えた自動ドアシステムにおいては、利用者が意図していない指示を受け付けてドアを駆動する可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる自動ドアシステムおよび指示受付装置を提供することを目的とする。
本発明の自動ドアシステムは、ドアと、前記ドアを駆動するドア駆動装置と、前記ドア駆動装置に特定の動作を実行させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置とを備え、前記指示受付装置は、操作を受け付ける複数の操作部を備える操作装置と、前記操作装置の少なくとも一部の前記操作部に対する特定の操作パターンによって前記特定の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、前記特定の操作パターンは、2つの前記操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含むことを特徴とする。
この構成により、本発明の自動ドアシステムは、何れか1つの操作部が単に操作されただけでドアを駆動するのではなく、2つの操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含む操作パターンによってドアを駆動するので、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって何れかの操作部が誤って操作を受け付けたとしても、移動式操作を含む操作パターンでなければドアを駆動しない。したがって、本発明の自動ドアシステムは、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記特定の操作パターンは、少なくとも2回の前記移動式操作を含み、前記2回の移動式操作の一方において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの特定の方向における位置の変化方向と、前記2回の移動式操作の他方において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの前記特定の方向における位置の変化方向とは、互いに反対方向であっても良い。
この構成により、本発明の自動ドアシステムは、ドアを駆動するための操作パターンにおける複数の操作部への一連の操作において特定の方向における操作位置を戻す必要があるので、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によってこの操作パターンが操作部に偶然に入力される可能性を抑えることができる。したがって、本発明の自動ドアシステムは、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記特定の方向は、水平方向であっても良い。
人間などの物体は、通行する場合に水平方向に移動する。そのため、複数の操作部の水平方向における位置が異なっている場合、これらの操作部の近傍を物体が通行するときに、この物体の通行によってこれらの操作部に連続して操作が受け付けられる可能性がある。しかしながら、本発明の自動ドアシステムは、ドアを駆動するための操作パターンにおける複数の操作部への一連の操作において水平方向における操作位置を戻す必要があるので、操作装置の近傍を人間などの物体が通行する場合にこの物体の通行によってこの操作パターンが操作部に偶然に入力される可能性を抑えることができる。したがって、本発明の自動ドアシステムは、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムは、前記特定の操作パターンに含まれる少なくとも1回の前記移動式操作において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部と、後に操作される前記操作部とは、垂直方向における位置が異なっても良い。
人間などの物体は、通行する場合に水平方向に移動するが、垂直方向に移動することは少ない。本発明の自動ドアシステムは、垂直方向における位置が異なる2つの操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含む操作パターンによってドアを駆動するので、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記特定の操作パターンは、前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの垂直方向における位置の変化方向が上方向である前記移動式操作を含まなくても良い。
垂直方向における下側から上側への操作は、例えば重力に逆らって手指などの物体の位置を変更しなければならないなどの理由のために、垂直方向における上側から下側への操作と比較して、人間にとって実行し難い。本発明の自動ドアシステムは、垂直方向における下側から上側への操作を含まない操作パターンによってドアを駆動するので、操作装置に対する操作性を向上することができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記複数の操作部は、三角形の3つの頂点の位置に1つずつ配置された前記操作部であっても良い。
3つの操作部の全てが同一直線上に配置されている構成である場合、3つの操作部のうち中央の操作部が操作される場合に、この操作部以外の2つの操作部が誤って操作を受け付ける可能性がある。しかしながら、本発明の自動ドアシステムは、3つの操作部が三角形の3つの頂点の位置に配置されているので、3つの操作部の全てが同一直線上に配置されている構成とは異なり、何れか1つの操作部が操作される場合に、この操作部以外の2つの操作部が誤って操作を受け付けることを抑えることができる。したがって、本発明の自動ドアシステムは、操作装置に対する操作性を向上することができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記操作部は、非接触で操作を受け付けても良い。
操作部が非接触で操作を受け付ける場合、操作部が接触によって操作を受け付ける構成と比較して、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって何れかの操作部が誤って操作を受け付ける可能性が高い。しかしながら、本発明の自動ドアシステムは、移動式操作を含む操作パターンでなければドアを駆動しないので、操作部が非接触で操作を受け付ける構成であっても、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記指示受付手段は、複数の前記特定の操作パターンのそれぞれによって、前記ドア駆動装置にそれぞれ異なる前記特定の動作を実行させる前記特定の指示を受け付けても良い。
この構成により、本発明の自動ドアシステムは、1つの操作装置によって操作パターンに応じて複数の動作をドア駆動装置に実行させるので、1つの操作装置によって1つの動作のみをドア駆動装置に実行させる構成と異なり、複数の動作をドア駆動装置に実行させる場合に複数の操作装置を備える必要がない。したがって、本発明の自動ドアシステムは、1つの操作装置によって1つの動作のみをドア駆動装置に実行させる構成と比較して、複数の動作をドア駆動装置に実行させる場合に、小型化することができるとともに、ドアを駆動するための操作性を向上することができる。
本発明の自動ドアシステムにおいて、前記指示受付装置は、前記複数の操作部のうち次に操作すべき前記操作部の位置を色の変化によって示す操作案内手段を備えても良い。
この構成により、本発明の自動ドアシステムは、複数の操作部のうち次に操作すべき操作部の位置を色の変化によって示すので、操作装置に対する操作性を向上することができる。
本発明の指示受付装置は、ドアと、前記ドアを駆動するドア駆動装置とを備える自動ドアシステムに備えられ、前記ドア駆動装置に特定の動作を実行させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置であって、操作を受け付ける複数の操作部を備える操作装置と、前記操作装置の少なくとも一部の前記操作部に対する特定の操作パターンによって前記特定の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、前記特定の操作パターンは、2つの前記操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含むことを特徴とする。
この構成により、本発明の指示受付装置は、何れか1つの操作部が単に操作されただけでドア駆動装置にドアを駆動させるのではなく、2つの操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含む操作パターンによってドア駆動装置にドアを駆動させるので、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって何れかの操作部が誤って操作を受け付けたとしても、移動式操作を含む操作パターンでなければドア駆動装置にドアを駆動させない。したがって、本発明の指示受付装置は、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
本発明の自動ドアシステムおよび指示受付装置は、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
(a)本発明の一実施の形態に係る自動ドアシステムの正面図である。 (b)図1(a)に示す自動ドアシステムの背面図である。 図1(a)のI−I矢視断面図である。 図1に示す操作装置の正面図である。 図3に示す操作装置の側面図である。 図1に示す自動ドアシステムのブロック図である。 ドアが閉まっている場合に補助センサーが物体を検知したときの図5に示すドア駆動コントローラーの動作のフローチャートである。 ドアが閉まっている場合に人間が補助センサーの検知範囲に入っている状態での図1に示す自動ドアシステムの正面図である。 ドアが閉まっている場合に補助センサーによる物体の検知が通知されたときの図5に示す指示受付コントローラーの動作のフローチャートである。 図8の続きのフローチャートである。 (a)一番上のセンサーの周囲のLEDが点灯させられた状態での図3に示す操作装置の正面図である。 (b)下の2つのセンサーの周囲のLEDが点灯させられた状態での図3に示す操作装置の正面図である。 (a)右下のセンサーの周囲のLEDが点灯させられた状態での図3に示す操作装置の正面図である。 (b)左下のセンサーの周囲のLEDが点灯させられた状態での図3に示す操作装置の正面図である。 ドアが閉まっている場合に操作パターンAの受け付けが通知されたときの図5に示すドア駆動コントローラーの動作のフローチャートである。 ドアが全開である状態での図1に示す自動ドアシステムの正面図である。 ドアが閉まっている場合に操作パターンBの受け付けが通知されたときの図5に示すドア駆動コントローラーの動作のフローチャートである。 ドアが半開である状態での図1に示す自動ドアシステムの正面図である。 図3に示す操作装置とは異なる操作装置の一例の正面図である。 (a)図3および図16に示す操作装置とは異なる操作装置の一例の正面図である。 (b)図3、図16および図17(a)に示す操作装置とは異なる操作装置の一例の正面図である。 (a)図3、図16および図17に示す操作装置とは異なる操作装置の一例の正面図である。 (b)図3、図16、図17および図18(a)に示す操作装置とは異なる操作装置の一例の正面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る自動ドアシステムの構成について説明する。
図1(a)は、本実施の形態に係る自動ドアシステム10の正面図である。図1(b)は、自動ドアシステム10の背面図である。図2は、図1(a)のI−I矢視断面図である。
図1および図2に示すように、自動ドアシステム10は、建物の部屋の壁180に設置されていて、部屋の出入口を形成することができる。図1(a)に示す正面側が部屋の外側であり、図1(b)に示す背面側が部屋の内側である。ここで、部屋とは、例えば、医療機関における手術室、工場におけるクリーンルームなどである。
自動ドアシステム10は、壁180の開口部181に固定されている一対の枠体21と、水平方向のうち壁180の延在方向である矢印10aに示す方向に壁180に対して移動可能なドア22と、壁180に対して固定されている建具であるフィックス23と、ドア22およびフィックス23に対して矢印10bで示す垂直方向における上側に配置されている無目24とを備えている。フィックス23は、ドア22に対して部屋の外側と、部屋の内側とに1枚ずつ設けられており、ドア22の戸袋を形成している。
自動ドアシステム10は、部屋の外側に存在する物体を検知するセンサーであって部屋の外側で無目24に配置されている補助センサー31と、部屋の内側に存在する物体を検知するセンサーであって部屋の内側で無目24に配置されている補助センサー32とを備えている。補助センサー31は、図1(a)において一点鎖線で示す検知範囲31aに赤外線を照射するとともに、照射した赤外線の反射量を検出しており、反射量の変化によって、物体を検知するようになっている。同様に、補助センサー32は、図1(b)において一点鎖線で示す検知範囲32a内の物体を検知するようになっている。補助センサー31および32は、ドア22の移動を検知しないように、一対の枠体21で囲まれた範囲を検知しないようになっている。
自動ドアシステム10は、ドア22が開いた場合に形成される出入口を通過する物体を検知するセンサーであって部屋の外側に配置されている補助光電スイッチ33と、ドア22が開いた場合に形成される出入口を通過する物体を検知するセンサーであって部屋の内側に配置されている補助光電スイッチ34とを備えている。補助光電スイッチ33および補助光電スイッチ34は、補助センサー31および32によって検知することができない範囲をカバーするセンサーである。補助光電スイッチ33は、枠体21に設置されていて図1(a)において一点鎖線で示す線33a上に光を発する発光部33bと、フィックス23に設置されていて光を受ける受光部33cとを備えており、発光部33bから発せられた光が受光部33cによって受けられなかった場合に、物体を検知するようになっている。同様に、補助光電スイッチ34は、枠体21に設置されていて図1(b)において一点鎖線で示す線34a上に光を発する発光部34bと、フィックス23に設置されていて光を受ける受光部34cとを備えており、発光部34bから発せられた光が受光部34cによって受けられなかった場合に、物体を検知するようになっている。なお、補助光電スイッチ33および補助光電スイッチ34は、発光部と、受光部との配置が逆であっても良い。
自動ドアシステム10は、ドア22を駆動させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置40を備えている。指示受付装置40は、部屋の外側において壁180に設置されている操作装置50と、部屋の外側においてドア22に設置されている操作装置60と、部屋の内側において壁180に設置されている操作装置70と、部屋の内側においてドア22に設置されている操作装置80とを備えている。操作装置60、70および80の構成は、操作装置50の構成と同様である。したがって、以下においては、操作装置50、60、70および80を代表して、操作装置50の構成について説明する。
図3は、操作装置50の正面図である。図4は、操作装置50の側面図である。
図3および図4に示すように、操作装置50は、物体を検知する非接触式のセンサー51、52および53を備えている。センサー51、52および53は、それぞれ、外径が約30mmの円形のセンサーである。センサー51、52および53は、三角形の3つの頂点の位置に1つずつ配置されている。センサー51は、センサー52および53に対して矢印10bで示す垂直方向における位置が上側である。
センサー51は、図4において一点鎖線で示す正面側の検知範囲51aに赤外線を照射するとともに、照射した赤外線の反射量を検出しており、反射量の変化によって、物体を検知するようになっている。検知範囲51aは、操作を受け付ける操作部を構成している。
また、センサー52は、図4において一点鎖線で示す正面側の検知範囲52aに赤外線を照射するとともに、照射した赤外線の反射量を検出しており、反射量の変化によって、物体を検知するようになっている。検知範囲52aは、操作を受け付ける操作部を構成している。
同様に、センサー53は、図示していない正面側の検知範囲に赤外線を照射するとともに、照射した赤外線の反射量を検出しており、反射量の変化によって、物体を検知するようになっている。この検知範囲は、操作を受け付ける操作部を構成している。
以上のように、操作装置50は、操作を受け付ける3つの操作部を備えている。すなわち、3つの操作部は、三角形の3つの頂点の位置に1つずつ配置されている。
操作装置50は、センサー51の周囲に配置されている3つのLED(Light Emitting Diode)54と、センサー52の周囲に配置されている3つのLED55と、センサー53の周囲に配置されている3つのLED56とを備えている。
図5は、自動ドアシステム10のブロック図である。
図5に示すように、自動ドアシステム10は、上述した指示受付装置40と、ドア22(図1参照。)を駆動するドア駆動装置100とを備えている。
指示受付装置40は、ドア22を駆動させるための特定の指示を受け付けるための指示受付コントローラー90を備えている。
指示受付コントローラー90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行する。
指示受付コントローラー90は、CPUがROMに記憶されているプログラムを実行することによって、操作装置50、60、70および80の少なくとも一部の操作部に対する特定の操作パターンによって特定の指示を受け付ける指示受付手段91、および、複数の操作部のうち次に操作すべき操作部の位置を色の変化、すなわち、LEDの点灯および消灯によって示す操作案内手段92として機能する。
ドア駆動装置100は、ドア22を駆動するモーターなどの部品から構成されるドア駆動部110と、ドア駆動部110を制御するドア駆動コントローラー120とを備えている。
ドア駆動コントローラー120は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行する。
ドア駆動部110は、無目24(図1参照。)に収納されている。指示受付コントローラー90およびドア駆動コントローラー120も、無目24に収納されていても良い。
次に、自動ドアシステム10の動作について説明する。
まず、ドア22が閉まっている場合に補助センサー31および32の少なくとも一方が物体を検知したときのドア駆動コントローラー120の動作について説明する。
図6は、ドア22が閉まっている場合に補助センサー31および32の少なくとも一方が物体を検知したときのドア駆動コントローラー120の動作のフローチャートである。
図6に示すように、ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31および32の少なくとも一方が物体を検知したと判断するまで、補助センサー31および32の少なくとも一方が物体を検知したか否かを判断する(S201)。
図7は、ドア22が閉まっている場合に人間190が補助センサー31の検知範囲31aに入っている状態での自動ドアシステム10の正面図である。
図7に示すように、補助センサー31は、人間190などの物体が検知範囲31aに入ると、物体を検知する。同様に、補助センサー32は、物体が検知範囲32aに入ると、物体を検知する。
図6に示すように、ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31および32の少なくとも一方が物体を検知したとS201において判断すると、補助センサー31および32の少なくとも一方による物体の検知を指示受付コントローラー90に通知して(S202)、図6に示す動作を終了する。
次に、ドア22が閉まっている場合に補助センサー31および32の少なくとも一方による物体の検知が通知されたときの指示受付コントローラー90の動作について説明する。
図8は、ドア22が閉まっている場合に補助センサー31および32の少なくとも一方による物体の検知が通知されたときの指示受付コントローラー90の動作のフローチャートである。図9は、図8の続きのフローチャートである。
図8および図9に示すように、指示受付コントローラー90の指示受付手段91は、操作装置50、60、70および80を有効にする(S231)。ここで、操作装置を有効にするということは、操作装置の全てのセンサーによって物体を検知可能にするとともに、操作装置の全てのLEDを点灯可能にするということである。一方、操作装置を無効にするということは、操作装置の何れのセンサーによっても物体を検知不可能にするとともに、操作装置の何れのLEDをも点灯不可能にするということである。
指示受付コントローラー90の操作案内手段92は、S231の処理の後、操作装置50、60、70および80のそれぞれの3つのセンサーのうち垂直方向における一番上のセンサーの周囲のLEDを点灯させる(S232)。例えば、操作案内手段92は、図10(a)に示すように、操作装置50のセンサー51の周囲のLED54を点灯させる。
次いで、指示受付手段91は、操作装置50、60、70および80の何れか1つの3つのセンサーのうち垂直方向における一番上のセンサーが物体を検知したと判断するまで、操作装置50、60、70および80の何れか1つの3つのセンサーのうち垂直方向における一番上のセンサーが物体を検知したか否かを判断する(S233)。人間190などの利用者は、操作装置50、60、70および80の何れか1つの3つのセンサーのうち垂直方向における一番上のセンサーに手をかざすなどして、このセンサーに物体を検知させることができる。
指示受付手段91は、操作装置50、60、70および80の何れか1つの3つのセンサーのうち垂直方向における一番上のセンサーが物体を検知したとS233において判断すると、操作装置50、60、70および80のうち、物体を検知したセンサーを備えている操作装置以外の操作装置を無効にする(S234)。以下においては、理解を容易にするため、操作装置50以外の操作装置、すなわち、操作装置60、70および80が無効にされたものとして説明する。
操作案内手段92は、S234の処理の後、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち垂直方向における一番上のセンサー51の周囲のLED54を消灯し(S235)、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち垂直方向における下の2つのセンサー52および53のそれぞれの周囲のLED55および56を点灯させる(S236)。したがって、操作装置50は、図10(b)に示す状態になる。
次いで、指示受付手段91は、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち左下のセンサー52が物体を検知したか否かを判断する(S237)。人間190などの利用者は、センサー52に手をかざすなどして、センサー52に物体を検知させることができる。
指示受付手段91は、センサー52が物体を検知していないとS237において判断すると、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち右下のセンサー53が物体を検知したか否かを判断する(S238)。人間190などの利用者は、センサー53に手をかざすなどして、センサー53に物体を検知させることができる。
指示受付手段91は、センサー53が物体を検知していないとS238において判断すると、S237の処理を実行する。
操作案内手段92は、センサー52が物体を検知したとS237において判断されると、センサー52の周囲のLED55を消灯する(S239)。したがって、操作装置50は、図11(a)に示す状態になる。
次いで、指示受付手段91は、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち右下のセンサー53が物体を検知したと判断するまで、センサー53が物体を検知したか否かを判断する(S240)。人間190などの利用者は、センサー53に手をかざすなどして、センサー53に物体を検知させることができる。
操作案内手段92は、センサー53が物体を検知したとS240において判断されると、センサー53の周囲のLED56を消灯する(S241)。したがって、操作装置50は、図3に示す状態になる。
次いで、指示受付手段91は、有効な操作装置50を無効にすることによって、全ての操作装置を無効にした(S242)後、操作パターンAの受け付けをドア駆動コントローラー120に通知して(S243)、図8および図9に示す動作を終了する。
ここで、操作パターンAは、センサー51の操作部の操作の次にセンサー52の操作部が操作される移動式操作と、センサー52の操作部の操作の次にセンサー53の操作部が操作される移動式操作とによって構成されている。
操作案内手段92は、センサー53が物体を検知したとS238において判断されると、センサー53の周囲のLED56を消灯する(S244)。したがって、操作装置50は、図11(b)に示す状態になる。
次いで、指示受付手段91は、操作装置50の3つのセンサー51〜53のうち左下のセンサー52が物体を検知したと判断するまで、センサー52が物体を検知したか否かを判断する(S245)。人間190などの利用者は、センサー52に手をかざすなどして、センサー52に物体を検知させることができる。
操作案内手段92は、センサー52が物体を検知したとS245において判断されると、センサー52の周囲のLED55を消灯する(S246)。したがって、操作装置50は、図3に示す状態になる。
次いで、指示受付手段91は、有効な操作装置50を無効にすることによって、全ての操作装置を無効にした(S247)後、操作パターンBの受け付けをドア駆動コントローラー120に通知して(S248)、図8および図9に示す動作を終了する。
ここで、操作パターンBは、センサー51の操作部の操作の次にセンサー53の操作部が操作される移動式操作と、センサー53の操作部の操作の次にセンサー52の操作部が操作される移動式操作とによって構成されている。
次に、ドア22が閉まっている場合に操作パターンAの受け付けが通知されたときのドア駆動コントローラー120の動作について説明する。
図12は、ドア22が閉まっている場合に操作パターンAの受け付けが通知されたときのドア駆動コントローラー120の動作のフローチャートである。
図12に示すように、ドア駆動コントローラー120は、ドア駆動部110を動作させることによって図13に示すようにドア22を全開にする(S261)。したがって、例えば自動ドアシステム10が設置されている部屋が手術室である場合、ドア22の全開によって大きく開いた出入り口を介してストレッチャーや機器を容易に搬入または搬出することができる。
ドア駆動コントローラー120は、S261の処理の後、ドア22が全開になったことを指示受付コントローラー90に通知する(S262)。
指示受付コントローラー90は、ドア22が全開になったことが通知されると、操作装置60および80を有効にしないことを除いて図8および図9に示す動作と同一の動作を実行する。
ドア駆動コントローラー120は、S262の処理の後、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが通知されたと判断するまで、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたか否かを判断する(S263)。
ドア駆動コントローラー120は、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが通知されたとS263において判断すると、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないと判断するまで、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したか否かを判断する(S264)。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないとS264において判断すると、ドア駆動部110を動作させることによってドア22の閉動作を開始する(S265)。
次いで、ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したか否かを判断する(S266)。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したとS266において判断すると、ドア駆動部110を動作させることによってドア22を全開にして(S267)、特定の時間待機した(S268)後、S264の処理を実行する。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないとS266において判断すると、ドア22が完全に閉じたか否かを図示していないセンサーの検知結果に基づいて判断する(S269)。
ドア駆動コントローラー120は、ドア22が完全には閉じていないとS269において判断すると、S266の処理を実行する。
ドア駆動コントローラー120は、ドア22が完全に閉じたとS269において判断すると、ドア駆動部110によるドア22の閉動作を終了して(S270)、図12に示す動作を終了する。
次に、ドア22が閉まっている場合に操作パターンBの受け付けが通知されたときのドア駆動コントローラー120の動作について説明する。
図14は、ドア22が閉まっている場合に操作パターンBの受け付けが通知されたときのドア駆動コントローラー120の動作のフローチャートである。
図14に示すように、ドア駆動コントローラー120は、ドア駆動部110を動作させることによって図15に示すようにドア22を半開にして(S301)、特定の時間待機する(S302)。半開の場合、全開の場合と比較して、出入り口が小さく開くので、ドア22の移動のストロークが短く、ドア22の移動時間を短くすることができる。したがって、出入り口が開いている時間を短くすることができ、その結果、例えば、部屋の内側の温度が部屋の外側の温度に影響されることを抑えることができる。
次いで、ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないと判断するまで、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したか否かを判断する(S303)。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないとS303において判断すると、ドア駆動部110を動作させることによってドア22の閉動作を開始する(S304)。
次いで、ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したか否かを判断する(S305)。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れかが物体を検知したとS305において判断すると、S301の処理を実行する。
ドア駆動コントローラー120は、補助センサー31、32および補助光電スイッチ33、34の何れも物体を検知していないとS305において判断すると、ドア22が完全に閉じたか否かを図示していないセンサーの検知結果に基づいて判断する(S306)。
ドア駆動コントローラー120は、ドア22が完全には閉じていないとS306において判断すると、S305の処理を実行する。
ドア駆動コントローラー120は、ドア22が完全に閉じたとS306において判断すると、ドア駆動部110によるドア22の閉動作を終了して(S307)、図14に示す動作を終了する。
なお、図12に示す動作においては、ドア22を全開にした(S261)後、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたとS263において判断するまで、ドア22の閉動作を開始することがないようになっている。しかしながら、図12に示す動作においても、図14に示す動作と同様に、ドア22を全開にした後、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたか否かを判断することなく、ドア22の閉動作を開始しても良い。
図14に示す動作においては、ドア22を半開にした(S301)後、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたか否かを判断することなく、ドア22の閉動作を開始するようになっている。しかしながら、図14に示す動作においても、図12に示す動作と同様に、ドア22を半開にした後、操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたと判断した場合に、ドア22の閉動作を開始しても良い。
なお、図12に示す動作において、指示受付コントローラー90による操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが可能になっていても良い。例えば、ドア駆動コントローラー120は、ドア22の閉動作中に、操作パターンAの受け付けが指示受付コントローラー90から通知された場合、S267の処理を実行しても良い。また、ドア駆動コントローラー120は、ドア22の開動作中である場合、および、ドア22が閉動作中である場合の少なくとも何れか1つである場合に、操作パターンBの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたとき、図12に示す動作を終了して、図14に示す動作を実行しても良い。
同様に、図14に示す動作において、ドア22の開動作中または閉動作中に、指示受付コントローラー90による操作パターンAおよびBの何れかの受け付けが可能になっていても良い。例えば、ドア駆動コントローラー120は、ドア22の閉動作中に、操作パターンBの受け付けが指示受付コントローラー90から通知された場合、S301の処理を実行しても良い。また、ドア駆動コントローラー120は、ドア22の開動作中である場合、ドア22が半開である場合、および、ドア22が閉動作中である場合の少なくとも何れか1つである場合に、操作パターンAの受け付けが指示受付コントローラー90から通知されたとき、図14に示す動作を終了して、図12に示す動作を実行しても良い。
以上に説明したように、自動ドアシステム10は、何れか1つの操作部が単に操作されただけでドア22を駆動するのではなく、2つの操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含む操作パターンAまたはBによってドア22を駆動するので、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって何れかの操作部が誤って操作を受け付けたとしても、移動式操作を含む操作パターンAまたはBでなければドア22を駆動しない。したがって、自動ドアシステム10は、利用者が意図していないドア22の駆動を抑えることができる。
操作部が非接触で操作を受け付ける場合、操作部が接触によって操作を受け付ける構成と比較して、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって何れかの操作部が誤って操作を受け付ける可能性が高い。しかしながら、自動ドアシステム10は、移動式操作を含む操作パターンでなければドア22を駆動しないので、操作部が非接触で操作を受け付ける構成であっても、利用者が意図していないドアの駆動を抑えることができる。
また、自動ドアシステム10は、操作部が非接触で操作を受け付けるので、自動ドアシステム10が設置される部屋が手術室やクリーンルームなどの衛生面が重視される部屋である場合に、利用者の手指が操作部に触れて汚れることを防止することができる。
また、操作部が非接触で操作を受け付ける場合、図4に示すように、センサーの検知範囲においてセンサーから遠い位置ほど、操作部、すなわち、センサーの検知範囲が実際のセンサーよりも矢印10aで示す水平方向および矢印10bで示す垂直方向の何れにも大きい。したがって、操作部が非接触で操作を受け付ける場合、操作部が接触によって操作を受け付ける構成と比較して、センサーを小型化することができ、結果として、操作装置を小型化することができる。
なお、自動ドアシステム10は、操作部が接触によって操作を受け付ける構成であっても良い。
自動ドアシステム10は、複数の操作部のうち次に操作すべき操作部の位置を色の変化によって示す(S232、S235、S236、S239、S241、S244、S246)ので、操作装置50、60、70および80に対する操作性を向上することができる。なお、自動ドアシステム10は、次に操作すべき操作部の位置を示さない構成であっても良い。
自動ドアシステム10は、操作装置50、60、70および80の何れかに操作パターンAが入力された場合に図12に示す動作をドア駆動装置100に実行させ、操作装置50、60、70および80の何れかに操作パターンBが入力された場合に図14に示す動作をドア駆動装置100に実行させる。このように、自動ドアシステム10は、1つの操作装置によって操作パターンに応じて複数の動作をドア駆動装置100に実行させるので、1つの操作装置によって1つの動作のみをドア駆動装置100に実行させる構成と異なり、複数の動作をドア駆動装置100に実行させる場合に複数の操作装置を備える必要がない。したがって、自動ドアシステム10は、1つの操作装置によって1つの動作のみをドア駆動装置100に実行させる構成と比較して、複数の動作をドア駆動装置100に実行させる場合に、小型化することができるとともに、ドア22を駆動するための操作性を向上することができる。
なお、図12に示す動作や図14に示す動作は、操作パターンに応じてドア駆動装置100に実行させる動作の例である。したがって、自動ドアシステム10は、操作パターンに応じて図12に示す動作や図14に示す動作以外の動作をドア駆動装置100に実行させても良い。例えば、自動ドアシステム10は、操作パターンに応じてドア22の開き幅が全開や半開とは異なる幅である動作をドア駆動装置100に実行させても良いし、操作パターンに応じてドア22の開閉の速度や、開閉の時間が異なる動作をドア駆動装置100に実行させても良い。
また、自動ドアシステム10は、本実施の形態において、1つの操作装置によって操作パターンに応じて、図12に示す動作、および、図14に示す動作という2つの動作をドア駆動装置100に実行させる構成である。しかしながら、自動ドアシステム10は、1つの操作装置によって操作パターンに応じて3つ以上の動作をドア駆動装置100に実行させる構成であっても良いし、1つの操作装置によって1つの動作のみをドア駆動装置100に実行させる構成であっても良い。
自動ドアシステム10は、図3に示すように操作装置の3つの操作部が三角形の3つの頂点の位置に配置されている。しかしながら、この三角形の向きは、図3に示すように何れか1つの頂点が垂直方向における最も上に配置されていて残りの2つの頂点が垂直方向における最も下に配置されている向きでなくても良い。例えば、図16に示す操作装置130のように、何れか2つの頂点が垂直方向における最も上に配置されていて残りの1つの頂点が垂直方向における最も下に配置されている向きであっても良い。
図17(a)に示す操作装置140や、図17(b)に示す操作装置150のように、3つの操作部の全てが同一直線上に配置されている構成である場合、3つの操作部のうち中央の操作部が操作される場合に、この操作部以外の2つの操作部が誤って操作を受け付ける可能性がある。しかしながら、自動ドアシステム10は、図3および図16に示すように操作装置の3つの操作部が三角形の3つの頂点の位置に配置されている場合には、図17(a)および(b)に示すように操作装置の3つの操作部の全てが同一直線上に配置されている構成とは異なり、何れか1つの操作部が操作されるときに、この操作部以外の2つの操作部が誤って操作を受け付けることを抑えることができる。したがって、自動ドアシステム10は、操作装置に対する操作性を向上することができる。
なお、自動ドアシステム10は、図17(a)および(b)に示すように操作装置の3つの操作部の全てが同一直線上に配置されている構成であっても良い。ただし、図17(a)に示す操作装置140は、図3に示す操作装置50や、図16に示す操作装置130と比較して、矢印10aで示す水平方向において大型化する。また、図17(b)に示す操作装置150は、図3に示す操作装置50や、図16に示す操作装置130と比較して、矢印10bで示す垂直方向において大型化する。
また、自動ドアシステム10は、図18(a)に示す操作装置160や図18(b)に示す操作装置170のように操作装置が2つの操作部のみを備える構成であっても良いし、操作装置が4つ以上の操作部を備える構成であっても良い。
自動ドアシステム10において、操作パターンAは、2回の移動式操作を含む。操作パターンAの2回の移動式操作のうち最初の移動式操作において操作される2つの操作部のうち先に操作される操作部、すなわち、センサー51の操作部から、後に操作される操作部、すなわち、センサー52の操作部までの矢印10aで示す水平方向における位置の変化方向は、矢印10c(図3参照。)で示す方向である。また、操作パターンAの2回の移動式操作のうち最後の移動式操作において操作される2つの操作部のうち先に操作される操作部、すなわち、センサー52の操作部から、後に操作される操作部、すなわち、センサー53の操作部までの水平方向における位置の変化方向は、矢印10cで示す方向とは反対方向である矢印10d(図3参照。)で示す方向である。この構成により、自動ドアシステム10は、ドア22を駆動するための操作パターンAにおける複数の操作部への一連の操作において水平方向における操作位置を戻す必要があるので、操作装置の近傍において人間などの物体が動いた場合にこの物体によって操作パターンAが操作部に偶然に入力される可能性を抑えることができる。したがって、自動ドアシステム10は、利用者が意図していないドア22の駆動を抑えることができる。操作パターンAについて説明したが、操作パターンBについても同様である。
特に、人間などの物体は、通行する場合に水平方向に移動する。そのため、複数の操作部の水平方向における位置が異なっている場合、これらの操作部の近傍を物体が通行するときに、この物体の通行によってこれらの操作部に連続して操作が受け付けられる可能性がある。しかしながら、自動ドアシステム10は、ドア22を駆動するための操作パターンAにおける複数の操作部への一連の操作において水平方向における操作位置を戻す必要があるので、操作装置の近傍を人間などの物体が通行する場合にこの物体の通行によって操作パターンAが操作部に偶然に入力される可能性を抑えることができる。したがって、自動ドアシステム10は、利用者が意図していないドア22の駆動を抑えることができる。操作パターンAについて説明したが、操作パターンBについても同様である。
ここで、水平方向において操作位置を戻す操作パターンとしては、例えば、以下の操作パターンが存在する。図3に示す操作装置50においては、センサー51、52、53の順番で物体を検知する操作パターンAと、センサー51、53、52の順番で物体を検知する操作パターンBとの他に、例えば、センサー52、53、51の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー53、52、51の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図16に示す操作装置130においては、例えば、センサー131、132、133の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー132、131、133の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー133、131、132の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー133、132、131の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図17(a)に示す操作装置140においては、例えば、センサー141、143、142の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー142、141、143の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー142、143、141の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー143、141、142の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図18(a)に示す操作装置160においては、例えば、センサー161、162、161の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー162、161、162の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。
なお、操作位置を戻す方向は、例えば垂直方向など、水平方向以外の方向であっても良い。
ここで、垂直方向において操作位置を戻す操作パターンとしては、例えば、以下の操作パターンが存在する。図3に示す操作装置50においては、例えば、センサー52、51、53の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー53、51、52の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図16に示す操作装置130においては、例えば、センサー131、133、132の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー132、133、131の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図17(b)に示す操作装置150においては、例えば、センサー151、153、152の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー152、151、153の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー152、153、151の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー153、151、152の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図18(b)に示す操作装置170においては、例えば、センサー171、172、171の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー172、171、172の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。
また、自動ドアシステム10は、操作位置を戻す操作を含む操作パターン以外の操作パターンを受け付けても良い。
ここで、操作位置を戻す操作を含む操作パターン以外の操作パターンとしては、例えば、以下の操作パターンが存在する。図17(a)に示す操作装置140においては、例えば、センサー141、142、143の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー143、142、141の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図17(b)に示す操作装置150においては、例えば、センサー151、152、153の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー153、152、151の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図18(a)に示す操作装置160においては、例えば、センサー161、162の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー162、161の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図18(b)に示す操作装置170においては、例えば、センサー171、172の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー172、171の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。
人間などの物体は、通行する場合に水平方向に移動するが、垂直方向に移動することは少ない。自動ドアシステム10は、垂直方向における位置が異なる2つの操作部の一方、すなわち、センサー51の操作部の操作の次に他方、すなわち、センサー52の操作部が操作される移動式操作を含む操作パターンAによってドア22を駆動するので、利用者が意図していないドア22の駆動を抑えることができる。操作パターンAについて説明したが、操作パターンBについても同様である。
ここで、垂直方向への操作を含む操作パターンとしては、例えば、以下の操作パターンが存在する。図3に示す操作装置50においては、センサー51、52、53の順番で物体を検知する操作パターンAと、センサー51、53、52の順番で物体を検知する操作パターンBとの他に、例えば、センサー52、51、53の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー52、53、51の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー53、51、52の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー53、52、51の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図16に示す操作装置130においては、例えば、センサー131、132、133の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー131、133、132の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー132、131、133の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー132、133、131の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー133、131、132の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー133、132、131の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図17(b)に示す操作装置150においては、例えば、センサー151、152、153の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー151、153、152の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー152、151、153の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー152、153、151の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー153、151、152の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー153、152、151の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図18(b)に示す操作装置170においては、例えば、センサー171、172の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー172、171の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。
垂直方向における下側から上側への操作は、例えば重力に逆らって手指などの物体の位置を変更しなければならないなどの理由のために、垂直方向における上側から下側への操作と比較して、人間にとって実行し難い。自動ドアシステム10は、垂直方向における下側から上側への操作を含まない操作パターンAによってドア22を駆動するので、操作装置50、60、70および80に対する操作性を向上することができる。操作パターンAについて説明したが、操作パターンBについても同様である。
ここで、垂直方向における上側から下側への操作を含み下側から上側への操作を含まない操作パターンとしては、例えば、以下の操作パターンが存在する。図16に示す操作装置130においては、例えば、センサー131、132、133の順番で物体を検知する操作パターンと、センサー132、131、133の順番で物体を検知する操作パターンとが存在する。図17(b)に示す操作装置150においては、例えば、センサー151、152、153の順番で物体を検知する操作パターンが存在する。図18(b)に示す操作装置170においては、例えば、センサー171、172の順番で物体を検知する操作パターンが存在する。なお、図17(a)に示す操作装置140と、図18(a)に示す操作装置160とについては、何れの操作パターンも、垂直方向における下側から上側への操作を含まない。
以上において説明した操作パターンは、操作装置が備えている操作部を全て使用する操作パターンである。しかしながら、操作パターンは、操作装置が備えている操作部の何れかを使用しないものであっても良い。
自動ドアシステム10は、指示受付コントローラー90およびドア駆動コントローラー120を備えているが、これらのコントローラーを1つのコントローラーによって構成しても良い。
自動ドアシステム10は、本実施の形態において、ドア22が全開である場合に、フィックス23がセンサーの検知範囲に入る操作装置60および80を無効にしている。しかしながら、自動ドアシステム10は、ドア22が全開である場合であっても、操作装置60および80の何れかのセンサーの検知範囲にフィックス23が入らない構成であるとき、操作装置60および80のうち、フィックス23がセンサーの検知範囲に入らない操作装置を無効にしなくても良い。
自動ドアシステム10は、本実施の形態において、部屋の外側において壁180に設置されている操作装置50と、部屋の外側においてドア22に設置されている操作装置60とを備えている。しかしながら、自動ドアシステム10は、操作装置50および60の何れか一方を備えていれば良い。同様に、自動ドアシステム10は、操作装置70および80の何れか一方を備えていれば良い。更に、自動ドアシステム10は、部屋の外側と、部屋の内側との何れか一方において、補助センサーなど、操作装置以外のセンサーの検知結果に応じてドア駆動装置100にドア22を開閉させる構成である場合、部屋の外側と、部屋の内側とのうち、操作装置以外のセンサーの検知結果に応じてドア駆動装置100にドア22を開閉させる方に、操作装置を備えていなくても良い。
10 自動ドアシステム
10a 矢印(水平方向を示す矢印)
10b 矢印(垂直方向を示す矢印)
10c 矢印(先に操作される操作部から後に操作される操作部までの水平方向における位置の変化方向を示す矢印)
10d 矢印(先に操作される操作部から後に操作される操作部までの水平方向における位置の変化方向を示す矢印)
22 ドア
40 指示受付装置
50 操作装置
51a、52a 検知範囲(操作部)
60、70、80 操作装置
91 指示受付手段
92 操作案内手段
100 ドア駆動装置
130、140、150、160、170 操作装置

Claims (10)

  1. ドアと、
    前記ドアを駆動するドア駆動装置と、
    前記ドア駆動装置に特定の動作を実行させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置とを備え、
    前記指示受付装置は、
    操作を受け付ける複数の操作部を備える操作装置と、
    前記操作装置の少なくとも一部の前記操作部に対する特定の操作パターンによって前記特定の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、
    前記特定の操作パターンは、2つの前記操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含むことを特徴とする自動ドアシステム。
  2. 前記特定の操作パターンは、少なくとも2回の前記移動式操作を含み、
    前記2回の移動式操作の一方において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの特定の方向における位置の変化方向と、前記2回の移動式操作の他方において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの前記特定の方向における位置の変化方向とは、互いに反対方向であることを特徴とする請求項1に記載の自動ドアシステム。
  3. 前記特定の方向は、水平方向であることを特徴とする請求項2に記載の自動ドアシステム。
  4. 前記特定の操作パターンに含まれる少なくとも1回の前記移動式操作において操作される前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部と、後に操作される前記操作部とは、垂直方向における位置が異なることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の自動ドアシステム。
  5. 前記特定の操作パターンは、前記2つの操作部のうち先に操作される前記操作部から後に操作される前記操作部までの垂直方向における位置の変化方向が上方向である前記移動式操作を含まないことを特徴とする請求項4に記載の自動ドアシステム。
  6. 前記複数の操作部は、三角形の3つの頂点の位置に1つずつ配置された前記操作部であることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の自動ドアシステム。
  7. 前記操作部は、非接触で操作を受け付けることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の自動ドアシステム。
  8. 前記指示受付手段は、複数の前記特定の操作パターンのそれぞれによって、前記ドア駆動装置にそれぞれ異なる前記特定の動作を実行させる前記特定の指示を受け付けることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れかに記載の自動ドアシステム。
  9. 前記指示受付装置は、前記複数の操作部のうち次に操作すべき前記操作部の位置を色の変化によって示す操作案内手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項8までの何れかに記載の自動ドアシステム。
  10. ドアと、前記ドアを駆動するドア駆動装置とを備える自動ドアシステムに備えられ、前記ドア駆動装置に特定の動作を実行させるための特定の指示を受け付ける指示受付装置であって、
    操作を受け付ける複数の操作部を備える操作装置と、
    前記操作装置の少なくとも一部の前記操作部に対する特定の操作パターンによって前記特定の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、
    前記特定の操作パターンは、2つの前記操作部の一方の操作の次に他方が操作される移動式操作を含むことを特徴とする指示受付装置。
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