JP2017094786A - 風向調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィンを所定の向きに振った状態においても通気抵抗を低減することができ、薄型化した風向調整装置を提供する。【解決手段】風向調整装置10は、通風路17を有するケース体11と、通風路17内に回動可能に配置されるフロントフィン12と、を備える。フロントフィン12は、矩形板状のフロントフィン本体26と、フロントフィン本体26の風上側端部に形成され、フロントフィン本体26の長手方向に沿って延びるスリット30と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、風向調整装置に関する。
従来から、風向調整装置が公知である(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の風向調整装置は、通風路を有するケース体と、通風路内に回動可能に配置されるフロントフィン及びリアフィンと、を備える。特許文献1に記載の風向調整装置では、ケース体が横方向に細長い開口を有しており、一枚のフロントフィンにより上下方向の風向の指向性を制御している。
特開2010−107070号公報
近年、デザイン性を重視した風向調整装置としては、横幅寸法が縦幅寸法に比べ相当大きい、薄型のものが求められる場合がある。特許文献1に記載の風向調整装置では、横幅寸法が縦幅寸法に比べて相当大きくなると、剛性を確保するために、フロントフィンを長手方向へ長く設定するとともに、上下方向の風向の指向性を向上させるために、フロントフィンを短手方向にもできるだけ長く設定する必要がある。この場合、フロントフィンを上向き、又は下向きに振った際に開口面積が小さくなるため、通気抵抗が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、フィンを所定の向きに振った状態においても通気抵抗を低減することができ、薄型化した風向調整装置を提供することを目的とする。
本発明に係る風向調整装置は、通風路を有するケース体と、前記通風路内に回動可能に配置されるフィンと、を備える。前記フィンは、矩形板状のフィン本体と、前記フィン本体の風上側端部に形成され、前記フィン本体の長手方向に沿って延びるスリットと、を有する。
本発明に係る風向調整装置では、フィン(フィン本体)の風上側端部に風向ガイドのためのスリットを形成しているため、前記フィンによる風向の指向性を向上することが可能になる。前記フィンによる風向の指向性が向上するため、フィンの短手方向の長さを短く抑えることができる。したがって、フィンを所定の向きに振った状態においても通気抵抗を低減することができ、薄型化した風向調整装置を得ることが可能になる。
本発明の実施形態に係る風向調整装置の分解斜視図である。 フロントフィンの斜視図である。 (a)はフロントフィンの要部を示す部分破断斜視図であり、(b)はフロントフィンの側断面図である。 フロントフィンの動作状態を示す風向調整装置の横断面図である。 変形例に係る風向調整装置の平断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面とともに詳述する。
本実施形態に係る風向調整装置は、例えば自動車等の車両に備えられた空調装置の空気吹出口に設けられて風向を調整する装置である。この風向調整装置は、ベンチレータやレジスタ等とも称されるものであり、例えば、インストルメントパネルやセンターコンソール等に設けられた開口部内に設置される。
なお、以下、空気の流れの下流側(風下側)を前側、空気の流れの上流側(風上側)を後側とし、左右方向および上下方向については、車両に取り付けた状態を基準として説明する。図中、矢印Rは車両幅方向の右方向を示し、矢印Lは車両幅方向の左方向を示す。
図1に示すように、風向調整装置10は、ケース体11と、ケース体11内に回動可能に設けられたフロントフィン12およびリアフィン13と、これらフロントフィン12及びリアフィン13を操作するための操作ノブ14と、を備える。ケース体11は、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きい扁平形状とされている。フロントフィン12及びリアフィン13は、後述する吹出口25から車室内へ吹き出される空気の向き(風向)を調整するためのものである。操作ノブ14は、複数の部品14a,14bを組み合わせて構成され(図5参照)、フロントフィン12に左右方向にスライド可能に装着される。操作ノブ14の後端部には、リアフィン13の柱状部分13aとの係合部14cが設けられる(図5参照)。
ケース体11は、角筒状のケース本体15と、ケース本体15の前端部に着脱可能に取り付けられるフィニッシャ(パネル)16とから主に構成される。ケース本体15は、内部に空調装置(図示せず)からの空気を後端側(図1中の奥側)から前端側(図1中の手前側)へ流通させる通風路17が形成されている。ケース本体15の内部には、フロントフィン用スペーサ18、リアフィン用上側スペーサ19及びリアフィン用下側スペーサ20が装着される。フロントフィン用スペーサ18に、フロントフィン12の右側端部を回動可能に支持する第1軸受部(穴部)21が形成され、ケース本体15の側壁部には、フロントフィン12の左側端部を回動可能に支持する第2軸受部(穴部)22が形成されている。一方、リアフィン用上側スペーサ19には、リアフィン13の上部を回動可能に支持する第3軸受部(穴部)23が形成され、リアフィン用下側スペーサ20に、リアフィン13の下部を回動可能に支持する第4軸受部(穴部)24が形成されている。フィニッシャ16は、風向調整装置10の取付位置の意匠面の一部をなすものであり、前面に車室内へ空気を吹き出す吹出口25が開口されている。
ケース体11(ケース本体15、フィニッシャ16、フロントフィン用スペーサ18、リアフィン用上側スペーサ19及びリアフィン用下側スペーサ20)は、例えば合成樹脂材料から形成される。
フロントフィン12は、横ルーバ等とも称されるものであり、本実施形態では1つだけ通風路17内に配設されている。フロントフィン12は、矩形板状に形成され、左右方向に延在するフロントフィン本体26と、フロントフィン本体26の長手方向の両端部に設けられた回動軸部27と、を有している。回動軸部27は、本実施形態では、フロントフィン本体26の前端に位置させて設けられている。この回動軸部27がフロントフィン用スペーサ18の第1軸受部21及びケース本体15の第2軸受部22に挿通されることにより、フロントフィン12が回動軸部27を回動中心として回動可能にケース本体15に対して取り付けられる。操作ノブ14を上下方向に操作することにより、フロントフィン12を上下方向に回動させることが可能である。フロントフィン12は、例えば合成樹脂材料から形成される。
図2及び図3に示されるように、フロントフィン本体26の長手方向の中間部分には、操作ノブ14がスライドするスライド操作範囲28が規定されている。また、フロントフィン本体26の後端部(風上側端部)の上下両側面には、操作ノブ14のスライド操作範囲28以外の部分に突出部29が設けられ、この突出部29に、フロントフィン本体26の長手方向に沿って延びるスリット30が形成されている。このスリット30は、風向ガイドのためのスリット(風向ガイドスリット)であり、フロントフィン本体26の後端部における操作ノブ14のスライド操作範囲28以外の部分に前後方向に貫通させて設けられる。そして、スリット30には、フロントフィン本体26の長手方向と直交する方向に延びる補強リブ31が適宜設けられている。
図1に示すリアフィン13は、縦フィン等とも称されるものであり、通風路17内に左右方向に間隔をおいて複数(本実施形態では5つ)並設される。複数のリアフィン13の内、左右方向の中央に位置するリアフィン13には、操作ノブ14の係合部14cが係合する柱状部分13aが形成されている(図5参照)。各リアフィン13は、矩形板状に形成され、上下方向に延在するリアフィン本体32と、リアフィン本体32の長手方向の両端部に設けられた回動軸部33と、を有している。この回動軸部33がリアフィン用上側スペーサ19の第3軸受部23及びリアフィン用下側スペーサ20の第4軸受部24に挿通されることにより、リアフィン13が回動軸部33を回動中心として回動可能にケース本体15に対して取り付けられる。また、リアフィン本体32の後端部には、リンク軸部34が形成されている。リアフィン13は、例えば合成樹脂材料から形成される。
複数のリアフィン13は、左右方向に延在するリアリンク35によって連結されている。このリアリンク35には、リアフィン13のリンク軸部34を挿通可能な軸受部(支持穴)36が長手方向に間隔をおいて設けられている。リアフィン13のリンク軸部34がリアリンク35の軸受部36に挿通されることにより、複数のリアフィン13が互いに連動して回動することが可能になる。また、操作ノブ14を左右方向に操作することにより、リアフィン13を左右方向に回動させることが可能である。
次に、本実施形態に係る風向調整装置10の動作について説明する。
風向調整装置10は、図4(a)に示すように、操作ノブ14を上下方向の中立位置としたとき、フロントフィン12は、風軸が通風路17の中心軸線に対して平行となっている。このため、フロントフィン12が中立状態で、かつ、リアフィン13が中立状態のときには、吹出口25から吹き出される空気は前側へと真っ直ぐに流れる。
図4(b)に示すように、操作ノブ14を上下方向の中立位置から上方向へ操作した場合には、フロントフィン12のフロントフィン本体26は、軸線(回動軸部27)を回動中心として下方向に振られて回動する。このとき、フロントフィン12は、フロントフィン本体26が通風路17の中心軸線に対して上方向に傾斜した状態となり、空気を上方向に偏向させて吹出口25から吹き出させることができる。
一方、図4(c)に示すように、操作ノブ14を上下方向の中立位置から下方向へ操作した場合には、フロントフィン12のフロントフィン本体26は、軸線(回動軸部27)を回転中心として上方向に降られて回動する。このとき、フロントフィン12は、フロントフィン本体26が通風路17の中心軸線に対して下方向に傾斜した状態となり、空気を下方向に偏向させて吹出口25から吹き出させることができる。
フロントフィン本体26の後端部に風向ガイドのためのスリット30を設けることにより、スリット30を通過する空気がフロントフィン本体26の表面に沿ってそのまま流れやすくなる。このため、フロントフィン本体26の後端部にスリット30を設けることで、フロントフィン12による上下方向に対する風向の指向性が向上するという効果が得られる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態に係る風向調整装置10は、通風路17を有するケース体11と、通風路17内に回動可能に配置されるフロントフィン12と、を備える。フロントフィン12は、矩形板状のフロントフィン本体26と、フロントフィン本体26の風上側端部に形成され、フロントフィン本体26の長手方向に沿って延びるスリット30と、を有する。
本実施形態に係る風向調整装置10では、フロントフィン12(フロントフィン本体26)の風上側端部に風向ガイドのためのスリット30を形成しているため、フロントフィン12による風向の指向性を向上することが可能になる。フロントフィン12による風向の指向性が向上するため、フロントフィン12の短手方向の長さを短く抑えることができる。したがって、フロントフィン12を所定の向きに振った状態においても通気抵抗を低減することができ、薄型化した風向調整装置10を得ることが可能になる。
(2)スリット30には、フロントフィン本体26の長手方向と直交する方向に延びる補強リブ31が設けられている。
本実施形態に係る風向調整装置10では、スリット30に補強リブ31が設けられているため、フロントフィン12の剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)を維持しつつ、フロントフィン12の短手方向の長さを短く抑えることができる。
ところで、本発明の風向調整装置は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
例えば、図5に示すように、リアフィン本体32の後端部(風上側端部)の左右両側面に、突出部37を設け、この突出部37に、リアフィン本体32の長手方向に沿って延びるスリット38を形成するようにしてもよい。このスリット38は、風向ガイドのためのスリット(風向ガイドスリット)であり、リアフィン本体32の後端部に前後方向に貫通させて設けられる。スリット38に、リアフィン本体32の長手方向と直交する方向に延びる補強リブ(図示せず)を適宜設けてもよい。
リアフィン本体32の後端部に風向ガイドのためのスリット38を設けることにより、スリット38を通過する空気がリアフィン本体32の表面に沿ってそのまま流れやすくなる。このため、リアフィン本体32の後端部にスリット38を設けることで、リアフィン13による左右方向に対する風向の指向性が向上するという効果が得られる。
風向ガイドのための「スリット」は、フロントフィン12及びリアフィン13の内、いずれか一方のみに設けてもよく、フロントフィン12及びリアフィン13の両方に設けてもよい。
10 風向調整装置
11 ケース体
12 フロントフィン(フィン)
13 リアフィン(フィン)
17 通風路
26 フロントフィン本体(フィン本体)
30 スリット
31 補強リブ
32 リアフィン本体(フィン本体)
38 スリット

Claims (2)

  1. 通風路を有するケース体と、
    前記通風路内に回動可能に配置されるフィンと、を備え、
    前記フィンは、矩形板状のフィン本体と、前記フィン本体の風上側端部に形成され、前記フィン本体の長手方向に沿って延びるスリットと、を有する
    ことを特徴とする風向調整装置。
  2. 前記スリットには、前記フィン本体の長手方向と直交する方向に延びる補強リブが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の風向調整装置。
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