JP2017092337A - 基板支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基体の冷却効率の向上および温度均一性の向上を図りうる基板支持装置を提供する。【解決手段】第1端面P1および第2端面P2のうち少なくとも一方の端面が基準平面Pから基準角度以下の角度をなして徐々に離間するような凸曲面状に形成されている。基準平面Pは、各端面P1,P2その中心を通り、第1基体1および第2基体2の接合方向(z軸方向)に平行に延在する垂線を有する平面である。ボルト4(圧着機構)により、第1端面P1および第2端面P2がそれぞれの中心よりも外周縁に近い位置で機械的に圧着されている。【選択図】図2

Description

本発明は、静電チャック電極が埋設されている基体の吸着面においてウエハ等の基板を吸着保持する静電チャックなど、基体により基板を支持する装置に関する。
一対の同種材または異種材よりなる基板(ウエハ)のそれぞれの表面を活性化処理し、当該一対の基板を常温で接合する際、各基板を吸着保持するために静電チャックが用いられている。静電チャックを構成する略平板状のセラミックス焼結体からなる基体においてウエハが吸着される表面とは反対側の第2裏面に金属製の基台が接着剤によって接着されている。基台の内部には水などの冷却媒体を流通させるための流路が形成されており、この流路に冷却媒体が流されることによって基体およびウエハの冷却が図られている(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
金属製の基体のほか、アルミニウムのような金属をマトリックスとし、それにSiCのようなセラミックスを分散させた複合材を接合したものも開示されている(たとえば特許文献3参照)。セラミック焼結体で溝を内部に形成する構成が提案されている(たとえば特許文献4参照)。
特開2015−134714号公報 特開2015−103550号公報 特開平10−32239号公報 特開2014-9114号公報
しかし、静電チャックと金属製基台とを接合して一体化するとき接着剤の熱伝導率の低さのために基台による基体および基板の冷却効率が不十分なものとなる場合がある。そこで、ボルト締めなどにより基体および基台を機械的に圧着させることが考えられるが、基体および基台の間に局所的に間隙が残存し、基板の均一な温度調節が困難になる場合がある。
また、冷却効率を高めるため冷媒に水を用いることが有効であるが、基台が水に対して腐食しない素材(例えば銅、真鍮)である必要があった。そのためアルミニウム系の素材は水が使用できず、その代わりに熱伝達率の劣る水とエチレングリコールの混合液やシリコーンオイル、パーフルオロ系の冷媒を用いる必要があった。
また、基台に銅や真鍮を用いると弾性率、平均線膨張係数や比重により、静電チャックを構成するセラミック焼結体と一体化した場合に、外部荷重による表面の変形が生じたり、表面形状の経時変化が生じた。
そこで、本発明は、基体の冷却効率の向上および温度均一性の向上を図りうる基板支持装置を提供することを目的とする。冷媒として水を使用可能であり、かつ、剛性が高く表面形状の精度が高くかつ経時変化の少ない基板支持装置を提供することを目的とする。
本発明は、導電体が埋設されている平板状のセラミックス焼結体からなる第1基体と、内部に冷却媒体を流通させるための流通経路が形成されているセラミックス焼結体からなる第2基体と、を備え、前記第1基体の一端面である第1端面と、前記第2基体の一端面である第2端面とが全体的に接合されることにより構成されている基板支持装置に関する。
本発明の基板支持装置は、前記第1端面および前記第2端面のうち少なくとも一方の端面が、その中心を通り、前記第1基体および前記第2基体の接合方向に平行に延在する垂線を有する基準平面から基準角度以下の角度をなして徐々に離間するような凸曲面状に形成され、前記第1端面および前記第2端面をそれぞれの中心よりも外周縁に近い位置で機械的に圧着する圧着機構をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の基板支持装置によれば、第1基体の一端面である第1端面および第2基体の一端面である第2端面のうち少なくとも一方の端面が凸曲面状に形成されている。ここで「凸曲面」とは、当該端面の中心を通り、第1基体および第2基体の接合方向に平行に延在する垂線を有する基準平面から基準角度以下の角度θをなして徐々に離間するような曲面を意味する。すなわち、当該角度θが正値域を定義域としている場合、基準平面の垂線に対して垂直な方向について当該端面の中心からの距離rによる角度θ(r)の1次微分値dθ/drが0または正値であり、かつ、その2次微分値d2θ/dr2が0または正値であるような曲面を意味する。
このため、第1端面および第2端面を単に当接させただけでは、中心を含む内側領域では当接する一方、内側領域を取り囲む環状の外側領域においては離間して間隙が存在している状態になる。しかるに、第1端面および第2端面が、それぞれの中心よりも外周縁に近い位置(外側領域に含まれる位置)で機械的に圧着されることで、当該間隙を埋めるように第1基体および第2基体のうち一方または両方が弾性変形した状態になる。この弾性変形の応力によって第1端面および第2端面が内側領域においても確実に圧着される。換言すると、平坦面状の端面同士が機械的に圧着された場合に特に内側領域において両端面の間に間隙が存在するような事態が回避される。このように、接着剤を介さずに第1端面および第2端面を全体的に接合させているので、第2基体(冷却盤)の内部に形成された流通経路を流れる冷却媒体によって、第1基体およびこれに支持されている基板の冷却効率の向上および温度均一性の向上が図られる。
本発明の一態様の基板支持装置において、前記第1端面が凸曲面状である場合、前記第1端面の前記基準角度が前記第1基体を構成するセラミックス焼結体の弾性率に応じて設定され、前記第2端面が凸曲面状である場合、前記第2端面の前記基準角度が前記第2基体を構成するセラミックス焼結体の弾性率に応じて設定されている。
当該構成の基板支持装置によれば、第1基体および第2基体のそれぞれを構成するセラミックス焼結体の弾性率の差異に鑑みて、一方または両方の基体を適度に弾性変形させた状態で前記のように両端面を全体的に圧着させることができる。このため、各基体の耐用期間の延長を図りながら、第1基体およびこれに支持されている基板の冷却効率の向上が図られる。前記基準角度が0.0001〜0.002°の範囲に含まれるように設定されていてもよい。
本発明の一態様の基板支持装置において、前記第1端面および前記第2端面のそれぞれの表面粗さRaが0.01〜0.5[μm]の範囲に含まれている。
当該構成の基板支持装置によれば、各端面の表面粗さRaが適当な範囲に含まれるように調節されることにより、圧着時の両基体のアンカー効果による当接面積の増大、ひいては第1基体および第2基体の間の熱抵抗の低減が図られている。このため、第1基体およびこれに支持されている基板の冷却効率の向上および温度均一性の向上が図られる。
本発明の一態様の基板支持装置において、前記第1端面および前記第2端面の間に20℃での蒸気圧が1E−05Pa以下、望ましくは1E−7Pa以下であり20℃の動粘度が160から1600cSt、望ましくは160〜500cStのグリース、シリコンオイルまたはフッ素系不活性液体が介在している。蒸気圧が十分に低いと真空プロセス中への拡散が抑制され、動粘度が低いほど当接する2面間に介在させることが容易になる。
当該構成の基板支持装置によれば、両端面の間に存在するわずかな間隙がグリース、シリコンオイルまたはフッ素系不活性液体によって充填され、第1基体および第2基体の間の熱抵抗の低減が図られている。このため、第1基体およびこれに支持されている基板の冷却効率の向上および温度均一性の向上が図られる。
本発明の一実施形態としての基板支持装置の構成説明図。 基板支持装置を構成する2つの基体に関する説明図。
(構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての基板支持装置は、第1基体1と、第2基体2と、第1基体1に埋設されている導電体3と、第1基体1および第2基体2を機械的に接合するためのボルト4(圧着機構)と、を備えている。本実施形態では、導電体3は静電チャック電極を構成しており、基板支持装置は静電チャックとして構成されている。
第1基体1は、略平板状のセラミックス焼結体からなり、その一端面(図1の上端面)をウエハなどの基板(図示略)が支持される支持面とし、その他端面(図1の下端面)を第2基体2と接合される第1端面P1としている。本実施形態における第1基体1は略円板状であるが、多角形板状または楕円板状などのさまざまな形状であってもよい。
第1基体1の支持面には、当該支持面から突出する略円柱状、略半球状または略円錐台状の複数のピンが、三角格子状、正方格子状または同心円状など規則的に配置されるように形成されている。第1基体1には導電体3の一部を(受電端子31が存在しない状態で)露出させるように第1端面P1から略円柱状に窪んでいる第1凹部13が形成されている。第1凹部13の個数および位置は、導電体3の個数および位置に応じて変更される。たとえば、静電チャック電極を構成する一対の導電体3が第1基体1に埋設されている場合、一対の第1凹部13が第1基体1に形成されている。第1基体1にはさらに他端面から略円柱状に窪み、側面に雌ネジ(「圧着機構」を構成する。)が形成されている第2凹部14が形成されている。第2凹部14は、第1基体1の中心よりも外周縁に近く、周方向に分散または離間した複数の位置のそれぞれに形成されている。
導電体3は、薄板状または薄膜状の金属からなり、第1基体1の一端面に対して平行な姿勢で埋設されている。導電体3が静電チャック電極を構成する場合、当該導電体3への電圧印加によって第1基体1の支持面に載置されているウエハなどの基板がクーロン力などによって第1基体1に吸着保持される。導電体3が抵抗発熱体を構成する場合、当該導電体3への電圧印加によって基板の温度の調節が図られる。導電体3が高周波電圧印加用電極(または接地用電極)を構成する場合、当該導電体3およびこれと対をなす、第1基体1に埋設されているまたは第1基体1の外側に配置されている接地用電極(また高周波電圧印加用電極)の間に高周波電圧が印加されることによって基板の周囲にハロゲンガス等のプラズマが生成される。
第1基体1の第1凹部13には、略円柱状の受電端子31が配置されている。受電端子31には、その下端部から軸線方向に延在し、側面に雌ネジが形成されている略円柱状の凹部312が形成されている。基板支持装置の使用時には、電源(図示略)に接続されている略円柱状の給電端子32が受電端子31に接続される。具体的には、給電端子32の先端部322の側面に形成されている雄ネジと、受電端子31の凹部312の側面に形成されている雌ネジとが螺着される。
第2基体2は、略平板状のセラミックス焼結体からなり、その一端面(図1の上端面)を第1基体1と接合される第2端面P2としている。第1基体1を構成するセラミックス焼結体の主原料と、第2基体2を構成するセラミックス焼結体の主原料とは相違していてもよく同一であってもよい。本実施形態における第2基体2は略円板状であるが、多角形板状または楕円板状などのさまざまな形状であってもよい。
第2基体2の内部には、水などの冷却媒体が流通させるための流通経路22が形成されている。第2基体2には、第1基体1の第1凹部13に対応する位置に、給電端子32を挿通させるための第1貫通孔23が形成されている。第2基体2には、第1基体1の第2凹部14に対応する位置に第2貫通孔24が形成されている。第2貫通孔24には、他端面(図1の下端面)においてザグリ加工が施されている。これにより、第2貫通孔24は、第2基体2の一端側では小径の略円柱状であり、他端側では大径の略円柱状である、略二段円柱状に形成されている。
ボルト4が第2基体2の第2貫通孔24に挿通され、第1基体1の第2凹部14の側面に形成された雌ネジに螺着されることにより、第1基体1および第2基体2が機械的に接合されている。すなわち、第1端面P1および第2端面P2がその中心よりも外周縁に近い位置で機械的に圧着されている。これにより、第1基体1および第2基体2のそれぞれの接合面が、中心寄りの内側領域のみならず外周縁よりの環状の外側領域においても全面的に圧着した状態になる。
なお、第2凹部14が貫通孔であり、当該貫通孔および第2基体2の第2貫通孔に挿通されたボルトがナットと螺着されることで、第1基体1および第2基体2が機械的に接合されてもよい。この場合、第1基体1によりその支持面において支持される基板の平坦性を確保するため、ボルトヘッドまたはナットが収容されるようなザグリが第1基体1の支持面の側に形成されていてもよい。そのほか、クランプまたはその他の押圧手段により第1基体1および第2基体2のそれぞれの外周縁付近が複数個所にわたって挟持されることにより第1基体1および第2基体2が機械的に接合されてもよい。この場合、第1基体1における第2凹部14およびその側面の雌ネジならびに第2基体2における第2貫通孔24の形成が省略されうる。
本実施形態では第1端面P1および第2端面P2が凸曲面状に形成されている。第1端面P1および第2端面P2のそれぞれの形状は、それぞれの中心(図2/r−z座標系の中心o)を通り、第1基体1および第2基体2の接合方向に平行に延在する垂線(図2/z軸線)を有する基準平面Pにより定義される。
たとえば、第1端面P1は、当該垂線に対して垂直な方向(図2/r軸方向)について、基準平面に対する角度θ1(r)が、0≦r≦r1では0に設計され、r1<r≦R(Rは中心から外周縁までの距離を意味する。)では第1基準角度φ1以下の範囲になるように設計されることで基準平面Pから徐々に離間するような凸曲面状に形成されている。r1<r≦Rにおいて(dθ1/dr)は正値域を値域とする連続関数であり、(d2θ1/dr2)は0および正値域を値域とする連続関数である。たとえば、第1基体1がAlN焼結体(弾性率320[GPa])から形成されている場合、第1基準角度φ1は0.0001〜0.001°の範囲に設定されている。第1基準角度φ1が極めて小さいため、基準平面Pおよび第1端面P1の間隙d1(r)と、角度θ1(r)との関係は、近似式(10)で表現される。間隙d1(r)は、たとえば干渉計を用いて測定される。
θ1(r)≒arctan(d1(r)/(r−r)) ‥(10)。
第1基準角度φ1と、基準平面Pおよび第1端面P1の外周縁の間隙D1=d1(R)との関係は、近似式(12)で表現される。
φ1≒arctan(D1/(R−r))‥(12)。
たとえば、R=170[mm]、r=0[mm]の場合、当該間隙D1は0.3〜3[μm]である。
第2端面P2は、当該垂線に対して垂直な方向について、基準平面に対する角度θ2(r)が、0≦r≦r2(r2はr1と同一であっても異なっていてもよい。)は0であり、r2<r≦Rでは第2基準角度φ2以下の範囲になるように設計されることで基準平面Pから徐々に離間するような凸曲面状に形成されている。r2<r≦Rにおいて(dθ2/dr)は正値域を値域とする連続関数であり、(d2θ2/dr2)は0および正値域を値域とする連続関数である。たとえば、第2基体2がSiC焼結体(弾性率420[GPa])から形成されている場合、第2基準角度φ2は0.00007〜0.001°の範囲に設定されている。第2基準角度φ1が極めて小さいため、基準平面Pおよび第2端面P2の間隙d2(r)と、角度θ2(r)との関係は、近似式(20)で表現される。間隙d2(r)は、たとえば干渉計を用いて測定される。
θ2(r)≒arctan(d2(r)/(r−r2)) ‥(20)。
第2基準角度φ2と、基準平面Pおよび第2端面P2の外周縁の間隙D2=d2(R)との関係は、近似式(22)で表現される。
φ2≒arctan(D2/(R−r2))‥(22)。
たとえば、R=170[mm]、r=0[mm]の場合、当該間隙D2は0.2〜3[μm]である。
角度θ1(r)およびθ2(r)のそれぞれの下限値は、凸面形状の測定精度という観点から、0.00007°以上であることが好ましい。第1端面P1および第2端面P2のうち一方が凸曲面状に形成され、他方が平坦面状に形成されてもよい。第1端面P1および第2端面P2のそれぞれの表面粗さRaが0.01〜0.5[μm]の範囲に含まれている。第1基体1および第2基体2のそれぞれの接合面の間にグリース類が介在していてもよい。また蒸気圧が低いシリコンオイル、商品名フロリナート、ノベック(3M製)、または商品名フォンブリン(SOLVAY製)のようなフッ素系不活性液体も使用できる。
(作製方法)
導電体3が埋設されている第1原料粉末の略平板状の成形体が焼成されることで焼結体が作製される。その上で、当該焼結体にピン、第1凹部13および第2凹部14等がブラスト加工または機械加工などの適当な加工法にしたがって形成されることにより第1基体1が製造される。第1凹部13に受電端子31が配置され、受電端子31の上端部を導電体3に対してロウ付けなどにより電気的に接続させる。
第2原料粉末の略平板状の一対の成形体が焼成されることで一対の焼結体が作製される。当該一対の焼結体の一方または両方の端面に溝が形成された上で、当該一対の焼結体が溝を挟むように接合されることにより、溝に対応する流通経路22が内部に形成された接合体が作製される。(特許文献4による接合方法が適用できる)。
焼結体の接合材として第2原料粉末と主原料が共通するセラミックス粉末を含む接合材が用いられてもよい。そのほか。接合材としては、石英、ソーダ石灰ガラス、硼珪酸ガラスなどのガラス系接合材が用いられてもよい。当該接合体に、第1貫通孔23および第2貫通孔24等がブラスト加工または機械加工などの適当な加工法にしたがって形成されることにより第2基体2が製造される。
第1原料粉末としては、たとえば高純度(例えば純度99.9%以上)の窒化アルミニウム粉末、必要に応じてこれに適量の酸化イットリウム粉末などの焼結助剤が添加された混合原料粉末が用いられる。第2原料粉末としては、たとえば高純度(例えば純度99.9%以上)の炭化ケイ素粉末が用いられる。そのほか、アルミナ粉末等、他のセラミックス粉末が原料粉末として用いられてもよい。導電体3としては、たとえばMo箔またはMoメッシュが用いられる。
(実施例)
(実施例1)
主原料である窒化アルミニウム(AlN)に3%酸化イットリウム(Y)が添加された原料粉末から成形体が作製され、この成形体が焼成されることによりAlN焼結体が作製された。AlN焼結体の熱伝導率は165[W/mK]、弾性率は320[GPa]、平均線膨張係数は4.5[ppm]、比重は3.3であった。AlN焼結体に適当な加工が施されることにより、直径340[mm]、厚さ12[mm]の第1基体1が作製された。第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=0[mm]、φ1=0.00051°(D1=1.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。周方向に等間隔に配置されている12個の第2凹部14が形成された。
炭化珪素(SiC)を主原料とする原料粉末から成形体が作製され、この成形体が焼成されることによりSiC焼結体が作製された。SiC焼結体の熱伝導率は150[W/mK]、弾性率は420[GPa]、平均線膨張係数は5.0[ppm]、比重は3.2であった。SiC焼結体に適当な加工が施されることにより、直径340[mm]、厚さ20[mm]の第2基体2が作製された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=0[mm]、φ2=0.00051°(D2=1.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。周方向に等間隔に配置されている12個の第2貫通孔24が形成された。
第1基体1および第2基体2が、12本のボルト4(M6、PCD.320[mm])により、周方向に等間隔に配置された箇所で機械的に圧着されることにより実施例1の基板支持装置が構成された。
(実施例2)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.04[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=30[mm]、φ1=0.0008°(D1=2.0[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.04[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=30[mm]、φ2=0.0006°(D2=1.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例2の基板支持装置が構成された。
(実施例3)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが1.0[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=85[mm]、φ1=0.001°(D1=1.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが1.0[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=85[mm]、φ2=0.0007°(D2=1.0[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例3の基板支持装置が構成された。
(実施例4)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=0[mm]、φ1=0.0001°(D1=0.3[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=0[mm]、φ2=0.0001°(D2=0.3[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例4の基板支持装置が構成された。
(実施例5)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=0[mm]、φ1=0.002°(D1=6.0[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=0[mm]、φ2=0.002°(D2=6.0[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例5の基板支持装置が構成された。
(実施例6)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが1.0[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=85[mm]、φ1=0.002°(D1=3.0[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが1.0[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=85[mm]、φ2=0.0015°(D2=2.2[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例6の基板支持装置が構成された。
(実施例7)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=0[mm]、φ1=0.00009°(D1=0.26[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=85[mm]、φ2=0.00009°(D2=0.26[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例7の基板支持装置が構成された。
(実施例8)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第1端面P1は、r1=0[mm]、φ1=0.0025°(D1=7.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。第2基体2の第2端面P2およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.05[μm]に調節された。第2端面P2は、r2=85[mm]、φ2=0.0025°(D2=7.5[μm])であるような凸曲面状に形成された。これらの他は、実施例1と同一の条件下で実施例8の基板支持装置が構成された。
(参考例)
第1基体1の第1端面P1およびその反対側の端面のそれぞれの表面粗さRaが0.2[μm]に調節された。第1端面P1は平面状に形成された。第2基体2に代えて、銅(熱伝導率400W/mK、弾性率120GPa、平均線膨張係数16.8ppm、比重8.9)からなり、内部に流通経路が形成されている冷却盤が、第1基体1と機械的圧着ではなく、有機接着剤により接着された。接着剤層の厚さは100[μm]であった。これらの他は、実施例1と同一の条件下で参考例1の基板支持装置が構成された。
(評価方法)
冷媒としての水を第2基体2の流通経路22(または冷却盤の流通経路)に流量5[L/min]で流した際の、第1基体1により支持されているシリコンウエハ(基板)と冷媒との間の総括熱伝達率h1[W/mK]と、第1基体1と冷媒との間の総括熱伝達率h2[W/mK]とが測定された。
総括熱伝達率の評価は、基板上面より抵抗加熱またはランプ加熱によりに一定の熱量を投入し、基板の温度T、第1基体1の表面温度Tおよび第1端面P1の温度T、第2端面P2の温度T、第2基体2の温度T(側面の中間高さまたは第2基体2の中実部であって内在する冷媒溝近傍の位置)、流通経路22の入口における冷媒の温度T、流通経路22の出口における冷媒の温度Tおよび冷媒の流量Lを測定する。温度測定には接触式の熱電対で直接測定するかまたは非接触手段として赤外線カメラを用いて測定物の放射率から温度を換算することによって行う。
基板から冷却盤(第2基体2)に貫通する熱量Q(W)は、流通経路22の入口および出口における冷媒の温度差(T−T)、冷媒の流量および冷媒の比熱より推定する。
このとき基板と冷媒間の総括熱伝達率hは、以下の式(31)で推定する。ここでSは基板の面積とする。
=Q/{S(T−T)} ‥(31)。
同様に、第1基体1の表面と冷媒との間の総括熱伝達率hは、以下の式(32)で推定する。
=Q/{S(T−T)} ‥(32)。
当該評価結果が、表1にまとめて示されている。
前記構成の基板支持装置(静電チャック)によれば、第1端面P1および第2端面P2のそれぞれが凸曲面状に形成されている。このため、第1端面P1および第2端面P2のそれぞれを単に当接させただけでは、中心を含む内側領域では当接する一方、内側領域を取り囲む環状の外側領域においては離間して間隙が存在している状態になる(図2参照)。しかるに、第1端面P1および第2端面P2が、それぞれの中心よりも外周縁に近い位置(外側領域に含まれる位置)でボルト4および第1基体1の第2凹部14に形成された雌ネジの螺着によって機械的に圧着される。
これにより、当該間隙を埋めるように第1基体1および第2基体2の両方が弾性変形し、この弾性変形の応力によって第1端面P1および第2端面P2が内側領域においても確実に圧着される。このように、接着剤を介さずに第1端面P1および第2端面P2を全体的に接合させているので、第2基体2(冷却盤)の内部に形成された流通経路22を流れる冷却媒体によって、第1基体1およびこれに支持されている基板の冷却効率の向上および温度均一性の向上が図られる。
また、第1基体1および第2基体2の熱抵抗を小さくできるため、第1基体1により支持されている基板の温度を、第2基体2の流通経路22を流れる冷媒としての水の温度に近づけることができる。第2基体2にSiCのような高剛性素材が使用できるため外部荷重による表面の変形を小さくすることができる。第1基体1と第2基体2との線膨張差が緩和されることによって残留応力が抑制され、経年変化の小さい形状安定性の優れた構造となった。また、高比剛性から軽量構造とすることができた。
1‥第1基体、2‥第2基体、3‥導電体、4‥ボルト(圧着機構)、31‥受電端子、32‥給電端子、P‥基準平面、P1‥第1端面、P2‥第2端面。

Claims (5)

  1. 導電体が埋設されている平板状のセラミックス焼結体からなる第1基体と、
    内部に冷却媒体を流通させるための流通経路が形成されているセラミックス焼結体からなる第2基体と、を備え、
    前記第1基体の一端面である第1端面と、前記第2基体の一端面である第2端面とが全体的に接合されることにより構成されている基板支持装置であって、
    前記第1端面および前記第2端面のうち少なくとも一方の端面が、その中心を通り、前記第1基体および前記第2基体の接合方向に平行に延在する垂線を有する基準平面から基準角度以下の角度をなして徐々に離間するような凸曲面状に形成され、
    前記第1端面および前記第2端面をそれぞれの中心よりも外周縁に近い位置で機械的に圧着する圧着機構をさらに備えていることを特徴とする基板支持装置。
  2. 請求項1記載の基板支持装置において、
    前記第1端面が凸曲面状である場合、前記第1端面の前記基準角度が前記第1基体を構成するセラミックス焼結体の弾性率に応じて設定され、前記第2端面が凸曲面状である場合、前記第2端面の前記基準角度が前記第2基体を構成するセラミックス焼結体の弾性率に応じて設定されていることを特徴とする基板支持装置。
  3. 請求項1または2記載の基板支持装置において、
    前記基準角度が0.0001〜0.002°の範囲に含まれるように設定されていることを特徴とする基板支持装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の基板支持装置において、
    前記第1端面および前記第2端面のそれぞれの表面粗さRaが0.01〜0.5[μm]の範囲に含まれていることを特徴とする基板支持装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の基板支持装置において、
    前記第1端面および前記第2端面の間にグリース、シリコンオイルまたはフッ素系不活性液体が介在していることを特徴とする基板支持装置。
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