JP2021034412A - 保持装置 - Google Patents

保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021034412A
JP2021034412A JP2019149273A JP2019149273A JP2021034412A JP 2021034412 A JP2021034412 A JP 2021034412A JP 2019149273 A JP2019149273 A JP 2019149273A JP 2019149273 A JP2019149273 A JP 2019149273A JP 2021034412 A JP2021034412 A JP 2021034412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
detection unit
holding device
deformation
ceramic portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019149273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7108585B2 (ja
Inventor
鈴木 敦
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2019149273A priority Critical patent/JP7108585B2/ja
Publication of JP2021034412A publication Critical patent/JP2021034412A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7108585B2 publication Critical patent/JP7108585B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】保持装置の載置面の変形を検出する技術を提供する。【解決手段】保持装置は、セラミックを主成分とし、板状に形成され、対象物が載置される載置面を有するセラミック部と、金属を主成分とし、板状に形成された金属部であって、セラミック部に対して、載置面とは反対側に配置された金属部と、セラミック部と金属部との間に配置され、セラミック部と金属部とを接合する接合部と、を備え、接合部は、自身の変形を検知するシート状の検知部を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、対象物を保持する保持装置に関する。
半導体製造装置内で保持装置に保持されたウェハ上に成膜する際やウェハのエッチングを行う際に、ウェハの反り等により、保持装置によるウェハ保持力の低下が生じる場合がある。ウェハ保持力が低下すると、成膜やエッチングの精度が低下する虞があるため、従来、ウェハの変形を検知する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特開2008−116354号 特開平6−302550号公報
ところで、ウェハ保持力の低下は、ウェハ側だけでなく、保持装置のウェハ載置面側の反り、歪み等の変形により生じる場合もある。そのため、保持装置の載置面の変形を検知可能な技術が望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、保持装置の載置面の変形を検知する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、保持装置が提供される。この保持装置は、セラミックを主成分とし、板状に形成され、前記対象物が載置される載置面を有するセラミック部と、金属を主成分とし、板状に形成された金属部であって、前記セラミック部に対して、前記載置面とは反対側に配置された金属部と、前記セラミック部と前記金属部との間に配置され、前記セラミック部と前記金属部とを接合する接合部と、を備え、前記接合部は、自身の変形を検知するシート状の検知部を含む。
この構成によれば、接合部が検知部を含むため、検知部自身の変形を検知することができる。接合部はセラミック部と同様に変形するため、接合部に含まれる検知部の変形を検知することにより、セラミック部の変形を検知することができる。セラミック部の変形を検知することにより、例えば、セラミック部の反り、歪み等の変形が所定量以下になるように、使用温度や保持装置への荷重を調整することにより、保持装置の載置面の平面度を高め、ウェハ等の処理対象物への処理の面内分布を均一にすることができる。
(2)上記形態の保持装置であって、前記検知部は、高分子圧電体と、前記高分子圧電体に設けられた、正極と負極となる一対の検知電極と、を備えてもよい。高分子圧電体は、変形すると歪みに応じて分極し、歪みの増加により電圧が増加するため、電圧を検知することで歪みすなわち変形量を測定することができる。また、高分子圧電体は、セラミック部の載置面と同一以上の比較的大きなサイズに形成する場合に、無機材料から成る圧電体と比較して容易に形成することができる。さらに、高分子圧電体は、無機材料から成る圧電体と比較して、伸縮性、曲げ特性に優れるため、セラミック部にたわみや反り等の変形が生じた際に、検知部の割れ・クラック等の発生が少ない。
(3)上記形態の保持装置であって、前記検知部は、複数の小検知部に分割されており、前記小検知部は、前記セラミック部のうち、前記小検知部に対応する部分の変形を検出してもよい。このようにすると、セラミック部の変形を、小検知部ごとに検知することができるため、セラミック部の変形箇所を特定する等、より詳細にセラミック部の変形を検出することができる。
(4)上記形態の保持装置であって、前記検知部は、複数の対の検知電極を備えてもよい。1枚の高分子圧電体に対し、複数の対の検知電極を備えることにより、電極の場所ごとにセラミック部の変形を検知することができる。
(5)上記形態の保持装置であって、前記検知部は、自身の面積が、前記セラミック部の前記載置面の面積以上であってもよい。このようにすると、セラミック部全体の歪み、反り等の変形を評価することができる。さらに、検知部の面積が、セラミック部の載置面の面積以上であるため、載置面全体にわたって熱的に均質にすることができる。その結果、対象物への処理の面内分布を均一にすることができる。
(6)上記形態の保持装置であって、前記セラミック部を構成する材料と前記金属部を構成する材料は熱膨張率が異なってもよい。このような構成の場合、使用温度によってセラミック部に生じる変形が大きくなる可能性がある。この構成によれば、検知部によってセラミック部の変形を検知することができるため、検知された変形量を用いて、使用温度を変更する等の対処を行うことにより、処理対象物の保持力低下を抑制することができる。
(7)上記形態の保持装置であって、さらに、前記セラミック部の内部に配置され、前記対象物を吸着するための吸着電極を、備えてもよい。このようにすると、対象物を静電吸着により保持することができる。例えば、検知した変形量に応じて吸着電極への印加電圧を制御することにより、安定した吸着状態を維持することができる。その結果、対象物の温度変動を安定化させ、膜形成の安定化、対象物の裏面の異物減少、対象物の割れの抑制に資することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、保持装置を含む半導体製造装置、保持装置の製造方法などの形態で実現することができる。
第1実施形態における静電チャックの外観構成を概略的に示す斜視図である。 静電チャックのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 検知部のXZ断面構成を模式的に示す説明図である。 温度変化によるセラミック部の変形を説明するための説明図である。 温度変化によるセラミック部の変形を説明するための説明図である。 第2実施形態における検知部の平面構成を概略的に示す説明図である。 第2実施形態におけるXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 第3実施形態における検知部の平面構成を概略的に示す説明図である。 第3実施形態における静電チャックのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 第4実施形態における接合部の平面構成を概略的に示す説明図である。 第4実施形態における接合部のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 第5実施形態の静電チャックのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における静電チャック10の外観構成を概略的に示す斜視図である。図2は、静電チャック10のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図2において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図1、図2には、方向を特定するために、互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック10は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
静電チャック10は、対象物(例えばウェハW)を静電引力により吸着して保持する装置であり、例えば半導体製造装置の真空チャンバー内でウェハWを固定するために使用される。静電チャック10は、上下方向(Z軸方向)に並べて配置されたセラミック部100、金属部200、およびセラミック部100と金属部200とを接合する接合部300を備える。本実施形態における静電チャック10を、「保持装置」とも呼ぶ。
セラミック部100は、略円形平面状の載置面S1を有する板状部材であり、セラミック(例えば、アルミナや窒化アルミニウム等)により形成されている。セラミック部100の直径は、例えば、50mm〜500mm程度(通常は200mm〜350mm程度)であり、セラミック部100の厚さは例えば1mm〜10mm程度である。
セラミック部100の内部には、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された吸着電極400(図2)が配置されている。Z軸方向視での吸着電極400の形状は、例えば略円形である。吸着電極400に電源(不図示)から電圧が印加されると、静電引力が発生し、この静電引力によってウェハWがセラミック部100の載置面S1に吸着固定される。
金属部200は、セラミック部100と径が等しい略円形平面状の板状部材である第1金属部220(図1)と、セラミック部100より径が大きい略円形平面状の板状部材である第2金属部230(図1)と、を備え、全体として、階段状に拡径する板状部材である。金属部200は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金等により形成されている。金属部220の直径は、例えば、220mm〜550mm程度(通常は220mm〜350mm)であり、金属部200の厚さは、例えば、20mm〜40mm程度である。
金属部200の内部には冷媒流路210(図2)が形成されている。冷媒流路に冷媒(例えば、フッ素系不活性液体や水等)が流されると、金属部200が冷却され、接合部300を介した金属部200とセラミック部100との間の伝熱によりセラミック部100が冷却され、セラミック部100の載置面S1に保持されたウェハWが冷却される。これにより、ウェハWの温度制御が実現される。セラミック部100を構成する材料と金属部200を構成する材料は、互いに熱膨張率が異なる。
接合部300は、セラミック部100と金属部200を接合する。そして、接合部300は、自身の変形を検知するシート状の検知部310を含む。具体的には、図2に示すように、接合部300は、検知部310を、第1接合部320と第2接合部330とで挟んで構成されている。検知部310、第1接合部320、および第2接合部330は、同一径の略円形平面のシート状(板状)に形成されている。第1接合部320、および第2接合部330は、例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の接着材により構成されており、柔軟性と耐熱性に優れるシリコーン系の接着材がより好ましい。
図3は、検知部310のXZ断面構成を模式的に示す説明図である。図示するように、検知部310は、高分子圧電体312と、高分子圧電体312の上面に設けられた上面検知電極314aと、高分子圧電体312の下面に設けられた下面検知電極314bと、上面配線316aと、下面配線316bと、を備える。上面検知電極314aと下面検知電極314bとは、正極と負極となる一対の検知電極314である。上面検知電極314aと下面検知電極314bは、変形の向きにより、正負が入れ替わる。上面配線316aと、下面配線316bとを区別しないときには、単に「配線316」とも呼ぶ。
本実施形態における検知部310は、バイモルフ型振動子の圧電効果を利用するものである。バイモルフ型振動子は、たわみ振動子ともいわれ、検知部310は、長さ方向に伸縮する高分子圧電体312を備え、たわみ力を与えるとその力に応じた電圧を生じることができる。検知部310自体は容易に変形するため、検知部310を接合部300に導入しても、静電チャック10の動作、歪みに、ほとんど影響を与えることなく、セラミック部100の変形を検知することができる。
高分子圧電体312は、高分子化合物から成る。高分子化合物としては、例えば、圧電フィルム、誘電エラストマー、導電性高分子を用いることができる。圧電フィルムは、例えば、ポリフッ化ビニリデンまたはポリフッ化ビニリデンと、他のフッ素系高分子との共重合体から形成される。ポリフッ化ビニリデンは他の高分子化合物と比較して、圧電定数が高いため、好ましい。圧電フィルムは、変形すると歪みに応じて分極し、歪みの増加により電圧が増加するため、電圧を検知することにより歪みすなわち変形量を測定することができる。誘電エラストマーとしては、例えば、アクリルエラストマー、シリコーンエラストマー、ポリ塩化ビニルなどを用いることができる。誘電エラストマーは変形し、電極間距離が変化すると、電気容量が変化する。電極間距離が減少すると電気容量は増加するため、電気容量を検知することにより変形量を測定することができる。導電性高分子は、陽イオン導電性高分子、陰イオン導電性高分子、電子伝導性高分子があり、これらが変形すると、イオンとそれに水和した水分子、もしくは溶媒和した溶媒分子、もしくは電子の移動により電圧が発生する。この電圧を検知することにより、変形量を測定することができる。イオン導電性の材料としては、例えば、イオン液体とベースポリマーを複合化しシート化することにより作製することができる。具体的には、ベースポリマーとしては、例えばポリフッ化ビニリデンやその他のフッ素系高分子を用いることができる。これらを必要に応じて溶媒に溶解し、塗り広げた後、乾燥することにより、高分子圧電体312となるイオン導電性高分子を作製することができる。その他、圧電フィルム、誘電エラストマー、導電性高分子も同様に、溶媒に溶解し、塗り広げた後、乾燥することにより、高分子圧電体312を作製できる。また、材料によっては、加熱溶融し、塗り広げた後、冷却することにより高分子圧電体312を作製してもよい。
検知電極314は、導電性材料から形成される。例えば、カーボンファイバーやカーボンナノチューブからなる膜、金属膜等、種々の導電性材料を用いることができる。検知電極314は、例えば、箔を貼る、蒸着するなどの公知の方法により形成することができる。イオン液体とカーボンナノチューブを混合してゲル化させたものも利用することができる。
配線316は、電気信号を検出するために電極に接続されている。配線316は、例えば、銅線、アルミニウム線、タングステン線、金やアルミニウムなどの各種のボンディングワイヤ等を用いることができる。配線316としては、比抵抗が小さい銅や金の配線を用いることが好ましい。
図4、図5は、温度変化によるセラミック部100の変形を説明するための説明図である。図4、図5では、静電チャック10のXZ断面を簡略化して模式的に図示している。但し、図4、図5では、変形を誇張して図示している。以下では、セラミック部100の構成材料の熱膨張率は、金属部200の構成材料の熱膨張率と等しく、正の熱膨張率を持ち、温度の上昇により膨張、温度の低下により収縮するとして説明する。アルミナなどのセラミックやアルミニウムなどの金属など多くの材料は、正の熱膨張率を持つためである。
図4(A)は、温度t(0)℃での初期状態(変形が無い状態)の静電チャック10を示す。図4(B)は、例えば、半導体製造装置内の温度やエッチングや成膜など各種処理の反応熱により、静電チャック10の温度が温度t(0)℃より上昇した場合のセラミック部100の変形の一例を示す。ここでは、温度t(0)℃<セラミック部100の温度<金属部200の温度である。図4(B)に示すように、使用温度が上昇すると、セラミック部100および金属部200はともに膨張するが、セラミック部100の温度<金属部200の温度のため、セラミック部100の膨張よりも、金属部200の膨張の方が大きい。このとき、金属部200の上面(Z軸正方向の面)に、下に(Z軸負方向に)突出する反りが生じる。セラミック部100と金属部200とは、接合部300によって接合されているため、セラミック部100に、金属部200の上面と同様の下に突出する反りが生じる。すなわちセラミック部100の上面(Z軸正方向の面)が凹の反りが生じる。接合部300は、セラミック部100および金属部200の膨張に伴い、セラミック部100と同様に変形する。なお、セラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率より小さい場合には、セラミック部100は、温度が上昇しても金属部200ほど膨張しない。そのため、セラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率より小さく、かつ、セラミック部100の温度と金属部200の温度が等しい場合には、セラミック部100の凹の反りは、両者の熱膨張率が等しい場合より、大きくなる。
図4(C)は、例えば、ウェハを交換する際など静電チャック10の温度が温度t(0)℃よりも低下した場合のセラミック部100の変形の一例を示す。このとき、金属部200の温度<セラミック部100の温度<温度t(0)℃である。図4(C)に示すように、温度が低下すると、セラミック部100および金属部200はともに収縮するが、金属部200の温度<セラミック部100の温度のため、セラミック部100の収縮よりも、金属部200の収縮の方が大きい。このとき、金属部200の上面(Z軸正方向の面)に、上に(Z軸正方向に)突出する反りが生じる。セラミック部100と金属部200とは、接合部300によって接合されているため、セラミック部100に、金属部200の上面と同様の上に突出する反りが生じる。すなわちセラミック部100の上面(Z軸正方向の面)が凸の反りが生じる。接合部300は、セラミック部100および金属部200の収縮に伴い、セラミック部100と同様に変形する。なお、セラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率より小さい場合には、セラミック部100は、金属部200ほど収縮しない。そのため、セラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率より小さく、かつ、セラミック部100の温度と金属部200の温度が等しい場合には、セラミック部100の凸の反りは、両者の熱膨張率が等しい場合より、大きくなる。
図5(D)は、半導体製造装置内の温度やエッチングや成膜など各種処理の反応熱により、使用温度が温度t(0)℃より上昇した場合のセラミック部100の変形の一例を示す。図5(D)に示すように、使用温度が、温度t(0)℃<金属部200の温度<セラミック部100の温度となるように上昇すると、セラミック部100および金属部200はともに膨張する。このとき、仮にセラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率と等しい場合であっても、温度t(0)℃<金属部200の温度<セラミック部100の温度なので、セラミック部100の膨張の方が、金属部200の膨張よりも大きくなる。このとき、セラミック部100の上面(Z軸正方向の面)に、上に(Z軸正方向に)突出する反りが生じる。すなわちセラミック部100の上面(Z軸正方向の面)が凸の反りが生じる。接合部300は、セラミック部100および金属部200の膨張に伴い、セラミック部100と同様に変形する。
図5(E)は、半導体製造装置内の温度や冷媒などによる冷却機構により、使用温度が温度t(0)℃より低下した場合のセラミック部100の変形の一例を示す。図5(E)に示すように、使用温度がセラミック部100の温度<金属部200の温度<温度t(0)℃となるように低下すると、セラミック部100および金属部200はともに収縮する。このとき、仮にセラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率と等しい場合であっても、セラミック部100の温度<金属部200の温度<温度t(0)℃なので、セラミック部100の収縮の方が、金属部200の収縮よりも大きくなる。このとき、セラミック部100の上面(Z軸正方向の面)に、下に(Z軸負方向に)突出する反りが生じる。すなわちセラミック部100の上面(Z軸正方向の面)が凹の反りが生じる。接合部300は、セラミック部100および金属部200の収縮に伴い、セラミック部100と同様に変形する。
図5(F)は、上記各種条件の変化により、使用温度が変化した場合のセラミック部100の変形の一例を示す。セラミック部100の温度が温度t(0)℃よりも上昇し、金属部200の温度が温度t(0)℃よりも低下した場合、すなわち、金属部200の温度<温度t(0)℃<セラミック部100の温度、となるように変化した場合、図5(F)に示すように、セラミック部100が膨張し、金属部200は収縮する。このとき、仮にセラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率と等しい場合であっても、温度t(0)℃<セラミック部100の温度なので、セラミック部100が膨張し、金属部200の温度<温度t(0)℃なので金属部200が収縮する。すなわち、セラミック部100の上面(Z軸正方向の面)に、上に(Z軸正方向に)突出する反りが生じる。すなわちセラミック部100の上面(Z軸正方向の面)が凸の反りが生じる。接合部300は、セラミック部100の膨張、および金属部200の収縮に伴い、セラミック部100と同様に変形する。
上述の通り、検知部310は、たわみ力を与えるとその力に応じた電圧を出力することができるため、図4、図5に示すように変形すると、変形に応じた電圧を出力する。配線316に電圧計を接続することにより、検知部310の変形に応じた電圧を測定することができる。そのため、検知部310の変形−電圧特性を用いて、検知部310からの出力電圧から検知部310自身の変形量を算出することができる。上述の通り、接合部300は、セラミック部100と同様に変形する。そのため、接合部300に含まれる検知部310の変形を検知することにより、セラミック部100の変形を検知することができる。すなわち、検知部310は、セラミック部の変形を検知することができる。なお、他の実施形態において、配線316に電流計を接続してもよい。このようにしても、検知部310の変形に応じた電流を測定することができるため、出力電流からセラミック部100の変形量を算出することができる。
以上説明したように、本実施形態の静電チャック10によれば、検知部310を備えるため、ウェハWの膜形成プロセスにおける静電チャック10のセラミック部100の変形を検出することができる。静電チャックを用いて、ウェハの温度変動を伴いつつ膜形成やエッチング加工を行うプロセスにおいては、ウェハの温度変動に伴い、ウェハの反り量が変動するため、静電チャックによるウェハの吸着保持の不良が発生することがある。ウェハの吸着保持の不良が生じると、膜形成の精度が低下するだけでなく、ウェハの裏面(静電チャック側の面)の異物増加、ウェハ割れといった問題も発生する可能性がある。ウェハの温度変動は静電チャックとの吸着状態によっても左右され、吸着状態は、静電チャックの反り量によっても変化する。本実施形態の静電チャック10によれば、静電チャック10の反り量を、成膜やエッチングのプロセス中に測定することができるため、例えば、セラミック部100の反り量に応じて吸着電極400への印加電圧を制御して、安定した吸着状態を維持することができる。そして、ウェハの温度変動を安定化させることにより、膜形成の安定化、ウェハ裏面の異物減少、ウェハの割れの抑制を可能にすることができる。
本実施形態の静電チャック10では、検知部310は、接合部300に含まれる。そのため、検知部310をセラミック部100に内蔵する場合と比較して、容易に検知部310を備える静電チャック10を製造することができる。検知部310は、高分子化合物から成る高分子圧電体312を備えるため、セラミックと同時焼成により製造することが困難であるためである。また、セラミック部100は、実質的に均一な厚さの平板であり、非常に硬い弾性材料であるため、保持対象物の処理中における表面と裏面の形状は実質的に一致するため、接合部300に内蔵された検知部310により、セラミック部100の変形を検知することができる。
また、ウェハと吸着電極400との間に、別の導体層が存在すると、吸着電極400に印加した電圧により生じた静電気が別の導体層によって乱される可能性ある。これに対し、本実施形態の静電チャック10によれば、検知部310が、セラミック部100と金属部200との間に配置される接合部300に含まれ、吸着電極400に対してウェハWと反対側に配置されるため、吸着電極400に印加した電圧により生じた静電気の乱れの発生を抑制することができる。
本実施形態の検知部310は、高分子圧電体312を備える。高分子圧電体312は、高分子材料から成るため、セラミック部100と同等の大きさに、容易に製造することができる。また、高分子圧電体312は、伸縮性、曲げ特性に優れるため、たわみや反りの変形の際に、割れ、クラック等の発生を抑制することができる。高分子圧電体312は、たわみや反りの変形が可能であり、かつ平面状を容易に作製できるため、たわみ検出用圧電素子を容易に作製でき、主に平面状の部材からなる静電チャック10に容易に適用することができる。また、検知部310自体が容易に変形するため、接合部300に検知部310を導入しても、静電チャック10の動作、歪みにほとんど影響を与えることなく、変形を検知することができる。
本実施形態の静電チャック10によれば、検知部310は、セラミック部100と略同一の平面形状に形成されているため、セラミック部100全体の歪み、反り等の変形を検出することができる。また、静電チャック10の平面方向(XY面方向)において、検知部310による温度特異点が形成されず、セラミック部100を熱的に均質にすることができるため、保持対象物(例えば、ウェハ)の処理の均一性の低下を抑制することができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態における検知部310Aの平面構成を概略的に示す説明図である。図6において、Z軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図7は、第2実施形態におけるXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図7において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャックは、第1実施形態の検知部310に換えて検知部310Aを用いている。以下に説明する第2〜第5実施形態において、第1実施形態の静電チャック10と同一の構成には同一の符号付し、先行する説明を参照する。
図示するように、本実施形態の検知部310Aは、2対の検知電極(第1検知電極3141および第2検知電極3142)を備える。図6では、第1検知電極3141および第2検知電極3142を明瞭に示すために、第1検知電極3141および第2検知電極3142に斜線ハッチングを付して示している。図7に示すように、第1検知電極3141は第1上面検知電極314a1と第1下面検知電極314b1とを備え、第2検知電極3142は第2上面検知電極314a2と第2下面検知電極314b2とを備える。図示するように、第1検知電極3141および第2検知電極3142は、それぞれ、平面略半円形状に形成されている。
本実施形態の静電チャックによれば、検知部310Aが2対の検知電極(第1検知電極3141および第2検知電極3142)を備えるため、検知電極の場所ごとに、セラミック部100のうち、検知電極に対応する部分の変形を検出することができる。例えば、温度によってセラミック部100の変形の大きさが変わる可能性がある場合、本実施形態の静電チャックによれば、検知部310Aが2対の検知電極を備えるため、各検知電極の変形量を用いて、温度分布を検知することができる。
<第3実施形態>
図8は、第3実施形態における検知部310Bの平面構成を概略的に示す説明図である。図8において、Z軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図9は、第3実施形態における静電チャック10BのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図9において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャック10Bは、第1実施形態の検知部310に換えて検知部310Bを用いている。
図示するように、本実施形態の検知部310Bは、第2実施形態と同様に、2対の検知電極(第1検知電極3151および第2検知電極3152)を備える。図8では、第1検知電極3151および第2検知電極3152を明瞭に示すために、第1検知電極3151および第2検知電極3152に斜線ハッチングを付して示している。
図9(A)に示すように、本実施形態の静電チャック10Bには、接合部300および金属部200を貫通孔する配線用孔500が、2つ設けられている。図9(B)に示すように、第1検知電極3151は第1上面検知電極315a1と第1下面検知電極315b1とを備え、第2検知電極3152は第2上面検知電極315a2と第2下面検知電極315b2とを備える。本実施形態では、第1検知電極3151は、平面略円環形状(略ドーナツ形状)に形成され、第2検知電極3142は、平面略円形状に形成されている。図9(A)に示すように、上面配線316a2と下面配線316b2は、配線用孔500から外に引き回されている。本実施形態の静電チャックによれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第4実施形態>
図10は、第4実施形態における接合部300Cの平面構成を概略的に示す説明図である。図10において、Z軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。図11は、第4実施形態における接合部300CのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図11において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャックは、第1実施形態の接合部300に換えて接合部300Cを用いている。
図示するように、本実施形態の接合部300Cは、2つの小検知部(第1小検知部310C1および小第2検知部310C2)に分割された検知部310Cを備える。図11に示すように、第1小検知部310C1および小第2検知部310C2は、それぞれ、第1実施形態の検知部310と同様に、高分子圧電体と1対の検知電極を備える。図示するように、第1小検知部310C1および小第2検知部310C2は、それぞれ、平面略半円形状に形成されている(図10)。
本実施形態の静電チャックによれば、検知部310Cが2つの小検知部(第1小検知部310C1および小第2検知部310C2)に分割されているため、セラミック部100のうち、各小検知部に対応する部分の変形を、各小検知部により検出することができる。その結果、第2実施形態と同様に、セラミック部100の温度分布を検知することができる。
<第5実施形態>
図12は、第5実施形態の静電チャック10DのXZ断面構成を概略的に示す説明図である。図12において、Y軸正方向は、紙面裏側に向かう方向である。本実施形態の静電チャック10Dが、第1実施形態の静電チャック10と異なる点は、セラミック部100Dの形状である。本実施形態のセラミック部100Dは、その載置面S1Dの直径L2が、検知部310の直径L1より小さい。換言すると、本実施形態の検知部310は、自身の面積が、セラミック部100Dの載置面S1Dの面積以上である。
このようにしても、セラミック部100D全体の歪み、反り等の変形を検出することができる。また、静電チャック10Dの平面方向(XY面方向)において、検知部310による温度特異点が形成されず、セラミック部100Dを熱的に均質にすることができるため、保持対象物(例えば、ウェハ)の処理の均一性の低下を抑制することができる。
<本実施形態の変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・上記実施形態の静電チャック10において、さらに、セラミック部100の内部に、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された抵抗発熱体で構成された複数のヒータ電極を備える構成にしてもよい。このようにすると、ヒータ電極が発熱することによってセラミック部100が温められ、セラミック部100の載置面S1に保持されたウェハWを温めることができる。これにより、ウェハWの温度制御を行うことができる。
・上記第2実施形態および第3実施形態において、2対の検知電極を備える例を示したが、3対以上の検知電極を備えてもよい。このようにすると、さらに詳細に、セラミック部100の変形を検知することができる。
・上記第4実施形態において、検知部が、2つの小検知部に分割されている例を示したが、3つ以上の小検知部に分割されていてもよい。このようにすると、さらに詳細に、セラミック部100の変形を検知することができる。
・検知部310が複数対の検知電極を備える場合に、各検知電極の平面形状は、上記実施形態に限定されず、種々の形状に適宜設定することができる。同様に、検知部が複数の小検知部に分割されている場合に、各小検知部の平面形状は、上記実施形態に限定されず、種々の形状に適宜設定することができる。
・上記実施形態の静電チャック10において、検知部310として高分子圧電体312を用いる例を示したが、これに限定されない。例えば、無機材料から成る圧電体を用いてもよい。また、金属歪みゲージ等、種々の公知の変形検知手段を用いてもよい。金属歪みゲージを用いる場合には、一対の圧電体電極は、金属箔の一方の面に設けられてもよい。
・上記実施形態の静電チャック10において、検知部310は、積層方向(図のZ軸方向)に貫通する貫通孔を有しても良い。静電チャック10において、セラミック部100の内部にある吸着電極400やヒータに接続する配線を通すための配線挿通孔、ヘリウムガスなどのガス流路孔、および対象物(例えば、ウェハ)を脱着するためのピンなどが配置されるピン挿通孔が、接合部300に形成されている場合に、検知部310がこれらの各孔に対応する貫通孔を有するのが好ましい。この場合、検知電極に形成された貫通孔の直径を、高分子圧電体に形成された貫通孔の直径よりも大きくすることが好ましい。これにより、検知電極間の短絡を抑制することができる。
・上記実施形態において、検知部の平面の面積がセラミック部の載置面の面積より小さくてもよい。このようにしても、セラミック部100の一部の変形を検知できる。但し、検知部の平面の面積を、セラミック部の載置面の面積以上にすると、載置面全体にわたって熱的に均質にすることができ、また、載置面全体の変形を検出することができるため、好ましい。
・セラミック部100を構成する材料の熱膨張率と、金属部200を構成する材料の熱膨張率は、同一でもよい。セラミック部100と金属部200の温度が異なる場合があり、この場合は変形を生じるためである。また、セラミック部100の構成材料の熱膨張率が、金属部200の構成材料の熱膨張率より大きくでもよい。このような場合にも、セラミック部100の変形を検出することができると、変形量に応じて、吸着電極への印加電圧を制御すること等により、安定した吸着状態を維持することができる。
・上記実施形態において、保持装置として静電チャックを例示したが、保持装置は、静電チャックに限定されず、セラミックス板を備え、セラミックス板の表面上に対象物を保持する種々の保持装置として構成することができる。例えば、CVD、PVD、PLD、エッチング等の真空装置用ヒータ装置、サセプタ、載置台として構成することができる。
・上記実施形態において、略円形平面の板状部材であるセラミック部100を例示したが、セラミック部100の平面形状は上記実施形態に限定されない。例えば、矩形平面、多角形平面等の板状部材であってもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
10、10D…静電チャック
100、100D…セラミック部
200…金属部
210…冷媒流路
220…第1金属部
230…第2金属部
300、300C…接合部
310、310A、310B、310C…検知部
310C1…第1小検知部
310C2…小第2検知部
312…高分子圧電体
314…検知電極
314a…上面検知電極
314a1…第1上面検知電極
314a2…第2上面検知電極
314b…下面検知電極
314b1…第1下面検知電極
314b2…第2下面検知電極
315a1…第1上面検知電極
315a2…第2上面検知電極
315b1…第1下面検知電極
315b2…第2下面検知電極
316…配線
316a…上面配線
316b…下面配線
320…第1接合部
330…第2接合部
400…吸着電極
500…配線用孔
3141、3151…第1検知電極
3142、3152…第2検知電極
3151…第1検知電極
3152…第2検知電極
S1、S1D…載置面
W…ウェハ

Claims (7)

  1. 対象物を保持する保持装置であって、
    セラミックを主成分とし、板状に形成され、前記対象物が載置される載置面を有するセラミック部と、
    金属を主成分とし、板状に形成された金属部であって、前記セラミック部に対して、前記載置面とは反対側に配置された金属部と、
    前記セラミック部と前記金属部との間に配置され、前記セラミック部と前記金属部とを接合する接合部と、
    を備え、
    前記接合部は、自身の変形を検知するシート状の検知部を含むことを特徴とする、
    保持装置。
  2. 請求項1に記載の保持装置であって、
    前記検知部は、
    高分子圧電体と、
    前記高分子圧電体に設けられた、正極と負極となる一対の検知電極と、
    を備えることを特徴とする、
    保持装置。
  3. 請求項1および請求項2のいずれか一項に記載の保持装置であって、
    前記検知部は、複数の小検知部に分割されており、
    前記小検知部は、前記セラミック部のうち、前記小検知部に対応する部分の変形を検出することを特徴とする、
    保持装置。
  4. 請求項2に記載の保持装置であって、
    前記検知部は、複数の対の検知電極を備えることを特徴とする、
    保持装置。
  5. 請求項1から請求項4の少なくとも一項に記載の保持装置であって、
    前記検知部は、自身の面積が、前記セラミック部の前記載置面の面積以上であることを特徴とする、
    保持装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の保持装置であって、
    前記セラミック部を構成する材料と前記金属部を構成する材料は熱膨張率が異なることを特徴とする、
    保持装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の保持装置であって、
    さらに、
    前記セラミック部の内部に配置され、前記対象物を吸着するための吸着電極を備えることを特徴とする、
    保持装置。
JP2019149273A 2019-08-16 2019-08-16 保持装置 Active JP7108585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019149273A JP7108585B2 (ja) 2019-08-16 2019-08-16 保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019149273A JP7108585B2 (ja) 2019-08-16 2019-08-16 保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021034412A true JP2021034412A (ja) 2021-03-01
JP7108585B2 JP7108585B2 (ja) 2022-07-28

Family

ID=74676169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019149273A Active JP7108585B2 (ja) 2019-08-16 2019-08-16 保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7108585B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022092824A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 日本碍子株式会社 半導体製造装置用部材及びその製法
WO2023189979A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 京セラ株式会社 試料保持具
WO2024100752A1 (ja) * 2022-11-08 2024-05-16 日本碍子株式会社 半導体製造装置用部材

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06302550A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Hitachi Ltd 半導体製造装置
JPH11251420A (ja) * 1997-12-23 1999-09-17 Siemens Ag 半導体ウエーハ及び同様の装置を処理するための装置及び半導体ウエーハ及び同様の装置を処理するための方法
JP2009158966A (ja) * 2000-05-23 2009-07-16 Asml Holding Nv 可撓性圧電性チャック
WO2017038555A1 (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 住友大阪セメント株式会社 フォーカスリング、フォーカスリングの製造方法
KR101795707B1 (ko) * 2016-05-10 2017-12-04 (주)세온 서셉터, 이를 포함하는 반응로 및 서셉터의 제조 방법
JP2018504691A (ja) * 2014-12-23 2018-02-15 ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッドCambridge Touch Technologies Limited 感圧式タッチパネル
WO2019065233A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 住友大阪セメント株式会社 静電チャック装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06302550A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Hitachi Ltd 半導体製造装置
JPH11251420A (ja) * 1997-12-23 1999-09-17 Siemens Ag 半導体ウエーハ及び同様の装置を処理するための装置及び半導体ウエーハ及び同様の装置を処理するための方法
JP2009158966A (ja) * 2000-05-23 2009-07-16 Asml Holding Nv 可撓性圧電性チャック
JP2018504691A (ja) * 2014-12-23 2018-02-15 ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッドCambridge Touch Technologies Limited 感圧式タッチパネル
WO2017038555A1 (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 住友大阪セメント株式会社 フォーカスリング、フォーカスリングの製造方法
KR101795707B1 (ko) * 2016-05-10 2017-12-04 (주)세온 서셉터, 이를 포함하는 반응로 및 서셉터의 제조 방법
WO2019065233A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 住友大阪セメント株式会社 静電チャック装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022092824A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 日本碍子株式会社 半導体製造装置用部材及びその製法
WO2023189979A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 京セラ株式会社 試料保持具
WO2024100752A1 (ja) * 2022-11-08 2024-05-16 日本碍子株式会社 半導体製造装置用部材
KR20240070453A (ko) * 2022-11-08 2024-05-21 엔지케이 인슐레이터 엘티디 반도체 제조 장치용 부재
KR102702197B1 (ko) 2022-11-08 2024-09-02 엔지케이 인슐레이터 엘티디 반도체 제조 장치용 부재

Also Published As

Publication number Publication date
JP7108585B2 (ja) 2022-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW508716B (en) Electrostatic chuck and treatment device
US8252118B2 (en) Substrate support device and plasma processing apparatus
JP7108585B2 (ja) 保持装置
TWI403617B (zh) 在一基板上用於溫度之空間及時間控制之裝置
CN110767596A (zh) 静电吸盘
WO2011043223A1 (ja) アクチュエータ素子およびシート状アクチュエータ
JP2016100473A (ja) 静電チャック
WO2019008889A1 (ja) 半導体基板加熱用の基板載置台
JP2018006768A (ja) 静電チャック
KR20230030050A (ko) 유지 장치
JP2006253703A (ja) 静電チャック及び絶縁性基板静電吸着処理方法
JP2019149434A (ja) 保持装置
JP2019125663A (ja) 保持装置
US20170372934A1 (en) Wafer holding apparatus and baseplate structure
JP6994953B2 (ja) 保持装置
JP2006157032A (ja) 静電チャック、静電吸着方法、加熱冷却処理装置、静電吸着処理装置
JP7139165B2 (ja) 保持装置
JP6703646B2 (ja) 保持装置の製造方法
KR101976538B1 (ko) 온도 가변형 정전척 및 이를 포함하는 기판 처리 장치
TWI857234B (zh) 陶瓷結構、靜電夾盤及基板固定裝置
US20240071800A1 (en) Substrate fixing device
KR101397132B1 (ko) 정전척의 제조방법
US11302536B2 (en) Deflectable platens and associated methods
KR20110064665A (ko) 전기장 구배를 이용한 쌍극형 정전척
JP7386086B2 (ja) 保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7108585

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150