JP2017085971A - コンバイン - Google Patents

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Toshiyuki Ishibashi
俊之 石橋
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Abstract

【課題】操縦者がチャフシーブに堆積した穀粒及び夾雑物の量とフィンの開度とを比較しやすい構成にしたコンバインを提供する。【解決手段】運転席を有する運転操作部と、脱穀部と、脱穀部で脱穀された処理物を穀粒とわら屑等の夾雑物とに漏下選別する選別部と、を備えた汎用型コンバインは、選別部にチャフシーブを有する。チャフシーブは、開度を変更することによって漏下選別の精度及び速度を調整する複数のフィンを有する。汎用型コンバインは、チャフシーブに堆積した処理物の層厚を計測する層厚センサを備える。また、汎用型コンバインは、運転操作部における運転席の前方に配置され、層厚センサが計測した処理物の層厚を報知する選別負荷ゲージ72及びフィンの開度を報知するチャフシーブゲージ73が上下に並列して表示される液晶表示部60と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、脱穀部と、脱穀部が脱穀した処理物を選別するチャフシーブを有する選別部と、を備えるコンバインに係り、詳しくはチャフシーブにおける選別作業の状態が表示される表示部に関する。
一般に、脱穀部と、脱穀部が脱穀した処理物を選別する選別部と、を備えたコンバインが広く普及されている。そのコンバインの選別部における選別の手法の1つとして、処理物の漏下選別を行って穀粒を落下させるチャフシーブが用いられている。チャフシーブは、開度が変更可能な複数のフィンから構成されており、処理物は、チャフシーブに送られてフィンの上に堆積する。処理物中の穀粒は、フィン同士の隙間を通って落下し、処理物中のわら屑等の夾雑物は、チャフシーブの下方から発生する風によって、フィンの下に落下せず、後方に吹き飛ばされる。チャフシーブでは、このようにして風を用いた漏下選別が行われる。
漏下選別の精度及び速度は、複数のフィンの開度を変更することによって変更される。開度が小さくなると、漏下選別の精度は向上するが、速度は低下する。一方、開度が大きくなると、漏下選別の精度は低下するが、速度は向上する。このためチャフシーブに堆積した処理物の量に応じて、操縦者はフィンの開度を調整する必要がある。
従来、操縦部にいる操縦者がチャフシーブに堆積した処理物の量を確認するために、チャフシーブに堆積した処理物の層厚を測定するシーブセンサと、そのシーブセンサが測定した層厚が表示される画像表示部と、を備えるコンバインが提案されている(特許文献1参照)。その画像表示部は操縦部に配置されている。また、脱穀部からチャフシーブを有する揺動選別装置に送られた処理物の量を計測する排出量センサと、揺動選別装置によって選別しきれず、脱穀部に戻された処理物の量を計測する排出量センサと、を備え、その2つの排出量センサの情報がキャビンの内部に配置された表示部に表示されるコンバインが提案されている(特許文献2参照)。
特許第3520013号公報 特開2014−42502号公報
チャフシーブに堆積する処理物の量が多い場合、操縦者はフィンの開度を大きくする必要がある。ただし、処理物の量がフィンの開度を大きくするだけでは対応できない量である場合、操縦者はコンバインの走行速度を低下させる必要がある。このため、操縦者は、処理物の量とフィンの開度とを比較しながら、フィンの開度を調整する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、処理物の層厚を表示部に表示するのみで、フィンの開度を表示部に表示しない。また、上記特許文献2に記載のものも、フィンの開度を表示部に表示しない。このため、操縦者は、チャフシーブに堆積した処理物の量とフィンの開度とを比較しにくく、処理物の量がフィンの開度を大きくするだけでは対応できない量であるために走行速度を低下すべきことに気づかない虞があった。さらに、操縦者が走行速度を低下させず、そのまま刈取作業を行い、選別作業に支障が発生する問題がある。
そこで、本発明は、操縦者がチャフシーブに堆積した処理物の量とフィンの開度とを比較しやすいように表示して、上述した課題を解決するコンバインを提供することを目的とする。
本発明は、運転席(13)を有する運転操作部(10)と、脱穀部(6)と、前記脱穀部(6)で脱穀された処理物を穀粒とわら屑等の夾雑物とに漏下選別する選別部(7)と、を備え、前記選別部(7)は、開度を変更することによって前記漏下選別の精度及び速度を調整する複数のフィン(42)を有するチャフシーブ(39)を備えたコンバイン(1)において、
前記チャフシーブ(39)に堆積した前記処理物の量を計測する選別負荷量計測手段(43)と、
前記運転操作部(10)に配置され、前記選別負荷量計測手段(43)が計測した前記処理物の量を報知する情報(72)及び前記フィン(42)の開度を報知する情報(73)が並んで表示される表示部(60)と、を備えた、
ことを特徴とする。
例えば図5を参照して、前記選別負荷量計測手段(43)が計測した前記処理物の量を報知する情報(72)は、前記フィン(42)の開度を報知する情報(73)の上方に配置されてなる。
例えば図2を参照して、前記表示部(60)は、前記運転席(13)の前方に配置されてなる。
例えば図4及び図5を参照して、前記選別負荷量計測手段(43)が計測した前記処理物の量及び前記フィン(42)の開度に基づいて、前記チャフシーブ(39)による前記漏下選別に支障が発生する可能性を検知する制御部(51)を備え、
前記制御部(51)は、前記可能性を検知すると、前記選別負荷量計測手段(43)が計測した前記処理物の量を報知する情報(72)及び前記フィン(42)の開度を報知する情報(73)の色を変更する。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に記載の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、選別負荷量計測手段が計測した処理物の量及びフィンの開度を報知する情報が表示部に並んで表示されるので、操縦者は、処理物の量及びフィンの開度を同時に目視することができ、コンバインの走行中のように走行方向の圃場以外を視る時間が限られている場合においても、処理物の量及びフィンの開度を容易に認識することができる。操縦者は、処理物の量とフィンの開度とを比較し、チャフシーブによる選別が適切に行われているか否かを判断することができる。フィンの開度を調整する場合、操縦者は、フィンの開度の変化に応じて処理物の量がどのように変化したのかを確認できるので、現在の処理物の量に対して適切なフィンの開度を容易に見つけることができる。このため、操縦者は、チャフシーブによる選別の状態を適切な状態に維持しやすい。
請求項2に係る本発明によると、選別負荷量計測手段が計測した処理物の量を報知する情報はフィンの開度を報知する情報の上方に配置されるので、2つの情報の位置関係は、堆積した処理物とその堆積した処理物の下方にあるフィンとの位置関係と同じである。このため、操縦者は、脱穀部の内部状態を想像しやすく、脱穀状態を理解しやすい。
請求項3に係る本発明によると、表示部が運転席の前方に配置されるので、操縦者は、コンバインを走行させている時にも上記情報を確認しやすく、処理物の量及びフィンの開度の変化に気づきやすい。
請求項4に係る本発明によると、制御部は、チャフシーブによる処理物の漏下選別に支障が発生する可能性を検知すると、表示部に表示される情報の色を変更するので、操縦者は、その可能性に気づきやすい。その色の変化によって、操縦者は、フィンの開度の調整のみでは処理物の漏下選別に支障が発生する可能性があることを認識することができると共に、走行速度を低下させるべきことを認識することができる。
本発明の実施の形態に係る汎用型コンバインを示す側面図。 上記汎用型コンバインの運転操作部を示す平面図。 上記汎用型コンバインの脱穀部及び選別部を示す断面図。 上記汎用型コンバインの制御部を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示部に表示される内容を示す図で、(A)は液晶表示部に表示される選別負荷ゲージ及びチャフシーブゲージを含む全体の表示内容を示す図、(B)は選別状態が良い場合の選別負荷ゲージ及びチャフシーブゲージを示す図、(C)はフィンの開度が不十分である場合の選別負荷ゲージ及びチャフシーブゲージを示す図、(D)はフィンの開度が過剰である場合の選別負荷ゲージ及びチャフシーブゲージを示す図、(E)は選別作業に支障が発生し得る場合の選別負荷ゲージ及びチャフシーブゲージを示す図。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。コンバインの一種である汎用型コンバイン1は、図1に示すように、左右一対のクローラ走行装置2に支持された走行機体3と、走行機体3の前方に昇降自在に支持された前処理部5と、を備える。
走行機体3の左上部には、前処理部5が刈り取った穀稈を脱穀する脱穀部6が配置され、その脱穀部6の下方、すなわち走行機体3の左下部には、脱穀部6が脱穀した処理物を穀粒とわら屑等の夾雑物とに選別する選別部7が配置される。脱穀部6及び選別部7の後方には、選別部7によって選別された夾雑物を機外に排出する排藁処理部9が配置される。
走行機体3の右部には、前方から順に、操縦者が搭乗する運転操作部10と、選別部7によって選別された穀粒を貯留するグレンタンク11と、が配置されており、走行機体3の上部には、グレンタンク11に貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガ12が配置される。運転操作部10には、図2に示すように、操縦者が座る運転席13が設けられている。その運転席13の前方には、汎用型コンバイン1の旋回操作を行うステアリングレバー15が設けられたインターパネル16が配置されており、ステアリングレバー15は、インターパネル16の右部に設けられている。運転席13の左前方には、運転席13に近い側から主変速レバー17と副変速レバー19とが配置される。操縦者は、副変速レバー19を操作することによって汎用型コンバイン1の走行速度を路上走行用の早い速度又は刈取作業用の遅い速度に切り換える。また主変速レバー17によって、汎用型コンバイン1の細かい速度調整及び走行方向の前後切り換えは行われる。
前処理部5は、図1に示すように、刈り取られた穀稈を脱穀部6に搬送する搬送フィーダ20を有し、搬送フィーダ20は、脱穀部6の前部から斜め前下方に向かって延びる。搬送フィーダ20の前端には、前方に延びる左右の刈取フレーム21が連結されており、左右の刈取フレーム21の間には、刈り取られた穀稈を搬送フィーダ20に搬送するプラットホームオーガ22が支持される。プラットホームオーガ22の前方には、圃場の穀稈を刈り取る刈刃(不図示)が配置され、その刈刃の前方である刈取フレーム21の前端には、刈取作物と未刈取作物とに分けるデバイダ23が取り付けられている。前後方向においてデバイダ23と刈刃との間かつデバイダ23及び刈刃の上方には、左右の刈取フレーム21に支持された掻込リール25が設けられている。デバイダ23によって分けられた刈取作物の穀稈は、掻込リール25によって後方に掻き込まれ、刈刃によって刈り取られる。刈り取られた穀稈は、プラットホームオーガ22及び搬送フィーダ20によって脱穀部6に搬送される。
脱穀部6は、図3に示すように、搬送フィーダ20から搬送されてきた穀稈が投入される扱室26を有し、扱室26の内部には、前後方向に延びる円筒形状の扱胴27が回転可能に支持される。前後方向に延びる扱胴27の外周面には、前後方向に延びるラセン形状の扱歯29が形成され、扱胴27の前端部には、搬送フィーダ20から搬送されてきた穀稈を扱室26の奥に掻き込むためにラセン形状のラセン羽根30が形成されている。扱胴27の下方には、扱胴27の外周面に沿って、正面視にて円弧形状に形成された受網31が配置される。扱胴27が回転することによって、扱歯29は、穀稈から穀粒を扱き落として脱穀する。脱穀された穀粒及び夾雑物が混在する処理物は、受網31によって篩にかけられる。
選別部7は、受網31から落下してきた処理物を受け取り、穀粒と夾雑物とに選別する揺動選別装置32を有する。揺動選別装置32の下方には、前方から順に、揺動選別装置32による選別に用いる選別風を発生させる唐箕ファン33と、揺動選別装置32によって選別された穀粒をグレンタンク11に搬送する1番ラセン35と、選別しきれなかった処理物を脱穀部6に戻す2番ラセン36と、が配置される。1番ラセン35及び2番ラセン36は、左右方向に延びるラセン形状に形成されており、回転することによって、穀粒及び処理物を搬送する。
揺動選別装置32は、前部に配置される揺動選別盤37と、該揺動選別盤37の後方に配置されるチャフシーブ39と、該チャフシーブ39の後方に配置されるストローラック40と、チャフシーブ39の下方に配置されるグレンシーブ41と、を有する。揺動選別盤37は、堆積して盛り上がった処理物の高さを均一化すると共に、比重選別を行う。比重選別によって、処理物中において比重が重い穀粒は下に、比重が軽いわら屑等の夾雑物は上に分離される。比重選別された処理物は、チャフシーブ39によって漏下選別される。処理物中の夾雑物は、チャフシーブ39の前下方に配置された唐箕ファン33の選別風によって後方に吹き飛ばされる。一方、処理物中の穀粒は、チャフシーブ39の下方に配置されたグレンシーブ41に落下する。チャフシーブ39の漏下選別によってチャフシーブ39から落下したものは、グレンシーブ41に堆積し、さらに細かく漏下選別される。グレンシーブ41によって選別された穀粒は、1番ラセン35に落下し、グレンタンク11に搬送される。グレンシーブ41の選別において残ったものは、2番ラセン36に落下し、脱穀部6に戻される。また、ストローラック40は、チャフシーブ39の漏下選別において残った夾雑物に混入した穀粒を2番ラセン36に落下させる。ストローラック40の後方には、上記排藁処理部9が配置されており、排藁処理部9は、ストローラック40に残った夾雑物を吸引する不図時の吸引装置を有する。
チャフシーブ39は、左右に延びる板形状の複数のフィン42を有し、これらフィン42は、前後方向に並んで配置される。フィン42は前後方向に回動可能であり、フィン42の回動によって、フィン42の開度は変更される。水平面に対するフィン42の傾斜角度が急になるほど、フィン42同士の隙間が大きくなり、フィン42の開度は大きくなる。開度が大きくなることによって、チャフシーブ39の選別速度は上昇するが、選別精度は低下する。一方、水平面に対するフィン42の傾斜角度が緩やかになるほど、フィン42同士の隙間が小さくなり、フィン42の開度は小さくなる。開度が小さくなることによって、チャフシーブ39の選別精度は上昇するが、選別速度は低下する。チャフシーブ39の後部上方には、チャフシーブ39に堆積した処理物の層厚を検出する層厚センサ(選別負荷量計測手段)43が配置される。
上記フィン42の開度は、図2に示すように、運転操作部10における運転席13の左方に配置される選別調整ダイヤル45を操作することによって変更可能である。また、選別調整ダイヤル45は、選別自動スイッチを兼ねている。操縦者が選別調整ダイヤル45を押すことによって、フィン42の開度を走行速度及び層厚センサ43によって検出される処理物の層厚に応じて自動的に調整する自動選別調整制御は、作動又は停止される。選別調整ダイヤル45、主変速レバー17及び副変速レバー19の前方、すなわちインターパネル16の左部には、刈取脱穀作業の調整を行う操作パネル46が配置される。操作パネル46には、掻込リール25の回転速度を変更するリール回転調整ダイヤル47と、前処理部5の高さ位置に関する制御を調整する刈高さ調整ダイヤル49と、対地刈高さ自動スイッチ50とが設けられている。また、リール回転調整ダイヤル47は、リール回転自動スイッチを兼ねている。操縦者がリール回転調整ダイヤル47を押すことによって、掻込リール25の回転速度を走行速度に応じて自動的に調整する自動リール回転調整制御は、作動又は停止される。また、操縦者が対地刈高さ自動スイッチ50をONにすることによって、圃場面に対する前処理部5の高さを自動的に一定に保つ対地刈高さ制御は、刈取作業時に作動される。対地刈高さ制御において、圃場面に対する前処理部5を一定に保つ目標の高さは、刈高さ調整ダイヤル49によって変更可能である。対地刈高さ自動スイッチ50がOFFである場合には、走行機体3に対する前処理部5の高さが所定の下限値を下回らないように制限される刈高さポジションコントロールが刈取作業時に作動される。刈高さポジションコントロールにおける下限値は、対地刈高さ制御と同様に刈高さ調整ダイヤル49によって変更可能である。
上記選別調整ダイヤル45、リール回転調整ダイヤル47、刈高さ調整ダイヤル49及び対地刈高さ自動スイッチ50は、図4に示すように、汎用型コンバイン1に搭載され、汎用型コンバイン1の動作を制御する制御部51に接続される。制御部51は、他にも、層厚センサ43と、フィン42の開度を計測するチャフシーブ開度センサ52と、に接続される。チャフシーブ開度センサ52は、フィン42の傾斜角度を検出するポテンショメータであり、制御部51は、検出されたフィン42の傾斜角度からフィン42の開度を算出する。また、制御部51は、掻込リール25の回転速度を検出するリール回転センサ53と、走行機体3に対する前処理部5の高さを検出する刈高さセンサ55と、圃場面に対する前処理部5の高さを検出する接地センサ56と、動力源であるエンジン(不図示)から前処理部5への動力伝達を行う刈取クラッチ(不図示)の断接を検出する刈取クラッチ検出センサ57と、扱胴27の回転速度を検出するロータ回転センサ59と、に接続される。さらに、制御部51は、運転操作部10に配置された液晶表示部(表示部)60にも接続される。液晶表示部60は、タッチパネル式の液晶モニタであり、映像を表示する液晶パネル61と、操縦者の押圧操作を検知するタッチパネル62と、を有する。
液晶表示部60は、図2に示すように、インターパネル16においてステアリングレバー15と操作パネル46との間、すなわち、運転席13に座った操縦者の正面に配置される。液晶表示部60には、操縦者が表示モードを切り換えることによって、汎用型コンバイン1に設けられたカメラの映像や様々な計測器の値等が表示される。本実施の形態では、最も使用頻度が高い通常モードにおいて液晶表示部60に表示される表示内容を図5(A)に沿って説明する。
液晶表示部60には、走行速度を報知する速度メータ63、エンジンの回転数を報知するタコメータ65及び燃料の残量を報知する燃料計66が表示される。また液晶表示部60には、制御部51を介して、リール回転センサ53によって検出された掻込リール25の回転速度を報知するリール回転ゲージ67と、リール回転調整ダイヤル47によって設定された値を報知するリール回転設定値69と、刈高さ調整ダイヤル49によって設定された刈高さポジションコントロールにおける現在の下限値を報知する刈高さ設定値70と、が表示される。また液晶表示部60には、刈高さ調整ダイヤル49によって設定された刈高さポジションコントロールにおける現在の下限値及びその下限値を変更できる範囲を報知する刈高ゲージ71が表示される。
さらに、液晶表示部60には、チャフシーブ39に堆積した処理物の量を報知する選別負荷ゲージ(情報)72と、フィン42の開度を報知するチャフシーブゲージ(情報)73と、選別調整ダイヤル45によって設定された値である選別設定値75と、が表示される。選別負荷ゲージ72は横方向に延びる棒グラフによって表示され、選別負荷ゲージ72の長さは、処理物の量に応じて変化する。選別負荷ゲージ72は、層厚が小さいほど短く表示され、層厚が大きくなるほど横方向に延びて表示される。処理物の量は、上記層厚センサ43によって検出された処理物の層厚によって表される。チャフシーブゲージ73は、選別負荷ゲージ72の下方に並列し、選別負荷ゲージ72と同様に、横方向に延びる棒グラフによって表示される。チャフシーブゲージ73の長さは、上記チャフシーブ開度センサ52によって計測されたフィン42の開度に応じて変化する。チャフシーブゲージ73は、フィン42の開度が小さいほど短く表示され、フィン42の開度が大きくなるほど横方向に延びて表示される。
層厚センサ43によって検出された処理物の層厚及びチャフシーブ開度センサ52によって計測されたフィン42の開度が予め設定された設定値以上になると、制御部51は異常状態を検知する。チャフシーブ39に堆積した処理物の層厚が一定以上になると、チャフシーブ39による漏下選別に支障が発生する可能性が生じる。異常状態は、その可能性を有する状態である。処理物の層厚における設定値は、チャフシーブ39による漏下選別に支障が発生する可能性が生じる値に設定される。また、フィン42の開度における設定値は、フィン42の開度の最大値に設定される。制御部51は、その異常状態を検知すると、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73の色を変更する。例えば、制御部51は、異常状態を検知していない場合、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を青色で液晶表示部60に表示し、異常状態を検知している場合、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を赤色で液晶表示部60に表示する。
本実施の形態は、以上のような構成からなるので、チャフシーブ39に堆積する処理物の層厚が層厚センサ43によって検出され、その層厚を報知する選別負荷ゲージ72が液晶表示部60に表示される。このため、操縦者は、汎用型コンバイン1を操縦しながら、チャフシーブ39に堆積する処理物の量、すなわちチャフシーブ39における選別の負荷量を確認することができる。液晶表示部60が運転席13の前方に配置されるため、操縦者は、汎用型コンバイン1の走行中においても、チャフシーブ39における選別の負荷量の変化に気づきやすい。またフィン42の開度を報知するチャフシーブゲージ73も液晶表示部60に表示されるので、操縦者は、汎用型コンバイン1の走行中においてもフィン42の開度の変化に気づきやすい。
選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が並列して表示されるので、操縦者は、処理物の量及びフィン42の開度を同時に目視することができる。このため、操縦者は、汎用型コンバイン1の走行中のように走行方向の圃場以外を視る時間が限られている場合においても、処理物の量及びフィン42の開度を容易に認識することができる。選別負荷ゲージ72とその選別負荷ゲージ72の下方にあるチャフシーブゲージ73との位置関係は、堆積した処理物とその堆積した処理物の下方にあるフィン42との位置関係と同じであるので、操縦者は、脱穀部6の内部状態を想像しやすく、脱穀状態を理解しやすい。選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が上下に並列する棒グラフによって表示され、その棒グラフの長さが横方向に変化するので、操縦者は、選別負荷ゲージ72とチャフシーブゲージ73との長さを比較しやすい。このため、操縦者は、フィン42の開度がチャフシーブ39における選別の負荷量に対して適切であるか、大きすぎるか又は小さすぎるかを容易に判断することができる。例えば、図5(B)に示すように、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73がほぼ同じ長さで表示されると共に、横方向に延びることができる余白が残る場合、現在のフィン42の開度におけるチャフシーブ39は、選別できる処理物の量に対してまだ余裕があると共に、フィン42の開度の変更範囲に対してもまだ余裕がある。操縦者は、この選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73からチャフシーブ39による選別が適切に行われていることを認識できる。
選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が並んで表示されるので、操縦者は、フィン42の開度を調整する場合、フィン42の開度の変化に応じて処理物の量がどのように変化したのかを確認でき、現在の処理物の量に対して適切なフィン42の開度を容易に見つけることができる。このため、操縦者は、チャフシーブ39による選別の状態を適切な状態に維持しやすい。例えば、チャフシーブ39に堆積する処理物の量が増加すると、選別負荷ゲージ72は、横方向に延び、図5(C)に示すように、チャフシーブゲージ73に対して長く表示される。操縦者は、チャフシーブ39が現在選別している処理物の量が現在のフィン42の開度におけるチャフシーブ39が選別できる限界の量に近づいていると認識することができる。この選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73によって、操縦者は、選別調整ダイヤル45を操作してフィン42の開度を大きくするべきことを認識することができる。操縦者は、フィン42の開度を大きくする際、変化するチャフシーブゲージ73と、チャフシーブゲージ73の変化に伴って変化する選別負荷ゲージ72と、を確認しながらフィン42の開度を調整することによって、適切なフィン42の開度を見つけることができる。
チャフシーブ39に堆積する処理物の量に対して、フィン42の開度が大きい場合、図5(D)に示すように、チャフシーブゲージ73は、選別負荷ゲージ72に対して長く表示される。操縦者は、現在のフィン42の開度が適当な開度より大きすぎであり、チャフシーブ39による選別の精度が所望の精度よりも低下している虞があることを認識することができる。この選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73によって、操縦者は、選別調整ダイヤル45を操作してフィン42の開度を小さくするべきことを認識することができる。
処理物の量及びフィン42の開度が増加していくと、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73は横方向に延びていく。層厚センサ43によって検出された処理物の層厚及びチャフシーブ開度センサ52によって計測されたフィン42の開度が予め設定された設定値以上になると、制御部51は異常状態を検知する。制御部51は、その異常状態の検知の下、図5(E)に示すように、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73の色を青色から赤色に変更する。選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73の色が変更されるので、操縦者はその異常状態に気づきやすい。操縦者は、フィン42の開度の調整のみでは処理物の漏下選別に支障が発生する可能性があることを認識することができると共に、走行速度を低下させるべきことを認識することができる。
なお、本発明の実施の形態では、フィン42の開度における設定値は、フィン42の開度の最大値に設定されたが、これに限定しない。フィン42の開度における設定値がフィン42の開度の最大値よりも小さい値に設定されたものにも本発明は適用可能である。この場合、制御部51は、本実施の形態よりも早い段階で異常状態を検知する。
なお、本発明の実施の形態では、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が上下に並列し、横方向に延びる棒グラフによって表示されるように構成にされているが、これに限定せず、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73の位置が上下逆に配置された構成又は左右に並んで配置された構成にされても良い。さらに、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73は、棒グラフによって表示されるように構成されているが、これに限定しない。選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が線グラフや円グラフなどの他のグラフで表示されたものにも本発明は適用可能である。
なお、本発明の実施の形態では、層厚センサ43によって検出された処理物の層厚を報知する情報及びチャフシーブ開度センサ52によって計測されたフィン42の開度を報知する情報がグラフによって表示されるように構成されているが、これに限定しない。液晶表示部60にフィン42及びフィン42に堆積する処理物の図が表示され、その図が層厚センサ43によって検出された処理物の層厚及びチャフシーブ開度センサ52によって検出されたフィン42の開度に応じて変化するものにも本発明は適用可能である。この場合、その図がチャフシーブ39による選別の様子を表現しており、操縦者は、チャフシーブ39による選別状況を理解しやすい。
なお、本発明の実施の形態では、異常状態を検知していない場合、制御部51が選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を青色で液晶表示部60に表示し、異常状態を検知している場合、制御部51が選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を赤色で液晶表示部60に表示するように構成されているが、これに限定しない。制御部51は、異常状態を検知していない場合、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を赤色で液晶表示部60に表示し、異常状態を検知している場合、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73を青色で液晶表示部60に表示しても良い。選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73の色が異常状態である時とそうでない時とで異なるものであれば、本発明は適用可能である。
なお、本発明の実施の形態では、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が液晶表示部60に表示されるように構成されているが、これに限定せず、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73がタッチパネル62を有さない表示部に表示されるように構成にされても良い。また、選別負荷ゲージ72及びチャフシーブゲージ73が複数のランプによって表示されたものにも本発明は適用可能である。
なお、本発明の実施の形態では、チャフシーブ39に堆積する処理物の量が層厚センサ43によって計測されるように構成されているが、これに限定せず、本発明は、層厚センサ43以外の他の検出手段によって処理物の量が計測されるように構成されたものにも適用可能である。例えば、選別風を検出する風量センサが設けられ、その風量センサが処理物の量によって変化する選別風の変化を検出し、検出した情報から処理物の量を推定するものにも本発明は適用可能である。
なお、本発明の実施の形態では、汎用型コンバイン1にて説明したが、これに限定せず、本発明は、自脱型コンバインにも適用可能である。
1 コンバイン(汎用型コンバイン)
6 脱穀部
7 選別部
10 運転操作部
13 運転席
39 チャフシーブ
42 フィン
43 選別負荷量計測手段(層厚センサ)
51 制御部
60 表示部(液晶表示部)
72 情報(選別負荷ゲージ)
73 情報(チャフシーブゲージ)

Claims (4)

  1. 運転席を有する運転操作部と、脱穀部と、前記脱穀部で脱穀された処理物を穀粒とわら屑等の夾雑物とに漏下選別する選別部と、を備え、前記選別部は、開度を変更することによって前記漏下選別の精度及び速度を調整する複数のフィンを有するチャフシーブを備えたコンバインにおいて、
    前記チャフシーブに堆積した前記処理物の量を計測する選別負荷量計測手段と、
    前記運転操作部に配置され、前記選別負荷量計測手段が計測した前記処理物の量を報知する情報及び前記フィンの開度を報知する情報が並んで表示される表示部と、を備えた、
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記選別負荷量計測手段が計測した前記処理物の量を報知する情報は、前記フィンの開度を報知する情報の上方に配置されてなる、
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記表示部は、前記運転席の前方に配置されてなる、
    請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記選別負荷量計測手段が計測した前記処理物の量及び前記フィンの開度に基づいて、前記チャフシーブによる前記漏下選別に支障が発生する可能性を検知する制御部を備え、
    前記制御部は、前記可能性を検知すると、前記選別負荷量計測手段が計測した前記処理物の量を報知する情報及び前記フィンの開度を報知する情報の色を変更する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンバイン。
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