JP2017084457A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、水素供給管の振動を抑制できる燃料電池システムを提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明に係る燃料電池システムは、一面112に水素供給口113が設けられた燃料電池スタックと、少なくとも一つ以上のインジェクタ4と、一面112に沿って配置されるとともにインジェクタ4から噴射された水素が流れる水素供給管30と、を有する水素供給デバイス1と、水素供給口113と水素供給管30とを接続する中間配管60と、水素供給管30を支持する水素供給管用マウント40と、を備え、水素供給管30は、中間配管60に接続して中間配管60内に水素を吐出する水素吐出口32を有し、水素供給管用マウント40は、水素吐出口32の近傍を設けられていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムの水素供給路には、燃料電池への水素供給量及び圧力を制御するため、インジェクタが設けられている。
このインジェクタに関し、特許文献1では、インジェクタの作動音を低減させるため、インジェクタを遮音材又は弾性体で囲んでいる。
また、特許文献2では、複数のインジェクタを水素供給路に並列に設け、各インジェクタが噴射した水素が一つの流路に合流し、多量の水素を燃料電池に供給できるようになっている。
特開2008−130446号公報 特開2010−267551号公報
ところで、近年、複数のインジェクタが筐体に収容されて一体化した水素供給デバイスが開発されている。また、筐体には、各インジェクタから噴射された水素が合流して流れる水素供給管が形成されている。
このような水素供給デバイスにおいて、水素供給管がインジェクタの噴射方向に延び、全体的に噴射方向に長い形状になっている。このため、水素供給デバイスと燃料電池スタックとの一体化を図る場合、クリアランスの関係から、燃料電池スタックの水素供給口が設けられた面に沿って水素供給デバイスを配置し、水素供給管の水素吐出口と水素供給口とを別の配管(以下、「中間配管」と称する)で接続することが提案されている。
ここで、上記のような配置の場合、水素供給デバイスから燃料電池スタックに水素を供給すると、燃料電池スタックから離間するような反力が水素供給管に作用する。このため、水素供給管が振動し、騒音が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、水素供給管の振動を抑制できる燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る燃料電池システムは、一面に水素供給口が設けられた燃料電池スタックと、少なくとも一つ以上のインジェクタと、前記一面に沿って配置されるとともに前記インジェクタから噴射された水素が流れる水素供給管と、を有する水素供給デバイスと、前記水素供給口と前記水素供給管とを接続する中間配管と、前記水素供給管を支持する水素供給管用マウントと、を備え、前記水素供給管は、前記中間配管に接続して前記中間配管内に水素を吐出する水素吐出口を有し、前記水素供給管用マウントは、前記水素吐出口の近傍に設けられていることを特徴とする。
前記発明によれば、水素供給管用マウントにより水素供給管の水素吐出口の近傍が支持されるため、水素供給管の振動を効果的に低減させることができ、燃料電池システムの静粛性が向上する。
また、前記発明において、前記水素供給管用マウントは、前記燃料電池スタックから離間する方向に前記水素供給管を揺動自在に支持するゴムマウントであり、前記水素供給管が前記燃料電池から所定距離離間した場合に前記水素供給管に当接する当接部を備えることが好ましい。
前記構成によれば、ゴムマウントのゴムにより、水素供給管の振動を効果的に低減させることができ、燃料電池システムの静粛性が向上する。
また、前記当接部によれば、水素供給配管の移動距離を制限することができる。
なお、水素供給管の移動距離は、水素吐出口から吐出する水素圧と相関関係にあり、吐出する水素圧が小さいと水素供給管の移動距離が短く、吐出する水素圧が大きいと水素供給管の移動距離が長い。
よって、吐出する水素圧が小さい場合(例えば、燃料電池車に搭載され、燃料電池車がアイドリング状態の場合)、水素供給管が当接部に当接(接触)しないように当接部と水素供給管との間の距離(所定距離)を設定することで、燃料電池システムが搭載される燃料電池車の静粛性が維持される。
また、前記発明において、前記中間配管の少なくとも一端は、前記水素供給口又は前記水素吐出口に摺動自在に嵌合していることが好ましい。
ここで、水素供給管が燃料電池スタックから離間した場合、水素供給管に接続する中間配管が引っ張られ、中間配管、水素供給口、及び水素吐出口のいずれかが破損するおそれがある。これに対し、弛んだ状態でゴム配管の両端を水素供給口と水素吐出口に固定する方法が考えられるが、ゴム配管が他の配線と干渉するおそれがある。
一方で、前記構成によれば、水素供給管が燃料電池スタックから離間した場合、中間配管の一端が摺動し、破損するおそれがない。
また、前記構成によれば、ゴム配管を用いる必要がないため、他の配線に干渉するおそれがない。
そのほか、当接部により水素供給配管の移動距離が制限されていることから、中間配管の一端が水素供給口又は水素吐出口から脱落するおそれがない。
また、前記発明において、前記水素供給デバイスが前記一面に沿って移動することを規制する規制部を備えることが好ましい。
ここで、燃料電池スタックに対し、水素供給デバイスが一面に沿って移動した場合、中間配管が傾き、水素供給口又は水素吐出口に嵌合している部分(中間配管の端部)が破損するおそれがある。
しかしながら、前記構成によれば、規制部により水素供給デバイスが一面に沿って移動することが規制されるため、中間配管の端部が破損することを防止できる。
本発明によれば、水素供給管の振動を抑制できる燃料電池システムを提供することができる。
燃料電池車において、フロントボディの車体空間内を上面視した側面図である。 燃料電池スタック、左カバー部、及び水素供給デバイスの分解した状態を左上後方から視た分解斜視図である。 燃料電池システムの全体構成図である。 水素供給デバイスが左カバー部に固定された状態を左側から視た左側面図である。 水素供給デバイスを左右方向の中央で切った場合の断面図である。 アノード系カバーの上壁を切り取り、その内部を上方から視た平面図である。 水素供給管、中間配管、及び水素吸入口を水平方向に切った断面図である。 図7の破線Cで囲まれる範囲を拡大した拡大図である。 水素供給管用マウント部及び突出部を左右方向に切った場合の断面図であり、(a)は水素供給デバイスから吐出する水素がない場合の状態を示した段面図であり、(b)は水素供給デバイスから吐出する水素が少量の場合の状態を示した段面図であり、(c)は水素供給デバイスから吐出する水素が極めて多量の場合の状態を示した段面図である。
つぎに、実施形態に係る燃料電池システムを備えた燃料電池車について説明する。
(燃料電池車)
図1に示すように、燃料電池車200は、車輪(前輪)を駆動させるための走行用モータ(不図示)と、水素タンク(不図示)から供給される水素と車外から吸気された空気(酸素)とを電気化学反応させて発電する燃料電池システム100とを備え、燃料電池システム100で生成した電力で走行用モータを駆動させて走行する。
走行用モータ及び燃料電池システム100は、燃料電池車200のフロントボディの車体空間210内に搭載されている。
燃料電池システム100は、燃料電池システム100の車幅方向両側に位置する第1側方マウント101及び第2側方マウント102と、燃料電池システム100の後方に位置する共用マウント103とにより支持され、走行用モータの上方に配置されている。
なお、共用マウント103は、走行用モータの後方に位置して走行用モータも支持している。
(燃料電池システム)
図1に示すように、燃料電池システム100は、車幅方向の略中央に位置する燃料電池スタック110と、アノード系カバー50に格納されて燃料電池スタック110の左側に固定されたアノード系120と、アノード系120の下側に固定されたカソード系130と、燃料電池スタック110に冷媒を通流させる冷媒系(不図示)と、燃料電池スタック110の上方に固定された電圧電流制御ユニット(不図示)とを備える。
(燃料電池スタック)
燃料電池スタック110は、固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)であり、膜/電極接合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)を一対の導電性のセパレータで挟持してなるセルを複数積層して構成される。
図2示すように、本実施形態の燃料電池スタック110は、4枚のプレート111a、111b、111c、111dを組み合わせて車幅方向から視て矩形筒状に形成されたケーシング111に収容されている。
本実施形態において、セルの積層方向は車幅方向であり、その積層方向両側には、一対のターミナルプレート、一対の絶縁プレート、及び一対のエンドプレート(図2において左側のエンドプレート112のみ図示)が順に設けられている。
燃料電池スタック110の左側面(左側のエンドプレート112)には、前部上側に水素供給口113が設けられ、後部下側に水素排出口114が設けられている。
燃料電池スタック110の左側面(左側のエンドプレート112)には、後部上側に酸素供給口115が設けられ、前部下側に酸素排出口(不図示)が設けられている。
(アノード系)
アノード系120は、水素供給口113及び水素排出口114に接続し、燃料電池スタック110のアノードに水素を給排するためのものである。
図3に示すように、アノード系120は、水素を供給する水素供給デバイス1と、水素供給デバイス1と水素供給口113とを接続する中間配管60と、水素排出口114から排出されたアノードオフガスを循環させるための循環ポンプ70と、を備える。
(水素供給デバイス)
水素供給デバイス1は、水素タンクから供給された新規水素を所定圧で噴射する第1インジェクタ2と、吸引したアノードオフガスと第1インジェクタ2からの新規水素とを混合して噴射するエゼクタ3と、第1インジェクタ2及びエゼクタ3をバイパスするバイパス路上に設けられた第2インジェクタ4と、第1インジェクタ2、エゼクタ3、及び第2インジェクタ4を収容する筐体5と、を備える。
なお、水素供給デバイス1の筐体5については後述する。
(アノード系カバー)
アノード系カバー50は、2つの部品(左カバー部51、右カバー部52(図6参照))を車幅方向に組み合わせてなる筐体である。
アノード系カバー50は、アルミニウム合金で形成されて比較的高い剛性を有し、車両衝突の際の荷重からアノード系120の水素供給デバイス等を保護している。
また、アノード系カバー50は、アノード系120を囲っていることから、第1インジェクタ等の作動音を運転者に聞こえ難くする防音壁として機能したり、アノード系120から漏出した水素がモータルームに拡散しないようにする容器として機能したりしている。
図1に示すように、アノード系カバー50は、燃料電池スタック110の左側面に図示しないボルトにより固定され、燃料電池スタック110と一体になっている。
図2に示すように、右カバー部52の右壁の左面には、水素供給デバイス1を固定するための雄ねじ53が3つ設けられている。
右カバー部52の上壁の前側には、上壁の下面から下方に突出し、左端面に雌ねじ55が形成された突出部54が設けられている。
なお、突出部54は、水素供給デバイス1の後述する供給配管用マウント40を固定するための部位である。
(カノード系)
カソード系130は、燃料電池スタック110のカソードに空気(酸素)を給排するためのものである。特に図示しないが、カソード系130は、空気(酸素)を燃料電池スタック110に圧送するエアポンプと、酸素供給路上を通流する空気(酸素)を加湿する加湿器と、カソード流路のカソード圧力を調整する背圧弁と、を備える。
(電圧電流制御ユニット)
電圧電流制御ユニットは、燃料電池スタック110の一対の出力端子(不図示)に接続し、燃料電池スタック110の発電電力の制御等を行っている。
(筐体)
つぎに、水素供給デバイス1の筐体5について説明する。
図4、図5に示すように、筐体5は、前後方向に平行、かつ、噴射方向が前方となるように配置された第1インジェクタ2及び第2インジェクタ4の後方に配置された後部筐体10と、第1インジェクタ2と第2インジェクタ4の前方に配置された前部筐体20とを備える。
(後部筐体)
図5に示すように、後部筐体10は、前面に形成された前面第1凹部11及び前面第2凹部12と、下面に設けられた開口部13と、開口部13から上方に延びて前面第1凹部11内に連続する供給路14と、供給路14から分岐して前面第2凹部12内に連続するバイパス路15と、円筒状に形成された複数のボルト挿通部16(図4参照)と、を備える。
前面第1凹部11及び前面第2凹部12は、前方から視て略円形状に窪んでおり、水素導入部が設けられたインジェクタの後部の形状に対応している。
そして、前面第1凹部11には、第1インジェクタ2の後部が差し込まれ、前面第2凹部12には、第2インジェクタ4の後部が差し込まれている。
開口部13には、水素タンクからの水素が流れる配管(不図示)が接続している。そして、開口部13に水素が流れ込むと、供給路14及びバイパス路15を介して、前面第1凹部11内と前面第2凹部12内に水素が流れ(矢印A1、A2参照)、第1インジェクタ2と第2インジェクタ4とに水素が供給される。
図4に示すように、ボルト挿通部16内には、前部筐体20の後面の雌ねじ20aに螺合するボルト17が挿通され、このボルト17の頭部がボルト挿通部16の後端面16aを締め付けている。
これにより、後部筐体10と前部筐体20とが連結するとともに、後部筐体10と前部筐体20とで第1インジェクタ2、エゼクタ3、及び第2インジェクタ4を前後方向から挟持し、水素供給デバイス1を構成する各構成が一体化している。
(前部筐体)
前部筐体20は、後部筐体10と連結して第1インジェクタ2及び第2インジェクタ4の前部を固定する前部本体21と、前部本体21から前方に延び、内部に合流路31が形成された筒状の供給配管部30と、を備える。
(前部本体)
図5に示すように、前部本体21は、後面に形成された後面第1凹部22及び後面第2凹部23と、後面第1凹部22から前方へ延びて合流路31に連続する第1供給路24と、後面第2凹部23から下斜め前方に延びて第1供給路24に連続する第2供給路25と、水素供給デバイス1をアノード系カバー50に支持させるための第1マウント26〜第3マウント28と、を備える。
後面第1凹部22及び後面第2凹部23は、後方から視て略円形状に窪んでおり、水素噴射部が設けられたインジェクタの前部の形状に対応している。
また、後面第1凹部22は、後面第2凹部23よりも前方に延びてエゼクタ3を収容している。なお、エゼクタ3のディフューザ3aの前部が第1供給路24上に延在している。
第1供給路24は、断面視略円形状の孔である。第1インジェクタ2から水素が噴射されると、第1供給路24(エゼクタ3)を通過し、水素が合流路31内に流れ込む(図5の矢印A3参照)。
第2供給路25は、第1供給路24を介して合流路31に連続している。よって、第2インジェクタ4から水素が噴射されると、第2供給路25と第1供給路24を通過し、水素が合流路31に流れ込む(図5の矢印A4参照)。
第1マウント26は、第2インジェクタ4の上方に位置している。
第2マウント27は、エゼクタ3の下方に位置している。
第3マウント28は、第1インジェクタ2の下方に位置している。
つまり、第1マウント26〜第3マウント28は、振動が生じやすい第1インジェクタ2、エゼクタ3、第2インジェクタ4の近傍に配置されている。
第1マウント26〜第3マウント28のそれぞれは、前部本体21に嵌め込まれた外環26a〜28aと、外環26a〜28aの内側に接着された環状の弾性体(ゴム)26b〜28bと、弾性体26b〜28bの内側に接着される内環26c〜28cとを備える。
内環26c〜28c内を、アノード系カバー50の雄ねじ53(図2参照)が貫通している。
そして、雄ねじ53に締結されたナットN(図4参照)が内環26c〜28cを締め付け、水素供給デバイス1がアノード系カバー50に固定される。
これにより、第1インジェクタ2等の作動により水素供給デバイス1が振動した場合、弾性体26b〜28bがその振動を吸収し、水素供給デバイス1の騒音が低減する。
そのほか、図2に示すように、第1マウント26〜第3マウント28と、右カバー部52との間には、第1規制部材56〜第3規制部材58が挟持されている。
なお、第1規制部材56〜第3規制部材58の詳細については後述する。
(供給配管部)
図5に示すように、供給配管部30は、エゼクタ3及び第2インジェクタ4から噴射された水素が合流して流れる断面視略円形状の合流路31と、合流路31の前端(下流)から右側に向って開口する水素吐出口32と、供給配管部30の上面の前側に設けられた供給配管用マウント40と、を備える。
図6に示すように、供給配管部30は、燃料電池スタック110の左面に沿って配置されている。なお、本実施形態の供給配管部30は、請求項に記載される「水素供給管」に相当する構成である。
図6に示すように、合流路31は、前後方向に延びる流路であり、水素供給口113と中間配管60とで形成され車幅方向に延びる流路に対して直角に曲がっている。
このため、水素吐出口32から水素供給口113に向って水素を吐出した場合、供給配管部30は、燃料電池スタック110から離間するような反力を受ける(図6の矢印B参照)。
なお、燃料電池車200の運転時において、燃料電池スタック110の発電量が大きい。よって、水素供給デバイス1から吐出される水素圧が大きく、供給配管部30に作用する反力が大きい。
一方で、燃料電池車200のアイドリング時において、燃料電池スタック110の発電量が小さい。よって、水素供給デバイス1から吐出される水素圧が小さく、供給配管部30に作用する反力が小さい。
図7に示すように、水素吐出口32は、中間配管60の左端部61と接続する部分である。水素吐出口32の右側の内周縁には、中間配管60の左端部61の外面と嵌合する嵌合面34と、中間配管60の左端が当接する段差面35とが形成されている。
なお、燃料電池スタック110の水素供給口113の左側の内周縁にも、同様に、中間配管60の右端部62の外周面と嵌合する嵌合面113aと、中間配管60の右端が当接する段差面113bとが形成されている。
そのほか、水素供給口113は、樹脂で形成されている。
なお、供給配管用マウント40については後述する。
中間配管60は、水素供給デバイス1から吐出される水素を燃料電池スタック110の水素供給口113に送り込むためのものであり、アルミニウムで形成され、左右方向に延在する円筒状の部品である。
なお、本実施形態の中間配管60はアルミニウムで形成されているが、本発明は他の金属材料であってもよく、特に限定されない。
中間配管60の左端部61が水素吐出口32内に嵌め込まれ、中間配管60の右端部62が水素供給口113に嵌め込まれることで、燃料電池スタック110と水素供給デバイス1との間に固定されている。
また、中間配管60の左端部61は、水素吐出口32の嵌合面34に対して摺動自在に嵌合している。
このため、水素吐出口32から水素を吐き出した反力により供給配管部30が左側に移動した場合、水素吐出口32の嵌合面34は、中間配管60の左端部61に対して摺動しながら左側に移動する。よって、樹脂で形成された水素供給口113に過大な荷重がかかることを防止でき、水素供給口113の破損が回避される。
なお、中間配管60の破損を回避するため、本実施形態のようにアルミニウム製の中間配管60ではなく、ゴム配管を用いる方法があり、具体的には、弛ませた状態でゴム配管の両端を水素吐出口32と水素供給口113とに固定する方法が考えられる。
しかしながら、このような構成によれば、ゴム配管において弛んでいる部分が他の配線に干渉するおそれがある。
一方で、上記する実施形態の中間配管60によれば、水素吐出口32と水素供給口113とを結ぶ円筒状の空間から外側に突出していない。よって、中間配管60が他の配線に干渉するおそれがない。
また、左端部61及び右端部62は、径方向外側に肉厚に形成され、強度が向上している。さらに、左端部61及び右端部62の外周面には、シール63、64が設けられ、中間配管60と嵌合面34、113aとの間から水素が漏れないようになっている。
図8に示すように、嵌合面34の右端縁34aからシール63の右端までの距離はL1に設定されている。なお、距離L1については後述する。
(供給配管用マウント)
供給配管用マウント40は、アノード系カバー50の雌ねじ55に螺合するボルト49に締め付けられてアノード系カバー50に支持させるためのものである。
図9(a)に示すように、供給配管用マウント40は、ゴムマウントで形成されており、供給配管部30に嵌め込まれた外環42と、外環42の内側に接着された環状のマウント用弾性体(ゴム)43と、マウント用弾性体43の内側に接着され、ボルト49に締め付けられた内環44と、を備える。
このため、供給配管部30に生じた振動はマウント用弾性体43より吸収され、騒音(振動音)が低減する。
なお、供給配管部30に反力が作用していない場合、外環42の右端面30aは突出部54から離間した状態になっている。
また、ボルト49には、環状の当接部45が設けられている。
この当接部45は、供給配管部30が反力により左側に移動した場合、供給配管部30が当接して供給配管部30の移動を制限するワッシャ46と、ワッシャ46の右面の外周側に設けられて供給配管部30による接触荷重を低減するためのワッシャ用弾性体(ゴム)47と、を備える。
また、当接部45(ワッシャ用弾性体47)と供給配管部30の左端面30bとの間は、距離L2だけ離間している。
この距離L2は、燃料電池車200の走行時において、走行用モータの出力が極めて高い場合、言い換えると燃料電池スタック110の発電量が極めて大きい場合、供給配管部30が当接部45に当接するように設定されている。
なお、燃料電池車200のアイドリング状態において供給配管部30が左側に移動する移動する距離L3(図9(b)参照)は、距離L2よりも短い。
つぎに、供給配管用マウント40に反力が作用した場合について説明する。
水素供給デバイス1から燃料電池スタック110に水素が供給されると、供給配管部30に左側に向う反力が作用する。これにより、図9(b)、(c)に示すように、供給配管部30が左側に移動(変位)する。
具体的に、燃料電池車200のアイドリング時において、供給配管部30に作用する反力が小さく、図9(b)に示すように、供給配管部30は距離L3分だけ左側に移動(変位)した状態となる。
このため、供給配管部30の左端面30bは当接部45に当接せず、供給配管部30と当接部45との接触音が生じない。よって、燃料電池車200のアイドリング時の静寂な状態が維持される。
同様に、燃料電池車200の通常の走行時(走行用モータの出力が極めて高くない場合)において、供給配管部30に作用する反力が大きく、供給配管部30が左側に移動する距離も大きくなるものの、供給配管部30は当接部45に当接しない。
このため、供給配管部30の左端面30bは当接部45に当接せず、供給配管部30と当接部45との接触音が生じない。よって、燃料電池車200の通常の走行時においても静寂な状態を維持できる。
一方で、燃料電池車200の走行時において走行用モータの出力が極めて高い場合、図9(c)に示すように、供給配管部30は左側に大きく移動する。この結果、供給配管部30の左端面30bが当接部45に当接し、供給配管部30の移動量がL2に制限される。ここで、供給配管部30と当接部45との接触音が生じるものの、走行用モータの出力が極めて高いことから、接触音よりも走行用モータの駆動音の方が大きく、運転者に認識され難い。
つぎに、嵌合面34の右端縁34aからシール63の右端までの距離L1について説明する。
図8に示すように、距離L1は、供給配管部30が左側に移動可能な距離L2(図9(a)参照)と同じに設定されている。このため、反力により供給配管部30が左側に移動しても、シール63が水素吐出口32から脱落しない。
言い換えれば、当接部45により供給配管部30の移動距離を短く設定すると、嵌合面34の右端縁34aからシール63の右端までの距離L1も短くなり、水素吐出口32(嵌合面34)の小型化が図れる。
(第1規制部材〜第3規制部材)
図2に示すように、第1規制部材56は、平面視で左側に開口する略C字状に形成された部品である。第2規制部材57及び第3規制部材58は、平面視で略L字状に形成された部品である。
なお、本実施形態の第1規制部材56〜第3規制部材58が、請求項に記載の「規制部」に相当する構成である。
図6に示すように、第1規制部材56の前壁部56aは、第1マウント26の前側に回り込んでいる。また、第1規制部材56の後壁部56bは、第1マウント26の後側に回り込んでいる。
図4に示すように、第2規制部材57の前壁部57aは、第2マウント27の前側に回り込んでいる。
第3規制部材58の前壁部58aは、第3マウント28の前側に回り込むとともに、前部筐体20に沿って前方に延びている。
上記する第1規制部材56〜第3規制部材58によれば、例えば、車両前方からの衝突により燃料電池スタック110が後方に移動した場合、前壁部56a、前壁部57a、前壁部58aが前部本体21に当接し、水素供給デバイス1も後方に移動する。
このため、燃料電池スタック110のみが後方に移動し、言い換えれば、左端部61よりも右端部62の方が後方に位置するように中間配管60が傾倒し、中間配管60の左端部61又は右端部62が破損する、ということを防止できる。
そのほか、第1規制部材56〜第3規制部材58によれば、水素供給デバイス1が前方に移動する場合、後壁部56bが当接する。
また、水素供給デバイス1が上方に移動する場合、前壁部56a及び後壁部56bが当接する。
さらに、水素供給デバイス1が下方に移動する場合、前壁部57a及び前壁部58aが当接する。
つまり、燃料電池スタック110の左面の面方向への移動に対し、当接するようになっている。
なお、各壁部(前壁部56a、後壁部56b、前壁部57a、前壁部58a)は、前部本体21の外周面に対して離間し、前部本体21の振動を許容し、前部本体21の振動を弾性体26b〜28bが吸収できるようになっている。
以上、実施形態によれば、供給配管部30の振動を抑制でき、燃料電池システム100の静粛性を向上できる。
以上、実施形態に係る燃料電池システム100について説明したが、本発明はこれに限定されない。
たとえば、実施形態の供給配管用マウント40では、ゴムマウント使用しているが、ゴムマウントを介さずにアノード系カバー50に固定して、アノード系カバー50に振動を吸収されるようにしてもよい。
また、当接部45と供給配管部30との間の距離L2に関し、本実施形態では、走行用モータの出力が極めて高い場合のみ当接するように構成されているが、通常の走行時に当接するようにしてもよく、特に限定されない。
また、本実施形態では、中間配管60の左端部61が水素吐出口32に対し摺動自在となっているが、中間配管60の右端部62が水素供給口113に対し摺動自在にしてもよい。また、中間配管60の左端部61と右端部62の両方が摺動自在になっていてもよい。
1 水素供給デバイス
2 第1インジェクタ
3 エゼクタ
4 第2インジェクタ
5 筐体
10 後部筐体
20 前部筐体
30 供給配管部(水素供給管)
31 合流路
32 水素吐出口
40 供給配管用マウント(水素供給管用マウント)
45 当接部
50 アノード系カバー
54 突出部
56 第1規制部材(規制部)
57 第2規制部材(規制部)
58 第3規制部材(規制部)
60 中間配管
61 左端部
62 右端部
63 シール
100 燃料電池システム
110 燃料電池スタック
113 水素供給口

Claims (4)

  1. 一面に水素供給口が設けられた燃料電池スタックと、
    少なくとも一つ以上のインジェクタと、前記一面に沿って配置されるとともに前記インジェクタから噴射された水素が流れる水素供給管と、を有する水素供給デバイスと、
    前記水素供給口と前記水素供給管とを接続する中間配管と、
    前記水素供給管を支持する水素供給管用マウントと、
    を備え、
    前記水素供給管は、前記中間配管に接続して前記中間配管内に水素を吐出する水素吐出口を有し、
    前記水素供給管用マウントは、前記水素吐出口の近傍に設けられている
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記水素供給管用マウントは、前記燃料電池スタックから離間する方向に前記水素供給管を揺動自在に支持するゴムマウントであり、
    前記水素供給管が前記燃料電池から所定距離離間した場合に前記水素供給管に当接する当接部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記中間配管の少なくとも一端は、前記水素供給口又は前記水素吐出口に摺動自在に嵌合している
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記水素供給デバイスが前記一面に沿って移動することを規制する規制部を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
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