JP2017082824A - 車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法 - Google Patents

車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直径が大きい軸方向外側の外輪軌道に形成される熱処理硬化層が深くなり過ぎる事を防止できると共に、外周面の軸方向外端寄り部分に、真円度の良好な円筒面部(外輪軌道を研削する際のシューの摺接面)を形成する事ができる製造方法を実現する。【解決手段】(C)に示す様な、筒状部25を備えた第二中間素材24を造った後、筒状部25の軸方向外側部分に、(D)に示す様な拡径部33を形成する。その後、拡径部33の内周面に切削加工を施して、(E)に示す様に、軸方向外側の外輪軌道4aを形成する。その後、拡径部33の外周面に切削加工を施す前に、(F)に示す様に、軸方向外側の外輪軌道4aに高周波焼入れによる熱処理硬化層11aを形成する。その後、拡径部33の外周面に切削加工を施して、(G)に示す様な、シューを摺接させる為の円筒面部9を形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為に使用される、異径PCD型の車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する外輪の製造方法に関する。
自動車の車輪は、車輪支持用転がり軸受ユニットにより、自動車の懸架装置に対して回転自在に支持される。図5は、従来から知られている車輪支持用転がり軸受ユニットの1例として、特許文献1に記載されたものを示している。図5に記載された車輪支持用転がり軸受ユニットは、懸架装置に結合固定される外輪1の径方向内側に、車輪を支持固定した状態で前記車輪と共に回転するハブ2を、複列に設けられた複数個の玉3a、3bにより回転自在に支持して成る。又、図示の車輪支持用転がり軸受ユニットは、異径PCD型と呼ばれるもので、軸方向外側列の各玉3a、3aのピッチ円直径(PCD)を、軸方向内側列の各玉3b、3bのピッチ円直径よりも大きくする事により、重量化を抑えつつ、モーメント剛性を向上させている。尚、本明細書及び特許請求の範囲に於いて、軸方向に関して「外」とは、自動車への組み付け状態で車両の幅方向外側(図1、2、5の左側)を言い、反対に、車両の幅方向中央側(図1、2、5の右側)を、軸方向に関して「内」と言う。
上述の様な異径PCD型の車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、前記外輪1は、内周面の軸方向内端寄り部分に軸方向内側の(前記各玉3b、3bを案内する為の)外輪軌道4bを、内周面の軸方向外端寄り部分に、軸方向内側の外輪軌道4bよりも直径が大きい軸方向外側の(前記各玉3a、3aを案内する為の)外輪軌道4aを、外周面の軸方向中間部のうち、軸方向外側の外輪軌道4aよりも軸方向内側に位置する部分にフランジ部(静止側フランジ)5を、前記フランジ部5の円周方向複数箇所に軸方向に貫通するボルト取付孔(図示の例では、ねじ孔)6を、それぞれ備えている。これと共に、前記両外輪軌道4a、4bに高周波焼入れによる熱処理硬化層が形成されている。又、前記両外輪軌道4a、4bには、通常、前記熱処理硬化層を形成した後、仕上げの研削加工が施される。尚、前記各ボルト取付孔6には、前記フランジ部5を懸架装置に対して結合固定する為に使用されるボルトが螺合される。
前記両外輪軌道4a、4bに高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する(前記両外輪軌道4a、4bを高周波加熱した後、冷却する)作業、及び、前記両外輪軌道4a、4bに研削加工を施す作業は、特許文献2の図1、3等に記載されて従来から知られている様に、前記両外輪軌道4a、4bに対して同時に行う事が、作業効率を高める上では好ましい。又、この場合に、前記両外輪軌道4a、4bを高周波加熱する為のコイルや、前記両外輪軌道4a、4bに研削加工を施す為の砥石を、前記外輪1の径方向内側に挿入する作業は、前記ピッチ円直径が小さい軸方向内側から行うよりも、前記ピッチ円直径が大きい軸方向外側から行う方が、前記コイル及び前記砥石として直径の大きいものを使用できる為、作業効率を更に高める事ができる。
ところで、上述の様な異径PCD型の車輪支持用軸受ユニットを構成する外輪1の場合には、図示の例の様に、直径が大きい軸方向外側の外輪軌道4aに対応する部分の肉厚が、直径が小さい軸方向内側の外輪軌道4bに対応する部分の肉厚よりも小さくなる場合が多い。この様な外輪1の場合には、前記両外輪軌道4a、4bに対応する部分同士の肉厚差に起因して、軸方向外側の外輪軌道4aに対応する部分の熱容量が、軸方向内側の外輪軌道4bに対応する部分の熱容量よりも小さくなっている為、同様の条件で高周波加熱を行う場合でも、軸方向外側の外輪軌道4aには、軸方向内側の外輪軌道4bよりも、熱処理硬化層が深く形成される傾向がある。
更に、前述した様に前記両外輪軌道4a、4bに対して同時に高周波加熱を行う場合、使用するコイルは、直径が大きい軸方向外側の外輪軌道4aに対向させる大径コイルと、直径が小さい軸方向内側の外輪軌道4bに対向させる小径コイルとから成るが、前記大径、小径両コイルに高周波電流を流す高周波電源は高価である為、通常は、複数の高周波電源を使用せず、1つの高周波電源により、互いに直列に接続された前記大径、小径両コイルに高周波電流を流す。この為、前記大径コイルによる高周波加熱力は、前記小径コイルによる高周波加熱力よりも大きくなる傾向がある。従って、この様な大径、小径両コイルを使用して、前記両外輪軌道4a、4bに対して同時に高周波加熱を行う場合には、軸方向外側の外輪軌道4aに於いて熱処理硬化層が深く形成される傾向が顕著になる。
何れにしても、上述の様に、軸方向外側の外輪軌道4aに熱処理硬化層が深く形成されると、前記外輪1の外周面のうち、軸方向外側の外輪軌道4aと径方向に重畳する部分に割れ(クラック)が生じたり、軸方向外側の外輪軌道4aに形成した熱処理硬化層が前記外輪1の外周面まで達したりする等の不都合を生じる可能性がある。
又、前述した様に前記両外輪軌道4a、4bに対して同時に研削加工を施す場合で、前記外輪1の径方向内側に砥石を挿入する作業を、前記ピッチ円直径が大きい軸方向外側から行う場合には、研削盤の主軸(回転駆動軸)に結合固定されたバッキングプレートにより、前記外輪1の軸方向内端部(内端面)をチャッキングした状態で、前記外輪1の外周面の軸方向外端寄り部分にシューを摺接させつつ、前記主軸により前記外輪1を回転させながら、前記砥石により前記両外輪軌道4a、4bに対して同時に研削加工を施す。
しかしながら、上述した様に、軸方向外側の外輪軌道4aに熱処理硬化層が深く形成されると、前記熱処理硬化層が形成された部分の体積がマルテンサイト変態により増大する事に伴い、前記外輪1の外周面の軸方向外端寄り部分が歪んで、当該部分に、前記シューを摺接させる為の真円度の良好な円筒面部が得られにくくなる。この結果、前記両外輪軌道4a、4bに研削加工を施す事により、前記両外輪軌道4a、4bの真円度を良好にする事が難しくなる。
特開2008−155837号公報 特開2007−315589号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、直径が大きい軸方向外側の外輪軌道に形成される熱処理硬化層が深くなり過ぎる事を防止できると共に、外周面の軸方向外端寄り部分に、真円度の良好な円筒面部を形成する事ができる製造方法を実現すべく発明したものである。
本発明の製造方法の対象となる、車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有すると共に、前記両外輪軌道のうち、軸方向外側の外輪軌道の直径が、軸方向内側の外輪軌道の直径よりも大きくなっており、前記両外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層が形成されていると共に研削加工が施されており、外周面のうち、軸方向に関する位置が、前記軸方向内側の外輪軌道よりも前記軸方向外側の外輪軌道に近い部分に円筒面部が設けられている。この様な円筒面部は、例えば、前記両外輪軌道に研削加工を施す際にシューを摺接させる為に利用される。
そして、本発明の車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法は、金属製の素材に塑性加工を施す事により、筒状部を備えた中間素材を造る。
その後、前記筒状部のうち、軸方向外側部分の径方向内側に、軸方向外側からパンチを押し込む事により、当該部分を拡径する事によって拡径部とする。
その後、前記筒状部のうち、前記拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向外側の外輪軌道を形成すると共に、前記拡径部よりも軸方向内側に位置する部分である非拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向内側の外輪軌道を形成する。
その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す前に、前記両外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する。
その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す事により前記円筒面部を形成する。
又、本発明を実施する場合には、請求項2に記載した発明の様に、製造対象となる外輪を、外周面の軸方向中間部のうち、前記軸方向外側の外輪軌道よりも軸方向内側に位置する部分に、懸架装置に結合固定する為のフランジ部を、前記フランジ部の円周方向複数箇所に軸方向に貫通するボルト取付孔を、それぞれ有すると共に、前記円筒面部の直径が前記各ボルト取付孔の内接円の直径よりも小さいものとする事ができる。
そして、前記中間素材を、前記筒状部と、前記筒状部の外周面の軸方向中間部に設けられた素フランジ部とを備えたものとし、又、前記拡径部を、前記筒状部のうち、前記素フランジ部よりも軸方向外側に位置する部分に形成し、又、前記円筒面部を形成した後、前記素フランジ部に前記各ボルト取付孔を形成して前記フランジ部とする事ができる。
本発明の車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法によれば、直径が大きい軸方向外側の外輪軌道に形成される高周波焼入れによる熱処理硬化層が深くなり過ぎる事を防止できると共に、外周面の軸方向外端寄り部分に、真円度の良好な円筒面部を形成する事ができる。
即ち、本発明の場合には、中間素材を構成する筒状部のうち、軸方向外側部分の径方向内側に、軸方向外側からパンチを押し込む事により、当該部分を拡径する事によって拡径部とした後、前記筒状部のうち、前記拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向外側の外輪軌道を形成すると共に、前記拡径部よりも軸方向内側に位置する部分である非拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向内側の外輪軌道を形成し、その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す前に、前記両外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する。つまり、本発明の場合には、前記拡径部の外周面に切削加工を施す前の状態である、前記軸方向外側の外輪軌道に対応する部分の肉厚が大きい状態で、前記軸方向外側の外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する為、前記軸方向外側の外輪軌道に形成される熱処理硬化層が深くなり過ぎる事を防止できる。
又、本発明の場合には、その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す事により、前記両外輪軌道に対して研削加工を施す際にシューを摺接させる為の円筒面部を形成する為、前記拡径部を形成する事や、前記軸方向外側の外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する事に伴って、前記拡径部の外周面の形状が歪んだ場合でも、真円度の良好な、前記円筒面部を形成する事ができる。
本発明の実施の形態の1例に関する、製造対象となる外輪を含んで構成される車輪支持用軸受ユニットの断面図。 同じく、製造対象となる外輪の断面図。 同じく、外輪の製造工程を順番に示す断面図。 同じく、第二中間素材から第三中間素材を得る工程を順番に示す断面図。 従来から知られている異径PCD型の車輪支持用軸受ユニットの断面図。
[実施の形態の1例]
本発明の実施の形態の1例に就いて、図1〜4により説明する。
図1は、本例の製造対象となる外輪1aを含んで構成される車輪支持用転がり軸受ユニットを示している。
前記車輪支持用転がり軸受ユニットは、前記外輪1aと、ハブ2aと、それぞれが転動体である複数個の玉3a、3bとを備える。
前記外輪1aは、内周面の軸方向両端寄り部分に複列の外輪軌道4a、4bを、外周面の軸方向内端寄り部分に懸架装置に結合固定する為のフランジ部(静止側フランジ)5を、それぞれ有している。又、前記両外輪軌道4a、4bのうち、前記外輪1aの内周面の軸方向外端寄り部分に設けられた軸方向外側の外輪軌道4aの直径は、前記外輪1aの内周面の軸方向内端寄り部分に設けられた軸方向内側の外輪軌道4bの直径よりも大きくなっている。又、前記両外輪軌道4a、4bは、断面形状(母線形状)が円弧形であり、且つ、軸方向に関して互いに近い側(前記外輪1の軸方向中央側)の端縁の直径が、軸方向に関して互いに遠い側(前記外輪1の軸方向両端側)の端縁の直径よりも小さくなっている。又、前記フランジ部5は、前記外輪1aの外周面のうち、軸方向外側の外輪軌道4aよりも軸方向内側に位置する部分に設けられており、自身の軸方向内半部が、軸方向内側の外輪軌道4bの軸方向外半部と径方向に重畳している。前記フランジ部5の円周方向複数箇所には、軸方向に貫通するボルト取付孔(図示の例では、ねじ孔)6が設けられている。前記各ボルト取付孔6には、前記フランジ部5を懸架装置に対して結合固定する為に使用されるボルトが螺合される。尚、前記各ボルト取付孔6は、当該ボルトを挿通する為の通孔とする場合もある。
又、前記外輪1aの内周面の軸方向外端部には、軸方向外側の外輪軌道4aの軸方向外端縁よりも直径が大きい、円筒面状の外側嵌合面部7が設けられている。又、前記外輪1aの内周面の軸方向内端部には、軸方向内側の外輪軌道4bの軸方向内端縁よりも直径が大きい、円筒面状の内側嵌合面部8が設けられている。又、前記外輪1aの外周面のうち、軸方向に関する位置が、軸方向内側の外輪軌道4bよりも軸方向外側の外輪軌道4aに近い部分であって、具体的には、前記外側嵌合面部7及び軸方向外側の外輪軌道4aと径方向に重畳する、軸方向外端部乃至外端寄り部分に、軸方向に関して直径が変化しない円筒面部9が設けられている。前記円筒面部9の直径は、前記各ボルト取付孔6の内接円の直径よりも小さくなっている。又、前記外輪1aの外周面のうち、軸方向に関して前記円筒面部9と前記フランジ部5との間に挟まれた部分は、前記円筒面部9よりも直径が小さい(前記各ボルト取付孔6の内接円よりも直径が小さい)アンダカット部(凹部)10となっている。
又、前記外輪1aの肉厚は、軸方向外側の外輪軌道4aに対応する部分で、軸方向内側の外輪軌道4bに対応する部分よりも小さくなっている。又、前記外輪1aの内周面のうち、軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分、及び、軸方向内側の外輪軌道4bから前記内側嵌合面部8までの連続した部分(図2に斜格子を付した範囲)には、高周波焼入れによる熱処理硬化層11a、11bが、それぞれ全周に亙り形成されている。又、前記両外輪軌道4a、4bと前記外側、内側両嵌合面部7、8とには、それぞれ前記各熱処理硬化層11a、11bが形成された後、仕上げの研削加工が施されている。
前記ハブ2aは、ハブ本体12と内輪13とを組み合わせて成る。
このうちのハブ本体12は、外周面の軸方向外端寄り部分に車輪を支持固定する為の回転側フランジ14を、軸方向中間部に軸方向外側の内輪軌道15aを、軸方向内端部に小径段部16をそれぞれ有している。
前記内輪13は、外周面に軸方向内側の内輪軌道15bを有する。この様な内輪13は、前記小径段部16に締り嵌めで外嵌された状態で、前記ハブ本体12の軸方向内端部に形成されたかしめ部17により軸方向内端面を抑え付けられる事で、前記ハブ本体12に結合固定されている。又、前記両内輪軌道15a、15bのうち、軸方向外側の内輪軌道15aの直径は、軸方向内側の内輪軌道15bの直径よりも大きくなっている。又、前記両内輪軌道15a、15bは、断面形状(母線形状)が円弧形であり、且つ、軸方向に関して互いに近い側(前記ハブ2の軸方向中央側)の端縁の直径が、軸方向に関して互いに遠い側(前記ハブ2の軸方向両端側)の端縁の直径よりも小さくなっている。
前記各玉3a、3bは、前記両外輪軌道4a、4bと前記両内輪軌道15a、15bとの間に、両列毎にそれぞれ複数個ずつ、転動自在に設けられている。この状態で、複列に配置された前記各玉3a、3bには、前記かしめ部17が前記内輪13の軸方向内端面を押圧する事に基づいて発生した予圧と共に、背面組み合わせ型(DB型)の接触角が付与されている。又、これら両列の玉3a、3bのピッチ円直径は、前記両内輪軌道15a、15b及び前記両外輪軌道4a、4bの直径の差に応じて互いに異なっている。即ち、軸方向外側列の各玉3a、3aのピッチ円直径が、軸方向内側列の各玉3b、3bのピッチ円直径よりも大きくなっている。そして、この様な構成を採用する事により、重量化を抑えつつ、モーメント剛性を向上させている。尚、図示の例では、軸方向外側列の玉3a、3aの直径(玉径)を軸方向内側列の玉3b、3bの直径(玉径)よりも小さくし、軸方向外側列の玉3a、3aの数を軸方向内側列の玉3b、3bの数よりも多くしている。但し、これら両列の玉3a、3bの直径は、互いに等しくする事もできる。
又、前記外輪1aの内周面と前記ハブ2の外周面との間に存在する、前記各玉3a、3bを設置した内部空間18の軸方向外端開口は、円環状のシールリング19により塞がれている。前記シールリング19は、円環状の芯金と円環状のシール材とを互いに結合して成るもので、このうちの芯金を前記外輪1aの外側嵌合面部7に軸方向外側から圧入する事により内嵌固定した状態で、前記シール材を構成する複数のシールリップの先端縁を前記ハブ本体12の表面に摺接させている。
又、前記外輪1aの軸方向内端開口は、有底円筒状のカバー20により塞がれている。前記カバー20は、径方向外端部に設けられた嵌合筒部を、前記外輪1aの内側嵌合面部8に軸方向内側から圧入する事により内嵌固定している。尚、図示の構造の場合には、前記カバー20を非磁性金属製とすると共に、前記内輪13の軸方向内端部に多極磁石であるエンコーダ21を外嵌支持している。そして、自動車への組み付け状態で、前記エンコーダ21と、外部空間に配置されると共に使用時にも回転しない部分に支持された図示しないセンサとを、前記カバー20の底板部を挟んで軸方向に対向させる事により、前記センサによって、前記エンコーダ21の磁気変化を検出可能とする事で、車輪の回転速度を検出可能としている。
次に、上述の様な車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、前記外輪1aの製造方法に就いて説明する。
本例の場合、前記外輪1aを製造する場合には、先ず、図3の(A)に示す様な、鋼製で円柱状の素材22を軸方向に押し潰す、据え込み加工(塑性加工)を施す。これにより、前記素材22を、図3の(B)に示す様な、軸方向中間部の外径が軸方向両端部の外径よりも大きくなった、ビヤ樽型の第一中間素材23とする。
その後、前記第一中間素材23の周囲にダイスを配置した状態で、前記第一中間素材23の軸方向両端面に1対の金型を押し付ける、荒成形加工(塑性加工)を施す。これにより、前記第一中間素材23を、図3の(C)に示す様な第二中間素材24とする。前記第二中間素材24は、略円筒状の筒状部25と、前記筒状部25の径方向内側の軸方向中間部を仕切る仕切り板部26と、前記筒状部25の外周面の軸方向中間部から径方向外方に突出した素フランジ部27とを備える。尚、本例の場合には、前記第二中間素材24が、特許請求の範囲に記載した中間素材に相当する。
次いで、前記第二中間素材24の筒状部25の軸方向外側部分(前記素フランジ部27よりも軸方向外側に位置する部分)を拡径する事により、図3の(D)に示す様な第三中間素材28とする。この様な拡径の作業を行う場合には、図4の(A)に示す様に、前記第二中間素材24を、受台29上に載置する。具体的には、前記第二中間素材24のうち、前記素フランジ部27を含めて、前記素フランジ部27から軸方向内側に位置する部分を、前記受台29の上面に開口するキャビティ30に内嵌する。これと共に、前記筒状部25の軸方向外側部分の周囲に、筒状の抑え型31を配置すると共に、前記抑え型31の下面を、前記素フランジ部27の軸方向外側面に当接させる。前記抑え型31の内周面は、上方(軸方向外側)に向かう程直径が大きくなる方向に傾斜した略部分円すい面になっており、この様な抑え型31の内周面の軸方向内端部を、前記筒状部25の軸方向外側部分の外周面の軸方向内端部(前記素フランジ部27の軸方向外側に隣接する部分)に全周に亙り当接させている。尚、前記抑え型31は、前記筒状部25の軸方向外側部分の周囲への着脱を容易に行える様にする為、円周方向に関して2以上に分割可能な構成を有している。そして、この状態で、図4の(A)→(B)に示す様に、下方に向かう程外径が段階的に又は連続的に小さくなるパンチ32を下降させて、前記筒状部25の軸方向外側部分(軸方向外側半部)の径方向内側に押し込む。これにより、前記筒状部25の軸方向外側部分を、軸方向外側に向かう程直径が大きくなる方向に傾斜した略円すい筒状に拡径する事で、前記筒状部25を鍛造工程に於ける仕上げ形状とし、図3の(D)に示す様な第三中間素材28とする。前記第三中間素材28を構成する筒状部25aは、軸方向外側部分が上述の様に略円すい筒状に拡径された拡径部33になっており、残部が略円筒状の非拡径部34となっている。又、前記拡径部33の外周面の軸方向内端部には、上述の様な拡径の作業に伴って、前記アンダカット部10が形成されている。
次いで、前記第三中間素材28の仕切り板部26を打ち抜いて除去すると共に、前記第三中間素材28の筒状部25aの内周面に旋削加工等の切削加工を施す事により、前記筒状部25aの内周面の形状を、完成後の前記外輪1aの内周面と同様の形状とする。これにより、前記筒状部25aの拡径部33の内周面のうち、軸方向外端部に前記外側嵌合面部7を、軸方向中間部に軸方向外側の外輪軌道4aを、それぞれ形成すると共に、前記筒状部25aの非拡径部34の内周面のうち、軸方向内端部に前記内側嵌合面部8を、軸方向中間部に軸方向内側の外輪軌道4bを、それぞれ形成して、図3の(E)に示す様な第四中間素材35とする。尚、本例の場合には、前記拡径部33の内周面に前記外側嵌合面部7及び軸方向外側の外輪軌道4aを形成している為、拡径前の同じ部位に前記外側嵌合面部7及び軸方向外側の外輪軌道4aを形成する場合に比べて、切削量を少なくする(材料の歩留まりを良くする)事ができる。
尚、本発明を実施する場合には、前記仕切り板部26を除去してから、前記拡径部33を形成する事もできる。但し、本例の様に、前記仕切り板部26を除去する前に(前記仕切り板部26を残したまま)前記拡径部33を形成する方が、拡径の影響が前記筒状部25aの軸方向内側部分に波及する事を防止できる為、好ましい。
次いで、前記第四中間素材35の筒状部25aの外周面に切削加工を施す前の状態、即ち、前記第四中間素材35の筒状部25aの肉厚が大きい状態で、軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分、及び、軸方向内側の外輪軌道4bから前記内側嵌合面部8までの連続した部分に対して同時に、高周波焼入れによる熱処理硬化層11a、11bを、それぞれ全周に亙り形成する事で、図3の(F)に示す様な第五中間素材36とする。この際に、本例の場合には、前記特許文献2の図3に記載されている方法と同様の方法により、前記両部分に対して同時に高周波加熱を行う作業を、効率良く、しかも低コストで行う。具体的には、互いに直列に接続された大径コイル及び小径コイルを、前記筒状部25aの径方向内側に、軸方向外側から挿入して、前記大径コイルを軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分に対向させると共に、前記小径コイルを軸方向内側の外輪軌道4bから前記内側嵌合面部8までの連続した部分に対向させる。そして、この状態で、1つの高周波電源により、前記大径、小径両コイルに高周波電流を流す事で、前記両部分に対して同時に高周波加熱を行う。
次いで、前記第五中間素材36の筒状部25aの外周面及び軸方向両端面並びに前記素フランジ部27の表面に旋削加工等の切削加工を施す事により、前記筒状部25aの外周面及び軸方向両端面並びに前記素フランジ部27の表面の形状を、完成後の前記外輪1aの外周面及び軸方向両端面並びに前記フランジ部5の表面と同様の形状とする。これにより、前記筒状部25aの拡径部33の外周面のうち、軸方向外端部乃至中間部に前記シューを摺接する為の円筒面部9を形成して、図3の(G)に示す様な第六中間素材37とする。尚、本例の場合、前記円筒面部9を形成する前の状態で、前記拡径部33の外周面の軸方向外端部(前記円筒面部9の形成に伴って除去される部分)の外径寸法は、前記各ボルト取付孔6の内接円の直径よりも大きくなっている。但し、本発明を実施する場合、当該部分の外径寸法は、前記内接円の直径以下になっていても良い。
次いで、前記第六中間素材37の筒状部25aの内周面のうち、前記両外輪軌道4a、4bと前記外側、内側両嵌合面部7、8とに対して同時に、仕上げの研削加工を施す。この際に、本例の場合には、前記特許文献2の図1に記載されている方法と同様の方法により、前記両外輪軌道4a、4bと前記外側、内側両嵌合面部7、8とに対して同時に仕上げの研削加工を施す作業を、効率良く行う。具体的には、研削盤の主軸(回転駆動軸)に結合固定されたバッキングプレートにより、前記第六中間素材37の筒状部25aの軸方向内端部(内端面)をチャッキングした状態で、前記円筒面部9にシューを摺接させつつ、前記主軸により前記外輪1を回転させながら、前記筒状部25aの径方向内側に軸方向外側から挿入した砥石により、前記両外輪軌道4a、4bと前記外側、内側両嵌合面部7、8とに対して同時に、仕上げの研削加工を施す。これと共に、前記素フランジ部27の円周方向複数箇所に前記各ボルト取付孔6を形成して前記フランジ部5とする事により、前記外輪1aを完成させる。この際に、本例の場合には、前記円筒面部9及び前記アンダカット部10の直径が、前記各ボルト取付孔6の内接円の直径よりも小さくなっている為、前記各ボルト取付孔6の形成を容易に行える。
上述した様な本例の車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪1aの製造方法によれば、直径が大きい軸方向外側の外輪軌道4a及び外側嵌合面部7に形成される高周波焼入れによる熱処理硬化層11aが深くなり過ぎる事を防止できると共に、外周面の軸方向外端寄り部分に、前記両外輪軌道4a、4bに対して研削加工を施す際にシューを摺接させる、真円度の良好な円筒面部9を形成する事ができる。
即ち、本例の場合には、前記第四中間素材35の筒状部25aの外周面に切削加工を施す前の状態、即ち、前記第四中間素材35の筒状部25aの肉厚が大きい状態で、軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分、及び、軸方向内側の外輪軌道4bから前記内側嵌合面部8までの連続した部分に対して同時に、高周波焼入れによる熱処理硬化層11a、11bを、それぞれ全周に亙り形成する。この為、前記両部分に形成される熱処理硬化層11a、11bが深くなり過ぎる事を防止できる。特に、本例の場合には、1つの高周波電源により、互いに直列に接続された大径、小径両コイルに高周波電流を流す事によって、軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分に対する大径コイルの高周波加熱力が(小径コイルの高周波加熱力に比べて)大きくなっているにも拘わらず、加熱される部分の肉厚が大きくなっている為、軸方向外側の外輪軌道4aから前記外側嵌合面部7までの連続した部分に形成される熱処理硬化層11aが深くなり過ぎる事を防止できる。
又、本例の場合には、その後、前記第五中間素材36の拡径部33の外周面に切削加工を施す事により、前記シューを摺接させる為の円筒面部9を形成する為、前記拡径部33を形成する事や、軸方向外側の外輪軌道4aに高周波焼入れによる熱処理硬化層11aを形成する事に伴って、前記拡径部33の外周面の形状が歪んだ場合でも、真円度の良好な、前記円筒面部9を形成する事ができる。従って、研削加工を施した後の、前記両外輪軌道4a、4bと前記外側、内側両嵌合面部7、8との真円度を良好にする事ができる。
本発明の製造方法の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪は、軸方向外側の外輪軌道に対応する部分の肉厚が、軸方向内側の外輪軌道に対応する部分の肉厚と等しいものや、軸方向内側の外輪軌道に対応する部分の肉厚よりも大きいものであっても良い。
又、本発明を実施する場合、外輪の表面のうち、複列の外輪軌道及びシューを摺接させる為の円筒面部及び各ボルト取付孔以外の部分の形状は、切削加工ではなく、塑性加工により成形する事もできる。
1、1a 外輪
2、2a ハブ
3a、3b 玉
4a、4b 外輪軌道
5 フランジ部
6 ボルト取付孔
7 外側嵌合面部
8 内側嵌合面部
9 円筒面部
10 アンダカット部
11a、11b 熱処理硬化層
12 ハブ本体
13 内輪
14 回転側フランジ
15a、15b 内輪軌道
16 小径段部
17 かしめ部
18 内部空間
19 シールリング
20 カバー
21 エンコーダ
22 素材
23 第一中間素材
24 第二中間素材
25、25a 筒状部
26 仕切り板部
27 素フランジ部
28 第三中間素材
29 受台
30 キャビティ
31 抑え型
32 パンチ
33 拡径部
34 非拡径部
35 第四中間素材
36 第五中間素材
37 第六中間素材

Claims (2)

  1. 内周面に複列の外輪軌道を有すると共に、前記両外輪軌道のうち、軸方向外側の外輪軌道の直径が、軸方向内側の外輪軌道の直径よりも大きくなっており、前記両外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層が形成されていると共に研削加工が施されており、外周面のうち、軸方向に関する位置が、前記軸方向内側の外輪軌道よりも前記軸方向外側の外輪軌道に近い部分に円筒面部が設けられている、車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪を製造する為に、
    金属製の素材に塑性加工を施す事により、筒状部を備えた中間素材を造り、
    その後、前記筒状部のうち、軸方向外側部分の径方向内側に、軸方向外側からパンチを押し込む事により、当該部分を拡径する事によって拡径部とし、
    その後、前記筒状部のうち、前記拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向外側の外輪軌道を形成すると共に、前記拡径部よりも軸方向内側に位置する部分である非拡径部の内周面に切削加工を施す事により前記軸方向内側の外輪軌道を形成し、
    その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す前に、前記両外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成し、
    その後、前記拡径部の外周面に切削加工を施す事により前記円筒面部を形成する
    車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法。
  2. 前記外輪は、外周面の軸方向中間部のうち、前記軸方向外側の外輪軌道よりも軸方向内側に位置する部分に、懸架装置に結合固定する為のフランジ部を、前記フランジ部の円周方向複数箇所に軸方向に貫通するボルト取付孔を、それぞれ有すると共に、前記円筒面部の直径が前記各ボルト取付孔の内接円の直径よりも小さいものであり、
    前記中間素材は、前記筒状部と、前記筒状部の外周面の軸方向中間部に設けられた素フランジ部とを備えたものであり、
    前記拡径部は、前記筒状部のうち、前記素フランジ部よりも軸方向外側に位置する部分に形成し、
    前記円筒面部を形成した後、前記素フランジ部に前記各ボルト取付孔を形成して前記フランジ部とする
    請求項1に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの外輪の製造方法。
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WO2023139994A1 (ja) * 2022-01-18 2023-07-27 Ntn株式会社 車輪用軸受装置

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