JP2017082116A - 燃料ポンプ用インペラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料および水に対する膨潤量が小さい燃料ポンプ用インペラを提供する。【解決手段】 燃料ポンプ用インペラは、フェノール樹脂および無機充填材を含んで成るものであり、90℃におけるパルスNMR測定でSolid Echo法により得られる自由誘導減衰曲線を3つの成分の緩和曲線の和で近似したとき、スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量が全体の70%以上である。スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量は、燃料ポンプ用インペラを構成するフェノール樹脂が架橋した成分量に対応したものである。フェノール樹脂の架橋密度が上がると、それに伴って、燃料と水を含む液体に対する膨潤量が小さくなる。このインペラは、燃料および水に対する膨潤量がPPS樹脂よりも小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ポンプ用インペラに関する。
一般に、車両等に用いられる燃料ポンプは、燃料が流入するポンプ室を形成するハウジングの内壁と、そのハウジングの内側に設けられる樹脂製のインペラとの間に、所定の大きさのクリアランスを確保している。このクリアランスは、インペラが燃料およびその燃料に含まれる水により膨潤した場合でも、インペラとハウジングとが当接してインペラの回転が停止することのない程度の大きさに設定されている。このような燃料ポンプは、インペラとハウジングとの間のクリアランスが大きいと、そのクリアランスからの燃料リークにより出力損失が増加する、または、消費電力が増加するという問題が生じる。そのため、燃料ポンプに用いられるインペラには、燃料及びその燃料に含まれる水による膨潤による寸法変化(以下「膨潤量」という)が小さい樹脂材料の開発が求められている。
特許文献1に記載の燃料ポンプ用インペラは、フェノールアラルキル樹脂、フェノール樹脂、及びガラス繊維を含む樹脂材料から形成されている。このインペラは、樹脂材料と水との溶解度パラメータ(SP値)の差を大きくすることにより燃料に含まれる水による膨潤量を小さくし、さらにガラス繊維を含むことにより機械的強度を高めたものである。
特開平8−93690号公報
しかし、特許文献1に記載のインペラは、耐水性は高いものの、変性型フェノール樹脂を使用しているので、分子の架橋点が少ないことから、架橋密度が粗くなり、燃料による膨潤量が大きくなるという問題がある。また、樹脂とガラス繊維との界面接着力が小さい場合にも、燃料および水による膨潤量が大きくなるという問題がある。
そのため、近年では、燃料ポンプ用インペラを形成する樹脂材料として、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂が多く採用されている。このPPS樹脂から形成されたインペラは、変性型フェノール樹脂を使用した樹脂材料から形成されたインペラよりも、膨潤量が小さいものである。
しかし、現在、燃料ポンプの出力損失の低減、および、消費電力の低減の観点から、インペラとハウジングとの間のクリアランスをさらに小さくするため、燃料及び水に対する膨潤量がPPSよりもさらに小さい樹脂材料の開発が求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、燃料および水に対する膨潤量が小さい燃料ポンプ用インペラを提供することを目的とする。
本発明は、フェノール樹脂および無機充填材を含んで成る燃料ポンプ用インペラであって、90℃におけるパルスNMR測定でSolid Echo法により得られる自由誘導減衰曲線を3つの成分の緩和曲線の和で近似したとき、スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量が全体の70%以上である。
スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量は、燃料ポンプ用インペラを構成するフェノール樹脂が架橋した成分量に対応したものである。発明者らは、フェノール樹脂の架橋密度が上がると、それに伴って、燃料と水を含む液体に対する膨潤量が小さくなることに着目した。そこで、スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量が70%以上のインペラは、燃料と水を含む液体に対する膨潤量(%)が、PPSの膨潤量(%)よりも小さいことが判明した。したがって、本発明により、燃料および水に対する膨潤量がPPS樹脂よりも小さい燃料ポンプ用インペラを得ることができる。
本発明の第1実施形態によるインペラが用いられる燃料ポンプ。 第1実施形態による燃料ポンプ用インペラの平面図。 最小緩和時間の成分量と燃料膨潤量との関係を示すグラフ。 最小緩和時間と燃料膨潤量との関係を示すグラフ。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態のインペラ1が用いられる燃料ポンプ2を示す。この燃料ポンプ2は、例えば車両の燃料タンク内に設けられるものである。
(燃料ポンプの構成)
まず、燃料ポンプ2の構成について説明する。
燃料ポンプ2は、モータ部3及びポンプ部4などから構成される。モータ部3及びポンプ部4は、筒状のポンプケース5により一体に構成されている。
モータ部3は、コイル6が巻かれたステータ7、そのステータ7の内側に回転可能に設けられたロータ8、および、そのロータ8と共に回転するシャフト9などを有する。コネクタ10の端子101からステータ7のコイル6に通電されると、ステータ7は回転磁界を生じる。これにより、周方向にN極とS極とが交互に着磁されたロータ8がシャフト9と共に軸周りに回転する。
ポンプ部4は、インペラ1、第1ポンプハウジング11、及び、第2ポンプハウジング12などを有する。
図1および図2に示すように、インペラ1は、樹脂から略円盤状に形成されたものであり、周方向に並んで設けられる複数の羽根溝13を有する。インペラ1の中央穴14にはモータ部3のシャフト9が嵌合している。そのため、インペラ1は、シャフト9と共に回転する。なお、インペラの形状は、図1および図2に示したものに限らず、種々の形状とすることが可能である。
インペラ1は、第1ポンプハウジング11と第2ポンプハウジング12との間に形成されるポンプ室15に収容されている。第1ポンプハウジング11と第2ポンプハウジング12とは、例えばアルミなどの金属から形成されたものである。
第1ポンプハウジング11は、吸入口16を有している。また、第1ポンプハウジング11は、インペラ1側の面に、周方向にC字状に延びる第1溝17を有している。吸入口16と第1溝17とは連通している。
第2ポンプハウジング12は、モータ部3側に連通する連通口18を有している。また、第2ポンプハウジング12は、インペラ1側の面に、周方向にC字状に延びる第2溝19を有している。連通口18と第2溝19とは連通している。
モータ部3のシャフト9と共にインペラ1が回転すると、燃料ポンプ2が設置された燃料タンク内の燃料は、吸入口16からポンプ室15に吸入され、第1溝17を流れると共に、インペラ1の回転により羽根溝13で加圧される。その燃料は、第2溝19を流れ、連通口18からモータ部3に吐出される。
ポンプ部4からモータ部3に吐出された燃料は、ハウジングとステータ7との隙間、および、ステータ7とロータ8との隙間を流れ、燃料ポンプ2の吐出口20から内燃機関へ吐出する。
(燃料ポンプ用インペラ)
次に、上述した燃料ポンプ2が備えるインペラ1について説明する。
図1に示すように、第1ポンプハウジング11と第2ポンプハウジング12との間に形成されるポンプ室15の内壁と、本実施形態のインペラ1との間には、所定のクリアランスαが確保されている。ここで、燃料ポンプ2は、インペラ1とハウジングとの間のクリアランスαが大きいと、そのクリアランスからの燃料リークにより出力損失が増加する、または、消費電力が増加するという問題が生じる。
上述したように、近年では、燃料ポンプ用インペラを形成する樹脂材料として、PPS樹脂が採用されることがある。このPPS樹脂(solvay社製R7−120NA)は、例えばメタノール35%を含むフューエルDに対し水0.5wt%を含む液体に5000時間浸漬したときの膨潤量が、0.63%である。これに対し、本実施形態のインペラは、その液体に対する膨潤量がPPS樹脂よりも小さいものである。
本実施形態のインペラは、インペラ全体に対し、ノボラック型フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンとを含んで成るフェノール樹脂の含有量が20〜55質量%、無機充填材の含有量が45〜80質量%であることが好ましい。なお、フェノール樹脂の含有量が20〜30質量%、無機充填材の含有量が70〜80質量%であることがより好ましい。
インペラ全体に対し、フェノール樹脂の含有量を55質量%以下とし、無機充填材の含有量を45質量%以上とすることで、燃料及び水に対する膨潤量を小さくすることが可能である。
インペラ全体に対し、フェノール樹脂の含有量を20質量%以上とし、無機充填材の含有量を80質量%以下とすることで、樹脂成形材料からインペラを成形する際、流動性が悪化して射出成形が困難になることが防がれるので、生産性を高めることができる。さらに、インペラが割れやすくなることが防がれるので、インペラの組付けなどの加工性を高めることができる。
上述したフェノール樹脂は、ノボラック型フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンとを含んで成るものであり、ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、ヘキサメチレンテトラミンが17〜26質量部であることが好ましく、20〜25質量部であることがより好ましい。
ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、ヘキサメチレンテトラミンを17質量部以上とすることで、フェノール樹脂の架橋密度を高くして、燃料及び水に対する膨潤量を小さくすることが可能である。
ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、ヘキサメチレンテトラミンを26質量部以下とすることで、成形材料の樹脂部に余剰のヘキサメチレンテトラミンが残存することが抑制される。したがって、樹脂成形材料を射出成形する際、および、射出成形後のアフターベーキングの際、ヘキサメチレンテトラミンの塩基性ガスの発生が抑制されるので、成形品であるインペラの膨れや割れなどの不具合を防ぐことができる。
ここで、上述したノボラック型フェノール樹脂は、ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、次の化学式(1)で表される分子構造を有する未変性ノボラック型フェノール樹脂を100〜90質量部含むものであることが好ましい。
Figure 2017082116
(化学式(1)において、nは、1または2以上の整数である。)
未変性ノボラック型フェノール樹脂は、変性フェノール樹脂と比較して、架橋するための反応点が多い。そのため、ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、変性フェノール樹脂の含有量を0〜10質量部とし、未変性ノボラック型フェノール樹脂の含有量を100〜90質量部とすることが好ましい。なお、変性フェノール樹脂の含有量を0〜5質量部とし、未変性ノボラック型フェノール樹脂の含有量を100〜95質量部とすることがより好ましい。未変性ノボラック型フェノール樹脂の含有量を多くすることで、その未変性ノボラック型フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンとの反応により、フェノール樹脂の架橋密度を高めることが可能である。したがって、燃料及び水に対するフェノール樹脂の膨潤量を小さくすることができる。
上述した無機充填材は、無機充填材100質量部に対し、ガラス繊維が50〜65質量部であることが好ましく、53〜63質量部がより好ましい。ガラス繊維を50質量部以上とすることで、インペラの機械的強度を高めることが可能である。
ガラス繊維を65質量部以下とすることで、樹脂成形材料からインペラを射出成形する際、流動性が悪化して成形が困難になることを防ぎ、生産性を高めることができる。
また、無機充填材は、無機充填材100質量部に対し、クレーが25〜35質量部であることが好ましく、30〜34質量部がより好ましい。クレーは、フェノール樹脂に対してなじみがよく、フェノール樹脂の中に細かく入り込んで膨潤を抑制できる。そのため、クレーを25質量部以上とすることで、燃料及び水に対するインペラの膨潤量を小さくすることが可能である。
クレーを35質量部以下とすることで、樹脂成形材料からインペラを射出成形する際、流動性が悪化して成形が困難になることを防ぎ、生産性を高めることができる。また、インペラの機械的強度の低下を防ぐことができる。
また、無機充填材は、無機充填材100質量部に対し、シリカが5〜15質量部であることが好ましく、7〜13質量部がより好ましい。シリカを5質量部以上とすることで、樹脂成形材料からインペラを射出成形する際、流動性が悪化して成形が困難になることを防ぎ、生産性を高めることができる。
シリカを15質量部以下とすることで、インペラの低膨潤性の悪化を防ぐことができる。
また、上述した無機充填材は、例えば炭酸カルシウムなどを含むことなく、ケイ素化合物のみから構成されることが好ましい。ケイ素化合物はシランカップリング剤との反応性が高いため、無機充填材とフェノール樹脂との界面接着性を高めることが可能である。したがって、燃料及び水に対する膨潤量が小さい燃料ポンプ用インペラを得ることができる。
上述したインペラは、所望により、通常の熱硬化性樹脂成形材料に使用される各種充填材、各種添加材を用いることができる。例えば、ステアリン酸またはステアリン酸亜鉛などの離型剤、充填材と熱硬化性樹脂との接着性を向上させるための密着性向上剤またはカップリング剤、カーボンブラックなどの着色顔料または着色染料、溶剤などを配合することができる。
上述したインペラを形成するための成形材料は、通常の方法により製造される。例えば、上記の各種原材料を配合して均一に混合後、ロール、コニーダ、二軸押出し機などの混練装置単独又はロールと他の混合装置との組合せで加熱溶融混練した後、造粒又は粉砕して得られる。
この成形材料は射出成形に適しているが、成形方法として特に射出成形のみに限定されず、その他の方法、例えば移送成形、圧縮成形、射出圧縮成形などいずれの方法でも成形できる。
なお、射出成形等によりインペラを成形した後、そのインペラを所定の温度のもとに所定の時間加熱するアフターベーキングを行うことが好ましい。これにより、フェノール樹脂の架橋密度をさらに上げることが可能である。成形材料のアフターベーキングおよびその成形品であるインペラのアフターベーキングはいずれも、160〜180℃で50〜70分行うのが好ましく、165〜175℃で55〜65分行うのがより好ましい。
次に、実施例及び比較例により本発明の燃料ポンプ用インペラをさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれに限定されるものではない。
表1、2に示す組成で配合した材料混合物を回転速度の異なる加熱ロールで混練し、シート状に冷却したものを粉砕し、穎粒状の成形材料を得た。尚、加熱ロールの混練条件は、回転速度を高速側/低速側=20/14rpm、温度を高速側/低速側=90/20℃とし、所定の流動性となるように混練時間を5〜10分の間で調整した。
実施例及び比較例に用いた各配合物は以下の通りである。
(1)ノボラック型フェノール樹脂
(2)キシレン変性ノボラック型フェノール樹脂
(3)ヘキサメチレンテトラミン
(4)ガラス繊維
(5)クレー
(6)シリカ
(7)炭酸カルシウム
(8)シランカップリング剤
特性評価に使用した試験片の成形方法、及び評価方法は、以下の通りである。
(1)試験片:圧縮成形(金型温度175℃、硬化時間180秒)により曲げ試験片(長さ80mm、幅10mm、厚み4mm)を作製し、中央部から長さ方向を2mm幅で切出し、10mm、4mm、2mmの直方体を得た。試験片のアフターベーキングは170℃で1時間行った。
(2)成形品:移送成形(金型温度175℃、硬化時間20秒)により図2のインペラ形状を作製した。成形品(インペラ)のアフターベーキングは170℃で1時間行った。
上述した配合と製造方法により、成形材料の複数の試験片、および、燃料ポンプ用インペラの複数のサンプルを得た。実施例1−8のサンプルに関する測定結果を次の表1に示し、比較例1−6のサンプルに関する測定結果を次の表2に示す。
Figure 2017082116
Figure 2017082116
表1、2では、実施例1−8および比較例1−6について、メタノール35%を含むフューエルDに対し水0.5wt%を含む液体に対しインペラ成形材料を1000時間浸漬したときの10mm方向の寸法変化を、浸漬前の試験片の寸法に対する比率(%)によって示している。このときの試験温度は、80℃で行った。この温度は、車両の燃料温度条件の上限に対応したものである。
実施例1−8の寸法変化は、いずれも比較例1−6の寸法変化より小さい。
さらに、表1、2では、実施例1−6および比較例1−4について、メタノール35%を含むフューエルDに対し水0.5wt%を含む液体に対しインペラを5000時間浸漬したときの厚み方向の寸法変化をインペラの厚み全体に対する比率(%)によって示している。
実施例1−6の厚み方向の寸法変化は、いずれも比較例1−4の厚み方向の寸法変化より小さい。
ここで、上述したPPS樹脂(solvay社製R7−120NA)の厚み方向の寸法変化は、同条件において、0.63%である。したがって、実施例1−6の厚み方向の寸法変化は、PPS樹脂の厚み方向の寸法変化より小さい。一方、比較例1−4の厚み方向の寸法変化は、PPS樹脂の厚み方向の寸法変化より大きい。
実施例1−7と比較例3−6とは、いずれもノボラック型フェノール樹脂として、未変性ノボラック型フェノール樹脂のみを使用したものである。実施例8は、ノボラック型フェノール樹脂として、変性ノボラック型フェノール樹脂を10%、未変性ノボラック型フェノール樹脂を90%の割合で使用したものである。実施例8は、試験片の寸法変化が0.07%であり、比較例1−6の試験片の寸法変化よりも小さい。
一方、比較例1及び2はノボラック型フェノール樹脂として、変性ノボラック型フェノール樹脂を50%、未変性ノボラック型フェノール樹脂を50%使用したものである。比較例1及び2は、変性ノボラック型フェノール樹脂の含有量が多いことから、ヘキサメチレンテトラミンとの反応による架橋が進まず、試験片の寸法変化またはインペラ厚み方向の寸法変化が大きくなったものと考えられる。
さらに、表1,2では、実施例1−6および比較例1−4、6についてパルスNMR測定を行い、Solid Echo法により得られる自由誘導減衰曲線を3つの成分の緩和曲線の和で近似したときのスピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量を「最少緩和時間の成分量」として示している。この最小緩和時間の成分量が多いほど、架橋密度が高くなっているということができる。なお、パルスNMR測定は、複数のサンプルの温度を90℃で行った。
実施例1−7は、最少緩和時間の成分量がいずれも70%以上である。実施例1,2,3,4の順にヘキサメチレンテトラミンの含有量が多くなるに従い、最少緩和時間の成分量が多くなっている。一方、比較例1−3は、最少緩和時間の成分量が70%より少ない。
また、表1、2では、上述したスピン−スピン緩和時間が最も小さい成分におけるスピン−スピン緩和時間を「最小緩和時間」として示している。最小緩和時間が短いほど架橋密度が高くなっているということができる。実施例1−7は、最小緩和時間がいずれも8.5μ秒以下である。また、実施例1,2,3の順にヘキサメチレンテトラミンの含有量が多くなるに従い、最小緩和時間は短くなっている。一方、比較例1−3は、最少緩和時間が8.5μ秒より長い。
上記パルスNMR測定の結果から架橋密度が高いことが低膨潤性に効果があるということができる。
なお、比較例4は、最少緩和時間の成分量が70%以上であり、最小緩和時間が8.5μ秒以下であるが、フェノール樹脂の含有量が60%であるため、インペラ厚み方向の寸法変化がPPS樹脂のものよりも大きい数値となっている。
図3のグラフは、表1、2に記載した実施例1−4および比較例1−3の「最小緩和時間の成分量」を横軸に、「インペラ厚み方向の寸法変化」を縦軸として、その数値をプロットしたものである。なお、図3のグラフでは、上述したPPS樹脂の膨潤量を実線Pとして示している。
実施例1−4の膨潤量はいずれも、PPS樹脂の膨潤量より小さい。一方、比較例1−3の膨潤量はいずれも、PPS樹脂の膨潤量より大きい。また、実施例1,2,3の順に膨潤量が小さくなっている。
図4のグラフは、表1、2に記載した実施例1−3および比較例1の「最小緩和時間」を横軸に、「インペラ厚み方向の寸法変化」を縦軸として、その数値をプロットしたものである。なお、図4のグラフでも、PPS樹脂の膨潤量を実線Pとして示している。
実施例1,2,3の順に最小緩和時間が短くなると共に、膨潤量が小さいものとなっている。一方、比較例1は、最小緩和時間が8.6msecであり、膨潤量がPPSより大きいものとなっている。
さらに、表1,2に記載した各実施例および比較例について説明する。
実施例6は、フェノール樹脂の含有量が20質量%である。この実施例6においても、成形品の割れは認められなかった。実施例5は、フェノール樹脂の含有量が55質量%である。実施例5においても、インペラ厚み方向の寸法変化が0.6であり、PPS樹脂のものよりも小さい。
一方、比較例4は、フェノール樹脂の含有量が60質量%であり、膨潤する樹脂部の含有量が多いことから、インペラ厚み方向の寸法変化がPPS樹脂のものよりも大きくなったものと考えられる。
実施例1は、ノボラック型フェノール樹脂に対しヘキサメチレンテトラミンが17質量部であり、実施例2−8よりも少ない。この実施例1においても、最小緩和時間の成分量が70%であり、インペラの厚み方向の寸法変化が0.55であり、PPS樹脂のものよりも小さい。
一方、比較例5は、実施例1に対しヘキサメチレンテトラミンが少ないことから、樹脂部の架橋が進まず、膨潤量が大きくなったものと考えられる。
なお、実施例3のヘキサメチレンテトラミンは23質量部であり、実施例4のヘキサメチレンテトラミンは25質量部である。実施例3と実施例4の膨潤試験によるインペラ厚み方向の寸法変化は、いずれも0.04%である。これは、ヘキサメチレンテトラミンの含有量を一定量より増やしても、ノボラック型フェノール樹脂の架橋があまり進まなかったと考えられる。
実施例1−8は、無機充填材が、ガラス繊維、クレーおよびシリカといったケイ素化合物のみから構成されている。比較例7は、実施例7の組成に対し、シリカに代えて炭酸カルシウムを含むものである。そのため、比較例6は、試験片の寸法変化が0.13%であり、実施例7の0.06%よりも大きいものとなっている。これは、シランカップリング剤による界面接着の効果が発揮されず、膨潤が大きくなったものと考えられる。
本実施形態の燃料ポンプ用インペラは、90℃におけるパルスNMR測定でSolid Echo法により得られる自由誘導減衰曲線を3つの成分の緩和曲線の和で近似したとき、スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量が全体の70%以上である。この測定により、燃料と水を含む液体に対する膨潤量が、PPSの膨潤量よりも小さいインペラを得ることができる。

Claims (10)

  1. フェノール樹脂および無機充填材を含んで成る燃料ポンプ用インペラであって、90℃におけるパルスNMR測定でSolid Echo法により得られる自由誘導減衰曲線を3つの成分の緩和曲線の和で近似したとき、スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分量が全体の70%以上である燃料ポンプ用インペラ。
  2. 前記スピン−スピン緩和時間が最も小さい成分のスピン−スピン緩和時間は8.5μ秒以下である請求項1に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  3. 前記フェノール樹脂は、ノボラック型フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンとを含んで成るものであり、
    前記ノボラック型フェノール樹脂と前記ヘキサメチレンテトラミンとを含んで成る前記フェノール樹脂の含有量が20〜55質量%、前記無機充填材の含有量が45〜80質量%である請求項1または2に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  4. 前記フェノール樹脂は、前記ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、前記ヘキサメチレンテトラミンが17〜26質量部である請求項3に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  5. 前記ノボラック型フェノール樹脂は、次の化学式(1)で表される分子構造を有する未変性ノボラック型フェノール樹脂を含むものであり、
    前記ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対し、未変性ノボラック型フェノール樹脂が100〜90質量部である請求項3または4に記載の燃料ポンプ用インペラ。
    Figure 2017082116
    (化学式(1)において、nは、1または2以上の整数である。)
  6. 前記無機充填材は、ガラス繊維を含むものであり、
    前記無機充填材100質量部に対し、前記ガラス繊維が50〜65質量部である請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  7. 前記無機充填材は、クレーを含むものであり、
    前記無機充填材100質量部に対し、前記クレーが25〜35質量部である請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  8. 前記無機充填材は、シリカを含むものであり、
    前記無機充填材100質量部に対し、前記シリカが5〜15質量部である請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  9. 前記無機充填材は、ケイ素化合物のみからなる請求項1から8のいずれか一項に記載の燃料ポンプ用インペラ。
  10. 前記無機充填材は、ガラス繊維およびクレーを含むものであり、
    前記無機充填材100質量部に対し、前記ガラス繊維が50〜65質量部、前記クレーが25〜35質量部である請求項1から9のいずれか一項に記載の燃料ポンプ用インペラ。
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