JP2017082067A - 研磨用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェーハ表面の酸化膜除去にかかる時間を短縮し、ウェーハ表面の傷を抑制し、さらに、ウェーハの研磨速度を向上した研磨が可能な研磨用組成物を提供する。
【解決手段】研磨用組成物は、シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、及びアミン化合物を含む。摩擦低下剤は、好ましくは、水溶性の化合物であり、より好ましくは、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、またはアルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤である。酸化膜除去促進剤は、好ましくは、ケイ酸塩類である。酸化膜除去促進剤は、より好ましくは、下記式(1)で表されるオルトケイ酸の金属塩類、またはその縮合酸であり、SiOとMOのモル比が2.4より大きい。
O・nSiO・xHO ・・・(1)
(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、研磨用組成物に関する。
近年の大規模集積回路(LSIデバイス)の微細化により、精密研磨後のウェーハ面粗さや平坦性への要求が厳しくなっている。これに伴って、ウェーハの一次研磨において、現状の研削加工量を維持しつつ、より高いレベルのウェーハ表面品質の実現が求められている。
一次研磨におけるウェーハ表面の特性の向上を図るために、研磨用組成物中の砥粒の量を低減することが考えられる。研磨用組成物の砥粒の配合量を低減することは、研磨傷や異物残りを抑制することに対しては有効である。しかしながら、研磨用組成物の砥粒の配合量を低減することにより、ウェーハの表面に生成する自然酸化膜を除去する能力が低下してしまう虞がある。
ウェーハ表面の自然酸化膜除去性能を向上するため、特許文献1及び特許文献2には、水溶性ケイ酸塩を配合した研磨用組成物が開示されている。
特開平9−306880号公報 特開2003−100670号公報
特許文献1または特許文献2に記載された研磨用組成物では、砥粒に起因するウェーハ表面のダメージを低減できるものの、砥粒以外の原因によって依然としてウェーハ表面特性にダメージが残ると考えられる。
本発明者らは、ウェーハ表面に傷等が発生する原因として、砥粒の配合量を少なくすることにより、砥粒の転がり効果(砥粒が転がるように回転しながらウェーハ表面を研磨する効果)が低減してしまい、ウェーハに研磨パッドが直接当たるからであると考えた。
本発明は、上記の課題を鑑み、ウェーハ表面の酸化膜除去にかかる時間を短縮し、ウェーハ表面の傷を抑制し、さらに、ウェーハの研磨速度を向上した研磨が可能な研磨用組成物を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の研磨用組成物は、シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、及びアミン化合物を含む。
摩擦低下剤は、好ましくは、水溶性の化合物である。摩擦低下剤は、より好ましくは、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、またはアルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤である。
酸化膜除去促進剤は、好ましくは、ケイ酸塩類である。酸化膜除去促進剤は、より好ましくは、下記式(1)で表されるオルトケイ酸の金属塩類、またはその縮合酸である。酸化膜除去促進剤のSiOとMOのモル比は、2.4より大きいことが好ましい。
O・nSiO・xHO ・・・(1)
(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。)
本発明によれば、研磨用組成物がシリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、及びアミン化合物を含むので、ウェーハ表面の酸化膜除去にかかる時間を短縮し、ウェーハ表面の傷を抑制し、さらに、ウェーハの研磨速度を向上した研磨をすることができる。
図1は、研磨における経過時間に対するヘッドガイド圧及びテーブルトルク電流を模式的に示すグラフである。 図2は、ケイ酸ナトリウムのモル比と酸化膜研磨速度の関係を示すグラフである。 図3は、ケイ酸カリウムのモル比と酸化膜研磨速度の関係を示すグラフである。
この発明の実施の形態による研磨用組成物COMPは、シリカ砥粒と、摩擦低下剤と、酸化膜除去促進剤とを含む。研磨用組成物COMPは、シリコンウェーハの一次研磨に好適に用いられる。
シリカ砥粒としては、この分野で常用されるものを使用でき、例えば、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ等が挙げられる。シリカ砥粒の濃度は、例えば、研磨用組成物COMP全体に対して0.03〜5重量%である。
摩擦低下剤は、研磨パッドとウェーハとの間に生じる摩擦を低減する機能を有する。このような摩擦低下剤としては、水溶性の化合物が好適である。このような摩擦低下剤としては、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、アルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤等が挙げられる。
これらの中でも、摩擦低下剤としては、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、またはアルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤が好適である。これらのグリコール溶剤が有するアルキル基としては、例えば、メチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、i−ブチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、アリル基、フェニル基等が挙げられる。
摩擦低下剤としては、具体的には、グリコール系水溶性溶媒であるジエチレングリコールブチルメチルエーテル(BDM)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DB)、イソブチルジグリコール(iBDG)、ジブチルジグリコール(DBDG)等を好適に用いることができる。
摩擦低下剤の配合量は、研磨用組成物COMP全体に対して60〜180ppm程度であることが好ましい。摩擦低下剤は、1種類を単独で配合してもよく、2種類以上を併用してもよい。
酸化膜除去促進剤は、ウェーハ表面に生成される自然酸化膜を除去する機能を有する。酸化膜除去促進剤としては、例えば、ケイ酸塩類等が挙げられる。
ケイ酸塩類としては、例えば、式(1)で表されるオルトケイ酸の金属塩類、下記式(1)で表されるオルトケイ酸の金属塩類の縮合酸等が挙げられる。
O・nSiO・xHO ・・・(1)
(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。)
式(1)のオルトケイ酸の金属塩類を構成するアルカリ金属原子としては、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウムが挙げられる。式(1)中、nは、2.4以上の実数であることが好ましい。
また、式(1)中、SiOとMOのモル比(SiO/MO)は、2.4より大きいことが好ましい。SiO/MOが2.4以下の場合には、十分に自然酸化膜の除去を行えない虞がある。SiO/MOが大きくなると、SiOの分子量が大きくなり、ケイ酸塩がオリゴマーのような状態で研磨用組成物中に存在することとなるので、自然酸化膜の除去能力が向上すると考えられる。
酸化膜除去促進剤の配合量は、研磨用組成物COMP全体に対して0.05〜5重量%程度であることが好ましい。酸化膜除去促進剤は、1種類を単独で配合してもよく、2種類以上を併用してもよい。
アミン化合物としては、例えば、第一級アミン、第二級アミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩、複素環式アミン等を配合することができる。具体的には、アミン化合物としては、例えば、アンモニア、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAH)、水酸化テトラブチルアンモニウム(TBAH)、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−(β−アミノエチル)エタノールアミン、無水ピペラジン、ピペラジン六水和物、1−(2−アミノエチル)ピペラジン、N−メチルピペラジン、ピペラジン塩酸塩、炭酸グアニジン等が挙げられる。
アミン化合物としては、これらの中でも、第二級アミンまたは第四級アンモニウム塩であることが好ましい。第二級アミンとしては、ジエチレントリアミン(DETA)、炭酸グアニジン、ピペラジン塩酸塩等が好ましい。第四級アンモニウム塩としては、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)等が好ましい。
アミン化合物は、1種類を単独で配合してもよく、2種類以上を併用してもよいが、2種以上が配合されていることが好ましい。アミン化合物が2種以上配合されている場合、アミン化合物として、上述の第二級アミン及び第四級アンモニウム塩が含まれていることが好ましい。
研磨用組成物COMPは、pH調整剤を含んでいることが好ましい。pH調整剤としては、例えば、塩酸類、硫酸類、硝酸類、リン酸類などが挙げられる。pH調整剤は、研磨用組成物COMPのpHが10.5〜12.0となるように配合されることが好ましい。
研磨用組成物COMPは、アミン化合物以外のアルカリ化合物を含んでいてもよい。アミン化合物以外のアルカリ化合物としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。
研磨用組成物COMPは、この他、界面活性剤、水溶性高分子など、研磨用組成物の分野で一般に知られた配合剤を任意に配合することができる。
研磨用組成物COMPは、シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、アミン化合物及びその他の配合材料を適宜混合して水を加えることによって作製される。あるいは、研磨用組成物COMPは、シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、アミン化合物及びその他の配合材料を、順次、水に混合することによって作製される。これらの成分を混合する手段としては、ホモジナイザー、および超音波等、研磨用組成物の技術分野において常用される手段が用いられる。
以上説明した研磨用組成物COMPは、適当な濃度となるように水(例えば、脱イオン水)で希釈した後、シリコンウェーハの研磨処理に用いられる。
<組成1〜組成3>
以下の組成1〜組成3の研磨用組成物を作製した。各研磨用組成物の成分については、表1にも示す。
組成1の研磨用組成物の原液は、0.03重量%のシリカ砥粒(1),1.5重量%のケイ酸Na、0.75重量%の炭酸グアニジン、0.36重量%の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、0.75重量%のピペラジン塩酸塩、0.3重量%の塩酸(HCl)を水に配合して全体で100重量%としたものである。
なお、シリカ砥粒(1)としては、AZEM社製の「Klebosol 1598B−25」(平均二次粒子径:40nm)を用いた。ケイ酸Naとしては、大阪珪曹株式会社製の「3号珪酸ソーダ」を用いた。このケイ酸Naにおいては、SiOとNaOのモル比が3.23である。ここで示す「重量%」は、研磨用組成物(原液)全体に対する重量%を示す。以下の組成の研磨用組成物においても同様である。
組成2及び組成3の研磨用組成物の原液のそれぞれは、1.5重量%、及び3.0重量%のジエチレングリコールブチルメチルエーテル(BDM)をさらに配合したことを除いて、組成1と同一の組成である。なお、BDMとしては、東邦化学工業株式会社製の「ハイソルブBDM」を用いた。
(研磨条件)
組成1〜組成3の研磨用組成物原液を3倍に希釈して、以下の研磨条件(1)のもとでシリコンウェーハの研磨を行った。片面研磨装置(定盤の直径:20インチ)を用い、研磨パッド(EXTERION SL−31、ニッタ・ハース株式会社製)に研磨用組成物を0.3L/分の割合で供給し、かつ、直径200mmのシリコンウェーハに300gf/cmの圧力をかけながら研磨定盤を115rpmの回転速度で回転させ、キャリアを110rpmの回転速度で回転させながら、8分間、研磨を行なった。
(インキュベーションタイムの測定)
シリコンウェーハの一次研磨においては、まず、ウェーハの表面に生成された自然酸化膜を除去した後、シリコンウェーハ本体の表面の研磨が行われる。そこで、自然酸化膜を除去するのに要する時間について検討するため、以下の測定を行った。
組成1〜組成3の研磨用組成物による研磨において、片面研磨装置(定盤の直径:20インチ)を用いて、研磨時のインキュベーションタイムの測定を行った。インキュベーションタイムの測定の結果を表1に示す。
ここで、インキュベーションタイムは、シリコンウェーハの表面に生成された自然酸化膜の除去に要する時間を意味する。言い換えると、インキュベーションタイムは、自然酸化膜の除去を始めてから、シリコンウェーハ本体の研磨を開始するまでの時間を意味する。
図1を用いて、インキュベーションタイムについて詳細に説明する。図1は、複数の荷重ステップを用いてシリコンウェーハの研磨を行うときの、経過時間に対するヘッドガイド圧及びテーブルトルク電流を模式的に示すグラフである。グラフ中、破線はヘッドガイド圧を示す。実線は、テーブルトルク電流の大きさを示す。図1では、一例として、P1,P2,P3の3段階の大きさでヘッドガイド圧を加えた場合を示している。3段階目のヘッドガイド圧P1が、シリコンウェーハの本研磨を行うときの大きさである。
経過時間T0において、ヘッドガイド圧の大きさをP1に入れることにより、テーブルトルク電流が流れてテーブルトルク電流が増加する。その後、すぐにテーブルトルク電流が安定状態となる(経過時間T1〜T2)。
次に、経過時間T2においてヘッドガイド圧の大きさをP2に切り替えることにより、安定状態にあったテーブルトルク電流が再び増加する。そして、その後すぐにテーブルトルク電流が安定状態となる(経過時間T3〜T4)。この安定状態の開始のタイミング(経過時間T3)を、自然酸化膜の除去が始まったタイミングとしている。
さらに、経過時間T4においてヘッドガイド圧の大きさをP2からP3に切り替えることにより、安定状態にあったテーブルトルク電流が再び増加する。そして、その後すぐにテーブルトルク電流が安定状態となる(経過時間T5〜T6)。この安定状態の開始のタイミング(経過時間T5)を、ウェーハの本研磨が始まったタイミングとしている。
したがって、図1のグラフにおいては、自然酸化膜の除去が始まった経過時間T3から、ウェーハの本研磨が始まった経過時間T5までの時間がインキュベーションタイムとなる。
図1は、段階的にヘッドガイド圧を大きくしていった場合の研磨について説明しているが、本研磨の前の予備的な研磨(図1において、ヘッドガイド圧がP1またはP2の研磨)を行わず、最初から本研磨を行う場合も考えられる。この場合には、図1における経過時間T4が研磨開始となるので、インキュベーションタイムは、経過時間T4からT5までの時間に相当する。
Figure 2017082067
表1によれば、組成1の研磨用組成物では、自然酸化膜の除去を行うことができなかった。一方、摩擦低下剤を含む組成2及び組成3の研磨用組成物による研磨では、テーブル電流等の測定結果から、インキュベーションタイムがそれぞれ1.93分、0.25分であるので、自然酸化膜の除去が完了した後シリコンウェーハ本体の研磨へ進んでいることが分かる。
このことから、平均二次粒子径が40nmのシリカ砥粒(1)を用いた場合には、ケイ酸ナトリウムの有する自然酸化膜除去力が十分に発揮されないが、ケイ酸ナトリウムに加え、摩擦低下剤であるBDMを配合することにより、研磨用組成物の濡れ広がり性が向上し、ケイ酸ナトリウムの酸化膜除去促進剤としての機能が発揮されることが分かる。
組成2と組成3とを比較すると、摩擦低下剤の配合量の多い組成3の方が、組成2よりもインキュベーションタイムが大幅に短くなることが分かった。つまり、摩擦低下剤の配合量が多くなると、研磨用組成物が濡れ広がりやすくなり、より効果的に、ケイ酸ナトリウムの自然酸化膜除去力が発揮されると考えられる。
<組成4〜組成7>
以下の組成4〜組成7の研磨用組成物を作製した。各研磨用組成物の成分については、表2にも示す。
組成4の研磨用組成物の原液は、0.015重量%のシリカ砥粒(2)、1.50重量%の炭酸グアニジン、0.72重量%の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、1.50重量%のピペラジン塩酸塩、0.3重量%の塩酸(HCl)を水に配合して全体で100重量%としたものである。なお、シリカ砥粒(2)としては、扶桑化学工業社製の「PL−7」(平均二次粒子径:130nm)を用いた。
組成5の研磨用組成物の原液は、0.25重量%のケイ酸Naをさらに配合したことを除いて、組成4と同一の組成である。
組成6及び組成7の研磨用組成物の原液のそれぞれは、ケイ酸Naの配合量を1.00重量%及び2.50重量%とし、塩酸の配合量を0.4重量%としたことを除いて、組成5と同一の組成である。なお、塩酸は研磨用組成物のpHの調整を目的として配合しており、研磨速度またはウェーハの表面特性には影響を及ぼさない。
(シリコンウェーハの研磨速度の測定)
組成4〜組成7の研磨用組成物原液を5倍に希釈して、組成1〜3と同一の研磨条件(1)のもとでシリコンウェーハの研磨を行った。組成4〜組成7の研磨用組成物による研磨終了後、研磨によって除去されたシリコンウェーハの厚みの差をウェーハ用平坦度検査装置(Nanometro 300TT−A、黒田精工株式会社製)を用いて測定した。研磨速度は、単位時間当たりに研磨によって除去されたシリコンウェーハの厚み(μm/分)で評価した。測定結果を表2に示す。なお、表2に示す研磨速度(Si−RR)は、自然酸化膜を除去した後のシリコンウェーハの研磨速度である。
Figure 2017082067
表2によれば、研磨用組成物に摩擦低下剤が含まれていない系において、ケイ酸Naが配合された組成5〜組成7の研磨用組成物は、ケイ酸Naが配合されていない組成4よりもシリコンウェーハの研磨速度が向上することが分かる。
このことから、研磨用組成物において、ケイ酸ナトリウムが、アミン化合物が存在する環境下においては、シリコンウェーハ本体を研磨する際の研磨速度の向上に寄与していることが実証された。
<組成8〜組成19>
以下の組成8〜組成19の研磨用組成物を作製した。各研磨用組成物の成分については、表3及び表4にも示す。
組成8の研磨用組成物の原液は、2.5重量%のケイ酸ナトリウム(1)、1.25重量%の炭酸グアニジン、0.592重量%の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、1.25重量%のピペラジン塩酸塩、0.28重量%の塩酸(HCl)を水に配合して全体で100重量%としたものである。
ケイ酸ナトリウム(1)としては、関東化学株式会社製のケイ酸ナトリウム溶液(製品番号:37271−01、pH:11.1)を用いた。ケイ酸ナトリウム(1)のモル比(SiO/NaO)は、2.10であった。
組成9の研磨用組成物の原液は、ケイ酸ナトリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸ナトリウム(2)を配合し、塩酸の配合量を0.18重量%としたことを除いて、組成8の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸ナトリウム(2)としては、大阪硅曹株式会社製の「特1号硅酸ソーダ」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸ナトリウム(2)のモル比(SiO/NaO)は、2.07であった。
組成10の研磨用組成物の原液は、ケイ酸ナトリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸ナトリウム(3)を配合し、塩酸の配合量を0.08重量%としたことを除いて、組成8の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸ナトリウム(3)としては、大阪硅曹株式会社製の「2号硅酸ソーダ」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸ナトリウム(3)のモル比(SiO/NaO)は、2.50であった。
組成11及び組成12の研磨用組成物の原液のそれぞれは、ケイ酸ナトリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸ナトリウム(4)及び2.5重量%のケイ酸ナトリウム(5)を配合し、塩酸を配合しないことを除いて、組成8の研磨用組成物の原液と同一の組成である。
ケイ酸ナトリウム(4)としては、大阪硅曹株式会社製の「3号硅酸ソーダ」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸ナトリウム(4)のモル比(SiO/NaO)は、3.23であった。ケイ酸ナトリウム(5)としては、大阪硅曹株式会社製の「4号硅酸ソーダ」(pH:11.0)を用いた。ケイ酸ナトリウム(5)のモル比(SiO/NaO)は、3.70であった。
組成13の研磨用組成物の原液は、ケイ酸ナトリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸カリウム(1)を配合し、塩酸を配合しないことを除いて、組成8の研磨用組成物の原液と同一の組成である。
ケイ酸カリウム(1)としては、大阪硅曹株式会社製の「3.0 41°」を用いた。ケイ酸カリウム(1)のモル比(SiO/KO)は、3.02であった。ここで、ケイ酸カリウム(1)の「3.0」は、モル比(SiO/KO)を意味する。また、「41°」は、JIS Z8804で定義されたボーメ度を示す。以下のケイ酸カリウムについても、同様である。
組成14の研磨用組成物の原液は、ケイ酸カリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸カリウム(2)を配合し、さらに、0.06重量%の塩酸を配合したことを除いて、組成13の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸カリウム(2)としては、大阪硅曹株式会社製の「2.5 48°」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸カリウム(2)のモル比(SiO/KO)は、2.48であった。
組成15の研磨用組成物の原液は、ケイ酸カリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸カリウム(3)を配合し、さらに、0.14重量%の塩酸を配合したことを除いて、組成13の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸カリウム(3)としては、大阪硅曹株式会社製の「2.0 52°」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸カリウム(3)のモル比(SiO/KO)は、2.03であった。
組成16の研磨用組成物の原液は、ケイ酸カリウム(1)の代わりに2.5重量%のケイ酸カリウム(4)を配合し、さらに、0.38重量%の塩酸を配合したことを除いて、組成13の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸カリウム(4)としては、大阪硅曹株式会社製の「1.4 50°」(pH:11.1)を用いた。ケイ酸カリウム(4)のモル比(SiO/KO)は、1.37であった。
組成17の研磨用組成物の原液は、ケイ酸カリウム(1)の代わりに1.5重量%のケイ酸カリウム(5)を配合したことを除いて、組成13の研磨用組成物の原液と同一の組成である。ケイ酸カリウム(5)としては、関東化学株式会社製の19.5%品のケイ酸カリウム(pH:11.1)を用いた。ケイ酸カリウム(5)のモル比(SiO/KO)は、3.82であった。
組成18及び19の研磨用組成物の原液のそれぞれは、ケイ酸カリウム(5)の代わりに1.5重量%のケイ酸カリウム(6)及びケイ酸カリウム(7)を配合したことを除いて、組成17の研磨用組成物の原液と同一の組成である。
ケイ酸カリウム(6)としては、株式会社和光純薬工業製の30%品のケイ酸カリウム(pH:11.0)を用いた。ケイ酸カリウム(6)のモル比(SiO/KO)は、3.57であった。ケイ酸カリウム(7)としては、キシダ化学株式会社製の27.5%品のケイ酸カリウムを用いた。ケイ酸カリウム(7)のモル比(SiO/KO)は、3.43であった。
(自然酸化膜除去時間の測定)
組成1〜3と同一の研磨条件で、組成8〜組成19の各研磨用組成物を用いて、シリコンウェーハの研磨を行った。そして、片面研磨装置(ニッタ・ハース株式会社製)を用い、このときの自然酸化膜の除去に要する時間を測定した。これらの結果を表3及び表4に示す。また、組成8〜12のケイ酸ナトリウムのモル比と酸化膜研磨速度の関係を、図2のグラフに示す。組成13〜19のケイ酸カリウムのモル比と酸化膜研磨速度の関係を、図3のグラフに示す。
Figure 2017082067
Figure 2017082067
図2より、モル比SiO/NaOが2.4以下のケイ酸ナトリウムを用いた組成8,9の研磨用組成物では、自然酸化膜の除去ができなかった。また、図3より、モル比SiO/KOが2.4以下のケイ酸ナトリウムを用いた組成15,16の研磨用組成物では、自然酸化膜の除去ができなかった。したがって、ケイ酸塩のモル比(SiO/MO)は、2.4より大きいことが好ましい。
図2によれば、モル比SiO/NaOが大きくなると、酸化膜の研磨速度も大きくなっていることが分かる。特に、モル比SiO/NaOが2.5から3.3に変化したとき、研磨速度が著しく変化している。このことから、モル比SiO/NaOは、3.3以上であることがより好ましく、3.3について臨界的意義を有する。
また、図3においても、モル比SiO/KOが大きくなるほど、酸化膜の研磨速度が大きくなっていることが分かる。特に、モル比SiO/KOが2.5から3.0に変化したとき、研磨速度が著しく変化している。このことから、モル比SiO/KOは、3.0以上であることがより好ましく、3.0について臨界的意義を有する。
<実施例1〜4,比較例1〜2>
実施例1の研磨用組成物の原液は、0.600重量%のシリカ砥粒(2)、0.0180重量%のジエチレングリコールブチルメチルエーテル(BDM),1.2重量%のケイ酸Na、1.2重量%のジエチレントリアミン(DETA)、0.36重量%の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、0.3重量%の塩酸(HCl)を水に配合して全体で100重量%としたものである。実施例1のpHは、11.1であった。
比較例1は、市販品の研磨用組成物(ニッタ・ハース社製の「NP6610」)である。比較例1には、BDM及びケイ酸塩のいずれも含まれていない。
比較例2の研磨用組成物の原液は、BDMを配合せず、シリカ砥粒(2)の配合量を0.02重量%としたことを除いて、実施例1と同一の組成である。比較例2のpHは、11.1であった。
実施例2〜実施例4の研磨用組成物の原液のそれぞれは、BDMの配合量を0.0018重量%、0.0060重量%、及び0.0180重量%としたことを除いて、比較例2と同一の組成である。実施例2〜4のpHは、全て11.1であった。
なお、比較例2及び実施例2〜4では、ウェーハ表面に生じるスクラッチ数を最小限に抑えることができるように、シリカ砥粒(2)の配合量を0.02重量%と設定した。
実施例1〜4及び比較例1〜2の研磨用組成物原液を6倍に希釈して、以下の研磨条件のもとでシリコンウェーハの研磨を行った。片面研磨装置(EPO222D、荏原製作所製、定盤の直径:22.5インチ)を用い、研磨パッド(EXTERION SL−31、ニッタ・ハース社製)に研磨用組成物を0.3L/分の割合で供給し、かつ、直径200mmのシリコンウェーハに150gf/cmの圧力をかけながら研磨定盤を115rpmの回転速度で回転させ、キャリアを110rpmの回転速度で回転させながら、8分間、研磨を行なった。この研磨条件1によって研磨したシリコンウェーハにおいて、ウェーハのスクラッチの評価を行った。
(スクラッチ数の測定(1))
実施例1及び比較例1を用いて行った研磨について、ウェーハ表面検査装置(日立電子エンジニアリング株式会社製、LS6600)を用いて、シリコンウェーハの表面のスクラッチ数を測定した。ここでは、大きさが210nmよりも大きいスクラッチの数と、130nmよりも大きいスクラッチの数を検出した。測定結果を、表5に示す。
(研磨速度の測定)
実施例1及び比較例1において、組成4〜7と同様に、シリコンウェーハの研磨速度を測定した。測定結果を、表5に示す。
Figure 2017082067
表5より、実施例1の研磨用組成物を用いた研磨では、スクラッチの総数(130nmよりも大きいスクラッチの数)が、市販品による研磨におけるスクラッチの総数の約半分に低減できていることが分かる。また、大きなスクラッチ(210nmよりも大きいスクラッチ)の数に注目すると、比較例1では、スクラッチ数が246であるのに対し、実施例1ではスクラッチ数が22であり、10倍以上改善できた。
したがって、実施例1の研磨用組成物によってシリコンウェーハの一次研磨を行うと、後の工程の研磨で除去するのが困難な大きなスクラッチの発生を効果的に抑制することができるので、優れた表面特性を有するシリコンウェーハを得ることができる。
実施例1の研磨用組成物による研磨において、砥粒の配合量が0.600重量%程度に少ない研磨用組成物において、スクラッチの発生を抑制できた理由としては、酸化膜除去促進剤に加え、摩擦低下剤を配合したからであると考えられる。研磨用組成物に摩擦低下剤を配合することにより、研磨用組成物の表面張力が小さくなり、研磨用組成物が、シリコンウェーハの表面で濡れ広がりやすくなる。そして、その結果として、研磨用組成物がウェーハ表面を保護する効果が高まると考えられる。
(スクラッチ数の測定(2))
比較例2及び実施例2〜4を用いて行った研磨について、スクラッチ数の測定(1)と同様にして、シリコンウェーハの表面のスクラッチ数を測定した。ここでは、大きさが130nmよりも大きいスクラッチの数を検出した。測定結果を、表2に示す。ここでは、比較例2の研磨用組成物による研磨を行ったときのスクラッチ数を1とし、各研磨におけるスクラッチ数を相対値で表した。
(テーブル電流の測定)
比較例2及び実施例2〜4を用いて行った研磨について、研磨装置(荏原製作所製、型番:EPO222D)を用いて、テーブル電流の測定を行った。なお、テーブル電流とは、研磨機の定盤駆動用モーターの負荷電流値の大きさのことである。ここでは、比較例2の研磨用組成物による研磨を行ったときのテーブル電流を1とし、各研磨におけるテーブル電流の値を相対値で表した。
(研磨速度の測定)
実施例2〜4及び比較例2において、組成4〜7と同様に、シリコンウェーハの研磨速度を測定した。測定結果を、表6に示す。
Figure 2017082067
表2によれば、摩擦低下剤の配合量を変化させた比較例2及び実施例2〜4による研磨では、摩擦低下剤の濃度が大きい研磨用組成物によれば、スクラッチ数を低減する効果が大きくなることが分かる。
また、表2によれば、摩擦低下剤の配合量を変化させた比較例2及び実施例2〜4による研磨では、摩擦低下剤の濃度が大きくなるほどテーブル電流が小さくなっている。これは、摩擦低下剤によって研磨摩擦が低下し、研磨時のトルク電流が低下しているためであると考えられる。したがって、0.02重量%という少ない砥粒の配合量においても、砥粒の転がり効果が生じていることが分かる。
以上、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
この発明の実施形態による研磨用組成物は、シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、及びアミン化合物を含む。
この発明の実施形態による研磨用組成物に含まれる摩擦低下剤は、好ましくは、水溶性の化合物であり、より好ましくは、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、またはアルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤である。
この発明の実施形態による研磨用組成物に含まれる酸化膜除去促進剤は、好ましくは、ケイ酸塩類である。より好ましくは、酸化膜除去促進剤は、オルトケイ酸の金属塩類、またはオルトケイ酸の縮合酸の金属塩類であり、下記式(1)で表され、式(1)中、SiOとMOのモル比が2.4より大きい。
O・nSiO・xHO ・・・(1)
(式中、Mはアルカリ金属原子を示す。)
この発明の実施形態による研磨用組成物に含まれるアミン化合物は、2種類以上配合されていることが好ましい。この場合、アミン化合物として、第二級アミン及び第四級アンモニウム塩を含むことが好ましい。
この発明の実施形態による研磨用組成物のpHは、10.5〜12.0であることが好ましい。
本発明は、研磨用組成物について利用可能である。

Claims (8)

  1. シリカ砥粒、摩擦低下剤、酸化膜除去促進剤、及びアミン化合物を含む、研磨用組成物。
  2. 請求項1に記載の研磨用組成物において、
    前記摩擦低下剤は、水溶性の化合物である、研磨用組成物。
  3. 請求項2に記載の研磨用組成物において、
    前記摩擦低下剤は、アルキル基を有するエチレングリコール系グリコールエーテル溶剤、またはアルキル基を有するプロピレングリコール系グリコール溶剤である、研磨用組成物。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の研磨用組成物において、
    前記酸化膜除去促進剤は、ケイ酸塩類である、研磨用組成物。
  5. 請求項4に記載の研磨用組成物において、
    前記酸化膜除去促進剤は、下記式(1)で表されるオルトケイ酸の金属塩類、または前記オルトケイ酸の金属塩類の縮合酸であり、
    下記式(1)中、SiOとMOのモル比が2.4より大きい、研磨用組成物。
    O・nSiO・xHO ・・・(1)
    (式中、Mはアルカリ金属原子を示す。)
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の研磨用組成物において、
    前記アミン化合物は、2種類以上配合されている、研磨用組成物。
  7. 請求項6に記載の研磨用組成物において、
    前記アミン化合物は、第二級アミン及び第四級アンモニウム塩を含む、研磨用組成物。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の研磨用組成物において、
    pHは、10.5〜12.0である、研磨用組成物。
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