JP2017081907A - 水性組成物及びその製造方法並びにそれを含有する水性化粧料及び乳化化粧料 - Google Patents

水性組成物及びその製造方法並びにそれを含有する水性化粧料及び乳化化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】疎水性粉体を界面活性剤を使用することなく水中に分散させることが可能で、使用時の耐水性も高く使用感にも優れる水性組成物及びその製造方法、さらに、当該水性組成物を用いた水性化粧料、並びに当該水性組成物を用いてピッカリングエマルションを調製することにより、界面活性剤を使用することなく、塗布する時ののびが良いという使用感及び乳化安定性に優れた乳化化粧料を提供する。【解決手段】マンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理された疎水化処理粉体を多価アルコールに分散させ、その後、該分散物に水又は該水に可溶な成分を含む水溶液を添加しながら攪拌することで、疎水化処理粉体、多価アルコール及び水を含有してなる水性組成物を得る。こうして得られた水性組成物を用いて目的とする水性化粧料や乳化化粧料を調製する。【選択図】なし

Description

本発明は、疎水化処理粉体を水中に安定に分散した水性組成物及びその製造方法並びにそれを含有する水性化粧料及び乳化化粧料に関するものである。
水性組成物とは、分散媒としての水中に疎水化処理粉体を分散させた組成物である。従来、このような水性組成物に粉体を安定に分散させる場合、親水性の粉体又は親水化処理した粉体が用いられていた。また、水性組成物に疎水化処理粉体を配合する場合は、分散剤として多量のアルキルリン酸塩やポリオキシエチレン付加アルキルエーテルリン酸塩、レシチン等のイオン性界面活性剤を用いたり、天然物由来の界面活性剤(特許文献1参照)を用いたりして水中に分散させていた。また、粉体の水への分散性を向上させるために、粉体を親水性処理する方法としては、例えば、特許文献2〜4で開示された技術が挙げられる。ここで、特許文献2,3には、水溶性カチオンポリマーと低分子有機ケイ素誘導体の被覆処理に関する技術が、特許文献4には、ポリエーテル変性シランを表面処理する技術がそれぞれ開示されている。このような親水性粉体を用いた場合、水性組成物に容易に添加することができ、配合量も上げることが可能となるため、粉体の特性が発揮されやすいという利点がある。
しかしながら、粉体自体が親水性であるため、水性組成物としては充分な耐水性をもった塗膜を得ることが困難であるという問題点がある。また、水性組成物に疎水化処理粉体を配合する方法として上記の分散剤を多量に配合すると、同様に充分な耐水性をもった塗膜を得ることが困難である。
一方、乳化化粧料は、添加されている界面活性剤の乳化作用により、水性成分と油性成分を安定に混合せしめている。
しかしながら、界面活性剤はべたつきの強い物質であるため、使用感の良好な乳化化粧料を調製するためには出来る限りこれを減量又は抜去することが望まれていた。
このような事情から界面活性剤を用いずに乳化組成物を作製するための様々な試みが行われている。
1900年代初頭、二種類の非相溶な液体に粉体粒子やコロイド粒子を混合すると、該粒子が界面に吸着して乳化系が安定化されることが報告された。この方法によって作製された乳化物はピッカリングエマルション(Pickering emulsion)と呼ばれ、種々の天然・工業的工程において広く活用されている(非特許文献1参照)。化粧品の分野においてもピッカリングエマルションの活用が提案されているが、使用できる粉末・コロイド粒子には種々の制約(大きさ、非凝集性、湿潤性等)があるため、化粧品に適用できるものは限られていた。
一般に、ピッカリングエマルションに用いられる無機粉体粒子(例として、特許文献5:ポリアルキルシルセスキオキサン粒子、特許文献6:金属酸化物、特許文献7:シリカ・二酸化チタン・酸化亜鉛、特許文献8:無機粉体)の乳化能は化粧品に汎用される界面活性剤の乳化能と比べて劣るため、乳化安定性を高めるには該粉体を多く配合する必要がある。その結果、高濃度の粉体粒子に起因してきしみ感や粉っぽさが生じてしまい、みずみずしさが損なわれる傾向が見られる。このような問題を解決するために、無機粉体粒子ではなく球状有機粒子を乳化剤に用いたピッカリングエマルションも作製されているが、エラストマー性オルガノポリシロキサンと併せて10数%以上配合する必要があるため、前記きしみ感や粉っぽさの問題はあまり解決されていないのが現状である(特許文献9参照)。
このように、界面活性剤を用いずに作製されたピッカリングエマルションの乳化安定性は低く、当該安定性を改善するために粉体を増量又は両親媒性物質を共配合すると、きしみ感やべたつき感を生じ、乳化組成物の優れた特性であるさっぱりとした使用感が損なわれるという問題があった。
特開2013−116864号公報 特許第4250551号公報 特許第4475970号公報 特開2003−26958号公報 特許第2656226号公報 特表2001−518111号公報 特開2007−332037号公報 特開2006−36763号公報 特開平11−158030号公報
B.Binks et. al,Advances in Colloid and Interface Science,100−102(2003).
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、疎水性粉体を界面活性剤を使用することなく水中に分散させることが可能で、使用時の耐水性も高く使用感にも優れる水性組成物及びその製造方法、さらに、当該水性組成物を用いた水性化粧料、並びに当該水性組成物を用いてピッカリングエマルションを調製することにより、界面活性剤を使用することなく、塗布する時ののびが良いという使用感及び乳化安定性に優れた乳化化粧料を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明者らは鋭意研究を行った結果、天然物由来の界面活性剤で疎水化処理された疎水化処理粉体を多価アルコールの添加により分散剤を使用することなく水中に分散させること及び当該水性組成物を使用した水性化粧料が耐水性が高く、みずみずしい使用感であり、更に当該水性組成物に界面活性剤を使用することなく油を添加して安定性が良好な乳化化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させるに至ったものである。
すなわち、第1発明による水性組成物は、次の成分(A)、(B)及び(C)を含有してなることを特徴とするものである。
(A)下記一般式(1)で表される、マンノースと糖アルコールと脂肪酸で構成される糖脂質であるマンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理された疎水化処理粉体
Figure 2017081907

(式中、RとRは同一又は異なって炭素数6〜20の脂肪族アシル基を、RとRは水素又はアセチル基を表す。nは2〜4を示す。)
(B)多価アルコール
(C)水
次に、第2発明による水性組成物の製造方法は、第1発明に係る水性組成物の製造方法であって、前記成分(A)の疎水化処理粉体を前記成分(B)の多価アルコールに分散させ、その後、該分散物に前記成分(C)の水又は該水に可溶な成分を含む水溶液を添加しながら攪拌することを特徴とするものである。
また、第3発明による水性化粧料は、第1発明に係る水性組成物を含有することを特徴とするものである。
また、第4発明による乳化化粧料は、第1発明に係る水性組成物と油を含有することを特徴とするものである。
ここで、第4発明の乳化化粧料において、前記疎水化処理粉体が、前記マンノシルエリスリトールリピッドを無機顔料の表面に被覆してなり、前記無機顔料の粒子径が0.02〜0.15μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、2.0〜3.5質量%又は、前記無機顔料の粒子径が0.16〜0.3μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、0.10〜0.25質量%であるとすることにより、乳化型が水中油型である乳化化粧料を得ることができる。
また、第4発明の乳化化粧料において、前記疎水化処理粉体が、前記マンノシルエリスリトールリピッドを無機顔料の表面に被覆してなり、前記無機顔料の粒子径が0.02〜0.15μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、3.5質量%超又は、前記無機顔料の粒子径が0.16〜0.3μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、0.25質量%超であるとすることにより、乳化型が油中水型である乳化化粧料を得ることができる。
本発明の水性組成物及び当該水性組成物を含有する水性化粧料は、耐水性が高く、べたつき感やきしみ感がなく、粉っぽさのないみずみずしくさっぱりした使用感に優れたものであり、当該水性組成物と油を含有する乳化化粧料は乳化安定性が良好で塗布時にべたつきがなく、のびが良く使用感に優れたものである。
また、本発明の水性組成物の製造方法によれば、予め多価アルコールと水を混合させてから疎水化処理粉体を分散させる方法に比べて、疎水化処理粉体と多価アルコールの分散物が水又は水溶液にきれいに分散されるので、経時での凝集が起こらないという効果を奏する。
次に、本発明による水性組成物及びその製造方法並びにそれを含有する水性化粧料及び乳化化粧料の具体的な実施の形態について説明する。
本発明における成分(A)の疎水化処理粉体は、下記一般式(1)で表される、マンノースと糖アルコールと脂肪酸で構成される糖脂質であるマンノシルエリスリトールリピッドを、粉体の表面に被覆してなることを特徴とするものである。
Figure 2017081907

(式中、RとRは同一又は異なって炭素数6〜20の脂肪族アシル基を、RとRは水素又はアセチル基を表す。nは2〜4を示す。)
マンノースと糖アルコールと脂肪酸からなる上記一般式(1)で示される糖脂質としては、例えばサーフメロウ(登録商標)〔東洋紡(株)社製〕が挙げられる。
上記一般式(1)で示される糖脂質にて被覆される粉体としては、従来公知の粉体を使用することができ、その形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、鱗片状、紡錘状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いろいろなものを使用することができる。例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、金属粉末顔料等が挙げられる。
具体的には、無機粉体としては、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ等が挙げられる。
また、有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロース、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロン、アクリルパウダー、アクリルエラストマー、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、デンプン末、ラウロイルリジン等が挙げられる。
また、界面活性剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等がある。
さらに、有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、微粒子酸化チタン、微粒子酸化セリウム、微粒子酸化亜鉛等の微粒子粉体、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等がある。
また、パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等がある。
また、金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等から選ばれる粉体が挙げられる。
本発明による疎水化処理粉体を得るための処理方法としては、前記一般式(1)に示される、マンノースと糖アルコールと脂肪酸からなる糖脂質を適当な有機溶剤に溶解又は分散させ、その混合液を所要の粉体と撹拌混合した後、有機溶剤を除去することで、表面被覆処理された粉体を得ることができる。
ここで用いられる有機溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、イソブタノール等のアルコール類、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系有機溶剤、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の極性有機溶剤などが挙げられる。
また、混合分散方法としては、溶液の濃度や粘度などに応じて適当な方法を選択することができ、好適な例としては、ディスパー、ヘンシェルミキサー、レディゲミキサー、ニーダー、V型混合機、ロールミル、ビーズミル、2軸混練機等の混合機による方法や、水溶液と顔料を加熱空気中に噴霧して水分を一気に除去するスプレードライなどの方法を選択することができる。また粉砕を行う場合においては、ハンマーミル、ボールミル、サンドミル、ジェットミル等の通常の粉砕機を用いることができる。いずれの粉砕機によっても同等の品質のものが得られるため、特に限定されるものではない。
マンノースと糖アルコールと脂肪酸からなる糖脂質の顔料表面への付着又は被覆量は、特に限定されるのもではないが、目的とする耐水性を示し、みずみずしい使用感を得るには、0.1質量%以上20質量%以下であることが好ましい。
本発明の水性組成物における成分(A)である疎水化処理粉体の配合量としては、水性組成物全体に対し1.0〜40.0質量%であり、5.0〜25.0質量%が特に好ましい。配合量が1.0質量%未満では粉体の特性が得られにくく、40.0質量%を超えると粉っぽさが上がる傾向にある。
本発明の水性組成物における成分(B)である多価アルコールとしては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、デカグリセリン等のポリグリセリン類、グリセリンモノパルミチルエーテル(キミルアルコール)、グリセリンモノステアリルエーテル(バチルアルコール)、グリセリンモノオレイルエーテル(セラキルアルコール)等のグリセリンモノエーテル類が挙げられ、これらより1種又は2種以上を選択して用いることができる。特に好ましくは、1,3−ブチレングリコール、グリセリンが用いられる。
本発明の水性組成物における多価アルコールの配合量は、成分(A)である疎水化処理粉体を水中に分散させるために適宜設定されるものであるが、例えば10%以上60%以下であり、15%以上50%以下であると良い。10%未満では疎水化処理粉体の水中への分散性が悪く、60%を超えると使用感が重くなり好ましくない。
本発明の水性組成物の製造方法としては、成分(A)である疎水化処理粉体を成分(B)である多価アルコールに先ず分散させる。次に該分散物に成分(C)である水又は水に可溶な成分を含む水溶液を少しずつ添加(一気に投入することも可)して製造する。製造する際にはホモミキサー又はディスパーなどの攪拌機を用いる。上記製造方法を用いると予め多価アルコールと水を混合させてから疎水化処理粉体を分散させる方法に比べて疎水化処理粉体と多価アルコールの分散物が水又は水溶液にきれいに分散され、経時での凝集が起こらないので好ましい。
本発明の乳化化粧料における油分としては、化粧品、医薬部外品等に汎用される炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油、液体油脂、固体油脂、ロウ類等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えばイソドデカン、イソヘキサデカン、イソパラフィン、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等)、分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)−2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
合成エステル油としては、例えばオクタン酸オクチル、ノナン酸ノニル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ピバリン酸トリプロピレングルコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、ジイソステアリン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリストール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート−2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等)、環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)、アクリルシリコーン類等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、コメ油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油−トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ脂、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングルコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
本発明の乳化化粧料は、乳化化粧料の組成、成分(A)の疎水化処理粉体の表面処理剤の処理量によって油中水型、水中油型のどちらも調製可能である。なお、成分(A)の処理量の違いによる乳化型の違いは、被覆される粉体の種類、粒子径によって異なる。
特に成分(A)の疎水化処理粉体が粒子径0.02〜0.15μmの無機顔料の場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料表面への被覆量が、2.0〜3.5質量%又は、粒子径0.16〜0.3μmの無機顔料の場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料表面への被覆量が、0.10〜0.25質量%であれば得られる乳化化粧料の乳化型は水中油型となる。
更に成分(A)の疎水化処理粉体が粒子径0.02〜0.15μmの無機顔料の場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料表面への被覆量が、3.5質量%超又は、粒子径0.16〜0.3μmの無機顔料の場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料表面への被覆量が、0.25質量%超であれば得られる乳化化粧料の乳化型は油中水型となる。
本発明に係る水性組成物は、上記必須成分以外に通常化粧品、医薬部外品等に使用される成分を使用することができ、更にメイクアップ化粧料、スキンケア化粧料、ヘア化粧料等の水性化粧料及び乳化化粧料に応用することができ、目的に応じて種々の剤形・製品形態をとることができる。剤形としては、液状、乳液状、クリーム状等が挙げられる。
次に、本発明の一層の理解のために、製造例、実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例中の%はすべて質量%を意味する。
本発明に使用したマンノースと糖アルコールと脂肪酸で構成される糖脂質であるマンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理した粉体の製造例を示す。
(製造例1:マンノースと糖アルコールと脂肪酸からなる糖脂質被覆微粒子酸化チタンの製造実施例)
ヘンシェルミキサーに微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)1000gを入れ、続いてマンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))51.0g(固形分98.2質量%品)をイソプロピルアルコール125gに溶解させた溶液を滴下混合し、微粒子酸化チタンとよく混合した。その後、ヘンシェルミキサー内を加熱及び減圧し、エタノールを除去した。顔料粉体をヘンシェルミキサーから取り出し、粉砕して加熱処理を行い、オリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が5%処理された微粒子酸化チタンを得た。
(製造例2:製造例1においてマンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))を30.8gに変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が3%処理された微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を得た。
(製造例3:製造例1において微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を微粒子酸化チタン(粒子径:0.02μm)に変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が5%処理された微粒子酸化チタン(粒子径:0.02μm)を得た。
(製造例4:製造例1において微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を微粒子酸化チタン(粒子径:0.02μm)に、マンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))を30.8gに変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が3%処理された微粒子酸化チタン(粒子径:0.02μm)を得た。
(製造例5:製造例1において微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を酸化チタン(粒子径:0.2μm)に、マンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))を5.1gに変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が0.5%処理された酸化チタン(粒子径:0.2μm)を得た。
(製造例6:製造例1において微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を酸化チタン(粒子径:0.2μm)に、マンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))を2.05gに変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が0.2%処理された酸化チタン(粒子径:0.2μm)を得た。
(製造例7:製造例1において微粒子酸化チタン(粒子径:0.05μm)を酸化チタン(粒子径:0.2μm)に、マンノースとエリスリトールと脂肪酸からなる糖脂質(東洋紡績(株)製 サーフメロウ(登録商標))を3.07gに変更した以外は同様にしてオリーブ油由来の脂肪酸とマンノースとエリスリトールからなる糖脂質が0.3%処理された酸化チタン(粒子径:0.2μm)を得た。
次に本発明の水性組成物の実施例について説明する。
初めに、実施例で用いた評価法について説明する。
<評価(1):分散性>
試料作製後1日経過した試料を光学顕微鏡で観察した。
○:分散粒子は均一で、凝集を認めなかった。
△:分散粒子はほぼ均一であるが、わずかな凝集を認めた。
×:分散粒子が均一でなく、著しい凝集を認めた。
<評価(2):耐水性>
試料を前腕内側部に塗布し、10分放置乾燥したのち、水で洗い流した後の塗布状態を目視で観察した。
○:水をはじき、塗布膜の流出を認めなかった。
△:水をはじかず、塗布膜のわずかな流出を認めた。
×:水をはじかず、塗布膜の著しい流出を認めた。
<実施例1、比較例1〜4>
表1に記載した配合組成よりなる水性組成物を製造し、各試料について、上記評価(1)、(2)に関する評価試験を行った。実施例1、比較例1及び比較例2は微粒子酸化チタンを1,3−ブチレングリコールにホモミキサーで分散したものに、精製水を徐々に添加して調製した。比較例3及び比較例4は、サーフメロウ(登録商標)を、1,3−ブチレングリコールに添加し、80℃で加熱溶解させる。次に室温まで温度を下げて微粒子酸化チタンをホモミキサーで分散させたものに、精製水を徐々に添加して調製した。
Figure 2017081907
本発明品である成分(A)のマンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理された粉体を使用した実施例1は、粉体の分散性の良好な水性組成物が調製できた。一方、シリコーン処理粉体を使用した比較例1は、1,3−ブチレングリコール及び当該1,3−ブチレングリコール分散物の水への分散性が悪く、耐水性も実施例1よりも劣った。未処理粉体を使用した比較例2は、耐水性を全く示さなかった。また未処理及びシリコーン処理の微粒子酸化チタンにサーフメロウ(登録商標)を別で添加した比較例3、4は、分散性・耐水性ともに悪かった。
<実施例2:水性サンスクリーン>
表2に記載した配合組成で、実施例1と同様な調製方法にて水性サンスクリーンを得た。実施例2を実施例1で示した評価(2)で評価すると結果は○であった。
Figure 2017081907
<実施例3:水性ファンデーション>
表3に記載した配合組成で、1,3−ブチレングリコールとグリセリンに、ミキサーで混合した粉体をホモミキサーで分散し、フェノキシエタノール、エタノール及び精製水の混合溶液を徐々に添加していく方法で水性ファンデーションを得た。
Figure 2017081907

*1:それぞれ製造例1と同様な製造方法で調製し5%処理疎水化粉体を得た。
*2:CELLULOBEADS D−10 (大東化成工業(株)製)
<実施例4及び比較例5: リキッドファンデーション>
表4に記載した配合組成で、実施例3と同様に水相をホモミキサーで分散した後、当該水性組成物に油相を加えて乳化機で乳化することによってリキッドファンデーションを得た。
Figure 2017081907

*1:それぞれ製造例1と同様な製造方法で調製し5%処理疎水化粉体を得た。
*2:CELLULOBEADS D−10 (大東化成工業(株)製)
本発明品である成分(A)のマンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理された粉体を使用した実施例4は、実質的に活性剤を用いることなくピッカリングエマルジョンを調製することができ、付着性、耐水性及び使用感に優れていた。一方、未処理粉体を用いてマンノシルエリスリトールリピッドを別で添加した比較例5は、表面処理粉体に処理されているよりも多い量の界面活性剤を必要とするためべたつき、使用感が悪くなってしまった。
<実施例5〜11: 乳化化粧料>
表5に記載した配合組成で、実施例3と同様にして乳化化粧料を得た。また、乳化型の特定は導電率計を用いて測定し、通電する場合を水中油型、通電しない場合を油中水型とした。
Figure 2017081907
表5から無機顔料の粒子径に依存したマンノシルエリスリトールリピッドの被覆量の範囲で製造できる乳化化粧料の乳化型が変化することがわかる。
本発明の水性組成物は、みずみずしい感触を有するとともに耐水性が高いという特徴を有するものである。また、この水性組成物は、みずみずしくさっぱりとした使用感を有し、分散性及び耐水性の良好な水性化粧料及び乳化化粧料を提供することができ、産業上の利用可能性が大である。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C)を含有してなることを特徴とする水性組成物。
    (A)下記一般式(1)で表される、マンノースと糖アルコールと脂肪酸で構成される糖脂質であるマンノシルエリスリトールリピッドで疎水化処理された疎水化処理粉体
    Figure 2017081907

    (式中、RとRは同一又は異なって炭素数6〜20の脂肪族アシル基を、RとRは水素又はアセチル基を表す。nは2〜4を示す。)
    (B)多価アルコール
    (C)水
  2. 請求項1に記載の水性組成物の製造方法であって、前記成分(A)の疎水化処理粉体を前記成分(B)の多価アルコールに分散させ、その後、該分散物に前記成分(C)の水又は該水に可溶な成分を含む水溶液を添加しながら攪拌することを特徴とする水性組成物の製造方法。
  3. 請求項1に記載の水性組成物を含有することを特徴とする水性化粧料。
  4. 請求項1に記載の水性組成物と油を含有することを特徴とする乳化化粧料。
  5. 前記疎水化処理粉体が、前記マンノシルエリスリトールリピッドを無機顔料の表面に被覆してなり、前記無機顔料の粒子径が0.02〜0.15μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、2.0〜3.5質量%又は、前記無機顔料の粒子径が0.16〜0.3μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、0.10〜0.25質量%である乳化型が水中油型である請求項4に記載の乳化化粧料。
  6. 前記疎水化処理粉体が、前記マンノシルエリスリトールリピッドを無機顔料の表面に被覆してなり、前記無機顔料の粒子径が0.02〜0.15μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、3.5質量%超又は、前記無機顔料の粒子径が0.16〜0.3μmである場合は、前記マンノシルエリスリトールリピッドの当該無機顔料の表面への被覆量は、0.25質量%超である乳化型が油中水型である請求項4に記載の乳化化粧料。

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