JP2017081756A - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カール矯正のための専用機構を設けることなく、また生産性を低下させることなく、単純な構成で積載整列性のよい後処理装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】 本発明は、画像形成装置に装着可能な後処理装置において、第1の積載手段と、後処理手段と、排出手段と、第2の積載手段と、制御手段と、を有し、凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記後処理手段によって一部の枚数の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記一部の枚数の記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって残りの記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記残りの記録材を前記第2の積載手段へ排出させることを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像が形成された記録材に対してシフト処理などの後処理を実行する後処理装置及び画像形成装置に関するものである。
後処理装置は、画像形成装置から搬送され、処理トレイ上に積載された用紙に対してシフト処理などの後処理を行い、後処理後の用紙束を積載トレイに排出する機能を備えている。
後処理装置に搬送される用紙にはカールが発生している場合がある。カールが発生していると、後処理装置によって精度良く後処理を実行できない場合があり、用紙の積載性が悪化する。そのため、従来からこのカールを矯正するための様々な方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、デカールロールを用紙に圧接させることにより用紙のカールを矯正する専用のカール矯正機構を設けて用紙のカールを矯正する手法が記載されている。特許文献2には、用紙束が積載された積載トレイを上昇させて、用紙束の上面を天板に接触させてカールを矯正する手法が記載されている。
特開昭60−52459号公報 特開2006−089197号公報
ここで、特許文献1のデカールロールを備えてカールを矯正する手法では、専用のカール矯正機構の為に装置構成が複雑となってしまい、コストの上昇を招くと共に大型化してしまう。また、特許文献2の手法では、積載トレイを天板に近づける為にカール矯正中は新しい用紙を受け取ることが出来ず、生産性が低下してしまう。
本発明の目的は、カール矯正のための専用機構を設けることなく、また生産性を低下させることなく、単純な構成で積載整列性のよい後処理装置及び画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の後処理装置は、画像形成装置に装着可能な後処理装置において、前記画像形成装置から搬送される記録材が積載される第1の積載手段と、前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、前記後処理手段によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、前記後処理手段と前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、前記後処理装置が前記画像形成装置に装着され、前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、前記積載面に対して凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち一部の枚数の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記一部の枚数の記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち残りの記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記残りの記録材を前記第2の積載手段へ排出させる後処理制御を実行することを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が積載される第1の積載手段と、前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、前記後処理手段によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、前記後処理手段と前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、前記積載面に対して凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち一部の枚数の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記一部の枚数の記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち残りの記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記残りの記録材を前記第2の積載手段へ排出させる後処理制御を実行することを特徴とする。
本発明によれば、カール矯正のための専用機構を設けることなく、また生産性を低下させることなく、単純な構成で積載整列性のよい後処理装置及び画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例における画像形成装置及び後処理装置の概略図である。 本発明の実施例における機能構成を示すブロック図である。 従来の下カール用紙のシフト処理における積載状態を説明する図である。 本発明の実施例における後処理制御のフローチャートである。 本発明の実施例における後処理制御の用紙の積載状態を説明する断面図である。 本発明の実施例における後処理制御の用紙の積載状態を説明する上面図である。 本発明の実施例2における画像形成装置と後処理制御のフローチャートである。 本発明の実施例3における画像形成装置と後処理制御のフローチャートである。 本発明の実施例3における用紙の積載状態を説明する断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に基づいて、画像形成装置100及び後処理装置200の概略を説明する。
<画像形成装置の説明>
画像形成装置100は、画像形成部101、画像形成部101に用紙S(記録材)を給紙・搬送する給紙搬送部102、定着部103と、排紙部104を備えている。画像形成部101は、感光体ドラム109、帯電ローラ110、露光装置111、現像装置112と、転写ローラ113を備えている。帯電ローラ110は感光ドラム109を帯電させ、露光装置111は帯電された感光ドラム109を露光することによって感光ドラム109に静電潜像を形成する。そして、現像装置112は感光ドラム109に形成された静電潜像を可視化するために、感光ドラム109へトナーを供給する。このようにして形成されたトナー像は転写ローラ113によって給紙・搬送された用紙Sに転写される。このようにして、画像形成部101は用紙Sにトナー像を形成する。
給紙搬送部102は、画像形成に供される用紙Sが複数枚、収容可能なカセット105、給紙ローラ106、搬送ガイド107とレジストレーションローラ108等を備えている。定着部103は、定着ローラ114、定着ローラ114に下方から当接された加圧ローラ115と、定着排紙ローラ116を備えている。排紙部104は、正逆転可能な搬送ローラ117、搬送路切替え部材118、FDローラ119、FUローラ120と、画像形成装置100の上面に形成されたFDトレイ121を備えている。搬送路切替え部材118は、画像形成後の用紙Sを後処理装置200に搬送する図1にて実線で示した位置と、FDトレイ121に搬送する破線で示した位置に切替え可能となっている。また、画像形成部101、定着部103とカセット105の間には、用紙Sの表裏両面に対して画像形成する時に使用される両面搬送路122が備えられている。
用紙Sに対し両面プリントを実行する場合は、表面にトナー像が定着された用紙Sは定着排紙ローラ116と搬送ローラ117によって排紙部104に向かって搬送される。そして、用紙Sの後端が所定位置に到達した時に搬送ローラ117を逆転させることで、用紙Sは両面搬送路122に送り込まれる。その後、用紙Sは両面搬送ローラ124と両面再給紙ローラ125によって搬送、再給紙され、用紙Sの裏面に画像形成が行われる。
後処理装置200に搬送する時は、搬送路切替え部材118を実線で示した位置に保持することによって、表面のみに片面プリントした用紙S又は、両面プリントした用紙SをFUローラ120に送り込む。用紙SはFUローラ120によって引き続き搬送されて、後処理装置200に搬送される。
<後処理装置の説明>
後処理装置200は、画像形成装置100から排紙された用紙Sに対して、所定の後処理を行うことが出来る装置である。後処理装置200が行う後処理としては、ステイプル処理、製本処理、シフト処理などがある。ステイプル処理とは、用紙Sを所定枚数積載した上で、ある端部近傍に綴じ処理を行う処理である。製本処理とは、用紙Sを所定枚数積載した上で、中折り処理又は中綴じ処理を行う処理である。シフト処理とは、用紙Sの幅方向において用紙Sの位置を整合しつつ、用紙Sの位置をずらす処理である。なお、後処理装置200は、画像形成装置100から排紙された用紙Sに対して何も処理せずに排紙するスタック処理を実行することもできる。
後処理装置200は、用紙搬送路201、反転搬送路202、後処理排紙部203、処理トレイ204(第一の積載手段)、ステープラ213と上下移動可能な積載トレイ205(第二の積載手段)を備えている。用紙搬送路201には、第1搬送ローラ206、第2搬送ローラ207と第3搬送ローラ208が配置されており、用紙Sを後処理排紙部203に向けて搬送する。反転搬送路202には正逆転可能な反転ローラ214が設けられている。後処理排紙部203は正逆転可能な排紙ローラ209(排出手段)が備えられている。また、第1搬送ローラ206の下流には反転搬送路切替え手段215がある。後処理装置200において反転搬送指示がある時は、反転搬送路切替え手段215を実線の位置に保持し、用紙Sを反転搬送路202に送り込む。用紙Sの後端が所定の位置に到達した時に反転ローラ214を逆転させて、用紙Sの後端側から第2搬送ローラ207に向けて搬送する。
処理トレイ204は、シフト処理やステイプル処理の為に用紙Sが一時的に積載される。処理トレイ204に用紙Sを積載する時は、排紙ローラ209を正転させて用紙Sを受取り、用紙Sの後端が第3搬送ローラ208よりも下流の所定位置に到達した時点で、排紙ローラ209を逆転させて処理トレイ204に送り込む。
整合パドル210は、処理トレイ204に受け入れた用紙Sを、略コの字形状の後端ストッパーであるイジェクター212に突き当てて、用紙Sの排紙方向において用紙Sを整合する。ジョガーユニット211は、処理トレイ204が用紙Sを積載する積載面と平行であり用紙Sの排紙方向(排出方向)と直交する方向、すなわち用紙Sの幅方向において、処理トレイ204に積載された用紙Sを整合する。シフト処理をする場合、ジョガーユニット211は処理トレイ204に積載された用紙Sを整合させるだけでなく、幅方向において用紙Sの位置をずらすように動作する。ステイプル処理をする場合、整合パドル210、ジョガーユニット211によって整合された用紙束に対しステープラ213が綴じ処理を行う。
搬送機構216とイジェクター212は、シフト処理やステイプル処理などの後処理が実行された用紙Sを積載トレイ205へ排紙するように動作する。搬送機構216とイジェクター212は一体的(以降、束排紙機構と呼ぶ)になるように取付けられている。束排紙機構(排出手段)は、不図示の同一のモータにより駆動されて積載トレイ205方向への移動と、ホームポジションへ戻る往復運動をする。
<制御ブロック図の説明>
図2は、本実施例における機能構成を示すブロック図である。制御部として画像形成装置100を制御するプリンタ制御部302と、後処理装置200を制御する後処理装置制御部303(以下、制御部303と表記する)を備えている。コントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データを受信する。また、コントローラ301は、シリアルI/Fによってプリンタ制御部302に対して印刷データから作成した印刷条件を指定し、印刷指示を行う。プリンタ制御部302は、コントローラ301から受信した印刷条件に従って、各機構を制御する。具体的には、給紙搬送部102、排紙部104を制御して用紙Sの給紙や排紙を行い、画像形成部101と定着部103を制御して用紙Sに画像形成と定着を行う。
コントローラ301は、シリアルI/Fによって制御部303に対して、印刷データから作成した後処理条件320を指定する。なお、後処理条件320には紙種、紙サイズ、枚数、片面印字か両面印字かの印字状況、シフト処理やステイプル処理などの後処理方法の指定や、印刷ジョブ先頭紙や最終紙などの区切り情報も含まれる。
また、コントローラ301は、シリアルI/Fによって制御部303に対して、用紙Sが搬送されるタイミングで搬入予告321の信号を送信する。制御部303は、搬入予告321の信号を受信するとコントローラ301から受信した後処理条件320に従って、各機構を制御する。搬送ローラ制御手段305は、第1、第2、第3の各搬送ローラ(206〜208)、反転ローラ214を制御する。排出ローラ制御手段306は排紙ローラ209を制御する。ジョガー制御手段307はジョガーユニット211を制御する。パドル制御手段308は整合パドル210を制御する。束排紙機構制御手段309は束排紙機構を制御する。積載トレイ制御手段310は積載トレイ205を制御する。このように制御部303はそれぞれの制御手段を用いて指定の後処理を実行する。
各制御手段は、例えば、駆動源であるステッピングモータや、ステッピングモータとステッピングモータの軸回転を往復運動に変換するタイミングベルトとプーリーなどから構成されていてもよい。あるいはDCモータや、DCモータとラックアンドピニオン機構で往復運動を実現するものであっても良い。
<後処理装置の動作の説明>
次にシフト処理時における後処理装置200の動作を説明する。画像形成装置100から後処理装置200に用紙Sが送られてくると、前述した通り用紙Sは用紙搬送路201と反転搬送路202を経由して、第3搬送ローラ208によって搬送される。そして、用紙Sは排紙ローラ209によって積載トレイ205に向けて途中まで搬送され、用紙Sの後端が第3搬送ローラ208よりも下流の所定位置に到達すると、排紙ローラ209によって処理トレイ204へと搬送される。処理トレイ204に積載された用紙Sは整合パドル210によって整合され、ジョガーユニット211によってシフト処理される。
複数枚の用紙Sに対してシフト処理を行う場合、後処理装置200は、同様の動作を所定枚数まで行い、所定枚数が処理トレイ204に積載されたら束排紙機構を積載トレイ205へ移動させて、用紙束を排紙する。
図3は、上カールした用紙Sが積載トレイ205に載置されている時に、下カールした5枚の用紙をシフト処理し、積載トレイ205に積載するまでの動作を示した図である。ここで、上カールした用紙とは、積載トレイ205の積載面に対して凹状のカールが発生している用紙のことである。または、鉛直方向において用紙の先端及び後端が用紙の中央部に比べて上側に位置するように湾曲した用紙であると表現することもできる。そして、下カールした用紙とは、積載トレイ205の積載面に対して凸状のカールが発生している用紙のことである。または、鉛直方向において用紙の先端及び後端が用紙の中央部に比べて下側に位置するように湾曲した用紙であると表現することもできる。
このように用紙にカールが発生する原因の一つは、定着部103によって用紙に加えられる熱量である。用紙にトナー像を定着するために定着部103から熱量が加えられると、用紙に含まれる水分が蒸発し用紙が収縮する。このとき、定着部103の構成によっては用紙の表面と裏面において加えられる熱量に差が生じる場合があり、そのような場合に上カール又は下カールが発生する。例えば、本実施例の構成においては、下カールが発生する用紙は両面プリントが実行された用紙であり、上カールが発生する用紙は片面プリントが実行された用紙であるとする。
図3(A)は、積載トレイ205に上カールした用紙Sが載置されている状態で、新たに搬送されてきた用紙Pを順次、処理トレイ204に積載している様子を示している。画像形成装置100から搬送されてきた用紙Pは排紙ローラ209が逆転して処理トレイ204へ搬送されるタイミングまで積載トレイ205の方向に搬送される。この時、用紙Pは下カールしている為に用紙Sと接触している先端の摩擦力が高い為に、その場で留まろうとするが、あるタイミングで先端が跳ね上がり、用紙Sを図3(A)の矢印方向に少し押し出すようになる。
図3(B)は、下カールした5枚の用紙Pを処理トレイ204に積載した状態である。この時点で、積載トレイ205上の用紙Sは、図3(A)の現象が5回発生しており、図3(A)の状況より、さらに押し出されている。図3(C)と図3(D)は、束排紙機構を積載トレイ205方向に移動させて、積載トレイ205に用紙束を排出する状態を示している。図3(C)に示すように下カールした用紙束を排出すると、用紙Sとの摩擦力が高い為に徐々に、用紙Sを押し出しながら排紙され、最終的には図3(D)のように用紙Sが積載トレイ205から飛び出した状態となる。
このように用紙の積載性が悪化する問題を解決する為に、本実施例では以下の制御を行う。図4は本実施例の後処理装置200の動作を示すフローチャートである。これらのフローチャートに基づく制御は、制御部が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。
制御部303は、プリントジョブが開始すると、コントローラ301からの後処理条件320を取得する(S400)。制御部303は、後処理条件320から搬送される当該用紙は下カールが発生する用紙か判断する(S401)。なお、下カールが発生する用紙かを判断する条件は、事前に取得したデータに基づき決定しておくものとする。
制御部303は、下カールが発生する用紙であると判断した時は、積載整列性向上制御実行フラグをONにする(S402)。次に制御部303は画像形成装置100から用紙が搬送されるかどうかを確認する為に、搬入予告321の受信を待つ(S403)。
制御部303は搬入予告321を受信すると、積載整列性向上制御実行フラグがONか確認する(S404)。積載整列性向上制御実行フラグがONである場合、制御部303はプリントジョブの先頭紙であるかを確認する(S405)。先頭紙であった場合、制御部303は先頭紙を排紙ローラ209などによって処理トレイ204に積載させ(S406)、ジョガーユニット211によってシフト処理させる(S407)。そして、束排紙機構などによって積載トレイ205に排紙させる(S408)。先頭紙の排紙が完了したら、プリントジョブの残りの用紙を受取る為に搬入予告321を待つ。
S401において下カール紙でないと判断した場合、制御部303はS403の処理に進み画像形成装置100から用紙が搬送されるのを待つ。搬入予告321を受信した後も、S404の判定で積載整列性向上制御実行フラグがONではない場合やジョブ先頭紙でない場合、制御部303は複数枚の用紙を処理トレイ204に順次積載させる(S409)。そして、制御部303は複数枚の用紙を先頭紙と同一方向にシフト処理させる(S410)。制御部303は、ジョブの残りの用紙が搬送されたかを確認し(S411)、プリントジョブの残りの用紙が全て搬送完了したら、用紙束を積載トレイ205に排紙させる(S412)。
図5と図6は、本実施例の動作を実行した時の積載状態を示した図である。図5と図6は対応しており、図5(A)乃至図5(C)それぞれが示す状態は、図6(A)乃至(C)それぞれが示す状態と同じである。図5は後処理装置200の断面図であり、図6は上面図である。
図5(A)及び図6(A)は、S400からS410の処理を実行した後の積載トレイ205の状況を示している。ここで用紙Sは既に積載トレイ205に積載されている用紙を示し、用紙P1乃至P5は新たに積載トレイ205へ排紙される用紙を示している。
上カールした用紙Sが積載トレイ205に載置されている時に、S400からS408の処理を実行すると、用紙Sの上に一枚だけ下カールした用紙P1がシフトして載置される。このようにしておくと、画像形成装置100から搬送されてきたプリントジョブの残り用紙は、用紙P1と接触したまま、排紙ローラ209を逆転して処理トレイ204に載置するタイミングまで積載トレイ205方向に搬送される。上カールした用紙Sと比べて下カールした用紙P1との接触している部分の摩擦力が弱まる為に、図3で説明したような用紙先端が跳ね上がる事無く、用紙P1に沿って搬送される。その為に、既に積載トレイ205に載置されている用紙Sと用紙P1を押し出すことが無くなる。
図5(B)と図5(C)及び図6(B)と図6(C)は、S411からS412までの処理を実行した時の積載トレイ205の状況を示している。プリントジョブの残りの用紙(P2乃至P5)が全て搬送されると用紙束を排出するが、この時も用紙P1に沿って押し出すことなく排出される。その結果、図5(C)及び図6(C)で示すように用紙Sと用紙P1を含む用紙束が積載トレイ205上で高い整列性で積載される。
以上、説明したように本実施例によれば、カールした用紙が後処理装置に搬送されたとしても専用のデカール矯正機構を用いることなく、良好な積載整列性をもった後処理装置を提供することができる。また、特別に紙間を空ける必要がないので、生産性を低下させることもない。
なお、上記の実施例1においては、後処理装置200が実行する後処理としてシフト処理を例に説明をしたがこれに限定されない。単純に処理トレイ204に一旦複数枚の用紙を積載し、積載トレイ205へとまとめて排紙する、いわゆるスタック処理であったとしても本発明を適用することができる。
また、上記の実施例1においては、複数枚の用紙のうち最初の一枚目の用紙を先に積載トレイ205へ排紙する制御について説明した。しかしこれに限定されない。例えば5枚の用紙を積載トレイ205へ排紙するジョブであった場合、少なくとも5枚よりも少ない2枚や3枚の用紙(一部の枚数の用紙)を先に積載トレイ205へ排紙するように制御してもよい。これによって、5枚の用紙をまとめて処理トレイ204から積載トレイ205へ排紙する従来の方法に比べて積載性は向上する。
また、上記の実施例1においては、図5のフローチャートで説明した通り、下カールが発生する用紙束に対しては一律に最初の一枚目の用紙を先に積載トレイ205へ排紙する制御を実行していた。しかし、前のジョブの情報に基づいて、後処理制御を切り替えるようにしてもよい。すなわち、前のジョブの情報から既に積載トレイ205に積載されている用紙が下カールの用紙である、またはそもそも積載されている用紙がないと制御部が判断できる場合、まとめて排紙する従来の制御を行うように切り替える。
(実施例2)
本実施例においては、後処理装置200がステイプル処理を実行する場合について説明する。ステイプル動作は対象となる複数枚の用紙全てが処理トレイ204に積載された状態でないと実行できない。そのため、実施例1のように、後処理対象のジョブの一部の用紙を先に処理トレイ204から積載トレイ205へ排紙することはできない。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
図7(A)は本実施例における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。図7(A)のフローチャートに基づく制御は、コントローラ301が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まずコントローラ301は、外部機器300から印刷データを取得すると(S500)、ステイプルジョブか否かを判断する(S501)。ステイプルジョブであると判断した場合、コントローラ301はステイプルジョブの対象の用紙が下カール紙であるかどうかを判断する(S502)。下カール紙であるかどうかを判断する条件は実施例1と同じであり、コントローラ301は両面プリントの場合に下カール紙、片面プリントの場合に上カール紙であると判断する。
そして、下カール紙であると判断した場合、コントローラ301はカールしていない用紙を後処理装置200の積載トレイ205に搬送させるため、プリンタ制御部302に搬送指示を出す(S503)。また、コントローラ301はカールしていない用紙を後処理装置200の積載トレイ205に搬送させるため、制御部303に搬送指示を出す(S504)。ここで、カールしていない用紙とは、画像が形成されていない白紙のことである。
後処理装置200の積載トレイ205にカールしていない用紙の搬送が終了したら、コントローラ301はプリンタ制御部302と制御部303に、ステイプルジョブに対応する印刷指示と、後処理条件320と搬入予告321を通知する(S505)。なお、S501でステイプルジョブではないと判断した場合、S502で下カール紙でないと判断した場合、コントローラ301はS505の処理を実行する。
図7(B)は本実施例における後処理装置200の動作を示すフローチャートである。図7(B)のフローチャートに基づく制御は、制御部303が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。
制御部303は、プリントジョブが開始すると、コントローラ301からの後処理条件320を取得する(S510)。制御部303は搬入予告321が通知されるのを待ち(S511)、搬入予告321が通知されたら、該当の用紙は処理トレイ204に積載が必要か否かを後処理条件320より判断する(S512)。そして、処理トレイ204に積載が必要と判断した場合、制御部303は処理トレイ204に積載する(S513)。処理トレイ204に積載が完了した後や、S512で処理トレイ204に積載が必要でないと判断した場合、制御部303は後処理条件320よりプリントジョブの最終紙が搬送されたかを判断する(S514)。最終紙が搬送されていると判断した場合、制御部303は該当の用紙を積載トレイ205に排出する(S515)。
制御部303は、コントローラ301からの後処理条件320と搬入予告321を基に動作を行う。そのため、図7(A)において、コントローラ301がS500からS504までの動作を行っている場合やS505の動作を行っている場合でも、図7(B)の動作を行う。
このように、ステイプルジョブを実行する前にカールしていない用紙を先に積載トレイ205に搬送させることで、ステイプル処理された下カールの用紙束が搬送されても、既に積載されている上カール紙が押し出されることを抑制できる。
以上、説明したように本実施例によれば、上カール紙が積載トレイ205に積載されている状態でステイプル処理を行う場合でも図5と同様の状態とすることが可能となる。そのため、既に積載トレイ205に載置されている上カール紙を押し出すことを抑制できる。
なお、上記の実施例2においては、後処理装置200が実行する後処理としてステイプル処理を例に説明をしたがこれに限定されない。製本処理や実施例1のシフト処理やスタック処理を行う場合に本実施例の制御を実行してもよい。
また、上記の実施例2においては、ステイプルジョブを実行する前にカールしていない用紙を1枚だけ先に積載トレイ205に搬送させたが、これに限定されない。複数枚の用紙を搬送させてもよい。
また、上記の実施例2においては、図7のフローチャートで説明した通り、下カールが発生する用紙束に対しては一律にカールしていない用紙を先に積載トレイ205へ排紙する制御を実行していた。しかし、前のジョブの情報に基づいて、後処理制御を切り替えるようにしてもよい。すなわち、前のジョブの情報から既に積載トレイ205に積載されている用紙が下カールの用紙である、またはそもそも積載されている用紙がないと制御部が判断できる場合、ただちにステイプルジョブを実行してもよい。
また、上記の実施例2においては、ステイプルジョブを実行する前にカールしていない用紙を先に積載トレイ205に搬送させたが、これに限定されない。例えば、両面プリントを行った下カール紙を先に積載トレイ205に搬送させるようにしてもよい。さらに、余分な用紙であることがわかるように、搬送する用紙にメッセージをプリントするようにしてもよい。
(実施例3)
本実施例においては、複数枚の用紙を積載トレイ205へ搬送させる際に、画像が形成される順番が最後の用紙を下カール紙にした状態で排紙する制御について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
図8は本実施例における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。図8のフローチャートに基づく制御は、コントローラ301が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まずコントローラ301は、外部機器300から印刷データを取得すると(S600)、上カール紙が発生するプリントジョブであるかどうかを判断する(S601)。上カール紙が発生するプリントジョブであると判断した場合、コントローラ301はそのプリントジョブの最終紙を下カールが発生する印刷条件(画像形成条件)に変更する(S602)。
本実施例の構成においては、下カールが発生する印刷条件とは両面プリントが実行されることであり、上カールが発生する印刷条件とは片面プリントが実行されることである。つまり、片面プリントが指示されている用紙に対し、両面プリントを実行させるように指示内容を変更する。ここで、片面プリントを両面プリントに変更すると、積載トレイ205に排紙された時に、用紙の表裏が反転してしまう。そのため、コントローラ301は、片面プリントを両面プリントに変更する際に画像形成の順番も変更する。なお、片面プリントを両面プリントにする場合は、もう一方の面に必ずしも画像を印刷する必要はない。画像を印刷しなくても、定着部103を2回通過させることによって下カール紙とすることが可能である。
S602において印刷条件を変更したら、コントローラ301はプリンタ制御部302に印刷指示を行い、後処理制御部303に後処理条件320と搬入予告321を通知し、プリントジョブを処理する(S603)。なお、S601において上カールが発生しないと判断した場合、コントローラ301はプリントジョブの印刷条件を変更する事無く、S603のプリント動作を実行する。
図9は、本実施例の動作を実行した時の積載状態を示した図である。図9は図5と同様に後処理装置200の断面図である。
図9(A)は、S600からS603の処理を実行した後の積載トレイ205の状況を示している。ここで用紙S1と用紙S2は同一のプリントジョブを実行した結果、積載トレイ205に搬送された用紙である。用紙S1と用紙S2は上カール、すなわち片面プリントが指示されていたが、最後の用紙であるS2は両面プリントが実行されたことにより、下カール紙となっている。
そして、図9(B)、図9(C)においては、新たに用紙P1乃至P4が積載トレイ205に搬送されている。用紙P1乃至P4は同一のプリントジョブを実行した結果、積載トレイ205に搬送された用紙である。図9(C)に示す通り、用紙S2を下カール紙としているので、下カール紙である用紙P1乃至P4を処理トレイ204からまとめて積載トレイ205に搬送したとしても、用紙S1やS2の位置がずれていない。
以上、説明したように本実施例によれば、上カールが発生すると判断されるプリントジョブを実行する場合、最上位に載置される用紙を下カールの状態にする。これにより、新たなプリントジョブを受け取る際において、図5で示した状態と同様な積載整列性を持った後処理装置を提供する事ができる。
上記の実施例1乃至3においては、後処理装置200が画像形成装置100と一体となって構成されている例について説明した。一方で、後処理装置200が画像形成装置100に対して着脱可能な状態で設けられていてもよい。その場合は、後処理装置200に独立した制御部を設けて、画像形成装置100に設けられた制御部と通信して動作を制御してもよい。また、後処理装置200は単純に画像形成装置100に対して装着可能な状態で設けられていてもよい。
また、上記の実施例1乃至3においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
100 画像形成装置
200 後処理装置
204 処理トレイ
205 積載トレイ
209 排紙ローラ
212 イジェクター
301 コントローラ
302 プリンタ制御部
303 後処理装置制御部

Claims (13)

  1. 画像形成装置に装着可能な後処理装置において、
    前記画像形成装置から搬送される記録材が積載される第1の積載手段と、
    前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理手段によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、
    前記後処理手段と前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記後処理装置が前記画像形成装置に装着され、前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、前記積載面に対して凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち一部の枚数の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記一部の枚数の記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち残りの記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記残りの記録材を前記第2の積載手段へ排出させる後処理制御を実行することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていると判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行し、
    前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていないと判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記所定の後処理とは、前記後処理手段に含まれるジョガーユニットによって前記第1の積載手段に積載された記録材を整合させ、前記第1の積載手段の積載面と平行で、かつ記録材の排出方向と直交する方向において、整合された前記記録材の位置をシフトさせるシフト処理であることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記一部の枚数の記録材とは、前記複数枚の記録材のうち一枚目の記録材のみであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が積載される第1の積載手段と、
    前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理手段によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、
    前記後処理手段と前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、前記積載面に対して凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち一部の枚数の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記一部の枚数の記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材のうち残りの記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記残りの記録材を前記第2の積載手段へ排出させる後処理制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていると判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行し、
    前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていないと判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定の後処理とは、前記後処理手段に含まれるジョガーユニットによって前記第1の積載手段に積載された記録材を整合させ、前記第1の積載手段の積載面と平行で、かつ記録材の排出方向と直交する方向において、整合された前記記録材の位置をシフトさせるシフト処理であることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記一部の枚数の記録材とは、前記複数枚の記録材のうち一枚目の記録材のみであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が積載される第1の積載手段と、
    前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理手段によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、
    前記画像形成手段、前記後処理手段、前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されている状態において、前記積載面に対して凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は、前記画像形成手段により画像が形成されていない記録材、または前記複数枚の記録材とは異なる、前記積載面に対して凸状のカールが発生した記録材を前記第2の積載手段へ排出させ、その後、前記後処理手段によって前記複数枚の記録材に前記所定の後処理を実行させ、前記排出手段によって前記複数枚の記録材を前記第2の積載手段へ排出させる後処理制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていると判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行し、
    前記制御手段が前記凹状のカールが発生した記録材が前記第2の積載手段に積載されていないと判断し、前記凸状のカールが発生した複数枚の記録材を前記第2の積載手段へと排出する場合、前記制御手段は前記後処理制御を実行しないことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記所定の後処理とは、前記後処理手段に含まれるジョガーユニットによって前記第1の積載手段に積載された記録材を整合させ、前記後処理手段に含まれるステープラによって整合された前記記録材を綴じるステイプル処理であることを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記後処理制御において、前記制御手段は前記画像が形成されていない記録材、または前記複数枚の記録材とは異なる、前記凸状のカールが発生した記録材を、一枚のみ前記第2の積載手段へ排出させることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された記録材が積載される第1の積載手段と、
    前記第1の積載手段に積載された記録材に所定の後処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理によって前記所定の後処理が実行された後、前記第1の積載手段に積載された記録材を排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された記録材が積載される第2の積載手段と、
    前記画像形成手段と、前記後処理手段と、前記排出手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記第2の積載手段の積載面に対して凹状のカールが発生する画像形成条件で、複数枚の記録材に画像形成を行い、前記複数枚の記録材を前記第2の積載手段へ排出する指示を受けた場合、前記制御手段は、前記複数枚の記録材のうち画像が形成される順番が最後の記録材に対して、前記積載面に対して凸状のカールが発生するように前記画像形成条件の変更を行うことを特徴とする画像形成装置。
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