JP2000289914A - 紙葉類排出装置 - Google Patents
紙葉類排出装置Info
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- JP2000289914A JP2000289914A JP11096511A JP9651199A JP2000289914A JP 2000289914 A JP2000289914 A JP 2000289914A JP 11096511 A JP11096511 A JP 11096511A JP 9651199 A JP9651199 A JP 9651199A JP 2000289914 A JP2000289914 A JP 2000289914A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】紙葉類のカール方向に応じて積載トレイの移動
方向を可変できるようにした紙葉類排出装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】用紙Pを排出する排出口25と、この排出
口25から排出される用紙Pを受けて積載する積載トレ
イ27と、この積載トレイ27上に用紙Pが所定枚数積
載される毎に積載トレイ27を移動させて用紙Pを整位
し、この整位後、積載用紙Pの上面位置が規定高さに一
致するように積載トレイ27を移動させる駆動モータ2
9と、この駆動モータ29によって移動される積載トレ
イ27の移動方向を用紙Pのカール方向に応じて可変す
る制御手段30とを具備する。
方向を可変できるようにした紙葉類排出装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】用紙Pを排出する排出口25と、この排出
口25から排出される用紙Pを受けて積載する積載トレ
イ27と、この積載トレイ27上に用紙Pが所定枚数積
載される毎に積載トレイ27を移動させて用紙Pを整位
し、この整位後、積載用紙Pの上面位置が規定高さに一
致するように積載トレイ27を移動させる駆動モータ2
9と、この駆動モータ29によって移動される積載トレ
イ27の移動方向を用紙Pのカール方向に応じて可変す
る制御手段30とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
複写機から排出される画像形成済みの用紙を受けて積載
させる紙葉類排出装置に関する。
複写機から排出される画像形成済みの用紙を受けて積載
させる紙葉類排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類排出装置は排出部から排
出される用紙を受けて積載する積載トレイを備え、この
積載トレイ上に用紙が所定枚数(5枚)積載されると、
積載トレーを所定距離(例えば、20mm)移動させて
用紙を整位し、この整位後、積載された用紙の上面部が
規定高さに一致するように積載トレイを移動させ、この
移動後、積載用紙の上面部に後続の用紙を積載させるよ
うになっている。
出される用紙を受けて積載する積載トレイを備え、この
積載トレイ上に用紙が所定枚数(5枚)積載されると、
積載トレーを所定距離(例えば、20mm)移動させて
用紙を整位し、この整位後、積載された用紙の上面部が
規定高さに一致するように積載トレイを移動させ、この
移動後、積載用紙の上面部に後続の用紙を積載させるよ
うになっている。
【0003】また、積載トレイはその先端側が上昇する
ように傾斜して設けられ、積載された用紙は積載トレイ
に沿って滑り降りその後端を排出装置の側面に当接させ
ている。
ように傾斜して設けられ、積載された用紙は積載トレイ
に沿って滑り降りその後端を排出装置の側面に当接させ
ている。
【0004】ところで、積載トレイに積載される用紙は
その厚さや、サイズ、或いは周囲環境等によって上向き
或いは下向きにカールする状態で積載されることがあ
る。
その厚さや、サイズ、或いは周囲環境等によって上向き
或いは下向きにカールする状態で積載されることがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
積載トレイ上に積載された用紙を整位する場合、積載さ
れた用紙のカール方向に関係なく、積載トレイを一方向
(下方向)のみに移動させていた。このため、用紙が上
カールの場合には、積載トレイのシフトダウン時に用紙
後端が排出装置の側面に摺接して腰砕けとなり、後端の
丸まりが大きく成長してしまう。従って、用紙のカール
を矯正できなくなるとともに、積載トレイ上の用紙上に
後続の用紙が排出されてくると、用紙を整合した状態に
積載できなくなるという不都合があった。
積載トレイ上に積載された用紙を整位する場合、積載さ
れた用紙のカール方向に関係なく、積載トレイを一方向
(下方向)のみに移動させていた。このため、用紙が上
カールの場合には、積載トレイのシフトダウン時に用紙
後端が排出装置の側面に摺接して腰砕けとなり、後端の
丸まりが大きく成長してしまう。従って、用紙のカール
を矯正できなくなるとともに、積載トレイ上の用紙上に
後続の用紙が排出されてくると、用紙を整合した状態に
積載できなくなるという不都合があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
紙葉類のカール方向に応じて受け部材の移動方向を可変
できるようにした紙葉類排出装置を提供することを目的
とする。
紙葉類のカール方向に応じて受け部材の移動方向を可変
できるようにした紙葉類排出装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、紙葉類を排出する排
出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積載
する受け部材と、この受け部材上に前記紙葉類が所定枚
数積載される毎に前記受け部材を移動させて前記紙葉類
を整位し、この整位後、前記積載紙葉類の上面位置が規
定高さに一致するように前記受け部材を移動させる駆動
手段と、この駆動手段によって移動される前記受け部材
の移動方向を前記紙葉類の特性に応じて可変する制御手
段と、を具備する。
するため、請求項1記載のものは、紙葉類を排出する排
出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積載
する受け部材と、この受け部材上に前記紙葉類が所定枚
数積載される毎に前記受け部材を移動させて前記紙葉類
を整位し、この整位後、前記積載紙葉類の上面位置が規
定高さに一致するように前記受け部材を移動させる駆動
手段と、この駆動手段によって移動される前記受け部材
の移動方向を前記紙葉類の特性に応じて可変する制御手
段と、を具備する。
【0008】請求項2記載のものは、紙葉類を排出する
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に積載された紙葉類
の上面位置を検出する検出手段と、前記受け部材上に前
記紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を移動
させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙葉
類の上面位置を前記検出手段により検出することによ
り、該上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる駆動手段と、この駆動手段によって移動
される前記受け部材の移動方向を前記紙葉類の特性に応
じて可変する制御手段と、を具備する。
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に積載された紙葉類
の上面位置を検出する検出手段と、前記受け部材上に前
記紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を移動
させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙葉
類の上面位置を前記検出手段により検出することによ
り、該上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる駆動手段と、この駆動手段によって移動
される前記受け部材の移動方向を前記紙葉類の特性に応
じて可変する制御手段と、を具備する。
【0009】請求項3記載のものは、紙葉類を排出する
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に積載された紙葉類
の上面位置を検出する検出手段と、前記受け部材上に前
記紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を移動
させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙葉
類の上面位置を前記検出手段により検出することによ
り、該上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる駆動手段と、前記紙葉類の特性を判別す
る判別手段と、この判別手段により判別された紙葉類の
特性に応じて前記駆動手段によって移動される前記受け
部材の移動方向を可変する制御手段と、を具備する。
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に積載された紙葉類
の上面位置を検出する検出手段と、前記受け部材上に前
記紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を移動
させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙葉
類の上面位置を前記検出手段により検出することによ
り、該上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる駆動手段と、前記紙葉類の特性を判別す
る判別手段と、この判別手段により判別された紙葉類の
特性に応じて前記駆動手段によって移動される前記受け
部材の移動方向を可変する制御手段と、を具備する。
【0010】請求項4記載のものは、紙葉類を排出する
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材を上下方向に移動させ
る駆動手段と、前記受け部材上に排出される紙葉類の排
出方向後端側が下方にカールするものであるときには、
該紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を下方
に移動させて前記紙葉類を整位し、前記紙葉類の排出方
向後端側が上方にカールするものであるときには、該紙
葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を上方に移
動させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙
葉類の上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる制御手段と、を具備する。
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材を上下方向に移動させ
る駆動手段と、前記受け部材上に排出される紙葉類の排
出方向後端側が下方にカールするものであるときには、
該紙葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を下方
に移動させて前記紙葉類を整位し、前記紙葉類の排出方
向後端側が上方にカールするものであるときには、該紙
葉類が所定枚数積載される毎に前記受け部材を上方に移
動させて前記紙葉類を整位し、この整位後、前記積載紙
葉類の上面位置が規定高さに一致するように前記受け部
材を移動させる制御手段と、を具備する。
【0011】請求項8記載のものは、紙葉類を排出する
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に前記紙葉類が所定
枚数積載される毎に前記受け部材を移動させて前記紙葉
類を整位し、この整位後、前記積載紙葉類の上面位置が
規定高さに一致するように前記受け部材を移動させる駆
動手段と、この駆動手段によって移動される前記受け部
材の移動方向を周囲環境に応じて可変する制御手段と、
を具備する。
排出部と、この排出部から排出される紙葉類を受けて積
載する受け部材と、この受け部材上に前記紙葉類が所定
枚数積載される毎に前記受け部材を移動させて前記紙葉
類を整位し、この整位後、前記積載紙葉類の上面位置が
規定高さに一致するように前記受け部材を移動させる駆
動手段と、この駆動手段によって移動される前記受け部
材の移動方向を周囲環境に応じて可変する制御手段と、
を具備する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。
の形態を参照して説明する。
【0013】図1は電子写真複写機1及び紙葉類排出装
置としてのフイニッシャ装置11を示すものである。
置としてのフイニッシャ装置11を示すものである。
【0014】電子写真複写機1の本体1A内略中央部に
は感光体ドラム2が回転自在に設けられている。感光体
ドラム2の周囲部にはその回転方向に沿って感光体ドラ
ム2の表面を帯電させる帯電チャジャー3、感光体ドラ
ム2の帯電された表面に静電潜像を形成する露光部4、
静電潜像を現像する現像器5、現像剤像を用紙に転写さ
せる転写チャージャー6、用紙を感光体ドラム2から剥
離する剥離チャージャー7、感光体ドラム2上の残留現
像剤を除去するクリーニング部8及び感光体ドラム2表
面を除電する除電器9等が配設されている。
は感光体ドラム2が回転自在に設けられている。感光体
ドラム2の周囲部にはその回転方向に沿って感光体ドラ
ム2の表面を帯電させる帯電チャジャー3、感光体ドラ
ム2の帯電された表面に静電潜像を形成する露光部4、
静電潜像を現像する現像器5、現像剤像を用紙に転写さ
せる転写チャージャー6、用紙を感光体ドラム2から剥
離する剥離チャージャー7、感光体ドラム2上の残留現
像剤を除去するクリーニング部8及び感光体ドラム2表
面を除電する除電器9等が配設されている。
【0015】また、本体1A内には略水平方向に沿って
用紙を搬送する搬送路10が設けられている。搬送路1
0中には用紙を挟持搬送する搬送ローラ対12、用紙P
を整位するレジストローラ13、上記した転写剥離チャ
ージャー6,7、用紙を搬送する搬送ベルト15、転写
像を用紙に定着する定着ローラ16及び用紙を排出する
排出ローラ17が配設されている。
用紙を搬送する搬送路10が設けられている。搬送路1
0中には用紙を挟持搬送する搬送ローラ対12、用紙P
を整位するレジストローラ13、上記した転写剥離チャ
ージャー6,7、用紙を搬送する搬送ベルト15、転写
像を用紙に定着する定着ローラ16及び用紙を排出する
排出ローラ17が配設されている。
【0016】本体1A内の下部側には用紙を供給する給
紙カセット20が配設されている。給紙カセット20の
一側上面側には用紙Pを取出す給紙ローラ21が配設さ
れている。また、本体1Aの一側面部には用紙Pを手差
しさせる手差しトレイ22が設けられている。手差しト
レイ22には手差し用紙を送り込む送込ローラ23が設
けられている。
紙カセット20が配設されている。給紙カセット20の
一側上面側には用紙Pを取出す給紙ローラ21が配設さ
れている。また、本体1Aの一側面部には用紙Pを手差
しさせる手差しトレイ22が設けられている。手差しト
レイ22には手差し用紙を送り込む送込ローラ23が設
けられている。
【0017】一方、フイニッシャ装置11はその筐体1
1Aの側面部に排紙口25を有し、この排出口25には
用紙を排出させる排出ローラ対26が設けられている。
また、筐体11Aの側面部には排出ローラ対26から排
出される用紙を積載させる受け部材としての積載トレイ
27が上下動自在に設けられている。さらに、フイニッ
シャ装置11には、用紙の積載高さを光学的に検出する
高さ検出センサ28が設けられている。
1Aの側面部に排紙口25を有し、この排出口25には
用紙を排出させる排出ローラ対26が設けられている。
また、筐体11Aの側面部には排出ローラ対26から排
出される用紙を積載させる受け部材としての積載トレイ
27が上下動自在に設けられている。さらに、フイニッ
シャ装置11には、用紙の積載高さを光学的に検出する
高さ検出センサ28が設けられている。
【0018】画像形成時には、感光体ドラム2の表面が
帯電チャージャ3により一様に帯電され、この帯電され
た感光体ドラム2の表面には露光部4の露光により静電
潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム2の回
転により現像器5に送られ、現像器5から現像剤が供給
されることにより現像剤像となる。一方、このときに
は、給紙カセット20或いは手差しトレイ22から用紙
Pが送り出され、搬送路10へ送られる。この用紙Pは
レジストローラ13で整位されてから感光体ドラム2と
転写チャージャ6との間に送られ、転写チャ−ジャ6の
作用により感光体ドラム2上の現像剤像が用紙Pに転写
される。
帯電チャージャ3により一様に帯電され、この帯電され
た感光体ドラム2の表面には露光部4の露光により静電
潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム2の回
転により現像器5に送られ、現像器5から現像剤が供給
されることにより現像剤像となる。一方、このときに
は、給紙カセット20或いは手差しトレイ22から用紙
Pが送り出され、搬送路10へ送られる。この用紙Pは
レジストローラ13で整位されてから感光体ドラム2と
転写チャージャ6との間に送られ、転写チャ−ジャ6の
作用により感光体ドラム2上の現像剤像が用紙Pに転写
される。
【0019】用紙Pは剥離チャ−ジャー7の作用により
感光体ドラム2から剥離され、定着ローラ16へと送ら
れる。用紙Pはここで加熱、加圧されて現像剤像が定着
される。このように現像剤像が定着された用紙Pは排出
ローラ17を介してフィニッシャ装置11に送られ、そ
の排紙ローラ対26を介して排紙口25から積載トレイ
27上に排出される。この排出される用紙が積載トレイ
27上に規定枚数(例えば、5枚)積載されると、後述
するように整位されたのち、積載トレイ27が下降され
る。この下降により、積載トレイ27上の積載用紙の上
面が規定高さに位置すると、高さ検知センサ28により
検出されて積載トレイ27が停止される。そして、この
ように停止された積載トレイ27上の積載用紙上に後続
の用紙が積載されることになる。
感光体ドラム2から剥離され、定着ローラ16へと送ら
れる。用紙Pはここで加熱、加圧されて現像剤像が定着
される。このように現像剤像が定着された用紙Pは排出
ローラ17を介してフィニッシャ装置11に送られ、そ
の排紙ローラ対26を介して排紙口25から積載トレイ
27上に排出される。この排出される用紙が積載トレイ
27上に規定枚数(例えば、5枚)積載されると、後述
するように整位されたのち、積載トレイ27が下降され
る。この下降により、積載トレイ27上の積載用紙の上
面が規定高さに位置すると、高さ検知センサ28により
検出されて積載トレイ27が停止される。そして、この
ように停止された積載トレイ27上の積載用紙上に後続
の用紙が積載されることになる。
【0020】なお、積載トレイ27上に積載された用紙
Pは積載トレイ27が傾斜された状態となっているた
め、積載トレイ27に沿って滑りその後端をフィニッシ
ャ装置11の側面部に当接させている。
Pは積載トレイ27が傾斜された状態となっているた
め、積載トレイ27に沿って滑りその後端をフィニッシ
ャ装置11の側面部に当接させている。
【0021】ところで、積載トレイ27上に積載される
用紙には、カールする状態で積載されるものがある。こ
の用紙のカールする方向は、用紙の種類、サイズ、或い
は画像形成モード(片面或いは両面コピーモード)、ま
たは、周囲環境等により異なる。
用紙には、カールする状態で積載されるものがある。こ
の用紙のカールする方向は、用紙の種類、サイズ、或い
は画像形成モード(片面或いは両面コピーモード)、ま
たは、周囲環境等により異なる。
【0022】用紙がカール状態で積載されると、用紙の
積載高さを正確に検出することができなくなる。このた
め、用紙のカールを矯正してからその積載高さを検出す
るようにしている。
積載高さを正確に検出することができなくなる。このた
め、用紙のカールを矯正してからその積載高さを検出す
るようにしている。
【0023】用紙のカール状態を矯正するには、積載ト
レイ27上に用紙が規定枚数(5枚)積載されたとき、
積載トレイ27を所定距離(例えば20mm)移動させ
ることにより、用紙の後端をフィニッシャ装置11の側
面部に沿って摺動させてカールを矯正するようにしてい
る。
レイ27上に用紙が規定枚数(5枚)積載されたとき、
積載トレイ27を所定距離(例えば20mm)移動させ
ることにより、用紙の後端をフィニッシャ装置11の側
面部に沿って摺動させてカールを矯正するようにしてい
る。
【0024】この発明の実施形態では、用紙のカールの
方向に応じて積載トレイ27の移動方向を制御できるよ
うになっている。
方向に応じて積載トレイ27の移動方向を制御できるよ
うになっている。
【0025】図2は積載トレイ27の駆動制御系を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0026】積載トレイ27は駆動モータ29の正逆回
転により上下方向に駆動され、駆動モータ29の回転方
向は制御手段30により制御されるようになっている。
制御手段30は判別手段31から送られる情報に基づい
て駆動モータ29の回転方向を制御する。
転により上下方向に駆動され、駆動モータ29の回転方
向は制御手段30により制御されるようになっている。
制御手段30は判別手段31から送られる情報に基づい
て駆動モータ29の回転方向を制御する。
【0027】判別手段31には、用紙の厚さ、サイズ、
或いは画像形成モード(片面或いは両面コピーモー
ド)、または、周囲環境等の情報が入力され、判別手段
31はこの入力情報に基づいて用紙のカール方向を判別
する。判別手段31が用紙のカール方向を判別すると、
その判別情報は制御手段30に送られる。制御手段30
は例えば、用紙のカール方向が下向きであるとの情報を
受けると、駆動モータ29を所定回数正回転させ、ま
た、用紙のカール方向が上向きであるとの情報を受ける
と、駆動モータ29を所定回数逆回転させるようになっ
ている。
或いは画像形成モード(片面或いは両面コピーモー
ド)、または、周囲環境等の情報が入力され、判別手段
31はこの入力情報に基づいて用紙のカール方向を判別
する。判別手段31が用紙のカール方向を判別すると、
その判別情報は制御手段30に送られる。制御手段30
は例えば、用紙のカール方向が下向きであるとの情報を
受けると、駆動モータ29を所定回数正回転させ、ま
た、用紙のカール方向が上向きであるとの情報を受ける
と、駆動モータ29を所定回数逆回転させるようになっ
ている。
【0028】さらに、制御手段30には高さ検出センサ
28が信号路を介して接続され、高さ検出センサ28が
積載用紙の上面部が規定高さに位置したことを検出した
とき、制御手段30は駆動モータ29の回転を停止させ
るようになっている。
28が信号路を介して接続され、高さ検出センサ28が
積載用紙の上面部が規定高さに位置したことを検出した
とき、制御手段30は駆動モータ29の回転を停止させ
るようになっている。
【0029】次に、図3乃至図9を参照して積載トレイ
27に積載された用紙のカール矯正動作について説明す
る。
27に積載された用紙のカール矯正動作について説明す
る。
【0030】まず、図3に示すように、駆動モータ29
を動作させて積載トレイ27を移動させてその位置を高
さ検出センサ28により検出し、規定位置に達すると、
積載トレイ27の移動を停止させる。この状態から、図
4に示すように、排出口25から排出される用紙Pを積
載トレイ27上に規定枚数(5枚)積載させる。そし
て、この積載トレイ27に積載された用紙Pが判別手段
31により下方にカールするものであると判別された場
合には、制御手段30は駆動モータ29を所定回数正回
転させる。これにより、図5に示すように、積載トレイ
27が所定距離(20mm)シフトダウンされる。この
シフトダウンにより、用紙のカールが矯正され、用紙は
水平な状態となる。このように用紙のカールが矯正され
たのち、制御手段30により駆動モータ29が逆回転さ
れて図6に示すように、積載用紙Pの上面が規定の高さ
になるまで積載トレイ27がシフトアップされる。
を動作させて積載トレイ27を移動させてその位置を高
さ検出センサ28により検出し、規定位置に達すると、
積載トレイ27の移動を停止させる。この状態から、図
4に示すように、排出口25から排出される用紙Pを積
載トレイ27上に規定枚数(5枚)積載させる。そし
て、この積載トレイ27に積載された用紙Pが判別手段
31により下方にカールするものであると判別された場
合には、制御手段30は駆動モータ29を所定回数正回
転させる。これにより、図5に示すように、積載トレイ
27が所定距離(20mm)シフトダウンされる。この
シフトダウンにより、用紙のカールが矯正され、用紙は
水平な状態となる。このように用紙のカールが矯正され
たのち、制御手段30により駆動モータ29が逆回転さ
れて図6に示すように、積載用紙Pの上面が規定の高さ
になるまで積載トレイ27がシフトアップされる。
【0031】また、図7に示すように、積載トレイ27
に積載される用紙Pが上方にカールするものであると、
判別手段31により判別された場合には、制御手段30
は駆動モータ29を所定回数逆回転させる。これによ
り、図8に示すように、積載トレイ27が所定距離(2
0mm)シフトアップされる。このシフトアップによ
り、用紙後端がフィニッシャ11の側面から外れ、積載
トレイ27上に落下されて用紙Pのカールが矯正され、
用紙は水平な状態となる。このように用紙のカールが矯
正されたのち、制御手段30により駆動モータ29が正
回転されて図9に示すように、積載用紙Pの上面が規定
の高さになるまで積載トレイ27がシフトダウンされ
る。
に積載される用紙Pが上方にカールするものであると、
判別手段31により判別された場合には、制御手段30
は駆動モータ29を所定回数逆回転させる。これによ
り、図8に示すように、積載トレイ27が所定距離(2
0mm)シフトアップされる。このシフトアップによ
り、用紙後端がフィニッシャ11の側面から外れ、積載
トレイ27上に落下されて用紙Pのカールが矯正され、
用紙は水平な状態となる。このように用紙のカールが矯
正されたのち、制御手段30により駆動モータ29が正
回転されて図9に示すように、積載用紙Pの上面が規定
の高さになるまで積載トレイ27がシフトダウンされ
る。
【0032】上記したように、この実施形態によれば、
用紙Pのカール方向に応じて積載トレイ27の移動方向
を可変するため、即ち、用紙後端が下方にカールする場
合には、積載トレイ27を下方に、用紙後端が上方にカ
ールする場合には、積載トレイ27を上方に移動させる
ため、従来のように、積載トレイ27を一方向のみに移
動させるものとは異なり、用紙後端が上下何れの方向に
カールするものであっても、そのカールを矯正すること
ができる。
用紙Pのカール方向に応じて積載トレイ27の移動方向
を可変するため、即ち、用紙後端が下方にカールする場
合には、積載トレイ27を下方に、用紙後端が上方にカ
ールする場合には、積載トレイ27を上方に移動させる
ため、従来のように、積載トレイ27を一方向のみに移
動させるものとは異なり、用紙後端が上下何れの方向に
カールするものであっても、そのカールを矯正すること
ができる。
【0033】また、カールを矯正した用紙の上に後続の
用紙が積載されるため、積載整合性も向上できる。
用紙が積載されるため、積載整合性も向上できる。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、紙葉類の
カール方向に応じて受け部材の移動方向を可変するた
め、従来のように、受け部材を一方向のみに移動させる
ものとは異なり、紙葉類が上下何れの方向にカールする
ものであっても、そのカールを矯正することができる。
カール方向に応じて受け部材の移動方向を可変するた
め、従来のように、受け部材を一方向のみに移動させる
ものとは異なり、紙葉類が上下何れの方向にカールする
ものであっても、そのカールを矯正することができる。
【0035】また、カールを矯正した紙葉類の上に後続
の紙葉類が積載されるため、積載整合性も向上できると
いう効果を奏する。
の紙葉類が積載されるため、積載整合性も向上できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子写真複写機及
びフニィッシャ装置を示す一部破断して示す図。
びフニィッシャ装置を示す一部破断して示す図。
【図2】フニィッシャ装置の制御系を示すブロック図。
【図3】フニィッシャ装置の積載トレイ上に用紙を排出
する状態を示す図。
する状態を示す図。
【図4】積載トレイ上に規定枚数の用紙が積載された状
態を示す図。
態を示す図。
【図5】積載トレイ上に積載された用紙のカールが矯正
された状態を示す図。
された状態を示す図。
【図6】カールが矯正された用紙が規定高さにシフトア
ップされた状態を示す図。
ップされた状態を示す図。
【図7】積載トレイ上に後端側が上方へカールする用紙
が規定枚数積載された状態を示す図。
が規定枚数積載された状態を示す図。
【図8】積載トレイがシフトアップされて用紙のカール
が矯正された状態を示す図。
が矯正された状態を示す図。
【図9】カールが矯正された用紙がシフトダウンされて
規定高さに位置決めされた状態を示す図。
規定高さに位置決めされた状態を示す図。
P…紙葉類 25…排出口(排出部) 27…積載トレイ(受け部材) 29…駆動モータ(駆動手段) 30…制御手段 28…高さ検出手段(検出手段) 31…判別手段
Claims (8)
- 【請求項1】紙葉類を排出する排出部と、 この排出部から排出される紙葉類を受けて積載する受け
部材と、 この受け部材上に前記紙葉類が所定枚数積載される毎に
前記受け部材を移動させて前記紙葉類を整位し、この整
位後、前記積載紙葉類の上面位置が規定高さに一致する
ように前記受け部材を移動させる駆動手段と、 この駆動手段によって移動される前記受け部材の移動方
向を前記紙葉類の特性に応じて可変する制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類排出装置。 - 【請求項2】紙葉類を排出する排出部と、 この排出部から排出される紙葉類を受けて積載する受け
部材と、 この受け部材上に積載された紙葉類の上面位置を検出す
る検出手段と、 前記受け部材上に前記紙葉類が所定枚数積載される毎に
前記受け部材を移動させて前記紙葉類を整位し、この整
位後、前記積載紙葉類の上面位置を前記検出手段により
検出することにより、該上面位置が規定高さに一致する
ように前記受け部材を移動させる駆動手段と、 この駆動手段によって移動される前記受け部材の移動方
向を前記紙葉類の特性に応じて可変する制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類排出装置。 - 【請求項3】紙葉類を排出する排出部と、 この排出部から排出される紙葉類を受けて積載する受け
部材と、 この受け部材上に積載された紙葉類の上面位置を検出す
る検出手段と、 前記受け部材上に前記紙葉類が所定枚数積載される毎に
前記受け部材を移動させて前記紙葉類を整位し、この整
位後、前記積載紙葉類の上面位置を前記検出手段により
検出することにより、該上面位置が規定高さに一致する
ように前記受け部材を移動させる駆動手段と、 前記紙葉類の特性を判別する判別手段と、 この判別手段により判別された紙葉類の特性に応じて前
記駆動手段によって移動される前記受け部材の移動方向
を可変する制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類排出装置。 - 【請求項4】紙葉類を排出する排出部と、 この排出部から排出される紙葉類を受けて積載する受け
部材と、 この受け部材を上下方向に移動させる駆動手段と、 前記受け部材上に排出される紙葉類の排出方向後端側が
下方にカールするものであるときには、該紙葉類が所定
枚数積載される毎に前記受け部材を下方に移動させて前
記紙葉類を整位し、前記紙葉類の排出方向後端側が上方
にカールするものであるときには、該紙葉類が所定枚数
積載される毎に前記受け部材を上方に移動させて前記紙
葉類を整位し、この整位後、前記積載紙葉類の上面位置
が規定高さに一致するように前記受け部材を移動させる
制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類排出装置。 - 【請求項5】前記紙葉類の特性はその厚さであることを
特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の紙葉類
排出装置。 - 【請求項6】前記紙葉類の特性はそのサイズであること
を特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の紙葉
類排出装置。 - 【請求項7】前記紙葉類の特性はその材質であることを
特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の紙葉類
排出装置。 - 【請求項8】紙葉類を排出する排出部と、 この排出部から排出される紙葉類を受けて積載する受け
部材と、 この受け部材上に前記紙葉類が所定枚数積載される毎に
前記受け部材を移動させて前記紙葉類を整位し、この整
位後、前記積載紙葉類の上面位置が規定高さに一致する
ように前記受け部材を移動させる駆動手段と、 この駆動手段によって移動される前記受け部材の移動方
向を周囲環境に応じて可変する制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096511A JP2000289914A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 紙葉類排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096511A JP2000289914A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 紙葉類排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289914A true JP2000289914A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14167165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11096511A Abandoned JP2000289914A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 紙葉類排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000289914A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246272A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 排紙載置装置、画像形成装置、及び画像形成システム |
JP2017081756A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | キヤノン株式会社 | 後処理装置及び画像形成装置 |
JP2020105004A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート積載装置及び画像形成装置 |
US11203503B2 (en) | 2019-09-30 | 2021-12-21 | Seiko Epson Corporation | Sheet discharging device, method of controlling sheet discharging device, processing device, and recording system |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11096511A patent/JP2000289914A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246272A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 排紙載置装置、画像形成装置、及び画像形成システム |
JP2017081756A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | キヤノン株式会社 | 後処理装置及び画像形成装置 |
JP2020105004A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート積載装置及び画像形成装置 |
JP7273506B2 (ja) | 2018-12-28 | 2023-05-15 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート積載装置及び画像形成装置 |
US11203503B2 (en) | 2019-09-30 | 2021-12-21 | Seiko Epson Corporation | Sheet discharging device, method of controlling sheet discharging device, processing device, and recording system |
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