JP2017079182A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな電気エネルギーがスパークプラグに供給された場合においても、着火性を確保しつつ優れた耐摩耗性を示すスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、接地電極と、自身の先端が接地電極の先端部よりも先端側に突き出す貴金属チップと、を備える。接地電極の先端部の端面と貴金属チップの先端とは、中心電極の中心線に平行でありかつ中心電極の端面のうち接地電極の基端部側とは逆側の端点を通る仮想直線と中心線との間に位置する。中心線に垂直な仮想平面に中心電極と貴金属チップとを投影したときに中心電極の投影領域と貴金属チップの投影領域とが重なる領域の面積をS1とし、仮想平面に貴金属チップと接地電極とを投影したときに貴金属チップの投影領域と接地電極の投影領域とが重なる領域の面積をS2としたときに0.22≦S1/S2≦0.68である。
【選択図】図2

Description

本発明は、スパークプラグに関する。
近年、内燃機関では、熱効率向上のため、高圧縮化および高過給化が進んでいる(例えば、引用文献1参照)。そのため、スパークプラグには、そのような内燃機関に取り付けられた場合においても良好に着火可能な性能が求められている。
特開2014−239015号公報
内燃機関を高圧縮化あるいは高過給化させた場合において、スパークプラグに安定した着火を行わせるため、例えば、スパークプラグに供給する電気エネルギーを、一般的なエネルギーよりも増加させる場合がある。しかし、スパークプラグに供給する電気エネルギーを増加させると、着火性は向上するものの、スパークプラグの電極の消耗が激しくなる。そのため、大きな電気エネルギーがスパークプラグに供給された場合においても、着火性を確保しつつ優れた耐摩耗性を示すスパークプラグが求められている。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、スパークプラグが提供される。このスパークプラグは、筒状の主体金具と;自身の外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸孔を有する絶縁体と;前記軸孔に設けられた中心電極と;自身の基端部が前記主体金具に固定され、自身の先端部の一側面が前記中心電極の端面と間隙を介して対向する接地電極と;前記接地電極の前記一側面側に設けられるとともに、自身の先端が前記接地電極の前記先端部よりも先端側に突き出す貴金属チップと;を備える。そして、前記中心電極の中心線に平行であり、かつ、前記中心電極の前記端面のうち、前記接地電極の前記基端部側とは逆側の端点を通る仮想直線と、前記中心線との間に、前記接地電極の前記先端部の端面と前記貴金属チップの前記先端とが位置し、前記中心線に垂直な仮想平面に前記中心電極の前記端面と前記貴金属チップとを投影したときに前記中心電極の前記端面の投影領域と前記貴金属チップの投影領域とが重なる領域の面積をS1とし、前記仮想平面に前記貴金属チップと前記接地電極とを投影したときに前記貴金属チップの投影領域と前記接地電極の投影領域とが重なる領域の面積をS2としたときに、
0.22≦S1/S2≦0.68
であることを特徴とする。
このような形態のスパークプラグであれば、大きな電気エネルギーが供給された場合においても、着火性を確保しつつ耐摩耗性を向上させることができる。
(2)上記形態のスパークプラグにおいて、前記貴金属チップは、前記接地電極の前記一側面よりも前記中心電極側に突き出しており、前記貴金属チップが前記一側面から前記中心電極側に突き出す突出量が、0.35mm以下でもよい。このような形態のスパークプラグであれば、スパークプラグの耐摩耗性をより向上させることができる。
(3)上記形態のスパークプラグにおいて、前記接地電極の熱伝導率の方が、前記貴金属チップの熱伝導率よりも高くてもよい。このような形態のスパークプラグであれば、スパークプラグの耐摩耗性をより向上させることができる。
(4)上記形態のスパークプラグにおいて、前記接地電極は、前記接地電極の熱伝導率よりも熱伝導率の高い芯材を内部に有してもよい。このような形態のスパークプラグであれば、スパークプラグの耐摩耗性をより向上させることができる。
(5)本発明の他の形態によれば、点火システムが提供される。この点火システムは、上記形態のスパークプラグと、前記スパークプラグに火花放電を生じさせるための第1の電力を前記中心電極と前記接地電極との間に印加する第1電源と、前記火花放電が生じている間に第2の電力を印加する第2電源と、を備えることを特徴とする。このような形態の点火システムであれば、スパークプラグの着火性を向上させることができる。
本発明は、上述したスパークプラグや点火システムとしての形態以外にも、例えば、スパークプラグの製造方法など、種々の形態で実現することが可能である。
スパークプラグの部分断面図である。 接地電極付近の拡大図である。 仮想平面に中心電極と接地電極と貴金属チップとを投影した様子を示す図である。 仮想平面に中心電極と接地電極と貴金属チップとを投影した様子を示す図である。 点火システムの概略構成図である。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態であるスパークプラグ100の部分断面図である。スパークプラグ100は、軸線Oに沿った細長形状を有している。図1において、一点破線で示す軸線Oの右側は、外観正面図を示し、軸線Oの左側は、軸線Oを通る断面図を示している。以下の説明では、図1の下方側をスパークプラグ100の一端側と呼び、図1の上方側を他端側と呼ぶ。
スパークプラグ100は、絶縁体10と、中心電極20と、接地電極30と、筒状の主体金具50とを備える。絶縁体10は、自身の外周の少なくとも一部が主体金具50によって保持され、軸孔12を有する。中心電極20は、軸孔12内に設けられている。接地電極30は、自身の基端部32が主体金具50に固定されている。以下、これらの部材について詳細に説明する。
絶縁体10は、アルミナを始めとするセラミックス材料を焼成して形成された絶縁碍子である。絶縁体10は、一端側に中心電極20の一部を収容し、他端側に端子金具40の一部を収容する軸孔12が中心に形成された筒状の部材である。絶縁体10の軸方向中央には外径の大きい中央胴部19が形成されている。中央胴部19の他端側には、中央胴部19よりも外径が小さい他端側胴部18が形成されている。他端側胴部18は、端子金具40と主体金具50との間を絶縁する。中央胴部19の一端側には、他端側胴部18よりも外径が小さい一端側胴部17が形成されている。一端側胴部17の更に一端側には、一端側胴部17よりも小さい外径であって中心電極20側へ向かうほど外径が小さくなる脚長部13が形成されている。
主体金具50は、絶縁体10の他端側胴部18の一部から脚長部13に亘る部位を包囲して保持する円筒状の金具である。主体金具50は、例えば、低炭素鋼により形成され、全体にニッケルめっきや亜鉛めっき等のめっき処理が施されている。主体金具50は、他端側から順に、工具係合部51と、シール部54と、取付ネジ部52とを備える。工具係合部51には、スパークプラグ100をエンジンヘッドに取り付けるための工具が嵌合する。取付ネジ部52は、エンジンヘッドの取付ネジ孔にねじ込まれるネジ山を有する。シール部54は、取付ネジ部52の根元に鍔状に形成されている。シール部54とエンジンヘッドとの間には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット5が嵌挿される。主体金具50の一端側の端面57は、中空の円状であり、その中央からは、絶縁体10の脚長部13の一端と中心電極20の一端とが突出する。
主体金具50の工具係合部51より他端側には厚みの薄い加締部53が設けられている。また、シール部54と工具係合部51との間には、加締部53と同様に厚みの薄い圧縮変形部58が設けられている。工具係合部51から加締部53にかけての主体金具50の内周面と絶縁体10の他端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材66,67が介在されており、さらに両リング部材66,67間にタルク(滑石)69の粉末が充填されている。スパークプラグ100の製造時には、加締部53を内側に折り曲げるようにして一端側に押圧することにより圧縮変形部58が圧縮変形し、この圧縮変形部58の圧縮変形により、リング部材66,67および6タルク9を介し、絶縁体10が主体金具50内で一端側に向け押圧される。この押圧により、タルク69が軸線O方向に圧縮されて主体金具50内の気密性が高められる。
主体金具50の内周においては、取付ネジ部52の内周に形成された金具内段部56に、環状の板パッキン68を介し、絶縁体10の脚長部13の他端に位置する碍子段部15が押圧されている。この板パッキン8は、主体金具50と絶縁体10との間の気密性を保持する部材であり、燃焼ガスの流出を防止する。
中心電極20は、電極母材21の内部に、電極母材21よりも熱伝導性に優れる芯材22が埋設された棒状の部材である。電極母材21は、ニッケルを主成分とするニッケル合金からなり、芯材22は、銅または銅を主成分とする合金からなる。中心電極20の一端側には、例えば、イリジウム合金などによって形成された貴金属チップが接合されていてもよい。
中心電極20の他端部近傍には、外周側に張り出した鍔部23が形成されている。鍔部23は、軸孔12に形成された軸孔内段部14に他端側から接触して、中心電極20を絶縁体10内で位置決めする。中心電極20の他端部は、シール体64およびセラミック抵抗63を介して端子金具40に電気的に接続される。
図2は、接地電極30付近の拡大図である。接地電極30は、ニッケルを主成分とした合金によって形成されている。接地電極30は、自身の基端部32が主体金具50に固定されている。また、接地電極30は、自身の先端部33の一側面34が中心電極20の一端側の端面24と間隙Gを介して対向している。スパークプラグ100に電力が供給されると、主に、この間隙Gで火花放電が行われる。間隙Gは、例えば、0.5〜1.5mmであり、本実施形態では1.1mmである。接地電極30の基端部32と先端部33との間の中間部分35は、屈曲されている。
接地電極30の一側面34側には、自身の先端37が接地電極30の先端部33よりも先端側に突き出す貴金属チップ31が設けられている。「接地電極30の先端部33よりも先端側」とは、接地電極30の先端部33の端面36が向く方向(図2における紙面右側)の側のことをいう。本実施形態では、このように、接地電極30の先端部33よりも貴金属チップ31の先端37が先端側に突き出しているので、火花が接地電極30の端面36に飛火することを抑制でき、これにより、接地電極30が消耗することを抑制することができる。
貴金属チップ31は、白金合金によって形成されている。貴金属チップ31は、接地電極30の先端部33の一側面34側に予め形成された凹部にはめ込まれ、貴金属チップ31と接地電極30との境界部分をレーザ溶接することによって接地電極30に固定されている。なお、貴金属チップ31は、凹部ではなく、接地電極30の平坦な一側面34に直接接合されても良い。また、貴金属チップ31と接地電極30とは抵抗溶接によって接合されても良い。
本実施形態では、接地電極30の先端部33の端面36と貴金属チップ31の先端37とが、中心電極20の軸心である中心線CL1と、仮想線CL2との間に位置している。仮想線CL2とは、中心線CL1に平行であり、かつ、中心電極20の端面24のうち、接地電極30の基端部32側とは逆側の端点25を通る仮想的な直線である。本実施形態では、このように、接地電極30の先端部33の端面36と貴金属チップ31の先端37とが、中心線CL1と仮想直線CL2との間に存在しているので、接地電極30と貴金属チップ31とが仮想直線CL2を超えた位置に存在する場合よりも、火炎の気筒内へ向けた成長が妨げられることを抑制することができる。また、接地電極30と貴金属チップ31とが中心線CL1に達しない位置に存在する場合よりも、接地電極30の端面36への飛火を抑制でき、これにより接地電極30の消耗を抑制することができる。なお、本実施形態において、「仮想直線CL2と中心線CL1との間」には、仮想直線CL2の位置と中心線CL1の位置とが含まれる。また、本実施形態では、中心電極20の中心線CL1と軸線Oとは一致している。
図3および図4は、中心線CL1に垂直な仮想平面VPに中心電極20と接地電極30と貴金属チップ31とを投影した様子を示す図である。本実施形態では、仮想平面VPにおける貴金属チップ31の形状は、正方形である。この形状は、正方形に限らず、例えば、長方形や、楕円形、円形、多角形でもよい。
図3には、仮想平面VPに中心電極20の端面24と貴金属チップ31とを投影したときに中心電極20の端面24の投影領域と貴金属チップ31の投影領域とが重なる領域をハッチングにより示し、その面積を、「面積S1」として示している。また、図4には、仮想平面VPに貴金属チップ31と接地電極30とを投影したときに貴金属チップ31の投影領域と接地電極30の投影領域とが重なる領域をハッチングにより示し、その面積を「面積S2」として示している。面積S1と面積S2とは、以下の式(1)を満たしていることが好ましい。
0.22≦S1/S2≦0.68 ・・・(1)
上記式(1)において、「S1/S2」は、間隙Gにおける火花放電から貴金属チップ31が熱を受ける部分(面積S1)と、受けた熱を貴金属チップ31が接地電極30へ逃がす部分(面積S2)との面積割合を示している。この面積割合S1/S2が大きいと、面積S1の部分で受けた熱を面積S2の部分で適切に逃がすことができなくなり、耐摩耗性が低下する。しかし、面積割合S1/S2が大きいと、熱が逃げにくくなるため、着火性能は向上する。また、面積割合S1/S2が小さいと、面積S1の部分が受けた熱を面積S2の部分から適切に逃がすことができ、耐摩耗性が向上する。しかし、面積割合S1/S2が小さいと、熱が逃げやすくなり、着火性は低下する。本実施形態では、面積割合S1/S2の値を、上記のように、0.22以上0.68以下とすることにより、スパークプラグ100の着火性を確保しつつ接地電極30の耐摩耗性を向上させることができる。特に、高圧縮、高過給の内燃機関にスパークプラグ100が取り付けられた場合には、着火性を高めるために、大きな電気エネルギー(例えば、100mJ以上)がスパークプラグ100に印加される場合がある。このような場合であっても、本実施形態のスパークプラグ100によれば、着火性を確保しつつ耐摩耗性を向上させることができる。式(1)の数値範囲は、後述する試験結果に基づき定められている。
本実施形態のスパークプラグ100は、図2に示すように、貴金属チップ31が、接地電極30の先端部33の一側面34から中心電極20側に突き出している。この突出量Tは、0.40mm以下が好ましく、0.35mm以下であることがより好ましい。突出量Tがこのような寸法であれば、貴金属チップ31の突出量Tが比較的小さいので、貴金属チップ31が受けた熱を接地電極30に伝えるまでの距離が短くなる。そのため、貴金属チップ31が受けた熱を迅速に接地電極30に逃がすことが可能になり、接地電極30耐摩耗性をより向上させることができる。0.40mmおよび0.35mmという数値は、後述する試験結果に基づき定められている。
本実施形態のスパークプラグ100において、接地電極30の熱伝導率は、貴金属チップ31の熱伝導率よりも高いことが好ましい。接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31よりも高ければ、貴金属チップ31が受けた熱を接地電極30に迅速に逃がすことが可能になるので、接地電極30の耐摩耗性を更に向上させることができる。熱伝導率は、例えば、レーザフラッシュ法によって測定できる。
本実施形態において、接地電極30は、図2に破線で示すように、内部に、接地電極30の熱伝導率よりも熱伝導率の高い芯材38を有することが好ましい。このような芯材38が接地電極30の内部に封入されていれば、貴金属チップ31が受けた熱を、より迅速に逃がすこと可能になるので、接地電極30の耐摩耗性をより向上させることができる。なお、芯材38の一端は、貴金属チップ31付近まで延びていることが好ましく、芯材38の他端は、主体金具50まで延びていることが好ましい。芯材38は、接地電極30および貴金属チップ31の両方よりも熱伝導率が高いことが好ましい。また、貴金属チップ31、接地電極30、芯材38の順に熱伝導率が高いことが好ましい。芯材38は、例えば、銅合金や純ニッケルによって形成できる。芯材38を備える接地電極30は、例えば、接地電極30を構成する材料の中心に芯材38を構成する材料を含むクラッド材に対して、引き抜き加工などの塑性加工を施すことによって作製することができる。
図5は、スパークプラグ100を含む点火システム200の概略構成図である。点火システム200は、内燃機関に供給された混合気を着火するためのシステムである。点火システム200は、スパークプラグ100と、第1電源210と、第2電源220と、を備えている。点火システム200は、更に、制御装置230と、インピーダンスマッチング回路240と、混合回路250と、を備えている。
第1電源210は、スパークプラグ100に火花放電を生じさせるための高電圧を、第1の電力として中心電極20と接地電極30との間に印加する電源である。
第2電源220は、スパークプラグ100に対して比較的高い周波数(例えば、1MHz以上20MHz以下)の電圧を第2の電力として印加する電源である。第2電源220からは、中心電極20と接地電極30との間に、火花放電が生じている間、第2の電力が印加される。
混合回路250は、第1電源210と第2電源220とをスパークプラグ100に接続する。混合回路250は、コイル251とコンデンサ252とを備えている。コイル251は、第1電源210とスパークプラグ100との間に接続されている。コンデンサ252は、第2電源220とスパークプラグ100との間に接続されている。コイル251は、第2電源220からの電力が第1電源210に流入することを抑制する。コンデンサ252は、第1電源210からの電力が第2電源220に流入することを抑制する。なお、第1電源210にコイルが含まれている場合には、コイル251は、省略することも可能である。
インピーダンスマッチング回路240は、第2電源220と混合回路250との間に接続されている。インピーダンスマッチング回路240は、第2電源220の出力インピーダンスと、間隙Gにおいて火花放電が生じている際の混合回路250およびスパークプラグ100側(すなわち、負荷側)の入力インピーダンスとを一致させる。これにより、スパークプラグ100に供給される第2の電力が減衰することを抑制することができる。
制御装置230は、第1電源210および第2電源220からスパークプラグ100に対して電力を供給するタイミングを制御するための装置である。制御装置230は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備えたECU(Electronic Control Unit)によって構成される。
このような点火システム200によれば、スパークプラグ100に対して、大きな電気エネルギーを供給することができる。例えば、第1の電力と第2の電力とをあわせて、400〜500mJの電気エネルギーをスパークプラグ100に供給することが可能である。そのため、高圧縮・高過給の内燃機関にスパークプラグ100が取り付けられた場合であっても、混合気に対する着火性を向上させることができる。
B.評価試験結果:
B1.面積割合S1/S2について:
表1は、スパークプラグ100の様々なサンプル(サンプルNo.1〜30)について、着火性能試験と耐摩耗性能試験とを行った試験結果を示している。これらの試験結果は、比較例として用意したスパークプラグ(サンプルNo.0)に対する相対的な評価を示している。比較例を含め各サンプルの接地電極30は同じ材料(インコネル(商標)601)により形成されている。また、比較例を含め各サンプルの貴金属チップ31も同じ材料(白金合金)により形成されている。表1に示したサンプルは、いずれも、接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31の熱伝導率よりも低い。各サンプルの間隙Gは、比較例も含め、いずれも1.1mmである。比較例を含め、各サンプルの接地電極30には芯材38は含まれていない。
Figure 2017079182
表1において、「中心電極」の寸法は、中心電極20の端面24の直径を示している。「チップサイズ」の寸法は、貴金属チップ31の、軸線Oに垂直な平面における寸法を示している。No.1からN0.30までのサンプルの貴金属チップ31の形状は、いずれも、軸線Oに垂直な平面における形状が正方形である。これに対して、比較例(サンプルNo.0)の貴金属チップの形状は、軸線Oに垂直な平面における形状が長方形である。比較例の貴金属チップの長手方向は、図2の紙面左右方向に沿っている。表1において、「接地電極」の寸法は、接地電極の幅方向の寸法である。
表1の「L1」とは、図2に示すように、接地電極30の先端部33の端面36から貴金属チップ31の先端37までの、軸線Oに垂直な方向に沿った距離である。また、「L2」とは、貴金属チップ31の先端37から仮想直線CL2までの、軸線Oに垂直な方向に沿った距離である。L1の値に示されるように、各サンプルは、いずれも、貴金属チップ31が接地電極30の先端部33よりも先端側に突き出している。また、これらL1,L2の値および中心電極の寸法に示されるように、各サンプルは、比較例を除き、接地電極30の先端部33の端面36と貴金属チップ31の先端37とが、仮想直線CL2と中心線CL1との間に位置している。
表1の「着火性能」とは、各サンプルについて着火性能試験を行った結果を示している。この着火性能試験は、直列4気筒、排気量1.5L、DOHC、自然吸気のエンジンに各サンプルを取り付け、回転数を1200rpm、点火エネルギーを200mJとし、空燃比(A/F)を14.5に保ち、点火時期をトルクが最大になる時期(MBT)に合わせ、排気再循環(EGR)を行った。そして、排気再循環によるトルク変動が5%になるEGR率をEGR限界とし、そのEGR限界を、比較例と比較した。比較例とEGR限界が同等または向上したサンプルについては、表1に、「◎」と付した。これに対して、比較例よりもEGR限界が悪化したサンプルについては、表1に、「○」と付した。
表1の「耐摩耗性能」とは、各サンプルについて耐摩耗性能試験を行った結果を示している。この耐摩耗性能試験は、直列3気筒、排気量0.66L、DOHC、過給器付きのエンジンに各サンプルを取り付け、回転数を3600rpm、点火エネルギーを200mJとし、200時間、運転した後の貴金属チップ31の消耗体積(減った体積)を比較例と比較した。消耗体積が比較例と同等または多いサンプルについては、表1に、「○」と付した。これに対して、消耗体積が比較例よりも5%以下少ないサンプルについては、「◎」と付した。なお、表1には示されていないが、後述する他の表においては、消耗体積が比較例よりも5%超7%以下少ないサンプルについては、星印を1つ付し、消耗体積が比較例よりも7%超11%以下少ないサンプルについては、星印を2つ付し、消耗体積が比較例よりも11%超15%以下少ないサンプルについては、星印を3つ付した。貴金属チップ31の消耗体積は、貴金属チップ31の3次元CT画像を撮影し、その画像を解析することによって算出した。
表1を参照すると、中心電極20の直径やチップサイズ、距離L1,L2を様々に変化させた場合において、面積割合S1/S2が0.22未満であると、着火性能が比較例よりも劣る結果になった。これに対して、面積割合S1/S2が0.22以上であれば、着火性能は比較例と同等以上になった。また、面積割合S1/S2が0.68を超えると、耐摩耗性能が比較例と同等もしくは劣る結果になった。これに対して、面積割合S1/S2が0.68以下であれば、耐摩耗性能は比較例より向上した。つまり、これらの試験結果によれば、面積割合S1/S2が0.22以上0.68以下であれば、着火性能を確保しつつ耐摩耗性能を向上させることが可能になることが判明した。従って、表1に示した評価試験の結果によれば、上記実施形態のスパークプラグ100において、面積割合S1/S2は、0.22以上0.68以下であることが好ましいことが示された。
B2.突出量Tについて:
表2は、表1に示したNo.16およびNo.19のサンプルと条件が同じサンプルについて、それぞれ、突出量Tを0.10mmから0.40mmまで変化させた場合における着火性能の評価結果と耐摩耗性能の評価結果とを示している。
Figure 2017079182
表2に示した評価結果によれば、着火性能については、突出量Tにかかわらず良好な結果になった。また、耐摩耗性能については、突出量Tは、0.40mm以下が好ましく、0.35mm以下がより好ましい結果になった。従って、表2に示した評価試験の結果によれば、上記実施形態のスパークプラグ100において、突出量Tは、0.40mm以下が好ましく、0.35mm以下がより好ましいことが示された。
B3.熱伝導率について:
表3は、表2に示したNo.16−1およびNo.16−4のサンプルについて、それぞれ、接地電極30の熱伝導率を変えた場合における着火性能の評価結果と耐摩耗性能の評価結果とを示している。
Figure 2017079182
No.16−1およびNo.16−4のサンプルは、接地電極30がインコネル601によって形成され、その熱伝導率は、1000℃において31.33[W/(m・K)]であった。また、貴金属31チップについては、白金合金によって形成され、その熱伝導率は、1000℃において59.6[W/(m・K)]であった。つまり、No.16−1およびNo.16−4のサンプルは、接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31の熱伝導率よりも低い。
これに対して、No.16−1−1およびNo.16−4−1のサンプルは、接地電極30が高ニッケル合金によって形成され、その熱伝導率は、1000℃において120.4[W/(m・K)]であった。また、貴金属チップ31については、白金合金によって形成され、その熱伝導率は、1000℃において59.6[W/(m・K)]であった。つまり、No.16−1−1およびNo.16−4−1のサンプルは、接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31の熱伝導率よりも高い。
表3を参照すると、接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31の熱伝導率よりも高いNo.16−1−1およびNo.16−4−1のサンプルの方が、接地電極30の熱伝導率が貴金属チップ31の熱伝導率よりも低いNo.16−1およびNo.16−4のサンプルよりも耐摩耗性能が良好な結果となった。従って、表3に示した評価試験の結果によれば、上記実施形態のスパークプラグ100において、接地電極30の熱伝導率は、貴金属チップ31の熱伝導率よりも高いことが好ましいことが示された。
B4.芯材の有無について:
表4は、接地電極30内に芯材38を設けた場合における着火性能の評価結果と耐摩耗性能の評価結果とを示している。
Figure 2017079182
表4に示したNo.16−1−1およびNo.16−4−1のサンプルは、表3に示したサンプルと同じものであり、いずれも接地電極30には芯材38が含まれていない。これに対して、No.16−1−2およびNo.16−4−2のサンプルは、いずれも、接地電極30内に、1000℃における熱伝導率が390.0[W/m・K]の銅合金が芯材38として封入されている。
表4を参照すると、芯材38が接地電極30に封入されているNo.16−1−2およびNo.16−4−2のサンプルの方が、芯材38が接地電極30に封入されていないNo.16−1−1およびNo.16−4−1のサンプルよりも、耐摩耗性能が良好な結果となった。従って、表4に示した評価試験の結果によれば、上記実施形態のスパークプラグ100において、接地電極30は、接地電極30の熱伝導率よりも熱伝導率の高い芯材38を内部に有することが好ましいことが示された。
C.変形例:
<変形例1>
上記実施形態において、貴金属チップ31は、接地電極30の一側面34よりも中心電極20側に突き出している。これに対して、貴金属チップ31は、接地電極30の一側面34から突き出していなくても良い。また、突出量Tは、0.35mmより大きくても良い。
<変形例2>
上記実施形態において、接地電極30の熱伝導率は、貴金属チップ31の熱伝導率よりも低くても良い。
<変形例3>
上記実施形態において、接地電極30は、芯材38を有していなくても良い。
<変形例4>
点火システム200の構成は、図5に示した構成に限らず、種々の構成を採用することができる。例えば、点火システム200は、第2電源220やインピーダンスマッチング回路240、混合回路250を含まず、第1電源210によって電力を供給するものであっても良い。
<変形例5>
上記実施形態におけるスパークプラグ100は、セラミック抵抗63を含まないものであっても良い。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態や実施例、変形例の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…絶縁体
12…軸孔
13…脚長部
14…軸孔内段部
15…碍子段部
17…一端側胴部
18…他端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…電極母材
22…芯材
23…鍔部
24…端面
25…端点
30…接地電極
31…貴金属チップ
32…一端部
33…先端部
34…一側面
35…中間部分
36…端面
37…先端
38…芯材
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
56…金具内段部
57…端面
58…圧縮変形部
63…セラミック抵抗
64…シール体
65…ガスケット
66,67…リング部材
68…板パッキン
69…タルク
100…スパークプラグ
200…点火システム
210…第1電源
220…第2電源
230…制御装置
240…インピーダンスマッチング回路
250…混合回路
251…コイル
252…コンデンサ

Claims (5)

  1. 筒状の主体金具と、
    自身の外周の少なくとも一部が前記主体金具によって保持され、軸孔を有する絶縁体と、
    前記軸孔に設けられた中心電極と、
    自身の基端部が前記主体金具に固定され、自身の先端部の一側面が前記中心電極の端面と間隙を介して対向する接地電極と、
    前記接地電極の前記一側面側に設けられるとともに、自身の先端が前記接地電極の前記先端部よりも先端側に突き出す貴金属チップと、
    を備え、
    前記中心電極の中心線に平行であり、かつ、前記中心電極の前記端面のうち、前記接地電極の前記基端部側とは逆側の端点を通る仮想直線と、前記中心線との間に、前記接地電極の前記先端部の端面と前記貴金属チップの前記先端とが位置し、
    前記中心線に垂直な仮想平面に前記中心電極の前記端面と前記貴金属チップとを投影したときに前記中心電極の前記端面の投影領域と前記貴金属チップの投影領域とが重なる領域の面積をS1とし、
    前記仮想平面に前記貴金属チップと前記接地電極とを投影したときに前記貴金属チップの投影領域と前記接地電極の投影領域とが重なる領域の面積をS2としたときに、
    0.22≦S1/S2≦0.68
    であることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、
    前記貴金属チップは、前記接地電極の前記一側面よりも前記中心電極側に突き出しており、
    前記貴金属チップが前記一側面から前記中心電極側に突き出す突出量が、0.35mm以下であることを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスパークプラグであって、
    前記接地電極の熱伝導率の方が、前記貴金属チップの熱伝導率よりも高いことを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
    前記接地電極は、前記接地電極の熱伝導率よりも熱伝導率の高い芯材を内部に有することを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のスパークプラグと、
    前記スパークプラグに火花放電を生じさせるための第1の電力を前記中心電極と前記接地電極との間に印加する第1電源と、
    前記火花放電が生じている間に第2の電力を印加する第2電源と、
    を備えることを特徴とする点火システム。
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