JP2017078817A - 清掃部材、帯電装置、画像形成装置 - Google Patents

清掃部材、帯電装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】芯材を樹脂材料によって形成する構成において、軸部と同じ径の円柱形状の芯材を用いる場合と比して、芯材が撓むのを抑制することができる清掃部材、帯電装置、及び画像形成装置を得る。
【解決手段】清掃部材は、装置奥行方向に延びる芯材64と、発泡体70とを備えている。芯材64は、樹脂材料で一体的に形成され、装置奥行方向に延びる円柱状の軸部66と、軸部66の外周面66Aから螺旋状に突出している突出部68とを有している。発泡体70は、弾性変形可能なウレタン樹脂の発泡材により帯状に形成され、軸部66の外周面66Aに螺旋状に巻き付けられて固定されている。発泡体70は、装置奥行方向において、突出部68と、突出部68とに挟まれるように配置され、帯電ロールの弾性部材の表面に圧縮されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、清掃部材、帯電装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、帯電ロールの軸線方向に延在して帯電ロールの表面に当接する螺旋状の弾性部材で構成してなるクリーニング装置が記載されている。このクリーニング装置は、円柱状の支持体と、支持体に螺旋状に巻き付けられたクリーニング部材(発泡体)とを備えている。
特開平08−137208号公報
支持体(芯材)が金属材料(例えば、ステンレス)によって形成されている場合に、クリーニング装置(清掃部材)の質量は、大きくなってしまう。そこで、支持体を樹脂材料によって形成することが考えられる。
しかし、樹脂材料によって形成された円柱形状の支持体は、帯電部材を清掃する際に、撓んでしまい清掃性能が低下することがある。
本発明の課題は、芯材を樹脂材料によって形成する構成において、軸部と同じ径の円柱形状の芯材を用いる場合と比して、芯材が撓むのを抑制することである。
本発明の請求項1に係る清掃部材は、樹脂材料によって形成されており、円柱状の軸部と、前記軸部の外周面から螺旋状に突出している突出部とを有する芯材と、前記軸部の外周面に螺旋状に巻き付けられており、前記突出部に対して前記軸部の径方向に出っ張っている発泡体と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る清掃部材は、請求項1に記載の清掃部材において、前記芯材の軸方向において前記芯材の端側から中央側にかけて、前記突出部の幅が広くなる部分が有ることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る清掃部材は、請求項1に記載の清掃部材において、前記芯材の軸方向において前記芯材の端側から中央側にかけて、前記突出部の高さが高くなる部分が有ることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る帯電装置は、回転して像保持体の表面を帯電する帯電部材と、前記発泡体が圧縮された状態で前記帯電部材の表面に接し、前記帯電部材の回転に伴って従動回転する請求項1〜3の何れか1項に記載された清掃部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る帯電装置は、請求項4に記載の帯電装置において、前記突出部の最大高さをdとし、前記軸部の外周面に巻き付けられて自由状態の前記発泡体の高さをtとし、前記発泡体の圧縮量をiとすると式(1)の関係が満たされている請求項4に記載の帯電装置。
d<t-i・・・・・・(1)
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、像保持体と、回転して像保持体の表面を帯電する帯電部材を備えた請求項4又は5に記載の帯電装置と、前記帯電部材によって帯電した前記像保持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー画像として可視化する現像装置と、前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の清掃部材によれば、芯材を樹脂材料によって形成する構成において、軸部と同じ径の円柱形状の芯材を用いる場合と比して、芯材が撓むのを抑制することができる。
本発明の請求項2の清掃部材によれば、突出部の幅が一端側から他端側まで同様の場合と比して、芯材が撓むのを抑制することができる。
本発明の請求項3の清掃部材によれば、突出部の高さが一端側から他端側まで同様の場合と比して、芯材が撓むのを抑制することができる。
本発明の請求項4の帯電装置によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載された清掃部材を備えていない場合と比して、帯電部材に付着している付着物を帯電部材から効果的に除去させることができる。
本発明の請求項5の帯電装置によれば、式(1)の関係を満たしていない場合と比して、突出部が帯電部材と接触するのを抑制することができる。
本発明の請求項6の画像形成装置によれば、請求項4又は5に記載の帯電装置を備えていない場合と比して、出力画像の品質低下を抑制することができる。
(A)(B)本発明の第1実施形態に係る清掃部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る帯電装置等を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る実施例、及び比較例に係る質量を表で示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る実施例、及び比較例に係る撓みをグラフで示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る帯電装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る帯電装置等を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る清掃部材の解析方法を説明した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 (A)(B)本発明の第2実施形態に係る帯電装置等を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第3実施形態に係る帯電装置等を示した正面図である。 本発明の第4実施形態に係る清掃部材を示した斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る清掃部材、帯電装置、画像形成装置の一例を図1〜図8に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
図8に示されるように、本実施形態に係る画像形成装置10には、上下方向(矢印H方向)の下方側から上方側へ向けて、記録媒体としてのシート部材Pが収容される収容部14と、収容部14に収容されたシート部材Pを搬送する搬送部16と、収容部14から搬送部16によって搬送されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部20とが、この順で備えられている。
〔収容部〕
収容部14には、画像形成装置10の装置本体10Aから装置奥行方向の手前側に引き出し可能な収容部材26が備えられており、この収容部材26にシート部材Pが積載されている。さらに、収容部14には、収容部材26に積載されたシート部材Pを、搬送部16を構成する搬送経路28に送り出す送出ロール30が備えられている。
〔搬送部〕
搬送部16には、搬送経路28に沿ってシート部材Pを搬送する複数の搬送ロール32が備えられている。
〔画像形成部〕
画像形成部20には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット18Y、18M、18C、18Kが備えられている。なお、以後の説明では、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
各色の画像形成ユニット18は、装置本体10Aに対して夫々着脱可能とされている。そして、各色の画像形成ユニット18には、像保持体36と、像保持体36の表面36Aを帯電させる帯電装置38と、帯電した像保持体36の表面36Aを露光して静電潜像を形成する露光装置42とが備えられている。さらに、各色の画像形成ユニット18には、像保持体36の表面36Aに形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化する現像装置40が備えられている。なお、帯電装置38については、詳細を後述する。
また、画像形成部20には、図中矢印A方向に周回する無端状の転写ベルト22と、各色の画像形成ユニット18によって形成されたトナー画像を転写ベルト22に転写する一次転写ロール44とが備えられている。さらに、画像形成部20には、転写ベルト22に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する転写装置の一例としての二次転写ロール46と、トナー画像が転写されたシート部材Pを加熱・加圧してトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置48とが備えられている。
(画像形成装置の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、帯電装置38は、各色の像保持体36の表面36Aを予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、外部から入力されたデータに基づいて露光装置42は、帯電した各色の像保持体36の表面36Aに露光光を照射して静電潜像を形成する。
これにより、データに対応した静電潜像が各色の像保持体36の表面36Aに形成される。さらに、各色の現像装置40は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。また、各色の像保持体36の表面36Aに形成されたトナー画像は、一次転写ロール44によって転写ベルト22の表面に転写される。
そこで、収容部材26から送出ロール30によって搬送経路28へ送り出されたシート部材Pは、転写ベルト22と二次転写ロール46とが接触する転写位置Tへ送り出される。転写位置Tでは、シート部材Pが転写ベルト22と二次転写ロール46との間で搬送されることで、転写ベルト22の表面のトナー画像は、シート部材Pに転写される。
シート部材Pに転写されたトナー画像は、定着装置48によってシート部材Pに定着する。そして、トナー画像が定着したシート部材Pは、搬送ロール32によって搬送されて装置本体10Aの外部へ排出される。
(要部構成)
次に、帯電装置38について説明する。
帯電装置38は、図2に示されるように、像保持体36と接し、像保持体36の回転に伴って従動回転する帯電部材の一例としての帯電ロール50と、帯電ロール50と接し、帯電ロール50の回転に伴って従動回転する清掃部材60とを備えている。
〔帯電ロール〕
帯電ロール50は、装置奥行方向に延び、円筒状の弾性部材52と、弾性部材52を貫通する円柱状の軸部材54とを備えている。弾性部材52は、イオン導電性の弾性体層に、電子導電性物質を分散させた表面層を積層させた部材であり、軸部材54は、金属材料によって形成されている。
そして、軸部材54の両端側の部分が、一対の支持部材80に回転可能に夫々支持され、軸部材54には、図示せぬ電源から電圧が印加されるようになっている。
〔清掃部材〕
清掃部材60は、帯電ロール50に対して下方側に配置され、装置奥行方向に延びる芯材64と、発泡体70とを備えている。
[芯材]
芯材64は、樹脂材料で一体的に形成され、図1(A)に示されるように、装置奥行方向に延びる円柱状の軸部66と、軸部66の外周面66Aから螺旋状に突出している突出部68とを有している。そして、本第1実施形態では、軸部66の直径(図1(A)のL1)は5〔mm〕とされ、軸部66の軸方向の長さ(図2のL2)は320〔mm〕とされている。また、螺旋状の突出部68の外周面66Aからの高さ(図1(A)のd)は、1〔mm〕とされている。
[発泡体]
発泡体70は、弾性変形可能なウレタン樹脂の発泡材により帯状に形成され、両面テープ(図示省略)を用いて、図1(B)に示されるように、軸部66の外周面66Aに螺旋状に巻き付けられて固定されている。そして、発泡体70は、装置奥行方向において、突出部68と、突出部68とに挟まれるように配置され、図2に示されるように、帯電ロール50の弾性部材52の表面52Aに圧縮されている。また、本第1実施形態では、軸部66の外周面66Aに巻き付けられた自由状態(圧縮されていない状態)での発泡体70の最大高さ(図1(B)のt)は、軸部66の外周面66Aから2〔mm〕とされ、発泡体70は、突出部68に対して軸部66の径方向に出っ張っている。さらに、弾性部材52の表面52Aに接して発泡体70が圧縮される圧縮量は0.5〔mm〕とされている。
つまり、突出部68の高さをd(図5参照)とし、軸部66の外周面66Aに巻き付けられた状態の発泡体70の高さをtとし、発泡体70の圧縮量をiとすると下記式(1)の関係が満たされている。
d<t-i・・・・・・(1)
[その他]
図1(A)(B)に示されるように、発泡体70の両端部(図1では一方の端部を示す)には、芯材64の軸部66との間で発泡体70の端部を挟んで、発泡体70の端部が軸部66から剥離するのを防ぐ筒状の保持材78が夫々設けられている。そして、この保持材78が、図2に示されるように、一対の支持部材80に回転可能に夫々支持されている。
(作用)
次に、帯電装置38の作用について説明する。
図6に示されるように、像保持体36が図中矢印R1方向(反時計方向)に回転すると、帯電ロール50が従動して図中矢印R2方向(時計方向)に回転する。さらに、帯電ロール50が図中矢印R2方向に回転すると、発泡体70と帯電ロール50との間に生じる摩擦力によって、清掃部材60が従動して図中矢印R3方向(反時計方向)に回転する。そして、発泡体70と帯電ロール50との間に生じる摩擦力によって、帯電ロール50に付着している付着物が帯電ロール50から除去される。このようにして、清掃部材60は、帯電ロール50を清掃する。
ここで、比較例に係る清掃部材の芯材と、実施例に係る清掃部材の芯材とについて解析用のモデルを作成して夫々評価を行った。
1.評価仕様
・比較例の芯材:アクリロニトリル ブタジエン スチレン(ABS)の物性値を用いた直径5〔mm〕、長さ320〔mm〕の軸部のみ、突出部は形成されていない。
・実施例1の芯材:比較例の芯材を軸部とし、この軸部に螺旋状の突出部を形成した。突起部の高さd(図5参照)は、1〔mm〕とし、装置奥行方向における突起部の幅W1(図5参照)は、10〔mm〕とし、突出部のピッチP1(図5参照)は、30〔mm〕とした。
・実施例2の芯材:比較例の芯材を軸部とし、この軸部に螺旋状の突出部を形成した。突起部の高さd(図5参照)は、突起部の幅W1は、20〔mm〕とし、突出部のピッチP1(図5参照)は、30〔mm〕とした。
2.評価項目
(1)有限要素法により撓み解析を行った。具体的には、図7に示されるように、芯材の両端部を支持し、芯材の中央部を荷重Fで押し、芯材の中央部での撓み量を計算した。
(2)各仕様について、質量を計算した。参考として、ステンレス製の直径5〔mm〕、長さ320〔mm〕の芯材(丸棒)についても質量を計算した。
3.結果
(1)撓みについての解析結果を、図3のグラフに示す。図4のグラフには、比較例の芯材の撓み量を100とした場合の、実施例1及び実施例2の撓み量が示されている。図4のグラフに示されるように、突出部が形成されている実施例1、実施例2については、突出部が形成されていない比較例と比して、撓み量が少ないことが分かる。
(2)各仕様の質量を、図3の表に示す。図4の表には、ステンレス製の芯材の質量を100とした場合の、比較例、実施例1及び実施例2の質量が記載されている。比較例、実施例1及び実施例2は、参考として記載したステンレス製の芯材と比して、軽くなっているのが分かる。
(まとめ)
以上の解析結果からも分かるように、芯材64を樹脂材料によって形成することで、芯材をステンレス(金属の一例)によって形成する場合と比して、軽量化される。
また、突出部68を有する芯材64を用いることで、芯材を樹脂材料によって形成する構成において、軸部66と同じ径の円柱形状の芯材を用いる場合と比して、芯材64が撓むのが抑制される。
また、軸部66の軸径を大きくする必要がないため、軸部66の軸線と、弾性部材52の表面52Aとの距離が保たれる。
また、帯電装置38としては、芯材64の撓みが抑制されることで、芯材を樹脂材料によって形成する構成において、円柱形状の芯材を用いる場合と比して、帯電ロール50に付着している付着物が帯電ロール50から効果的に除去される。
また、帯電装置38としては、突出部68の高さをd(図5参照)とし、軸部66の外周面66Aに巻き付けられた状態の発泡体70の高さをtとし、発泡体70の圧縮量をiとして前述した式(1)の関係が満たされている。これにより、回転する帯電ロール50に対して、清掃部材60が従動して回転する場合に、突出部68が、帯電ロール50と接触するのが抑制される。
また、帯電装置38としては、突出部68が帯電ロール50と接触するのが抑制されることで、突出部68が帯電ロール50と接触する場合と比して、帯電ロール50が損傷してしまうのが抑制される。
また、画像形成装置10としては、帯電ロール50に付着している付着物が帯電ロール50から効果的に除去されることで、出力画像の品質低下が抑制される。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る清掃部材、帯電装置、画像形成装置の一例について図9を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態に係る清掃部材110の芯材114は、図9(A)(B)に示されるように、装置奥行方向に延びる円柱状の軸部66と、軸部66の外周面66Aから螺旋状に突出している突出部118とを有している。
さらに、芯材114の端側から中央側にかけて、突出部118の幅(図9(B)のW2)が広くなる部分が有る。具体的には、芯材114の端側から中央側にかけて、突出部118の幅は、徐々に広がっている。これにより、突出部118によって形成される螺旋は、装置奥行方向において間隔が変化する螺旋となる。
なお、発泡体70が取り付けられる幅は、第1実施形態と同じで、一端から他端まで同様幅とされている。
このため、芯材114の撓み量は、第1実施形態の芯材64と比して、少なくされている。
また、芯材114の中央側の部分は、芯材114の端側の部分に比して、撓みにくくなっている。
例えば、帯電ロール50の中央側の部分の外径が、帯電ロール50の端側の部分の外径より大きい場合(クラウンロール)には芯材の中央側の部分に負荷される力が大きくなるため、帯電ロール50の外径が同様の場合と比して、芯材が大きく撓もうとする。しかし、前述したように、芯材114の端側から中央側にかけて、突出部118の幅(図中W2)は、徐々に広がっている。このため、突出部の幅が同様の場合と比して、芯材114が撓むのが抑制される。
他の作用については、第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る清掃部材、帯電装置、画像形成装置の一例について図10を用いて説明する。なお、第2実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第2実施形態と異なる部分を主に説明する。
第3実施形態に係る清掃部材160の芯材164は、図10(A)(B)に示されるように、装置奥行方向に延びる円柱状の軸部66と、軸部66の外周面66Aから螺旋状に突出している突出部168とを有している。
さらに、芯材164の端側から中央側にかけて、突出部168の高さ(図10(B)のH1)が高くなる部分が有る。具体的には、芯材164の端側から中央側にかけて、突出部168の高さは、徐々に高くなっている。
このため、芯材164の中央側の部分は、芯材164の端側の部分に比して、撓みにくくなっている。なお、作用については、第2実施形態と同様である。
また、第1実施形態で記載した突出部の高さdについては、第3実施形態においては、突出部168の高さが最も高い部位における突出部の高さである。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る清掃部材、帯電装置、画像形成装置の一例について図11を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一部材等については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第4実施形態に係る清掃部材180の芯材184は、図11に示されるように、装置奥行方向に延びる円柱状の軸部186と、軸部186の外周面186Aから螺旋状に突出している突出部68とを有している。
そして、軸部186の両端部(図11では片側だけを示す)には、装置奥行方向に延びるスリット190が形成され、発泡体70の端部がこのスリット190に嵌め込まれている。
このため、保持材78(図1参照)を用いることなく、発泡体70の端部が軸部186に固定される。そして、軸部186の端側が、直接支持部材80と接し、清掃部材180が回転可能に支持されている。他の作用については、第1実施形態と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第2実施形態では、芯材114の端側から中央側にかけて、突出部118の幅は、徐々に広がったが、徐々に広がらなくてもよく、芯材114の端側から中央側にかけて、突出部118の幅が広くなる部分が部分的に有ればよい。
また、上記第3実施形態では、芯材164の端側から中央側にかけて、突出部168の高さは、徐々に高くなったが、徐々に高くならなくてもよく、芯材164の端側から中央側にかけて、突出部168の高さが高くなる部分が部分的に有ればよい。
10 画像形成装置
36 像保持体
36A 表面
38 帯電装置
40 現像装置
42 露光装置
46 二次転写ロール(転写装置の一例)
50 帯電ロール(帯電部材の一例)
52A 表面
60 清掃部材
64 芯材
66 軸部
66A 外周面
68 突出部
70 発泡体
110 清掃部材
114 芯材
118 突出部
160 清掃部材
164 芯材
168 突出部
180 清掃部材
184 芯材
186 軸部
186A 外周面

Claims (6)

  1. 樹脂材料によって形成されており、円柱状の軸部と、前記軸部の外周面から螺旋状に突出している突出部とを有する芯材と、
    前記軸部の外周面に螺旋状に巻き付けられており、前記突出部に対して前記軸部の径方向に出っ張っている発泡体と、
    を備える清掃部材。
  2. 前記芯材の軸方向において前記芯材の端側から中央側にかけて、前記突出部の幅が広くなる部分が有る請求項1に記載の清掃部材。
  3. 前記芯材の軸方向において前記芯材の端側から中央側にかけて、前記突出部の高さが高くなる部分が有る請求項1に記載の清掃部材。
  4. 回転して像保持体の表面を帯電する帯電部材と、
    前記発泡体が圧縮された状態で前記帯電部材の表面に接し、前記帯電部材の回転に伴って従動回転する請求項1〜3の何れか1項に記載された清掃部材と、
    を備える帯電装置。
  5. 前記突出部の最大高さをdとし、前記軸部の外周面に巻き付けられて自由状態の前記発泡体の高さをtとし、前記発泡体の圧縮量をiとすると式(1)の関係が満たされている請求項4に記載の帯電装置。
    d<t-i・・・・・・(1)
  6. 像保持体と、
    回転して像保持体の表面を帯電する帯電部材を備えた請求項4又は5に記載の帯電装置と、
    前記帯電部材によって帯電した前記像保持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナー画像として可視化する現像装置と、
    前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写装置と、
    を備える画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10824086B1 (en) 2019-09-24 2020-11-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a cleaning member that has a spiral portion of different edge surface widths among different regions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10824086B1 (en) 2019-09-24 2020-11-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a cleaning member that has a spiral portion of different edge surface widths among different regions

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