JP2017076173A - 携帯端末装置及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用機器にエラーが発生した場合に、側近にいるエラーを解消できるスキルを持った携帯端末装置の使用者へ直ちに通知し、そのエラー解消を迅速に行う。【解決手段】情報処理システム1は、共用の使用機器20と、この使用機器20に対して近距離無線通信が可能な携帯端末装置30と、を有している。使用機器20は、エラーが発生すると、このエラー情報を近距離無線通信によって携帯端末装置30へ送信する。携帯端末装置30は、エラー情報を受信すると、そのエラー情報からエラーリカバリレベルを取り出し、使用者がリカバリ対応可能であるか否かの判定を行い、対応可能のときには、エラー情報からエラー種を取り出して使用者に報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の使用者が共用する画像形成装置等の使用機器でエラー(故障)が発生した際に、そのエラーを迅速に解消するための携帯端末装置及び情報処理システムに関するものである。
従来、特許文献1等には、携帯端末装置と画像形成装置とが近距離無線通信(NFC;Near Field Communication、電波到達範囲は数cm〜1m程度)によって通信可能に接続される情報処理システムが知られている。
この種の情報処理システムでは、画像形成装置でエラーが発生した際に、発生したエラーに関する情報を、NFCを利用して使用者に通知することにより、使用者の利便性を向上させている。
特開2014−222865号公報
しかしながら、従来の情報処理システムでは、画像形成装置でエラーが発生したことを携帯端末装置の使用者へ通知できるが、使用者が画像形成装置の側近にいない場合には、エラーが発生したこと自体、及び、どのようなエラーが発生したのかは判らない。又、電子メールでエラーが発生したことを管理者の携帯端末装置へ通知できるが、管理者が側近にいなくても、管理者の携帯端末装置へ電子メールが送信されるため、すぐにエラー解消には結びつかない場合がある。
そのため、画像形成装置にエラーが発生した場合に、エラーのリカバリ(修復)可能な携帯端末装置の使用者へいち早く通知して、リカバリまでの時間を短縮することが困難である、という課題があった。
本発明の携帯端末装置は、エラーが発生すると、前記エラーの種類名を示すエラー種、及び前記エラーの修復の難易度を示すエラーリカバリレベルを含むエラー情報を送信する機能を有する使用機器に対し、近距離無線通信が可能な装置であって、前記使用機器から送信された前記エラー情報を受信すると共に、情報の送信を行う第1送受信部と、制御部と、報知手段と、を有することを特徴とする。
ここで、前記制御部は、前記第1送受信部で受信された前記エラー情報から、前記エラーリカバリレベルを取り出し、前記エラーリカバリレベルが、登録された登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位かを判定し、前記エラーリカバリレベルが、前記登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位の場合には、前記携帯端末装置の使用者がリカバリ対応可能であるとの判定結果を得て、前記エラー情報から前記エラー種を取り出す機能を有している。更に、前記報知手段は、前記制御部で取り出された前記エラー種を前記使用者に報知する機能を有している。
本発明の情報処理システムは、前記携帯端末装置と、前記使用機器と、を備えている。前記使用機器は、所定の処理を行う処理部と、前記エラーに対して定義されているリカバリ難易度情報を登録する登録部と、前記処理部の処理中に発生する前記エラーを検出し、前記登録部に登録された前記リカバリ難易度情報を参照して、前記エラー種及び前記エラーリカバリレベルを含む前記エラー情報を生成するエラー検出・エラー情報生成手段と、前記エラー検出・エラー情報生成手段で生成された前記エラー情報を、前記近距離無線通信によって前記携帯端末装置へ送信すると共に情報を受信する第2送受信部と、を有することを特徴とする。
本発明の携帯端末装置及び情報処理システムによれば、使用機器にエラーが発生した場合に、側近にいるエラーを解消できるスキル(技能)を持った携帯端末装置の使用者へ直ちに通知し、そのエラー解消を迅速に行うことができるようになる。
図1は本発明の実施例1における情報処理システム1を示す概略の構成図である。 図2は印刷処理におけるエラー種41、リカバリ方法42、及びエラーリカバリレベル43の例を示す図である。 図3は携帯端末装置30の表示部34における表示画面の例を示す図である。 図4は携帯端末装置30の処理を示すフローチャートである。 図5は画像形成装置20から複数の携帯端末装置30へのエラー通知の動作を示す説明図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における情報処理システム1を示す概略の構成図である。
この情報処理システム1は、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)等のホストPCにより構成された上位装置10と、この上位装置10に対してLAN(Local Area Network)等の通信回線15によって相互に通信可能に接続される共用の使用機器としての画像形成装置20と、この画像形成装置20に対してBluetooth(登録商標)(電波到達範囲は数10cm〜10m程度)等の近距離無線通信回線27によって相互に無線通信可能に接続される複数の携帯端末装置30と、を備えている。なお、上位装置10、画像形成装置20、及び携帯端末装置30の各内部構成は、本実施例1と関係のある主要な構成のみが図示されている。
上位装置10は、装置全体をプログラム制御する制御部11を有している。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されている。この制御部11には、記憶部12及び印刷データ作成部13等が接続され、更に、その印刷データ作成部13に、送受信部14等が接続されている。
記憶部12は、印刷データPDを作成するためのアプリケーションプログラム(以下単に「アプリケーション」という。)12a等を記憶するものであり、制御部11の制御によってデータの読み書き(アクセス)が制御される。印刷データ作成部13は、アプリケーション12aに従い、印刷データPDを作成する機能を有している。送受信部14は、印刷データ作成部13で作成された印刷データPDを、通信回線15を介して画像形成装置20へ送信すると共に、情報を受信する機能を有している。
画像形成装置20は、例えば、印刷装置であり、装置全体をプログラム制御する制御部21を有している。制御部21は、装置全体をプログラム制御するための演算手段及び制御手段の他に、印刷中のエラーを検出してエラー情報EIを生成するエラー検出・エラー情報生成手段21aを有し、CPU等で構成されている。この制御部21には、記憶部22と、送受信部23と、処理部としての印刷部24と、パネル表示部25と、第2送受信部としての無線データ送受信部26と、が接続されている。
記憶部22は、印刷及び遠距離無線通信等のアプリケーション22a、及び登録部としてのエラー情報定義部22b等を記憶するものであり、制御部21の制御によってデータのアクセスが行われる。エラー情報定義部22bは、印刷処理中に発生するエラーに対して定義されているリカバリ難易度情報を登録するものである。送受信部23は、上位装置10から送信された印刷データPDを受信して保持し、制御部21へ送ると共に、情報を送信する機能を有している。制御部21は、印刷データPDに問題が無ければ、その印刷データPDを印刷部24へ送る。制御部21内のエラー検出・エラー情報生成手段21aは、印刷処理中に発生するエラーを検出し、エラー情報定義部22bに登録されたリカバリ難易度情報を参照して、エラーの種類名を示すエラー種、及びエラーのリカバリの難易度を示すエラーリカバリレベルを含むエラー情報EIを生成する機能を有している。
印刷部24は、制御部21から受け取った印刷データの印刷処理を行うものである。パネル表示部25は、エラー検出・エラー情報生成手段21aで生成されたエラー情報EI等を表示するものである。更に、無線データ送受信部26は、エラー検出・エラー情報生成手段21aで生成されたエラー情報EIを、近距離無線通信回線27を介して携帯端末装置30へ送信すると共に、携帯端末装置30から送られてくるエラーリカバリ情報を受信したときには、エラー情報EIの送信を停止する機能等を有している。
携帯端末装置30は、装置全体をプログラム制御する制御部31を有している。制御部31は、装置全体をプログラム制御するための演算手段及び制御手段の他に、エラーリカバリレベル取り出し手段31a、リカバリ対応可否判定手段31b、及びエラー種取り出し手段31cを有し、CPU等で構成されている。
エラーリカバリレベル取り出し手段31aは、画像形成装置20から送られてくるエラー情報EIからエラーリカバリレベルを取り出すものである。リカバリ対応可否判定手段31bは、エラーリカバリレベル取り出し手段31aで取り出されたエラーリカバリレベルが、予め登録された登録エラーリカバリレベル32bと同位か又は低位かを判定し、前記エラーリカバリレベルが、登録エラーリカバリレベル32bと同位か又は低位の場合には、携帯端末装置30の使用者がリカバリ対応可能であるとの判定結果を出力するものである。更に、エラー種取り出し手段31cは、リカバリ対応可能であるとの判定結果を受けたときには、エラー情報EIからエラー種を取り出すものである。
このような制御部31には、記憶部32と、第1送受信部としての無線データ送受信部33と、報知手段(例えば、表示部34及びブザー鳴動を行う鳴動部35)と、が接続されている。表示部34には、操作部36が接続されている。
記憶部32は、近距離無線通信のアプリケーション32a等を記憶するものであり、制御部31の制御によってデータのアクセスが行われる。アプリケーション32aには、予め登録された登録エラーリカバリレベル32bが記憶されている。無線データ送受信部33は、画像形成装置20から送信されたエラー情報EIを受信して制御部31へ送り、この制御部31から与えられる携帯端末装置30のエラーリカバリ情報等を画像形成装置20へ送信する機能を有している。
制御部31内のエラーリカバリレベル取り出し手段31a、リカバリ対応可否判定手段31b、及びエラー種取り出し手段31cは、無線データ送受信部33で受信されたエラー情報EIを分析し、アプリケーション32aに記憶された登録エラーリカバリレベル32bと比較を行い、当該携帯端末装置30の使用者がリカバリ対応可能か否かの判定を行う。表示部34は、リカバリ対応可否判定手段31bで対応可能と判定された場合、その判定内容を表示し、鳴動部35にてブザー鳴動を行わせる機能を有している。更に、操作部36は、エラーリカバリ情報等を入力するためのタッチパネルスイッチ等で構成されている。
(実施例1の動作)
本実施例1の情報処理システム1において、上位装置10及び画像形成装置20の動作(I)と、携帯端末装置30の動作(II)と、について説明する。
(I) 上位装置10及び画像形成装置20の動作
図2は、印刷処理におけるエラー種41、リカバリ方法42、及びエラーリカバリレベル43の例を示す図である。
図2において、エラーの種類名(即ち、エラー名称)を示すエラー種41には、以下のような種々のエラー41a〜41eが発生することがある。
用紙無しエラー41a;
画像形成装置20の用紙トレイに用紙が無くなっている状態。このリカバリ方法42としては、用紙トレイに用紙をセットする。エラーリカバリレベル43は、リカバリが容易であるから、例えば、レベル「1」である。
用紙ジャムエラー41b;
印刷処理中に、用紙が搬送ルートで詰まってしまう状態。リカバリ方法42としては、装置カバーを開け、詰まった用紙を取り除く。エラーリカバリレベル43は、リカバリが容易であるから、例えば、レベル「1」である。
トナー無しエラー41c;
印刷に使用するトナー/インク等がなくなった状態。リカバリ方法42としては、トナーを交換する。しかし、トナーの扱いに習熟していないと、環境に影響を与える恐れがある。そのため、エラーリカバリレベル43は、中くらいの知識が必要であるから、例えば、レベル「2」である。
ベルト寿命エラー41d;
用紙を搬送するベルトが使用限界を超えた状態。リカバリ方法42としては、ベルトを交換する。しかし、ベルトは、装置内部に実装されているため、交換には知識が必要である。そのため、エラーリカバリレベル43は、中くらいの知識が必要であるから、例えば、レベル「2」である。
復旧不可能エラー41e(サービスコール);
画像形成装置20に重大な問題が発生し、印刷を継続できない状態。リカバリ方法42としては、エラー種41によって対応方法が異なる。場合によっては、サポートセンタとコンタクト(接触)が必要(即ち、サービスコールが必要)。そのため、エラーリカバリレベル43は、高い知識が必要であるから、例えば、レベル「3」である。
図1において、上位装置10内の制御部11は、記憶部12に記憶されたアプリケーション12a(例えば、WORD)に従い、印刷データPDを作成する。作成された印刷データPDは、送受信部14により、通信回線15を介して画像形成装置20へ送信される。
画像形成装置20内の送受信部23は、上位装置10から送信された印刷データPDを受信して保持し、制御部21へ送る。制御部21は、画像形成装置20に問題が無い場合、受信した印刷データPDを印刷部24へ送る。印刷部24は、送られてきた印刷データPDの解析を行い、印刷処理を開始する。
印刷部24の印刷処理中には、図2に示すような、種々のエラー種41(=41a〜41e)が発生することがある。これらのエラー種41は、その発生原因により、リカバリが容易なものから、リカバリが難しいもの、そして部品や装置の交換が必要なものまでさまざまな種類がある。つまり、エラー種41によって、画像形成装置20のメンテナンス(保守・点検作業)に慣れていない人でも可能なエラーであったり、或いは、メンテナンスに習熟している人でないとリカバリできないエラー等が存在する。
本実施例1は、画像形成装置20で発生したエラーを分析し、発生したエラーをリカバリ可能な人に携帯端末装置30を介して通知することにより、迅速にエラーを解消することを特徴としたものである。
そこで、画像形成装置20において、制御部21内のエラー検出・エラー情報生成手段21aは、印刷処理中にエラーが発生した場合、そのエラーを検出し、エラー情報定義部22bに登録されたリカバリ難易度情報を参照して、エラー種41及びエラーリカバリレベル43を含むエラー情報EIを生成する。そのエラー情報EIは、パネル表示部25に表示される。同時に、無線データ送受信部26は、生成されたエラー情報EIを、近距離無線通信により、近距離無線通信回線27を介して携帯端末装置30へ送信する。近距離無線通信として、例えば、Bluetooth(登録商標)を使用する場合、画像形成装置20から10m程度に到達するエラー情報EIを送信することができる。電波到達距離は、無線データ送受信部26において、電波強度を変化させることにより、調整が可能である。
(II) 携帯端末装置30の動作
図3は、携帯端末装置30の表示部34における表示画面の例を示す図である。図3では、エラー種41が用紙ジャムエラー41b、及び、エラーリカバリレベル43がレベル「1」であることが図示されている。
図4は、携帯端末装置30の処理を示すフローチャートである。
図4のフローチャートの処理が開始される前に、携帯端末装置30には、予め、画像形成装置20からのエラー情報EIを受信した場合に、反応するアプリケーション32aが、記憶部32内にインストールされている。アプリケーション32aには、携帯端末装置30の使用者の登録エラーリカバリレベル32bが記憶されている。登録エラーリカバリレベル32bとは、図2のエラーリカバリレベル43に示すように、エラーに対するリカバリに必要なスキルレベルである。
図4のフローチャートにおける携帯端末装置30の処理は、制御部31がアプリケーション32aを実行することにより行われ、ステップS1において、無線データ送受信部33が、画像形成装置20からのエラー情報EIを受信したときに処理が開始され、ステップS2へ進む。ステップS2において、制御部31内のエラーリカバリレベル取り出し手段31aは、受信されたエラー情報EIの中からエラーリカバリレベル43を抽出し、ステップS3へ進む。ステップS3において、エラーリカバリレベル取り出し手段31aは、アプリケーション32aに記憶されている登録エラーリカバリレベル32bの情報を取得し、ステップS4へ進む。
ステップS4において、制御部31内のリカバリ対応可否判定手段31bは、抽出されたエラーリカバリレベル43と、登録エラーリカバリレベル32bと、を比較し、抽出されたエラーリカバリレベル43が、登録エラーリカバリレベル32bと同位か低位の場合は、携帯端末装置30の使用者がリカバリ可能なエラーであると判定し、ステップS5へ進み、抽出されたエラーリカバリレベル43が、登録エラーリカバリレベル32bよりも高位の場合は、使用者がリカバリ不可のエラーであると判定し、携帯端末装置30の処理を終了する。
ステップS5において、制御部31内のエラー種取り出し手段31cは、リカバリ可能の判定結果を携帯端末装置30の使用者に通知するために、受信されたエラー情報EIからエラー種41を取り出し、図3に示すように、表示部34に表示させ、ステップS6へ進む。ステップS6において、鳴動部35は、制御部31の制御により、ブザー鳴動やバイブレーション(振動)等の動作を行って使用者へ通知し、ステップS7へ進む。
ステップS7において、携帯端末装置30の使用者が画像形成装置20のエラーを認知し、認知済み情報を操作部36により入力すると、ステップS8へ進み、使用者によりエラーの認知が無しの場合は、ステップS5へ戻り、前記の処理を繰り返す。ステップS8において、携帯端末装置30の使用者は、エラー通知を受け取り、エラーリカバリを行う場合、操作部36のボタンのクリック等によってその意思を表明すると、対応情報であるエラーリカバリ情報が、無線データ送受信部33から画像形成装置20へ送信され、携帯端末装置30の処理が終了する。
画像形成装置20では、携帯端末装置30からのエラーリカバリ情報を受信すると、エラー情報EIの送信を停止する。但し、画像形成装置20は、所定時間経っても、エラーが解消されない場合は、再度、エラー情報EIを送信する。
図5は、画像形成装置20から複数の携帯端末装置30へのエラー通知の動作を示す説明図である。
図5において、画像形成装置20を中心にして、例えば、近距離無線通信の電波到達範囲44内に、レベル「1」の使用者が所持する携帯端末装置30−1、レベル「2」の使用者が所持する携帯端末装置30−2、及び、レベル「3」の使用者が所持する携帯端末装置30−3が存在し、近距離無線通信の電波非到達範囲45に、レベル「2」の使用者が所持する携帯端末装置30−4が存在すると仮定する。
画像形成装置20にエラーが発生すると、このエラー情報EIは、画像形成装置20の近くにいる、前記アプリケーション32aをインストールした全ての携帯端末装置30−1〜30−4へ送信される。
画像形成装置20の近くに、該当する携帯端末装置30が複数(30−1〜30−4)存在すると、全ての携帯端末装置30−1〜30−4がエラー情報EIに反応してしまうので、近距離無線通信の電波強度を調整し、最初は弱い電波強度とし、画像形成装置20の近くにある携帯端末装置30−1〜30−3にのみエラー情報EIを送信するようにする。一定時間(例えば、30秒間)内にエラーリカバリの操作がされない場合は、電波強度を上げ、画像形成装置20からより遠くにいる携帯端末装置30−4へエラー情報EIを送信することで、エラーリカバリを行える対象者範囲を広げる。
又、エラーと同様に、エラーリカバリを行う使用者にも対応可能なエラーレベルスキルが異なる。例えば、図2に示すように、エラーリカバリレベル43が「2」の使用者や、エラーリカバリレベル43が「3」の使用者が同じ電波到達範囲44内にいた場合、先ず、優先としては、エラーリカバリレベル43が「2」の携帯端末装置30−2の使用者にエラーリカバリを促すために、エラー情報EIの通知を行う。一定時間(例えば、30秒間)内にエラーリカバリの操作がされない場合は、エラーリカバリレベルが「3」の携帯端末装置30−3の使用者にもエラーリカバリを促すために、エラー情報EIの通知を行う。これは、より上位のエラーリカバリ者の通常業務に影響を与えないようにするためである。
携帯端末装置30の使用者がエラー情報EIの通知を受け取り、エラーリカバリを行う場合、携帯端末装置30にてその意思を表明するために、操作部36により、対応情報であるエラーリカバリ情報を入力すると、そのエラーリカバリ情報が画像形成装置20へ通知され、この画像形成装置20によるエラー情報EIの送信が停止される。所定時間経っても、エラーが解消されない場合は、再度、エラー情報EIが送信される。
(実施例1の効果)
本実施例1の携帯端末装置30及び情報処理システム1によれば、近距離無線通信機能を有する画像形成装置20にエラーが発生すると、この画像形成装置20からエラー情報EIを送信し、画像形成装置20の側近にある携帯端末装置30がそのエラー情報EIを受信し、画像形成装置20にエラーが発生していることを適切な携帯端末装置30の使用者に通知するようにしている。そのため、画像形成装置20にエラーが発生した場合に、側近にいる、エラーを解消できるスキルを持った携帯端末装置30の使用者に、エラー情報EIを直ちに通知することにより、迅速にエラーを解消できるようになる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 携帯端末装置30において、報知手段は、表示部34及び鳴動部35により構成したが、その他の音又は光等により報知する構成に変更したり、或いは、その報知する構成を付加しても良い。
(b) 実施例1では、共用の使用機器として、画像形成装置20の例を説明したが、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP;MultiFunction Printer/Product/Peripheral)等の他の使用機器にも適用可能である。
1 情報処理システム
10 上位装置
20 画像形成装置
21 制御部
21a エラー検出・エラー情報生成手段
22 記憶部
22a アプリケーション
22b エラー情報定義部
23 送受信部
24 印刷部
26 無線データ送受信部
30,30−1〜30−4 携帯端末装置
31 制御部
31a エラーリカバリレベル取り出し手段
31b リカバリ対応可否判定手段
31c エラー種取り出し手段
32 記憶部
32a アプリケーション
32b 登録エラーリカバリレベル
33 無線データ送受信部
34 表示部
35 鳴動部
36 操作部

Claims (10)

  1. エラーが発生すると、前記エラーの種類名を示すエラー種、及び前記エラーの修復の難易度を示すエラーリカバリレベルを含むエラー情報を送信する機能を有する使用機器に対し、近距離無線通信が可能な携帯端末装置であって、
    前記使用機器から送信された前記エラー情報を受信すると共に、情報の送信を行う第1送受信部と、
    前記第1送受信部で受信された前記エラー情報から、前記エラーリカバリレベルを取り出し、前記エラーリカバリレベルが、登録された登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位かを判定し、前記エラーリカバリレベルが、前記登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位の場合には、前記携帯端末装置の使用者がリカバリ対応可能であるとの判定結果を得て、前記エラー情報から前記エラー種を取り出す制御部と、
    前記制御部で取り出された前記エラー種を前記使用者に報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1送受信部で受信された前記エラー情報から、前記エラーリカバリレベルを取り出すエラーリカバリレベル取り出し手段と、
    前記エラーリカバリレベル取り出し手段で取り出された前記エラーリカバリレベルが、予め登録された前記登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位かを判定し、前記エラーリカバリレベルが、前記登録エラーリカバリレベルと同位か又は低位の場合には、前記携帯端末装置の前記使用者がリカバリ対応可能であるとの前記判定結果を出力するリカバリ対応可否判定手段と、
    前記リカバリ対応可能であるとの前記判定結果を受けたときには、前記エラー情報から前記エラー種を取り出すエラー種取り出し手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記報知手段は、
    前記エラー種を表示すると共に、音、振動又は光によって報知する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記第1送受信部は、
    前記エラーのリカバリに対応するエラーリカバリ情報を前記使用機器へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯端末装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯端末装置と、
    前記使用機器と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記使用機器は、
    所定の処理を行う処理部と、
    前記エラーに対して定義されているリカバリ難易度情報を登録する登録部と、
    前記処理部の処理中に発生する前記エラーを検出し、前記登録部に登録された前記リカバリ難易度情報を参照して、前記エラー種及び前記エラーリカバリレベルを含む前記エラー情報を生成するエラー検出・エラー情報生成手段と、
    前記エラー検出・エラー情報生成手段で生成された前記エラー情報を、前記近距離無線通信によって前記携帯端末装置へ送信すると共に情報を受信する第2送受信部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項4項記載の携帯端末装置と、
    前記使用機器と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記使用機器は、
    所定の処理を行う処理部と、
    前記エラーに対して定義されているリカバリ難易度情報を登録する登録部と、
    前記処理部の処理中に発生する前記エラーを検出し、前記登録部に登録された前記リカバリ難易度情報を参照して、前記エラー種及び前記エラーリカバリレベルを含む前記エラー情報を生成するエラー検出・エラー情報生成手段と、
    前記エラー検出・エラー情報生成手段で生成された前記エラー情報を、前記近距離無線通信によって前記携帯端末装置へ送信し、前記エラーリカバリ情報を受信したときには、前記エラー情報の送信を停止する第2送受信部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  7. 前記第2送受信部は、
    前記エラー情報を送信する際に、前記送信の電波強度を調整し、
    最初は前記電波強度を弱くし、
    一定時間内に前記エラーリカバリ情報を受信しないときには、前記電波強度を上げる、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  8. 前記第2送受信部は、
    最初は、前記登録リカバリレベルが低い前記携帯端末装置へ前記エラー情報を送信し、
    一定時間内に前記エラーリカバリ情報を受信しないときには、前記登録リカバリレベルが低い前記携帯端末装置と、前記登録リカバリレベルが高い前記携帯端末装置と、に前記エラー情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  9. 前記第2送受信部は、
    所定時間経っても、前記エラーリカバリ情報を受信しないときには、前記エラー情報を再度送信する、
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項記載の情報処理システム。
  10. 前記使用機器は、
    複数の前記使用者が共用する画像形成装置を含む機器である、
    ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項記載の情報処理システム。
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