JP2017075408A - 織機における緯糸測長貯留装置 - Google Patents

織機における緯糸測長貯留装置 Download PDF

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Abstract

【課題】押さえローラの交換頻度を増大させることなく、織機の運転中における緯糸測長貯留装置のフィードローラのジャンピングを抑制する【解決手段】支持レバー11の端面29から突出させた支持軸14の端部に、摩擦抵抗付与部を構成する波ワッシャ30が嵌合される。波ワッシャ30は、ボルト31の締め付けにより、ボス部13の端面29に圧着されている。波ワッシャ30は、弾性機能により支持レバー11の回転に対する摩擦抵抗を支持レバー11に付与する。織機の運転中におけるフィードローラ6のジャンピング時の押し上げ力は、波ワッシャ30と支持レバー11のボス部13の端面29との間の摩擦抵抗により吸収され、フィードローラ6のジャンピングの発生が抑制される。【選択図】図3

Description

本願発明は、織機における緯糸測長貯留装置に関する。
例えば、特許文献1には、給糸部の緯糸を貯留ドラムに送るローラ機構を備えた緯糸測長貯留装置が開示されている。特許文献1の緯糸測長貯留装置は、回転するドラムを備えている。ドラムには、一方の端部に環状の貯留部が形成され、他方の端部に環状の測長部が形成されている。測長部には、押さえローラがスプリングにより圧接され、押さえローラは、測長部の回転に従動して回転する。
給糸部の緯糸は、回転する押さえローラと測長部との間に挟持されて貯留部側に送り出される。送り出された緯糸は、貯留部の周囲に流れる環状空気流の作用により貯留部に巻き付けられる。緯入れが開始されると、貯留部に巻き付けられた緯糸は緯入れノズルにより引き出されて緯入れされる。貯留部の緯糸が無くなると、押さえローラと測長部との回転により送り出される緯糸Yが直接緯入れされる。
実開平4−97886号公報
特許文献1に開示された緯糸測長貯留装置では、織機の高速化に伴い、ドラムが高速回転すると、スプリング力と反対方向の力がかかり、ジャンピングを発生する。押さえローラのジャンピングは、押さえローラがドラムの測長部から離間する現象であるため、ジャンピングの間、緯糸の送り機能が停止してしまい、緯糸の測長量不足を発生する。緯糸測長貯留装置における緯糸測長不足は、緯入れ不良の大きな要因となる。
従来、押さえローラのジャンピング現象を防止するため、押さえローラをドラムの測長部に圧接するスプリング力を強化する方法が考えられていた。押さえローラの表面には、緯糸の送り出し機能を高めるため、一般的にゴムが装着されている。スプリング力を強化して押さえローラの圧接力を高めると、ゴムの寿命が極端に低下し、ゴムと一体化された構成を有する押さえローラを頻繁に交換しなければならないという問題が生じる。ゴムを一体化した押さえローラは、高価な部品であるため、押さえローラの交換頻度を少なくする方策が強く望まれている。
本願発明は、押さえローラの交換頻度を増大させることなく、織機の運転中における緯糸測長貯留装置のフィードローラのジャンピングを抑制することを目的とする。
請求項1は、駆動ローラと、支持軸に回転可能に装着された支持レバーと、前記支持レバーに回転可能に支持され、スプリング力により前記駆動ローラに圧接されたフィードローラと、前記駆動ローラ及び前記フィードローラの間に挟持されて送り出される緯糸を巻付け貯留する貯留ドラムとを備えた緯糸測長貯留装置において、前記支持レバーの回転に対する摩擦抵抗を付与する摩擦抵抗付与部を備えることを特徴とする。
請求項1によれば、摩擦抵抗付与部により支持レバーの回転に対して付与される摩擦抵抗により、運転中におけるフィードローラのジャンピングを抑制することができる。また、スプリング力に対抗するフィードローラの押し上げ力を、摩擦抵抗付与部により付与される摩擦抵抗により低減するため、フィードローラを駆動ローラに圧接するスプリング力を高める場合に比べ、フィードローラの耐久性を損ねることが無い。
請求項2は、前記摩擦抵抗付与部は、弾性部材により構成したことを特徴とする。請求項2によれば、簡単な構成でフィードローラのジャンピングを抑制することができる。
請求項3は、前記弾性部材は、前記支持軸に嵌合する前記支持レバーの嵌合部の端面に接触する波ワッシャ又はコイルスプリングで構成したことを特徴とする。請求項3によれば、市販の波ワッシャ又はコイルスプリングを利用することができ、また、支持レバーの端面であるため、波ワッシャ又はコイルスプリングの取り付け作業が容易となる。
請求項4は、前記摩擦抵抗付与部は、前記支持軸と前記支持レバーとの間の摩擦抵抗を高める粗面部により構成したことを特徴とする。請求項4によれば、粗面部を形成すればよいため、構成が簡単となる。
請求項5は、前記粗面部は、前記支持軸の外周面と前記支持レバーの嵌合部の内周面との間に設けられている円筒部材であることを特徴とする。請求項5によれば、支持軸と支持レバーの嵌合部との間に粗面処理が施された円筒部材を配置するだけで良いので、支持軸の軸方向長さが増大することが無い。
本願発明は、押さえローラの交換頻度を増大させることなく、織機の運転中における緯糸測長貯留装置のフィードローラのジャンピングを抑制することができる。
第1の実施形態における緯糸測長貯留装置の概要を示す斜視図である。 図1の矢印A方向で見た緯糸測長貯留装置の側面図である。 フィードローラの支持レバー及び支持軸の一部断面平面図である。 第2の実施形態を示すフィードローラの支持レバー及び支持軸の一部断面平面図である。 第3の実施形態を示すフィードローラの支持レバー及び支持軸の一部断面平面図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1及び図2において、織機に設けた緯糸測長貯留装置1は、緯糸導入口2を有する回転軸3、回転軸3の先端側に静止状態で保持された貯留ドラム4、回転軸3と平行に配設された駆動ローラ5及びフィードローラ6を有する。回転軸3の下方には、織機の主軸(図示せず)又は専用の電動モータ(図示せず)に連結して回転されるプーリ7が配設されている。
プーリ7に巻き掛けられた駆動ベルト8は、回転軸3、駆動ローラ5の軸9及びガイドローラ10に巻き掛けられている。駆動ベルト8は、タイミングベルトあるいは平ベルト等により構成することができる。プーリ7が回転されると、駆動ベルト8により回転軸3及び駆動ローラ5が回転され、駆動ローラ5の回転に従動してフィードローラ6が回転される。ガイドローラ10は、駆動ベルト8を押さえて駆動ベルト8に張力を与え、駆動ベルト8と回転軸3及び駆動ローラ5の軸9との接合を確実にしている。
フィードローラ6は、支持レバー11の一方のアーム12に回転可能に保持されている。支持レバー11は、中央のボス部13を支持軸14によって回転可能に支持されている。支持レバー11の一方のアーム12の先端には、アーム12と直角の方向に突出するピン15が設けられている。ピン15にはスプリング16の一端が取り付けられ、スプリング16の他端は織機のフレーム(図示せず)あるいはフレームに固定されたブラケット(図示せず)に取り付けられている。
支持レバー11は、スプリング16のスプリング力によって、支持軸14を中心に反時計方向に付勢され、フィードローラ6を駆動ローラ5に圧接する。従って、駆動ローラ5とフィードローラ6との間の挟持力が高まる。駆動ローラ5が回転するとき、給糸部17からガイド25を通して引き出された緯糸Yは、駆動ローラ5とフィードローラ6との間に挟持されて回転軸3の緯糸導入口2に向けて送り出される。
支持レバー11の他方のアーム18は、先端部に上方へ屈曲させた突起部19を有する。支持レバー11に対して、位相をずらせた上方の位置には、操作レバー20が配設されている。操作レバー20は中心部を固定軸21に回転可能に支持されている。操作レバー20の一方のアーム22の先端には、支持レバー11の他方のアーム18の上面位置に伸びる押圧ピン23が取り付けられている。操作レバー20の他方のアーム24は、平板上(図3参照)に形成され、操作部を形成している。操作レバー20は、図2の実線位置を基準として設置され、図示しないストッパーにより時計方向への不要な回転を阻止されている。
図2において、操作レバー20の他方のアーム24を、仮想線で示した矢印のように反時計方向へ回転すると、操作レバー20の一方のアーム22の押圧ピン23が支持レバー11の他方のアーム18に上面に接して他方のアーム18を下方へ押し下げる。操作レバー20を仮想線に位置まで回転すると、支持レバー11はスプリング16のスプリング力に抗して、仮想線で示すように、時計方向へ回転され、フィードローラ6が駆動ローラ5から離間され、緯糸Yを開放することができる。
フィードローラ6を駆動ローラ5から離間させる操作は、緯糸Yの糸通し作業時などに行われる。また、操作レバー20を仮想線位置まで回転すると、図示していないが、公知のストッパー手段により操作レバー20の回転位置が維持され、フィードローラ6の離間状態を継続することができる。
回転軸3の緯糸導入口2に送り込まれた緯糸Yは、固定状態で設置されたカバー34の内側において、回転軸3に取り付けられている巻付けアーム(図示せず)により、貯留ドラム4の周囲に巻き付けられる。貯留ドラム4に巻き付けられた緯糸Yは、緯入れ側に引き出されないように緯糸係止ピン35により係止されている。緯入れの開始時には、緯糸係止ピン35が緯糸Yを開放するため、緯糸Yはガイド36を介して緯入れ方向に引き出される。
図3において、支持レバー11と支持軸14との構成を詳細に説明する。支持軸14は、一方の端部に形成されたねじ軸26をフレーム27に貫通し、ナット28により締着されている。支持軸14の中央部には、支持レバー11のボス部13が回転可能に嵌合されている。
支持レバー11のボス部13の端面29から突出させた支持軸14の他方の端部には、摩擦抵抗付与部材を構成する波ワッシャ30が嵌合されている。波ワッシャ30は、支持軸14のねじ孔(図示せず)にねじ込まれるボルト31の締め付けにより、ボス部13の端面29に圧着されている。波ワッシャ30は、弾性部材で構成され、弾性機能により支持レバー11の回転に対する摩擦抵抗を支持レバー11に付与する。波ワッシャ30の摩擦抵抗は、スプリング16による支持レバー11の付勢に支障を来さない程度の大きさに設定される
なお、フィードローラ6は、本体32と、本体32の外周に装着された環状のゴム33とにより一体に形成されている。従って、ゴム33が摩耗等により損傷した場合、フィードローラ6全体を交換しなければならない。
第1の実施形態では、織機の運転中、緯糸測長貯留装置1のフィードローラ6は、高速で回転し、駆動ローラ5との間に挟持した緯糸Yを回転軸3の緯糸導入口2に向けて送り出す。フィードローラ6は、回転が高速になるに従ってジャンピングを生じ易くなる。ジャンピングが発生する時には、フィードローラ6に対して、スプリング16のスプリング力に抗してフィードローラ6の押し上げ力が働き、フィードローラ6が駆動ローラ5から浮き上がる。しかし、フィードローラ6の押し上げ力は、波ワッシャ30と支持レバー11のボス部13の端面29との間の摩擦抵抗により吸収され、ジャンピングの発生が抑制される。従って、フィードローラ6は、安定して回転し、緯糸Yの測長量不足等の緯入れ不良の発生を防止することができる。
第1の実施形態は、スプリング16のスプリング力に対抗するフィードローラ6の押し上げ力を、支持レバー11と支持軸14との間に介在した波ワッシャ30の摩擦抵抗により低減するため、フィードローラ6を駆動ローラ5に圧接するスプリング力を高める場合に比べ、フィードローラ6の耐久性を損ねることが無い。
また、市販の波ワッシャ30を利用することができ、簡単な構成でフィードローラ6のジャンピングを抑制することができる。また、波ワッシャ30を支持レバー11の端面29に設ける構成であるため、取り付け作業が容易である。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号にて説明し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態は、摩擦抵抗付与部を弾性部材であるコイルスプリング37により構成している。コイルスプリング37は、支持レバー11のボス部13の端面29側に突出した支持軸14に嵌装されている。コイルスプリング37は、支持軸14に嵌装後、ボルト31の締め付けによりボス部13の端面29に圧着されている。
第2の実施形態では、支持レバー11と支持軸14との間に介在したコイルスプリング37の弾性力によりボス部13の端面29に摩擦抵抗を付加するため、スプリング16のスプリング力に対抗するフィードローラ6の押し上げ力を吸収し、フィードローラ6のジャンピングを抑制することができる。従って、第2の実施形態は、第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。さらに、第1の実施形態で用いられた波ワッシャに比べて、摩擦抵抗の大きさを調整する範囲を広く取ることが可能である。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号にて説明し、詳細な説明を省略する。第3の実施形態は、摩擦抵抗付与部を支持軸14の外周面39に固定された円筒部材38で構成している。円筒部材38は、支持レバー11との接触部である支持軸14の外周面39に嵌合して固定されている。円筒部材38の外周は、メッキあるいはショットブラスト、ショットピーニング等の加工技術を用いて摩擦抵抗が高くなるように粗面化処理されている。
支持軸14との接触部となる支持レバー11のボス部13の内周面40は支持軸14の円筒部材38に回転可能に嵌合され、ボルト31の締め付けにより支持軸14と一体化されている。支持レバー11は、ボス部13の内周面40が円筒部材38の外周に形成された粗面と接触することにより摩擦抵抗を付加されている。
なお、本実施形態では、摩擦抵抗付与部を円筒部材38で構成しているが、摩擦抵抗付与部を円弧状の別部材で構成し、支持軸14の外周面39に固定して設けても良い。また、円筒部材38は支持レバー11の内周面40に固定して設けても良い。また、円筒部材38は、支持軸14の外周面39と支持レバー11の内周面40との間に回転可能に遊嵌した構成でも良い。また、支持軸14の外周面39又は支持レバー11の内周面40に表面処理を施して摩擦抵抗付与部とした構成であっても良い。
第3の実施形態では、支持レバー11と支持軸14との間に介在した円筒部材38により、支持レバー11のボス部13の内周面40に摩擦抵抗を付加するため、スプリング16のスプリング力に対抗するフィードローラ6の押し上げ力を吸収し、フィードローラ6のジャンピングを抑制することができる。従って、第3の実施形態は、第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、第3の実施形態は、支持軸14と支持レバー11との嵌合部に円筒部材38を配置するため、構成が簡単であり、支持軸14及び支持レバー11の構成を大型化することが無い。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1の実施形態では、波ワッシャ30の代わりに、皿ばねワッシャを用いても構わない。
(2)第3の実施形態に示した円筒部材38は、支持レバー11と支持軸14との接触部となる支持レバー11のボス部13の端面29、又はボルト31の端面に形成し、ボス部13の端面29に付加される摩擦抵抗によりフィードローラ6のジャンピングを抑制するように構成しても良い。
(3)第1〜第3の実施形態は、緯糸Yを貯留ドラム4に巻き付ける手段として緯糸係止ピン35及び巻付けアーム(図示せず)を用いた緯糸測長貯留装置1において実施しているが、特許文献1に示されるような、環状気流を用いて緯糸Yを巻付ける緯糸測長貯留装置において実施しても良い。
(4)第1〜第3の実施形態は、ウォータジェット織機、エアジェット織機、レピア織機等の種々の織機において実施することができる。
1 緯糸測長貯留装置
2 緯糸導入口
3 回転軸
4 貯留ドラム
5 駆動ローラ
6 フィードローラ
7 プーリ
9 軸
11 支持レバー
12 一方のアーム
13 ボス部
14 支持軸
16 スプリング
17 給糸部
18 他方のアーム
20 操作レバー
23 押圧ピン
26 ねじ軸
28 ナット
29 端面
30 波ワッシャ(摩擦抵抗付与部)
31 ボルト
33 ゴム
35 緯糸係止ピン
37 コイルスプリング(摩擦抵抗付与部)
38 円筒部材(摩擦抵抗付与部)
39 外周面
40 内周面

Claims (5)

  1. 駆動ローラと、支持軸に回転可能に装着された支持レバーと、前記支持レバーに回転可能に支持され、スプリング力により前記駆動ローラに圧接されたフィードローラと、前記駆動ローラ及び前記フィードローラの間に挟持されて送り出される緯糸を巻付け貯留する貯留ドラムとを備えた緯糸測長貯留装置において、
    前記支持レバーの回転に対する摩擦抵抗を付与する摩擦抵抗付与部を備えることを特徴とする織機における緯糸測長貯留装置。
  2. 前記摩擦抵抗付与部は、弾性部材により構成したことを特徴とする請求項1に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  3. 前記弾性部材は、前記支持軸に嵌合する前記支持レバーの嵌合部の端面に接触する波ワッシャ又はコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項2に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  4. 前記摩擦抵抗付与部は、前記支持軸と前記支持レバーとの間の摩擦抵抗を高める粗面部により構成したことを特徴とする請求項1に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  5. 前記粗面部は、前記支持軸の外周面と前記支持レバーの嵌合部の内周面との間に設けられている円筒部材であることを特徴する請求項4に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
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