JP2017074683A - 帯状部材およびこれを用いた更生管の形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 帯状部材1は、平板部2の両側縁部に長手方向に沿って設けられ互いに接合可能な第1掛結部3および第2掛結部4を有し、第1掛結部3には第1および第2係合部301、302が突設され、第2掛結部4には前記係合部にかみ合う第1および第2被係合部401、402が突設され、これらは複数段に連なった状態で備えられている。この帯状部材1を、1段目の第1係合部301と第1被係合部401を介してかみ合わせて管状体にした後、第1係合部301と第1被係合部401とを長手方向に相対的に摺動させ、前記管状体の管径を変更する。その後、2段目以降の第2係合部302を第1被係合部401にかみ合わせて第1掛結部3と第2掛結部4とを接合する。
【選択図】 図2
Description
図1は、実施形態1に係る帯状部材1を模式的に示す断面図である。帯状部材1は、例えば埋設管内に施工する更生管を形成するためのものであり、螺旋状に巻き回されて側縁部が接合されることによって管状体となされる。
帯状部材1を用いた更生管の形成方法について説明する。
実施形態2に係る帯状部材1は、第1掛結部3における係合部と、第2掛結部4における被係合部の構成が、前記実施形態1と異なるものである。実施形態2に係る帯状部材1については、これらの実施形態1とは異なる構成を中心に説明する。
実施形態3に係る帯状部材1は、第1掛結部3と第2掛結部4が前記実施形態1、2のものとは異なる。実施形態3に係る帯状部材1については、第1掛結部3と第2掛結部4の構成を中心に説明する。
実施形態4に係る帯状部材1は、第1掛結部3の凸状部35における係合部、および第2掛結部4の溝状部45における被係合部が、前記実施形態3のものとは異なるので、これらの実施形態3とは異なる構成を中心に説明する。
2 平板部
21 リブ
3 第1掛結部
31 第1溝部
32 第1基部
33 第1突条部
34 中央第1突条部
35 凸状部
36 目印部
351 係合部
301、351 第1係合部
302、352 第2係合部
4 第2掛結部
41 第2溝部
42 第2基部
43 第2突条部
44 接続部
45 溝状部
401、451 第1被係合部
402、452 第2被係合部
5 止水部材
51 紐状止水部材
6 補強部材
7 ピンチローラ
8 接合ローラ
81 第1ローラ
811 小径部
812 大径部
813 段差部
82 第2ローラ
100 更生管
Claims (10)
- 螺旋状に巻回されて更生管となる帯状部材であって、
側縁部同士が接合されて管状体を構成する平板部と、
前記平板部の両側縁部に長手方向に沿って設けられ互いに接合可能な第1および第2掛結部とを有し、
第1掛結部には係合部が突設され、第2掛結部には前記係合部にかみ合う被係合部が突設され、第1掛結部の係合部と第2掛結部の被係合部との少なくとも一方は、前記平板部の厚み方向に複数段に連なった状態で突設されてなることを特徴とする帯状部材。 - 請求項1に記載の帯状部材において、
前記第1掛結部は、幅方向の一方の側縁部に長手方向に沿った凸状部を有し、前記第2掛結部は、幅方向の他方の端縁部に長手方向に沿うとともに前記凸状部が嵌り合う溝状部を有し、
前記係合部は、前記凸状部に1段または2段で突設され、前記被係合部は、前記溝状部の内壁面に2段で突設されたことを特徴とする帯状部材。 - 請求項1に記載の帯状部材において、
前記第1掛結部と第2掛結部とは、反対向きに開口して互いに嵌り合う溝部をそれぞれ有することを特徴とする帯状部材。 - 請求項3に記載の帯状部材において、
前記第1掛結部は、帯状の第1基部と、第1基部の一面に突設された2以上の第1突条部と、これら第1基部および第1突条部で区画される1以上の第1の溝部とを有し、
前記第2掛結部は、前記第1基部と略平行に延びる帯状の第2基部と、第2基部の他面に突設された2以上の第2突条部と、これら第2基部および第2突条部で区画される1以上の第2の溝部とを有し、
前記係合部は、第2の溝部に嵌る第1突条部に2段で設けられ、
前記被係合部は、第2の溝部を区画する少なくとも1つの第2突条部に2段で設けられたことを特徴とする帯状部材。 - 請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載の帯状部材において、
前記第1掛結部または第2掛結部の少なくとも一方には目印部が設けられ、
前記目印部は、複数段に連なる係合部または被係合部の1段目を介してかみ合った状態のとき視認され、2段目以降を介してかみ合った状態のとき隠される構造を備えてなることを特徴とする帯状部材。 - 請求項5に記載の帯状部材において、
前記目印部は、凹溝状もしくは突起状であり、または識別色が付与されてなることを特徴とする帯状部材。 - 請求項1〜6のいずれか一つの請求項に記載の帯状部材において、
前記第1掛結部または前記第2掛結部は、これら第1掛結部と第2掛結部との隙間を埋めるとともに粘弾性を有する止水部材を備えたことを特徴とする帯状部材。 - 請求項7に記載の帯状部材において、
前記止水部材は、前記平板部の長手方向には引張り変形し難い特性を有するとともに、軸直角方向には粘弾性を有する紐状止水部材であり、軸方向への変形量を調整可能な芯材と、前記芯材の表面を被覆し粘弾性を有する合成樹脂製の被覆体とを備えることを特徴とする帯状部材。 - 管状体を構成する長尺帯状の平板部と、前記平板部の両側縁部に長手方向に沿って設けられ互いに接合可能な第1および第2掛結部とを有し、第1掛結部には係合部が突設され、第2掛結部には前記係合部にかみ合う被係合部が突設され、第1掛結部の係合部と第2掛結部の被係合部との少なくとも一方は、前記平板部の厚み方向に複数段に連なった状態で備えられた帯状部材を用いる更生管の形成方法であって、
前記帯状部材を螺旋状に巻回して近接した第1掛結部と第2掛結部とに対し、前記係合部と前記被係合部とを、複数段に連なる係合部または被係合部の1段目を介してかみ合わせて、前記帯状部材を管状体にする仮接合工程と、
前記係合部と前記被係合部とを長手方向に相対的に摺動させて、第1掛結部を第2掛結部に対して周方向にずらし、前記管状体の管径を変更する調整工程と、
前記係合部と前記被係合部とを、複数段に連なる係合部または被係合部の2段目以降を介してかみ合わせ、第1掛結部と第2掛結部とを接合する本接合工程とを含むことを特徴とする更生管の形成方法。 - 請求項9に記載の更生管の形成方法において、
前記仮接合工程では、前記帯状部材の平板部に接して回転するローラを前記帯状部材に押当て、
前記ローラは、大径部と小径部とを備え、これら大径部と小径部との間に、前記係合部および前記被係合部の1段目をかみ合わせるだけの押込み量に相当する段差部を有し、
前記段差部を第1掛結部と第2掛結部との近接部に配置し、前記大径部を2周目の帯状部材に当接させるとともに前記小径部を1周目の帯状部材に当接させることを特徴とする更生管の形成方法。
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