JP2017074059A - ヤシを原料とする動物飼料 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヤシ葉状体を原料とする動物飼料、並びに、簡便な輸送、貯蔵、追加の成分との混合、及び/又は消費のためにヤシ葉状体を調製及び加工する方法を提供すること。【解決手段】加工ヤシ葉状体成分;ヤシ果実成分;及び栄養添加物;を含み、前記栄養添加物が総質量の20%〜40%の間である、ヤシ葉状体から作られる動物飼料、並びに、ヤシ葉状体を収集する工程;前記ヤシ葉状体を細断する、細かく刻む、又はすりつぶす工程;ヤシ果実成分及び栄養添加物を、前記ヤシ葉状体に混合する工程;を含み、前記ヤシ果実成分及び前記栄養添加物成分が5:1〜7:1の間の質量比である、ヤシ葉状体から動物飼料を作る方法により、上記課題を解決する。【選択図】図2

Description

<関連出願の参照による組み込み>
本願出願は、これらの全ての内容全体が参照により本願明細書に組み込まれている2013年3月11日出願の米国特許出願第13/794686号、2013年3月8日出願の米国仮特許出願61/775435号、及び2013年2月20日出願の米国仮特許出願61/767165号の利益を主張する。
本開示は、一般に動物飼料の分野に関する。
様々な製品及び製品の組み合わせが動物飼料に用いられている。それらの多くは天候の変動の影響を受ける。現在の動物飼料には多くの制限及び不利な点があり、さらなる改善の必要が存在する。
動物及び畜産物の世界的な需要は非常に大きく、また継続的に増大している。米国の家畜産業及び酪農産業は、単独で10億ドル産業である。この産業には年間数十億ドルもの飼料を消費する、数百万頭もの畜牛が関与している。動物飼料には様々な原料由来のものがあるが、典型的には、動物飼料に供する目的専用に栽培される作物、又は干ばつの影響を受けやすく、乾燥状態で栽培が困難になる可能性がある作物を原料とする重要な成分が関与している。例えば、アルファルファは、家畜飼料中に通常含まれているが、乾燥した暑い季節には栽培が困難になる。家畜飼料への非常に大きな需要により資源が逼迫する可能性がある。
本願明細書で記述される様々な動物飼料は、ヤシ葉状体(palm frond)を原料とすることができる。ヤシの木は世界中の至る所の乾燥地域において見られ、ヤシ葉状体はしばしば廃棄物又はごみの源と見なされる。ヤシ葉状体は、通常燃やすか細かく刻んで分散させる。しかしながら、ヤシ葉状体には、様々な栄養素がある。
一般的に、ヤシ葉状体は、約40%以上及び/又は約60%以下であってもよい推定可消化養分総量(TDN)含有量を有する。例えば、ワシントンヤシモドキ(Washingtonia Robustas)のヤシ葉状体は、乾燥物基準で約51.8%の推定TDN含有量を有する。同様に、デグレット・ノール(Deglet Noor)のヤシ葉状体は、乾燥物基準で約52.1%のTDN含有量を有し得る。アブラヤシ葉状体は、約5.65 MJ/kgの代謝エネルギー(ME)含有量を有すると推定されている。3月〜5月の間など、春季の間に収穫されたヤシ葉状体は、年間の他の時期のものより高いエネルギー及びTDN含有量を有することができる。そのようなヤシ葉状体は、廃棄するよりもむしろ動物飼料として用いることができ、再資源製品を原料とする動物飼料を生み出すことに役立つ。ヤシを原料とする動物飼料は、ウマ、又は畜牛、ヒツジ、ヤギ、ブタ若しくはラクダなどの反芻動物を含む、様々な動物の飼料として用いることができる。
ヤシ葉状体は固いので、所望の形態に調製するには様々な困難がある。本願明細書に記述される様々な実施態様は、簡便な輸送、貯蔵、追加の成分との混合、及び/又は消費のためにヤシ葉状体を調製及び加工する方法に関連する。これにより、常習的に行われているヤシ葉状体の廃棄よりもむしろヤシ葉状体を原料とする動物飼料の生産の方がはるかに効率的で容易になる。
多数の様々なヤシが、デーツなどのヤシ果実をつけるが、これらもまた非常に栄養価が高い。一般的に、デーツは約65%以上及び/又は約90%以下のTDN含有量を有し得る。例えば、デグレット・ノール種のヤシの木のデーツは乾燥物基準で約87.9%のTDN含有量を有し得る。カナリーヤシ(Canary Palm)の木のデーツは乾燥物基準で86.7%のTDN含有量を有し得る。本願明細書で記述される様々な実施態様において、以前は大部分が廃棄物だと考えられていたものから、栄養価が高く、効果的で、持続可能な動物飼料を作り出すために、デーツ及びヤシ葉状体を種々の形態及び量で組み合わせることができる。加えて、この飼料の主生産物は、暑くて乾燥した条件で生育できる。実際、これらの供給源は、家畜飼料に現在用いられている生産物が駄目になるような条件でも育つことができる。
図1は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図2は、ヤシ成分を加工する方法の一実施態様のブロック図である。 図3は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図4は、ヤシ成分を加工する方法の一実施態様のブロック図である。 図5Aは、ミルをクリーニングする方法の一実施態様のブロック図である。 図5Bは、キューブ状及び/又はペレット状の動物飼料などの圧縮飼料混合物を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図6は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図7は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図8は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。 図9は、動物飼料を調製する方法の一実施態様のブロック図である。
ある実施態様において、栄養素含有量を調整するために、追加の添加物をヤシ果実及びヤシ葉状体と組み合わせることができる。例えば、尿素などの栄養添加物を、タンパク質などの利用可能な栄養素含有量を増加させるために、動物飼料中に含むことができる。ある実施態様において、小麦、トウモロコシ、又は本願明細書に記述される他の成分などの栄養添加物を、タンパク質などの利用可能な栄養素含有量を増加させるために、動物飼料中に含むことができる。ヤシ葉状体、ヤシ果実、及び栄養添加物の様々な比率が、本願明細書中に記述される。
ある実施態様において、ヤシ葉状体、ヤシ果実、並びに尿素、小麦、ソルガム、マイロ、及び/又は各種穀類を含む他の適切な添加物などの添加物を含む飼料は、独立した動物飼料とすることができる。しかし、ヤシ及びヤシ果実の様々な利益により、これらの飼料を、種々の種類の動物飼料との種々の組み合わせで、一緒に、又は単独で用いることが望ましい。従って、ある実施態様において、ヤシ葉状体、ヤシ果実、並びに尿素、小麦、及び/又は他の適切な添加物などの添加物を、最終飼料の所望の特性によって追加の成分と組み合わせるためのベース飼料とすることができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体それ自体を、ベース飼料として、追加の成分と混合することができる。ある実施態様において、ヤシ果実及び/又は種子を、アルファルファ、大豆、トウモロコシ、乾牧草(hay)、又は牧草(grass)などの一般的なベース飼料と混合することができるが、これらをヤシ葉状体の一部と混合することもできる。
本願明細書に記述される様々な実施態様によると、動物飼料は、加工ヤシ葉状体成分、ヤシ果実成分、及び栄養添加物を含むことができる。ヤシ果実成分及び栄養添加物は、5:1 〜7:1の間の比率にすることができる。ある実施態様において、ヤシ果実はデーツであってもよい。ある実施態様において、栄養添加物は尿素であってもよい。ある実施態様において、栄養添加物は小麦であってもよい。ある実施態様において、ヤシ果実成分及び栄養添加物は、約6:1の質量比である。ある実施態様において、加工ヤシ葉状体成分は、10%〜14%の間の水分含量を有し得る。ある実施態様において、ヤシ葉状体成分、ヤシ果実成分、及び栄養添加物は、ヤシ葉状体約2000質量部、ヤシ果実約25質量部、及び栄養添加物約4質量部の質量比にすることができる。
本願明細書に記述される様々な実施態様によると、動物飼料の製造方法には、ヤシ葉状体を収集すること、ヤシ葉状体を細断する(shredding)、細かく刻む(chopping)、又はすりつぶす(grinding)こと、並びにヤシ果実成分及び栄養添加物をヤシ葉状体と混合することを含むことができ、この時ヤシ果実成分及び栄養添加物は5:1〜7:1の間の質量比である。ある実施態様において、ヤシ果実はデーツであってもよい。ある実施態様において、栄養添加物は尿素であってもよい。ある実施態様において、栄養添加物は小麦であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体の収集には、約10%〜約14%の間の水分含量を有するヤシ葉状体を収集することを含むことができる。ある実施態様において、動物飼料の製造には、ヤシ葉状体を約10%〜約14%の水分含量まで乾燥させることを含むことができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体を細断する、細かく刻む、又はすりつぶすことには、ヤシ葉状体を細断することを含むことができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体は細断した後に細かく刻むことができ、ある実施態様において、ヤシ葉状体は細かく刻んだ後にすりつぶすことができる。
本願明細書に記述される様々な実施態様によると、動物飼料の製造方法には、ヤシ葉状体を収集すること、及びヤシ葉状体を、ウィンドロウ(刈り取った葉状体の列)にして乾燥させることを含むことができる。ヤシ葉状体は、所望の水分含量まで乾燥させる際に、細断することができ、細かく刻むことができ、又はすりつぶすことができる。ヤシ葉状体は、デーツなどのヤシ果実成分と混ぜ合わせることができる。デーツは、例えば、各容積単位のデーツに対して8容積単位のヤシ葉状体の比率で混合することができる。ある実施態様において、デーツは、50ポンドのヤシ葉状体に対して、8ポンドのデーツの比率で混合することができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体及びデーツの混合物を、細かく刻み、及び/又はすりつぶすことができる。この混合物をミルにかけて、小麦、又は他の穀類若しくは材料などのミルラン(mill run)を回収することができる。ある実施態様において、その結果物の混合物は、約30質量%のミルランを有し得る。ある実施態様において、前記の結果物の混合物は、より多い、又はより少ないミルラン含有量を有し得る。次いで、ヤシ葉状体、デーツ、及びミルランをキュービングマシン(cubing machine)又はペレタイザー(pelletizer)などの飼料圧縮機に通すことができる。
ある実施態様において、ヤシ果実成分及び栄養添加物は、約6:1の質量比を有し得る。ある実施態様において、ヤシ果実及び栄養添加物は、ヤシ葉状体約2000質量部、ヤシ果実約25質量部、及び栄養添加物約4質量部の質量比で、ヤシ葉状体と混ぜ合わせることができる。
ある実施態様において、動物飼料には、加工ヤシ葉状体、ヤシ果実成分、及び栄養添加物を含むことができ、この動物飼料は以下の一つ以上の量で栄養素含有量を有する:粗タンパク質約15%、粗脂肪約3%、粗繊維約25%、灰分約12%、及びミネラル約0.5%。
ある実施態様において、動物飼料は、約5%以上及び/又は約30%以下の粗タンパク質含有量、約2%以上及び/又は約8%以下の粗脂肪含有量、約15%以上及び/又は約45%以下の粗繊維含有量、約4%以上及び/又は約17%以下の灰分含有量、並びに約0.1%以上及び/又は約1%以下のミネラル含有量を含む栄養素含有量を有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約12%以上及び/又は約15%以下の粗タンパク質含有量、約2%以上及び/又は約5%以下の粗脂肪含有量、約20%以上及び/又は約30%以下の粗繊維含有量、約8%以上及び/又は約12%以下の灰分含有量、並びに約0.3%以上及び/又は約0.7%以下のミネラル含有量を含む栄養素含有量を有し得る。
ある実施態様において、動物飼料には、10%〜25%の間の水分含量を有する細かく刻んだヤシ葉状体を含むヤシ葉状体成分;一つ以上のデーツ、ヤシベリー(palm berry)及びヤシ種子を含むヤシ果実成分;並びに栄養添加物を含むことができる。ある実施態様において、ヤシ果実成分及び栄養添加物は、5:1〜7:1の間の質量比を有する。ある実施態様において、動物飼料は、5%〜30%の間の粗タンパク質含有量、及び15%〜45%の間の繊維含有量を有する。
ある実施態様において、ヤシ葉状体から動物飼料を製造する方法には、ヤシ葉状体を収集すること、ヤシ葉状体を列にして置くこと、ヤシ葉状体を10%〜25%の間の水分含量まで乾燥させること、ヤシ葉状体を細かく刻むこと、ヤシ葉状体をすりつぶすこと、並びにヤシ葉状体にヤシ果実成分及び栄養添加物を混合することを含むことができる。ある実施態様において、ヤシ果実に対するヤシ葉状体の比率は、約70:1〜約90:1の間であってもよい。ある実施態様において、混合したヤシ葉状体、ヤシ果実、及び栄養添加物を、キューブ状にすることができる。
ある実施態様において、動物飼料には、加工ヤシ葉状体成分、ヤシ果実成分、及び栄養添加物を含むことができ、この場合栄養添加物は動物飼料の総質量の20%〜40%の間である。ある実施態様において、ヤシ果実はデーツであってもよい。ある実施態様において、栄養添加物は小麦であってもよい。ある実施態様において、加工ヤシ葉状体成分は、10%〜14%の間の水分含量を有することができる。ある実施態様において、飼料はキューブ及び/又はペレットに成型することができる。ある実施態様において、栄養添加物はミルから得られるミルランであってもよい。ある実施態様において、ミルランは小麦を含む。
ある実施態様において、動物飼料を用いてミルをクリーニングする方法には、ヤシ葉状体成分及び果実成分を含むベース飼料を提供すること、ベース飼料とは異なるミルランを含むミルへ入口からベース飼料を通過させること、並びにミルの出口からベース飼料及びミルランの混合物を回収することを含むことができる。ある実施態様において、混合物には、約5質量%のミルランを含むことができる。ある実施態様において、混合物には少なくとも20質量%又は約20質量%のミルランを含むことができる。ある実施態様において、混合物には20質量%(又は約20質量%)〜40質量%(又は約40質量%)のミルランを含むことができる。ある実施態様において、ベース飼料中の果実成分に対するヤシ葉状体成分の比率は、容積比で約8:1である。ある実施態様において、前記比率は質量比で約8:10である。ある実施態様において、ミルランには小麦を含むことができる。ある実施態様において、果実成分は、デーツなどのヤシ果実であってもよい。ある実施態様において、ベース飼料及びミルランの混合物は、飼料圧縮機にかけてもよい。ある実施態様において、飼料圧縮機はキュービングマシン又はペレタイザーであってもよい。
ヤシ葉状体をベースにして形成し、デーツなどのヤシ果実と混合した動物飼料は、暑い気候で展開することができる持続可能で安価な飼料生産物である。所望の水分含量を有するヤシ葉状体を細断し、細かく刻み、及び/又はすりつぶして、ヤシ果実と混合する。尿素などの添加物によって、栄養素含有量を増加させることができる。ヤシ葉状体、ヤシ果実、及び/又は添加物を有する飼料は、他の成分に対するベース飼料とすることができる。また、ヤシ葉状体も、他の成分に対するベース飼料とすることができる。様々なベースを有する動物飼料に、ヤシ果実を加えることができる。ヤシ葉状体を含む様々なベースを含む動物飼料に、ヤシ果実を加えることができる。ヤシ葉状体を含む様々なベースを含む動物飼料に、様々な他の成分を含むことができる。
加工ヤシ葉状体及びデーツなどのヤシ果実は、様々な異なる比率に従って混合することができる。例えば、ある実施態様において、ヤシ葉状体及びヤシ果実は、1ポンドのヤシ果実につき約80ポンドの加工ヤシ葉状体という質量比に従って混合することができる。ある実施態様において、ヤシ果実に対する加工ヤシ葉状体質量比は、約70以上及び/又は約90以下であってもよい。ある実施態様において、より小さい比率が望ましい場合がある。例えば、ある実施態様において、ヤシ葉状体及びヤシ果実は、1ポンドのヤシ果実につき約8ポンドの加工ヤシ葉状体という質量比に従って混合することができる。ある実施態様において、比率は約5:1、又はさらに低く、例えば約2.5:1、1:1、若しくは1:1より小さくすることができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体及びヤシ果実は、10ポンドのヤシ果実につき約8ポンドの加工ヤシ葉状体という質量比に従って混合することができる。ある実施態様において、比率は、10ポンドのヤシ果実につき約5ポンドの加工ヤシ葉状体とすることができる。ある実施態様において、比率は、10ポンドのヤシ果実につき約1ポンドの加工ヤシ葉状体とすることができる。
ある実施態様において、より大きい比率が望ましい場合がある。例えば、ある実施態様において、ヤシ葉状体及びヤシ果実は、1ポンドのヤシ果実につき約10ポンドのヤシ葉状体という質量比に従って混合することができる。ある実施態様において、比率は約12:1とすることができる。ある実施態様において、比率は約15:1、約20:1、又はさらに大きく、例えば約25:1若しくはある実施態様においてはさらに大きくすることができる。
ある実施態様において、これらの比率は質量比の代わりに容積比とすることができる。例えば、8:1の容積比とは、加工ヤシ葉状体及びヤシ果実の混合物が、8すくいの加工ヤシ葉状体と1すくいのヤシ果実とを混合することによって形成されたことを指す。好ましくは、以下でさらに記述するような、加工機械を用いる実施態様においては、比率は、混合物の粘性が高くなりすぎて機械の動きを悪くしたり詰まらせたりしないような比率である。他の実施態様において、混合物の粘性は、所望の飼料濃度及び組成を生成するために望ましく有利である。
ある実施態様において、所望の栄養素含有量を変更するために、栄養添加物を混合物に加えることができる。例えば、ある実施態様において、尿素をヤシ葉状体及びデーツと混合することができる。これにより、利用可能なタンパク質含有量を増加させることができる。正しい混合を見つけることにより、タンパク質含有量を最大化させることができる。多すぎる尿素を加えた場合、かえって混合物中の総タンパク質含有量を減少させることがある。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中における尿素に対するデーツの好ましい質量比は、6:1であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中における尿素に対するデーツの質量比は、約5:1以上及び/又は約7:1以下であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中における尿素に対するデーツの質量比は、約11:2以上及び/又は約13:2以下であってもよい。ある実施態様において、特定される尿素に対するデーツの比率は、質量比の代わりに容積比であってもよい。
ある実施態様において、動物飼料は、約98.6質量%のヤシ葉状体、約1.2質量%のデーツ、及び約0.2質量%の尿素を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料は、2000:25:4のヤシ葉状体:デーツ:尿素の質量ベース比を含むことができる。種々の成分の比率は、種々の実施態様によって変化し得る。ある実施態様において、動物飼料は、2000:24:4のヤシ葉状体:デーツ:尿素の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体の、デーツ及び尿素の合計質量に対する質量ベース比は、65:1〜75:1の間であってもよい。
ある実施態様において、所望の栄養素含有量を変更するために、他の添加物をヤシ葉状体及びヤシ果実の混合物、又はヤシ葉状体、ヤシ果実、及び尿素の混合物に加えることができる。これらの添加物には、アーモンドの殻、クルミ殻、ピーナッツの殻、核、及び/又は他の粗い食用生産物;綿実、トウモロコシ、小麦、ビール醸造所由来の穀物、蒸留酒製造所由来の穀物、ジャガイモ、レタス、トマト、桃、リンゴ、イチゴ、大豆、カブ、及び/又は果実の外皮(rind)若しくは皮(peel)など;並びに/又はビートパルプ、テンサイ、サトウキビ、柑橘類、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ブドウ、及び/若しくは、レーズンなどを含んでもよいが、これに制限されない。
例えば、ある実施態様において、小麦を、ヤシ葉状体及びデーツ又は他の果実若しくは糖成分と混合することができる。これにより、タンパク質含有量を増加させることができる。小麦は、ある実施態様においてミルランの形態であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の好ましい質量比は、3:1であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の質量比は、約1:1以上及び/又は約5:1以下であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の質量比は、約2:1以上及び/又は約4:1以下であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の質量比は、約5:1以上又は約1:1以下であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の質量比は、約10:1以上であってもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体ベース中におけるデーツに対する小麦の質量比は、約15:1以上であってもよい。ある実施態様において、特定されるデーツに対する小麦の比率は、質量比の代わりに容積比であってもよい。他の実施態様において、別の果実及び/若しくは野菜成分並びに/又は別のタンパク質成分を用いることによって、適切な混合物を得ることができる。
ある実施態様において、動物飼料には、約60質量%のヤシ葉状体、約10質量%のデーツ又は他の果実若しくは糖成分、及び約30質量%の小麦又は他の穀物成分を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、6:1:3のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。種々の成分の比率は、種々の実施態様によって変化し得る。ある実施態様において、動物飼料には、5:1:4のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、7:1:2のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、8:1:4のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、8:1:5のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、8:1:3のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、20:1:9のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、デーツの比率はより大きくてもよく、動物飼料には、例えば0.75:1:0.75のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。
ある実施態様において、ヤシ葉状体の、デーツ及び小麦の合計質量に対する質量ベース比は、1:1〜2:1の間である。ある実施態様において、ヤシ葉状体の、デーツ及び小麦の合計質量に対する質量ベース比は、2:1より大きくてもよい。ある実施態様において、ヤシ葉状体の、デーツ及び小麦の合計質量に対する質量ベース比は、1:1より小さくてもよい。他の実施態様において、他の果実及び/若しくは野菜成分並びに/又は他のタンパク質成分を用いることによって、適切な混合物を得ることができる。
ある実施態様において、動物飼料には、より低い比率のヤシ葉状体成分を含むことができる。例えば、ある実施態様において、動物飼料には、約33質量%のヤシ葉状体、約33質量%のデーツ又は他の果実若しくは糖成分及び約33質量%の小麦又は他の穀物成分を含むことができる。従って、ある実施態様において、動物飼料には、1:1:1のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には0.8:1:0.8の、ヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、0.1:1:0.5のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。ある実施態様において、動物飼料には、2.5:1:1のヤシ葉状体:デーツ:小麦の質量ベース比を含むことができる。
ある実施態様において、デーツ及び小麦の合計質量の、ヤシ葉状体の質量に対する質量ベース比は、約1:1〜約15:1の間であってもよい。ある実施態様において、デーツ及び小麦の合計質量の、ヤシ葉状体に対する質量ベース比は、約1:1〜約10:1の間であってもよい。ある実施態様において、デーツ及び小麦の合計質量の、ヤシ葉状体に対する質量ベース比は、約1:1〜約5:1の間であってもよい。ある実施態様において、デーツ及び小麦の合計質量の、ヤシ葉状体に対する質量ベース比は、約1:1〜約3:1の間であってもよい。
デーツ及び/又は他のヤシ果実を、様々な方法によってヤシ葉状体に加えることができる。ある実施態様において、デーツは、さいの目に切ることができ、細かく切ることができ、又は砕いて混合することができる。ある実施態様において、デーツは、細かく刻んで微結晶状にすることができ、その場合は、糖に大体等しい濃度である。ある実施態様において、デーツは、液化して、ヤシ葉状体の上に注ぐか、又は噴霧することができる。ある実施態様において、デーツをヤシ葉状体に注ぎやすく、噴霧しやすく、及び/又は混合しやすくするために、水などの液体をデーツに加えることができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体と混合する前に、尿素及び/又は小麦などの追加の添加物をデーツに混合することができる。ある実施態様において、追加の添加物を、デーツを加える前、又は後に、ヤシ葉状体に加えることができる。ある実施態様において、デーツ(又は他の添加物)及びヤシ葉状体を混合する前に、デーツ(又は他の添加物)及びヤシ葉状体を、細かく刻むことができ、及び/又はすりつぶすことができる。
本願明細書に記述される混合物は、現在の飼料の栄養素含有量に匹敵する、又は上回る生産物を生成することができる。例えば、ある実施態様において、混合物は、約55%のTDN含有量を有し得る。混合物は、粗タンパク質含有量約15%、粗脂肪含有量約2.7%、粗繊維含有量約25%、及び灰分含有量約12%を有し得る。ある実施態様において、さらにミネラルを含むことができ、これは尿素又は他の添加物によるものであり、最終結果物は、約0.5%のミネラルを有し得る。
ある実施態様において、混合物は、様々な量の粗タンパク質含有量を有し得る。例えば、ある実施態様において、混合物は、約5%以上及び/又は約30%以下の粗タンパク質含有量を有し得る。ある実施態様において、混合物は、約8%以上及び/又は約15%以下の粗タンパク質含有量を有し得る。ある実施態様において、混合物は、約12%以上及び/又は約15%以下の粗タンパク質含有量を有し得る。ある実施態様において、所望のタンパク質含有量は、飼料を食べる動物の種類に依存する。例えば、ある実施態様において、乳牛用の飼料は、約10%以上及び/又は約20%以下の粗タンパク質含有量を有し得る。ある実施態様において、肉牛用の飼料は、約20%以上及び/又は約30%以下の粗タンパク質含有量を有し得る。
本願明細書で記述する他の栄養素含有量も、同様に変動することができる。例えば、ある実施態様において、混合物は、約45%以上及び/又は約65%以下のTDNを有し得る。ある実施態様において、混合物は、約50%以上及び/又は約60%以下のTDNを有し得る。
ある実施態様において、混合物は、約2%以上及び/又は約8%以下であってもよい粗脂肪含有量を有し得る。ある実施態様において、混合物は、約2%以上及び/又は約5%以下であってもよい粗脂肪含有量を有し得る。
同様に、ある実施態様において、混合物は、約15%以上及び/又は約45%以下であってもよい繊維含有量を有し得る。ある実施態様において、混合物は、約20%以上及び/又は約30%以下であってもよい繊維含有量を有し得る。
ある実施態様における灰分含有量は、約4%以上及び/又は約17%以下であってもよい。ある実施態様において、灰分含有量は、約8%以上及び/又は約12%以下であってもよい。ある実施態様において、法律により、飼料中に存在してもよい灰分含有量が制限される場合があり、灰分含有量は、例えば上限12%の法定制限量に制限され得る。ミネラル及び/又は添加物の量は、ある実施態様においては、約0.2%以上及び/又は約1%以下であってもよい。
任意の種類のヤシ葉状体の使用が検討される。例えば、Washington Robustas(ワシントンヤシモドキ;メキシカンファンパーム)、Washingtonia Filiferas(ワシントンヤシ;カリフォルニアファンパーム)、Phoenix Canariensis(カナリーヤシ)、Phoenix Dactylifera(ナツメヤシ)又は任意の他のナツメヤシ若しくはアブラヤシを用いることができる。同様に、任意の種類のデーツを使用することができる。ある実施態様において、デーツに加えて他の果実又は材料を使用することができる。例えば、ヤシ種子又はアブラヤシのベリーなどの他の種類のヤシ果実を、デーツの代わり、又はデーツに加えて用いることができる。これらの代替的な果実又は果実の混合物を、ヤシ葉状体並びに/又は尿素及び/若しくは小麦などの他の添加物と、本願明細書に記述される様々な比率に従って混合することができる。
ヤシ葉状体は固い場合があるので、飼料用に調製するためにアルファルファなどの他の種類の飼料ベースに用いられる一般的な加工は、ヤシ葉状体に対しては不十分であるか、又は費用がかかりすぎる可能性がある。例えば、未加工のヤシ葉状体をタブグラインダー(tub grinder;木材破砕機)に入れても、飼料に使えるほど十分に細かく刻まれたヤシ葉状体は得られない可能性がある。加えて、未加工のヤシ葉状体は、一般的には水分が多すぎて、タブグラインダー又は他のグラインダー若しくは細かく刻むための機械(chopping machine)に直接投入することができない。デーツ及び/又は他の生産物と混合する前にヤシ葉状体を飼料に適した形態にするために、様々なプロセスを用いることができる。図1は、ヤシ葉状体を加工し、ヤシ果実及び/又は他の添加物と混合するために用いることができる一方法を図示する。他の方法を用いることもでき、記述された方法のバリエーションも用いることができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体を収集した後に、ウィンドロウ状に配置することができる。これにより、風及び/又は外気によってヤシ葉状体を乾燥させることができる。ヤシ葉状体中のカビの生育を確実に防止する、又は制限するために、工程を行うことができる。例えば、ウィンドロウは、ヤシ葉状体がきつく密集して詰め込まれすぎないような大きさにすることができ、それにより内部の葉状体を乾燥させることができる。加えて、又はその代わりに、カビの生育を防止するために、及び葉状体が確実に均一に乾燥するように、葉状体を定期的に反転させるか、又は混ぜ合わせることができる。好ましくは、乾燥過程中に積み重ねたヤシ葉状体から生じる熱量を制限するような方法で、ヤシ葉状体を乾燥させるために配置する。
好ましくは、葉状体は、約10%以上及び/又は約14%以下の水分含量になるまで乾燥させる。ある実施態様において、約10%以上及び/又は約20%以下の水分含量を用いることができる。ある実施態様において、約5%以上及び/又は約15%以下の水分含量を用いることができる。ある実施態様において、約10%以上及び/又は約25%以下の水分含量を用いることができる。ある実施態様において、水分含量は25%を超えてもよい。
ヤシ葉状体が所望の水分含量に達した後、様々な方法によって加工することができる。ある実施態様において、シュレッダーを引いて列を横切り、ヤシ葉状体を細断することができる。加えて、又はその代わりに、ヤシ葉状体をシュレッダーにかけてもよい。一例として、Balzerの商標名で販売されているシュレッダーをヤシ葉状体の細断に用いることができる。ヤシ葉状体を細断した後、チョッパー(chopper)を用いてヤシ葉状体をより細かい断片に刻むことができる。一例として、Forest Harvesterの商標名で販売されているチョッパーを用いることができる。チョッパーは、乾燥したヤシ葉状体を地面から刈り取るためにも使うことができ、ヤシ葉状体を細かく刻みながら容器に入れていく。このヤシ葉状体を加工する方法の一実施態様を、図2に図示する。ある実施態様において、シュレッダーのみ、又はチョッパーのみを用いることができる。ある実施態様において、図3に図示されるように、ヤシ葉状体を、細断及び/又は細かく刻んだ後にタブグラインダーに通すなどして、すりつぶすことができる。一例として、Roto Grindの商標名で販売されているタブグラインダーを用いることができる。ある実施態様において、ヤシ葉状体を一つのグラインダーに複数回通すことができ、又は複数のグラインダーに通すことができる。ある実施態様において、タブグラインダーの代わりに、又はタブグラインダーに加えて、コーン式グラインダー(cone grinder)を用いることができる。グラインダーを用いてヤシ葉状体を加工する方法の一実施態様を、図4に図示する。
加工ヤシ葉状体は、上記の様々な混合に従って混ぜ合わせて動物飼料を形成することができるベース生産物を形成することができる。ある実施態様において、本願明細書で記述されるような混合物などの様々な混合物を、グラインダー内で形成することができる。従って、例えば、ある実施態様において、ヤシ果実及び/又は他の添加物を、ヤシ葉状体と一緒にグラインダーに加えることができる。
所望の配合物が得られた後、様々な方法によって製品を調製することができる。ある実施態様において、飼料を最初に混合したままの固めていない状態(loose)にしておくことができる。ある実施態様において、飼料を俵(bale)にすることができ、又はキューブ状若しくは他の形状に成型することができる。ある実施態様において、飼料を俵にする、又はキューブ状若しくは他の形状に成型する工程は、飼料を細かく刻む、細断する、及び/又はすりつぶした後で行うことができる。デーツをヤシ葉状体中に混合することの一つの利点は、デーツが結合機能を提供するのに役立つということであり、これによって飼料をキューブ状又は任意の所望の形状に成型することが容易になる。「キューブ」とは、広義の用語であり、例えば、圧縮した飼料混合物を広く指すことを含む、この用途において通常の意味で用いられることが理解される。キューブ状の形状への言及は、大まかに正方形若しくは長方形の形状を指す、又は大まかに正方形若しくは長方形の断面を有することを指すが、他の形状及び断面、例えば、ペレット並びに/又は大まかに円筒状の形状及び/若しくは円形若しくは丸みのある断面を有する形状も可能であり検討される。キューブ状の飼料は、一つ以上の他の側面又は寸法より長い一つ以上の側面又は寸法を有していてもよい。ある実施態様において、一つのキューブ状飼料のバッチ中の種々のキューブは、バッチ内の他のキューブと異なる寸法を有していてもよい。加えて、キューブは、規定の形状、側面、縁、又は角を必ずしも有していない。
ある実施態様において、キューブ又は他の圧縮された飼料の形状は、キュービングマシン又はペレタイザーなどの飼料圧縮機を用いて成型することができる。ある実施態様において、前記機械には成分を混合し、及び/又はすりつぶすグラインダーを含むことができる。そのような実施態様において、飼料圧縮機のグラインダーは、図2について記述されるプロセス中のグラインダーに加えて、又はその代わりに用いることができる。ある実施態様において、飼料圧縮機に加えたヤシ葉状体は、粉末状にすりつぶされていてもよい。前記機械は、結果として生じた飼料を、飼料を加熱し、キューブ状の形状に成型する型打ち機に通して圧縮することができる場所に運ぶことができる。ある実施態様において、混合物が型打ち機を通って圧縮される際に、水などの液体を加えることができる。異なる型打ち機を使うことによって異なる大きさ及び/又は形状の圧縮飼料を製造することができる。飼料が1種以上の型打ち機を通り抜けた後、飼料を梱包及び/又は輸送のための場所に運ぶことができる。ある実施態様において、ヤシ成分を加工して粉状にすることができ、それをヤシ果実成分及び1種以上の栄養添加物と混合し、圧縮するか、又はキューブ状及び/若しくは他の形状に成型することができる。ある実施態様において、粉末ヤシ成分を、ベースとして、又は他の飼料混合物の成分としての使用のために回収及び保存することができる。ある実施態様において、細断された、細かく刻まれた、又はすりつぶされた形態のヤシ成分を、ベースとして、又は他の飼料混合物の成分としての使用のために回収及び保存することができる。
ある実施態様において、最初のグラインダー及び/又は飼料圧縮機に結合したグラインダーのどちらでもよいが、混合物をグラインダーに通した後に、ふるいやざるなどの濾過器に通すことができる。これは、デーツの核など、すりつぶしきれなかった大きなかけら及び固いかけらを取り除くのに役立つ。ある実施態様において、混合物を複数の濾過器に通すことができる。例えばグラインダーに濾過器を含んでもよく、すりつぶした材料を、グラインダーに入れる前、又はグラインダーから出てきた後に第二の濾過器に通すことが望ましい場合がある。
飼料をキューブ状にすることは、様々な利点を示すことができる。例えば、キューブ状の飼料は一般的に輸送及び/又は貯蔵がより簡便及び効率的である。さらなる例として、キューブは、成型時に圧縮することができるので、固めていない飼料よりも高い密度を有することができ、それにより同じ容積中に質量的により多い飼料が入る。ある実施態様において、キューブは、袋、箱、又は他の容器などの大きな容器に入れて輸送及び/又は貯蔵することができる。ある実施態様において、容器を1000ポンドのキューブ状飼料が入る大きさにすることができる。ある実施態様において、容器はより多く入るものでもよいし、より少量用のものでもよい。ある実施態様において、キューブは容器に入れずに貯蔵及び/又は輸送することができる。
また、飼料をキューブ状にすることにより、飼料の保存期間を延長することもできる。例えば、ある実施態様において、固めていない飼料は、約1年間有効である場合がある。キューブ状の飼料は、有意により長い期間有効であることができる。また、ある実施態様において、固めていない飼料又はキューブ状の飼料を梱包することによっても、飼料の保存期間を延長することができる。
ある実施態様において、飼料に加えることができる、ミル中に残された材料の残りかすを回収するために、ベース飼料をミルに通すことができる。例えば、ある実施態様において、ヤシ葉状体及びデーツなどのヤシ果実の混合物を含むベース飼料を、その前に第一の異なる飼料産物を加工又は輸送するために用いたミルに通すことができる。ミル内に残っている第一の飼料産物の残りかす(「ミルラン」と呼ぶ)を、ベース飼料によって拾い集め、添加物として混合することができる。例えば、ヤシ葉状体及びヤシ果実の混合物を、その前に小麦又はソルガム、マイロ、トウモロコシなどの他の穀類を通したミルに通すことができる。ミルランは、ヤシ葉状体及びヤシ果実の混合物への添加物として機能することができ、混合物にタンパク質成分を加えることができる。ある実施態様において、このことにより結果として生じる飼料に所望の栄養素含有量を供することができ、また槽(tank)、送管(flue)、及び/又は傾斜台(chute)などの様々なミルの部品から、ミルランを取り除く役割を果たすことができる。これは、本来なら負担していた清掃コストを最小化及び/又は削除することに役立つ。ある実施態様において、ミルを通過するベース飼料へのヤシ果実の添加は、ベース飼料のミルランへの付着を促進するので、ミルランを回収するのに役立つ。加えて、ベース飼料がミルを通る際に、ミルはミルランをベース飼料と十分に混合するのに役立つ。
図5Aは、この方法の一実施態様を図示する。ベース飼料を準備し、その後ミルを通過させることができる。好ましくは、ミルはその前に異なる混合物又は材料、例えば小麦若しくは他の穀類又は添加物などに使用されている。ある実施態様において、ベース飼料には、ヤシ葉状体成分及び果実成分を含むことができる。果実成分には、ヤシ果実及び/又はベース飼料のミルランへの付着を促進する他の成分を含むことができる。従って、例えば、ある実施態様において、果実成分には桃、リンゴ、イチゴ、カブ、果実の外皮若しくは皮、ビートパルプ、テンサイ、サトウキビ、柑橘類、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ブドウ、及び/又はレーズンなどを含むことができる。ベース飼料と種々の混合物又は材料由来のミルランとの組み合わせを含有し得る混合物を、その後回収することができる。
ある実施態様において、図5Bに図示するように、ベース飼料及びミルランの混合物を、キュービングマシン又はペレタイザーなどの飼料圧縮機に通すことができる。ある実施態様において、ミルは、ベース飼料及びミルランの混合物をミルから直接飼料圧縮機に送ることができるように、飼料圧縮機と接続することができる。そのような実施態様において、ミルは、所望の割合の混合飼料を飼料圧縮機に提供することにも役立つ。ある実施態様において、ベース飼料及びミルランの混合物は、まずミルから回収し、その後飼料圧縮機に挿入することができる。
ある実施態様において、ベース飼料には、加工ヤシ葉状体及びヤシ果実の様々な混合物など、本願明細書に記載する飼料のうち任意のものを含むことができる。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、少なくとも5質量%又は約5質量%のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、少なくとも10質量%又は約10質量%のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、少なくとも20質量%又は約20質量%のミルランを有し得る。
ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、約20質量%〜約40質量%の間のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、約10質量%〜約30質量%の間のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、約25質量%〜約35質量%の間のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、約5質量%〜約20質量%の間のミルランを有し得る。ある実施態様において、ミルランを回収するためにミルに通したベース飼料は、40質量%より多いミルラン、例えば約40質量%〜約50質量%の間のミルランを有し得る。
<ヤシ葉状体のベース飼料>
ある実施態様において、本願明細書に記述する様々な成分又は混合物を所望の飼料の栄養素含有量に調整するために他の種類の飼料原料と組み合わせることができる。例えば、加工ヤシ葉状体をベースとして用いることができ、そこに動物飼料用のための様々な添加物を加えることができる。これらの動物飼料用に適した添加物には、例えば、ドッグフード、鶏の肝臓、若しくは他のタンパク質源又は他の栄養素を含むことができる。また、添加物には、柑橘類生産物、シュガービートパルプ、小麦、ビール醸造所由来の穀物、アーモンドの殻、ピーナッツの殻、刈り取った牧草、果物の外皮及び皮、ジャガイモ、又は一般的な野菜くずなどの植物原料の生産物を含むことができる。また、添加物には、モラセス(糖蜜)、トルティーヤ残渣、パン生地及びパン製品、又は栄養価のある任意の他の加工製品を含むことができる。これらの添加物を、任意の所望の組み合わせ又は量でヤシ葉状体ベースに加えることができる。
図6に図示するように、ある実施態様において、ヤシ葉状体ベースは種々の比率の粗化成分(roughening component)、野菜及び/若しくは果実成分、並びに/又は糖成分と組み合わせることができる。粗化成分には、例えば、アーモンドの殻、クルミ殻、ピーナッツの殻、核、又は他の粗い食用生産物を含むことができる。野菜及び/又は果実成分には、例えば、綿実、トウモロコシ、小麦、ビール醸造所由来の穀物、蒸留酒製造所由来の穀物、ジャガイモ、レタス、トマト、桃、リンゴ、イチゴ、大豆、カブ、果実の外皮又は皮などを含むことができる。糖成分には、例えば、ビートパルプ、テンサイ、サトウキビ、柑橘類、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ブドウ、レーズンなどを含むことができる。ある実施態様において、デーツなどの特定の添加物は、高い栄養素含有量及び高い糖含有量を有し、野菜/果実成分及び/又は糖成分として加えることができる。ある実施態様において、他のビタミン及びミネラルも加えることができる。
ある実施態様において、動物飼料のために用いられる比率は、それを食べることが予期される動物の種類に依存し得る。以下に記述する様々な実施態様は乳牛及び肉牛に特定された実施例を提供するが、記述される様々な比率を、ウマ、又は畜牛、ヒツジ、ヤギ、ブタ若しくはラクダなどの反芻動物を含む、様々な動物のための飼料に用いることができることが理解される。加えて、記述される様々な比率は、ある実施態様においては予め混合した容積の比率を記述し、他の実施態様においては質量比を記述することが理解される。ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約50%以上及び/又は約90%以下のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は約2%以上及び/又は約10%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約10%以上及び/又は約20%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約15%以下の糖成分を有し得る。
ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約60%以上及び/又は約80%以下のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は、約3%以上及び/又は約7%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約13%以上及び/又は約17%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約8%以上及び/又は約12%以下の糖成分を有し得る。
ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約70%のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は、5%の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約15%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約10%の糖成分を有し得る。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は約40%以上及び/又は約60%以下のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は、約15%以上及び/又は約35%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約15%以上及び/又は約35%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は、約45%以上及び/又は約55%以下のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は、約20%以上及び/又は約30%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約20%以上及び/又は約30%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は、約50%のヤシ葉状体成分を有し得る。前記飼料は、約25%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約25%の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
<ヤシ葉状体及びヤシ果実のベース飼料>
図7に図示した通り、ある実施態様において、ヤシ葉状体及びヤシ果実成分の混合物を含む本願明細書に記述する動物飼料(例えば尿素など、栄養添加物を伴う実施態様を含む)は、アルファルファなどの他のベースと置き換えることができる動物飼料用のベースを形成することができる。混合されたヤシ葉状体/果実ベースは、固めていない飼料、キューブ状に調製した飼料、他の形状に調製した飼料などを含む、上記に記述する任意の形態とすることができる。上記の通り、記述する様々な比率を様々な異なる動物用に用いることができるが、特定の比率は動物の種類によって変化し得る。また、上記の通り、以下に記述する様々な比率は、ある実施態様においては予め混合した容積の比率を記述し、他の実施態様においては質量比を記述することが理解される。
ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約70%以上及び/又は約90%以下のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約15%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約15%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約75%以上及び/又は約85%以下のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約7%以上及び/又は約13%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約7%以上及び/又は約13%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、乳牛用の動物飼料は、約80%のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約10%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約10%の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は、約40%以上及び/又は約70%以下のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約20%以上及び/又は約40%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約15%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は、約45%以上及び/又は約60%以下のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約25%以上及び/又は約35%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約7%以上及び/又は約13%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、肉牛用の動物飼料は、約50%のヤシ葉状体/果実のベースを有し得る。前記飼料は、約30%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約10%の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
<一般的なベース飼料>
ある実施態様において、ヤシ果実及び/又は種子を、例えば、アルファルファ、大豆、トウモロコシ、小麦、乾牧草、牧草、及び他のサイレージを含む異なる種類の飼料又は飼料ベースに加えることができる。また、本願明細書に記述した任意の比率、又は他の適切な比率で、尿素及び/又は小麦などの栄養添加物と混合したヤシ果実も、例えば、アルファルファ、大豆、トウモロコシ、乾牧草、牧草、及び他のサイレージなどの他の種類の飼料又は飼料の成分に加えることができる。ヤシ果実は特定の栄養価を有するので、ある実施態様において、ヤシ果実は、上記の様々な比率の一部として、野菜/果実成分と糖成分の両方の役割を果たすことができる。例えば、ヤシ果実は高いエネルギー含有量を有しており、例えば、ある飼料の用途において、トウモロコシを代替することができる。加えて、デーツなど、ヤシ果実の中には、核を含むものがあり、これがある実施態様においては粗化成分を提供する。図8は、野菜/果実成分と糖成分の両方の役割を果たすヤシ果実成分を含む飼料の例を図示する。
ある実施態様において、動物飼料は、ヤシ葉状体、アルファルファ、大豆、トウモロコシ、小麦、乾牧草、牧草、及び/又は他のサイレージ成分などの、1種以上のベース飼料を含むベース飼料成分を有することができる。図9は、野菜/果実成分、糖成分、及び粗化成分を混合したベース飼料成分の例を図示する。ある実施態様において、動物飼料は、約50%以上及び/又は約90%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約2%以上及び/又は約10%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約10%以上及び/又は約20%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約15%以下の糖成分を有し得る。これらの比率、以下に記述する様々な比率は、ある実施態様においては予め混合した容積の比率を記述し、他の実施態様においては質量比を記述することが理解される。
ある実施態様において、動物飼料は、約60%以上及び/又は約80%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約3%以上及び/又は約7%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約13%以上及び/又は約17%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約8%以上及び/又は約12%以下の糖成分を有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約70%のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、5%の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約15%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約10%の糖成分を有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約40%以上及び/又は約60%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約15%以上及び/又は約35%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約15%以上及び/又は約35%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、動物飼料は、約45%以上及び/又は約55%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約20%以上及び/又は約30%以下の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約20%以上及び/又は約30%以下の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、動物飼料は、約50%のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約25%の野菜/果実成分を有し得る。前記飼料は、約25%の糖成分を有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、動物飼料は、約50%以上及び/又は約90%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約2%以上及び/又は約10%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約2%以上及び/又は約50%以下のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約60%以上及び/又は約80%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約3%以上及び/又は約7%以下の粗化成分を有し得る。前記飼料は、約5%以上及び/又は約40%以下のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約70%のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、5%の粗化成分を有し得る。前記飼料は、25%のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。
ある実施態様において、動物飼料は、約40%以上及び/又は約60%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約10%以上及び/又は約45%以下のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、動物飼料は、約45%以上及び/又は約55%以下のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約15%以上及び/又は約35%以下のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
ある実施態様において、動物飼料は、約50%のベース飼料成分を有し得る。前記飼料は、約30%のヤシ果実成分、例えばデーツなどを有し得る。また、ある実施態様において、前記飼料は、変動する量の粗化成分を有することもできる。
本願明細書で用いられる用語「約」及び「実質的に」は、示された量に近い量であって、その量でも所望の機能を発揮する、又は所望の結果を達成する量を表す。例えば、用語「約」及び「実質的に」は、示された量の10%未満の範囲内、5%未満の範囲内、1%未満の範囲内、0.1%未満の範囲内、及び0.01%未満の範囲内の量を指していてもよい。
本発明は、特定の好ましい実施態様及び実施例に関連して開示されているが、本発明が具体的に開示された実施態様を超えて、他の代替的な実施態様及び/又は発明の使用並びにその明確な改変及び等価物にまで拡大することが、当業者には理解されるであろう。加えて、本発明の多数のバリエーションが詳細に示され記述されている一方で、本発明の範囲内にある他の改変も、この開示に基づき、当業者には容易に明らかになるであろう。また、実施態様の特定の特徴及び態様の様々な組み合わせ又はサブコンビネーションを行うことができ、それらが依然として本発明の範囲内に含まれ得ることも予期される。その結果、開示された実施態様の様々な特徴及び態様が、開示された発明の変動する様式を形成するために、互いに組み合わされ、又は置き換えられることができると理解されるべきである。従って、本願明細書に開示される本発明の範囲は、上記の特定の開示された実施態様によって限定されるべきでなく、後に続く請求項の正しい解釈のみによって決定されるべきであることが意図される。
同様に、この開示の方法は、いかなる請求項も、その請求項中に明示的に記載されている特徴よりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求項が示す通り、発明の態様は、前述の開示されたどの実施態様の全特徴よりも少ない特徴の組み合わせにある。従って、詳細な説明の後に続く請求項は、この詳細な説明中に明確に包含されるものであり、それぞれの請求項は別個の実施態様として独立している。

Claims (25)

  1. 加工ヤシ葉状体成分;
    デーツである、ヤシ果実成分;及び
    小麦である、栄養添加物;
    を含み、前記栄養添加物が総質量の20%〜40%の間であり、粗タンパク質10%〜20%、粗脂肪2%〜8%、及び粗繊維15%〜45%の栄養素含有量を有する、ヤシ葉状体を原料とする動物飼料。
  2. 前記ヤシ果実がすりつぶしたデーツである、請求項1に記載の動物飼料。
  3. 前記加工ヤシ葉状体成分が、5%〜15%の間の水分含量を有する、請求項1に記載の動物飼料。
  4. 前記加工ヤシ葉状体成分が、10%〜14%の間の水分含量を有する、請求項1に記載の動物飼料。
  5. キューブ状の形状である、請求項1に記載の動物飼料。
  6. 前記キューブ状の形状がペレットの形状である、請求項5に記載の動物飼料。
  7. ヤシ葉状体成分及び果実成分を含むベース飼料を準備する工程であって、前記ヤシ葉状体成分が、5%〜15%の間の水分含量を有する、工程;
    前記ベース飼料を、それ以前に該ベース飼料とは異なる飼料産物を加工又は輸送するために用いられ、内部に該飼料産物の残渣を含むミルへの入口に通す工程;及び
    前記ミルの出口から、前記ベース飼料及び飼料産物の残渣の混合物を回収する工程;
    を含み、前記混合物が少なくとも5質量%の飼料産物の残渣を含むものである、動物飼料を用いてミルをクリーニングする方法。
  8. 前記混合物が少なくとも20質量%の飼料産物の残渣を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記混合物が20質量%〜40質量%の間の飼料産物の残渣を含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記ベース飼料中における前記果実成分に対する前記ヤシ葉状体成分の比率が、容積比で8:1である、請求項7に記載の方法。
  11. 前記飼料産物の残渣が小麦を含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記果実成分がヤシ果実である、請求項7に記載の方法。
  13. 前記ヤシ果実がデーツである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ベース飼料及び飼料産物の残渣の混合物を飼料圧縮機に通す工程をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  15. 前記飼料圧縮機が前記混合物をペレットに成形する、請求項14に記載の方法。
  16. ヤシ葉状体を収集する工程;
    前記ヤシ葉状体を細断する工程であって、前記ヤシ葉状体が5%〜15%の間の水分含量を有する、工程;
    ヤシ果実成分及び栄養添加物を、前記ヤシ葉状体に混合する工程であって、前記ヤシ果実がすりつぶしたデーツである、工程
    を含む、ヤシ葉状体から動物飼料を作る方法であって、前記動物飼料が、粗タンパク質10%〜20%、粗脂肪2%〜8%、及び粗繊維15%〜45%の栄養素含有量を有する、方法。
  17. 前記栄養添加物が尿素である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記栄養添加物が小麦である、請求項16に記載の方法。
  19. 前記ヤシ葉状体を収集する工程が10%〜14%の間の水分含量を有するヤシ葉状体を収集することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記ヤシ葉状体を10%〜14%の水分含量まで乾燥させる工程をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記ヤシ葉状体を細断する工程の後に該ヤシ葉状体を細かく刻む工程をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  22. 前記ヤシ葉状体を細かく刻む工程の後に該ヤシ葉状体をすりつぶす工程をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記ヤシ果実成分及び前記栄養添加物が6:1の質量比である、請求項16に記載の方法。
  24. ヤシ果実成分及び栄養添加物を前記ヤシ葉状体に混合する工程が、前記ヤシ果実及び栄養添加物を前記ヤシ葉状体に、ヤシ葉状体2000質量部、ヤシ果実25質量部、及び栄養添加物4質量部の質量比に従って混合することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  25. 混合したヤシ果実成分、栄養添加物、及びヤシ葉状体をキューブ状にする工程をさらに含む、請求項16に記載の方法。
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