JP2017072762A - 板材保持装置、現像装置及び画像形成装置。 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、現像剤規制部材として、非磁性板と磁性板との二つの板材から構成された部材を用いる現像装置が記載されている。この現像装置では、非磁性板を現像装置本体の板材固定部に固定し、非磁性板の現像材担持体側の端部近傍に、非磁性板と磁性板との互いの板面が対向するように磁性板を固定して、現像剤規制部材を構成している。
図2は、複写機500の概略構成図である。複写機500はプリンタ部100、これを載せる給紙装置200、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ300などを備えている。また、このスキャナ300の上に固定された原稿自動搬送装置400なども備えている。
作像ユニット18は、ドラム状の感光体1、帯電器、現像装置4、ドラムクリーニング装置、除電器などを有している。帯電手段たる帯電器によって、感光体1の表面は一様帯電される。帯電処理が施された感光体1の表面には、光書込ユニット21によって変調及び偏向されたレーザー光が照射される。すると、照射部(露光部)の電位が減衰する。この減衰により、感光体1の表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像手段たる現像装置4によって現像されてトナー像となる。
中間転写ベルト110上に重ね合わせ転写された四色トナー像は、後述の二次転写ニップで記録体たる記録シートに二次転写される。二次転写ニップ通過後の中間転写ベルト110の表面に残留する転写残トナーは、図2中の左側の駆動ローラ15との間に中間転写ベルト110を挟み込むベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
感光体1は図3中の矢印G方向に回転しながら、その表面が帯電器によって帯電され、光書込ユニット21のレーザー光によって静電潜像が形成される。この静電潜像に対して現像装置4によってトナーが供給されることで、静電潜像が現像されてトナー像になる。
図4は、現像装置4の規制ブレード12を示す斜視図である。規制ブレード12は、板状のブレード本体部12aと、板状の先端磁性板12bとを有している。
次に、ヒートシンク13に対して規制ブレード12を固定する構成の一つ目の実施例(以下、「実施例1」とよぶ)について説明する。
図1は、実施例1の現像装置4の規制ブレード12と、これを片持ち支持する板材固定部であるヒートシンク13とを示す分解斜視図である。規制ブレード12は、ネジ137を通すためのネジ貫通穴12cがブレード長手方向に沿って並ぶように、両端部と中央部との三箇所設けられている。
また、規制ブレード12を片持ち支持するヒートシンク13には、規制ブレード12の複数のネジ貫通穴12cに個別に対応する複数の固定ネジ穴13aがブレード長手方向に沿って並ぶように三箇所設けられている。
ヒートシンク13は、アルミ等の熱伝導率の高い材料からなる角パイプ状であって、その内部に放熱板13cが複数設けられており、規制ブレード12を冷却する役割も担っている。複数のネジ137によって規制ブレード12のブレード本体部12aの裏面と、ヒートシンク13の前面とが強く密着せしめられることで、ブレード本体部12aの熱を効率良くヒートシンク13に伝えることができる。
図1に示すように、実施例1の現像装置4は、先端磁性板12bをブレード本体部12aにカシメており、ブレード本体部12aをヒートシンク13にネジ137で固定している。ネジ137によってネジ止めする箇所は、両端と中央部であり、中央部のネジ止め箇所はカシメの間に存在する。
また、カシメの間とは、二つのカシメ部12dから上下方向に伸ばした直線の間に存在することを指す。もしくは、複数のカシメ部12dが存在したときに、いずれかのカシメ部12dの直上、直下ではない箇所といっても良い。
さらに、本実施形態の現像装置4は、図1及び図5に示すように、ネジ締結に用いるネジ137とブレード本体部12aとの間に摺動手段であるワッシャー138を介在させる構成となっている。
図17及び図18に示すように、比較例1の現像装置では、ワッシャー138を備えていない点とネジ137の頭部の形状が異なる点以外は図1に示す実施形態の現像装置4に係る構成と同様の構成を備える。
これは、装置本体の板材固定部であるヒートシンク13にネジ締結によって固定された板材保持部材としてのブレード本体部12aに対してカシメによって固定された板材としての先端磁性板12bが、板厚方向に撓むためである。このように、板材が板厚方向に撓む不具合は、板材として磁性板を備える現像装置に限らず、板材が板材保持部材を介して装置本体に固定される板材保持装置であれば、同様に生じ得る。このような板材保持装置としては、例えば、板材としてクリーニングブレードを保持するクリーニング装置を挙げることができる。
図19は、比較例1に係る規制ブレード12とヒートシンク13とをネジ137の軸方向から見た側面図である。また、図20は、先端磁性板12bに撓みが生じる状態を模式的に示した比較例1に係る規制ブレード12とヒートシンク13との上面図である。
図19中の長手方向左端部のネジ137を締めた状態で、長手方向の中央部のネジ137を図19中の時計回りに回転させて締め付けると、図19中の矢印Bで示す回転トルクが規制ブレード12のブレード本体部12aに作用する。図18に示すように、比較例1では、ネジ137の頭部の座面がブレード本体部12aに直接接触するため、ネジを締めるときに、大きな回転トルクがブレード本体部12aに作用する。
このとき、ブレード本体部12aにおける図19中の左側端部は、固定されており、上方に移動しようとする力が作用しても変位しない。このため、左側端部のネジ締結部と中央部のネジ締結部との間のブレード本体部12aが上方に撓む。回転トルクは板状のブレード本体部12aの板面に沿って作用するため、ブレード本体部12aは板面に平行な短手方向に撓みが生じる。
比較例1のように、先端磁性板12bの板厚方向に撓みが生じると撓んだ部分と撓んでいない部分とで、規制ギャップが異なることで規制ギャップにばらつきが生じ、画像濃度ムラが発生する。
一方、ワッシャー138を介在させることでネジ137がブレード本体部12aに食い込むことを防止しつつ、回転トルクによってブレード本体部12aが変形することも防止することができる。
ワッシャー138等の摺動部材を介在させることで、ブレード本体部12aとネジ137の材料選択の自由度が高まる。
複写機500は、作像を行うプリンタ部100が実施例1の現像装置4を備えることで、記録シートの表面上に、画像濃度ムラの無い良好な画像を形成することができる。
次に、ヒートシンク13に対して規制ブレード12を固定する構成の二つ目の実施例(以下、「実施例2」とよぶ)について説明する。
図7は、実施例2に係る現像装置4の規制ブレード12と、これを片持ち支持する板材固定部であるヒートシンク13とを示す分解斜視図である。
実施例2の現像装置4は、ブレード長手方向の中央部のネジ締結部で、ヒートシンク13とブレード本体部12aとの間にスペーサー136が介在する点で実施例1の現像装置4と異なる。他の点は共通するため、説明は省略する。スペーサー136は均一な厚みを持った板状部材である。
図8は、実施例2の現像装置4における現像ローラ5、規制ブレード12、及びヒートシンク13をブレード長手方向の中央部で破断した横断面図である。ブレード長手方向の中央部だけは、図8に示すように、規制ブレード12のブレード本体部12aと、ヒートシンク13との間に、スペーサー136が介在している。このスペーサー136は、規制ブレード12の先端磁性板12bにおけるブレード長手方向の中央部だけを法線L1に対してより近づけるように規制ブレード12を変形させる変形手段として機能する。
規制ブレード12が完全に真っ直ぐなものである場合には、先端磁性板12bの中央部が両端部よりも法線L1に近づいて規制ギャップをより小さくすることになる。
次に、実施例2の構成を備えた現像装置と、比較例2の構成とを備えた現像装置とについて、規制ギャップの長手方向のばらつきと、規制位置を通過した現像剤量の長手方向のばらつきとを比較した実験例について説明する。ここで比較例2は、ブレード本体部12aとネジ137との間にワッシャー138を介在させない点以外は実施例2と同様の構成である。すなわち、比較例2は、ブレード長手方向の中央部のネジ締結部で、ヒートシンク13とブレード本体部12aとの間にスペーサー136が介在する構成である。
図12は、図10及び図11における横軸の「カシメ間No」の位置を示す説明図である。
本実験例では、三箇所のネジ締結の順番は、まずカシメ間No(1)となる左側、次にカシメ間No(6)となる中央部、最後にカシメ間No(11)となる右側の順にネジ137を締めた。
実験例では、現像ギャップの基準となる両端部の現像ギャップを実施例2の方が比較例2よりも0.01[mm]広くなるように配置した。
上述した実施例1及び実施例2では、板材固定箇所であるカシメ部12dが十箇所であり、保持部材固定箇所であるネジ締結部が三個所である構成について説明したが、カシメ部12d及びネジ締結部の数はこれに限るものではない。
次に、ヒートシンク13に対して規制ブレード12を固定する構成の変形例(以下、「変形例1」とよぶ)について説明する。
図13は、変形例1の現像装置4の規制ブレード12と、これを片持ち支持する板材固定部であるヒートシンク13とを示す分解斜視図である。
変形例1の現像装置4では、規制ブレード12における長手方向の一端部及び他端部の二箇所だけをネジ137でヒートシンク13に固定している。そして、この二つのネジ137とブレード本体部12aとの間にワッシャー138を介在させている。
図15に示すように、変形例1の現像装置4では、規制ブレード12の長手方向の中央部をネジ137によってヒートシンク13に締め付けることなく、規制ブレード12の中央部とスペーサー136とをヒートシンク13に保持させている。これにより、規制ブレード12が伸びたときには、規制ブレード12の長手方向の中央部を最も出っ張らせるようにブレード全体を弓状に撓ませることが可能になるので、規制ブレード12の波打ちを回避することができる。
このような状態で、長手方向の両端の何れかのネジ締結部で、ワッシャー138を介在させずにネジ137の座面をブレード本体部12aに接触させて締めると、ブレード本体部12aに回転トルクが作用する。このとき、中央部では板面に平行な方向の移動が規制されているため、ブレード本体部12aが変形し、先端磁性板12bに撓みが生じるおそれがある。
次に、規制ブレード12の構成の変形例(以下、「変形例2」とよぶ)について説明する。
図16は、変形例1の規制ブレード12を先端磁性板12b側から見た説明図である。
図16に示す変形例1の規制ブレード12は、ブレード本体部12aに対して先端磁性板12bを複数箇所で固定せず、長手方向に延在する接着部12fによって固定する構成である。接着部12fにおける接着方法としては、接着剤や両面テープを用いることができる。また、溶接によって接着してもよい。
また、板材として先端磁性板12bを保持する現像装置4について説明したが、ネジ締結に用いるネジと板材保持部材との間に摺動手段を介在させる構成は、板材が板材保持部材を介して装置本体に固定される板材保持装置であれば適用可能である。
ブレード本体部12a等の板材保持部材の表面に先端磁性板12b等の板材の板面が対向するように、複数のカシメ部12d等の板材固定箇所または延在する接着部12f等の板材固定箇所で板材が板材保持部材に固定され、装置本体のヒートシンク13等の板材固定部に対して板材保持部材が三つのネジ貫通穴12c及び固定ネジ穴13a等の複数の保持部材固定箇所で固定され、複数の保持部材固定箇所のうちの少なくとも一つはネジ締結によって固定された現像装置4等の板材保持装置において、ネジ締結に用いるネジ137等のネジの少なくとも一つと板材保持部材との間にワッシャー138等の摺動手段を介在させる。
すなわち、濃度ムラが発生した現像装置では、磁性板と非磁性板とをカシメによって固定するカシメ固定部を、長手方向の中央部には設けておらず、中央部を挟むようにカシメ固定部を設けていた。この現像装置では、磁性板を非磁性板に固定した後に非磁性板を現像装置に組み付けると、カシメ固定部の間となる中央部では、非磁性板の板面から磁性板の板面が離れるように磁性板が板厚方向に撓み、非磁性板と磁性板との間に隙間が生じていた。そして、この隙間が生じた状態の現像装置を用いた画像形成装置で、画像形成を行うと、隙間が生じた部分に対応する中央部分の画像濃度が高くなっていた。
これは、以下の理由によるものと考えられる。
すなわち、非磁性板を板材固定部にネジ締結する際に非磁性板が変形して非磁性板におけるカシメ固定部同士の距離が狭まり、磁性板におけるカシメ固定部同士の距離が狭まる力が作用する。板状の磁性板は板面に平行な方向の長さに比べて板厚が小さいため、板厚方向に撓みが生じ易い。このため、カシメ固定部同士の距離が狭まる力が作用すると、磁性板の板厚方向に撓みが生じる。
また、板材が現像装置の磁性板である場合について説明したが、板材保持部材に板材が固定され、装置本体の板材固定部に対して板材保持部材がネジ締結によって固定された板材保持装置であれば、板材が板厚方向に撓む同様の不具合が生じ得る。
このため、板材固定箇所が複数ある構成の場合は、板保持部材の変形に起因して板材固定箇所の同士の距離が狭まることを抑制し、板材における板材固定箇所同士の距離が狭まる力が作用することを抑制でき、板材の板厚方向に撓みが生じることを抑制できる。
また、板材固定箇所が延在する構成の場合は、板保持部材の変形に起因して板材固定箇所が変形することを抑制し、固定箇所が部分的に剥がれることを抑制でき、板材の板厚方向に撓みが生じることを抑制できる。
態様Aにおいて、摺動手段が、ネジ締結時にネジ137等のネジの座面とブレード本体部12a等の板材保持部材の表面との間に挟まれるワッシャー138等の座金である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ネジと板材保持部材との間に摺動手段を介在させる構成を実現できる。
摺動手段としては、座金に限らず、板材保持部材の表面に対するネジの座面の摺動性を向上することができるものであれば良く、座金のようなリング形状を有する樹脂部材を用いてもよい。さらに、板材保持部材の表面とネジの座面との間に潤滑オイルやグリース等の潤滑剤を塗布し、摺動手段として潤滑剤を介在させてもよい。
摺動手段が介在しているということは、ネジの座面と、板材保持部材とが直接こすれあうときに発生する摩擦力よりも、ネジの座面とこすれあったときの摩擦力が小さい材質のものが介在しているともいえる。
態様Bにおいて、ワッシャー138等の座金が、スプリングワッシャー等のバネ座金である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ネジ締結の緩みを防止でき、ヒートシンク13等の板材固定部に対するブレード本体部12a等の板材保持部材の固定状態を長期に渡って維持することが可能となる。特に、現像装置4等の現像装置に適用した態様では、板材固定部に対する板材保持部材の固定状態を長期に渡って維持することで、現像ギャップを長期に渡って維持することができ、現像剤層の層厚の変化を防止でき、濃度ムラを防止できる。
態様A乃至Cの何れかの態様において、先端磁性板12b等の板材はブレード本体部12a等の板材保持部材に対して複数のカシメ部12d等の板材固定箇所で固定され、複数のネジ締結部等の保持部材固定箇所の少なくとも一つの保持部材固定箇所は、複数の板材固定箇所のうちの二つの板材固定箇所の間(カシメ間等)に位置し、この一つの保持部材固定箇所におけるネジ締結に用いるネジ137等のネジと板材保持部材との間にワッシャー138等の摺動手段を介在させる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転トルクが作用すると板材に撓みが生じ易い二つの板材固定箇所の間の保持部材固定箇所で、回転トルクが板材保持部材に伝達することを抑制できる。これにより、回転トルクによって板保持部材が変形することを抑制でき、板保持部材の変形に起因して板材固定箇所の同士の距離が狭まることを抑制し、板材における板材固定箇所同士の距離が狭まる力が作用することを抑制できる。そして、二つの板材固定箇所の間の板材で板厚方向に撓みが生じることを抑制できる。
態様A乃至Eの何れかの態様において、板材保持部材はブレード本体部12a等の板状部材であり、板状部材と先端磁性板12b等の板材とを互いの板面が対向するように固定する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、板材の板厚方向に撓みが生じることを抑制することで、板状部材の板面と板材の板面との間に隙間ができることを抑制できる。
無端移動する表面に担持した現像剤により、感光体1等の潜像担持体上の潜像を現像する現像ローラ5等の現像剤担持体と、現像剤担持体の表面に対して規制ギャップを介して対向するように配設され、現像剤担持体の表面上における現像剤の層厚を規制する板状の規制ブレード12等の規制部材とを有する現像装置4等の現像装置において、規制部材が、板材としての先端磁性板12b等の先端規制板と、板材保持部材としてのブレード本体部12a等の規制板保持部材と、を備え、態様A乃至Eの何れかの態様に係る板材保持装置の構成を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、板材である先端規制板の板厚方向に撓みが生じることを抑制できるため、先端規制板に撓みが生じることに起因して規制ギャップにばらつきが生じることを抑制できる。よって、規制ギャップのばらつきに起因する画像濃度ムラの発生を抑えることができる。
態様Fにおいて、規制ブレード12等の規制部材における現像ローラ5等の現像剤担持体の表面移動方向と直交する方向の中央部にて、規制ギャップがより小さくなるように規制部材を変形させるスペーサー136等の変形手段を設ける。
これによれば、上記実施形態について説明したように、規制ギャップにおける現像剤担持体表面移動方向と直交する方向である幅方向の中央部をより小さなギャップにすることで、幅方向において規制ギャップの均一化を図ることができる。これにより、規制ギャップのばらつきに起因する画像濃度ムラの発生を抑えることができる。
態様Gにおいて、変形手段は、ブレード本体部12a等の板材保持部材とヒートシンク13等の板材固定部との間に挟まれるスペーサー136等の板状のスペーサー部材である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、規制ブレード12等の規制部材を規制ギャップがより小さくなるように変形させる構成を実現することができる。
潜像を担持する感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体の表面上の潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段と、を少なくとも備える作像ユニット18等のプロセスカートリッジにおいて、現像手段として、態様F乃至Hの何れかの態様に係る現像装置4等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像濃度ムラの無い良好なトナー像を形成することができる。
感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた複写機500等の画像形成装置において、現像手段として、態様F乃至Hの何れかの態様に係る現像装置4等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像濃度ムラの無い良好な画像を形成することができる。
1K 黒用感光体
2 排出搬送路
2a 排出搬送スクリュー
3 ブロック部材
4 現像装置
5 現像ローラ
6 回収スクリュー
7 回収搬送路
8 供給スクリュー
9 供給搬送路
10 攪拌搬送路
11 攪拌スクリュー
12 規制ブレード
12a ブレード本体部
12b 先端磁性板
12c ネジ貫通穴
12d カシメ部
12e 支持凸部貫通穴
12f 接着部
13 ヒートシンク
13a 固定ネジ穴
13b 支持凸部
13c 放熱板
14 中間転写張架ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写バックアップローラ
17 中間転写ユニット
18 作像ユニット
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第一走行体
34 第二走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 手差し分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
62 一次転写バイアスローラ
90 ベルトクリーニング装置
94 現像剤排出口
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
133 第一仕切り壁
134 第二仕切り壁
136 スペーサー
136a 貫通穴
137 ネジ
138 ワッシャー
200 給紙装置
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
500 複写機
Claims (10)
- 板材保持部材の表面に板材の板面が対向するように、複数の板材固定箇所または延在する板材固定箇所で前記板材が前記板材保持部材に固定され、
装置本体の板材固定部に対して板材保持部材が複数の保持部材固定箇所で固定され、前記複数の保持部材固定箇所のうちの少なくとも一つはネジ締結によって固定された板材保持装置において、
前記ネジ締結に用いるネジの少なくとも一つと前記板材保持部材との間に摺動手段を介在させることを特徴とする板材保持装置。 - 請求項1の板材保持装置において、
前記摺動手段が、ネジ締結時に前記ネジの座面と前記板材保持部材の表面との間に挟まれる座金であることを特徴とする板材保持装置。 - 請求項2の板材保持装置において、
前記座金が、バネ座金であることを特徴とする板材保持装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の板材保持装置において、
前記板材は前記板材保持部材に対して前記複数の板材固定箇所で固定され、
前記複数の保持部材固定箇所の少なくとも一つの保持部材固定箇所は、前記複数の板材固定箇所のうちの二つの板材固定箇所の間に位置し、
前記一つの保持部材固定箇所における前記ネジ締結に用いるネジと前記板材保持部材との間に前記摺動手段を介在させることを特徴とする板材保持装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の板材保持装置において、
前記板材保持部材は板状部材であり、
前記板状部材と前記板材とを互いの板面が対向するように固定することを特徴とする板材保持装置。 - 無端移動する表面に担持した現像剤により、潜像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の表面に対して規制ギャップを介して対向するように配設され、前記現像剤担持体の表面上における現像剤の層厚を規制する板状の規制部材とを有する現像装置において、
前記規制部材が、前記板材としての先端規制板と、前記板材保持部材としての規制板保持部材と、を備え、請求項1乃至5の何れかに記載の板材保持装置の構成を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項6の現像装置において、
前記規制部材における現像剤担持体の表面移動方向と直交する方向の中央部にて、前記規制ギャップがより小さくなるように前記規制部材を変形させる変形手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項7の現像装置において、
前記変形手段は、前記板材保持部材と前記板材固定部との間に挟まれる板状のスペーサー部材であることを特徴とする現像装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、
前記潜像担持体の表面上の潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段と、を少なくとも備えるプロセスカートリッジにおいて、
前記現像手段として、請求項6乃至8の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像担持体と、
前記潜像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項6乃至8の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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