JP2017070891A - 伝熱配管内面洗浄装置及びそれを用いた伝熱配管内面洗浄方法 - Google Patents

伝熱配管内面洗浄装置及びそれを用いた伝熱配管内面洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汚水、再付着管等の二次廃棄物を大量に発生することなく伝熱配管の内面の洗浄を安全、容易かつ低コストで行うことができる伝熱配管内面洗浄装置とその洗浄方法を提供する。
【解決手段】粉末発生部10で生成されたドライアイス粉末は、ホース部材31及び接続具32の内部を通り、伝熱配管1の中心線O1に沿って逆噴射ノズル20内を供給方向に送給され、その内部で方向転換して噴出口24bから伝熱配管1の内面1a側へ向かって反供給方向に噴出する。ドライアイス粉末が昇華して二酸化炭素になるとき、表層部SLを剥離しその剥離片を伝熱配管1の内面1aに沿って反供給方向に吹き寄せるとともに、内面1aに固着した深層部DLの露出部分を洗浄する。噴出時の反力により逆噴射ノズル20は伝熱配管1の内部に浮遊しほぼ停留する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部を通過する高温物質の作用により内面付着層が形成された伝熱配管の内面を洗浄するための伝熱配管内面洗浄装置とその洗浄方法に関する。
例えばビル、集合住宅、工場等の排水用配管(下水管)の内面を洗浄する場合、特許文献1,2では、圧縮空気又は高圧洗浄水に氷片又はドライアイス片を混合して噴射し、配管の内面に付着した錆、スケール、スラッジ等を剥離して除去し、排水管から下流へ放出する。また、特許文献3,4では、洗浄液の供給方向とは反対方向に洗浄液を噴射する逆噴射ノズルを用いて、逆噴射ノズルから噴射される高圧洗浄水又は高圧オゾン水によって管内面の付着物を剥離して除去するとともに、供給方向(進行方向)への推進力を得ている。これらの特許文献を始めとして一般にビル等の配管内面洗浄装置では、管内面の付着物を根こそぎ剥離除去するために大量の高圧洗浄水が使用され、かつ除去した付着物は大量の洗浄水(汚水)とともに一気に下流へ放出される。ビル等の下流側には汚水処理場等の集合排水処理施設が整っているためこのような洗浄処理は可能である。
一方、製造プラント、発電プラントのような大規模設備において、ボイラ、熱交換器等の熱機器に用いられている蒸気管等の伝熱配管では、排水管等に比べてはるかに高温の物質(例えば高温水蒸気等)が内部を通過する。これらの伝熱配管は、例えばステンレス鋼、クロム鋼のような耐熱性の鋼鉄製が多く使用され、内部を通過する高温物質の作用によりその内壁面には酸化物(又は水酸化物)の内面付着層が次のようにして生成する。
鋼鉄製の伝熱配管の鉄成分は、化1で示すように、空気中、水中等の酸素で酸化されて三二酸化鉄(ヘマタイトhematiteとも呼称される)を生成する。あるいは化2で示すように、さらに水分と結合してオキシ水酸化鉄を生成する。これらのヘマタイトやオキシ水酸化鉄は生成によって体積が膨張するため比較的脆い性状であり、いわゆる赤錆層として内壁面に付着する。そして、伝熱配管が高温物質の内部通過により高温に保持されることから、内壁表面に位置する赤錆層(オキシ水酸化鉄)は、化3で示す還元反応により四三酸化鉄(マグネタイトMagnetiteとも呼称される)を生成する。この四三酸化鉄は、伝熱配管の内壁表面に強固に固着して硬質のマグネタイトスケールMagnetite Scale(いわゆる黒錆層)からなる保護皮膜を形成し、赤錆層は黒錆層の生成によって体積が1/10以下に縮小する。
(化1) 4Fe+3O→2Fe
(化2) 2Fe+2HO→4FeO(OH)
(化3) 6FeO(OH)+2e→2Fe+2HO+2OH
ところで、赤錆層や黒錆層の生成は何らかの管内径の変化をもたらすことになる。そこで従来から管内径を正確に維持するために、マグネタイトスケールを含むすべての内面付着層(すなわち、表層部の赤錆層と深層部の黒錆層)を、洗浄液による酸洗い法、高圧水を用いたウォータージェット法、ショットの衝撃を利用したショットブラスト法等によって除去していた(特許文献5,6参照)。
しかし、上記した通りマグネタイトスケール(つまり黒錆層)は非常に硬質でかつ管内面に強固に付着しているので、内面付着層の全体を除去しようとすると、除去された付着物を含む大量の洗浄媒体(例えば汚水)や、除去された付着物が再付着した伝熱配管(つまり再付着管)等が発生し、これらの二次廃棄物の処理に莫大な費用と時間を必要とする。これらの廃棄物を処理する施設の設置コストやランニングコストは非常に大きく、大規模工場等においてはこれらの廃棄物の処理施設を単独で保有・管理する場合が多い。
なお、黒錆層は非常に硬く表面に強固に固着しているため、鉄瓶、鉄鍋をはじめ、鋤、鍬から釘、蝶番に至るまで、古来より表面に赤錆層の発生を防ぐための保護皮膜として活用されている歴史的経緯がある。また、黒錆層の体積は赤錆層の1/10以下であり内径等の寸法変化への影響は相対的に小さいから、少なくとも伝熱配管の内面を定期的に洗浄する際には黒錆層を除去する必要性に乏しいと言える。
特開昭62−241589号公報 特許第2833835号公報 特開平8−66668号公報 特許第5155417号公報 特開平11−188326号公報 特開2001−225036号公報
本発明の課題は、汚水、再付着管等の二次廃棄物を大量に発生することなく伝熱配管の内面の洗浄を安全、容易かつ低コストで行うことができる伝熱配管内面洗浄装置とその洗浄方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の伝熱配管内面洗浄装置は、
内部を通過する高温物質(例えば高温水蒸気)の作用により内面付着層が形成された伝熱配管の内面を洗浄するための伝熱配管内面洗浄装置であって、
前記伝熱配管の外部に配置され、所定の形態を有するドライアイス片を発生するドライアイス発生部と、
前記伝熱配管の内部に配置され、前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記伝熱配管の内面に噴射するドライアイス噴射部と、
これらのドライアイス発生部とドライアイス噴射部との間に配置され、両者を連結して前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記ドライアイス噴射部へ供給するドライアイス供給部とを備え、
前記ドライアイス噴射部は、前記ドライアイス供給部によって前記ドライアイス片を前記伝熱配管の手前側から奥行側へ送り込む方向を供給方向としたとき、その供給方向とは反対方向に前記ドライアイス片を噴射する逆噴射ノズルを有し、
前記ドライアイス片は、前記逆噴射ノズルの周方向に沿って設けられた複数(例えば6個)の噴出口から噴出して昇華する際に、前記内面付着層のうち脆弱な表層部(例えば赤錆層)を剥離してその剥離片を前記供給方向とは反対方向に吹き寄せるとともに内面に固着した深層部(例えば黒錆層)の露出部分を洗浄し、噴出時の反力により前記逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ前記供給方向へ移動する又は停留することを特徴とする。
このように、ドライアイス発生部で生成されたドライアイス片が逆噴射ノズルの噴出口から噴出して昇華する際に、内面付着層の表層部を剥離してその剥離片を供給方向とは反対方向に吹き寄せる。したがって、洗浄水を使用せずドライアイス片の噴射によって、また硬質で強固に付着した深層部(例えば黒錆層)を避けその表面の比較的脆弱な表層部(例えば赤錆層)の剥離除去によって、汚水、再付着管等の二次廃棄物を大量に発生することなく伝熱配管の内面を安全かつ容易に洗浄できる。
なお、表層部を剥離除去する際に深層部の露出部分は同時洗浄されるので、深層部が伝熱配管の内面に固着した状態であっても洗浄後の再使用に重大な支障は生じない。よって、伝熱配管の内面から剥離され供給方向とは反対方向に吹き寄せられた表層部の剥離片を伝熱配管の手前側に掻き集めることにより、一次廃棄物の処理も安全かつ容易に行える。
ところで、逆噴射ノズルには種々のタイプがあり、本発明においても例えば次のようなタイプを選択できる。
(1)ドライアイス片の噴出に伴って伝熱配管の中心線を基準に回転する回転タイプと回転しない非回転タイプ;
(2)複数個が伝熱配管の中心線に沿って直列状に連結された連続タイプ(通称スズランタイプ)と1個で構成された単独タイプ。
上記逆噴射ノズルの内部から噴出口に至る噴出流路が形成され、その噴出流路は、自身の中心線が伝熱配管の中心線と斜めに交差するように配置され、かつ断面積SAが流路途中ののど部で減少するベンチュリ形態の絞り構造に形成されている。
ドライアイス片は、ベンチュリ形噴出流路ののど部を通過するときストレート形噴出流路よりも流速が速まって詰まりを生じにくく、また速度エネルギーの増加により大きな衝撃エネルギーを生じ内面付着層の剥離効果が向上する。
また、逆噴射ノズルと伝熱配管の内面との間の平均隙間CLは、逆噴射ノズルの最大外径DNに対して0.5〜2.5倍の寸法範囲に設定されている。
このように、平均隙間CLが0.5DN≦CL≦2.5DNであることにより、伝熱配管の内部に浮遊する逆噴射ノズルが伝熱配管の内面と接触しにくくなるとともに、逆噴射ノズルから噴出するドライアイス片が内面付着層に対して大きな衝撃エネルギーを有する。なお、0.5DN>CLの場合には逆噴射ノズルの移動時に伝熱配管の内面と接触するおそれがあり、一方、CL>2.5DNの場合にはドライアイス片による内面付着層の剥離能力が不足するおそれがある。
ところで、上記ドライアイス発生部は、液体二酸化炭素を断熱膨張により固化させて得られるドライアイス粉末と、角柱状のドライアイスブロックをドライアイス粉末よりも大なる大きさに切削して得られるドライアイス粒子との少なくとも一方を発生する。
このように、上記ドライアイス片(Dry Ice Piece)としてドライアイス粉末(Dry Ice Powder)とドライアイス粒子(Dry Ice Particle)との少なくとも一方を発生させることにより、内面付着層の洗浄能力や剥離能力に差を設けることが可能となる。例えば、ドライアイス粉末では、互いに直交する3次元座標軸(xyz軸)での寸法がすべて1mm以下に設定され、ドライアイス粒子では、少なくともいずれか1軸での寸法が1mmを超え3mm以下に設定される。この例のように、ドライアイス粒子はドライアイス粉末よりも相対的に大きく重量大であるから、剥離能力も相対的に大きくなる。したがって、ドライアイス粒子の噴射により内面付着層の表層部の剥離能力や深層部の洗浄能力を高めることも容易となる。なお、液体二酸化炭素から生成されるドライアイス粉末のみを噴射する場合には、設置コスト及びランニングコストを大幅に抑制することができる。
そして、上記課題を解決するために、このような伝熱配管内面洗浄装置を用いた本発明の伝熱配管内面洗浄方法は、
前記逆噴射ノズルの噴出口から前記ドライアイス粉末を単独噴射して該逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ、前記ドライアイス供給部を構成するホース部材を前記伝熱配管の手前側から奥行側へ向かって送り込むことにより、前記逆噴射ノズルを前記供給方向へ前進移動させて前記伝熱配管の内面を洗浄する往路洗浄工程を実行し、
前記逆噴射ノズルが前記伝熱配管の奥行側に到達した後、該逆噴射ノズルの噴出口から前記ドライアイス粒子を単独噴射して、又は前記ドライアイス粉末と前記ドライアイス粒子とを混合噴射して前記逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ、前記ホース部材を前記伝熱配管の奥行側から手前側へ向かって引き戻すことにより、前記逆噴射ノズルを前記供給方向とは反対方向へ後退移動させて前記伝熱配管の内面を繰り返し洗浄する復路洗浄工程を実行することを特徴とする。
このように、往路洗浄工程にて単独噴射されるドライアイス粉末によって伝熱配管の内面から剥離され供給方向とは反対方向に吹き寄せられた表層部の剥離片を、復路洗浄工程にて単独噴射されるドライアイス粒子又は混合噴射されるドライアイス粉末とドライアイス粒子とによって剥離された表層部の残りの剥離片とともに伝熱配管の手前側に集めることができる。逆噴射ノズルが伝熱配管の内部で往復移動することにより一次廃棄物である表層部の剥離片が1ヶ所に集められるので、後処理が安全、容易かつ低コストで行える。
本発明に係る伝熱配管内面洗浄装置の一例を示す概要説明図。 逆噴射ノズルの一例を示す斜視図。 図2に示す逆噴射ノズルの正面図。 図3の右側面図。 逆噴射ノズルとホース部材との接続状態を示す正面図。 図5の左側面図。 図6のA−A断面図。 図6のB−B断面図。 往路洗浄工程の説明図。 復路洗浄工程の説明図。 逆噴射ノズルの変形例を示す断面図。 ベンチュリ形パイプ部材の斜視図。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係る伝熱配管内面洗浄装置の一例を概念的に示す。図1に示す伝熱配管内面洗浄装置(以下、単に洗浄装置ともいう)100は、内部を通過する高温物質(例えば高温水蒸気)の作用により内面付着層が形成された伝熱配管1(例えば、製造プラント、発電プラント等の建屋壁部WLに配設されたステンレス鋼、クロム鋼等の耐熱鋼製蒸気管)の内面1aをマニュアル方式で洗浄する。一般的にこのような伝熱配管(以下、単に配管ともいう)1の内面1aには、内面付着層として、硬質で強固に付着した深層部DL(主としてマグネタイトスケールのような黒錆層)及びその表面の比較的脆弱な表層部SL(主としてヘマタイトやオキシ水酸化鉄のような赤錆層)が付着しやすい。そこで、プラントの稼働運転状況等に応じて配管1の内面洗浄を定期的に行うことが望ましい。
洗浄装置100は、ドライアイス粉末(ドライアイス片)を発生する粉末発生部10(ドライアイス発生部)と、そのドライアイス粉末を配管1の内面1aに噴射するドライアイス噴射部20と、粉末発生部10で発生したドライアイス粉末をドライアイス噴射部20へ供給するドライアイス供給部30とを備える。粉末発生部10は配管1の外部に、またドライアイス噴射部20は配管1の内部にそれぞれ配置され、ドライアイス供給部30はそれらの間に配置されて両者を連結する。
粉末発生部10では、ボンベ11内に貯留された液体二酸化炭素が断熱膨張しつつ大気中に放出されるとき、固化して(凝固点(昇華点)−78.5℃)互いに直交する3次元座標軸での寸法がすべて1mm以下のドライアイス粉末を発生する。開閉弁V1を開き流量計13を見ながら可変絞り弁12(流量制御弁)の開度を調整することにより、粉末発生部10におけるドライアイス粉末の発生量(すなわちドライアイス噴射部20への供給量)を調整する。
ドライアイス噴射部は逆噴射ノズル20で構成される。ドライアイス粉末を配管1の手前側から奥行側へ送り込む方向を供給方向(図1では右から左へ向かう矢印方向)としたとき、逆噴射ノズル20は供給方向とは反対方向(同じく左から右へ向かう方向)にドライアイス粉末を噴射する。
ドライアイス供給部30はホース部材31と接続具32とから構成され、接続具32は逆噴射ノズル20とホース部材31とを接続する。接続具32の逆噴射ノズル20側の端部にはおねじ部32a(後述するように、逆噴射ノズル20に形成されためねじ部22aと螺合する)が形成され、ホース部材31側の端部にはホース嵌合部32bが形成されている(図5参照)。なお、搬送中のドライアイス粉末に昇華熱を奪われても凍結しないように、ホース部材31には低温でも柔軟性を保持するシリコーンゴム製ホース等が推奨される。
図2〜図4は逆噴射ノズル20の構造、図5〜図8は逆噴射ノズル20とホース部材31との接続状態を示している。図2〜図5に示すように、逆噴射ノズル20は、ほぼ半球状の頭部21と、配管1の中心線O1(図1参照)と平行な二面幅部22bを有する胴体部22と、頭部21側から胴体部22側へ縮径して両者を繋ぐ縮径部23とが一体に形成されている。胴体部22には、接続具32のおねじ部32aと螺合するめねじ部22aが形成されている。胴体部22のめねじ部22aに引き続いて、頭部21にはほぼ半球形状をなす凹部21aが形成されている。
図6に示すように、頭部21には逆噴射ノズル20の周方向に沿って複数(この実施例では6本)の噴出流路24が等間隔(この実施例では60°間隔)で配置されている。具体的には図7,図8に示すように、各々の噴出流路24の中心線O2は配管1の中心線O1と所定の交差角θ(この実施例では45°)で斜めに交差する。これらの噴出流路24は、入口24aが凹部21aに開口するとともに出口24b(すなわち、ドライアイス粉末の噴出口)が縮径部23に開口し、その間が断面円形状に同一の流路直径DS(及び流路断面積SA)で貫通形成されたストレート形(例えば、DS=1mm)である。
粉末発生部10(図1参照)で生成されたドライアイス粉末は、ドライアイス供給部30のホース部材31及び接続具32の内部を通り、配管1の中心線O1に沿って逆噴射ノズル20内を供給方向に送給される。このようにして逆噴射ノズル20の内部へ導入されたドライアイス粉末は、頭部21に形成された凹部21aで方向転換して噴出流路24に流入し、その噴出口24bから外部(配管1の内面1a側)へ向かって反供給方向(この実施例では、交差角θの斜め方向)に噴出する。
図1に戻り、逆噴射ノズル20(噴出口24b)から配管1の内面1aに向けて噴射されたドライアイス粉末は、昇華して二酸化炭素になるとき、表層部SLを剥離しその剥離片を配管1の内面1aに沿って反供給方向に吹き寄せるとともに、内面1aに固着した深層部DLの露出部分を洗浄する。また、噴出時の反力により逆噴射ノズル20は配管1の内部に浮遊し、ほぼ停留する。あるいは、逆噴射ノズル20は反力によって供給方向へ緩速で移動可能であってもよい。
いずれにしても、配管1の内面1aを洗浄する作業は、ホース部材31を供給方向へ(すなわち、配管1の手前側から奥行側へ向かって)送り込むことにより、浮遊状態の逆噴射ノズル20を供給方向へ移動させて行うことができる。また、ホース部材31を反供給方向へ(すなわち、配管1の奥行側から手前側へ向かって)引き戻すことにより、浮遊状態の逆噴射ノズル20を反供給方向へ移動させて行うことができる。
図1に示すように、洗浄装置100は、ドライアイス粒子(ドライアイス片)を発生する粒子発生部110(ドライアイス発生部)も備えている。粒子発生部110は配管1の外部に配置され、開閉弁V2を開くことによりドライアイス供給部30と連結される。よって、図1の洗浄装置100では、開閉弁V1,V2の開閉操作により粉末発生部10から供給されるドライアイス粉末に代えてあるいはそれに加えて、粒子発生部110から供給されるドライアイス粒子を洗浄媒体として使用できる。
粒子発生部110では、角柱状(例えば、100mm×100mm×130mmで、重量約2kg)のドライアイスブロックDBを切削刃111で、互いに直交する3次元座標軸の少なくともいずれか1軸での寸法が1mmを超え3mm以下となるように切削することにより、ドライアイス粉末より大なるドライアイス粒子が生成される。
具体的には、切削刃111は、ドライアイスブロックDBを載置する載置部112に形成されたスリット112aから上方に突出して配置され、ドライアイスブロックDBの底面に押し付けられている。ドライアイスブロックDBは、載置部112に形成された回転摺動面112b上でホルダ113の駆動軸114を中心に回転し、切削刃111で削られてドライアイス粒子が生成される。ドライアイス粒子は、漏斗状のホッパ115から粒子ホース116へ導入され、コンプレッサ117の圧縮空気と混合された後、開閉弁V2を介してドライアイス供給部30と接続される。ホッパ115は、切削刃111の下方に位置するラッパ状の開口115aから下部に向かって横断面が漸次小さくなる逆円錐状に形成されている。
次にこのような洗浄装置100を用いて配管1の内面1aを洗浄する方法の一例を図9,図10により説明する。
<往路洗浄工程>(図9)
開閉弁V2を閉じ開閉弁V1を開くことにより、逆噴射ノズル20の噴出口24bからドライアイス粉末を単独噴射して逆噴射ノズル20を配管1の内部に浮遊させる。ホース部材31を配管1の手前側から奥行側へ向かって送り込むことにより、逆噴射ノズル20を供給方向へ前進移動させて配管1の内面1aを洗浄する。噴出口24bから噴射されるドライアイス粉末によって、表層部SLが剥離されその剥離片が配管1の内面1aに沿って反供給方向に吹き寄せられるとともに、内面1aに固着した深層部DLは露出部分が洗浄される。
<復路洗浄工程>(図10)
逆噴射ノズル20が配管1の奥行側に到達した後、開閉弁V1に加えて開閉弁V2を開くことにより、ドライアイス粉末とドライアイス粒子とを混合噴射して逆噴射ノズル20を配管1の内部に浮遊させる。ホース部材31を配管1の奥行側から手前側へ向かって引き戻すことにより、逆噴射ノズル20を反供給方向へ後退移動させて配管1の内面1aを繰り返し洗浄する。噴出口24bから噴射されるドライアイス粉末とドライアイス粒子とによって、往路洗浄工程では剥離できなかった表層部SLの残りが剥離され、その剥離片が往路洗浄工程で吹き寄せられた剥離片とともに配管1の内面1aに沿って反供給方向に集められる。なお、内面1aに固着した深層部DLは露出部分が繰り返し洗浄される。
このように、洗浄水を使用せずドライアイス粉末の噴射によって、また硬質で強固に付着した深層部DLを避けその表面の比較的脆弱な表層部SLの剥離除去によって、汚水、再付着管等の二次廃棄物を大量に発生することなく配管1の内面1aを安全かつ容易に洗浄できる。しかも、液体二酸化炭素から生成されるドライアイス粉末を主たる洗浄媒体として噴射するので、設置コスト及びランニングコストを抑制することができる。
また、往路洗浄工程にて配管1の内面1aから剥離され反供給方向に吹き寄せられた表層部SLの剥離片を、復路洗浄工程にて剥離された表層部SLの残りの剥離片とともに配管1の手前側に集めることができる。逆噴射ノズル20が配管1の内部で往復移動することにより一次廃棄物である表層部SLの剥離片が1ヶ所に集められるので、後処理が安全、容易かつ低コストで行える。
上記復路洗浄工程では、開閉弁V1を閉じ開閉弁V2を開くことにより、ドライアイス粒子を単独噴射してもよい。もちろん往路洗浄工程においても、ドライアイス粒子を単独噴射したり、ドライアイス粉末とドライアイス粒子とを混合噴射したりしてもよい。
なお、図10に示すように、配管1(内面1a)の内径をDP、逆噴射ノズル20の最大外径をDNとすると、洗浄作業時において、逆噴射ノズル20と配管1の内面1aとの間の平均隙間CLは、
CL=(DP−DN)/2
で表わされる。
例えばDP=25mm、DN=10mmのとき、CL=7.5mm(CL/DN=0.75)となる。これによって、(内面付着層である表層部SLや深層部DLが配管1の内面1aに付着した状態であっても、)配管1の内部に浮遊する逆噴射ノズル20が内面1a(厳密に言えば内面付着層)と接触しにくくなるとともに、逆噴射ノズル20から噴出するドライアイス粉末やドライアイス粒子が表層部SLや深層部DLに対して大きな衝撃エネルギーを有する。
(変形例)
図11に逆噴射ノズルの変形例を示す。図11に示す逆噴射ノズル120は、流路直径DS及び流路断面積SA(図7参照)が流路途中で減少するベンチュリ形(絞り構造)の噴出流路124を有する。
具体的には、この噴出流路は図12に示すベンチュリ形のパイプ部材124によって構成され、図6〜図8(実施例)で説明したストレート形の噴出流路24に嵌入されている。パイプ部材124(噴出流路)の流路直径DS及び流路断面積SAは、入口124aから出口124b(噴出口)に至る流路途中ののど部124cで最小値となる。例えば、入口124aの流路直径DS1(流路断面積SA1)に対し、のど部124cにおいて流路直径DS3が1/2(流路断面積SA3が1/4)に減少し、噴出口124bでは流路直径DS2(流路断面積SA2)=入口124aの流路直径DS1(流路断面積SA1)に戻る。
ドライアイス粉末やドライアイス粒子は、ベンチュリ形噴出流路124ののど部124cを通過するときストレート形噴出流路(図7参照)よりも流速が速まって詰まりを生じにくく、また速度エネルギーの増加により大きな衝撃エネルギーを生じ表層部SLの剥離効果が向上する。
以上の説明では、プラントの建屋壁部WLに配設された蒸気管を配管1とし、配管1の内面1aをマニュアル方式(すなわち、ホース部材31を人力で送り込む方式)で洗浄する洗浄装置100を前提としたが、本発明はこのような方式に限定されるものではない。例えばプラントの建屋内に露出して配設された伝熱配管の洗浄、あるいはコントロール方式(すなわち、ホース部材31を送り込む駆動機構を制御する方式)での洗浄にも適用される。
また、逆噴射ノズル20,120に非回転かつ単独タイプを用いた場合のみについて説明したが、回転タイプ、連続タイプ等を用いてもよい。さらに、粉末発生部10及び粒子発生部110の稼働スタイル(稼働の有無、順序、回数等)は、配管1の内面1aにおける内面付着層(表層部SL及び深層部DL)の発生レベル等に応じて適宜選択(変更)できる。
特に、上記した洗浄装置100が原発建屋の伝熱配管の洗浄に用いられる場合には、硬質で強固に付着した深層部とその表面の比較的脆弱な表層部とを有し、放射能で汚染された内面付着層(すなわち放射能汚染層)が放射能汚染伝熱配管の内面に付着形成される。よって、本発明は次のような具体例で表わすこともできる。
すなわち、内部を通過する高温の放射性物質(例えば放射能を帯びた高温水蒸気)の作用により放射能汚染層が付着形成された伝熱配管の内面を洗浄するための伝熱配管内面洗浄装置であって、
前記伝熱配管の外部に配置され、所定の形態を有するドライアイス片を発生するドライアイス発生部と、
前記伝熱配管の内部に配置され、前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記伝熱配管の内面に噴射するドライアイス噴射部と、
これらのドライアイス発生部とドライアイス噴射部との間に配置され、両者を連結して前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記ドライアイス噴射部へ供給するドライアイス供給部とを備え、
前記ドライアイス噴射部は、前記ドライアイス供給部によって前記ドライアイス片を前記伝熱配管の手前側から奥行側へ送り込む方向を供給方向としたとき、その供給方向とは反対方向に前記ドライアイス片を噴射する逆噴射ノズルを有し、
前記ドライアイス片は、前記逆噴射ノズルの周方向に沿って設けられた複数の噴出口から噴出して昇華する際に、前記放射能汚染層のうち脆弱な表層部を剥離してその剥離片を前記供給方向とは反対方向に吹き寄せるとともに内面に固着した深層部の露出部分を洗浄し、噴出時の反力により前記逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ前記供給方向へ移動する又は停留することを特徴とする伝熱配管内面洗浄装置である。
この場合には、ドライアイス発生部で生成されたドライアイス片が逆噴射ノズルの噴出口から噴出して昇華する際に、放射能汚染層の表層部を剥離してその剥離片を供給方向とは反対方向に吹き寄せる。したがって、洗浄水を使用せずドライアイス片の噴射によって、また硬質で強固に付着した深層部(例えばマグネタイトスケールのような黒錆層)を避けその表面の比較的脆弱な表層部(例えばヘマタイトやオキシ水酸化鉄のような赤錆層)の剥離除去によって、汚染水、再汚染管等の二次汚染廃棄物を大量に発生することなく放射能汚染伝熱配管の内面を安全かつ容易に洗浄(除染)できる。
なお、図11,図12(変形例)において、図1〜図10(実施例)と共通の機能を有する部位には同一符号を付して詳細な説明を省略した。
1 伝熱配管(蒸気管)
1a 内面
10 粉末発生部(ドライアイス発生部)
20 逆噴射ノズル(ドライアイス噴射部)
24 噴出流路
24a 入口
24b 出口(噴出口)
30 ドライアイス供給部
31 ホース部材
32 接続具
100 伝熱配管内面洗浄装置
110 粒子発生部(ドライアイス発生部)
120 逆噴射ノズル(ドライアイス噴射部)
124 パイプ部材(噴出流路)
124a 入口
124b 出口(噴出口)
124c のど部
DL 深層部(内面付着層)
SL 表層部(内面付着層)
O1 伝熱配管中心線
O2 噴出流路中心線
θ 交差角
CL 平均隙間
DN ノズル最大外径
DP 伝熱配管内径
DS 流路直径
SA 流路断面積

Claims (5)

  1. 内部を通過する高温物質の作用により内面付着層が形成された伝熱配管の内面を洗浄するための伝熱配管内面洗浄装置であって、
    前記伝熱配管の外部に配置され、所定の形態を有するドライアイス片を発生するドライアイス発生部と、
    前記伝熱配管の内部に配置され、前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記伝熱配管の内面に噴射するドライアイス噴射部と、
    これらのドライアイス発生部とドライアイス噴射部との間に配置され、両者を連結して前記ドライアイス発生部で発生した前記ドライアイス片を前記ドライアイス噴射部へ供給するドライアイス供給部とを備え、
    前記ドライアイス噴射部は、前記ドライアイス供給部によって前記ドライアイス片を前記伝熱配管の手前側から奥行側へ送り込む方向を供給方向としたとき、その供給方向とは反対方向に前記ドライアイス片を噴射する逆噴射ノズルを有し、
    前記ドライアイス片は、前記逆噴射ノズルの周方向に沿って設けられた複数の噴出口から噴出して昇華する際に、前記内面付着層のうち脆弱な表層部を剥離してその剥離片を前記供給方向とは反対方向に吹き寄せるとともに内面に固着した深層部の露出部分を洗浄し、噴出時の反力により前記逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ前記供給方向へ移動する又は停留することを特徴とする伝熱配管内面洗浄装置。
  2. 前記逆噴射ノズルの内部から前記噴出口に至る噴出流路が形成され、その噴出流路は、自身の中心線が前記伝熱配管の中心線と斜めに交差するように配置され、かつ断面積SAが流路途中ののど部で減少するベンチュリ形態の絞り構造に形成されている請求項1に記載の伝熱配管内面洗浄装置。
  3. 前記逆噴射ノズルと前記伝熱配管の内面との間の平均隙間CLは、前記逆噴射ノズルの最大外径DNに対して0.5〜2.5倍の寸法範囲に設定されている請求項1又は2に記載の伝熱配管内面洗浄装置。
  4. 前記ドライアイス発生部は、液体二酸化炭素を断熱膨張により固化させて得られるドライアイス粉末と、角柱状のドライアイスブロックを前記ドライアイス粉末よりも大なる大きさに切削して得られるドライアイス粒子との少なくとも一方を発生する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の伝熱配管内面洗浄装置。
  5. 請求項4に記載の伝熱配管内面洗浄装置を用いた伝熱配管内面洗浄方法であって、
    前記逆噴射ノズルの噴出口から前記ドライアイス粉末を単独噴射して該逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ、前記ドライアイス供給部を構成するホース部材を前記伝熱配管の手前側から奥行側へ向かって送り込むことにより、前記逆噴射ノズルを前記供給方向へ前進移動させて前記伝熱配管の内面を洗浄する往路洗浄工程を実行し、
    前記逆噴射ノズルが前記伝熱配管の奥行側に到達した後、該逆噴射ノズルの噴出口から前記ドライアイス粒子を単独噴射して、又は前記ドライアイス粉末と前記ドライアイス粒子とを混合噴射して前記逆噴射ノズルを前記伝熱配管の内部に浮遊しつつ、前記ホース部材を前記伝熱配管の奥行側から手前側へ向かって引き戻すことにより、前記逆噴射ノズルを前記供給方向とは反対方向へ後退移動させて前記伝熱配管の内面を繰り返し洗浄する復路洗浄工程を実行することを特徴とする伝熱配管内面洗浄方法。
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