JP2017070573A - 遊技機の包装構造、包装方法、及び包装装置 - Google Patents

遊技機の包装構造、包装方法、及び包装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】包装の再現を困難にすることで、セキュリティ性の高い包装構造にして、遊技機の搬送途中における不正行為を防止することである。【解決手段】一面に無数の気泡室41が形成されて、他面に前記気泡室41を覆うようにして熱収縮性フィルムF3が貼着された気泡フィルムFの当該気泡室41を内側に配置させて、起立直方体状のスロットマシン(遊技機)Sを包装する構造であって、前記スロットマシンSの底面を除く残りの全ての面が、周方向及び上下方向に沿った所定の余長を有して、前記気泡フィルムFで覆われた状態で、当該スロットマシンSの全体を加熱することで、前記気泡フィルムFの上方への抜き取りが不能となるように、当該気泡フィルムFを熱収縮させて、当該スロットマシンSが包装される構造とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機の包装状態の再現を難しくすることで、起立直方体状をした遊技機の搬送途中において、包装フィルムが取り外されて不正行為が行われるのを防止できるようにした起立直方体状の遊技機の包装構造、包装方法、及び包装装置に関するものである。
スロットマシン、パチンコ機等の起立直方体状をした遊技機を、メーカーからパチンコホールに運搬して納品する際には、当該遊技機の損傷防止を主目的として、従来は、熱収縮性を有するプラスチックフィルムを熱収縮させて包装していた。即ち、起立直方体状をした遊技機の底面を除く全ての部分(面)を、所定の余長を有してプラスチックフィルムで包装した状態で、当該遊技機の全体を加熱することで、前記プラスチックフィルムを熱収縮させていた。
このため、遊技機の運搬途中において、熱収縮された前記プラスチックフィルムを剥がして、内部の制御装置類を、自己に好都合なものに交換すると共に、制御装置類の交換に係る遊技機の特定部に、自己のみ判読可能な印を付した後に、再度、当該遊技機を熱収縮性を有するプラスチックフィルムにより、包装し直してホールに納品し、当該ホールにおいて、前記不正行為者、又は当該不正行為者から情報を得た者が遊技を行うことで、不正な利益を得るという行為が現実に発生している。
上記不正行為を許容している要因の一つは、包装フィルムが、極薄フィルムから成る熱収縮性プラスチックフィルムであるためであり、別の要因は、遊技機の底面が包装されていないために、包装されたフィルムの剥し操作を容易にしているためであって、包装フィルムの一部を上手に破って、再融着部を見破られないようにして、破った部分を再融着させる等により、不正行為が行われていた。
また、搬送途中における遊技機の緩衝効果を高めるために、従来は、図10に示されるような包装構造を採用していた。即ち、遊技機がスロットマシンSである場合には、図10(a)に示されるように,まず、不正防止のために、スロットマシンSの胴部を上記した極薄の熱収縮性フィルム81で覆って、加熱により、当該熱収縮性フィルム81を熱収縮させた後に、スロットマシンSの全体を、内面側に無数の気泡が設けられた気泡フィルムからなる立体袋体82で覆い、その後に、2本の樹脂バンド83を縦方向に配置して結束することで、スロットマシンSに対して前記立体袋体82が外れないようにしていた。このような包装構造であれば、不正防止と緩衝効果との双方を実現できるが、その包装構造が複雑なために、包装、及びその解除に手間を要していた。
一方、特許文献1に示されるように、無数の小さな空気室が設けられたフィルムの開口側を熱収縮性フィルムで覆った熱収縮性緩衝フィルム自体は、公知であるが、その用途は、被包装物の全体を熱収縮性緩衝フィルムで覆った状態で、全体を加熱することで、無数の空気室の部分を可能な限り、被包装物に密着させて、運搬時等における緩衝効果を高めることのみを目的としている。
特開平6−297618号公報
本発明は、包装状態の再現が困難なセキュリティ性の高い包装構造にすることで、遊技機の搬送途中における上記不正行為の防止を主課題とし、併せて緩衝効果を高めることを副課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する構造であって、
前記遊技機の底面を除く残りの全ての面が、周方向及び上下方向に沿った所定の余長を有して、前記気泡フィルムで覆われた状態で、当該遊技機の全体を加熱することで、前記気泡フィルムの上方への抜き取りが不能となるように、当該気泡フィルムを熱収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、気泡フィルムは、少なくとも2層以上の構造となっていると共に、包装状態で熱収縮により遊技機の外面に密着しているため、包装のセキュリティ性が高められている。遊技機を包装している気泡フィルムの必要部分のみを破って、制御装置類を行為者の都合のよいものに交換する不正行為の後に、気泡フィルムの再融着が見破られないように、再度、熱融着により、元の包装状態を再現させることは、極めて難しく、仮に、再融着した場合においては、再融着部の発見が容易となる。この結果、上記不正行為が行われた場合には、その発見が容易になると共に、遊技機が2層以上の構造の気泡フィルムで包装されていることで、不正行為者に対して不正を抑止する効果もある。なお、気泡フィルムの本来の遊技機の緩衝効果も高められる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記気泡フィルムの所定部分には、社名類の表示が長手方向に連続して印刷されていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、破損された社名類の表示の部分を原状態に修復して再現することは、難しいので、不正行為に対するセキュリティ性が一層に高められる。
請求項3の発明は、一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する方法であって、
垂直配置された巻取軸に前記気泡フィルムが巻回された2本の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムの先端部は、縦方向に融着された縦方向融着部となっていて、2枚の気泡フィルムの先端部の縦方向融着部の内側に起立直方体状の前記遊技機が配置され、この状態で、周方向に所定の余長を有して前記遊技機を包むようにして、2枚の気泡フィルムにおける先端融着部と対向する部分を縦方向に融着し、この後に、2枚の気泡フィルムにおける前記遊技機の直上の部分を横方向に融着することで、当該遊技機における底面を除く残りの全ての部分を気泡フィルムで覆い、
上記の状態で、気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2に係る遊技機の包装構造を実現するための包装方法であって、直前の包装において、2本の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムの先端部が縦方向に融着されていて、2枚の気泡フィルムの先端部の縦方向融着部の内側に起立直方体状の前記遊技機を配置した状態で、別の縦方向の融着・切断を行った後に、2枚の気泡フィルムにおける前記遊技機の直上の部分を横方向に融着・切断することで、当該遊技機における底面を除く残りの全ての部分を気泡フィルムで覆い、この状態で、気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装しているので、気泡フィルムによる遊技機の連続包装が可能となる。
請求項4の発明は、一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する方法であって、
底面のみが開口していて、前記遊技機に対して僅かに相似大形の立体袋体を前記気泡フィルムで形成しておいて、
前記立体袋体で覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴としている。
請求項3の発明は、2本の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムにより遊技機の外側を覆った状態で、2枚の気泡フィルムを縦方向及び横方向の双方に沿って融着・切断した後に、周方向及び上下方向に沿って所定の余長を有して包装された遊技機の全体を加熱しているために、2枚の気泡フィルムにおける遊技機の各面に対応しない部分は、余幅部となるが、請求項4の発明では、予め、底面のみが開口していて、前記遊技機に対して僅かに相似大形の立体袋体を前記気泡フィルムで形成しておいて、当該立体袋体で覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装する方法であるため、余幅部を全く発生させないで、前記立体袋体を構成する気泡フィルムの熱収縮により遊技機を包装できる。
請求項5の発明は、前記遊技機の操作部を構成する突出操作部を、熱収縮時において気泡フィルムが破損されるのを防止する破損防止筒で覆った状態で、当該気泡フィルムを熱収縮させることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、気泡フィルムの熱収縮時において、前記突出操作部により破損されるのを防止できる。
請求項6の発明は、請求項3に記載の起立直方体状の遊技機の包装方法を実施するための包装装置であって、
前記遊技機を起立姿勢で搬送するためのコンベア装置と、
巻取軸に気泡フィルムが巻き取られて、前記コンベア装置の上流端側の両側に軸心を起立して配置された左右一対の気泡フィルム原反と、
前記一対の気泡フィルム原反から引き出されて、先端部が縦方向に融着された2枚の気泡フィルムの当該先端部の間に、前記コンベア装置で搬送される遊技機が配置された状態で、一対の縦融着切断バーの当接・離間により、当該2枚の気泡フィルムの前記先端融着部と対向する部分を縦方向に融着して切断するための縦融着切断装置と、
前記縦融着切断装置により遊技機の周囲が気泡フィルムで覆われた後に、一対の横融着切断バーの当接・離間により、当該2枚の気泡フィルムにおける遊技機の直上の部分を横方向に融着して切断するために、前記縦融着切断装置に対して遊技機の搬送方向の下流側に配置された横融着切断装置と、
周囲及び上面が気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を熱風により加熱して、当該気泡フィルムを熱収縮させるために、前記横融着切断装置に対して遊技機の搬送方向の下流側に配置された加熱室と、
を備えていることを特徴としている。
請求項6の発明によれば、直前の包装において、一対の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムの先端部は、縦方向に融着されており、コンベア装置により搬送される遊技機は、2枚の気泡フィルムの間であって、しかも先端の縦方向の融着部に近接して配置され、この状態で、縦融着切断装置を構成する一対の縦融着切断バーの当接により、コンベア装置上において、2枚の気泡フィルムにおける前記先端融着部と対向する部分が縦方向に沿って融着・切断され、その後に、横融着切断装置を構成する一対の横融着切断バーの当接により、2枚の気泡フィルムにおける融着の直上の部分が横方向に融着・切断され、この状態では、遊技機は、周方向及び上下方向の双方に沿って所定の余長を有して包装されている。その後に、気泡フィルムにより、上記状態で包装された遊技機は、コンベア装置の搬送により、加熱室に送られて所定時間停止し、その間に、熱風により気泡フィルムが加熱収縮されることで、遊技機は包装される。よって、請求項6の包装装置によれば、気泡フィルムの熱収縮による遊技機の包装を連続的に行える。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記横融着切断装置により前記2枚の気泡フィルムを横方向に融着して切断した後に、融着・切断されて遊技機を包装している2枚の気泡フィルムにおける当該遊技機の上端部の搬送方向に沿って対向する部分に発生する余幅部を、周方向に沿って当該遊技機を覆っている気泡フィルムに融着させるための前後一対の余幅部融着装置を備えていることを特徴としている。
請求項7の発明によれば、2枚の気泡フィルムを用いて、遊技機を包装する場合に不可避的に発生する余幅部を、周方向に沿って当該遊技機を覆っている気泡フィルムに融着させられる。
本発明によれば、2本の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムの先端部が縦方向に融着されていて、2枚の気泡フィルムの先端部の縦方向融着部の内側に起立直方体状の前記遊技機を配置した状態で、別の縦方向の融着を行った後に、2枚の気泡フィルムにおける前記遊技機の直上の部分を横方向に融着することで、当該遊技機における底面を除く残りの全ての部分を気泡フィルムで覆い、この状態で、気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装しているので、気泡フィルムによる遊技機の連続包装が可能となる。このため、少なくとも2層以上の構造の気泡フィルムが熱収縮により遊技機の外面に密着した状態で包装されることで、包装構造の再現が難しくなって、セキュリティ性が高められているので、遊技機を包装している気泡フィルムの必要部分のみを破って、制御装置類を行為者の都合のよいものに交換する不正行為の後に、気泡フィルムの再融着が見破られないように、再度、熱融着して、包装状態を再現させることは、きわめて難しく、仮に、再融着した場合には、再融着部の発見が容易となるため、上記不正行為が行われた場合には、その発見が容易になると共に、遊技機が2層以上の構造の気泡フィルムで包装されていることで、不正行為者に対して不正を抑止する効果もある。
本発明に係る遊技機の包装装置の正面図である。 同じく平面図である。 図1のX−X線矢視図である。 (a)〜(d)は、2枚の気泡フィルムFによってスロットマシンSが包装される順序を示す斜視図である。 包装している切断気泡フィルムF’の熱収縮後におけるスロットマシンSの斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ切断気泡フィルムF’の熱収縮の前後におけるスロットマシンSの模式的縦断面図である。 (a),(b)は、切断気泡フィルムF’の熱収縮後におけるスロットマシンSの模式的横断面図、及び部分拡大図である。 スロットマシンSを立体袋体31により包装する方法を示す斜視図である。 本発明の方法により包装されたパチンコ機Pの斜視図である。 (a),(b)は、不正防止と緩衝効果との双方を図った従来のスロットマシンSの包装過程を示す斜視図である。
以下、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。最初に、図1〜図3を参照して、本発明に係る遊技機の包装装置について説明し、当該包装装置の説明において、本発明に係る遊技機の包装方法、及び包装構造の一部について説明する。なお、以下において、遊技機(スロットマシンS又はパチンコ機P)が気泡フィルムFで包装された図面では、両者の識別を容易にするために、遊技機を破線で図示してある。実施例の包装対象は、スロットマシンSであって、当該スロットマシンSは、搬入コンベアC1 から搬送コンベアC2 に供給され、スロットマシンSは、搬入コンベアC1 から搬送コンベアC2 に移送される途中、及び当該搬送コンベアC2 上において、気泡フィルムを巻回した巻取軸が垂直に配置された一対の気泡フィルム原反Kから引き出された2枚の気泡フィルムFにより、底面を除く全面が周方向及び上下方向の双方に沿って所定の余長(弛み)を有して包装され、この状態で包装されたスロットマシンSは、搬送コンベアC2 の搬送途中に設けられた加熱室Jにおいて、所定時間停止した状態で、当該スロットマシンSの全体を加熱することで、包装している気泡フィルムFを熱収縮させる構成になっている。
前記搬入コンベアC1 と搬送コンベアC2 との間には、搬送方向Qに沿って、気泡フィルムFを融着・切断するための所定の操作間隔1が形成されている。一対の気泡フィルム原反Kは、搬入コンベアC1 の上流端のほぼ両側に配置されて、当該気泡フィルム原反Kから引き出された2枚の気泡フィルムFは、搬入コンベアC1 から搬送コンベアC2 にスロットマシンSが移送されることで、気泡フィルム原反Kから引き出されて、複数の各ガイドローラR1 〜R4 を経て、前記搬入コンベアC1 と搬送コンベアC2 との間の前記操作間隔1の直上の操作空間2の部分に供給される構成になっている。直前の包装で先端部が融着・切断されることで閉じられている2枚の気泡フィルムFは、搬入コンベアC1 から搬送コンベアC2 に向けてスロットマシンSが移送されると、先端部が閉じられている2枚の気泡フィルムFは、気泡フィルム原反Kから引き出されて、当該スロットマシンSの上流側の側面を除く周囲は、2枚の気泡フィルムFにより覆われる〔図4(a)参照〕。図1に示されるように、気泡フィルム原反Kから引き出された気泡フィルムFは、垂直に配置されていて、その幅は、包装対象のスロットマシンSの高さよりも広くて、当該気泡フィルムFの下端は、スロットマシンSの下端に配置されている。
スロットマシンSは、両側面、上面及び背面は、平面状であるが、全面のみは、表示部61及びコイン収容部62が凹状になっていると共に、操作部63は,前面に突出していて、全体として凹凸状となっている。気泡フィルムFの熱収縮により、底面を除く全体を包装すると、気泡フィルムFの熱収縮時に、前記操作レバー64により気泡フィルムFが破損される恐れがある。よって、前記操作レバー64には、その突出長に対応した破損防止筒65で覆った状態で、気泡フィルムFにより、スロットマシンSの全体を包装する。
また、気泡フィルムFは、図7(b)に示されるように、無数の気泡室41が形成されたフィルムF1 の開口側が、通常のフィルムF2 で覆われて、更に、フィルムF2 の外側が熱収縮性フィルムF3 で覆われた3層構造であって、加熱により、熱収縮性フィルムF3 のみが熱収縮する構造になっている。図示例の気泡フィルムFは、3層構造であるが、無数の気泡室41が形成されたフィルムの開口側を熱収縮性フィルムF3 で直接に覆った2層構造のものを使用してもよい。また、図5に示されているように、包装状態で外側に配置される熱収縮性フィルムF3 には、長手方向に沿って連続して、或いは所定間隔をおいて識別表示である社名66が印刷されている。
垂直配置された2枚の気泡フィルムFの各上端部は、垂れ下がらないように、前後一対の把持爪11を備えた把持装置Dに把持されていて、当該把持装置Dは、フレームTの幅方向の中央に、スロットマシンSの搬送方向Qに沿って送りコンベア12が配置され、当該送りコンベア12により、前記把持装置Dは、前記搬送方向Q及びその逆方向に沿って往復移動する。
前記操作空間2には、一対の縦融着切断バー13が搬送方向Qと直交する方向に沿って接近・離隔する縦融着切断装置Bが配置され、搬送コンベアC2 の上流端部において停止しているスロットマシンSの周囲を覆っている2枚の気泡フィルムFの先端部は、直前の包装で縦方向に融着・切断されていて、縦融着部U1 となっており〔図4(a)参照〕、前記2枚の気泡フィルムFの非融着側(搬送方向Qに沿って上流側)は、前記一対の縦融着切断バー13の接近により互いに密着することで、互いに離間していた2枚の気泡フィルムFは、部分的に密着して融着・切断されて、スロットマシンSは、その上面が非包装となった状態で、切断された気泡フィルムF’によって、全周が所定の余長を有して包装されて、縦融着部U1 が形成される〔図4(b)参照〕。
縦融着切断装置Bの下流側には、一対の横融着切断バー14が接近・離隔する構成であって、一対の横融着切断バー14が接近して密着することで、スロットマシンSの直上の部分が平面視でコの字形に変形された一対の切断気泡フィルムF’が融着・切断されて、スロットマシンSの上面の部分が一対の気泡フィルムFで覆われて、横融着部U2 が形成される〔図4(c)参照〕。
上記の状態では、スロットマシンSの上端部の搬送方向Qに沿って対向する部分に、三角形状の余幅部15がそれぞれ発生するため、横融着切断装置Eの下流側には、前記余幅部15を、スロットマシンSの周囲を覆っている切断気泡フィルムF’の外側に押しつけて融着するための余幅部融着装置Gが配置されている。余幅部融着装置Gは、スロットマシンSの搬送方向Qに沿って所定間隔をおいて対向配置された押付シリンダ16により構成される。各押付シリンダ16は、そのロッドの先端部に融着具17が一体に取付けられていて、昇降シリンダ18により、スロットマシンSの対向側面の上端部の側方まで下降された後に、前進して、前記余幅部15を切断気泡フィルムF’に対して融着させる〔図4(d)参照〕。これにより、スロットマシンSは、底面を除く全ての部分が、周方向、及び上下方向の双方に沿って所定の余長を有して切断気泡フィルムF’で覆われて包装される。
余幅部融着装置Gの下流には、加熱室Jが設けられている。加熱室Jは、両側壁21と、天井壁22と、搬送コンベアC2 のスロットマシンSの入口側及び出口側の各通過部を開閉する左右一対の開閉ドア23とで囲まれる空間であって、天井壁22の上面には、熱風送風機24が配置され、当該熱風送風機24の吐出口に接続されたダクト25は、前記天井壁22の2箇所を貫通して、内部の加熱室Jに通じている。
そして、加熱室Jにおける切断気泡フィルムF’の加熱前においては、図6(a)に示されるように、周方向、及び上下方向に沿って所定の余長を有して、スロットマシンSの前面を含む全面においてほぼ平面状となっていた切断気泡フィルムF’は、加熱により、表側の熱収縮性フィルムF3 が熱収縮することで、図6(b)及び図7(a)に示されるように、スロットマシンSの前面においては、熱収縮された切断気泡フィルムF’は、当該前面の凹凸に対応して熱収縮される共に、前面を除く残りの4つの平面状の部分においては、熱収縮された切断気泡フィルムF’が各面に密着して、全方向に亘って張力が付与された状態で、スロットマシンSは、熱収縮された切断気泡フィルムF’により包装される。スロットマシンSの前面は、操作レバー64が設けられている操作部が前方に突出していて、当該操作部を含めて、その上下の各部分に気泡フィルムFが密着しているため、熱収縮により包装された気泡フィルムFが、上方に抜け出ることはない。この際、図6(b)に示されるように、スロットマシンSの操作レバー64の部分は、破損防止筒65で覆われているため、熱収縮された切断気泡フィルムF’に張力が付与されても、前記操作レバー64により、切断気泡フィルムF’が破損されることはない。
このように、スロットマシンSは、2層以上の構造の切断気泡フィルムF’により包装されるため、所定部分を剥がして、再融着して、包装状態を再現させることが難しく、仮に、再融着しても、その痕跡が分かるので、上記した不正が分かると共に、当該包装構造により、不正行為を抑止できる。また、気泡フィルムFの表面には、社名表示66が連続して、又は所定の間隔をおいて印刷されているので、気泡フィルムFにおける社名表示66の部分の修復(再融着)は、直ちに判明するので、上記した不正行為の防止及び抑止が図られて、スロットマシンSの搬送途中におけるセキュリティ性が高められる。また、切断気泡フィルムF’により包装されているため、緩衝効果も高められる。
また、図8に示される包装構造は、スロットマシンSの上方から覆い被せることで包装可能な直方体状の立体袋体31であって、当該立体袋体31は、被包装物であるスロットマシンSに対して僅かに相似大形となるように、所定の平面形状の切断気泡フィルムF’を立体的に折り曲げて、下面のみが開口した形状に形成されている。このため、立体袋体31には、前記余幅部を無くすことができる。なお、図8において、U1',U2'は、縦方向及び横方向に沿った切断気泡フィルムF’の縦横の各融着部を示す。
立体袋体31をスロットマシンSの上方から覆い被せた状態で、全体を加熱させて、当該立体袋体31を構成する切断気泡フィルムF’を熱収縮させることで、周方向及び上下方向の余長がなくなって、切断気泡フィルムF’は、スロットマシンSの全面に密着して包装される。
また、本発明に係る包装構造、及び包装方法の対象は、上記したスロットマシンSのみならず、図9に示されるように、パチンコ機Pであってもよい。パチンコ機Pにおいても、操作ハンドル71が前面に突出しているので、当該操作ハンドル71を破損防止筒65’で覆った状態で、一対の縦融着切断バー13の長さ及び配置位置、一対の横融着切断バー14の長さ及び配置位置、並びに一対の融着具17の間隔及び配置位置のみ上記した包装装置と異なる同一基本構成の別の包装装置により、切断気泡フィルムF’により包装することが可能である。なお、上記したスロットマシンSの包装状態と対応する部分には、図9において、同一符号に「’」又は「''」を付し、図示のみ行う。
B:縦融着切断装置
1 :搬入コンベア(コンベア装置)
2 :搬送コンベア(コンベア装置)
E:横融着切断装置
F:気泡フィルム
F' :切断気泡フィルム
1 :気泡室が形成されたフィルム
2 :通常のフィルム
3 :熱収縮性フィルム
G:余幅部融着装置
J:加熱室
K:気泡フィルム原反
P:パチンコ機(遊技機)
S:スロットマシン(遊技機)
1,U1', U1'' :縦融着部
2,U2', U2'' :横融着部
13:縦融着切断バー
14:横融着切断バー
15,15’:余幅部
31:立体袋体
64:スロットマシンの操作レバー(突出操作部)
65,65’:破損防止筒
71:パチンコ機の操作ハンドル(突出操作部)

Claims (7)

  1. 一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する構造であって、
    前記遊技機の底面を除く残りの全ての面が、周方向及び上下方向に沿った所定の余長を有して、前記気泡フィルムで覆われた状態で、当該遊技機の全体を加熱することで、前記気泡フィルムの上方への抜き取りが不能となるように、当該気泡フィルムを熱収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴とする遊技機の包装構造。
  2. 前記気泡フィルムの所定部分には、社名類の表示が長手方向に沿って連続して印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の包装構造。
  3. 一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する方法であって、
    垂直配置された巻取軸に前記気泡フィルムが巻回された2本の気泡フィルム原反から引き出された2枚の気泡フィルムの先端部は、縦方向に融着された縦方向融着部となっていて、2枚の気泡フィルムの先端部の縦方向融着部の内側に起立直方体状の前記遊技機が配置され、この状態で、周方向に所定の余長を有して前記遊技機を包むようにして、2枚の気泡フィルムにおける先端融着部と対向する部分を縦方向に融着し、この後に、2枚の気泡フィルムにおける前記遊技機の直上の部分を横方向に融着することで、当該遊技機における底面を除く残りの全ての部分を気泡フィルムで覆い、
    上記の状態で、気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴とする遊技機の包装方法。
  4. 一面に無数の気泡室が形成されて、他面に前記気泡室を覆うようにして熱収縮性フィルムが貼着された気泡フィルムの当該気泡室を内側に配置させて、起立直方体状の遊技機を包装する方法であって、
    底面のみが開口していて、前記遊技機に対して僅かに相似大形の立体袋体を前記気泡フィルムで形成しておいて、
    前記立体袋体で覆われた遊技機の全体を加熱して、外側の熱収縮性フィルムを収縮させて、当該遊技機を包装することを特徴とする遊技機の包装方法。
  5. 前記遊技機の操作部を構成する突出操作部を、熱収縮時において気泡フィルムが破損されるのを防止する破損防止筒で覆った状態で、当該気泡フィルムを熱収縮させることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機の包装方法。
  6. 請求項3に記載の起立直方体状の遊技機の包装方法を実施するための包装装置であって、
    前記遊技機を起立姿勢で搬送するためのコンベア装置と、
    巻取軸に気泡フィルムが巻き取られて、前記コンベア装置の上流端側の両側に軸心を起立して配置された左右一対の気泡フィルム原反と、
    前記一対の気泡フィルム原反から引き出されて、先端部が縦方向に融着された2枚の気泡フィルムの当該先端部の間に、前記コンベア装置で搬送される遊技機が配置された状態で、一対の縦融着切断バーの当接・離間により、当該2枚の気泡フィルムの前記先端融着部と対向する部分を縦方向に融着して切断するための縦融着切断装置と、
    前記縦融着切断装置により遊技機の周囲が気泡フィルムで覆われた後に、一対の横融着切断バーの当接・離間により、当該2枚の気泡フィルムにおける遊技機の直上の部分を横方向に融着して切断するために、前記縦融着切断装置に対して遊技機の搬送方向の下流側に配置された横融着切断装置と、
    周囲及び上面が気泡フィルムで覆われた遊技機の全体を熱風により加熱して、当該気泡フィルムを熱収縮させるために、前記横融着切断装置に対して遊技機の搬送方向の下流側に配置された加熱室と、
    を備えていることを特徴とする遊技機の包装装置。
  7. 前記横融着切断装置により前記2枚の気泡フィルムを横方向に融着して切断した後に、融着・切断されて遊技機を包装している2枚の気泡フィルムにおける当該遊技機の上端部の搬送方向に沿って対向する部分に発生する余幅部を、周方向に沿って当該遊技機を覆っている気泡フィルムに融着させるための前後一対の余幅部融着装置を備えていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機の包装装置。
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