JP2002177492A - 遊技機の梱包装置 - Google Patents

遊技機の梱包装置

Info

Publication number
JP2002177492A
JP2002177492A JP2000384920A JP2000384920A JP2002177492A JP 2002177492 A JP2002177492 A JP 2002177492A JP 2000384920 A JP2000384920 A JP 2000384920A JP 2000384920 A JP2000384920 A JP 2000384920A JP 2002177492 A JP2002177492 A JP 2002177492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film material
game machine
film
sealing
sealed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000384920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4528435B2 (ja
Inventor
Hatsumi Takahashi
初実 高橋
Yoshihiro Hoshino
至宏 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000384920A priority Critical patent/JP4528435B2/ja
Publication of JP2002177492A publication Critical patent/JP2002177492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4528435B2 publication Critical patent/JP4528435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム材で遊技機を完全に密封可能である
と共に、安定した作業が可能になって生産性が向上する
遊技機の梱包装置を提供する。 【解決手段】 長尺なフィルム材2を供給するフィルム
材供給手段3と、折返辺22で繋がって重なった状態の
フィルム材2を分離する共に、供給方向と搬送方向とを
一致させるガイド手段4と、パチンコ機Pを起立状態で
搬送挿入する搬送手段5と、フィルム材2の下縁付近を
封止する底部封止手段6と、フィルム材2の側方部分を
幅方向に封止する側部封止手段7と、封止したフィルム
材2を幅方向に切断する切断手段8と、パチンコ機Pの
搬送とフィルム材2の供給を同期させる制御手段と、を
備え、フィルム材2の折返辺22及び封止した三辺によ
りパチンコ機Pを密封するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機やス
ロットマシン等の遊技機の製造工程で使用し、完成した
遊技機を袋材に入れて封止する遊技機の梱包装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機を製造し出荷する
際には、完成した遊技機をビニール袋等に入れて出荷し
ている。これは、単に、ホコリやキズから製品を保護す
るばかりではなく、このビニール袋を封止することによ
り、輸送中に不正な改造等を防止する目的もある。そし
て、この袋掛け作業は、手作業ばかりではなく、例え
ば、特開平10−1104号公報に記載された梱包装置
等により、機械的に行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の梱包装置は、長尺な筒状に形成したフィルム材
の短辺を、熱溶着により封止すると共に切断し、未封止
部分を吸引して拡げながら遊技機に上方から被せてい
る。このため、フィルム材が静電気により密着している
と、うまく開かず、被着に失敗することがあった。この
ときは、作業員が手作業によって被せ直さなければなら
ず、作業員の負担が大きかった。また、従来は、袋材を
遊技機に被せたままで、改めて封止してはいなかったの
で、完全に密封することができず、不正防止の観点から
は不充分であった。更に、フィルム材の供給及び被着方
向と遊技機の供給方向が交差しているので、スピードア
ップに限界があり、前記した被着の失敗と共に、生産性
の向上を望めなかった。本発明は上記に鑑み提案された
もので、フィルム材で遊技機を完全に密封可能であると
共に、安定した作業が可能になって生産性が向上する遊
技機の梱包装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に係る発明は、遊技機をフィルム材によって密
封状態に梱包する遊技機の梱包装置であって、二つ折り
にして重なった状態の長尺なフィルム材を供給するフィ
ルム材供給手段と、折返辺で繋がって重なった状態のフ
ィルム材を分離して対向させると共に、フィルム材の供
給方向と遊技機の搬送方向とを一致させるガイド手段
と、対向するフィルム材の間に、遊技機を起立状態で搬
送挿入する搬送手段と、フィルム材内に搬送挿入された
遊技機の下方部分で当該フィルム材の下縁付近を封止す
る底部封止手段と、遊技機が挿入されたフィルム材の側
方部分を幅方向に封止する側部封止手段と、封止したフ
ィルム材を幅方向に切断する切断手段と、遊技機の搬送
とフィルム材の供給を同期させる制御手段と、を備え、
フィルム材の折返辺及び封止した三辺により遊技機を密
封するようにしたことを特徴とする遊技機の梱包装置で
ある。請求項2に記載した発明は、請求項1の構成に加
えて、フィルム材供給手段は、搬送手段に対して上方か
らフィルム材を供給し、ガイド手段は、搬送方向の上流
側に向いて位置する折返辺を、搬送手段の上方において
上向きにほゞ水平に位置するように変換させると共に、
この上方に位置する折返辺を共通にして連続する第1フ
ィルム面と第2フィルム面とを、所定の間隔を開けて対
向させるように、傾斜ガイド辺を備える一対のガイド板
からなる遊技機の梱包装置である。請求項3に記載した
発明は、請求項1または2の構成に加えて、側部封止手
段及び切断手段は搬送手段の終端側に位置し、側部封止
手段は熱源を備える溶着装置を2条に配設してなり、切
断手段は上記2条の溶着装置の間に位置し、先行する遊
技機を挿入したフィルム材の後縁側の封止工程と、続行
する遊技機を挿入したフィルム材の前縁側の封止工程
と、両フィルム材の切断工程とを同時に行うようにした
遊技機の梱包装置である。請求項4に記載した発明は、
請求項1ないし3の何れかの構成に加えて、折返辺及び
封止した三辺により遊技機を密封したフィルム材に、空
気抜きの小孔を開設する穿孔手段を設けた遊技機の梱包
装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
ついて説明すると、図1は本発明に係る遊技機の梱包装
置の概略斜視図であって、梱包装置1は、遊技機を包み
込むためのフィルム材2を供給するフィルム材供給手段
3と、重なったフィルム材2を分離すると共に、供給方
向を遊技機の搬送方向に合わせるガイド手段4と、遊技
機を起立状態で搬送する搬送手段5と、フィルム材2内
に搬送挿入された遊技機の下方部分で当該フィルム材2
の下縁付近を封止する底部封止手段6と、遊技機が挿入
されたフィルム材2の側方部分を幅方向に封止する側部
封止手段7と、封止したフィルム材2を幅方向に切断す
る切断手段8とを備え、各手段が制御手段によって制御
されている。
【0006】完成した遊技機、例えばパチンコ機Pにつ
いて説明すると、パチンコ機Pは、ゲージ盤或いは遊技
盤と呼ばれ、機種毎に異なる意匠や仕様を備える部分
と、外枠に前面枠を蝶着した本体と呼ばれる共用可能な
部分とを、組み付けて構成されている。
【0007】上記ゲージ盤には、表示装置や入賞装置等
が設けられ、また、これらの諸装置を制御して機種毎に
異なる遊技を可能にする制御装置が設けてある。一方、
本体には、打球の発射装置や賞球の払出装置等が設けて
あり、これらの装置を制御する制御装置を備えている。
そして、ゲージ盤側の制御装置を含む諸装置と、本体側
の制御装置を含む諸装置とが、電気的に接続され、更
に、遊技店の管理装置に接続可能になっている。従っ
て、パチンコ機Pは、精密機械であり、出荷には細心の
注意が必要である。しかも、輸送中に、制御装置に細工
して大当りが出易くする等の不正な改造を防止しなけれ
ばならない。
【0008】そこで、従来から、出荷するパチンコ機P
にはビニール袋を被せて、ホコリの付着やキズの発生を
防止しているが、充分な効果を得られていないのが現状
である。
【0009】本発明において、パチンコ機Pに被せるフ
ィルム材2は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂製
の長尺なフィルムであり、一端で折り返されて二つ折り
にされ、フィルム面が重なった状態で、ロール状に巻き
取られている。尚、フィルム材2の幅、即ち、短辺の長
さは、パチンコ機Pに被せたときに、必要且つ十分な長
さに設定してある。
【0010】上記のようなフィルム材2を供給するフィ
ルム材供給手段3は、後述する搬送手段5に対して上方
から供給する。そこで、フィルム材供給手段3は、長尺
なフィルム材2を巻き取った原ロール21を装着するロ
ール受31、原ロール21から繰り出したフィルム材2
に適宜なテンションを与えるテンションローラ32、繰
り出し方向を変えるアイドラー33、更にフィルム材2
を繰り出す駆動源に連絡したドライブローラ34等を、
適宜な位置に配設してある。また、図示していないが、
フィルム材2の状態、即ち、正しく繰り出されている
か、繰り出しのスピードは適切か、弛みや詰まりはない
か等を検出するためのセンサが各所に配設してある。
尚、図3に示した実施形態では、ロール受31を2段に
備えて、一方の原ロール21の装着を、他方の原ロール
21から供給中に行って、供給の切替を遅滞なく行うよ
うに構成してある。
【0011】パチンコ機P、即ち、本体にゲージ盤を組
み付け、最終検査に合格した完成品を、最終工程である
本発明に係る梱包装置1へ搬送してフィルム材2により
封止する搬送手段5は、例えば、ローラコンベア51に
よって構成する。このローラコンベア51は、フレーム
52に適宜な間隔で多数のローラ53を配設し、各ロー
ラ53をチェーン(図示せず)等で駆動源に連絡して、
回転駆動する。そして、このローラコンベア51の上に
パチンコ機Pを載置すれば、このパチンコ機Pが、回転
するローラ53によって、順次、次のローラ53上に送
り出される。尚、図示の実施形態では、パチンコ機Pを
起立状態、即ち、遊技店に設置して使用する状態と同じ
ように、遊技盤を上方に位置させた状態に、自立させた
状態で搬送している。
【0012】ガイド手段4は、フィルム材供給手段3か
ら供給される、折返辺22で繋がって重なった状態のフ
ィルム材2を分離して対向させると共に、フィルム材2
の供給方向をパチンコ機Pの搬送方向と同じ向きにす
る。詳しくは、パチンコ機Pが搬送されて来る上流側を
向いているフィルム材2の折返辺22が、前記したロー
ラコンベア51の上方において、上向きのほゞ水平な状
態になるように、フィルム材2の方向転換を行う。ま
た、同時に、この上方に向いた折返辺22を共通にして
重なったフィルム材2を分離させ、更に、この分離した
フィルム材2の第1フィルム面2aと第2フィルム面2
bとを、所定の間隔を開けて対向させる。
【0013】このため、ガイド手段4は、前記したフィ
ルム材供給手段3のドライブローラ34と搬送手段5の
ローラ53との間に位置している。そして、ガイド手段
4は、ほゞ45度の傾斜角度で傾斜した傾斜ガイド辺4
1を備えると共に、間にパチンコ機Pを挿入可能な間隔
で対向する一対のガイド板42からなる。
【0014】上記のようなガイド手段4の一対のガイド
板42にフィルム材2を供給すると、即ち、ガイド板4
2の上方よりフィルム材2を、ガイド板42の外側から
傾斜ガイド辺41を経て、ガイド板42の内側に沿うよ
うに折り曲げながら供給すると、フィルム材2の供給方
向がパチンコ機Pの搬送方向と同じになると共に、折り
返されたフィルム材2の間にパチンコ機Pを挿入可能な
空間が形成される。
【0015】そこで、上記したフィルム材2の間の空間
に、起立状態にあるパチンコ機Pをローラコンベア51
により挿入する。この状態では、パチンコ機Pにフィル
ム材2が被っているだけで、言い換えると、パチンコ機
Pの前面側と背面側とをフィルム材2が覆っているだけ
で、このパチンコ機Pを覆うフィルム材2の前縁側、後
縁側及び下縁部分は自由である。
【0016】一方、前記した一対のガイド板42の後方
には、上辺を延長するように、一対のガイドレール43
が設けてある。このガイドレール43は、ローラコンベ
ア51の上方において、フィルム材2の間隔を保つと共
に、パチンコ機Pの万が一の転倒を防止している。
【0017】次に、前記したパチンコ機Pを覆うフィル
ム材2の下縁部分を封止する。このため、本発明に係る
梱包装置1は、底部封止手段6を備えている。この底部
封止手段6は、例えば、対向する加熱ローラ61によっ
て構成する。即ち、加熱ローラ61の間に、フィルム材
2の下縁部分を挿通して加熱すれば、フィルム材2が溶
着される。尚、この底部封止手段6よりも下流側の搬送
手段5は、2条のローラ53′、53′の間に隙間のあ
るローラコンベア51′によって構成し、両ローラ5
3′の間を、封止したフィルム材2の下縁部分が通るよ
うにする。
【0018】下縁部分を封止したフィルム材2は筒状に
なっており、この中にパチンコ機Pが間隔を開けて列状
に挿入されているので、次に、各パチンコ機P毎に、側
縁部分を封止すると共に、フィルム材2を切り離す必要
がある。
【0019】そこで、本発明に係る遊技機の梱包装置1
は、側部封止手段7と切断手段8を備えている。この側
部封止手段7及び切断手段8は、図示の実施形態では、
前記した搬送手段5であるローラコンベア51の終端側
に位置する一つのユニットとして構成してある。また、
このユニットには、封止して袋状になったフィルム材2
に、小孔91を開設して空気抜きを行う穿孔手段9が併
設してある。
【0020】上記したユニットの側部封止手段7は、熱
源を備える溶着装置を2条に配設してなり、切断手段8
は上記2条の溶着装置の間に位置し、先行するパチンコ
機Pを挿入したフィルム材2の後縁側の封止工程と、続
行するパチンコ機Pを挿入したフィルム材2の前縁側の
封止工程と、フィルム材2の切断工程とを同時に行うよ
うになっている。
【0021】詳しくは、図6ないし図8の模式的な説明
図及び拡大図に示すように、エアシリンダ71等を駆動
源として夫々当接及び離隔する方向にスライドする熱線
側縦シール部材7Aと、受側縦シール部材7Bとから構
成してある。
【0022】熱線側縦シール部材7Aは、例えば、図8
に示すように、先端が二股に分かれた分岐腕72を長手
方向に沿って有し、各分岐腕72の先端に熱線73を設
けている。また、これらの分岐腕72、72の外側に
は、フィルム材2に、不正されない程度の大きさの小孔
91を開設するための複数のポンチ74が適宜な間隔で
突設してある。更に、上記分岐腕72の間の凹部には、
切断手段8を構成するカッター81が設けてある。
【0023】一方、受側縦シール部材7Bは、上記ポン
チ74に対応するポンチ受、上記カッター及び熱線に対
応する受部75を備えている。
【0024】そして、上記のような熱線側縦シール部材
7A及び受側縦シール部材7Bをエアシリンダ71等の
駆動源によりスライドさせて互に当接させると、2条の
熱線73、73によりフィルム材2が縦(幅)方向に2
列に封止される。また、2列に封止されたフィルム材2
の間が、カッター81により切断される。更に、各ポン
チ74によって複数の小孔91、…が封止部23に沿っ
て開設される。
【0025】従って、この側部封止手段7及び切断手段
8並びに穿孔手段9を備えるユニットによれば、先行す
るパチンコ機Pを挿入したフィルム材2の後縁側の封止
工程と、続行するパチンコ機Pを挿入したフィルム材2
の前縁側の封止工程と、両フィルム材2の切断工程とを
同時に行うことができるばかりではなく、空気抜きの小
孔91を同時に開設することができる。
【0026】そして、最終的には、図9に示すように、
折返辺22及び溶着した三辺の封止部23a、23b、
23cで囲まれる矩形の内部にパチンコ機Pを封入する
ことができる。一方、空気抜きの小孔91が開設してあ
るので、フィルム材2が膨らんで容積が増して、扱い難
くなることがない。
【0027】尚、本発明に係る梱包装置1は、図示して
いないが、各所にはセンサが設けてあり、このセンサの
出力に基づいて前記した諸手段を図外の制御手段で制御
しており、フィルム材2の供給とパチンコ機Pの搬送と
を調整して適切な間隔でパチンコ機Pがフィルム材2の
間に挿入されるようになっている。また、上記制御手段
は、前記した底部封止手段6、側部封止手段7及び切断
手段8並びに穿孔手段9を備えるユニットを適切なタイ
ミングで作動するように制御している。更に、制御手段
は、作業員が手や顔をライン上に出しているときなど、
危険なときには、警報を鳴らしたり、ラインを止めるな
ど、安全面の管理も行っている。
【0028】上記のような梱包装置1においては、上方
から供給するフィルム材2を、ガイド手段4によりパチ
ンコ機Pの搬送方向と同じになるように方向転換させる
と同時に、二つ折りにして重なったフィルム材2を分離
させ、この分離したフィルム材2の間にパチンコ機Pを
挿入し、周囲を封止するようにしたので、パチンコ機P
をフィルム材2により確実に密封することができ、キズ
やホコリから保護するばかりではなく、開封すると痕跡
が残ってしまうので、輸送途中などに行なわれる不正な
改造を未然に防止することができる。また、バキューム
等を使用しないで確実にフィルム材2を被着することが
できるので、作業員によるやり直しを行う必要がなく、
作業員の負担を軽減すると共に、生産効率を著しく向上
させることができる。更に、使用するフィルム材2を、
製造業者のロゴなどを表示した専用のものにすれば、パ
チンコ機Pの出所が明らかになると共に、不正な改造の
抑止効果を更に増すことができる。
【0029】以上本発明を図面の実施形態について説明
したが、本発明は上記した実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り適宜に実施できる。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明は、遊技機をフィル
ム材によって密封状態に梱包する遊技機の梱包装置であ
って、二つ折りにして重なった状態の長尺なフィルム材
を供給するフィルム材供給手段と、折返辺で繋がって重
なった状態のフィルム材を分離して対向させると共に、
フィルム材の供給方向と遊技機の搬送方向とを一致させ
るガイド手段と、対向するフィルム材の間に、遊技機を
起立状態で搬送挿入する搬送手段と、フィルム材内に搬
送挿入された遊技機の下方部分で当該フィルム材の下縁
付近を封止する底部封止手段と、遊技機が挿入されたフ
ィルム材の側方部分を幅方向に封止する側部封止手段
と、封止したフィルム材を幅方向に切断する切断手段
と、遊技機の搬送とフィルム材の供給を同期させる制御
手段と、を備え、フィルム材の折返辺及び封止した三辺
により遊技機を密封するようにしたので、遊技機をフィ
ルム材により確実に密封することができ、キズやホコリ
から保護するばかりではなく、開封すると痕跡が残って
しまうので、輸送途中などに行なわれる不正な改造を未
然に防止可能である。また、フィルム材の供給方向と遊
技機の搬送方向が同じなので、スピードアップが図れ、
作業員による介在が不要なことと相俟って、生産性の著
しい向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の梱包装置の概略斜視図である。
【図2】梱包装置の要部の概略正面図である。
【図3】梱包装置の要部の概略側面図である。
【図4】梱包装置の終端側の概略側面図である。
【図5】梱包装置の概略平面図である。
【図6】側方から見た模式的な説明図である。
【図7】上方から見た模式的な説明図である。
【図8】側部封止手段、切断手段及び穿孔手段を含むユ
ニットの説明図である。
【図9】フィルム材で封止した遊技機の模式的な正面図
である。
【符号の説明】
1 梱包装置 2 フィルム材 3 フィルム材供給手段 4 ガイド手段 5 搬送手段 6 底部封止手段 7 側部封止手段 8 切断手段 9 穿孔手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機をフィルム材によって密封状態に
    梱包する遊技機の梱包装置であって、 二つ折りにして重なった状態の長尺なフィルム材を供給
    するフィルム材供給手段と、 折返辺で繋がって重なった状態のフィルム材を分離して
    対向させると共に、フィルム材の供給方向と遊技機の搬
    送方向とを一致させるガイド手段と、 対向するフィルム材の間に、遊技機を起立状態で搬送挿
    入する搬送手段と、 フィルム材内に搬送挿入された遊技機の下方部分で当該
    フィルム材の下縁付近を封止する底部封止手段と、 遊技機が挿入されたフィルム材の側方部分を幅方向に封
    止する側部封止手段と、 封止したフィルム材を幅方向に切断する切断手段と、 遊技機の搬送とフィルム材の供給を同期させる制御手段
    と、を備え、 フィルム材の折返辺及び封止した三辺により遊技機を密
    封するようにしたことを特徴とする遊技機の梱包装置。
  2. 【請求項2】 フィルム材供給手段は、搬送手段に対し
    て上方からフィルム材を供給し、 ガイド手段は、搬送方向の上流側に向いて位置する折返
    辺を、搬送手段の上方において上向きにほゞ水平に位置
    するように変換させると共に、この上方に位置する折返
    辺を共通にして連続する第1フィルム面と第2フィルム
    面とを、所定の間隔を開けて対向させるように、傾斜ガ
    イド辺を備える一対のガイド板からなる請求項1に記載
    の遊技機の梱包装置。
  3. 【請求項3】 側部封止手段及び切断手段は搬送手段の
    終端側に位置し、側部封止手段は熱源を備える溶着装置
    を2条に配設してなり、切断手段は上記2条の溶着装置
    の間に位置し、先行する遊技機を挿入したフィルム材の
    後縁側の封止工程と、続行する遊技機を挿入したフィル
    ム材の前縁側の封止工程と、両フィルム材の切断工程と
    を同時に行うようにした請求項1または2に記載の遊技
    機の梱包装置。
  4. 【請求項4】 折返辺及び封止した三辺により遊技機を
    密封したフィルム材に、空気抜きの小孔を開設する穿孔
    手段を設けた請求項1ないし3の何れかに記載の遊技機
    の梱包装置。
JP2000384920A 2000-12-19 2000-12-19 遊技機の梱包装置 Expired - Fee Related JP4528435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384920A JP4528435B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機の梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384920A JP4528435B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機の梱包装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002177492A true JP2002177492A (ja) 2002-06-25
JP4528435B2 JP4528435B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=18852281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384920A Expired - Fee Related JP4528435B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機の梱包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4528435B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280726A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Samii Kk 遊技機の梱包装置
JP2007168886A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Newgin Corp 遊技機用梱包機
JP2016054947A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 有限会社伊藤鉄工所 パチンコ盤の自動包装装置、及びその方法
JP2016154651A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 有限会社伊藤鉄工所 パチンコ台の包装体、包装方法及び包装装置
JP2017070573A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 有限会社伊藤鉄工所 遊技機の包装構造、包装方法、及び包装装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0364989U (ja) * 1989-10-27 1991-06-25
JPH07315308A (ja) * 1994-05-19 1995-12-05 Fuji Seal Co Ltd 中空状被包装体の包装方法及びその装置並びに外側シール装置及び内側シール装置
JPH08352U (ja) * 1992-01-11 1996-02-20 株式会社インターナショナル三興 自動包装装置
JP2000118506A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Kyoraku Sangyo パチンコ機の自動包装機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0364989U (ja) * 1989-10-27 1991-06-25
JPH08352U (ja) * 1992-01-11 1996-02-20 株式会社インターナショナル三興 自動包装装置
JPH07315308A (ja) * 1994-05-19 1995-12-05 Fuji Seal Co Ltd 中空状被包装体の包装方法及びその装置並びに外側シール装置及び内側シール装置
JP2000118506A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Kyoraku Sangyo パチンコ機の自動包装機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280726A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Samii Kk 遊技機の梱包装置
JP2007168886A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Newgin Corp 遊技機用梱包機
JP4672546B2 (ja) * 2005-12-26 2011-04-20 株式会社ニューギン 遊技機用梱包機
JP2016054947A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 有限会社伊藤鉄工所 パチンコ盤の自動包装装置、及びその方法
JP2016154651A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 有限会社伊藤鉄工所 パチンコ台の包装体、包装方法及び包装装置
JP2017070573A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 有限会社伊藤鉄工所 遊技機の包装構造、包装方法、及び包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4528435B2 (ja) 2010-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2971797B2 (ja) 飲料容器を作製する方法およびその装置
JP2007091345A (ja) 紙巻き煙草パッケージを生産する方法および装置
JPS5810292B2 (ja) 包装用素材製造装置
JP4528435B2 (ja) 遊技機の梱包装置
US20040163359A1 (en) Machine for producing strip packages
JP2004167952A (ja) 自立袋及び平袋兼用製袋包装機
JP2558132Y2 (ja) 包装装置
JP2008143600A (ja) シート供給装置およびこれを用いたシート包装機
KR100654332B1 (ko) 샌드위치 포장대의 포장장치
US6405511B1 (en) Wrapping method, particularly for edible products such as chocolates and the like, and the finished wrap obtained
JP5139663B2 (ja) ストリップパック装置
JP4648620B2 (ja) 遊技機の包装装置
JPH02205534A (ja) 包装方法及び装置
US7607277B2 (en) Work piece wrapping apparatus
JPH11314615A (ja) シュリンク包装方法および装置
JPH0699913A (ja) 包装装置
JPH09132213A (ja) 輸送用パックの製造装置
JPS5812723Y2 (ja) 包装装置の連結シュ−ト
JPH08282899A (ja) シート材搬送装置
JP2841215B2 (ja) 包装方法及び装置
JP2021014278A (ja) フィルム包装体とフィルム包装方法及びフィルム包装装置
US20210031479A1 (en) Device and method for applying a protective element to a packaging
JP4432468B2 (ja) 遊技機の包装装置
JP4648619B2 (ja) 遊技機の包装装置
JP2003063557A (ja) シュリンク包装体並びにシュリンク包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4528435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees