JP2017069847A - 画像形成制御装置、画像形成システム、補正データの生成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成制御装置、画像形成システム、補正データの生成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 最大階調値の入力に対して十分な画質の画像を形成可能であり、かつ目標特性を十分に反映させた補正が可能な補正データを生成できるようにする。
【解決手段】 仮階調補正データ生成部225が、文書の画像データの階調値に対応する画像の目標濃度234と、濃度取得部224によって取得された、画像形成装置に実際に形成させた画像の特性とに従い、文書の画像データの階調値を補正するための仮階調補正データ235を生成する。補正値比較部226が、その仮階調補正データ235と、文書の画像データの最大階調値を補正後も維持する補正内容を規定するように用意された代替補正データ236とを比較し、階調補正データ生成部227が、その比較結果に基づいて、文書の画像データの所定階調値から最大階調値までの範囲における階調値を補正するための階調補正データ231を生成するようにした。
【選択図】 図6

Description

この発明は、画像形成制御装置、画像形成システム、補正データの生成方法及びプログラムに関する。
従来から、入力画像データに対応する画像を記録材上に形成する画像形成装置において、環境変動や耐久による装置特性の変動にかかわらず画像品質を安定化するための手法が用いられている。一般的にキャリブレーションと呼ばれているこの手法では、画像形成装置を起動させて、ある特定の階調テストパターンを記録材上に形成した後、形成された階調テストパターンの濃度を、測色機等の画像読み取り手段にて読み取る。そして、その読み取り結果を、画像データに対する階調補正(ガンマ補正と呼ばれることも多い)等の画像形成条件を決定する動作にフィードバックする。
このようなキャリブレーションについては、例えば特許文献1に記載されている。
しかし、従来のキャリブレーションの仕組みにおいては、画像データの最大階調値(100%)の部分に対しても、階調補正を行う。これは基本的なキャリブレーションの仕組みとしては正しい動きではあるが、画像形成装置が形成する画像の最高濃度は常に一定であるという前提に基づいたものである。しかし実際には、環境や経時変動の影響を受けることで、画像の最高濃度には幾分のブレが発生してしまう。
ここで、実際に稼働している画像形成装置における画像の最高濃度が理想値(目標値)より上ブレしている場合には、キャリブレーションを実施すると、原稿内の最大階調値(100%)の画像データは幾分小さい階調値(例えば98%)に補正されてしまう。これは、最大階調値の入力に対し理想濃度の画像を形成するためには、幾分階調値を下げる補正を行う必要があるためである。
こういった現象により、例えば黒文字や線分のように原稿データ上で最大階調値を指定している部分であっても、階調補正後の階調値が最大階調値とならない可能性がある。この場合、その後のハーフトーン処理等を通して、本来ベタで印刷されるべき部分にも網点が掛かって見えてしまうということが起こり得る。よって、原稿データの最大階調値部分の印刷結果にドット抜けが存在し得ることとなり、最終的に得られる印刷物としては特に文字や線の精細度が変わってしまうという品質劣化を招き、画質面で狙い通りのものが得られないことがある、という問題があった。
特許文献1には、こういった問題に対し、キャリブレーション時の画像形成出力結果の実測値の最高濃度が予め保持された目標値の最高濃度を超える場合に、所定階調値以上の階調値についての目標値を変更することが提案されている。しかしながら、この手法では、所定階調値以上の階調値について、当初の目標値を反映させたキャリブレーションが十分に行えないという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、画像形成装置に入力する画像データの階調値を所定の目標特性の画像が形成されるように補正するための補正データとして、最大階調値の入力に対して十分な画質の画像を形成可能であり、かつ目標特性を十分に反映させた補正が可能な補正データを生成できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の画像形成制御装置は、入力する画像データに従い画像を記録材上に形成する画像形成手段を備える画像形成装置を制御する画像形成制御装置において、上記画像形成装置に画像形成させるべき文書の画像データの階調値に対応する画像の目標特性を保持する保持手段と、上記目標特性と、上記画像形成手段に実際に形成させた画像の特性とに従い、上記文書の画像データの階調値を補正するための仮補正データを生成する第1補正データ生成手段と、上記第1補正値生成手段が生成した仮補正データと、上記文書の画像データの最大階調値を補正後も維持する補正内容を規定するように用意された代替補正データとを比較し、その比較結果に基づいて、上記文書の画像データの所定階調値から最大階調値までの範囲における階調値を補正するための補正データを生成する第2補正データ生成手段とを設けたものである。
上記構成によれば、画像形成装置に入力する画像データの階調値を所定の目標特性の画像が形成されるように補正するための補正データとして、最大階調値の入力に対して十分な画質の画像を形成可能であり、かつ目標特性を十分に反映させた補正が可能な補正データを生成することができる。
この発明の画像形成システムの第1実施形態の構成を示す図である。 図1に示したDFEのハードウェア構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示したDFEが備える、画像形成装置に文書の印刷を実行させるための機能の構成を示す図である。 同じく、階調パッチシートを印刷するための機能の構成を示す図である。 同じく、階調パッチシートに基づき階調補正データを生成するための機能の構成を示す図である。 階調パッチシートの例を示す図である。 濃度取得部が取得する各階調と対応する濃度と、目標濃度との関係の一例を示す図である。 図8に実線Baで示した実測濃度と、破線Aで示した目標濃度とを用いて生成した仮階調補正データの内容を示す図である。 図8に実線Bbで示した実測濃度と、破線Aで示した目標濃度とを用いて生成した仮階調補正データの内容を示す図である。 代替補正データの一例を示す図である。 図10に示した仮階調補正データと図11に示した代替補正データとの関係を示す図である。 図12に示した仮階調補正データ及び代替補正データから生成される階調補正データの内容を示す図である。 階調補正データを生成する際の、図1に示した各装置の動作シーケンスを示す図である。 図14のステップS17に示した動作のより詳細なフローチャートである。 第2実施形態における図15と対応する動作を示すフローチャートである。 平滑化処理について説明するための図である。 代替補正データと仮階調補正データとの間にギャップが生じる例の説明図である。 第3実施形態における図15と対応する動作を示すフローチャートである。 第4実施形態における図15と対応する動作を示すフローチャートである。 サンプル画像の印刷状態の例を示す図である。 代替補正データ編集画面の例を示す図である。
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1実施形態:図1乃至図15〕
図1に、この発明の画像形成システムの第1実施形態の構成を示す。
図1に示す画像形成システム1は、PC(パーソナルコンピュータ)100、プリンタ制御装置(DFE:Digital Front End)200、インタフェースコントローラ(MIC:Mechanism I/F Controller)300、および画像形成装置400を備える。測色機500は、DFE200に接続可能であるが、通常の画像形成動作には使用しないため、画像形成システム1の一部であると捉えることも、画像形成システム1の外部の装置であると捉えることもできる。
以上のうち、PC100は、ユーザの操作に従い、画像形成装置400やDFE200に対して種々の動作の実行を指示する機能を備える。PC100が指示可能な動作には、画像形成装置400に実行させる印刷や、DFE200に実行させる補正データの生成が含まれる。
DFE200は、画像形成装置400を制御する画像形成制御装置であり、PC100からの指示に従い、画像形成装置400に印刷を実行させるための画像データ及び設定情報を生成して、MIC300を介して画像形成装置400へ供給する機能を備える。また、PC100からの指示に従って、画像データの階調値を補正するための補正データである階調補正データを生成する機能も備える。これらの機能の詳細については、図4乃至図6を用いて後述する。
MIC300は、DFE200と画像形成装置400との間の通信を仲介する機能を備える。
画像形成装置400は、DFE200からMIC300を介して入力される画像データに従い画像を用紙等の記録材上に形成する機能を備える。ここでは、画像の形成はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のトナーを用いた電子写真方式のカラー印刷により行うものとするが、インクを用いるもの等、他の方式も採用可能である。色数もこれに限られず、モノクロでもよい。
測色機500は、任意の対象物の画像を読み取り、その画像に含まれる色とその濃度を測定し、その結果を外部装置へ出力する機能を備える。ここでは、この測色機500は、画像形成装置400に印刷出力させた階調パッチ画像中に含まれる、各階調値と対応する階調パッチの濃度を測定し、その測定結果をDFE200へ供給するための濃度測定手段として用いる。測色機500は、後述する補正データの生成を行う場合のみDFE200に接続されていればよい。
次に、図2に、図1に示したDFE200のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、DFE200は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD(ハードディスクドライブ)204、通信I/F(インタフェース)205、操作部206、表示部207を備え、これらをシステムバス208により接続した構成としている。
そして、CPU201が、RAM203をワークエリアとしてROM202あるいはHDD204に記憶されたプログラムを実行することにより、DFE200全体を制御し、図4乃至図6を用いて後述するものをはじめとする種々の機能を実現する。
ROM202及びHDD204は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU201が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F205は、PC100、MIC300及び測色機500等の外部装置と通信するためのインタフェースである。通信方式は、ネットワークを介したものでも、専用線を用いるものでも、ピアツーピアの無線通信でも、任意のものを採用すればよい。通信相手によって通信方式が異なっていてもよい。
操作部206は、ユーザからの操作を受け付けるための操作手段である。各種ボタンやスイッチの他、タッチパネルを備え、表示部207が表示するGUI(グラフィカルユーザインタフェース)に対する操作を受け付けることも考えられる。
表示部207は、上記GUIの他、DFE200の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等を備える。
なお、DFE200がユーザからの操作を直接受ける必要がない(通信I/F205を介して接続されたPC100等の外部装置により操作を受け付けたり情報の提示を行ったりすればよい)場合には、操作部206や表示部207を設けなくてよい。
なお、PC100も、具体的な性能は異なってよいが、図2に示したものと同趣旨のハードウェア構成を有する。
次に、図3に、図1に示した画像形成装置400のハードウェア構成を示す。
図3に示すように、画像形成装置400は、CPU401、ROM402、RAM403、HDD404、通信I/F405、操作部406、表示部407、エンジンI/F408を備え、これらをシステムバス410により接続した構成としている。また、エンジンI/F408にはプリントエンジン409が接続される。
これらのうち、CPU401〜表示部407は、図2に示したCPU201〜表示部207と同趣旨の構成要素である。もちろん、具体的な構造は異なって構わない。
エンジンI/F408は、プリントエンジン409をシステムバス410に接続し、CPU401から制御可能とするためのインタフェースである。また、プリントエンジン409は、画像データに基づき用紙等の記録材上に画像を形成する画像形成手段である。
次に、図4に、図1に示したDFE200が備える、画像形成装置400に文書の印刷を実行させるための機能の構成を示す。
図4に示すように、DFE200は、レンダリング部221、階調補正処理部222及びハーフトーン処理部223を備える。
ここで、PC100が画像形成装置400に文書の印刷を実行させる場合、PC100は、印刷命令及び印刷に用いる印刷設定(集約、変倍、両面など)と共に、印刷すべき文書の文書データを送信してくる。レンダリング部221は、この文書データと印刷設定とに基づきレンダリング処理を実行し、画像形成装置400に画像形成させるべき文書の画像データを生成する機能を備える。
階調補正処理部222は、レンダリング部221が生成した画像データに対し、階調補正データ231に従った階調補正処理を行う補正手段の機能を備える。この補正は、環境や経時変動等により、同じ階調値に基づき画像形成装置400で形成される画像の濃度が変動することを考慮し、文書の画像データに含まれる各画素の階調値と対応する所定の目標濃度の画像が形成されるように、画像形成装置400に送信する画像データの階調値を調整するものである。
ここで用いる階調補正データ231は、処理対象として入力される画像データにおける各画素の階調値(入力階調値)をどの階調値(出力階調値)に変換するかを、入力階調値毎に規定したデータである。入力階調値と出力階調値との関係は、例えば図9に示すものであるが、これに限られることはない。また、この階調補正データ231は、図6に示す機能により生成され、更新される。
ハーフトーン処理部223は、階調補正処理部222による補正後の画像データに基づき、各画素の階調を網点により表現するハーフトーン画像の画像データを生成するハーフトーン処理機能を備える。各画素の階調値とそれに対応するハーフトーン画像との関係は、ハーフトーンデータ232として予め登録しておく。複数のハーフトーンデータ232を用意しておき、そのうちどのデータを用いるかを、印刷設定に従って選択できるようにしてもよい。なお、ハーフトーンデータ232において、最大階調値の画素はベタ画像に変換する旨が規定される。
DFE200は、ハーフトーン処理部223による処理後の画像データと、画像形成装置400における印刷動作に反映させるべき両面有無等の印刷設定を、MIC300を介して画像形成装置400に送信する。画像形成装置400は、この画像データ及び印刷設定に従い、記録材上に画像を形成する。
以上の構成及び機能を備える画像形成システム1において特徴的な点は、階調補正データ231の生成に係る機能及び方法である。以下、この点について詳細に説明する。
まず図5及び図6に、図1に示したDFE200が備える、階調補正データ231の生成に関する機能の構成を示す。このうち図5に示すのは、このうち階調パッチシートを印刷するための機能である。
図5に示す機能は、基本的には図4に示したものと同じである。PC100は、DFE200に階調補正データ231を生成させる場合、パッチ印刷指示をDFE200へ送信する。この送信は、一定枚数の印刷毎、一定時間経過毎等に自動で行ってもよいし、ユーザの指示に従って行ってもよい。
DFE200がこのパッチ印刷指示を受信すると、レンダリング部221が、予め用意された階調パッチデータ233に従い、画像形成装置400に階調パッチシートを印刷させるための画像データを生成する。階調パッチデータ233は、文書としての階調パッチシートの内容を示す文書データであっても、レンダリング部221によって生成される画像データそのものであってもよい。
DFE200は、レンダリング部221が生成した画像データを、図4で説明した文書の印刷の場合と同様に処理して画像形成装置400へ送信し、印刷を実行させる。ただし、階調補正処理部222による補正は行わない。補正を行わない場合に各階調値に従って形成される画像の特性が、目標特性とどの程度ずれるかを検出できるようにするためである。
図7に、画像形成装置400で印刷される階調パッチシートの例を示す。
この階調パッチシート600は、画像形成装置400が画像形成に使用する色材毎に、予め定められた種々の階調値と対応する階調パッチを形成したものである。図7の例では、CMYKの各色について、右から左へ向かって階調値が大きくなるように、多数の階調値と対応する階調パッチ(ここでは正方形のマーク)をそれぞれ用紙上に形成している。
なお、階調パッチシート600の形成に用いる用紙は白色には限定されず、透明や有色のものであってもよい。
ここで、階調補正データ231は、用紙の種類毎に生成及び保存して、文書を印刷する際に、使用する用紙の種類と対応する階調補正データを補正に用いることも考えられる。この場合、階調パッチシート600は、生成しようとする階調補正データと対応する種類の用紙を用いて印刷する。
また、階調補正データ231は、ハーフトーンデータ232の種類毎に生成及び保存して、文書を印刷する際に、使用するハーフトーンデータ232の種類と対応する階調補正データ231を補正に用いることも考えられる。この場合、階調パッチシート600を印刷する際に、ハーフトーン処理部223において、生成しようとする階調補正データ231と対応する種類のハーフトーンデータ232を用いてハーフトーン処理を行う。
図6に示すのは、以上の階調パッチシート600に基づき階調補正データ231を生成するための機能である
DFE200は、図6に示すように、濃度取得部224、仮階調補正データ生成部225、補正値比較部226、階調補正データ生成部227を備える。
このうち濃度取得部224は、測色機500から供給される、階調パッチシート600上の各部の色及び濃度のデータを取得し、そのデータに基づいて、各色の各階調値と対応する画像の濃度を取得する機能を備える。例えば、各階調値と対応する階調パッチの位置の平均画像濃度を取得すればよい。
なお、階調パッチシート600を測色機500にセットして測定を実行させる操作は、ユーザが行っても、自動で行ってもよい。また、階調パッチシート600を用紙毎やハーフトーンデータ毎に生成する場合には、濃度取得部224は、今回読み取った階調パッチシート600がどの条件と対応するのかを示すデータを、ユーザの入力操作や階調パッチシート600上に配置された情報の読み取り等により取得する。
また、階調補正データ231は、上記の用紙毎やハーフトーンデータ毎の他、色材の色毎にも生成する。しかし、説明を簡単にするため、以降の説明では、色も含め、1つの条件と対応する階調補正データ231の生成について説明する。他の色や条件と対応する階調補正データ231も、当該色や条件と対応する画像の濃度及び目標濃度234を用いて、同様に生成可能である。ただし、複数の条件について階調補正データ231を共用することも妨げられない。
次の仮階調補正データ生成部225は、濃度取得部224が取得した各階調値と対応する濃度と、予め用意したその階調値に対応する画像の目標濃度234とに従い、仮補正データである仮階調補正データ235を生成する、第1補正データ生成手段の機能を備える。また、仮階調補正データ235の生成は、第1補正データ生成手順の処理である。
目標濃度234は、少なくとも階調パッチシート600上の各階調パッチの形成に用いた階調値について、その階調値を持つ画素が、画像形成装置400においてどの濃度の画像として形成されるべきかを規定するデータである。すなわち、各階調値と対応する画像の濃度の目標値あるいは理想値である。この目標濃度234は、画像形成装置400のメーカーが用意したものを使用したり、ユーザが任意に編集したものを使用したりすることが考えられる。複数の条件について共通のデータを用いてもよい。
ここで、図8乃至図10を用いて仮階調補正データ235について説明する。
図8に示すのは、濃度取得部224が取得する各階調と対応する濃度と、目標濃度234との関係の一例である。図8において、横軸は階調値を、縦軸はその階調値と対応する濃度を示す。なお、濃度取得部224が取得する濃度も、目標濃度234も、離散的な階調値と対応する値を用意すればよく、その間の階調値と対応する値は補間により求めることができる。しかし、図8ではその特性を理解しやすくするため、各値を連続した線により示している。
図8に破線Aで示すのは、目標濃度234である。目標濃度234は、一般的には階調値が大きくなるにつれて高濃度になるが、これに限定されることはない。また、図8の例では階調値と濃度との関係が直線的になっているが、これに限定されることもない。
図8に実線Ba〜Bcで示すのはそれぞれ、濃度取得部224が取得する濃度の一例である。このように、実際に各階調値に基づき画像形成装置400により形成される画像の濃度は、画像形成装置400の個体差、環境、経時変化等の種々の要因により、目標濃度234から乖離するし、乖離の度合いもまちまちである。図8の例では実線Ba〜Bcの大部分は破線Aよりも上側に来ているが、下側に来る場合もあり得る。
ここで、実線Baで示す実測濃度と、目標濃度234とに基づき仮階調補正データ235を生成することを考える。
この例では、階調値がIaのとき、目標濃度234はDa′であるが、実際に形成された画像の濃度はDaである。そこて、仮階調補正データ235を、文書データにおいてある画素の階調値がIaであるとき、その画素について、目標濃度である濃度Da′の画像が形成されるように階調値を補正するためのデータとして生成する。
実測濃度からは、階調値がIa′であれば、濃度Da′の画像を形成できることがわかる。そこで、階調値Iaを階調値Ia′に変換する補正を行うべきことを示すデータが、階調値Iaについての仮階調補正データ235となる。仮階調補正データ生成部225は、このようにして、各階調値と対応する変換後の階調値を求め、それらの対応関係を、仮階調補正データ235として生成する。なお、仮階調補正データ235の形式は、階調補正データ231と共通とするとよい。
図9に、実線Baで示す実測濃度と、破線Aで示す目標濃度とを用いて生成した仮階調補正データの内容を示す。
図9において、横軸が補正前の階調値(入力階調値)を、縦軸が各入力階調値と対応する補正後の階調値(出力階調値)を示す。なお、各軸の階調値は、最大階調値を100%とした場合の相対値で示している。実線γ1aが、仮階調補正データ235により規定される入力階調値と出力階調値との対応関係を示す。仮階調補正データ235は、例えば、各入力階調値について対応する出力階調値を格納したテーブルとして生成することができる。あるいは、実線γ1aの近似曲線の式として生成してもよい。
ここで、図9に示す仮階調補正データ235は、図8に示すように最大階調値において実測濃度と目標濃度とが等しいことを反映して、入力階調値の最大値が出力階調値の最大値と対応する。従って、この仮階調補正データ235をそのまま階調補正データ231として使用しても、文書の画像データにおける最大階調値は階調補正処理部222における補正後も維持されるので、該当箇所はハーフトーン処理後にも白抜けが発生せず、ベタ画像として形成することができる。
しかし、図8に実線Bbで示したように、最大階調値において実測濃度が目標濃度234を超える場合には、このようにはならない。
図10に、実線Bbで示す実測濃度と、破線Aで示す目標濃度234とを用いて生成した仮階調補正データ235の内容を示す。
この場合、実測濃度が最大階調値と対応する目標濃度Dmax(図8参照)を超える範囲では、形成される画像の濃度を目標濃度234と合わせるために、階調値を、最大階調値よりも小さい値に変換する必要がある。このため、実線γ1bで示すように、入力階調値の最大値が、出力階調値の最大値よりも小さい値と対応する。従って、この仮階調補正データ235をそのまま階調補正データ231として使用すると、文書の画像データにおける最大階調値は、最大階調値よりも小さい値に補正されてしまい、ハーフトーン処理後に網点化に伴う白抜けが発生し、ベタ画像として形成することができない。
図6に示した補正値比較部226及び階調補正データ生成部227は、仮階調補正データ235から、上記の不具合を解消した階調補正データ231を生成する第2補正データ生成手段の機能を備える。
より具体的には、補正値比較部226は、所定値以上最大階調値までの範囲の各入力階調値について、仮階調補正データ235に規定される出力階調値と、代替補正データ236に規定される補正データとを比較する機能を備える。
階調補正データ生成部227は、補正値比較部226における比較結果に従い、仮階調補正データ235と代替補正データ236とのうち、入力階調値と対応する出力階調値が大きい方を、当該入力階調値についての階調補正データとして採用して、階調補正データ231を生成する機能を備える。上記所定値未満の入力階調値については、仮階調補正データ235をそのまま階調補正データ231として採用する。
以上の階調補正データ231の生成処理が、第2補正データ生成手順の処理である。
階調補正データ生成部227は、生成した階調補正データ231を保存すると共に、生成完了を示すキャリブレーション終了通知を、図5でのパッチ印刷指示の送信元であるPC100に送信する機能も備える。
ここで、図11乃至図13を用いて補正値比較部226及び階調補正データ生成部227の機能についてさらに説明する。
補正値比較部226及び階調補正データ生成部227の機能は、仮階調補正データ235のうち、少なくとも入力階調値の最大階調値と対応する出力階調値を最大階調値としつつ、仮階調補正データ235をなるべく活かして階調補正データ231を生成するものである。
図11に、この生成に使用する代替補正データ236の一例を示す。
代替補正データ236は、少なくとも入力階調値の最大階調値を補正後も維持する(対応する出力階調値が最大階調値である)ような補正内容を、仮階調補正データ235と同様なフォーマットで規定するデータである。図11に実線γ2で示す代替補正データ236は、所定階調値(ここでは最大階調値の70%としているが、他の値でもよい)以上最大階調値までの範囲の各入力階調値について、対応する出力階調値が直線的に変化する補正内容を規定している。
また、図11に示した代替補正データ236は、図10に実線γ1bで示した仮階調補正データ235に適用するためのものであり、所定階調値と対応する出力階調値Dnは、当該仮階調補正データ235において所定階調値と対応付けられた出力階調値である(図12参照)。
このように、代替補正データ236は、仮階調補正データ235の生成後に生成することができる。しかし、代替補正データ236を予め用意しておき、仮階調補正データ235の内容によらず同じ代替補正データ236を使用することも考えられる。
図12に、図10に示した仮階調補正データ235と図11に示した代替補正データ236との関係を示す。
この図に示すように、所定階調値以上最大階調値までの範囲において、仮階調補正データ235(実線γ1b)に従った出力階調値と代替補正データ236(破線γ2)に従った出力階調値とを比較すると、矢印Xで示す範囲では前者が、矢印Yで示す範囲では後者が大きい出力階調値となる。
ここで、代替補正データ236は、入力階調値の最大階調値を補正後も維持するために設けたデータである。そして、それよりも階調値が小さい範囲については、代替補正データ236を採用すれば、各入力階調値と対応する出力階調値が滑らかに変化させることができる、という意図で用意しているに過ぎず、目標濃度234を反映したデータではない。従って、仮階調補正データ235の方が出力階調値が大きくなる範囲では、目標濃度234を反映した仮階調補正データ235を採用した方が、目標濃度234に近い濃度の画像が得られるという点で好ましい。
そこで、階調補正データ生成部227は、矢印Xで示す範囲については仮階調補正データ235を階調補正データ231として採用する。矢印Yで示す範囲については、最大階調値に滑らかに繋げるために、代替補正データ236を採用する。なお、入力階調値が所定階調値以下の範囲については、最大階調値の補正への影響はほとんどないため、代替補正データ236との比較は不要であり、仮階調補正データ235をそのまま階調補正データ231として採用すればよい。
図13に、このように生成した階調補正データ231の例を、実線γ3にて示す。
以上のように階調補正データ231を生成することにより、文書の画像データが最大階調値である画素では、階調補正後も最大階調値が維持できるため、ハーフトーン処理による網点化を回避できる。従って、特に文字や線分等における印刷結果の濃度不足やギザギザ化といった画像品質劣化の発生を防ぐことができる。また、代替補正データ236を採用する、階調値の大きい範囲においては本来のキャリブレーションによる忠実な階調補正から逸脱した処理をせざるを得ないが、できるだけ仮階調補正データ235を採用することで、本来のキャリブレーションによる忠実な階調補正を行うことができる。従って、画像品質安定化もできるだけ損なわないようにすることができる。
また、図8に実線Bbで示したように、最大階調値において実測濃度が目標濃度234を超える場合には、仮階調補正データ235による出力階調値は、図12に示したように、少なくとも最大階調値付近では、代替補正データ236による出力階調値を下回ることになる。従って、各階調値において、仮階調補正データ235と代替補正データ236のうち出力階調値が大きい方を採用することで、仮階調補正データ235をなるべく活かしつつ、代替補正データ236を用いて出力階調値を最大階調値に滑らかに繋げるような階調補正データ231を、仮階調補正データ235の内容によらず簡単な処理で生成することができる。
次に、図14に、以上説明してきた各部の機能により階調補正データ231を生成する際の各装置の動作シーケンスを示す。ただし、MIC300は単に通信の仲介を行うだけであるので図示を省略している。また、各装置の動作は、該当装置のCPUが所要のプログラムを実行することにより行うものである。
階調補正データ231の生成は、PC100からの指示がトリガとなって開始される。PC100は、ユーザの操作に従い、または自動的に、階調補正データ231を新たに生成して更新すべきことを検出すると、階調パッチ画像の印刷指示をDFE200へ送信する(S11)。DFE200は、この指示を受けると、予め保持している階調パッチデータ233に従い階調パッチシートを画像形成装置400に印刷させるための画像データを生成し(S12)、その画像データを画像形成装置400へ送信する(S13)。
この画像データを受信した画像形成装置400は、受信した画像データに基づき印刷を実行し(S14)、このことにより階調パッチシート600が印刷出力される。
次に、測色機500が階調パッチシート600の色及び濃度を測定し(S15)、その結果をDFE200へ供給する(S16)。この測定は、ユーザの指示に従って行えばよい。DFE200は、受け取った測色結果に基づき、図6を用いて説明した各部の機能により階調補正データ231を生成して保存し(S17)、PC100に対してキャリブレーション終了通知を送信する(S18)。
次に、図15に、図14のステップS17に示した動作のより詳細なフローチャートを示す。
この動作において、DFE200はまず、階調パッチシート600の濃度測定結果に従い、画像データの各階調値と対応する画像濃度を算出する(S21)。次に、DFE200は、画像データの各階調値に基づき画像形成装置400により目標濃度の画像が形成されるようにするための階調値の補正内容を規定した仮階調補正データ235を生成する(S22)。
次に、DFE200は、所定階調値よりも小さい階調値について、ステップS22で生成した仮階調補正データ235を階調補正データ231として採用する(S23)。次に、DFE200は、所定階調値から最大階調値までの範囲の各階調値について、仮階調補正データ235を用いた補正後の階調値と、代替補正データ236を用いた補正後の階調値とを比較する(S24)。そして、所定階調値から最大階調値までの範囲の各階調値について、ステップS24の比較の結果補正後の階調値が大きい方のデータを階調補正データ231として採用する(S25)。最後に、DFE200は、ステップS23及びS25で採用した、各階調値と対応する階調補正データ231を保存して(S26)、図15の動作を終了する。
以上の動作により、上述したように、画像品質劣化の発生を防げると共に画像品質安定化もできるだけ損なわないような階調補正が可能な階調補正データ231を生成し、以後の階調補正処理に適用可能とすることができる。
〔第2実施形態:図16乃至図18〕
次に、この発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、階調補正データ生成部227が、生成した階調補正データ231に対して平滑化処理を行うようにした点が第1実施形態と異なるのみである。その他の点では第1実施形態と共通であるので、この相違点についてのみ説明する。また、第1実施形態で説明した構成要素と共通の又は対応する箇所には、第1実施形態で用いたものと同じ符号を用いる。この点は、以下の実施形態でも同様とする。
まず、図16に、第2実施形態における補正データ生成の動作の図15と対応するフローチャートを示す。
このフローチャートは、ステップS25までは図15と共通であり、それ以降が異なる。すなわち、DFE200は、ステップS25の後、ステップS23及びS25で採用した、各階調値と対応する階調補正データ231に対し、連続する各入力階調値と対応する出力階調値(補正後の階調値)が滑らかに変化するように平滑化処理を行う(S27)。そして、この平滑化処理後の、各入力階調値と対応する出力階調値を、階調補正データ231として保存する(S28)。
図17に、平滑化処理の例を示す。
破線γ3で示すのが、図13と同じ階調補正データ231であり、実線γ4で示すのが、γ3で示す階調補正データ231に対して平滑化処理を施して得られるデータ(すなわち第2実施形態において最終的に生成される階調補正データ231)である。
ここで、説明してきた動作において、仮階調補正データ235は、入力階調値の変動に対して出力階調値がどの程度変動するか、という点は特に意識せず、各入力階調値に対応する印刷画像の濃度が目標濃度となるような出力階調値を規定したものである。
したがって、γ3で示す階調補正データは、仮階調補正データ235を採用した矢印Xで示す範囲(及び入力階調値がより小さい部分)では、入力階調値の変動に対する出力階調値の変動の比率が著しく大きい個所がある可能性がある。そして、このような箇所があると、出力階調値として使用されない階調値が連続して多数生じる、いわゆる階調飛びが発生し、画質の低下につながる可能性がある。しかし、平滑化処理を行うことにより、出力階調値の急激な変動を緩和し、このような画質低下のリスクを低減できる。
また、矢印Xで示す範囲と矢印Yで示す範囲との境界においては、階調補正データ231の値が仮階調補正データ235由来である箇所と代替補正データ236由来である箇所とが切り替わることから、入力階調値の変動に対する出力階調値の変動の比率が急激に変化する。そして、このような急激な変化のある階調補正データ231を用いて補正した画像データに基づき画像形成装置400に画像を形成させると、印刷された画像に不自然なムラ等が生じる可能性がある。しかし、平滑化処理を行うことにより、この点での画質低下のリスクを低減できる。
このようにして、更新後の階調補正テーブルに対して更に平滑化する処理を行うことで階調飛びを抑制し、最終的に得られる印刷物の濃度変化を安定させ、視覚的に違和感の少ない印刷結果を得られる。
平滑化処理の方法については、移動平均やガウシアンといった一般的な関数フィルタを用いてもよいし、任意の数式等で処理してもよい。
なお、平滑化処理を、入力階調値の全範囲に対して行うことは必須ではない。一般に、入力階調値が比較的小さい部分では、出力階調値の急激な変動が生じる可能性は低いため、概ね、仮階調補正データ235と代替補正データ236との比較を開始する所定階調値よりも若干小さい入力階調値から、平滑化処理を開始しても足りる。
また、代替補正データ236を予め用意しておく場合、図18に破線γ2′で示すように、入力階調値の所定値(この例では70%)において、仮階調補正データ235の出力階調値と代替補正データ236の出力階調値とが一致しない場合もある。この状態で、所定階調値以上の入力階調値において、出力階調値が大きい方を採用すると、入力階調値の所定値において、符号Gで示すように、出力階調値の急激な変動が生じることになる。
しかし、この場合でも、平滑化処理を行うことにより、出力階調値の急激な変動に起因する画質の劣化を低減することができる。
〔第3実施形態:図19〕
次に、この発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、最大階調値と対応する濃度測定結果が目標濃度234以下であった場合に、全階調値について仮階調補正データ235を階調補正データ231として採用するようにした点が第1実施形態と異なるのみである。その他の点では第1実施形態と共通であるので、この相違点についてのみ説明する。
図19に、第3実施形態における補正データ生成の動作の図15と対応するフローチャートを示す。
このフローチャートは、ステップSA及びSBの処理が追加された点以外は図15と共通である。すなわち、ステップS23の後、DFE200は、画像データの最大階調値と対応する濃度の測定結果が、当該最大階調値と対応する目標濃度234以下であるか否か判断する(SA)。ここでYesであれば、仮階調補正データ235において、入力階調値の最大階調値と対応する出力階調値も最大階調値となっているはずである。このため、代替補正データ236を用いて仮階調補正データ235に調整を加える必要がない。
従って、DFE200は、全階調値について仮階調補正データ235を階調補正データ231として採用してこれを保存し(SB)、図19の動作を終了する。
ステップSAでYesとなるのは、例えば、濃度取得部224が取得した濃度が図8に実線Bcで示した例のようになる場合である。この場合には、最大階調値に基づき画像形成装置400に形成される画像の濃度でも目標濃度に届かないため、仮階調補正データ235をそのまま用いても、最大階調値に対して階調値を下げるような補正がされることはない。従って、このような場合には代替補正データ236との比較を省略するようにすれば、階調補正データ231の生成を高速かつ低負荷で行うことができる。
〔第4実施形態:図20及び図21〕
次に、この発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態は、階調補正データ231の生成に使用する代替補正データ236を、ユーザが複数の候補から選択できるようにした点が第1実施形態と異なる。その他の点では第1実施形態と共通であるので、この相違点についてのみ説明する。
図20に、第4実施形態における補正データ生成の動作の図15と対応するフローチャートを示す。
図20の動作は、ステップS23までは図15と共通である。その後、DFE200は、ステップS24′からSCまでの動作を、代替補正データ236の各候補を1つずつ処理対象として繰り返す。
ステップS24′の動作は、使用する代替補正データ236が、処理対象としている候補のものである点を除けば、図15のステップS24と共通であり、ステップS25は図15と共通である。ステップS26′は、採用した各値を、階調補正データ231の候補として保存する点が、図15のステップS26と異なるのみである。
しかし、図20の動作において、DFE200は、ステップS26′の後、所定のサンプルの画像データ(予め用意されたものでも、ユーザが指定したものでもよい)を、ステップS26′で保存した階調補正データ231の候補を用いて階調補正し、その補正で得られた画像データに従った印刷を画像形成装置400に実行させる(SC)。この際には、通常の文書の印刷の場合と同様、ハーフトーン処理も行う。
従って、全ての代替補正データ236の候補についてステップSCまでの処理が完了すると、画像形成装置400は、代替補正データ236の各候補を用いて生成した階調補正データ231を用いて補正した画像を、サンプルの印刷物として出力することになる。この印刷は、別々の用紙に行ってもよいし、図21に示すように、1枚の用紙410上に並べて印刷してもよい。
いずれにせよ、DFE200は次に、ステップS26′で保存した階調補正データの候補のいずれを採用するかの選択を、ユーザから受け付ける(SD)。ユーザは、上記のサンプル印刷物を見て、好ましい印刷結果が得られる候補を選択することができる。
DFE200は、この選択を受け付けると、選択された候補の階調補正データを、以後の階調補正処理に使用する階調補正データ231として保存し(SE)、図20の動作を終了する。
以上の動作によれば、第1実施形態の効果に加え、ユーザから見て望ましい印刷結果が得られるような階調補正が可能になるという効果を得られる。代替補正データ236は、目標濃度を特に考慮せずに用意しているデータであるから、これを用いると、印刷物の仕上がりがユーザの希望と離れたものになってしまう恐れもある。しかし、使用する代替補正データ236を複数の候補から選択できるようにすれば、このリスクは低減できる。ユーザ画各候補と対応するサンプルの印刷物を見比べながら選択をできるようにすれば、リスク低減の効果は一層顕著である。
なお、ステップSDでの選択は、階調補正データ231の生成に用いる代替補正データ236の候補の選択であると捉えることもできる。そして、複数の条件について階調補正データ231を生成する場合、1つの条件について選択された代替補正データ236の候補を、他の条件における階調補正データ231の生成に用いるようにすることも考えられる。また、一度選択された代替補正データ236の候補は、以後ユーザが再選択を希望するまで、デフォルトの代替補正データ236としてDFE200が自動的にこれを選択することも考えられる。この場合、ユーザが再選択を希望するまでは、図20の動作は不要であり、図15の動作により階調補正データ231を生成すればよい。
〔変形例:図22〕
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の具体的な構成、具体的な処理の手順、使用するデータの構成等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、代替補正データ236を、PC100あるいはDFE200を操作してユーザが任意に編集できるようにすることが考えられる。図22に、その編集画面の例を示す。
図22に示す代替補正データ編集画面700は、仮階調補正データ235を生成した後で代替補正データ236の編集を受け付けるための画面であり、データ名表示部701、グラフ表示部710、編集ポイント711、座標入力部712、所定階調値入力部720、OKボタン731及びキャンセルボタン732を備える。
これらのうちデータ名表示部701は、編集対象とする代替補正データ236の用途を表示する部分である。図22の例では、シアン色用の階調補正データ231の生成に用いる代替補正データ236が編集対象であることが表示されている。
グラフ表示部710は、生成済みの仮階調補正データ235及び編集中の代替補正データ236の特性を、図12等と同様なグラフにより表示する表示部である。図22の例では、前者を破線γ1bにより、後者を実線γ2により表示している。
編集ポイント711は、ユーザが位置を指定可能なポイントであり、いずれかの編集ポイント711が選択されると、座標入力部712が表示され、ユーザはその編集ポイント711を配置する座標を指定することができる。座標が指定されると、選択中の編集ポイント711はその座標に移動され、代替補正データ236の特性は、移動後の各編集ポイント711を通る滑らかな曲線で示されるものに変更される。なお、代替補正データ236が示す出力階調値が、入力階調値に対して単調増加である必要はない。
所定階調値入力部720は、代替補正データ236の適用範囲の下限を示す、上述した所定階調値の指定を受け付ける部分である。上限は100%で固定である。
OKボタン731は、代替補正データ編集画面700での編集結果を反映させて画面を閉じるボタン、キャンセルボタン732は、編集結果を反映させずに画面を閉じるボタンである。
いずれの場合も、代替補正データ編集画面700が閉じられると、その時点での代替補正データ236の値(キャンセルボタン732が操作された場合には所定の初期値)を用いて階調補正データ231の生成が開始される。
なお、代替補正データ236の編集は、階調補正データ231の生成と無関係に行うことができるようにしてもよい。この場合、後で階調補正データ231の生成に用いる代替補正データ236を編集することになる。複数の候補を編集して登録できるようにしてよいことは、もちろんである。
このように代替補正データ236をユーザが編集できるようにすれば、ユーザの希望を反映した階調補正データ231を生成することができる。
上記の他、所定階調値から最大階調値までの範囲の各階調値と対応する階調補正データ231として、仮階調補正データ235と代替補正データ236のいずれを採用するかという点につき、上述した実施形態のように補正後の階調値が大きい方を採用する以外にも、いくつかの手法が考えられる。
まず、上記の代替補正データ編集画面700のような画面において、どの階調値についていずれの値を採用するかを、ユーザが選択できるようにすることが考えられる。このようにすれば、逐次ユーザの意向を反映することが可能となる。
あるいは、最大階調値以外の点については、補正後の階調値が小さい方を採用することも考えられる。このようにすれば、印刷を行った場合の現像剤の消費量を抑えることができる。網点化の回避については、最大階調値についてのみ実行できれば、画質の維持という観点での効果もある程度は得られる。
あるいはまた、最大階調値以外の点については、仮階調補正データ235を採用することも考えられる。このようにすれば、最大限、目標濃度を反映させた階調補正を行うことができ、この点でユーザの要求に合った印刷を行うことができる。網点化の回避については、上記の場合と同様、最大階調値についてのみ実行できれば、画質の維持という観点での効果もある程度は得られる。
また、上述した実施形態では、画像形成装置400が1台のみである例について説明したが、複数の画像形成装置400を使い分けられるようにしてもよい。この場合、印刷に使用する画像形成装置毎に、別々の階調補正データ231を生成するとよい。この場合、階調補正データ231の生成に使用する階調パッチシートは、その階調補正データ231を適用した印刷に使用する画像形成装置に印刷させる。
また、上述した実施形態においてPC100あるいはDFE200に設けた機能を、複数の装置に分散させて設け、それらの装置に協働してPC100あるいはDFE200の機能を実現させるようにしてもよい。例えば、階調補正データ231やハーフトーンデータ232等の各種データを、DFE200の外部の装置に記憶させることも考えられる。分散先の装置がMIC300、画像形成装置400あるいは測色機500であってもよい。
逆に、複数の装置に分散して設けられていた機能を1台の装置に統合して設けてもよい。例えば、PC100の機能の一部をDFE200に設けたり、DFE200の機能の一部をPC100に設けたりしてもよい。
また、この発明のプログラムの実施形態は、コンピュータに所要のハードウェアを制御させて上述した実施形態におけるPC100あるいはDFE200の機能を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各機能を実現させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1:画像形成システム、100:PC、200:DFE、300:MIC、400:画像形成装置、500:測色機、201,401:CPU、202,402:ROM、203,403:RAM、204,404:HDD、205,405:通信I/F,206,406:操作部、207,407:操作部、408:エンジンI/F、409:プリントエンジン、208,410:システムバス、221:レンダリング部、222:階調補正処理部、223:ハーフトーン処理部、224:濃度取得部、225:仮階調補正データ生成部、226:補正値比較部、227:階調補正データ生成部、231:階調補正データ、232:ハーフトーンデータ、233:階調パッチデータ、234:目標濃度、235:仮階調補正データ、236:代替補正データ、410:用紙、600:階調パッチシート、700:代替補正データ編集画面、701:データ名表示部、710:グラフ表示部、711:編集ポイント、712:座標入力部、720:所定階調値入力部、731:OKボタン、732:キャンセルボタン
特開2000−184217号公報

Claims (10)

  1. 入力する画像データに従い画像を記録材上に形成する画像形成手段を備える画像形成装置を制御する画像形成制御装置であって、
    前記画像形成装置に画像形成させるべき文書の画像データの階調値に対応する画像の目標特性を保持する保持手段と、
    前記目標特性と、前記画像形成手段に実際に形成させた画像の特性とに従い、前記文書の画像データの階調値を補正するための仮補正データを生成する第1補正データ生成手段と、
    前記第1補正値生成手段が生成した仮補正データと、前記文書の画像データの最大階調値を補正後も維持する補正内容を規定するように用意された代替補正データとを比較し、その比較結果に基づいて、前記文書の画像データの所定階調値から最大階調値までの範囲における階調値を補正するための補正データを生成する第2補正データ生成手段とを備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成制御装置であって、
    前記第2補正データ生成手段は、前記文書の画像データの所定階調値から最大階調値までの範囲における各階調値について、前記仮補正データと、前記代替補正データとのうち、該階調値に適用した場合の補正後の階調値が大きな値となる方を、該階調値と対応する補正データとして採用することを特徴とする画像形成制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成制御装置であって、
    前記第2補正データ生成手段が前記補正データの生成に使用する代替補正データを、複数の候補の中からユーザの指示に従って選択する手段を備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成制御装置であって、
    前記文書の画像データの階調値を前記補正データに従って補正する補正手段と、
    前記第1補正データ生成手段が前記仮補正データを生成した場合に、前記第2補正データ生成手段に、該生成された仮補正データと、前記代替補正データの各候補との比較結果に基づいて、該各候補と対応する補正データを生成させ、該各補正データについて、該補正データを用いた補正後の所定の画像データに基づき前記画像形成手段に画像を形成させる制御手段とを備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成制御装置であって、
    前記代替補正データをユーザの指示に従って編集する手段を備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成制御装置であって、
    前記第2補正データ生成手段は、前記文書の画像データの最大階調値に従い前記画像形成手段に実際に形成させた画像の濃度が、該最大階調値と対応する目標濃度よりも低い場合には、前記仮補正データを前記補正データとして採用することを特徴とする画像形成制御装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成制御装置であって、
    前記第2補正データ生成手段が、前記生成した補正データに対し、前記文書の画像データの連続する各階調値と対応する補正後の階調値が滑らかに変化するように、平滑化処理を行う手段を備えることを特徴とする画像形成制御装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成制御装置と、該画像形成制御装置によって制御される前記画像形成装置とを備える画像形成システム。
  9. 入力する画像データに従い画像を記録材上に形成する画像形成手段を備える画像形成装置に画像形成させるべき文書の画像データを補正するための補正データの生成方法であって、
    前記画像形成装置に画像形成させるべき文書の画像データの階調値に対応する画像の目標特性と、前記画像形成手段に実際に形成させた画像の特性とに従い、前記文書の画像データの階調値を補正するための仮補正データを生成する第1補正データ生成手順と、
    前記第1補正データ生成手順で生成した仮補正データと、前記文書の画像データの最大階調値を補正後も維持する補正内容を規定するように用意された代替補正データとを比較し、その比較結果に基づいて、前記文書の画像データの所定階調値から最大階調値までの範囲における階調値を補正するための補正データを生成する第2補正データ生成手順とを備えることを特徴とする補正データの生成方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成制御装置として機能させるためのプログラム。
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