JP2017069704A - 受信装置、受信システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信装置10は、放送波を受信する放送波受信部11と、ユーザによる入力を受け付ける受付部RCと、放送波受信部11を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの対応関係を変更する変更部175と、受付部RCが受け付けた操作キーIDと、変更部175が変更したサービスIDと操作キーIDとの対応関係に基づいて、受け付けた操作キーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部14を備える。
【選択図】図4
Description
また、受信装置は、リモートコントローラ装置(いわゆるリモコン)から送信される局選択情報に基づいて、放送局を選択する。このリモートコントローラ装置は、複数(例えば12個)の局選択キーを備えている。受信装置のユーザが、複数の局選択キーのうちの1つの局選択キーを押下することにより、受信装置は、選択された放送局のコンテンツを表示する。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ユーザがほとんど視聴しないサービスや放送局が局選択キーに割り当てられてしまうため、ユーザの利便性が低下してしまう恐れがあった。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放送システムS1の構成の一例を示す概略図である。
放送システムS1は、受信装置10と、送信装置21と、送信装置22とを含んで構成される。送信装置21は、サービスエリアSA1を送信可能な範囲とし、該サービスエリアSA1における各受信装置(非図示)において送信装置21が送信する放送を受信可能である。送信装置22は、サービスエリアSA2を送信可能な範囲とし、該サービスエリアSA2における各受信装置(非図示)において送信装置22が送信する放送を受信可能である。図示する例では、受信装置10は、送信装置21と送信装置22とのそれぞれから放出される放送波を受信可能である。
また、以下の説明では、一例として、放送システムS1がメディアトランスポート方式としてMMT(MPEG Media Transport)方式を用いる場合について説明する。
また、受信装置10は、放送波に含まれるコンテンツデータを取得し、取得した番組情報とコンテンツデータとに基づいて電子番組表を生成することも可能である。そして、受信装置10は、生成した電子番組表を表示することも可能である。
次に、受信装置10は、取得したキー割り当てデータに基づいて、キー割り当てを行う。
放送波によるキー割り当てデータは、図示するようなデータ構造、ビット数、データ表記のデータ構成により送信装置20から受信装置10に送信される。
例えば、「descriptor_tag」は、記述子のタグを表し、「descriptor_length」は、記述子の長さを表す。
すなわち、図2に示すキー割り当てデータは、リモコンRCの局選択キーとリモートコントロールキーIDとが対応し、リモートコントロールキーIDごとに推奨されるサービスIDを割り当てるためのデータである。
図2では、放送波から取得可能なキー割り当てデータの一例を説明したが、インターネットなどの通信網からもキー割り当てデータを取得することが可能である。図3では、通信網から取得可能なキー割り当てデータの一例を説明する。
図3に示す例では、例えば、局選択キー「1」に対してサービスID「999」を割り当てることを推奨するように、「remote_control_key_id=“1”」であるときに「service_id=“999”」であることを示す記述子によって記述されている。
また、図示する例のキー割り当てデータは「remote_control_key_id=“3” service_id=“103”」は、リモートコントロールキーID「3」に対して放送局のコンテンツ「BS B」に対応するサービスID「103」の割り当てを推奨するように記述され、「remote_control_key_id=“3” service_id=“104”」は、リモートコントロールキーID「3」に対して放送局のコンテンツ「BS B」に対応するサービスID「104」の割り当てを推奨するように記述されている。
加えて、図示する例のキー割り当てデータのうち「service_id=“999”,service_id=“101”, service_id=“103”」はコメントとして記述され、キー割り当ての効果が無い様に記述されている。
その他の記述について説明を省略するが、図3に示すキー割り当てデータは、記載形式は異なるが図2に示すキー割り当てデータと同様にリモコンRCの局選択キーとリモートコントロールキーIDとが対応し、リモートコントロールキーIDごとに推奨されるサービスIDを割り当てるためのデータである。
すなわち、受信装置10は、リモコンRCからキーIDを受信すると、複数の放送局のコンテンツの中から該当するサービスIDに対応するコンテンツを選択し、選択したコンテンツを表示する。
受信装置10は、放送波受信部11と、赤外線通信部12と、音声出力部13と、表示部14と、記憶部15と、通信部16と、制御部17と、を含んで構成される。制御部17は、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、映像処理部174と、キー割り当て調整部175と、を含んで構成される。
また、放送波受信部11は、送信装置20から放送衛星BSを介して送信されるTLV−NITを受信する。このTLV−NITには、リモコンキー情報であるキー割り当てデータが含まれている。
表示部14は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイを含む。表示部14は、映像処理部174から取得した画像信号に基づいて、コンテンツの映像や調整情報などの画像を表示する。
分離部172は、復調部171から取得した放送信号に含まれる各種情報を分離して、分離された各種情報を各機能部に出力する。具体的には、分離部172は、放送信号から番組データと番組情報とを分離する。この番組データは、番組を構成する音声と映像とのうちの少なくともいずれか1つを含むデータである。分離部172は、番組データから音声データを分離して音声処理部173に出力する。また、分離部172は、番組データから映像データを分離して映像処理部174に出力する。
また、映像処理部174は、分離部172から映像信号を取得し、取得した映像信号を復号化する。映像処理部174は、復号化した映像信号を表示部14に表示させる。また、映像処理部174は、放送波受信部11により取得されたコンテンツデータが符号化された映像信号を含む場合、符号化された映像信号を復号化する。映像処理部174は、復号化した映像信号を表示部14に表示させる。
キー割り当て調整部175は、キー割り当てデータ取得部1751と、リモコン設定情報取得部1752と、設定調整部1754と、設定変更部1755と、を含んで構成される。
まず、設定調整部1754は、放送波によるキー割り当てデータ(キー割り当てデータA11)から抽出したサービスIDとリモートコントロールキーIDとの仮対応表(仮対応表A1)を生成する。例えば、図6に示す仮対応表T11が仮対応表A1の例である。
設定調整部1754は、生成した仮対応表A1と仮対応表A2とに基づいて、1つのリモートコントロールキーIDに対して1つまたは複数のサービスIDを対応付ける対応表A3を生成する。例えば、図6に示す対応表T21が対応表A3の例である。
受信装置10が図6の対応表T21に示したようなリモコン設定情報に変更した場合、例えば、図6の対応表T21のkey「9」には「191」「258」「236」「242」「256」の複数のサービスIDが対応付けられている。このとき、受信装置10は、例えば、表示部14の右上部の領域UAにおいて、局選択キーに対応するリモートコントロールキーID「9」を表示するとともに、放送波によるキー割り当てデータにより推奨されるサービスIDに対応する「191」のコンテンツの画像を、表示部14に映像処理部174から取得した画像信号に基づいて表示する。
図7において、例えば、ユーザに局選択キー「9」を繰り返し押下させることでリモートコントロールキーID「9」に対して割り当てられたサービス「191」「258」「236」「242」「256」を変更可能にする場合、図8に示すように受信装置10は、最初に局選択キー「9」が押下されたときに、デフォルトで表示される「191」のコンテンツを表示し、該「191」のコンテンツを表示しているときに局選択キー「9」が押下されたとき(2回目)に、「258」のコンテンツを表示する。また、受信装置10は、該「258」のコンテンツを表示しているときに局選択キー「9」が押下されたとき(3回目)に、「236」のコンテンツを表示し、該「236」のコンテンツを表示しているときに局選択キー「9」が押下されたとき(4回目)に、「242」のコンテンツを表示する。また、受信装置10は、該「242」のコンテンツを表示しているときに局選択キー「9」が押下されたとき(5回目)に、「256」のコンテンツを表示し、該「256」のコンテンツを表示しているときに局選択キー「9」が押下されたとき(6回目)に、「191」のコンテンツを表示する。
図9に示す表示画像例では、例えば、局選択キー「9」に対応するリモートコントロールキーIDに対して複数のサービスIDが割り当てられているときに、受信装置10は、ユーザが局選択キー「9」を押下させることでリモートコントロールキーID「9」に対して割り当てられたサービス「191」「258」「236」「242」「256」のうち、デフォルトで表示するサービス(例えば、「191」に対応するコンテンツ)を表示部14に表示し、該表示部14に表示されたサービスと該サービスが対応する局選択キーを表す画像(「9 191ch」を表す画像)を領域UB1に表示するようにしてもよい。
また、このとき、受信装置10は、該局選択キー「9」に複数のサービスが割り当てられていることを表す画像(例えば、「「9」に複数のチャンネルが存在します。」という画像)を、領域UB2に表示するようにしてもよい。
第1の実施形態では、1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つまたは複数のサービスIDを割り当てる場合の一例について説明した。第2の実施形態では、ユーザに固有の固有情報に基づいて1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つのサービスIDを割り当てる場合について説明する。
受信装置10Aは、放送波受信部11と、赤外線通信部12と、音声出力部13と、表示部14と、記憶部15Aと、通信部16と、制御部17Aと、を含んで構成される。制御部17Aは、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、映像処理部174と、キー割り当て調整部175Aと、視聴履歴生成部176Aとを含んで構成される。
なお、第2の実施形態に係る受信装置10Aと第1の実施形態に係る受信装置10とを比較すると、受信装置10Aが視聴履歴生成部176Aをさらに含む点が異なる。以下の説明では、受信装置10Aと受信装置10とで異なる処理を中心に説明し、それ以外の部分は受信装置10における説明を援用し説明を省略する。
視聴履歴生成部176Aは、ユーザが視聴したコンテンツごとに、サービスIDとリモートコントロールキーIDと視聴日時とを対応付けて所定期間の視聴履歴を生成する。視聴履歴生成部176Aは、生成した視聴履歴を固有情報として記憶部15Aに記憶させる。ここで、所定期間は、例えば1日、3日間、1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、1年などの任意の期間や任意の時間であればよい。一例として所定期間が1ヶ月の場合について説明する。
キー割り当て調整部175Aは、キー割り当てデータ取得部1751と、リモコン設定情報取得部1752と、設定調整部1754Aと、設定変更部1755と、固有情報取得部1756Aと、を含んで構成される。
ここで、第1の実施形態に係るキー割り当て調整部175と第2の実施形態に係るキー割り当て調整部175Aとを比較すると、キー割り当て調整部175Aが固有情報取得部1756Aをさらに含む点が異なる。したがって、キー割り当て調整部175Aでは、キー割り当て調整部175と異なる部分を中心に説明し、それ以外の部分の説明を省略する。
図12(A)は、設定調整部1754Aが、視聴履歴に基づいて、ユーザが視聴した視聴回数やユーザが視聴した視聴時間に応じて、サービスIDとリモートコントロールキーIDとの対ごとの順位付けを行うことで生成した視聴順位情報の一例である。例えば、視聴順位情報は、例えば、順位とserviceとが対応付けられた2つの項目列を有するテーブル形式のデータによって構成される。serviceとは、サービスIDとリモートコントロールキーIDとを対応付けた情報である。例えば、serviceに記載された「[3]103」は、リモートコントロールキーIDが「3」であり、サービスIDが「103」であることを表している。
具体的には、設定調整部1754Aは、生成した視聴順位情報(図12(A))の順位「1」から順位「12」に対応付けられたサービスIDとリモートコントロールキーIDとを対応付けた情報のそれぞれのうち、視聴順位情報のserviceに記載されたリモートコントロールキーID「1」から「12」に対して該serviceに記載されたサービスIDを割り当てる(図12(B)の(1)参照)。例えば、設定調整部1754Aは、局選択キー「1」に対応するリモートコントロールキーID(key「1」)に対して、図12(A)に示す視聴順位情報の順位「7」のserviceに記載された「[1]101」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「101」を割り当てる。図12(B)の(1)に示す例では、サービスID「101」の他にキー割り当てデータで該サービスIDに推奨されるリモートコントロールキーIDを記載して「[1]101」と表している。また、例えば、設定調整部1754Aは、局選択キー「2」に対応するリモートコントロールキーID(key「2」)に対して、図12(A)に示す視聴順位情報の順位「12」のserviceに記載された「[2]102」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「102」を割り当てる。このようにして、設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「1」から「12」までのそれぞれのリモートコントロールキーIDに対してサービスIDを対応付ける。
設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「9」に対して、視聴順位情報の順位「1」から「12」までの未割り当てのもののうちで最も高い順位である順位「8」のserviceに記載された「[20]231」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「231」を割り当てる(図12(B)の(2)参照)。このサービスID「231」は、キー割り当てデータではリモートコントロールキーID「20」に対しての割り当てを推奨されているサービスIDである。
次に設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「12」に対して、視聴順位情報の順位「1」から「12」までの未割り当てのもののうちで最も高い順位である順位「10」のserviceに記載された「[22]233」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「233」を割り当てる(図12(B)の(2)参照)。このサービスID「233」は、キー割り当てデータではリモートコントロールキーID「22」に対しての割り当てを推奨されているサービスIDである。
また、キー割り当てデータによって推奨される対応関係により生成されるリモコン設定情報では、例えば、有料コンテンツに対しても局選択キーが割り当てられてしまい、ユーザが該有料コンテンツを未契約の場合にも視聴しないコンテンツに局選択キーが割り当てられていることがあった。このことにより局選択の際のユーザの利便性を低下させてしまうことがあったが、設定調整部1754Aが生成するリモコン設定情報では、有料コンテンツを未契約で視聴していない場合には、視聴順位情報の順位が低くなるため、局選択の際のユーザの利便性を向上させることができる。
第1の実施形態では、1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つまたは複数のサービスIDを割り当てる場合の一例について説明した。また、第2の実施形態では、ユーザに固有の固有情報に基づいて1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つのサービスIDを割り当てる場合について説明した。第3の実施形態では、キー割り当てデータにより1つの局選択キーに対して複数のサービスIDの割り当てが推奨されているときに、1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つのサービスIDを割り当てる場合について説明する。
図13(A)は、設定調整部1754Aが、視聴履歴に基づいて、ユーザが視聴した視聴回数やユーザが視聴した視聴時間に応じて、サービスIDとリモートコントロールキーIDとの対ごとの順位付けを行うことで生成した視聴順位情報の一例である。例えば、視聴順位情報は、例えば、順位とserviceとが対応付けられた2つの項目列を有するテーブル形式のデータによって構成される。serviceとは、サービスIDとリモートコントロールキーIDとを対応付けた情報である。例えば、serviceに記載された「[3]103」は、リモートコントロールキーIDが「3」であり、サービスIDが「103」であることを表している。
具体的には、設定調整部1754Aは、生成した視聴順位情報(図13(A))の順位「1」から順位「12」に対応付けられたサービスIDとリモートコントロールキーIDとを対応付けた情報のそれぞれのうち、視聴順位情報のserviceに記載されたリモートコントロールキーID「1」から「12」に対して該serviceに記載されたサービスIDを割り当てる(図13(B)の(1)参照)。例えば、設定調整部1754Aは、局選択キー「1」に対応するリモートコントロールキーID(key「1」)に対して、図13(A)に示す視聴順位情報の順位「7」のserviceに記載された「[1]101」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「101」を割り当てる。図13(B)の(1)に示す例では、サービスID「101」の他にキー割り当てデータで該サービスIDに推奨されるリモートコントロールキーIDを記載して「[1]101」と表している。また、例えば、設定調整部1754Aは、局選択キー「2」に対応するリモートコントロールキーID(key「2」)に対して、図13(A)に示す視聴順位情報の順位「12」のserviceに記載された「[2]102」に基づいて、サービスIDを表すserviceにサービスID「102」を割り当てる。このようにして、設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「1」から「12」までのそれぞれのリモートコントロールキーIDに対してサービスIDを対応付ける。
設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「9」に対して割り当てられた複数のサービスIDのそれぞれと視聴順位情報に基づく順位(例えば、図13(B)の(2))を抽出する。設定調整部1754Aは、抽出したリモートコントロールキーID「9」に対して割り当てられた複数のサービスIDのうち、最も視聴順位情報に基づく順位が高いサービスID「258」を、局選択キー「9」に対応するリモートコントロールキーID(key「9」)に対して割り当てる。
次に、設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「11」に対して割り当てられた複数のサービスIDのそれぞれと視聴順位情報に基づく順位(例えば、図13(B)の(4))を抽出する。設定調整部1754Aは、抽出したリモートコントロールキーID「11」に対して割り当てられた複数のサービスIDのうち、最も視聴順位情報に基づく順位が高いサービスID「232」を、局選択キー「11」に対応するリモートコントロールキーID(key「11」)に対して割り当てる。
次に、設定調整部1754Aは、リモートコントロールキーID「12」に対して割り当てられた複数のサービスIDのそれぞれと視聴順位情報に基づく順位(例えば、図13(B)の(5))を抽出する。設定調整部1754Aは、抽出したリモートコントロールキーID「12」に対して割り当てられた複数のサービスIDのうち、最も視聴順位情報に基づく順位が高いサービスID「233」を、局選択キー「12」に対応するリモートコントロールキーID(key「12」)に対して割り当てる。
また、キー割り当てデータによって推奨される対応関係により生成されるリモコン設定情報では、例えば、有料コンテンツに対しても局選択キーが割り当てられてしまい、ユーザが該有料コンテンツを未契約の場合にも視聴しないコンテンツに局選択キーが割り当てられていることがあった。このことにより局選択の際のユーザの利便性を低下させてしまうことがあったが、設定調整部1754Aが生成するリモコン設定情報では、有料コンテンツを未契約で視聴していない場合には、視聴順位情報の順位が低くなるため、局選択の際のユーザの利便性を向上させることができる。
第4の実施形態では、固有情報として有料コンテンツなどの契約情報に基づいて1つの局選択キーに対応する1つのリモートコントロールキーIDに対して1つのサービスIDを割り当てる場合について説明する。
固有情報取得部1756Aは、固有情報として契約に関する情報を記憶部15Aから取得する。固有情報取得部1756Aは、固有情報として取得した契約に関する情報を設定調整部1754Aに出力する。
設定調整部1754Aは、固有情報取得部1756Aから入力された固有情報とリモコン設定情報取得部1752が取得したリモコン設定情報と、キー割り当てデータ取得部1751が取得したキー割り当てデータとに基づいて、リモコン設定情報を変更(調整)する。
図示する例のリモコン設定情報は、keyとserviceとの列を有し、「1」〜「12」までの各keyに対してサービスが割り当てられている。ここでkeyとは、リモートコントロールキーIDを表し、serviceとはサービスIDを表している。
例えば、key「1」には、service「101」が割り当てられ、key「2」には、service「102」が割り当てられ、key「3」には、service「103」が割り当てられ、key「4」には、service「141」が割り当てられ、key「5」には、service「151」が割り当てられ、key「6」には、service「161」が割り当てられ、key「7」には、service「171」が割り当てられ、key「8」には、service「181」が割り当てられ、key「9」には、service「191」が割り当てられ、key「10」には、service「200」が割り当てられ、key「11」には、service「211」が割り当てられ、key「12」には、service「222」が割り当てられている。
ここで、図14に示すキー割り当てデータにおいて、ユーザが未契約のコンテンツのサービスが含まれると仮定する。例えば、サービスID「191」のコンテンツと、サービスID「200」のコンテンツとが有料コンテンツであり、ユーザが未契約であり、視聴が不可能(視聴困難)であると仮定する。また、該有料コンテンツ以外は無料コンテンツであるか契約済みコンテンツであるものと仮定する。
ステップS100において、設定調整部1754Aは、キー割り当てデータと固有情報とが入力されたことをトリガとして、局選択キーへのコンテンツ(サービスID)の割り当て(リモコン設定情報の生成)を開始する。
ステップS101において、設定調整部1754Aは、リモコン設定情報取得部1756が取得したリモコン設定情報に基づいて、1つ目の局選択キー(リモートコントロールキーID)に対してサービスIDが割り当てられているか否かを確認する。
ここで、サービスIDが割り当てられていない局選択キー(リモートコントロールキーID)とは、サービスIDに対応するコンテンツの視聴が不可能または困難な局選択キーや、元々サービスIDが割り当てられていない局選択キーが含まれる。
ステップS105において、設定調整部1754Aは、検索結果として次候補コンテンツが見つかっていない場合、未契約コンテンツに対応するサービスIDを次候補コンテンツとする。
また、ステップS106において、設定調整部1754Aは、未契約コンテンツに対応するサービスIDを次候補コンテンツとした場合(ステップS105)、該候補コンテンツのサービスIDを局選択キー(リモートコントロールキーID)に対して割り当て、2つ目以降の全ての局選択キー(リモートコントロールキーID)に対してステップS101ステップS106までの処理を繰り返し行う。
図16は、受信装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、CPU100、ROM1001、RAM1002、不揮発メモリ1003、チューナー101、復調モジュール103、分離モジュール104、音声復号モジュール105、スピーカー106、映像復号モジュール107、描画モジュール108、ビデオメモリ1081、及びディスプレイ109を含んで構成される。
CPU100と、ROM1001と、RAM1002と、不揮発メモリ1003と、チューナー101と、復調モジュール103と、分離モジュール104と、音声復号モジュール105と、映像復号モジュール107と、描画モジュール108と、ビデオメモリ1081とは、バス(母線)を介して相互に接続される。
不揮発メモリ1003は、HDD、フラッシュメモリなどの記憶媒体であり、例えば、各種データを記憶する。
放送波を図に無い受信装置で一度受信し、放送波を、通信回線を介して再送信する場合にも同様の動作でキー割り当てを更新できる。
なお、MH−サービス記述テーブルを利用する場合には、サービスID毎にキーIDを対応付けることができる。このため、MH−ブロードキャスタ情報テーブルを利用する場合に比べて、MH−サービス記述テーブルを利用する場合のほうが、より好ましい。
Claims (8)
- 放送波を受信する放送波受信部と、
ユーザによる入力を受け付ける受付部と、
前記放送波受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの対応関係を変更する変更部と、
前記受付部が受け付けた操作キーIDと、前記変更部が変更した前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係に基づいて、受け付けた前記操作キーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、
を備える
ことを特徴とする受信装置。 - 前記変更部は、前記サービスIDの数が前記操作キーIDの数より多い場合に、1つの操作キーIDに対応づける前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係を変更すること
を特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記変更部は、前記ユーザに固有の固有情報に基づいて、1つの操作キーIDに対応づける前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係を変更する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。 - 前記変更部は、前記ユーザに固有の固有情報に基づいて、対応関係を優先して変更する前記複数のサービスの順位を決定し、決定した前記順位に基づいて1つの操作キーIDに対応づける前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係を変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。 - 通信部をさらに備え、
前記変更部は、
前記放送波受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの第1の対応関係と、
前記通信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの第2の対応関係と、
に基づいて、1つの操作キーIDに対応づける前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係を変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。 - 放送波を受信する放送波受信部と、
ユーザによる入力を受け付ける受付部と、
前記放送波受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの対応関係を変更する変更部と、
前記受付部が受け付けた操作キーIDと、前記変更部が変更した前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係に基づいて、受け付けた前記操作キーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、
を備える
ことを特徴とする受信システム。 - 表示部を備える受信装置における情報処理方法であって、
放送波を受信する受信過程と、
ユーザによる入力を受け付ける受付過程と、
前記受信過程により受信した複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの対応関係を変更する変更過程と、
前記受付過程により受け付けた操作キーIDと、前記変更過程により変更された前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係に基づいて、受け付けた前記操作キーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を前記表示部に表示させる表示過程と、
を有する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 表示部を備える受信装置のコンピュータに、
放送波を受信する放送受信ステップと、
ユーザによる入力を受け付ける受付ステップと、
前記放送受信ステップにより受信された複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別する操作キーIDとの対応関係を変更する変更ステップと、
前記受付ステップにより受け付けられた操作キーIDと、前記変更ステップにより変更された前記サービスIDと前記操作キーIDとの対応関係に基づいて、受け付けた前記操作キーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を前記表示部に表示させる表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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