JP2017069455A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板の第1開口部に対応する領域に不純物が注入されるのを防止することができる半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】準備工程では、酸化膜24が形成された半導体基板20を準備する。ホトリソ工程では、第1開口幅を有する第1開口部30と第1開口幅より広い第2開口幅を有する第2開口部32とを備えたレジストマスク26を酸化膜24上に形成する。第1エッチング工程では、レジストマスク26をマスクとして、酸化膜24の第1開口部30に対応する領域に酸化膜24を底部とする凹部36および半導体基板20の第2開口部32に対応する領域を露出する第3開口部34を酸化膜24に形成する。不純物注入工程では、凹部36および第3開口部34を有するレジストマスク26をマスクとして第3開口部34に対応する半導体基板20の領域に不純物を注入する。熱拡散工程では、不純物を半導体基板20内に熱拡散する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置の製造工程におけるリソグラフィ工程の一つである露光工程では、半導体基板上に形成されたアライメントマークの座標を基準として、露光により形成されるレジストパターンの位置を決定する。このアライメントマークの座標を用いたレジストパターン形成により、半導体製造工程では積層されるパターンの重ねあわせの位置の精度を向上させる。
アライメントマークは、リソグラフィ工程でアライメントマークに対応するレジストマスクを形成し、リソグラフィ工程の後に行われるエッチング工程で該レジストマスクを用いて被エッチング膜をエッチングすることにより形成される。その後に行われる露光工程では、アライメントマークを用いて下地となるパターンと該露光工程で形成するレジストマスクとの位置合わせを行う。
特許文献1には、エッチングプロセスにおいて生じるローディング効果を利用して層間絶縁膜に浅い溝パターンを形成し、溝パターンの上部をバリアメタルで塞ぐことで溝パターン内にタングステンプラグの形成を阻害し、層間絶縁膜の溝パターンの段差に対応する窪みを層間絶縁膜上に被着される配線金属膜に形成することで、配線金属膜上に形成されるレジストのパターンマスクの位置合わせを精度良く行う半導体装置の製造方法が開示されている。
また、特許文献2では、同一の素子で短波長用受光又は長波長用受光を選択でき、応答性も良好な半導体光検出装置が開示されている。
特許文献2に開示されるように、半導体光検出装置では、第1の受光部と第1の受光部の取出し用リード・ボンディング・パッドとの接続を、低不純物濃度半導体基板の厚さ方向に貫通して接続する拡散層を高温且つ長時間の熱拡散工程であるドライブインにより形成することにより行う。
特開平11−74174号公報 特開平9−23024号公報
一般的に、アライメントマークは能動素子としての機能を持たないため、半導体装置の製造工程における最終工程で半導体チップを分割する際に切除されるスクライブラインに形成される。
半導体基板に不純物を注入する不純物注入工程では、半導体基板上に開口部を備えた酸化膜を形成し、この酸化膜を不純物の注入を行う際のマスクとして用いる場合がある。この不純物の注入の際にマスクとして用いられる酸化膜は、注入された不純物を熱拡散工程で活性化してウェル等を形成した後に除去される。このため、不純物注入に用いられる酸化膜は、後の工程で使用されるアライメントマークとしては使用できない。ウェルと後の工程との重ね合わせ精度を向上させるために、酸化膜に開口部を設けると共に開口部の底面に露出した半導体基板をエッチングすることで凹部を設け、この凹部を後の工程でのアライメントマークとして用いる。
拡散層形成工程で形成されるアライメントマークは、底部に半導体基板が露出しているため、半導体基板内に不純物が注入されてしまう場合があった。また、半導体装置として撮像素子や高耐圧半導体素子を形成する場合等、半導体基板の厚さ方向に深い不純物拡散層が必要となるため、その後の熱拡散工程では、長時間にわたる熱処理が必要となる。
半導体光検出装置に代表される半導体装置の従来の製造方法を図3に示す。図3(A)に示すように、チップ領域114に形成された第3開口部134およびスクライブライン112に形成された開口部136を有する酸化膜124をマスクとして半導体基板120のエピタキシャル層122に不純物を拡散する。第3開口部134に対応する領域に不純物が注入され不純物拡散層140を形成する。この際、開口部136は、酸化膜124を貫通してエピタキシャル層122の表面が露出しているため、開口部136に対応するエピタキシャル層122の領域に不純物拡散層141が形成される。
そのため、不純物拡散層140を熱拡散工程により基板121に接続する際に、不純物拡散層141も拡散して半導体基板120の深さ方向および深さ方向と交差する方向に不純物拡散層141が広がる。図3(B)に示すように、不純物拡散層141は、スクライブライン112を超えてチップ領域114内に広がってしまい、半導体チップ内に形成された半導体素子の特性が変動する。
チップ領域114に形成される半導体素子の特性の変動を抑制するため、従来の半導体装置の製造方法では、スクライブライン112にアライメントマークを形成する場合、スクライブライン112から不純物が拡散されてしまうチップ領域114には、チップを形成することができなかった。従って、従来の半導体装置の製造方法によれば、ウエハからダイシングできるチップの数が少なくなるという問題が発生する。
このように、半導体基板の厚さ方向(積層方向)に深い拡散層を熱拡散により形成しようとすると、不純物が半導体基板の厚さ方向に拡散するとともに厚さ方向と交差する方向にも拡散する。スクライブラインにアライメントマークを形成した場合、厚さ方向と交差する方向に不純物が拡散することにより、スクライブラインを越えてチップ領域にまで不純物が拡散してしまい、チップ領域に形成された半導体素子の特性に影響を与えるという問題が発生する。
上記特許文献1に開示された技術では、層間膜に溝パターンを形成した上に形成された配線金属膜にアライメントマークを形成する技術を開示するのみであり、拡散層形成工程で形成されたアライメントマークから不純物が拡散することによる上記問題を解決することはできない。
本発明は、半導体基板の第1開口部に対応する領域に不純物が注入されるのを防止することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体装置の製造方法は、表面に第1の膜が形成された半導体基板を準備する準備工程と、第1開口幅を有する第1開口部と前記第1開口幅より広い第2開口幅を有する第2開口部とを備えたレジストマスクを前記第1の膜上に形成するホトリソ工程と、前記レジストマスクをマスクとして、前記第1の膜の前記第1開口部に対応する領域に前記第1の膜を底部とする第1凹部および前記半導体基板の前記第2開口部に対応する領域を露出する第3開口部を前記第1の膜に形成する第1エッチング工程と、前記第1凹部および前記第3開口部を有する前記第1の膜をマスクとして前記第3開口部に対応する前記半導体基板の領域に不純物を注入する不純物注入工程と、前記不純物を前記半導体基板内に熱拡散する熱拡散工程と、を備える。
本発明によれば、半導体基板の第1開口部に対応する領域に不純物が注入されるのを防止することができる、という効果を奏する。
本実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 本実施形態の半導体装置の製造方法により製造した半導体装置を撮像素子のチップに適用した場合の断面図を示す。 従来の半導体装置の製造方法を説明する図である。
以下では、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。図1には、本実施形態の半導体装置の製造方法の一例を説明する図を示す。
本実施形態の半導体装置10は、半導体基板20の表面に、不純物拡散層40が形成されたチップ領域14およびアライメントマーク38が形成されたスクライブライン12を備えている。
図1(A)には、本実施形態の半導体装置の製造方法における準備工程が示されている。準備工程では、表面に酸化膜24が形成された半導体基板20を準備する。
本実施形態の半導体装置10では、基板21の表面にエピタキシャル層22を有する半導体基板20を用いている。基板21およびエピタキシャル層22は、特に限定されるものではなく、例えば、n型およびp型のいずれであってもよく、半導体装置10に所望される特性に応じて選択すればよい。なお、n型の基板21の具体例としては、シリコンウエハにヒ素(As)またはリン(P)をドープしたn型の基板が挙げられる。この場合のエピタキシャル層22の具体例としては、モノシラン(SiH)等の珪素(Si)を含んだガスにホスフィン(PH)やアルシン(AsH)等のドーパントを行った環境下でエピタキシャル成長させたn型エピタキシャル層が挙げられる。
酸化膜24は、本発明の第1の膜の一例であり、エピタキシャル層22上に形成されている。酸化膜24の具体例としては、酸化珪素(SiO)等が挙げられる。酸化膜24の形成方法の具体例としては、熱酸化及びCVD(Chemical Vapor Deposition)法が挙げられる。
図1(B)には、本実施形態の半導体装置の製造方法における準備工程の後に行われるホトリソ工程が示されている。ホトリソ工程では、第1開口部30と第2開口部32とを備えたレジストマスク26を酸化膜24上に形成する。レジストマスク26の形成方法の具体例としては、第1開口部30および第2開口部32に応じた領域のみが開口されるマスクを用いてレジストマスク26のパターニングを行う方法が挙げられる。
第1開口部30は、アライメントマーク38に対応している。また、第2開口部32は、エピタキシャル層22に不純物を拡散させるための第3開口部34に対応している。
なお、第1開口部30の第1開口幅は、第2開口部32の第2開口幅よりも狭い。第1開口部30の第1開口幅および第2開口部32の第2開口幅は、次の工程である第1エッチング工程においてマイクロローディング効果により、第3開口部34および凹部36が形成される幅であればよい。なお、第1開口部30の第1開口幅は、凹部36においてエッチストップが生じる幅であることが好ましい。
図1(C)には、本実施形態の半導体装置の製造方法におけるホトリソ工程の後に行われる第1エッチング工程が示されている。第1エッチング工程では、上記ホトリソ工程で形成されたレジストマスク26をマスクとして酸化膜24をエッチングし、酸化膜24に第3開口部34および複数の凹部36を形成する。凹部36は、本発明の第1凹部に対応する。
上述したように、第1開口部30の第1開口幅は、第2開口部32の第2開口幅よりも狭いためマイクロローディング効果により、第1開口部30の方が第2開口部32よりもエッチングレートが遅い。そのため、本第1エッチング工程で酸化膜24がエッチングされる深さは、第1開口部30の方が第2開口部32よりも浅くなる。
このマイクロローディング効果を利用して、第2開口部32に対応する領域では、エピタキシャル層22の表面が露出するまで酸化膜24のエッチングを行って第3開口部34を形成する。一方、第1開口部30に対応する領域では、酸化膜24を完全にエッチングせずに底部が酸化膜24である凹部36を形成する。
凹部36の底部からエピタキシャル層22までの酸化膜24の膜厚は、次の工程である不純物注入工程において当該底部からエピタキシャル層22に不純物が到達しない厚さである。
なお、図1(C)では、第3開口部34に対応するエピタキシャル層22の表面もエッチングされた状態を示しているが、エピタキシャル層22が露出されていればよく、エッチングされていなくてもよい。
図1(D)には、本実施形態の半導体装置の製造方法における第1エッチング工程の後に行われる不純物注入工程が示されている。不純物注入工程では、レジストマスク26を除去した後、半導体基板20(エピタキシャル層22)の表面に不純物を注入する。注入する不純物は特に限定されず、半導体装置10に所望される特性に応じて選択すればよい。例えば、n型の不純物としては、砒素(As)やリン(p)が挙げられる。一方、p型の不純物としては、硼素(B)が挙げられる。なお、レジストマスク26を除去せず不純物の注入を行い、その後にレジストマスク26を除去しても良い。
不純物注入工程では、第3開口部34においてエピタキシャル層22が露出しているため、第3開口部34の底部にあたるエピタキシャル層22内に不純物が注入されて不純物拡散層40が形成される。一方、凹部36では、エピタキシャル層22が露出していないため、エピタキシャル層22には不純物が注入されない。従って、図1(D)に示すように、チップ領域14にのみ不純物拡散層40が形成される。
図1(E)には、本実施形態の半導体装置の製造方法における不純物注入工程の後に行われる熱拡散工程が示されている。熱拡散工程では、熱拡散(ドライブイン)を行って不純物を所望の領域まで拡散させる。本実施形態では、熱拡散により、図1(E)に示すようにエピタキシャル層22の表面から基板21に接続される不純物拡散層40を形成する。
なお、凹部36に対応するエピタキシャル層22には不純物が注入されていないため、熱拡散工程により凹部36(スクライブライン12)からチップ領域14へ不純物が拡散されることがない。
図1(F)には、本実施形態の半導体装置の製造方法における熱拡散工程の後に行われる第2エッチング工程が示されている。第2エッチング工程では、酸化膜24を除去すると共にエピタキシャル層22の凹部36に対応する領域をエッチングしてアライメントマーク38を形成する。アライメントマーク38が本発明の第2凹部の一例である。
酸化膜24の除去方法の具体例としては、異方性ドライエッチングが挙げられる。酸化膜24を除去する際、凹部36に対応するエピタキシャル層22の表面もエッチングされるため、エピタキシャル層22の表面にアライメントマーク38が形成される。
すなわち、凹部36および第3開口部34が形成された酸化膜24を除去してエピタキシャル層22の表面に凹部36を転写させることにより、アライメントマーク38を形成する。
なお、本第2エッチング工程は、酸化膜24を除去してエピタキシャル層22の表面に凹部36を転写する工程と、酸化膜24を完全に除去する工程と、2つの工程を有していてもよい。
本実施形態では、このように図1(A)〜(F)に示した工程により、半導体基板20に不純物拡散層40が形成されたチップ領域14およびアライメントマーク38が形成されたスクライブライン12を備えた半導体装置10が製造される。
以上説明したように本実施形態の半導体装置10の製造方法では、準備工程と、ホトリソ工程と、第1エッチング工程と、不純物注入工程と、熱拡散工程と、第2エッチング工程と、を備える。準備工程では、表面に酸化膜24が形成された半導体基板20を準備する。次のホトリソ工程では、第1開口幅を有する第1開口部30と第1開口幅より広い第2開口幅を有する第2開口部32とを備えたレジストマスク26を酸化膜24上に形成する。次の第1エッチング工程では、レジストマスク26をマスクとして、酸化膜24の第1開口部30に対応する領域に酸化膜24を底部とする凹部36および半導体基板20のエピタキシャル層22の第2開口部32に対応する領域を露出する第3開口部34を酸化膜24に形成する。次の不純物注入工程では、凹部36および第3開口部34を有する酸化膜24をマスクとして第3開口部34に対応する半導体基板20のエピタキシャル層22の領域に不純物を注入する。次の熱拡散工程では、不純物を半導体基板20のエピタキシャル層22内に熱拡散し不純物拡散層40を基板21に接続する。次の第2エッチング工程では、酸化膜24を除去するとともに、半導体基板20のエピタキシャル層22の凹部36に対応する領域にアライメントマーク38を形成する。
このように本実施形態の半導体装置10の製造方法によれば、レジストマスク26の第1開口部30の第1開口幅の方が第2開口部32の第2開口幅より狭く、マイクロローディング効果により酸化膜24に半導体基板20に達しない凹部36が形成される。
従って、半導体基板20の第1開口部30に対応する領域に不純物が注入されるのを防止することができる。これにより、スクライブライン12に形成されたアライメントマーク38からチップ領域14に不純物が拡散されることがなくなるため、スクライブライン12にアライメントマーク38を形成することができる。
図2には、一例として、本実施形態の半導体装置10の製造方法により製造した半導体装置10を撮像素子のチップに適用した場合の断面図を示す。チップ領域14は、基板21上に、エピタキシャル層22、第1の受光部50、不純物拡散層40、第2の受光部52、反射防止膜54、第1の受光部の外部取り出し用リード・ボンディングパッド56、及び第2の受光部の外部取り出し用リード・ボンディングパッド58が形成されている。図2に示した半導体装置(撮像素子)10では、不純物拡散層40がエピタキシャル層22の厚さ方向の深い位置まで(基板21の表面まで)拡散し第1の受光部50に接続していることがわかる。また図2に示すように、2つのチップ領域14の間に形成されたスクライブライン12(アライメントマーク38)の下部には、不純物拡散層40が形成されていない。従って、図2に示す半導体装置(撮像素子)10では、スクライブライン12からの不純物の拡散によるデバイス内の特性変動は生じない。
このように、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、スクライブライン12にアライメントマーク38を形成してもスクライブライン12からチップ領域14に不純物が拡散されることがないため、従来の半導体装置の製造方法では、チップを形成できなかった領域にもチップを形成することができるようになる。従って、本実施形態の半導体装置10の製造方法によれば、ウエハからダイシングできるチップの数が多くなる。
また、アライメントマーク38をチップ領域14に形成した場合、チップサイズが拡大し、コストが増加することになる。一方、本実施形態の半導体装置10の製造方法によれば、スクライブライン12にアライメントマーク38を形成することができるため、チップサイズが拡大することがなく、コストの増加を抑制することができる。
なお、本実施形態では、複数のアライメントマーク38を形成する場合について説明したが、形成するアライメントマーク38の数は限定されるものではない。また同様に、形成される不純物拡散層40の数も限定されない。
また、その他の上記各実施の形態で説明した半導体装置10の構成および製造方法等は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。
10 半導体装置
20 半導体基板
24 酸化膜
26 レジストマスク
30 第1開口部
32 第2開口部
34 第3開口部
36 凹部
38 アライメントマーク
40 不純物拡散層

Claims (6)

  1. 表面に第1の膜が形成された半導体基板を準備する準備工程と、
    第1開口幅を有する第1開口部と前記第1開口幅より広い第2開口幅を有する第2開口部とを備えたレジストマスクを前記第1の膜上に形成するホトリソ工程と、
    前記レジストマスクをマスクとして、前記第1の膜の前記第1開口部に対応する領域に前記第1の膜を底部とする第1凹部および前記半導体基板の前記第2開口部に対応する領域を露出する第3開口部を前記第1の膜に形成する第1エッチング工程と、
    前記第1凹部および前記第3開口部を有する前記第1の膜をマスクとして前記第3開口部に対応する前記半導体基板の領域に不純物を注入する不純物注入工程と、
    前記不純物を前記半導体基板内に熱拡散する熱拡散工程と、
    を備えた半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1エッチング工程で形成される前記第1凹部の底部から前記半導体基板までの前記第1の膜の膜厚は、前記不純物注入工程で前記不純物が前記第1の膜を透過して前記半導体基板に到達しない厚さである、
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記熱拡散工程の後に、前記第1の膜をマスクとして前記半導体基板の前記第1開口部に対応する領域に第2凹部を形成する第2エッチング工程をさらに備えた、
    請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2エッチング工程の後に、前記第1の膜を除去する第3エッチング工程をさらに備えた、
    請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記熱拡散工程の後に、前記第1の膜を除去するとともに、前記半導体基板の前記第1開口部に対応する領域に第2凹部を形成する第2エッチング工程をさらに備えた、
    請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1エッチング工程では、前記レジストマスクの開口幅の狭い部分のエッチングレートが前記レジストマスクの開口幅の広い部分のエッチングレートより遅いマイクロローディング効果により、前記第1凹部および前記第3開口部を形成する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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