JP2017069075A - アルカリ二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 充放電サイクル特性に優れたアルカリ二次電池を提供する。【解決手段】 本発明のアルカリ二次電池は、正極、負極、セパレータおよびアルカリ電解液を有しており、前記正極は、活物質として銀酸化物を含有しており、前記アルカリ電解液が、MnまたはSnのイオンを含有することを特徴とするものである。前記アルカリ電解液における前記イオンの濃度は、0.005質量%以上であることが好ましく、また前記正極合剤が含有する銀酸化物は、平均粒子径が1μm以下であることが好ましい。【選択図】 図2
Description
本発明は、充放電サイクル特性に優れたアルカリ二次電池に関するものである。
銀酸化物を含有する正極とアルカリ電解液とを有するアルカリ電池(酸化銀電池)は、一次電池として広く一般に使用されている。酸化銀電池において、通常負極活物質として用いられる亜鉛粉末は、アルカリ電解液に溶解して水素ガスを発生しやすいため、亜鉛粉末中にIn、Bi、Snなどの合金元素を添加したり、前記元素の化合物を溶解した電解液を用いるなどにより、負極活物質の腐食を防止する工夫がなされている。
また、この種の一次電池では、比較的高価な銀酸化物の使用量を減らしつつ容量低下を抑制する目的や、更には、放電終期の状態検知を可能とする目的で、銀酸化物と共に二酸化マンガンを含有する正極が使用されることもある(特許文献1)。
一方、銀酸化物を正極に使用したアルカリ電池を、二次電池に利用することも検討されている(特許文献2)。
ところが、前記のようなアルカリ電池で充放電を繰り返すと、僅かな繰り返し数で電池容量が低下してしまうといった問題があった。
こうしたことから、銀酸化物を含有する正極を有するアルカリ二次電池においては、前記のような問題を解消して充放電サイクル特性を高めるための技術開発が求められていた。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、充放電サイクル特性に優れたアルカリ二次電池を提供することにある。
前記目的を達成し得た本発明のアルカリ二次電池は、正極、負極、セパレータおよびアルカリ電解液を有しており、前記正極は、活物質として銀酸化物を含有し、前記アルカリ電解液が、MnまたはSnのイオンを含有することを特徴とするものである。
本発明によれば、充放電サイクル特性に優れたアルカリ二次電池を提供することができる。
活物質として銀酸化物を含有する正極を有するアルカリ二次電池において放電を行うと、正極の銀酸化物から銀が生成するが、この電池を充電すると銀の周りに銀酸化物の結晶が生成することにより実質的に正極活物質の反応面積を減少させ、その後の電池反応を阻害する。よって、この種のアルカリ二次電池では、充放電に伴って正極の利用率が低下するため、十分な充放電サイクル特性を確保し得なかった。
そこで、本発明のアルカリ二次電池では、MnのイオンまたはSnのイオンを含有するアルカリ電解液を使用することにした。電解液中に存在するMnのイオンまたはSnのイオンは、正極に吸着することにより、銀酸化物の結晶成長を抑えて、形成される銀酸化物の結晶を微細化すると考えられる。そのため、電池の充電時に生成する銀酸化物の結晶が電池反応を阻害する問題の発生を抑制して、充放電を繰り返しても正極の利用率の低下を抑え得ることから、このような正極を使用することで、充放電サイクル特性に優れたアルカリ二次電池とすることが可能となる。
また、銀酸化物の平均粒子径を1μm以下とすることにより、吸着した前記イオンの作用が発現しやすくなり、充電時の利用率がより向上し、電池の充放電サイクル特性を更に高めることができる。銀酸化物の平均粒子径は、0.5μm以下であることが好ましく、0.2μm以下であることがより好ましい。
ただし、あまり粒径の小さい銀酸化物は製造やその後の取り扱いが困難となることから、銀酸化物の平均粒子径は、0.01μm以上であることが好ましく、0.03μm以上であることがより好ましい。
なお、銀酸化物としては、特に限定されるものではなく、一般にアルカリ電池の活物質として知られているAgOやAg2Oなどを使用することができる。
本明細書でいう銀酸化物の平均粒子径は、レーザー散乱粒度分布計(例えば、堀場製作所製「LA−920」)を用い、粒子を溶解しない媒体に、これらの粒子を分散させて測定した、体積基準での累積頻度50%における粒径(D50)である。
本発明のアルカリ二次電池に係る正極は、銀酸化物を含む正極合剤を含有しており、例えば、銀酸化物の他に導電助剤を含有する正極合剤の成形体や、銀酸化物および導電助剤を含有する正極合剤層を、集電体の片面または両面に形成した構造のものなどが挙げられる。
正極合剤中の銀酸化物の含有量は、例えば、容量を確保するために、60質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることが特に好ましい。
また、電解液に溶出してイオンとなり、正極に吸着することにより、銀酸化物の結晶成長を抑えて、形成される銀酸化物の結晶を微細化すると考えられる元素あるいは化合物よりなる添加剤を、正極合剤に含有させることにより、充放電の繰り返しによる正極の利用率の低下をより一層抑制することが期待できる。
例えば、正極合剤にマンガン酸化物を含有させることにより、このマンガン酸化物が電池の充電時に徐々に溶解してマンガン酸イオンなどのMnのイオンが生成し、前記の作用を生じることが期待できる。マンガン酸化物としては、特に限定されるものではなく、Mn2O3、Mn3O4、MnOOH、MnO2、ZnMn2O4、LiMn2O4など、Mnを含有する酸化物または複酸化物を用いることができ、Mnの平均価数が3価以上であるものが好ましく、MnO2がより好ましい。
正極合剤中の前記添加剤の含有量は、前記の作用を良好に発揮させる観点から、0.3質量%以上が好ましく、0.7質量%以上であることがより好ましく、1質量%以上であることが特に好ましい。ただし、正極合剤中の前記添加剤の量が多すぎると、例えば銀酸化物の量が少なくなりすぎてアルカリ二次電池の容量が小さくなる虞がある。よって、アルカリ二次電池の容量をより大きくする観点から、正極合剤中の前記添加剤の含有量は、40質量%以下であり、20質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であることが特に好ましい。
なお、前記添加剤の粒子径は特に限定されるものではなく、例えば、平均粒子径が1〜50μm程度のものを用いればよい。
正極の導電助剤としては、カーボンブラック、黒鉛などの炭素質材料などが挙げられる。
正極合剤中の導電助剤の含有量は、導電性の点から0.2質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることが特に好ましく、一方、容量低下や充電時のガス発生を防ぐため、7質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、3質量%以下であることが特に好ましい。
正極は、正極合剤の成形体の場合には、例えば、銀酸化物、添加剤および導電助剤、更には必要に応じてアルカリ電解液(電池に注入するアルカリ電解液と同じものが使用できる)などを混合して調製した正極合剤を所定の形状に加圧成形することで製造することができる。
また、正極合剤層と集電体とを有する形態の正極の場合には、例えば、銀酸化物、添加剤および導電助剤などを水またはN−メチル−2−ピロリドン(NMP)などの有機溶媒に分散させて正極合剤含有組成物(スラリー、ペーストなど)を調製し、これを集電体上に塗布し乾燥し、必要に応じてカレンダ処理などのプレス処理を施す工程を経て製造することができる。
ただし、正極は、前記の各方法で製造されたものに限定されず、他の方法で製造したものであってもよい。
正極合剤の成形体の場合、その厚みは、0.15〜4mmであることが好ましい。他方、正極合剤層と集電体とを有する形態の正極の場合、正極合剤層の厚み(集電体の片面あたりの厚み)は、30〜300μmであることが好ましい。
正極に集電体を用いる場合には、その集電体としては、例えば、SUS316、SUS430、SUS444などのステンレス鋼;アルミニウムやアルミニウム合金;を素材とするものが挙げられ、その形態としては、平織り金網、エキスパンドメタル、ラス網、パンチングメタル、金属発泡体、箔(板)などが例示できる。集電体の厚みは、例えば、0.05〜0.2mmであることが好ましい。このような集電体の表面には、カーボンペーストや銀ペーストなどのペースト状導電材を塗布しておくことも望ましい。
本発明のアルカリ二次電池の負極には、例えば、亜鉛粒子または亜鉛合金粒子(以下、両者を纏めて「亜鉛系粒子」という場合がある)を含有するものが使用される。このような負極では、前記粒子中の亜鉛が活物質として作用する。亜鉛合金粒子の合金成分としては、例えば、インジウム(例えば含有量が質量基準で50〜500ppm)、ビスマス(例えば含有量が質量基準で50〜500ppm)などが挙げられる(残部は亜鉛および不可避不純物である)。負極の有する亜鉛系粒子は、1種単独でもよく、2種以上であってもよい。
ただし、亜鉛系粒子には、合金成分として水銀を含有しないものを使用することが好ましい。このような亜鉛系粒子を使用している電池であれば、電池の廃棄による環境汚染を抑制できる。また、水銀の場合と同じ理由から、亜鉛系粒子には、合金成分として鉛を含有しないものを使用することが好ましい。
亜鉛系粒子の粒度としては、例えば、全粉末中、粒径が75μm以下の粒子の割合が50質量%以下のものが好ましく、30質量%以下のものがより好ましく、また、粒径が100〜200μmの粉末の割合が、50質量%以上、より好ましくは90質量%以上であるものが挙げられる。ここでいう亜鉛系粒子における粒度は、前記の「銀酸化物」の平均粒子径測定法と同じ測定方法により得られる値である。
負極には、例えば、前記の亜鉛系粒子の他に、必要に応じて添加されるゲル化剤(ポリアクリル酸ソーダ、カルボキシメチルセルロースなど)を含んでもよく、これにアルカリ電解液を加えることで構成される負極剤(ゲル状負極)を使用してもよい。負極中のゲル化剤の量は、例えば、0.5〜1.5質量%とすることが好ましい。
また、負極は、前記のようなゲル化剤を実質的に含有しない非ゲル状の負極とすることもできる(なお、非ゲル状負極の場合、亜鉛系粒子近傍に存在するアルカリ電解液が増粘しなければゲル化剤を含有しても構わないので、「ゲル化剤を実質的に含有しない」とは、アルカリ電解液の粘度への影響がない程度に含有していてもよい、という意味である)。ゲル状負極の場合には、亜鉛系粒子の近傍に、ゲル化剤と共にアルカリ電解液が存在しているが、ゲル化剤の作用によってこのアルカリ電解液が増粘しており、アルカリ電解液の移動、ひいては電解液中のイオンの移動が抑制されている。このため、負極での反応速度が抑えられ、これが電池の負荷特性(特に重負荷特性)の向上を阻害しているものと考えられる。これに対し、負極を非ゲル状として、亜鉛系粒子近傍に存在するアルカリ電解液の粘度を増大させずにアルカリ電解液中のイオンの移動速度を高く保つことで、負極での反応速度を高めて、負荷特性(特に重負荷特性)をより高めることができる。
負極に含有させるアルカリ電解液には、電池に注入するものと同じものを使用することができる。
負極における亜鉛系粒子の含有量は、例えば、60質量%以上であることが好ましく、65質量%以上であることがより好ましく、また、75質量%以下であることが好ましく、70質量%以下であることがより好ましい。
負極は、インジウム化合物を含有していることが好ましい。負極がインジウム化合物を含有することによって、亜鉛系粒子とアルカリ電解液との腐食反応によるガス発生をより効果的に防ぐことができる。
前記のインジウム化合物としては、例えば、酸化インジウム、水酸化インジウムなどが挙げられる。
負極に使用するインジウム化合物の量は、0.003〜0.05質量%であることが好ましい。
本発明のアルカリ二次電池に使用するアルカリ電解液(電池内に注入するアルカリ電解液、負極に含有させるアルカリ電解液および正極合剤の成形時に使用するアルカリ電解液を含む)としては、アルカリ金属の水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなど)の1種または複数種の水溶液などが好適に用いられ、水酸化カリウムの水溶液が特に好ましい。アルカリ電解液の濃度は、例えば、水酸化カリウムの水溶液の場合、水酸化カリウムが、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上であって、好ましくは40質量%以下、より好ましくは38質量%以下である。水酸化カリウムの水溶液の濃度をこのような値に調整することで、導電性に優れたアルカリ電解液とすることができる。
また、本発明では、アルカリ電解液には、MnのイオンまたはSnのイオンを含有させたものを用い、これらのイオンが共存するものであってもよい。前記元素のイオンとしては、マンガン酸イオン、亜スズ酸イオンなどが例示され、マンガン化合物(塩化マンガン、酢酸マンガン、硫化マンガン、硫酸マンガン、水酸化マンガンなど)やスズ化合物(塩化スズ、酢酸スズ、硫化スズ、臭化スズ、酸化スズ、水酸化スズ、硫酸スズなど)を電解液に溶解させることにより、本発明に用いるアルカリ電解液を調製することができる。
アルカリ電解液中でのMnのイオンおよびSnのイオンの濃度(両者が共存する場合は、その総和)は、本発明においては、電解液全体における前記元素の質量の割合として表され、その効果を充分に得るために、0.005質量%以上とすることが好ましく、0.01質量%以上とすることがより好ましく、0.05質量%以上とすることが特に好ましい。また、前記イオンの濃度の上限は、特に制限されるものではなく、飽和濃度となってもよいが、濃度が高すぎる場合はアルカリ金属塩などとして析出しやすくなり、セパレータの空孔を塞ぐおそれも生じることから、電解液全体における前記元素の質量の割合としては、1質量%以下とすることが好ましく、0.5質量%以下とすることがより好ましく、0.3質量%以下とすることが特に好ましい。
アルカリ電解液には、前記の各成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて公知の各種添加剤を添加してもよい。例えば、アルカリ二次電池の負極に用いる亜鉛系粒子の腐食(酸化)を防止するために、酸化亜鉛やインジウム化合物(水酸化インジウム、酸化インジウム、硫酸インジウム、硫化インジウム、硝酸インジウム、臭化インジウム、塩化インジウムなど)を添加するなどしてもよい。
アルカリ二次電池のセパレータには、ビニロンとレーヨンを主体とする不織布、ビニロン・レーヨン不織布(ビニロン・レーヨン混抄紙)、ポリアミド不織布、ポリオレフィン・レーヨン不織布、ビニロン紙、ビニロン・リンターパルプ紙、ビニロン・マーセル化パルプ紙などを用いることができる。また、親水処理された微孔性ポリオレフィンフィルム(微孔性ポリエチレンフィルムや微孔性ポリプロピレンフィルムなど)とセロファンフィルムとビニロン・レーヨン混抄紙のような吸液層(電解液保持層)とを積み重ねたものをセパレータとしてもよい。セパレータの厚みは、20〜500μmであることが好ましい。
また、負極に亜鉛系粒子を用いる場合には、充放電により徐々に負極の形状が変化して電気的接触が十分取れなくなったり、負極から亜鉛のデンドライトが成長してセパレータ内に侵入し、短絡が生じたりするのを防ぐため、正極と負極の間にアニオン伝導性膜を配置することが好ましく、前記セパレータとともにアニオン伝導性膜を用いることがより好ましい。
アニオン伝導性膜としては、ポリマーをマトリクスとし、かつ前記マトリクス中に金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩およびケイ酸塩よりなる群から選択される少なくとも1種の金属化合物の粒子を分散させた膜などが例示される。
アニオン伝導性膜のマトリクスとなるポリマーは、特に限定はされないが、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(PVDF−HFP)、フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(PVDF−CTFE)、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体(PVDF−TFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体(PVDF−HFP−TFE)などのフッ素樹脂;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン;ポリスチレン;極性基または極性を有する結合を分子内に有するポリマー(以下、「極性ポリマー」という);などが挙げられる。
前記の極性ポリマーとしては、ポリアルキレンイミン(ポリエチレンイミンなど)などのアミノ基を含有するポリマー;(アルコキシ)ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートなどのエステル結合(エステル基)を含有するポリマー;ポリ(メタ)アクリル酸のアルカリ金属塩(ナトリウム塩など)、ポリ(メタ)アクリル酸のマグネシウム塩、ポリ(メタ)アクリル酸のアルカリ土類金属塩(カルシウム塩など)、ポリ(メタ)アクリル酸のアンモニウム塩、ポリマレイン酸のアルカリ金属塩(ナトリウム塩など)、ポリマレイン酸のマグネシウム塩、ポリマレイン酸のアルカリ土類金属塩(カルシウム塩など)、ポリマレイン酸のアンモニウム塩などの、カルボン酸塩基(カルボキシル基の塩)を含有するポリマー;ポリアミド;などが挙げられる〔前記の「(メタ)アクリル酸」とは、アクリル酸とメタクリル酸とを纏めた表現である〕。
アニオン伝導性膜は、マトリクスとなるポリマーとして、前記例示の各種ポリマーのうちの1種のみを含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。アニオン伝導性膜は、マトリクスとなるポリマーとして、前記例示のフッ素樹脂を含有していることがより好ましく、フッ素樹脂と極性ポリマーとを含有していることが更に好ましい。
アニオン伝導性膜中には、金属化合物の粒子を分散させる。このような金属化合物の粒子としては、金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩およびケイ酸塩よりなる群から選択される少なくとも1種の化合物の粒子が挙げられる。
金属の酸化物としては、酸化セリウム、酸化ジルコニウムなどが挙げられるほか、ハイドロタルサイトを例示することもできる。ハイドロタルサイトは、下記一般式(1)に代表される化合物である。
{M1 1−xM2 x(OH)2}(An−)x/n・mH2O (1)
前記一般式(1)中、M1はMg、Fe、Zn、Ni、Co、Cu、Ca、Liなどを表し、M2はAl、Fe、Mnなどを表し、AはCO3 2−などを表し、mは0以上の整数、nは2または3で、0.2≦x≦0.4である。
また、水酸化物(金属の水酸化物)としては、水酸化セリウム、水酸化ジルコニウムなどが挙げられる。更に、硫酸塩としては、エトリンガイドなどが挙げられる。また、リン酸塩としては、ハイドロキシアパタイトなどが挙げられる。
前記金属化合物の粒子の中でも、ハイドロタルサイトなどの陰イオン交換能を有する層間化合物が好ましい。
アニオン伝導性膜における前記金属化合物の粒子の割合は、0.1質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましく、5質量%以上であることが更に好ましく、30質量%以上であることが特に好ましく、また、90質量%以下であることが好ましく、80質量%以下であることがより好ましく、60質量%以下であることが更に好ましく、50質量%以下であることが特に好ましい。
アニオン伝導性膜における前記金属化合物の粒子の割合は、0.1質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましく、5質量%以上であることが更に好ましく、30質量%以上であることが特に好ましく、また、90質量%以下であることが好ましく、80質量%以下であることがより好ましく、60質量%以下であることが更に好ましく、50質量%以下であることが特に好ましい。
前記金属化合物の粒子の平均粒子径は、5nm以上であることが好ましく、10nm以上であることがより好ましく、100nm以上であることが特に好ましく、100μm以下であることが好ましく、10μm以下であることがより好ましく、1μm以下であることが特に好ましい。
アニオン伝導性膜の厚みは、アニオン伝導性膜による前記の効果をより良好に確保する観点から、10μm以上であることが好ましく、20μm以上であることがより好ましく、40μm以上であることが特に好ましい。ただし、アニオン伝導性膜が厚すぎると、電池内でのアニオン伝導性膜の占有体積が大きくなって、正極活物質や負極活物質の導入量が少なくなる虞がある。よって、電池の容量をより高める観点からは、アニオン伝導性膜の厚みは、500μm以下であることが好ましく、250μm以下であることがより好ましい。
アニオン伝導性膜は、例えば、前記ポリマーや金属化合物の粒子などを水やN−メチル−2−ピロリドンなどの有機溶媒に分散(ポリマーは溶解していてもよい)させて調製したアニオン伝導性膜形成用組成物を、基材表面に塗布し、乾燥した後に剥離する方法によって形成することができる。また、前記の乾燥後にプレス処理を施してもよい。なお、アニオン伝導性膜は、この段階ではアルカリ電解液を含有していないが、電池内において、電池に注入されたアルカリ電解液を吸収させることにより、内部に電解液を含有させることができる。また、前記の乾燥後(またはプレス処理後)のアニオン伝導性膜をアルカリ電解液中に浸漬して、あらかじめアルカリ電解液を吸収させてから電池の組み立てに供してもよい。
通常のセパレータとともにアニオン伝導性膜を用いる場合には、負極の形態を良好に維持し、かつ負極での亜鉛のデンドライトの発生をより一層抑制できるようにするために、前記アニオン伝導性膜を負極側に配置することが望ましい。
本発明のアルカリ二次電池の形態については特に制限はなく、外装缶と封口板とをガスケットを介してカシメ封口したり、外装缶と封口板とを溶接して封口したりする電池ケースを有する扁平形(コイン形、ボタン形を含む);金属ラミネートフィルムからなる外装体を有するラミネート形;有底筒形の外装缶と封口板とをガスケットを介してカシメ封口したり、外装缶と封口板とを溶接して封口したりする電池ケースを有する筒形〔円筒形、角形(角筒形)〕;など、いずれの形態とすることもできる。
なお、カシメ封口を行う形態の外装体を使用する場合、外装缶と封口板との間に介在させるガスケットの素材には、PP、ナイロンなどを使用できるほか、電池の用途との関係で耐熱性が要求される場合には、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)などのフッ素樹脂、ポリフェニレンエーテル(PEE)、ポリスルフォン(PSF)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルスルフォン(PES)、PPS、PEEKなどの融点が240℃を超える耐熱樹脂を使用することもできる。また、電池が耐熱性を要求される用途に適用される場合、その封口には、ガラスハーメチックシールを利用することもできる。
本発明のアルカリ二次電池は、アルカリ一次電池(酸化銀一次電池)が採用されている用途に使用し得るほか、従来から知られているアルカリ二次電池や非水電解液二次電池が採用されている用途にも適用することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は、本発明を制限するものではない。
実施例1
<アニオン伝導性膜の作製>
PTFEの水系分散液(固形分:60質量%):5gと、ポリアクリル酸ナトリウムの水溶液(濃度:2質量%):2.5gと、ハイドロタルサイト粒子(平均粒子径:0.4μm):2.5gとを混練し、圧延して30μmの厚みの膜を作製し、更に直径9.2mmの円形に打ち抜いたものを、アニオン伝導性膜として電池の組み立てに用いた。
<アルカリ二次電池の作製>
正極活物質として平均粒子径:2μmの酸化銀(I):98質量部、および黒鉛:2質量部を混合して正極合剤を構成し、この正極合剤310mgを金型に充填し、直径9.05mm、高さ0.93mmの円板状に加圧成形することによって、正極合剤成形体を作製した。
<アニオン伝導性膜の作製>
PTFEの水系分散液(固形分:60質量%):5gと、ポリアクリル酸ナトリウムの水溶液(濃度:2質量%):2.5gと、ハイドロタルサイト粒子(平均粒子径:0.4μm):2.5gとを混練し、圧延して30μmの厚みの膜を作製し、更に直径9.2mmの円形に打ち抜いたものを、アニオン伝導性膜として電池の組み立てに用いた。
<アルカリ二次電池の作製>
正極活物質として平均粒子径:2μmの酸化銀(I):98質量部、および黒鉛:2質量部を混合して正極合剤を構成し、この正極合剤310mgを金型に充填し、直径9.05mm、高さ0.93mmの円板状に加圧成形することによって、正極合剤成形体を作製した。
負極活物質には、添加元素としてIn、BiおよびAlを含有する、アルカリ一次電池で汎用されている無水銀の亜鉛合金粒子を用いた。前述した方法により求めた前記亜鉛合金粒子の粒度は、平均粒子径(D50)が120μmであり、粒径が75μm以下の粒子の割合が25質量%以下であった。負極には、この亜鉛合金粒子:88mgを量り取り、更に、亜鉛合金粒子:100に対して質量比で3となる量のZnOを混合して使用した。
アルカリ電解液としては、酸化亜鉛を5質量%溶解し、さらにMnCl2を0.2質量%溶解した30質量%濃度の水酸化カリウム水溶液を用いた。電解液中のMnのイオンの濃度は、Mnの重量として0.087質量%であった。
セパレータは、ポリエチレン主鎖にアクリル酸をグラフト共重合させた構造を有する、グラフト共重合体で構成されたグラフトフィルム(厚み:30μm)、セロハンフィルム(厚み:20μm)、およびビニロン−レーヨン混抄紙(厚み:200μm)を積層したものを、直径9.2mmの円形に打ち抜いて用いた。
前記の正極(正極合剤成形体)、負極、アルカリ電解液、アニオン伝導性膜およびセパレータを、内面に金メッキを施した鋼板よりなる外装缶と、銅−ステンレス鋼(SUS304)−ニッケルクラッド板よりなる封口板と、ナイロン66製の環状ガスケットとから構成された電池容器内に封止し、図1に示す外観で、図2に示す構造を有し、直径9.5mm、厚さ3.6mmのアルカリ二次電池を作製した。なお、前記アニオン伝導性膜は、負極に面するように配置し、前記セパレータを正極側に配置した。
図1および図2に示すアルカリ二次電池1は、正極4、セパレータ6およびアニオン伝導性膜7を内填した外装缶2の開口部に、負極5を内填した封口板3が、断面L字状で環状のガスケット(樹脂製ガスケット)8を介して嵌合しており、外装缶2の開口端部が内方に締め付けられ、これにより樹脂製ガスケット8が封口板3に当接することで、外装缶2の開口部が封口されて電池内部が密閉構造となっている。すなわち、図1および図2に示す電池では、外装缶2、封口板3および樹脂製ガスケット8からなる電池容器内の空間(密閉空間)に、正極4、負極5、セパレータ6およびアニオン伝導性膜7を含む発電要素が装填されており、更にアルカリ電解液(図示しない)が注入され、セパレータに保持されている。そして、外装缶2は正極端子を兼ね、封口板3は負極端子を兼ねている。なお、正極4は、前記の通り、酸化銀(I)と二酸化マンガンと黒鉛(導電助剤)とを含有する正極合剤の成形体である。
実施例2
MnCl2に代えて、SnCl2を0.2質量%溶解したアルカリ電解液を用いた以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。電解液中のSnのイオンの濃度は、Snの重量として0.125質量%であった。
MnCl2に代えて、SnCl2を0.2質量%溶解したアルカリ電解液を用いた以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。電解液中のSnのイオンの濃度は、Snの重量として0.125質量%であった。
実施例3
酸化銀の平均粒子径を0.3μmとした以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。
酸化銀の平均粒子径を0.3μmとした以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。
比較例1
MnCl2を溶解しなかった以外は実施例1と同様にしてアルカリ電解液を調製し、そのアルカリ電解液を用いた以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。
MnCl2を溶解しなかった以外は実施例1と同様にしてアルカリ電解液を調製し、そのアルカリ電解液を用いた以外は実施例1と同様にして、アルカリ二次電池を作製した。
実施例1〜3および比較例1の各アルカリ二次電池について、以下の充放電サイクル特性試験を行った。実施例1〜3および比較例1の各電池に対し、電池電圧が1.85Vに達するまで5mAの定電流で充電を行い、次いで1.85Vの定電圧で充電を行う定電流−定電圧充電(ただし、総充電時間は24時間)と、1kΩの負荷抵抗を接続しての放電(放電終止電圧:1.0V)とによる充放電サイクルを100サイクル繰り返し、1サイクル目と100サイクル目の放電容量を測定した。それぞれの放電容量と、1サイクル目の放電容量に対する100サイクル目の放電容量の割合(容量維持率)とを表1に示す。
アルカリ電解液中にMnのイオンまたはSnのイオンを含有させた実施例1〜3の電池では、電解液中に前記イオンを含有しない比較例1の電池に比べ、100サイクル経過後の容量維持率を向上させ、サイクル特性の優れた電池を構成することができた。特に、酸化銀の平均粒子径を1μm以下とした実施例3の電池は、前記イオンの効果をより高めることができ、サイクル特性をより高めることができた。
1 アルカリ二次電池
2 外装缶
3 封口板
4 正極(正極合剤の成形体)
5 負極
6 セパレータ
7 アニオン伝導性膜
8 ガスケット
2 外装缶
3 封口板
4 正極(正極合剤の成形体)
5 負極
6 セパレータ
7 アニオン伝導性膜
8 ガスケット
Claims (8)
- 正極、負極、セパレータおよびアルカリ電解液を有するアルカリ二次電池であって、
前記正極は、活物質として銀酸化物を含有し、
前記アルカリ電解液が、MnまたはSnのイオンを含有することを特徴とするアルカリ二次電池。 - 前記アルカリ電解液における前記元素の割合として表される前記イオンの濃度が、0.005質量%以上である請求項1に記載のアルカリ二次電池。
- 前記銀酸化物の平均粒子径が1μm以下である請求項1または2に記載のアルカリ二次電池。
- 前記負極は、亜鉛または亜鉛合金を含有している請求項1〜3のいずれかに記載のアルカリ二次電池。
- 前記負極と前記セパレータとの間に、ポリマーをマトリクスとし、かつ前記マトリクス中に金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩およびケイ酸塩よりなる群から選択される少なくとも1種の金属化合物の粒子が分散したアニオン伝導性膜が配置されている請求項4に記載のアルカリ二次電池。
- 正極、負極、セパレータおよびアルカリ電解液を有するアルカリ二次電池の製造方法であって、
前記正極は、活物質として銀酸化物を含有し、
前記アルカリ電解液として、MnまたはSnのイオンを含有する電解液を用いることを特徴とするアルカリ二次電池の製造方法。 - 前記アルカリ電解液における前記元素の割合として表される前記イオンの濃度を、0.005質量%以上とする請求項6に記載のアルカリ二次電池の製造方法。
- 前記銀酸化物の平均粒子径を1μm以下とする請求項6または7に記載のアルカリ二次電池の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017082191A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社日本触媒 | アニオン伝導性膜 |
WO2018198607A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-01 | 日本碍子株式会社 | 二次電池 |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015194456A patent/JP2017069075A/ja active Pending
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JPWO2018198607A1 (ja) * | 2017-04-26 | 2020-03-12 | 日本碍子株式会社 | 二次電池 |
JP7007372B2 (ja) | 2017-04-26 | 2022-01-24 | 日本碍子株式会社 | 二次電池 |
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