JP2017066595A - スロープ形成装置 - Google Patents

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稲垣 憲治
Kenji Inagaki
憲治 稲垣
利彦 開発
Toshihiko Kaihatsu
利彦 開発
清明 末坂
Kiyoaki Suesaka
清明 末坂
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Abstract

【課題】各種段差部に対する使用の汎用性が高く、移動も、折り畳み据え置きも可能なスロープ形成装置。
【解決手段】高部側に回動自在の段差調整パネル11を有するスロープ本体部10と、前記スロープ本体部の低部側に回動自在又は着脱自在に設けた補助スロープ20とを備え、段差調整パネルは、スロープ本体部を建築物等の段差部の低い方に置き、この段差調整パネルの先端部を高台部の端部に架け渡す、高い方の高部の高さと、段差部の高台部(例えば玄関の上り框)との高さに差が生じてもそれをこの段差調整パネルが吸収する、補助スロープは、スロープ本体側に回転又は分離載置することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、玄関口の段差部や階段部,玄関の上り框,各種建築物の段差部等にスロープ面を形成するためのスロープ装置に関する。
従来から、高齢者,身障者の方々が歩行しやすいように、あるいは車椅子等が通過しやすいように段差部にスロープ面を設けることが行われている(特許文献1,2)。
しかし、このようにスロープ面を常設することは、その分だけ広いスペースが必要となる。
また、特許文献3には、上がり框のコーナー部を直角三角形状に分割し、フロア側に反転させることでスロープ面を形成する技術を開示するが、上がり框のコーナー部が不安定であり、これも常設する必要がある。
本発明者らは、段差部にそのまま置いておいてもよく、移動も可能であり、さらには各種階段上の段差部にも使用可能なスロープ形成装置を検討した結果、本発明に至った。
この際に、玄関口の高低差,玄関の上り框の高低差,あるいは建築物の段差部の高低差はさまざまであり、このような仕様の違いに対しても使用できるように検討した。
特開平10−238052号公報 特開平10−121686号公報 実開平5−35953号公報
本発明は、各種段差部に対する使用の汎用性が高く、移動も、折り畳み据え置きも可能なスロープ形成装置の提供を目的とする。
本発明に係るスロープ形成装置は、高部側に回動自在の段差調整パネルを有するスロープ本体部と、前記スロープ本体部の低部側に回動自在又は着脱自在に設けた補助スロープとを備えたことを特徴とする。
ここで段差調整パネルとは、スロープ本体部を建築物等の段差部の低い方に置き、この段差調整パネルの先端部を高台部の端部に架け渡すパネルをいう。
高い方の高部の高さと、段差部の高台部(例えば玄関の上り框)との高さに差が生じてもそれをこの段差調整パネルが吸収する。
また、補助スロープは、スロープ本体側に回転又は分離載置することができる。
本発明において、スロープ本体部は高さ調整可能な脚部を有するようにしてもよく、また、スロープ本体部は高部側に一段下がった段差状の収容部を有し、前記収容部に前記段差調整パネルを収容載置してあってもよい。
このようにすると、さらにスロープ形成装置の使用範囲が広がる。
本発明に係るスロープ形成装置は、建築物等の段差部の低い方にスロープ本体部を置く際に、段差調整パネル(以下、必要に応じてフラップと表現する。)の先端部を高台側の端部に架け渡し、補助スロープを床部等の低い方に展開することで、段差部にスロープ面を形成することができる。
また、補助スロープをスロープ本体側に回転させると、補助スロープのスロープ面がスロープ本体部のスロープ面に重なるように折り畳まれ、補助スロープの裏面が略水平になるので、高台部を延長させた例えば踏み台のようになり、スロープとして使用しない場合に、そのまま補助スロープを折り畳んで据え置くこともできる。
本発明に係るスロープ形成装置の構造例を示す。(a)はスロープ面を展開した状態、(b)はその側面図、(c)は補助スロープをスロープ本体部側に折り畳んだ状態を示す。 図1の状態を上方から見た斜視図を示す。(a)はスロープ形成装置を取り付ける前、(b)はスロープ形成装置を段差部に取り付けた状態、(c)は補助スロープを折り畳んだ状態を示す。 (a)は段差調整パネルを取り外した状態の端部斜視図、(b)は側面カバーを取り外した状態の断面図を示す。 (a)はスロープ本体部と補助スロープの連結部の部分斜視図、(b)は連結具を分解した状態を示す。 (a)はスロープ面の側面カバーを取り外した状態、(b)はスロープ面構成部材を分解した状態を示す。 (a)〜(c)は階段部に本発明に係るスロープ形成装置と携帯スロープとを組み合せてスロープ面を形成した例を示す。 補助スロープをスロープ本体部から分離し、携帯スロープと組み合せてスロープ面を形成した例を示す。
本発明に係るスロープ形成装置100の構造例及びその使用例を以下図面に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1及び図2に示すように、本発明に係るスロープ形成装置100は、スロープ本体部10と補助スロープ20とからなる。
スロープ本体部は、図1にて手前側が低くなるように上面にスロープ面を有する。
本明細書では手前の低い方を低部、奥側の高い方を高部と表現し、段差部の高い面を高台部と表現する。
また、低部側の床面等をGLと表現する。
スロープ本体部10は、図3に示すように高部側に一段下がった段差面状の段差調整パネル11の載置収納部材10aに、フラップ11を回動自在に取り付けてある。
フラップ11の低部側端部は、連結リブ11cを介して断面円形状の連結軸11bを設けてある。
一方、載置収納部材10a側の段差上部には、側部が開口した略円筒状の枢着凹部aを形成してあり、この部分にフラップ11の連結軸11bを横から挿入することで、上下方向に回動自在に連結されている。
フラップ11の高部側端部11dは、スロープ本体部の端部より外側に少しはみ出しており、図1(b),(c)に示すように上下方向に回動させながら端部11dを高台部1の端部に架け渡すことができる。
スロープ本体部10の低部側には、回動自在に補助スロープ20を連結してある。
その連結構造例を図4に示す。
補助スロープ20は、側面視で略直角三角形状であり、上面がGLとスロープ本体部10の低部側とをつなぐスロープ面となっており、下面は略フラット面となっている。
これにより、図1(c),図2(c)に示すように補助スロープ20を回動し、スロープ本体部10のスロープ面上に折り畳むことができ、このようにすると高台部1を延長させたような上面がフラットな踏み台のようになり、段差部にそのまま据え置いておくこともできる。
補助スロープ20が回動自在にスロープ本体部側に連結されておれば、その構造に特に制限はない。
本実施例では、スロープ本体部10の下面の高部側と低部側に幅方向左右一対の2本、計4本の脚部12,13を取り付けるとともに、この脚部は高さ調整具12a,13aにて高さ調整可能になっており、スロープ面の幅方向、前後方向の平面度(ガタ付き)の調整や高さの調整が可能であり、その差が吸収できるように図4に示すような連結構造になっている。
スロープ本体部10の低部側上部の端部と、補助スロープ20の上側コーナー部とを、それぞれ回動自在にプレート状の連結具17で連結した。
より具体的には、連結具17の前後方向の両側にそれぞれボルト16挿通可能な連結孔17a,17aを設け、一方の連結孔17aをボルト16にて回動自在にスロープ本体部10側の連結部19に取り付け、他方の連結孔17aをボルト16にて回動自在に補助スロープ20側の連結部22に連結する。
本実施例では、連結部19,22として押出形材に形成したビスホールbを利用している。
また、本実施例では図1に示すようにスロープ本体部10のカバー部材14a,14bの上部をスロープ面から上方に突出させたので、補助スロープ20を折り畳んだ際に、上記突部と干渉しないよいようにカラー部材18にて補助スロープ20の幅寸法を調整してある。
本発明において、スロープ本体部10及び補助スロープ20の構造に特に制限はない。
本実施例では、図5に示すように複数のアルミニウム合金押出形材を連結してスロープ面を形成するとともに、側部をカバー部材14a,14b,21a,21bにて連結した例となっている。
スロープ本体部10は、前に説明した段差調整部材11の載置収納部材10aと第1スロープ部材10b、第2スロープ部材10c及び低部側スロープ部材10dをそれぞれアルミニウム合金の押出形材で製作し、フラップ11もアルミニウム合金の押出形材にて製作した例になっている。
上記各部材の高部側に凹部溝状の連結溝部eを形成し、他方の低部側にフック状の連結リブfを形成することで、この連結リブfを連結溝部eに差し込む。
また、各部材の下面から長短複数のリブgを垂下させた例となっている。
なお、載置収納部材10aと低部側スロープ部材10dの脚部連結部は、中空部c,dを形成し、強度アップを図っている。
これにより、軽量でありながら高剛性のスロープ面が形成される。
また、図1(a)に示すように、カバー部材14a,14bの上端部をスロープ面から突設させることで、脱輪防止にもなる。
本実施例では、フラップ11もアルミニウム合金の押出形材で製作した例になっており、上面部11aと下面部11eとの間をリブ11fにてつないだ中空断面形状にした例になっている。
なお、端部は、図3(a)に示すように、樹脂製の端末部材11gをキャップとして取り付けてある。
補助スロープ20も押出形材からなる複数の部材20a,20b,20cを側面のカバー部材21a,21bにて連結してある。
この場合に各部材は適宜、リブiを有する中空部hからなる中空断面形状にすることで、軽量化を図っている。
本発明に係るスロープ形成装置100は、これを単独で用いることができる。
さらには、図6,7に示すように、携帯スロープ200と組み合せて使用することもできる。
図6,7に示した携帯スロープ200は、2枚のスロープ部材201,202を回動自在の連結部材203にて連結し、左右幅方向に折り畳むことができる例であり、上部の架け渡し部201a,202aと、下部の架け渡し部201b,202bを有する。
この下部の架け渡し部201b,202bをスロープ形成装置100のフラップ11に載置し、上部架け渡し部201a,202aを高台部2側に架け渡したのが図6の例であり、図7は補助スロープ20をスロープ本体部10から分離し、その間に携帯スロープ200を架け渡して使用した例である。
1 高台部
10 スロープ本体部
11 段差調整パネル
12 脚部(高部)
12a 高さ調整具
13 脚部(低部)
13a 高さ調整具
17 連結具
20 補助スロープ
100 スロープ形成装置

Claims (3)

  1. 高部側に回動自在の段差調整パネルを有するスロープ本体部と、
    前記スロープ本体部の低部側に回動自在又は着脱自在に設けた補助スロープとを備えたことを特徴とするスロープ形成装置。
  2. 前記スロープ本体部は高さ調整可能な脚部を有することを特徴とする請求項1記載のスロープ形成装置。
  3. 前記スロープ本体部は高部側に一段下がった段差状の収容部を有し、前記収容部に前記段差調整パネルを収容載置してあることを特徴とする請求項1又は2記載のスロープ形成装置。
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