JP2017065046A - プリンタ - Google Patents

プリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2017065046A
JP2017065046A JP2015192677A JP2015192677A JP2017065046A JP 2017065046 A JP2017065046 A JP 2017065046A JP 2015192677 A JP2015192677 A JP 2015192677A JP 2015192677 A JP2015192677 A JP 2015192677A JP 2017065046 A JP2017065046 A JP 2017065046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
unit
arrangement direction
ink
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015192677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6610132B2 (ja
Inventor
貴司 相羽
Takashi Aiba
貴司 相羽
祥平 小出
Shohei Koide
祥平 小出
啓太 杉浦
Keita Sugiura
啓太 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015192677A priority Critical patent/JP6610132B2/ja
Priority to US15/082,828 priority patent/US9522526B1/en
Publication of JP2017065046A publication Critical patent/JP2017065046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6610132B2 publication Critical patent/JP6610132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof
    • B41J2/155Arrangement thereof for line printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/20Modules

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】使用頻度の高い一部のヘッドユニットの駆動素子の劣化が進むことによって、製品寿命が短くなることを抑えること。【解決手段】インクジェットヘッド4は、配列方向に沿って配列された複数のヘッドユニット11を有する。複数のヘッドユニット11は、搬送方向に並ぶ複数のユニット列13を構成する。異なる2つのユニット列13の間では、ヘッドユニット11の前記配列方向の位置がずれており、且つ、2つのユニット列13にそれぞれ属する2つのヘッドユニット11の間で、ノズル24の配置領域が、搬送方向に部分的に重なっている。インクジェットヘッド4の配列方向における中央部では、端部と比べて、2つのユニット列13の間でのヘッドユニット11の重なり量が大きい。【選択図】図3

Description

本発明は、被記録媒体に対してインクを吐出して画像等を印刷するプリンタに関する。
特許文献1には、所定方向に搬送される被記録媒体に対してインクを吐出して、画像等を印刷するインクジェットプリンタが開示されている。また、特許文献1のプリンタは、被記録媒体の幅方向に沿って配列された複数のノズルを有する、いわゆる、ラインタイプのインクジェットヘッドを備えている。
より詳細には、特許文献1のインクジェットヘッドは、被記録媒体の幅方向(配列方向)に沿って2列に並べられた複数のヘッドユニット(ヘッドモジュール)を有する。2つのユニット列の間で、配列方向におけるヘッドユニットの位置がずれている。また、2つのユニット列にそれぞれ属する2つのヘッドユニットの間で、ノズルの配置領域が搬送方向に部分的に重なっている。尚、1つのユニット列を構成するヘッドユニットは、配列方向において等間隔で並べられている。つまり、2つのユニット列の間でのヘッドユニットの重なり量は、配列方向における位置に関係なく、どの位置においても等しくなっている。
各ヘッドユニットは、ノズルや圧力室が形成された複数の流路モジュールと、流路モジュールの圧力室に対応した圧電素子を有する複数のアクチュエータモジュールとからなる。アクチュエータモジュールの圧電素子は、圧電層と、この圧電層を挟むように配置された2種類の電極からなる。圧電素子は、前記2種類の電極間に所定の駆動電圧が印加されたときの、圧電層の変形(圧電歪み)を利用して、流路モジュールの圧力室内に圧力波を発生させ、ノズルからインクを吐出させる。
特開2010−201730号公報(図3)
ところで、特許文献1のようなラインプリンタで被記録媒体へ印刷を行う際に、被記録媒体の幅方向中央部には文字や画像等が印刷されることが多いが、幅方向の端まで印刷が行われることはそう多くはない。つまり、インクジェットヘッドを構成する複数のヘッドユニットの間のうち、被記録媒体の幅方向中央部に向けてインクを吐出するヘッドユニットは、被記録媒体の端部に向けてインクを吐出するヘッドユニットと比べて、使用頻度が高いと言える。
ここで、各ヘッドユニットにおいて、アクチュエータモジュールの圧電素子に対する駆動電圧の印加が繰り返されるにつれ、圧電層の特性劣化が進み、素子の性能が徐々に低下する。また、使用頻度の高い中央側のヘッドユニットは、使用頻度の低い端側のヘッドユニットと比べて、電圧が印加される頻度が高い分、圧電素子の劣化が速く進む。そのため、端側のヘッドユニットの圧電素子はまだ十分な性能があるのに、中央側のヘッドユニットの圧電素子は劣化して使えない、という状況が生じうる。このことは、製品全体の寿命が短くなるという点で好ましくない。
尚、特許文献1のように、2つのユニット列の間でヘッドユニットが部分的に重なっている場合、一方のヘッドユニットの圧電素子が劣化しても、上記の重なり範囲においては、他方のヘッドユニットの圧電素子に切り替えることが可能である。しかし、使用頻度の高い中央部において、ヘッドユニットの重なり量が少ないと、ほんの一部の圧電素子しか切り替えることができず、圧電素子の劣化を補うには不十分である。
本発明の目的は、使用頻度の高い一部のヘッドユニットの駆動素子の劣化が進むことによって、製品寿命が短くなることを抑えることである。
本発明のプリンタは、被記録媒体を、所定の搬送方向に沿って搬送する搬送部と、前記被記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドを備え、
前記インクジェットヘッドは、それぞれが、前記被記録媒体の搬送面と平行で、且つ、前記搬送方向と交差する配列方向に配列された複数のノズルを有する、複数のヘッドユニットを備え、前記複数のヘッドユニットは前記配列方向に沿って配列され、且つ、前記搬送方向に並ぶ複数のユニット列を構成し、異なる2つの前記ユニット列の間では、前記ヘッドユニットの前記配列方向の位置がずれており、且つ、前記2つのユニット列にそれぞれ属する2つのヘッドユニットの間で、前記ノズルの配置領域が前記搬送方向に部分的に重なり、前記インクジェットヘッドの、前記配列方向における2つの端部の間に位置する中央部では、前記端部と比べて、前記2つのユニット列の間での前記ヘッドユニットの重なり量が大きいことを特徴とするものである。
本発明の別の観点のプリンタは、被記録媒体に、第1インクと第2インクとを吐出して印刷を行うプリンタであって、
前記被記録媒体を、所定の搬送方向に搬送する搬送部と、前記第1インクを吐出する第1インクジェットヘッドと、前記第2インクを吐出する第2インクジェットヘッドを含み、前記搬送方向に並べて配置された複数のインクジェットヘッドを備え、
各インクジェットヘッドは、それぞれが、前記被記録媒体の搬送面と平行で、且つ、前記搬送方向と交差する配列方向に配列された複数のノズルを有する、複数のヘッドユニットを備え、前記複数のヘッドユニットは前記配列方向に沿って配列され、且つ、前記搬送方向に並ぶ複数のユニット列を構成し、異なる2つの前記ユニット列の間では、前記ヘッドユニットの前記配列方向の位置がずれており、且つ、前記2つのユニット列にそれぞれ属する2つのヘッドユニットの間で、前記ノズルの配置領域が、前記搬送方向に部分的に重なるように配置され、前記第1インクジェットヘッドにおける前記ヘッドユニットの重なり量が、前記第2インクジェットヘッドにおける前記ヘッドユニットの重なり量よりも大きいことを特徴とするものである。
第1実施形態のプリンタ1の平面図である。 図1のII-II線断面図である。 インクジェットヘッド4の平面図である。 1つのヘッドユニット11の平面図である。 図4のA部拡大図である。 図5のVI-VI線断面図である。 制御部7とインクジェットヘッド4を概略的に示すブロック図である。 変更形態のインクジェットヘッド4Aの平面図である。 別の変更形態のインクジェットヘッド4Bの平面図である。 別の変更形態のインクジェットヘッド4と搬送ローラ5,6の平面図である。 第2実施形態のプリンタ61の、4つのインクジェットヘッド64c,64m,64y,64kの平面図である。
次に、本発明の第1実施形態について説明する。以下は、記録用紙に向けてノズルからインクを吐出して画像等を印刷する、インクジェットプリンタに本発明を適用した一例である。
図1において、記録用紙100の搬送方向下流側をプリンタ1の前方、搬送方向上流側をプリンタ1の後方と定義する。また、記録用紙100が搬送される面(図1の紙面と平行な面)と平行で、且つ、前記搬送方向と直交する用紙幅方向を、プリンタ1の左右方向と定義する。尚、図の左側がプリンタ1の左方、図の右側がプリンタ1の右方である。さらに、記録用紙100の搬送面と直交する方向(図1の紙面に直交する方向)を、プリンタ1の上下方向と定義する。図1の手前側が上方、図1の向こう側が下方である。以下では、前後左右上下の各方向語を適宜使用して説明する。
<プリンタの概略構成>
図1、図2に示すように、プリンタ1は、筐体2内に収容されたプラテン3、4つのインクジェットヘッド4、2つの搬送ローラ5,6、及び、制御部7等を備えている。
プラテン3の上面には、記録用紙100が載置される。4つのインクジェットヘッド4(4c,4m,4y,4k)は、プラテン3の上方において、搬送方向に並べて配置されている。2つの搬送ローラ5,6は、プラテン3に対して後側(搬送方向上流側)と前側(下流側)にそれぞれ配置されている。2つの搬送ローラ5,6は、図示しないモータによってそれぞれ駆動され、プラテン3上の記録用紙100を前方へ搬送する。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリ、及び、各種制御回路を含むASIC(Application Specific Integrated Circuit)を備える。また、制御部7は、PC等の外部装置9とデータ通信可能に接続されており、外部装置9から送られた印刷データに基づいて、プリンタ1の各部を制御する。
より具体的には、制御部7は、搬送ローラ5,6を駆動するモータを制御して、2つの搬送ローラ5,6に記録用紙100を搬送方向に搬送させつつ、4つのインクジェットヘッド4を制御して記録用紙100に向けてインクを吐出させる。これにより、記録用紙100に画像が印刷される。
<インクジェットヘッドの構成>
次に、インクジェットヘッド4の構成について詳細に説明する。図1、図2に示すように、筐体2には、4つのヘッド保持部8が取り付けられている。4つのヘッド保持部8は、プラテン3の上方で、且つ、2つの搬送ローラ5,6の間の位置において、前後に並べて配置されている。これら4つのヘッド保持部8には、4つのインクジェットヘッド4がそれぞれ保持される。
4つのインクジェットヘッド4(4c,4m,4y,4k)は、それぞれ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを吐出するものである。各インクジェットヘッド4には、図示しないインクタンクから、対応する色のインクが供給される。
4つのインクジェットヘッド4(4c,4m,4y,4k)は同一の構造を有する。図2、図3に示すように、各インクジェットヘッド4は、用紙幅方向に長い矩形板状のホルダ10と、このホルダ10に取り付けられた複数(9つ)のヘッドユニット11を備えている。
各ヘッドユニット11の下面は、複数のノズル24の吐出口が形成されたインク吐出面14となっている。各ヘッドユニット11の複数のノズル24は、インクジェットヘッド4の長手方向である、用紙幅方向(配列方向)に沿って配列されて、2列のノズル列を構成している。ヘッドユニット11の詳細な構成については、後で説明する。
9つのヘッドユニット11は、配列方向に沿って並んで配置されている。また、9つのヘッドユニット11は、搬送方向において前側と後側に交互に分かれて配置されている。また、前側に配置された4つのヘッドユニット11と後側に配置された5つのヘッドユニット11との間で、左右(配列方向)の位置がずれている。別の言い方をすれば、9つのヘッドユニット11が配列方向に沿って千鳥状に配置されることで、4つのヘッドユニット11a〜11dからなる前側のユニット列13(13a)と、5つのヘッドユニット11e〜11iからなる後側のユニット列13(13b)とが構成されている。尚、本実施形態では、複数のヘッドユニット11が、搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)に沿って配列されているが、搬送方向とは90度以外の角度で交差する方向に沿って、いわば斜めに、複数のヘッドユニット11が配列されていてもよい。
また、前側のユニット列13aと後側のユニット列13bとの間で、これら2つのユニット列13にそれぞれ属する2つのヘッドユニット11の、配列方向におけるノズル配置領域Aが、搬送方向に部分的に重なるように配置されている。より詳細には、前側のユニット列13aの配列方向中央部に位置する2つのヘッドユニット11b,11cと、後側のユニット列13bの配列方向中央部に位置する3つのヘッドユニット11f,11g,11hとの間で、ノズル配置領域Aが部分的に重なっている。
尚、本発明は、インクジェットヘッド4の走査方向の少なくとも一部範囲において、異なるユニット列13に属する2つのヘッドユニット11のノズル配置領域Aが重なっていればよく、走査方向の全域で、2つのユニット列13間でノズル配置領域Aが重なっていることは必須ではない。例えば、本実施形態では、インクジェットヘッド4の配列方向両端部においては、2つのユニット列13の間でヘッドユニット11が重なっていない。
また、上記の重なり範囲において、前側のヘッドユニット11と後側のヘッドユニット11の間で、配列方向におけるノズル24の位置が一致するように、各ヘッドユニット11の位置が決められている。即ち、1つのユニット列13の、配列方向に並ぶ2つのヘッドユニット11の間のノズル間距離Lpは、各ヘッドユニット11におけるノズル配列ピッチP1の整数倍となっている。
また、配列方向における位置によって、2つのユニット列13の間での、ヘッドユニット11のノズル配置領域Aの重なり量が異なっている。尚、以下の説明では、前後2つのヘッドユニット11の間でのノズル配置領域Aの重なり量を、「ヘッドユニット11の重なり量」、あるいは、単に「重なり量」と呼ぶ。また、説明の便宜上、インクジェットヘッド4の右端部を第1部分B1,左端部を第2部分B2、第1部分B1の左側に隣接する部分を第3部分B3,第2部分B2の右側に隣接する部分を第4部分B4、第3部分B3と第4部分B4とに挟まれる中央部を第5部分B5とする。即ち、インクジェットヘッド4の上記5つの部分は、左側から、B2→B4→B5→B3→B1の順に並んでいる。
配列方向中央部の第5部分B5では、前側のヘッドユニット11b,11cと、後側のヘッドユニット11gとが重なっており、それぞれの重なり量はLaである。第5部分B5の左側に位置する第4部分B4では、ヘッドユニット11bとヘッドユニット11fが重なっている。また、第5部分B5の右側に位置する第3部分B3では、ヘッドユニット11cとヘッドユニット11hとが重なっている。第4部分B4及び第3部分B3での、ヘッドユニット11の重なり量は、共に、第5部分B5の重なり量Laよりも小さいLbである。尚、先にも述べたが、インクジェットヘッド4の配列方向両端部である第2部分B2と第1部分B1では、前後2つのヘッドユニット11の間でノズル配置領域Aが重なっていない。
つまり、配列方向における端側に向かうほど、ヘッドユニット11の重なり量が小さくなっている。即ち、B5の重なり量La>B3,B4の重なり量Lb>B1,B2の重なり量である。このように、インクジェットヘッド4内での配列方向の位置によって、ヘッドユニット11の重なり量が異なっている理由については、後ほど説明する。
図1、図2に示すように、リザーバ12は、9つのヘッドユニット11の上方に配置されている。尚、図3では、リザーバ12の図示は省略されている。このリザーバ12は、図示しないインクタンクとチューブ16で接続されており、インクタンクから供給されたインクが一時的に貯留される。さらに、リザーバ12の下部は9つのヘッドユニット11と接続されており、リザーバ12から、9つのヘッドユニット11のそれぞれにインクが供給される。
<ヘッドユニットの詳細>
次に、ヘッドユニット11の詳細について説明する。図4〜図6に示すように、ヘッドユニット11は、流路基板20、ノズルプレート21、圧電アクチュエータ22、カバー部材23、及び、配線部材であるCOF50(Chip On Film)を備えている。尚、図5では、圧電アクチュエータ22の構成を理解しやすくするため、圧電アクチュエータ22の上方に位置するカバー部材23の図示は省略されている。
(流路基板)
流路基板20は、シリコン単結晶の基板である。この流路基板20には、搬送方向に長い矩形状の複数の圧力室26が形成されている。図4に示すように、複数の圧力室26は用紙幅方向(配列方向)に配列されて、搬送方向に並ぶ2列の圧力室列を構成している。また、流路基板20には、複数の圧力室26を覆う振動膜30が形成されている。振動膜30は、シリコンの流路基板20の表面の一部を酸化、又は、窒化することによって形成された、二酸化シリコン(SiO2)、あるいは、窒化シリコン(SiNx)を含む膜である。振動膜30の、各圧力室26の内側の端部と重なる部分には、連通孔30aが形成されている。
(ノズルプレート)
ノズルプレート21は、流路基板20の下面に接合されている。ノズルプレート21には、流路基板20の複数の圧力室26とそれぞれ連通する、複数のノズル24が形成されている。図4に示すように、各ノズル24は、対応する圧力室26の外側の端部と重なって配置されている。複数のノズル24は、複数の圧力室26に対応して用紙幅方向(配列方向)に配列され、搬送方向に並ぶ2列のノズル列を構成している。2列のノズル列の間では、配列方向におけるノズル24の位置が、各ノズル列における配列ピッチP2の半分だけずれている。即ち、図3に示される、各ヘッドユニット11のノズル配列ピッチP1は、図4に示される、各ノズル列の配列ピッチP2の半分である。ノズルプレート21の材質は特に限定されるものではないが、流路基板20と同様に、シリコン単結晶の基板とすることができる。あるいは、合成樹脂製のものを採用してもよい。
(圧電アクチュエータ)
圧電アクチュエータ22は、複数の圧力室26内のインクに、ノズル24から吐出させるための吐出エネルギーを付与するものである。図4〜図6に示すように、圧電アクチュエータ22は、振動膜30の上面において、複数の圧力室26にそれぞれ対応して配置された複数の圧電素子39を備えている。
以下、圧電素子39の構成について説明する。本実施形態では、振動膜30の上面に、下部電極31となる膜、圧電膜32となる膜、上部電極33となる膜を含む複数の薄膜を順次成膜していくことにより、複数の圧電素子39が形成されている。
振動膜30の上面には、複数の圧力室26に跨るように配列方向に延びる、下部電極31が形成されている。この下部電極31は、複数の圧電素子39に対する共通電極である。下部電極31の材質は特に限定はされないが、例えば、白金(Pt)で形成されている。
この下部電極31の上に、2つの圧力室列にそれぞれ対応して2つの圧電膜32が配置されている。1つの圧電膜32は、配列方向に長い矩形の平面形状を有し、対応する1つの圧力室列を構成する複数の圧力室26に跨るように配置されている。圧電膜32は、例えば、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との混晶であるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電材料で構成されている。
圧電膜32の上面には、複数の圧力室26にそれぞれ対応した複数の上部電極33が形成されている。上部電極33は、例えば、白金(Pt)やイリジウム(Ir)などで形成されている。尚、本実施形態では、上部電極33が、圧力室26毎に設けられた個別電極であり、下部電極31が共通電極であるが、上部電極が共通電極、下部電極が個別電極であってもよい。
以上の構成において、1つの上部電極33と、共通電極である下部電極31の1つの圧力室26に対向する部分、及び、圧電膜32の1つの圧力室26と対向する部分によって、1つの圧電素子39が構成されている。また、各圧電素子39において、圧電膜32の上部電極33と下部電極31とに挟まれた部分を、以下、特に活性部38と称する。
各圧電素子39の上部電極33には、配線35が接続されている。配線35は、アルミニウム(Al)、あるいは、金(Au)などで形成されている。配線35は、対応する圧電素子39の上部電極33から、搬送方向上流側(後方)に延びている。流路基板20の、後述するカバー部材23から露出した後端部の上面には、複数の配線35にそれぞれ接続された複数の駆動接点部46と、下部電極31と接続された2つのグランド接点部47が配置されている。尚、本実施形態では、駆動接点部46とグランド接点部47は、2つの圧力室26の列よりも外側に配置されているが、各配線35が搬送方向における内側に引き出されて、接点部が2つの圧力室26の列の間に配置されてもよい。
流路基板20の後端部の上面には、配線部材であるCOF50が接合されている。流路基板20側の複数の駆動接点部46は、COF50に形成された複数の配線55とそれぞれ電気的に接続されている。また、COF50にはグランド配線(図示省略)も形成されており、流路基板20側の2つのグランド接点部47がCOF50のグランド配線と電気的に接続されている。
COF50にはドライバIC51が実装されている。また、COF51は、プリンタ1の制御部7(図1参照)にも接続されており、各ヘッドユニット11のドライバIC51は、COF51上の配線を介して制御部7と電気的に接続されている(図7参照)。各ヘッドユニット11のドライバIC51は、制御部7から送られてきた制御信号に基づいて、圧電素子39を駆動するための駆動信号を生成して出力する。ドライバIC51から出力された駆動信号は、COF50の配線55を介して駆動接点部46に入力され、さらに、配線35を介して圧電素子39の上部電極33に供給される。尚、下部電極31は、グランド接点部47を介してCOF50のグランド配線と接続されており、下部電極31の電位は、常にグランド電位に維持されている。
圧電素子39の上部電極33に駆動信号が供給されると、その信号波形に応じて上部電極33の電位がグランド電位に対して変化する。このとき、上部電極33と下部電極31の間に電位差が生じ、活性部38に駆動電圧が印加される。また、活性部38には、その厚み方向に平行な電界が作用し、活性部38は厚み方向に伸びて面方向に収縮する。この活性部38の変形に伴って振動膜30が圧力室26側に凸となるように撓むことで、圧力室26内に圧力波が発生し、圧力室26に連通するノズル24からインクの液滴が吐出される。
(カバー部材)
流路基板20の上面には、圧電アクチュエータ22の複数の圧電素子39を覆うカバー部材23が配置される。図6に示すように、カバー部材23の下半部には、前後2つのカバー部54が形成されている。カバー部材23は、前後2つのカバー部54により、前後2つの圧電膜32をそれぞれ覆った状態で、流路基板20に形成された振動膜30の上面に接合されている。
カバー部材23の上半部には、配列方向(図6の紙面垂直方向)に延びるインク貯留部52が形成されている。このインク貯留部52は、インクジェットヘッド4のリザーバ12(図2参照)と接続されている。また、カバー部材23の2つのカバー部54の間には、インク貯留部52にそれぞれ連通する複数のインク供給流路53が形成されている。各インク供給流路53は、振動膜30に形成された連通孔30aを介して、流路基板20の複数の圧力室26とそれぞれ連通している。これにより、インク貯留部52から、複数のインク供給流路53を介して、複数の圧力室26にインクが供給される。
ところで、圧電素子39への駆動電圧の印加が繰り返されると、次第に圧電特性の劣化が進み、圧電素子39の性能が徐々に低下する。この点、図3に示すように、本実施形態では、上述したように、前側のユニット列13aのヘッドユニット11と、後側のユニット列13bのヘッドユニット11との間で、搬送方向にノズル配置領域Aが部分的に重なっている。ノズル配置領域Aが重なる範囲においては、前後のヘッドユニット11の何れのノズル24を使用しても印刷を行うことができる。つまり、一方のユニット列13のヘッドユニット11において圧電素子39が劣化した場合には、この劣化した圧電素子39と対応する(即ち、同じ位置のノズル24を駆動する)、他方のユニット列13のヘッドユニット11の圧電素子39を使用することができる。
<重なり範囲におけるヘッドユニットの切り替えの詳細>
2つのヘッドユニット11のノズル配置領域Aが重なる範囲における、ヘッドユニット11の切り替えについて詳述する。まず、図7に示すように、インクジェットヘッド4を構成する複数のヘッドユニット11は、制御部7とそれぞれ接続されている。印刷時には、制御部7は、使用するヘッドユニット11のドライバIC51に対して制御信号を送る。各ヘッドユニット11のドライバIC51は、制御部7から送られる制御信号に基づいて駆動信号を生成し、各圧電素子39へ出力する。
制御部7のメモリ56には、インクジェットヘッド4のインク吐出頻度(使用頻度)に関連する情報が記憶されている。インクジェットヘッド4のインク吐出頻度に関する情報としては、例えば、記録用紙100の印刷枚数の情報であってもよい。あるいは、インクジェットヘッド4のノズル24の吐出回数(圧電素子39の駆動回数)をカウントし、この吐出回数を、上記のインク吐出頻度に関連する情報として用いることもできる。また、プリンタ1の使用を開始してからの現在までの経過時間を計測し、この経過時間を、上記のインク吐出頻度に関連する情報として用いることもできる。
上述した、印刷枚数などのインク吐出頻度に関連する情報は、インク吐出頻度が高いほど値が大きくなるパラメータである。そこで、制御部7は、メモリ56に記憶されているパラメータの値を、所定の閾値と比較することによって、ヘッドユニット11の切り替えを行う。
具体的には、メモリ56には、2つのヘッドユニット11の切り替えに用いる2つの閾値(第1閾値V1、第2閾値V2)が記憶されている。尚、2つの閾値の大小関係は、第1閾値V1<第2閾値V2である。インク吐出頻度に関するパラメータとして、使用開始からの印刷枚数を用いる場合、例えば、第1閾値V1=2万枚、第2閾値V2=4万枚とする。
インク吐出頻度に関連するパラメータの値が第1閾値V1未満、即ち、インクジェットヘッド4の使用回数が少ない段階では、制御部7は、一方のユニット列13のヘッドユニット11のみを使用する。
次に、前記パラメータの値が、第1閾値V1以上で、且つ、第2閾値V2未満、即ち、インクジェットヘッド4の使用回数が多くなってきたときには、制御部7は、前記2つのユニット列13のヘッドユニット11の両方を使用する。即ち、2つのヘッドユニット11が重なる範囲において、一方のヘッドユニット11のノズル24の一部と、他方のヘッドユニット11のノズル24の一部とを使用する。尚、一方のヘッドユニット11の使用ノズルと、他方のヘッドユニット11の使用ノズルは、搬送方向に重ならない位置関係にある。
さらに、前記パラメータの値が第2閾値以上、即ち、インクジェットヘッド4の使用回数がかなり多くなった段階では、制御部7は、他方のユニット列13のヘッドユニット11のみを使用する。
<ヘッドユニットの使用頻度とヘッドユニットの重なり量の関係>
ところで、各ヘッドユニット11における圧電素子39の劣化は、電圧が印加される頻度が高いほど速く進行する。ここで、一般的なプリンタによる印刷では、記録用紙100の幅方向中央部には文字や画像等が印刷されることが多いが、端まで印刷が行われることはあまりない。つまり、1つのインクジェットヘッド4において、記録用紙100の幅方向中央部に向けてインクを吐出するヘッドユニット11と、端部に向けてインクを吐出するヘッドユニット11との間では、使用頻度に差が生じる。そのため、中央部のヘッドユニット11では、端部のヘッドユニット11よりも圧電素子39の駆動回数が多くなり、圧電素子39の劣化が進みやすくなる。そのため、端側のヘッドユニット11の圧電素子はまだ十分な性能があるのに、中央側のヘッドユニット11の圧電素子は劣化して使えない、という状況が生じうる。
この点、本実施形態では、図3に示すように、インクジェットヘッド4の、配列方向における中央部では、配列方向の両端部と比べて、2つのユニット列13の間でのヘッドユニット11の重なり量が大きくなっている。インクジェットヘッド4の中央部でのヘッドユニット11の重なり量が大きいため、一方のユニット列13のヘッドユニット11の圧電素子39が劣化した場合に、他方のユニット列13のヘッドユニット11に切り替えることができる範囲が広くなる。つまり、中央部に配置されているヘッドユニット11の圧電素子39が劣化しても、その多くを他のヘッドユニット11に切り替えて、その後も使用することが可能となるため、製品の寿命が延びる。
逆に、インクジェットヘッド4の端部は中央部と比べて使用頻度が低い。使用頻度が低い部分においても、ヘッドユニット11の重なり量が大きくなっていると、1つのインクジェットヘッド4を構成するのに必要なヘッドユニット11の数が増えてしまう。そこで、インクジェットヘッド4の端部においては、中央部と比べて、ヘッドユニット11の重なり量が小さくなっている。また、本実施形態では、インクジェットヘッド4の端部(第1部分B1、及び、第2部分B2)では、2つのユニット列13の間でヘッドユニット11が重なっていない。そのため、ヘッドユニット11の必要数を最小限に抑えることができる。
先の記載と一部重複するが、インクジェットヘッド4の各部分の使用頻度は、一般に、用紙幅方向の中央部で最も高く、端側に向かうにつれて徐々に使用頻度が低下し、端部において最も低くなる。これに応じて、本実施形態では、ヘッドユニット11の重なり量は、インクジェットヘッド4の、配列方向における端側に向かうほど小さくなっている。具体的には、配列方向における中央に位置する第5部分B5において、ヘッドユニット11の重なり量(La)が最も大きく、その両側の第3部分B3,第4部分B4の重なり量(Lb)がこれに続いている。一方、端側の第1部分B1,第2部分B2では、ヘッドユニット11が重なっていない。
以上説明した第1実施形態において、記録用紙100が、本発明の「被記録媒体」に相当する。搬送ローラ5,6が、本発明の「搬送部」に相当する。圧電素子39が、本発明の「駆動素子」に相当する。不揮発性のメモリ56が、本発明の「記憶部」に相当する。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]使用頻度の高いインクジェットヘッド4の中央部では、2つのユニット列13の間でのヘッドユニット11の重なり量はできるだけ多い方がよい。そのためには、図8のインクジェットヘッド4Aのように、配列方向中央部において、1つのユニット列13のうちの配列方向に並ぶ2つのヘッドユニット11は、両者の配列方向におけるノズル間距離Lpが極力小さくなるように、近接して配置されることが好ましい。
尚、図4からも分かるように、各ヘッドユニット11は、配列方向においてノズル列の両側にノズル24が形成されていない部分がある。そのため、1つのユニット列13の2つのヘッドユニット11の間でのノズル間距離Lpは、各ヘッドユニット11のノズル配列ピッチP1よりも必然的に大きくなる。また、前記第1実施形態の中でも述べたが、前後2つのヘッドユニット11の間で、重なり範囲におけるノズル24の位置を一致させるためには、「配列方向に隣接する2つのヘッドユニット11のノズル間距離Lpが、各ヘッドユニット11のノズル配列ピッチP1の整数倍」という条件を満たしている必要がある。
つまり、配列方向に並ぶ2つのヘッドユニット11(11b,11c)は、両者間のノズル間距離Lpが、各ヘッドユニット11のノズル配列ピッチP1の整数倍となる条件を満たした上で、最も近接するように配置されていることが好ましい。この配置では、後側のヘッドユニット11gのノズル配置領域Aのほぼ全域を、前側の2つのヘッドユニット11b,11cのノズル配置領域Aと重ねることができる。
2]前記実施形態の図3では、インクジェットヘッド4の中央部を挟んで右側と左側で、2つのユニット列13の間でのヘッドユニット11の重なり量が等しくなっている。これに対して、図9のインクジェットヘッド4Bのように、左右両側でヘッドユニット11の重なり量が異なっていてもよい。
この構成は、中央側と端側だけでなく、左側と右側の間でも、ヘッドユニット11の使用頻度が異なる場合に有効である。即ち、図9のインクジェットヘッド4Bにおいて、配列方向の両端側のうちの使用頻度が高いと想定される側では、ヘッドユニット11の重なり量を大きくし、使用頻度が低いと想定される側では、重なり量を小さくする。
特に、記録用紙100に横書きで文字を印刷する場合には、文字を左寄せにするのが一般的である。即ち、プリンタの前側(搬送方向下流側)にいるユーザーから見て、手前に搬送されてくる記録用紙100の左側部分は、右側部分よりも印刷が行われることが多い。従って、左右両側の2つのヘッドユニット11を比べると、左側のヘッドユニット11の使用頻度が、右側よりも高くなる。そこで、搬送方向下流側から見て、インクジェットヘッド4Bの左端部においては、右端部よりも、2つのユニット列13の間でのヘッドユニット11の重なり量を大きくする。
具体的には、図9では、ヘッドユニット11の重なり量は、大きい順に、中央部の第5部分B5(重なり量L5)、第5部分B5の左側に隣接する第4部分B4(重なり量L4)、第5部分B5の右側に隣接する第3部分B3(重なり量L3)、左端部の第2部分(重なり量L2)、右端部の第1部分B1(ヘッドユニット11が重ならない)となっている。
3]用紙幅の異なる2種類の記録用紙を搬送可能なプリンタの場合には、上記2種類の記録用紙の両方の搬送範囲に入っているか、片方の搬送範囲にのみ入っているかによって、ヘッドユニット11の使用頻度が異なってくる。
図10では、搬送ローラ5,6は、第1記録用紙100aと、第1記録用紙100aよりも用紙幅方向(配列方向)における幅が大きい第2記録用紙100bを、搬送方向に搬送可能である。第1記録用紙100aと第2記録用紙100bは、別々の給紙トレイ(図示省略)に収容されており、第1記録用紙100aと第2記録用紙100bの何れか一方が、ピックアップローラ(図示省略)によって給紙トレイから選択的に取り出されて搬送ローラ5,6へ送られる。搬送ローラ5,6は、給紙トレイから送られてきた第1記録用紙100a又は第2記録用紙100bを、インクジェットヘッド4の下側において搬送方向に搬送する。尚、図10では、搬送ローラ5,6の間に1つのインクジェットヘッド4のみが配置された図となっているが、前記第1実施形態の図1と同様、4つのインクジェットヘッド4が搬送方向に並べて配置されていてもよい。
用紙幅方向において、第1記録用紙100aが搬送される搬送範囲の両端(第1記録用紙100aの両縁の位置)は、第2記録用紙100bの搬送範囲よりも内側にある。この場合、第1記録用紙100aの搬送範囲内に位置する、配列方向中央側のヘッドユニット11は、2種類の記録用紙100a,100bの何れの印刷においても使用される。
逆に言えば、第1記録用紙100aの搬送範囲外に位置するヘッドユニット11は、第2記録用紙100bの印刷時にしか使用されないため、ヘッドユニット11の重なり量を小さくしても問題ない。逆に、このような範囲においてヘッドユニット11の重なり量を大きくすると、1つのインクジェットヘッド4を構成するヘッドユニット11の数が無駄に増えてしまう。
そこで、図10では、ヘッドユニット11の重なり量が小さい、インクジェットヘッド4の配列方向の端部は、第1記録用紙100aの縁が通過する位置と、第2記録用紙100bの縁が通過する位置との間の部分(第2記録用紙100bのみが通過する部分)にある。より具体的には、前記第1実施形態と同様に、インクジェットヘッド4を第1部分B1〜第5部分B5の5つに分けたときに、インクジェットヘッド4の右端部の第1部分B1は、第1記録用紙100aの右縁ERaと第2記録用紙100bの右縁ERaとの間の部分を含む。また、インクジェットヘッド4の左端部の第2部分B2は、第1記録用紙100aの左縁ELaと第2記録用紙100bの左縁ELbとの間の部分を含む。尚、図10の形態において、第1記録用紙100aが、本発明の「第1被記録媒体」に相当する。第2記録用紙100bが、本発明の「第2被記録媒体」に相当する。
4]プリンタが、各ヘッドユニット11の複数のノズル24のそれぞれについて、不吐出検知のための構成を有する場合には、不吐出と検知されたノズル24を、制御部7(図1参照)のメモリ等に記憶させておくことが好ましい。その上で、上記不吐出ノズルが、2つのヘッドユニット11のノズル配置領域Aが重なる範囲に存在する場合は、上記重なり範囲のうちの、不吐出ノズルを除いた範囲で、2つのヘッドユニット11の使用ノズルを切り替えるとよい。即ち、用紙幅方向において、不吐出ノズルと同じ位置にある正常なノズルは、吐出頻度にかかわらず使い続けることになる。
5]前記第1実施形態では、1つのインクジェットヘッド4の複数のヘッドユニット11が、2つのユニット列を構成しているが、3つ以上のユニット列を構成してもよい。
6]ノズルからインクを吐出させる駆動素子は、圧電素子には限られない。例えば、駆動素子が、インクを加熱して膜沸騰を生じさせる発熱体を有するものであってもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のプリンタ61の概略構成は、前記第1実施形態のプリンタ1と同様である。即ち、図11に示すように、第2実施形態のインクジェットプリンタ61は、記録用紙100の搬送方向に並んで配置された4つのインクジェットヘッド64を有する。4つのインクジェットヘッド64(64c,64m,64y,64k)は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクをそれぞれ吐出するものである。各インクジェットヘッド64は、用紙幅方向(配列方向)に沿って配置された複数のヘッドユニット71を備えている。
前記第1実施形態と同様、複数のヘッドユニット71は、用紙幅方向(配列方向)に沿って配列され、且つ、2つのユニット列73を構成している。また、2つのユニット列73の間で、配列方向におけるヘッドユニット71の位置がずれている。尚、各ヘッドユニット71の構造は、前記第1実施形態のヘッドユニット11と同様であり、その説明は省略する。
第2実施形態のプリンタ61では、一部のインクジェットヘッド64(64k)と、残りのインクジェットヘッド64(64c,64m,64y)との間で、ヘッドユニット71のノズル配置領域Aの重なり量が異なっている。この構成は、異なる種類のインクを吐出するインクジェットヘッドの間で、使用頻度が異なる場合に有効である。
特に、複数色のインクを使用するカラーインクジェットプリンタでは、テキスト印刷に使用するブラックの使用頻度が、画像等の印刷に使用するカラーインクと比べてかなり高くなる。そこで、図11では、ブラックインクを吐出するインクジェットヘッド64kの、ヘッドユニット71の重なり量が、3色のカラーインクをそれぞれ吐出する3つのインクジェットヘッド64c,64m,64yの重なり量と比べて、大きくなっている。尚、ヘッドユニット71の重なり量を大きくするために、インクジェットヘッド64kを構成するヘッドユニット71の数は、3つのインクジェットヘッド64c,64m,64yと比べて多くなっている。
この構成により、使用頻度の高いブラックのインクジェットヘッド64kにおいては、2つのユニット列73の間でのヘッドユニット71の重なり量が大きいため、一方のユニット列73のヘッドユニット71の圧電素子が劣化した場合に、他方のユニット列73のヘッドユニット71に切り替えることができる範囲が広い。つまり、一方のユニット列73のヘッドユニット71の圧電素子が劣化しても、他方のユニット列73のヘッドユニット71に切り替えて、その後も使用することができるため、製品の寿命が延びる。
この第2実施形態において、ブラックインクが、本発明の「第1インク」に相当し、3色のカラーインクが、本発明の「第2インク」に相当する。ブラックインクを吐出するインクジェットヘッド64kが、本発明の「第1インクジェットヘッド」に相当し、3色のカラーインクを吐出する3つのインクジェットヘッド64c,64m,64yが、本発明の「第2インクジェットヘッド」に相当する。
尚、ヘッドユニット71の重なり量が大きいインクジェットヘッド64は、ブラックインクのインクジェットヘッド64kには限られない。例えば、白インクなどの特殊インクを使用して印刷を行うプリンタでは、上記特殊インクが最も使用頻度が高くなることもあり得る。この場合には、特殊インクを吐出するインクジェットヘッド64に、ヘッドユニット71の重なり量が大きい構成が採用される。
1 プリンタ
4,4A,4B インクジェットヘッド
5,6 搬送ローラ
7 制御部
11 ヘッドユニット
13 ユニット列
24 ノズル
31 下部電極
32 圧電膜
33 上部電極
39 圧電素子
56 メモリ
61 プリンタ
64k インクジェットヘッド
64c,64m,64y インクジェットヘッド
71 ヘッドユニット
73 ユニット列
100 記録用紙
100a 第1記録用紙
100b 第2記録用紙
A ノズル配置領域
B1 第1部分
B2 第2部分
B3 第3部分
B4 第4部分
B5 第5部分

Claims (14)

  1. 被記録媒体を、所定の搬送方向に沿って搬送する搬送部と、
    前記被記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドを備え、
    前記インクジェットヘッドは、
    それぞれが、前記被記録媒体の搬送面と平行で、且つ、前記搬送方向と交差する配列方向に配列された複数のノズルを有する、複数のヘッドユニットを備え、
    前記複数のヘッドユニットは前記配列方向に沿って配列され、且つ、前記搬送方向に並ぶ複数のユニット列を構成し、
    異なる2つの前記ユニット列の間では、前記ヘッドユニットの前記配列方向の位置がずれており、且つ、前記2つのユニット列にそれぞれ属する2つのヘッドユニットの間で、前記ノズルの配置領域が前記搬送方向に部分的に重なり、
    前記インクジェットヘッドの、前記配列方向における2つの端部の間に位置する中央部では、前記端部と比べて、前記2つのユニット列の間での前記ヘッドユニットの重なり量が大きいことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記インクジェットヘッドのインク吐出頻度に関連する情報を記憶する記憶部と、前記複数のヘッドユニットをそれぞれ制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記2つのユニット列の間で前記ヘッドユニットが重なる範囲において、使用する前記ヘッドユニットを途中で切り替えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記インク吐出頻度に関連する情報は、前記被記録媒体の印刷枚数の情報であることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記記憶部には、前記インク吐出頻度に関する情報として、前記ヘッドユニットのインク吐出頻度が高くなるほど、値が大きくなるパラメータが記憶され、
    前記制御部は、
    前記2つのユニット列の間で前記ヘッドユニットが重なる範囲において、
    前記パラメータの値が、所定の第1閾値未満である場合は、一方の前記ユニット列のヘッドユニットのみを使用し、
    前記パラメータの値が、前記第1閾値以上で、且つ、前記第1閾値よりも大きい第2閾値未満である場合には、前記2つのユニット列のヘッドユニットの両方を使用し、
    前記パラメータの値が、前記第2閾値以上である場合には、他方の前記ユニット列のヘッドユニットのみを使用することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプリンタ。
  5. 前記ヘッドユニットの重なり量は、前記配列方向における端側に向かうほど小さくなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプリンタ。
  6. 前記インクジェットヘッドの、前記配列方向における一方側の端部での前記ヘッドユニットの重なり量が、他方側の端部での前記重なり量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のプリンタ。
  7. 前記搬送方向の下流側から見て、前記インクジェットヘッドの左端部における前記ヘッドユニットの重なり量が、右端部における前記ヘッドユニットの重なり量よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ。
  8. 前記インクジェットヘッドは、前記右端部の第1部分と、前記左端部の第2部分と、前記第1部分の左側に隣接する第3部分と、前記第2部分の右側に隣接する第4部分と、前記第3部分と前記第4部分とに挟まれる前記中央部の第5部分とを有し、
    前記第5部分、前記第4部分、前記第3部分、前記第2部分、前記第1部分の順番に、前記ヘッドユニットの重なり量が大きいことを特徴とする請求項7に記載のプリンタ。
  9. 前記搬送部は、前記被記録媒体として、第1被記録媒体と、前記第1被記録媒体よりも前記配列方向における幅が大きい第2被記録媒体とを搬送するものであり、
    前記インクジェットヘッドの前記端部は、前記第1被記録媒体の前記配列方向の縁が通過する位置と、前記第2被記録媒体の前記配列方向の縁が通過する位置との間の部分を含むことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のプリンタ。
  10. 前記インクジェットヘッドの前記端部では、前記2つのユニット列の間で前記ヘッドユニットが重ならないことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のプリンタ。
  11. 前記インクジェットヘッドの前記中央部において、一方の前記ユニット列の、前記配列方向に並ぶ2つの前記ヘッドユニットは、
    前記2つのヘッドユニットの間での前記配列方向のノズル間距離が、各ヘッドユニットにおける前記ノズル配列ピッチの整数倍となる条件下で、最も近接するように配置されていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のプリンタ。
  12. 前記駆動素子は、圧電膜と、この圧電膜を挟むように配置された2種類の電極とを含む、圧電素子であることを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載のプリンタ。
  13. 被記録媒体に、第1インクと第2インクとを吐出して印刷を行うプリンタであって、
    前記被記録媒体を、所定の搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記第1インクを吐出する第1インクジェットヘッドと、前記第2インクを吐出する第2インクジェットヘッドを含み、前記搬送方向に並べて配置された複数のインクジェットヘッドを備え、
    各インクジェットヘッドは、
    それぞれが、前記被記録媒体の搬送面と平行で、且つ、前記搬送方向と交差する配列方向に配列された複数のノズルを有する、複数のヘッドユニットを備え、
    前記複数のヘッドユニットは前記配列方向に沿って配列され、且つ、前記搬送方向に並ぶ複数のユニット列を構成し、
    異なる2つの前記ユニット列の間では、前記ヘッドユニットの前記配列方向の位置がずれており、且つ、前記2つのユニット列にそれぞれ属する2つのヘッドユニットの間で、前記ノズルの配置領域が、前記搬送方向に部分的に重なるように配置され、
    前記第1インクジェットヘッドにおける前記ヘッドユニットの重なり量が、前記第2インクジェットヘッドにおける前記ヘッドユニットの重なり量よりも大きいことを特徴とするプリンタ。
  14. 前記第1インクは、ブラックインクであることを特徴とする請求項13に記載のプリンタ。
JP2015192677A 2015-09-30 2015-09-30 プリンタ Active JP6610132B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015192677A JP6610132B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 プリンタ
US15/082,828 US9522526B1 (en) 2015-09-30 2016-03-28 Printer provided with inkjet head including partially-overlapped head unit rows

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015192677A JP6610132B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017065046A true JP2017065046A (ja) 2017-04-06
JP6610132B2 JP6610132B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=57538515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015192677A Active JP6610132B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 プリンタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9522526B1 (ja)
JP (1) JP6610132B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110757955A (zh) * 2019-10-26 2020-02-07 森大(深圳)技术有限公司 喷头对齐校准值的校验方法、装置、设备及存储介质
CN110816087A (zh) * 2019-10-26 2020-02-21 森大(深圳)技术有限公司 打印对齐校准值的获取方法、装置、设备及存储介质
CN110816082A (zh) * 2019-10-26 2020-02-21 森大(深圳)技术有限公司 获取喷头对齐误差值的方法、装置、设备及存储介质

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7351143B2 (ja) * 2019-08-29 2023-09-27 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
EP4007702B1 (en) * 2019-10-11 2024-05-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Modular printer carriage, corresponding manufacturing method and modular kit
CN112248644B (zh) * 2020-09-28 2021-10-22 深圳圣德京粤科技有限公司 一种喷头的横向缝合方法、装置、打印设备和储存介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012351A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び液体噴射方法
JP2009018453A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Seiko Epson Corp 液体吐出装置、液体吐出装置の制御方法および液体吐出装置の制御プログラム
JP2009113394A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、印刷装置、及び液体噴射装置の駆動方法
KR20100082217A (ko) * 2009-01-08 2010-07-16 삼성전자주식회사 어레이 잉크젯 헤드의 정렬오차 보정방법
US20110228002A1 (en) * 2009-01-28 2011-09-22 Shepherd Matthew A Overlap printing
JP2012040702A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
JP2013049244A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujifilm Corp 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066804A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 吐出検査装置、印刷装置及び吐出検査方法
JP4720917B2 (ja) 2009-03-02 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド及びこれを含む記録装置の製造方法、並びに、液体吐出ヘッド及び記録装置
US8608283B1 (en) * 2012-06-27 2013-12-17 Eastman Kodak Company Nozzle array configuration for printhead die

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012351A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び液体噴射方法
JP2009018453A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Seiko Epson Corp 液体吐出装置、液体吐出装置の制御方法および液体吐出装置の制御プログラム
JP2009113394A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、印刷装置、及び液体噴射装置の駆動方法
KR20100082217A (ko) * 2009-01-08 2010-07-16 삼성전자주식회사 어레이 잉크젯 헤드의 정렬오차 보정방법
US20110228002A1 (en) * 2009-01-28 2011-09-22 Shepherd Matthew A Overlap printing
JP2012040702A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
JP2013049244A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujifilm Corp 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110757955A (zh) * 2019-10-26 2020-02-07 森大(深圳)技术有限公司 喷头对齐校准值的校验方法、装置、设备及存储介质
CN110816087A (zh) * 2019-10-26 2020-02-21 森大(深圳)技术有限公司 打印对齐校准值的获取方法、装置、设备及存储介质
CN110816082A (zh) * 2019-10-26 2020-02-21 森大(深圳)技术有限公司 获取喷头对齐误差值的方法、装置、设备及存储介质
CN110757955B (zh) * 2019-10-26 2020-11-24 森大(深圳)技术有限公司 喷头对齐校准值的校验方法、装置、设备及存储介质
CN110816082B (zh) * 2019-10-26 2021-01-05 森大(深圳)技术有限公司 获取喷头对齐误差值的方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6610132B2 (ja) 2019-11-27
US9522526B1 (en) 2016-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6610132B2 (ja) プリンタ
JP4569657B2 (ja) 液滴噴射装置及び液滴噴射制御プログラム
EP3147122B1 (en) Liquid ejecting device
JP6492756B2 (ja) 液体吐出装置
JP2006123397A (ja) ライン式インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置
US7997672B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP6455167B2 (ja) 液体吐出装置
JP6610133B2 (ja) プリンタ、及び、プリンタの製造方法
JP4059168B2 (ja) インクジェット記録装置、インクジェット記録方法及びプログラム
JP6922957B2 (ja) 液体吐出装置
JP4517766B2 (ja) ライン式インクジェットプリンタにおけるインク吐出量補正方法
JP4935994B2 (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP4784233B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP4517767B2 (ja) ライン式インクジェットプリンタ
JP6589527B2 (ja) 液体吐出装置
JP2007175915A (ja) インクジェットプリンタ
JP7002012B2 (ja) 液体吐出装置
US10894407B2 (en) Device including actuator
JP4788811B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP6558191B2 (ja) 液体吐出装置
JP6476884B2 (ja) 液体吐出装置
JP2023078775A (ja) 液体吐出ヘッド
JP4894965B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2005125763A (ja) 画像形成装置
JP5167839B2 (ja) 液滴噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6610132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150