JP2017062089A - 換気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】キッチンの調理台で発生した排ガスが、効率よくレンジフードに吸い込まれ、かつ、リビング等の居住空間へと拡散することを抑制し、居住空間にいる人の不快感を抑制可能な換気システムを提供する。
【解決手段】換気システムにおいて、キッチンの調理台1の上方に設けられ、前記キッチン内の空気を屋外へと排気するレンジフード4と、調理台1よりもリビング又はダイニング側に設けられ、室内の空気を循環させ、調理台1の側へと向けて空気を吹き出す吹出口を有する循環ファン5と、を備え、レンジフード4が動作中である場合に循環ファン5を動作させる。
【選択図】図6

Description

この発明は、換気システムに関するものである。
従来においては、加熱調理機器の上方に設置して、加熱調理機器動作に連動するレンジフード本体と、このレンジフード本体には、加熱調理機器が発信する火力信号を受信する受信部と、加熱調理機器の表面の温度を検知する温度検知部と、火力信号に応じて最大風量を決定する最大風量決定手段と、表面温度とから最大風量以下の風量で換気風量を段階的に調整する風量調整手段とを備えたレンジフードが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−083009号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、加熱調理時に発生した排ガス等をレンジフードでは完全に排気できなかったり、レンジフードでは排気できなかった排ガス等がキッチンから他の部屋等へと流れたりする可能性がある。また、特に、キッチンがリビング又はダイニング等の居住空間と仕切られずにつながっている場合、レンジフードでは排気できなかった排ガス等がリビング又はダイニング等の居住空間へと拡散、流出し、居住空間にいる人に不快感を与えてしまうおそれがある。
さらに、リビング又はダイニング等の居住空間にはレンジフード以外の換気装置及び空調機器が備えられていることが一般的である。このため、レンジフードと居住空間の換気装置及び空調機器との相互作用によって、キッチンで発生した排ガス等が、より一層、居住空間へと拡散、流出しやすくなるおそれがある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、キッチンの調理台での調理により発生した排ガス等が効率よく排気装置であるレンジフードに吸い込まれるようにすることができ、同時に、キッチンで発生した排ガス等がリビング又はダイニング等の居住空間へと拡散することを抑制して、リビング又はダイニング等の居住空間にいる人の不快感を抑制することができる換気システムを得るものである。
この発明に係る換気システムにおいては、キッチンの調理台の上方に設けられ、前記キッチン内の空気を屋外へと排気する排気装置と、前記調理台よりもリビング又はダイニング側に設けられ、室内の空気を循環させ、前記調理台の側へと向けて空気を吹き出す吹出口を有する空気循環装置と、を備え、前記排気装置が動作中である場合に前記空気循環装置を動作させる構成とする。
この発明に係る換気システムにおいては、キッチンの調理台での調理により発生した排ガス等が効率よく排気装置であるレンジフードに吸い込まれるようにすることができ、同時に、キッチンで発生した排ガス等がリビング又はダイニング等の居住空間へと拡散することを抑制して、リビング又はダイニング等の居住空間にいる人の不快感を抑制することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る換気システムの構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムが備える循環ファンの断面図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムの制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムで用いる制御テーブルの内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムの制御動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムの循環ファンからの吹出し風向の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る換気システムの循環ファンからの吹出し風向の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る換気システムの構成を模式的に示すとともに循環ファンからの吹出し風向の一例を示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は換気システムの構成を模式的に示す図、図2は換気システムが備える循環ファンの断面図、図3は換気システムの制御系統の構成を示すブロック図、図4は換気システムで用いる制御テーブルの内容の一例を示す図、図5は換気システムの制御動作を示すフロー図、図6は換気システムの循環ファンからの吹出し風向の一例を示す図、図7は換気システムの循環ファンからの吹出し風向の他の例を示す図である。
この発明に係る換気システムが適用される空間には、キッチンの調理台1が設置されている。このキッチンは、具体的に例えば、対面式キッチン又はアイランド型キッチン等である。対面式キッチンは、キッチンがダイニング又はリビングに対面する型式のキッチンである。対面式キッチンの場合、調理台1は、キッチンにおけるダイニング又はリビングに面する位置に配置される。アイランド型キッチンは、キッチンがLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の中央に設置される型式のキッチンである。アイランド型キッチンでは、調理台1は、キッチン内に設置されるが、キッチン自体がリビング及びダイニングの少なくとも一方と連続する空間になっている。
図1に、この発明に係る換気システムが適用された空間の一例を示す。前述したように、当該空間内には調理台1が設置されている。この図1においては、図面に向かって左側がリビング又はダイニング等の居住空間側である。そして、使用者は、調理台1の図面に向かって右側に立って調理を行う。調理台1の上面には、加熱調理機器2が設置されている。加熱調理機器2は、例えば、IH(Induction Heating)クッキングヒーター又はガスコンロ等である。調理時には、加熱調理機器2の上に例えば鍋3等を配置して食材の加熱調理を行う。
キッチンの調理台1の上方には、レンジフード4が設けられている。レンジフード4は、キッチン内の空気を屋外へと排気する排気装置である。すなわち、排気装置としてのレンジフード4は、調理台1の真上に形成されたキッチン側の開口部と、キッチン側の開口部から屋外側の開口部まで通じる排気ダクトと、排気ファンと、から構成されている。なお、レンジフード4は、キッチンの天井又は壁に設けられている。
対面式キッチン又はアイランド型キッチンのいずれであっても、調理台1の上面の調理空間はリビング又はダイニングと通じている。すなわち、調理台1とレンジフード4の間の調理空間とリビング又はダイニングとの間を遮るものはない、いわゆるオープンキッチンとなっている。
調理台1よりもリビング又はダイニング側には、循環ファン5が設置されている。循環ファン5は、リビング又はダイニングの室内の空気を循環させる空気循環装置である。循環ファン5は、ダイニング又はリビングの天井又は壁に取り付けられる。この実施の形態1では、図1に示すように、循環ファン5がダイニング又はリビングの天井に設けられているとする。
なお、調理時には、加熱調理機器2による加熱に伴い、調理臭、油煙、水蒸気及び排熱(高温の空気)等が前記調理空間内に発生する。加熱調理機器2の加熱調理により前記調理空間内に発生するこれらのガスを以後は排ガス6という。加熱調理機器2の加熱調理中に排気装置を動作させる、すなわち、レンジフード4の排気ファンを動作させることで、前記調理空間内に発生した排ガス6をレンジフード4に吸引し、排気ダクトから屋外へと排出することができる。
次に、図2を参照しながら、空気循環装置である循環ファン5の構成について、さらに説明する。図2は、循環ファン5の断面図である。前述したように、ここでは、循環ファン5は、リビング又はダイニングの天井19aに設けられている。天井19aの内部、すなわち、天井19aの上側には、箱状の筺体7が取り付けられている。天井19aの下側には、リビング又はダイニング側に露出して前面パネル8が取り付けられている。
筺体7の内部には、送風機9が収容されている。送風機9は、ファンモータ10により回転駆動される。ここでは、ファンモータ10も、送風機9と同じく、筺体7の内部に収容されている。
前面パネル8には、吸込口11及び吹出口12が形成されている。吸込口11及び吹出口12のそれぞれの開口を介して、筺体7の内部とリビング又はダイニングの室内とが通じている。筺体7の内部には、吸込口11から送風機9を通り吹出口12にまで至る風路が形成されている。この風路においては、吸込口11が送風機9の吸い込み側に、吹出口12が送風機9の吹き出し側に、それぞれ接続されている。
空気循環装置である循環ファン5は、室内の空気を吸込口11から吸い込み、吸い込んだ空気を吹出口12から再び室内へと吹き出すことで、室内の空気を循環させることができる。
送風機9よりも吹出口12側の風路内には、集塵脱臭装置13が設置されている。集塵脱臭装置13は、一例では、フィルタ状の集塵フィルタ及び脱臭フィルタを備えている。また、他の例では、集塵脱臭装置13は、電気集塵式の集塵装置とフィルタ状の脱臭フィルタとを備えている。集塵脱臭装置13は、空気中の汚染物質である臭気、油煙、粉塵、埃、花粉、アレルゲン、ウイルス、細菌、カビ等を除去、分解、不活化することで当該集塵脱臭装置13を通過する空気を浄化することが可能である。
吹出口12の下方には、風向板14が設置されている。風向板14は板状の部材である。風向板14の調理台1より遠い方の一端側が、軸を介して前面パネル8に取り付けられている。そして、この軸を中心として前面パネル8に対して風向板14を回転させることで、吹出口12の開口面と風向板14との角度を変化させて吹出口12から吹き出す風向を変化させることができる。
ここで、前述したように、風向板14の調理台1より遠い側の端部が前面パネル8に取り付けられ、調理台1に近い側が開放されているため、吹出口12からの風は、調理台1の側へと向けて吹き出される。すなわち、空気循環装置である循環ファン5は、リビング又はダイニングの側からキッチンの調理台1の側へと向けて空気を吹き出す。なお、空気の吹出口12そのものをキッチン側に向けて形成するようにしてもよい。
吸込口11側の風路には、給気ダクト15が接続されている。給気ダクト15は屋外へと通じている。給気ダクト15を介して風路に屋外からの空気を取り込むことができる。風路に取り込まれた空気は、吹出口12から室内へと吹き出される。すなわち、空気循環装置である循環ファン5は、屋外の空気を室内へと給気可能である。
給気ダクト15の風路への接続部分には、ダンパー16が設けられている。このダンパー16を動かすことで、給気ダクト15を完全に塞いで、循環ファン5の動作を内気循環のみとすることができる。また、逆にダンパー16で吸込口11を完全に塞いで、循環ファン5の動作を外気導入のみとすることもできる。すなわち、循環ファン5は、ダンパー16により内気循環運転と外気導入運転とを切り替えることができる。
また、ダンパー16を給気ダクト15と吸込口11を塞ぐ中間の位置に配置することで、給気ダクト15から屋外の空気を取り込むと同時に、室内の空気を吸込口11から取り込み、両者を混合させて、集塵脱臭装置13を通過させた後、吹出口12から室内に吹き出すこともできる。この際、ダンパー16の配置位置により、給気ダクト15からの外気の給気量と吸込口11からの室内空気の吸込量とを変化させることができる。ここで、吸込口11からの室内空気の吸込量は、すなわち、室内空気の循環量である。したがって、循環ファン5は、ダンパー16の配置される位置により吹出口12からの空気の吹出量に占める外気の給気量と室内空気の循環量の割合を変化させることができる。さらに換言すれば、循環ファン5による室内の空気の循環量に対する給気量の割合を変化させることができる。
前面パネル8には、センサー17が取り付けられている。このセンサー17は、リビング又はダイニングの室内の臭気物質の濃度、油煙濃度、水蒸気濃度、温度及び湿度のいずれか1つ以上を検知することが可能な単一のセンサー又は複数のセンサーよりなるセンサー群である。なお、ここでは、センサー17を前面パネル8に設置したが、センサー17を設置する位置はこれに限られない。例えば、センサー17を、循環ファン5を稼働させるスイッチ部又はリモコン(いずれも図示せず)等に設置してもよい。また、センサー17を循環ファン5とは別体にして、レンジフード4と循環ファン5の間の箇所に設置してもよい。
給気ダクト15には、圧力計18が取り付けられている。圧力計18は、屋外と室内の圧力差を検知する。すなわち、圧力計18は屋外の圧力を基準とした室内の圧力を検知する。なお、ここでは、圧力計18を給気ダクト15に設置したが、圧力計18を設置する位置はこれに限られない。圧力計18を設置する位置は、屋外と室内の圧力差を検知可能な箇所であればよく、例えば、室内の壁等に循環ファン5とは別体に設置してもよい。
次に、以上のように構成された換気システムの制御系統の構成について、図3を参照しながら説明する。図3に示す制御装置20は、排気装置であるレンジフード4の動作と、空気循環装置である循環ファン5の動作とを制御する。この際に、制御装置20は、レンジフード4の動作と循環ファン5の動作とを、連動させて制御する。特に、制御装置20は、排気装置であるレンジフード4が動作中である場合に空気循環装置である循環ファン5を動作させる。
図3に示すように、制御装置20は、制御部21と記憶部22とを備えている。制御部21は、記憶部22に予め記憶されている制御テーブルを参照しながら、レンジフード4の動作と循環ファン5の動作とを、連動させて制御する。記憶部22に記憶される制御テーブルの内容の一例を図4に示す。この図4に示す例においては、調理台1に備えられた加熱調理機器2の動作に連動してレンジフード4の動作を制御している。そして、制御部21は、このレンジフード4の動作と連動させて循環ファン5の動作を制御する。
加熱調理機器2の火力が強くなるほど、調理により発生する排ガス6の量も多くなる。そこで、図4に示す制御テーブルの例では、加熱調理機器2の火力が強いほど屋外へと排気すべき排ガス6の量が多いため、レンジフード4の風量を強くする制御内容になっている。
ここでは、例えば、加熱調理機器2は、その火力を「強」、「中」及び「弱」の3段階に変更でき、「強」、「中」及び「弱」の時の消費エネルギーは、例えば、それぞれ3kW、2kW及び1kWとする。また、レンジフード4は、その風量を「強」、「中」及び「弱」の3段階に変更でき、「強」、「中」及び「弱」の時の排気風量は、例えば、それぞれ600m^3/h、370m^3/h、170m^3/hとする。
加熱調理機器2の火力が「強」であれば、制御部21は、レンジフード4の風量を「強」とする。同様に、加熱調理機器2の火力が「中」であれば、制御部21は、レンジフード4の風量を「中」とし、加熱調理機器2の火力が「弱」であれば、制御部21は、レンジフード4の風量を「弱」とする。
そして、制御部21は、レンジフード4の風量が「強」の場合には、循環ファン5の屋外からの給気を「強」とし、循環ファン5の内気循環を「弱」あるいは「停止」とする。具体的には、循環ファン5のダンパー16により吸込口11を完全に塞ぎ、給気ダクト15から取り込んだ屋外の空気のみを吹出口12から室内へと吹き出す。あるいは、ダンパー16により吸込口11を少し開き、吹出口12から室内へと吹き出す風のほとんどを給気ダクト15からの屋外空気とする。このようにすることで、レンジフード4が室内空気を屋外に排出することにより室内と屋外との間で発生する圧力差を抑制することができる。
同様に、制御部21は、レンジフード4の風量が「中」の場合には、循環ファン5の屋外からの給気及び内気循環をいずれも「中」とする。具体的には、循環ファン5のダンパー16を吸込口11と給気ダクト15の中間に配置して、給気ダクト15を介し屋外からの給気量と吸込口11を介した室内空気の吸込量とを同程度にし、外気と室内空気とを混合して吹出口12から室内へと吹き出す。
また、制御部21は、レンジフード4の風量が「弱」の場合には、外気の給気量と室内空気の循環量との関係を、レンジフード4の風量が「強」の場合とは逆にする。すなわち、レンジフード4の風量が「弱」の場合には、制御部は、循環ファン5の屋外からの給気を「弱」あるいは「停止」とし、循環ファン5の内気循環を「強」とする。具体的には、循環ファン5のダンパー16により給気ダクト15を完全に塞ぎ、吸込口11から取り込んだ室内の空気のみを吹出口12から室内へと吹き出す。あるいは、ダンパー16により給気ダクト15を少し開き、吹出口12から室内へと吹き出す風のほとんどを吸込口11給気ダクト15からの室内空気とする。
このように、制御装置20は、レンジフード4の動作状態に応じて、循環ファン5の吹出し風量を変化させる。また、さらに、制御装置20は、レンジフード4の動作状態に応じて、循環ファン5による室内の空気の循環量に対する外気の給気量の割合を変化させる。このようにすることで、室内と屋外における空気圧の均衡を維持することができる。
なお、以上においては、加熱調理機器2の火力設定に基づいて、制御部21がレンジフード4の動作(風量)を自動的に設定する例について説明したが、レンジフード4の風量設定を使用者が手動で行うようにしてもよい。この場合においても制御部21は、レンジフード4の動作に基づいて循環ファン5の動作を制御する。
また、制御部21は、室内の空気の循環量に対する外気の給気量の割合を、レンジフード4の動作状態のみならず、圧力計18により検知された室内の圧力の変動に応じて変化させるようにしてもよい。この場合には、制御部21は、圧力計18により検知された室内の圧力の変動を抑制するように、室内の空気の循環量に対する外気の給気量の割合を変更する。具体的には、室内の圧力が外気より低くなった場合には、外気の給気量の割合を増加させる。逆に、室内の圧力が外気より高くなった場合には、外気の給気量の割合を減少させる。
さらに、制御部21は、センサー17の検知結果に応じて、循環ファン5による室内の空気の循環量に対する給気量の割合を変化させるようにしてもよい。この場合、センサー17により検知された室内の臭気物質の濃度、油煙濃度又は水蒸気濃度が例えば予め設定された基準値より高いときには、循環ファン5の給気ダクト15からの屋外空気の給気量を多くする。このようにすることで、屋外の臭気物質の濃度、油煙濃度、水蒸気濃度が低い空気を室内に取り込み、室内の汚染物質濃度を低減することができる。
また、センサー17により、温度又は湿度を検知する場合には、屋外空気の温度又は湿度も検知して、室内と屋外とで温度又は湿度の比較を行うとよい。そして、例えば、夏季にセンサー17により検知した温度、湿度が、屋外空気の温度、湿度よりも高い場合には、制御部21は、循環ファン5の屋外から給気量を多くして室内空気の循環量を少なくする。また、例えば、冬季にセンサー17により検知した温度、湿度が、屋外空気の温度、湿度よりも低い場合には、循環ファン5の屋外からの給気量を多くして室内空気の循環量を少なくする。
ここで、前述したように センサー17をレンジフード4と循環ファン5との間に配置した場合、レンジフード4から漏れてダイニング又はリビングへと拡散してきた排ガス6を、いち早く迅速にセンサー17により検知することが可能である。したがって、より効率的に循環ファン5の動作を制御することができ、リビング又はダイニングにキッチンで発生した調理臭、油煙、水蒸気、排熱等の排ガス6が拡散することを抑制し、ユーザが感じる不快感を低減することができる。
なお、以上のような制御部21及び記憶部22を備えた制御装置20は、例えば、CPU(中央処理装置)及びメモリを備えた計算機により構成された制御回路として実装することができる。
以上のように構成された換気システムの制御動作の流れを、図5のフロー図を参照しながら今一度説明する。まず、ステップS101において、使用者が加熱調理機器2を付けてその火力を設定する。すると、続くステップS102において、制御装置20の制御部21は、記憶部22の制御テーブルの内容を参照し、ステップS101で設定された加熱調理機器2の火力に応じてレンジフード4の制御内容を決定する。また、制御部21は、決定したレンジフード4の制御内容に応じて、循環ファン5の制御内容も決定する。
ステップS102の後はステップS103へと進み、制御部21は、ステップS102で決定した制御内容でレンジフード4を稼働(動作)させる。また、続くステップS104において、制御部21は、ステップS102で決定した制御内容で循環ファン5を稼働(動作)させる。そして、ステップS105において、使用者が加熱調理を終了して加熱調理機器2を停止させると、ステップS106へと進む。
ステップS106においては、制御部21は、循環ファン5が室内空気の循環運転を行うように制御する。すなわち、制御部21は、循環ファン5のダンパー16で給気ダクト15を完全に塞ぎ、室内の空気を吸込口11から取り込んで集塵脱臭装置13により浄化した後の空気を吹出口12から室内へと戻すように制御する。このようにすることで、レンジフード4では排気しきれなかった排ガス6を循環ファン5に設置された集塵脱臭装置13で除去することができる。その後、ステップS107で制御部21はレンジフード4を停止させて、一連の動作フローは終了となる。
以上のように構成された換気システムは、キッチンの調理台1の上方に設けられ、キッチン内の空気を屋外へと排気する排気装置であるレンジフード4と、調理台1よりもリビング又はダイニング側に設けられ、室内の空気を循環させる空気循環装置である循環ファン5と、レンジフード4の動作及び循環ファン5の動作を制御する制御装置20と、を備えている。そして、循環ファン5は、調理台1の側へと向けて空気を吹き出して、制御装置20は、レンジフード4が動作中である場合に循環ファン5を動作させる。
このため、排気装置であるレンジフード4の動作中において、リビング又はダイニング等の居住空間からキッチンへと向かう空気の流れを形成し、調理台1での調理により発生した排ガス6等が効率よく排気装置であるレンジフード4に吸い込まれるようにすることができる。また、同時に、リビング又はダイニング等の居住空間からキッチンへと向かう空気の流れにより、キッチンで発生した排ガス6等がリビング又はダイニング等の居住空間へと拡散することを抑制して、リビング又はダイニング等の居住空間にいる人の不快感を抑制することができる。
特に例えば、キッチンのレンジフード4から見てリビング等の反対側に換気口が設けられている場合、レンジフード4を作動させると、換気口からリビング等に向けて空気の流れができる。この空気の流れは、レンジフード4の風量を大きくすると、強くなる。したがって、加熱調理機器2の使用により発生する煙、熱気等の量が多い場合にレンジフード4の風量を大きくすると、換気口から給気される空気の強い流れによって、煙、熱気、臭気物質等の排ガス6がリビング側に拡散しやすい。これに対し、この発明の実施の形態1に係る換気システムによれば、前述した理由により、このような問題の発生を抑えることができる。
なお、このように、調理台1よりもリビング又はダイニング側に設けられた循環ファン5から、調理台1の側へと向けて空気を吹き出することで、前述した作用効果を得るのであるが、この際の循環ファン5から空気を吹き出す態様については、次のように複数の場合が考えられる。この循環ファン5から空気を吹き出す態様の例について、図6及び図7を参照しながら説明する。
図6に示すのは、この発明の実施の形態1に係る換気システムにおける循環ファン5からの空気の吹き出し方の一例である。また、図7に示すのは、この発明の実施の形態1に係る換気システムにおける循環ファン5からの空気の吹き出し方の別例である。
まず、図6に示す例から説明する。この図6に示す例においては、循環ファン5の風向板14により吹出口12から空気が吹き出す方向が、天井19aに設置された循環ファン5から直接的にキッチンの調理台1に向くように設定されている。循環ファン5から直接に調理台1へと向かう空気流により、キッチンの調理台1とダイニング又はリビングとの間にエアーカーテンが形成される。そして、このエアーカーテンにより、前述したようなレンジフード4による効率的な排気及び排ガス6の拡散抑制を実現することができる。なお、この例は、図6に示すようにレンジフード4のリビング又はダイニングに面する側面が平らでないような場合に特に有効である。
一方、図7に示す例は、レンジフード4のリビング又はダイニングに面する側面が平らである場合に特に有効なものである。すなわち、この図7に示す例では、循環ファン5の風向板14により吹出口12から空気が吹き出す方向が、天井19aに沿ってキッチンのレンジフード4の方へと向くように設定されている。この場合、循環ファン5からの空気流は、まず、天井19aに沿って流れる。そして、レンジフード4のリビング又はダイニングに面する側面にぶつかると、空気流はその向きを変えて、レンジフード4の当該側面に沿って下向きに流れる。
すなわち、この例では、循環ファン5から間接的に調理台1へと向かう空気流が生まれる。そして、この間接的に調理台1へと向かう空気流によってキッチンの調理台1とダイニング又はリビングとの間にエアーカーテンが形成される。そして、このエアーカーテンにより、図6の例と同様の効果を得ることができる。加えて、循環ファン5から調理台1までの距離が大きい場合であっても、途中でリビング又はダイニング内の人又は家具等の影響を受けにくい。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係るもので、換気システムの構成を模式的に示すとともに、循環ファンからの吹出し風向の一例を示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、実施の形態1で説明した構成では天井に設置されていた循環ファン5を、壁に設置したものである。
図8は、この発明の実施の形態2に係る換気システムが適用された空間を上から見た図である。図8の図面に向かって左側がリビング又はダイニング等の居住空間である。この図8に示すように、空気循環装置である循環ファン5は、リビング又はダイニング等の居住空間の壁19bに設置されている。また、調理台1の上方に配置される排気装置であるレンジフード4も、壁19bに設置されている。言い換えれば、空気循環装置である循環ファン5は、調理台1よりもリビング又はダイニング等の居住空間側であって、排気装置であるレンジフード4が設置された壁19bと同じ側の壁19bに設置されている。
また、この図8に示す例では、循環ファン5の風向板14により吹出口12から空気が吹き出す方向が、壁19bに沿ってキッチンのレンジフード4の方へと向くように設定されている。したがって、循環ファン5からの空気流は、まず、壁19bに沿って流れる。そして、レンジフード4のリビング又はダイニングに面する側面にぶつかると、空気流はその向きを変えて、レンジフード4の当該側面に沿って横向きに流れる。すなわち、循環ファン5から間接的に調理台1へと向かう空気流が生まれる。そして、この間接的に調理台1へと向かう空気流によってキッチンの調理台1とダイニング又はリビングとの間にエアーカーテンが形成される。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であって、その説明は省略する。
以上のように構成された換気システムにおいても、排気装置であるレンジフード4の動作中において、リビング又はダイニング等の居住空間からキッチンへと向かう空気の流れを形成し、調理台1での調理により発生した排ガス6等が効率よく排気装置であるレンジフード4に吸い込まれるようにすることができる。また、同時に、リビング又はダイニング等の居住空間からキッチンへと向かう空気の流れにより、キッチンで発生した排ガス6等がリビング又はダイニング等の居住空間へと拡散することを抑制して、リビング又はダイニング等の居住空間にいる人の不快感を抑制することができる。
なお、図8では、循環ファン5から間接的に調理台1へと向かう空気流を生成する例について示したが、実施の形態1と同じく、循環ファン5から直接的に調理台1へと向かう空気流を生成するように吹出口12からの風向を設定してもよい。
1 調理台、 2 加熱調理機器、 3 鍋、 4 レンジフード、 5 循環ファン、 6 排ガス、 7 筺体、 8 前面パネル、 9 送風機、 10 ファンモータ、 11 吸込口、 12 吹出口、 13 集塵脱臭装置、 14 風向板、 15 給気ダクト、 16 ダンパー、 17 センサー、 18 圧力計、 19a 天井、 19b 壁、 20 制御装置、 21 制御部、 22 記憶部
この発明に係る換気システムにおいては、キッチンの調理台の上方に設けられ、前記キッチン内の空気を屋外へと排気する排気装置と、前記調理台よりもリビング又はダイニング側に設けられ、室内の空気を循環させ、前記調理台の側へと向けて空気を吹き出す吹出口を有する空気循環装置と、前記排気装置の動作及び前記空気循環装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記排気装置の動作状態に応じて、前記空気循環装置の吹出し風量を変化させ、前記排気装置が強運転時に、前記空気循環装置を弱運転又は停止させ、前記排気装置が弱運転時に、前記空気循環装置を強運転させる構成とする。

Claims (7)

  1. キッチンの調理台の上方に設けられ、前記キッチン内の空気を屋外へと排気する排気装置と、
    前記調理台よりもリビング又はダイニング側に設けられ、室内の空気を循環させ、前記調理台の側へと向けて空気を吹き出す吹出口を有する空気循環装置と、を備え、
    前記排気装置が動作中である場合に前記空気循環装置を動作させる換気システム。
  2. 前記空気循環装置の前記吹出口は、前記リビング又は前記ダイニングの天井又は壁に設けられ、前記キッチン側に向いて形成された請求項1に記載の換気システム。
  3. 前記排気装置の動作及び前記空気循環装置の動作を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記排気装置の動作状態に応じて、前記空気循環装置の吹出し風量を変化させる請求項1又は請求項2に記載の換気システム。
  4. 前記空気循環装置は、屋外の空気を前記室内へと給気可能であり、
    前記制御装置は、前記排気装置の動作状態に応じて、前記空気循環装置による前記室内の空気の循環量に対する給気量の割合を変化させる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の換気システム。
  5. 前記室内の圧力を検知する圧力計を備え、
    前記制御装置は、さらに前記室内の圧力の変動に応じて、前記空気循環装置による前記室内の空気の循環量に対する給気量の割合を変化させる請求項4に記載の換気システム。
  6. 前記室内の臭気物質濃度、油煙濃度、水蒸気濃度、温度及び湿度の少なくとも1つを検知する検知装置を備え、
    前記制御装置は、さらに前記検知装置の検知結果に応じて、前記空気循環装置による前記室内の空気の循環量に対する給気量の割合を変化させる請求項4又は請求項5に記載の換気システム。
  7. 前記検知装置は、前記排気装置と前記空気循環装置との間に配置される請求項6に記載の換気システム。
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