JP2017153670A - 空気調和機付きシステムキッチン - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の利便性を損なうことなく、作業中の使用者の不快感を低減することが可能な空気調和機付きシステムキッチンを提供する。【解決手段】収納部30に収納され、冷媒の相変化を利用して空気調和を行う空気調和機4を有し、空気調和機4は、第1熱交換器42で冷媒と熱交換した空気を排出する排気配管46が換気部2(22)と接続されており、内部で発生した結露水を排出するドレン配管47がシンク11の排水配管13と接続されている空気調和機付きシステムキッチンA。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機を備えたシステムキッチンに関する。
台所には、流し台、コンロ、調理台、換気設備、冷蔵庫等の調理用の設備が設置されている。そして、前記台所には、コンロ、冷蔵庫、オーブン等の発熱源が多く、調理時には、前記台所の内部に熱が充満する。そのため、調理時には前記台所が高温になり、調理しづらい状況となる。前記台所には、上述したように多数の設備が設置されており、空気調和機を設置することが難しい。
そこで、特許文献1には、キッチン設備用空気調和装置が開示されている。このキッチン設備用空気調和機は、電流を流すことで一方の面と他方の面とで温度差を発生させる(ペルチェ効果)熱電変換素子を用いて、空気調和を行うシステムキッチンである。前記システムキッチンは、熱電変換素子の高温側を水冷し、ファンで低温側に対して送風し冷風を生成する。そして、システムキッチンに設けられた吹き出し口から使用者に向かって吹き付けられる。これにより、調理中であっても、使用者に対して冷風が吹き付けられるので、調理時の高温による不快感が改善される。
特開2011−43253号公報
しかしながら、特許文献1のキッチン設備用空気調和装置では、熱電変換素子を水冷しているため、冷却水を流すための配管設備を備える必要があり、構造が複雑になりやすく、水漏れによる漏電の危険性も高くなる。また、前記キッチン設備用空気調和装置で用いている熱電変換素子は、空気調和機で多く用いられている冷凍サイクルに比べて、冷却効率が低い。そのため、使用者を冷却するために十分な冷風を供給するには、大面積の熱電変換素子が必要であり、それだけ、製造コストが高くなる。
さらに、熱電変換素子を大型化すると、発熱量が多くなるため、冷却水の量が多くなるとともに、冷却水用の配管設備も大型化し、空気調和装置がキッチン設備に占める割合が大きくなる。これにより、キッチン設備の利便性が損なわれる恐れがある。
そこで、本発明は、使用者の利便性を損なうことなく、作業中の使用者の不快感を低減することが可能な空気調和機付きシステムキッチンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、シンク及び加熱調理機が設けられた流し台と、前記加熱調理機の上方に配置されて換気を行う換気部と、物品を収納可能な収納部と、前記収納部に収納され、冷媒の相変化を利用して空気調和を行う空気調和機とを有し、前記空気調和機は、第1熱交換器と、第2熱交換器とを有しており、前記空気調和機は、前記第1熱交換器で冷媒と熱交換した空気を排出する排気配管と、第2熱交換器で熱交換された空気を吹き出す吹出口と、内部で発生した結露水を排出するドレン配管とを備えており、前記排気配管が前記換気部と接続されており、前記ドレン配管が前記シンクの排水配管と接続されている空気調和機付きシステムキッチンを提供する。
台所には、空気調和機を取り付ける空間(壁面)がない場合が多い。本発明の空気調和機付きシステムキッチンは、システムキッチンに空気調和機を内蔵しているため、台所に空気調和機を設置することができる。これにより、使用者が、調理、後片付け等の作業を行うときに、加熱調理機等からの熱や台所の温度(居室との温度差)によって感じる不快感を減らすことができる。これにより、使用者の利便性を低下させることなく、作業中の使用者の不快感を低減することが可能である。
また、空気調和機の排気である第1熱交換器で熱交換された空気をして換気部での換気とともに排気し、第2熱交換器で発生した結露水をドレン配管を介して排水配管から排水している。このような構成の場合、換気部と排水配管を従来のシステムキッチンと同様に施工することで、空気調和機を付加することができる。
上記構成において、前記換気部は、気流を発生させる換気送風機と、前記換気送風機からの空気を室外に排出する換気ダクトとを備えており、前記排気配管は、接続部材を介して前記換気ダクトと接続されていてもよい。
上記構成において、前記接続部材には、前記排気配管から前記換気ダクトに流入する空気の量を調整する流量調整部が設けられていてもよい。
上記構成において、前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、前記送風機は、前記換気送風機の動作と連動して、気流の流量を調整していてもよい。
上記構成において、前記換気ダクト内部に、前記換気ダクトを流れる空気の流量を測定する流量測定部が備えられており、前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、前記送風機は、前記流量測定部で測定された流量に基づいて気流の流量を調整していてもよい。
上記構成において、前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、前記換気送風機は、前記送風機の動作と連動して、動作開始及び停止が行われてもよい。
上記構成において、前記流し台の上方に位置する吊戸棚を備えており、前記収納部が前記吊戸棚に設けられていてもよい。
上記構成において、前記吊戸棚と前記流し台とを連結する連結部を有しており、前記ドレン配管が前記連結部に設けられていてもよい。
上記構成において、前記換気部と前記吊戸棚とが直接連接されており、前記排気配管が前記吊戸棚の内部に配置されて前記換気部に接続されていてもよい。
上記構成において、前記吹出口は、前記吊戸棚の下面に備えられており、前記吹出口は、前記吊戸棚の奥行き方向の手前に設けられていてもよい。
上記構成において、前記吊戸棚の下面には、前記空気調和機に空気を吸い込む吸込口が備えられており、前記吸込口は、前記吊戸棚の奥行き方向において、前記吹出口よりも奥に設けられていてもよい。
上記構成において、前記吹出口は、前記吊戸棚の下面に備えられており、前記吹出口は、前記吊戸棚の奥行き方向に延びる構成であってもよい。
上記構成において、前記吊戸棚の下面には、前記空気調和機に空気を吸い込む吸込口が備えられており、 前記吸込口は、前記吹出口よりも前記換気部から離れた位置に設けられていてもよい。
上記構成において、 前記加熱調理機が炎を用いる構成であり、前記炎を検知する炎検知機が設けられ、前記吹出口が吹き出す空気の方向を変更することが可能であり、前記吹出口が、前記炎検知機で炎を検知しているときに、前記炎とは異なる方向に空気を吹き出してもよい。
本発明によると、使用者の利便性を損なうことなく、作業中の使用者の不快感を低減することが可能な空気調和機付きシステムキッチンを提供することができる。
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンの一例の概略正面図である。 図1に示す空気調和機付きシステムキッチンの概略側面図である。 空気調和機の配置を示す図である。 空気調和機の水平面で切断した断面図である。 図4に示す空気調和機を前後に切断した断面図である。 接続部材の一例の斜視図である。 接続部材の他の例の斜視図である。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンに用いられる接続部材のさらに他の例の斜視図である。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例のブロック図である。 図9に示す空気調和機付きシステムキッチンの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンの動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の概略正面図である。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の吹出口及び吸込口の近傍を拡大した正面図である。 図13に示す空気調和機付きシステムキッチンに用いられる吊戸棚の下面を下方から見た図である。 本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の吹出口及び吸込口の近傍を拡大した正面図である。 図15に示す空気調和機付きシステムキッチンに用いられる吊戸棚の下面を下方から見た図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンの一例の概略正面図である。図2は、図1に示す空気調和機付きシステムキッチンの概略側面図である。図1に示す空気調和機付きシステムキッチンAは、台所Ktの壁面WLに密着して取り付けられるものであり、以下の説明において、上下、左右と示す場合、図1に示す空気調和機付きシステムキッチンAを基準とする。また、図2は、図1に示す空気調和機付きシステムキッチンAを左側から見た図である。空気調和機付きシステムキッチンAの奥側及び手前側は、図2に示す空気調和機付きシステムキッチンAの左及び右とする。図1に示すシステムキッチンAは、流し台1と、換気部2と、吊戸棚3と、空気調和機4と、連結部5とを備えている。空気調和機付きシステムキッチンAは、台所Ktで使用するものであり、塵や埃が付着しにくい表面加工が施されている。この表面加工としては、例えば、チタニアコーティングを挙げることができるが、これに限定されない。
流し台1は、直方体形状の箱体であり、シンク11と、加熱調理機12とを含む構成となっている。シンク11と加熱調理機12との間には、平坦な天板が設けられている部分があり、この部分が調理台として使用される。そして、流し台1の手前側の側面は、開閉可能な扉14が設けられている。流し台1の内部には、例えば、浄水器、上水配管等の設備が配置されており、扉14を開くことで、使用者が、これらの設備にアクセスすることができる。また、流し台1の残りの空間を、収納スペースとして用いる場合もあり、扉14は、収納スペースの開閉に使われる。
シンク11は、不図示の水栓からの水を受ける。シンク11は、食材の洗浄、不要な水の排水等、水を用いた作業に利用される。シンク11は、上面が開口した直方体形状を有しており、流し台1に埋め込まれている。シンク11の下部には、排水口が設けられており、排水配管13が連結されている。排水配管13は、外部に設けられた下水配管に、排水を流すための配管である。排水配管13には、空気調和機4の後述するドレン配管47が接続されている。
加熱調理機12は、煮る、焼く、揚げる等の加熱調理を行う機器である。加熱調理機12としては、ガスを燃焼させて、その炎で鍋、フライパン等の調理器具を加熱する燃焼加熱方式、電磁誘導を利用して加熱する誘導加熱式、電熱線を用いて加熱する電熱方式等を挙げることができる。なお、本実施形態では、炎を利用した燃焼加熱方式の加熱調理機12を例に説明している。
換気部2は、調理時に発生する煙、蒸気、熱気等を室外に排出することで、換気を行っている。換気部2は、加熱調理機12の上方に設けられており、フード20と、換気送風機21と、換気ダクト22とを備えている。
フード20は、下部が開口した箱形状であり、加熱調理機12から上昇する煙、蒸気、熱気等を集めている。換気送風機21は、気流を発生させて、フード20の空気を換気ダクト22に流入させる。換気送風機21として、ここでは、遠心送風機(例えば、シロッコファン)を用いており、ファンケース211の内部に設けられたファン、モータ(いずれも不図示)を備えている。ファンケース211は、換気ダクト22と接続されており、ファンケース211の側面から吸い込まれた空気は、換気ダクト22に送られる。
換気ダクト22は、換気送風機21からの空気を台所Kt(室内)の外部に排出するための排気配管である。換気部2のフード20は、吊戸棚3と接続されている。そして、換気ダクト22は、吊戸棚3の上部に設けられた空間に配置されている。換気ダクト22は、台所Kt内にいる使用者から見えない位置に設けられていればよく、吊戸棚3の上部の空間に限定されない。換気ダクト22と吊戸棚3の詳細については後述する。
吊戸棚3は、流し台1の上方に、間隔をあけて配置されている。吊戸棚3は、収納部30と、扉31と、吹出口32と、吸込口33とを備えている。吊戸棚3は、台所Ktの壁面WLに取り付けられた箱型であり、箱型の内部が収納部30となっている。そして、吊戸棚3の正面には、扉31が設けられている。すなわち、収納部30は、扉31で開閉される。収納部30には、鍋、フライパン、容器等の調理に用いられる道具を収納することが可能である。そして、本発明にかかるシステムキッチンでは、収納部30の内部に、空気調和機4が設置されている。
吊戸棚3は下面が、流し台1と面しており、吊戸棚3の下面に形成された貫通孔である吹出口32と、吸込口33とを備えている。吹出口32は、空気調和機4で調和された調和空気を台所Ktに吐出する開口であり、吸込口33は、同じく空気調和機4に台所Ktの空気を吸い込む開口である。すなわち、吹出口32は、空気調和機4の調和空気を吹き出す吹出口であり、吸込口33は、空気調和機4に空気を吸い込む吸込口であり、吊戸棚3の一部が空気調和機4の一部を構成している。なお、これに限定されるものではなく、空気調和機4自体に、吹出口及び吸込口を備えておき、吊戸棚3、すなわち、収納部から突出させてもよい。
空気調和機4は、冷媒の相変化を利用して空気の調和(冷房)を行う、冷媒圧縮式の冷凍サイクルを利用している。空気調和機4の詳細について、新たな図面を参照して説明する。図3は、空気調和機の配置を示す図である。図4は、空気調和機の水平面で切断した断面図である。図5は、図4に示す空気調和機を前後に切断した断面図である。
空気調和機4は、前述したように冷媒を用いた冷凍サイクルを利用している。加熱調理機12が、炎を用いるもの(例えば、ガスコンロ等)の場合、地震等の影響で冷媒が漏れたときに冷媒が炎に吹き付けられることがあり、火災の原因になりうる。そのため、冷媒としては、難燃性又は不燃性の冷媒が用いられることが好ましい。
図3に示すように、空気調和機4は、圧縮機41と、第1熱交換器42と、第2熱交換器43と、膨張器44とを備えている。圧縮機41と、第1熱交換器42と、膨張器44と、第2熱交換器43とはこの順で環状となるように、配管で接続されており、内部に冷媒が封入されている。空気調和機4は、第1熱交換器42で放熱し、第2熱交換器43で吸熱することで、冷却された空気(以下、調和された空気と称する場合がある)を発生させる、冷房装置である。
なお、圧縮機41の吐出口及び吸込口を、四方弁に接続し、四方弁を切り替えることで圧縮機41で圧縮された冷媒が流れる先を第1熱交換器42又は第2熱交換器43に切り替えることができる。このように、切り替えることで、空気調和機4で冷房及び暖房が可能な構成とすることもできる。
第1熱交換器42及び第2熱交換器43は、冷媒が流れるチューブと、チューブに接触しているとともに周囲の空気との接触面積を増やすためのフィンを備えたフィンチューブ式の熱交換器である。なお、これに限定されるものではなく、ダウンフロー型やサイドフロー型等のパラレルフロー型熱交換器など、内部を循環する冷媒と空気との熱交換を効率よく行うことができるものを広く採用することができる。
空気調和機4には、第1熱交換器42及び第2熱交換器43のそれぞれを通過する気流を発生させる送風機45が設けられている。空気調和機4は、第1熱交換器42及び第2熱交換器43が1つのケース内に収められた、一体型の空気調和機である。図4に示すように、直方体形状のケース40の内部には、第1熱交換器42と、第2熱交換器43と、送風機45とが配置される。なお、図4では、圧縮機41と、膨張器44との図示を省略しているが、実際にはケース40の内部に配置されている。空気調和機4において、第1熱交換器42は、ケース40の壁面401に面して内設されており、壁面401には空気を取り込むための開口402が形成されている。また、第2熱交換器43は、直方体形状において、壁面401と反対側に設けられた壁面403に面して内設されており、壁面403には空気を取り込むための開口404が形成されている。
送風機45は、第1フード451と、第2フード452と、第1羽根車453と、第2羽根車454と、モータ455とを備えている。第1フード451と、第1羽根車453とは、遠心ファンとして駆動する。第1フード451には側面に設けられた吸込部456と、外周から接線方向に延びる排出部の先端に設けられた排出部457とが設けられている。また、第2フード452と、第2羽根車454とは、遠心ファンとして駆動する。第2フード452には側面に設けられた吸込部458と、外周から接線方向に延びる吐出部の先端に設けられた吐出部459とが設けられている。図3に示すように、排出部457は、ケース40の上面から外部に開口し、吐出部459はケースの下面から外部に開口している。
第1フード451と第2フード452はそれぞれ分離されている。これにより、第1熱交換器42において冷媒と熱交換した空気と、第2熱交換器43において冷媒で熱交換した空気とが混ざりにくくなっている。
モータ455は、両端から出力軸が突出しており、出力軸の一方の端部に第1羽根車453が、他方の端部に第2羽根車454がそれぞれ固定されている。モータ455が回転することで、第1羽根車453及び第2羽根車454の両方が回転する。なお、本実施形態では、モータ455の出力軸に第1羽根車453及び第2羽根車454が直接取り付けられた構成であるが、これに限定されず、減速機を介して駆動される構成であってもよい。
空気調和機4において、モータ455を駆動することで、第1羽根車453が駆動しており、第1熱交換器42には、開口402を介して外部から取り入れられた空気が流入している。圧縮機41で圧縮された冷媒は、第1熱交換器42に流入する。第1熱交換器42に流入した冷媒は、高温高圧であり、第1熱交換器42を通過する空気と熱交換して凝縮される。つまり、冷媒と熱交換した空気は、昇温されて、排出部457から排出される。排出部457は、後述する排気配管46と接続されており、排気配管46を介して外部に排出される。
第1熱交換器42で凝縮された冷媒は、膨張器44で膨張する。そして、第2熱交換器43で蒸発する。冷媒は第2熱交換器43で蒸発するとき、周囲から気化熱を奪う。第2熱交換器43には、第2羽根車454の駆動により、開口404を介して外部から空気が流入している。第2熱交換器43では、冷媒と空気との熱交換が行われる。このとき、冷媒は空気から熱を奪い昇温され、空気は冷却される。そして、吐出部459から、冷却された空気、すなわち、調和空気(冷気)が吐出される。第2熱交換器43から流出した冷媒は、圧縮機41に戻る。
以上のように、空気調和機4では、運転時に第2熱交換器43で冷媒が蒸発し、周囲の空気から気化熱を奪う。そのため、第2熱交換器43で空気中の水分が液化して、水滴として付着する、すなわち、結露が発生する。ケース40の内面の下部には、結露水を受けるための受け皿405が設けられている。
第2熱交換器43で結露水が発生するため、受け皿405は、第2熱交換器43の下部を覆う形状であればよい。なお、受け皿405は、第1熱交換器42及び第2熱交換器43の下部を覆っていてもよい。このようにすれば、冷房及び暖房が可能な構成であった際にも結露水を受けることが可能となる。
受け皿405には、ドレン配管47が接続されている。ドレン配管47は、排水配管13に接続されている。受け皿405にたまった結露水は、ドレン配管47を介して排水配管13に流入し、排水される。ドレン配管47は、後述の壁パネル5に隠されており、使用者から見えない位置に設けられている。
空気調和機4は、ケース40の上部に排気配管46を備えている。第1フード451の排出部457は、排気配管46と接続している。排気配管46は、後述する接続部材6を介して換気ダクト22と接続されている。換気ダクト22は、換気部2で換気を行うときに排気を行っており、第1熱交換器42で冷媒と熱交換した空気は、換気ダクト22を通じて外部に排気される。なお、換気ダクト22の内部は、換気送風機21の駆動による換気の気流が発生しており、排気配管46から流入する排気は、この気流によって引っ張られて、台所Ktの外部に排出される。
吹出口32は、吐出部459と接続されている。吹出口32は、吊戸棚3の吹出口32に設けられており、吐出部459から吐出される調和空気を、台所Kt内に吹き出す。なお、吹出口32は、調和空気を一方向に吹き出す構成であってもよいし、調和空気を吹き出す方向を調整可能であってもよい。調和空気を吹き出す方向を調整できることで、使用者が所望する位置に調和空気を吹き出すことができるので、利便性が高い。その際、自動で方向を変えることができる機能、いわゆる、スイング機能を設けてもよい。
吸込口33は、吊戸棚3の吸込口に設けられており、吸込部456及び吸込部458と連通している。第1羽根車453及び第2羽根車454の回転によって、圧力差が発生し、吸込口33から空気が吸い込まれる。吸込口33から吸い込まれた空気の一部は、第1熱交換器42を通過して吸込部456から第1フード451に流入する。また、吸込口33から吸い込まれた空気の残りは、第2熱交換器43を通過して吸込部458から第2フード452に流入する。つまり、台所Kt内の空気が吸込口33から吸い込まれた空気は、第1熱交換器42及び第2熱交換器43に流入する。なお、本実施形態では、吸込口33から吸い込まれた空気は、第1フード451及び第2フード452のそれぞれに流入しているが、これに限定されない。第1フード451に流入する空気を吸い込む吸込口と、第2フード452に流入する吸込口とが別々に設けられている構成であってもよい。
上述したように、空気調和機付きシステムキッチンAは、台所Ktの壁に取り付けられる。図1、図2に示すように、空気調和機付きシステムキッチンAでは、流し台1と換気部2との間及び流し台1と吊戸棚3との間に壁パネル5が設けられている。壁パネル5は、流し台1と換気部2とを連結する、及び、流し台1と吊戸棚3とを連結する連結部である。空気調和機付きシステムキッチンAでは、シンク11や加熱調理機12での調理時に水や油の台所Ktの壁面WLへの付着を抑制している。そして、空気調和機付きシステムキッチンAでは、壁パネル5に、ドレン配管47が収納されている。なお、ドレン配管47は、使用者から視認されない位置にあればよい。そのため、壁パネル5と台所Ktの壁面WLとの間にドレン配管47を配置できる構成であれば、壁パネル5の背後にドレン配管47を配置してもよい。ドレン配管47が壁パネル5に収納されている方が、空気調和機付きシステムキッチンAの取り付け取り外しが容易である。
上述したとおり、換気ダクト22と空気調和機4の排気配管46とは、接続部材6を介して接続されている。接続部材について図面を参照して説明する。図6は、接続部材の一例の斜視図であり、図中、矢印は空気の流れを示している。図6に示すように、接続部材6は、主配管61と、接続配管62とを有している。主配管61は、直線状の配管であり換気ダクト22の一部を構成する配管である。接続配管62は、主配管61に対して角度をつけて(ここでは、90度)接続している。そして、主配管61と接続配管62とは、内部の空気の漏れを抑制して接続されている。
主配管61には、換気送風機21から送られてきた空気が流れており、一定方向の空気の流れが発生している。そして、接続配管62には、排気配管47を流れた空気調和機4の排気が流れており、この排気は、主配管61に流入する。
なお、図7に示す接続部材6aを用いてもよい。図7は、接続部材の他の例の斜視図であり、図中、矢印は空気の流れを示している。図7に示す接続部材6aは、接続配管62の主配管61に接続する角度が異なる以外、接続部材6と同じ構成を有している。すなわち、接続部材6aは接続配管62の上流側が主配管61の内部の空気の流れ方向に沿って、主配管61に接近している。そして、接続配管62は主配管61に鋭角をなして接続している。このように接続することで、換気送風機21の駆動により、換気ダクト22に気流が発生したときに、接続配管62内に、主配管61に向かう吸込み空気が発生しやすい。これにより、空気調和機4の排気が換気ダクト22に流入しやすくなる。
上述のとおり、空気調和機4は、冷房運転時の高温の排気を換気部2の換気とともに、台所Ktの外部に排出する。そのため、高温の空気が台所Kt内に流入しにくく、台所Ktを効率よく空調することができる。また、高温の空気が台所Kt内に流入しにくいため、第1熱交換器42で熱交換された高温の空気が第2熱交換器43に流入するのを抑制できる。また、空気調和機4で発生する結露水を、ドレン配管47を介して、排水配管13に流入させている。
これらのことから、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンAは、空気調和機を設置する壁面がない台所Ktにも、空気調和機を設置することが可能である。また、空気調和機の排気を換気ダクト22を介して排気し、結露水をドレン配管47を介して排水配管13に排水している。これにより、空気調和機4を収納する収納部30を小さく抑えることができるため、収納スペースを圧迫しにくく、利便性が低下しにくい。また、空気調和機付きシステムキッチンAでは、排気、結露水を外部に流出させるために、台所Ktの壁に穴を開けたり、配管を設置したり等の加工が不要である。つまり、空気調和機付きシステムキッチンAは、従来のシステムキッチンと同等の取り付け作業で取り付けが可能である。
そして、空気調和機付きシステムキッチンAでは、使用者に対して、冷風を吹き付けることで、周囲の熱による使用者の不快感を低減することができる。あるいは、使用者の周囲に冷風を吹出すことも可能である。また、排気配管46及びドレン配管47を含む空気調和機4が、使用者が調理を行う空間に露出していないので、使用者の調理時の利便性が悪くなるのを抑制している。
本実施形態において、空気調和機4は、第1熱交換器42と第2熱交換器43が1つのケース40に収納された一体型の空気調和機としているが、これに限定されない。第1熱交換器42と、第2熱交換器43が別のケースに収納された分離型の空気調和機であってもよい。分離型の空気調和機の場合、第1熱交換器42及び第2熱交換器43のそれぞれに、送風機が設けられる。このような構成とすることで、空気調和機の設置の自由度が高くなる。
さらに、システムキッチンには、吊戸棚を備えない構成のものもある。このような構成の場合、収納部を流し台1に形成し、空気調和機4を、流し台1の収納部に配置してもよい。このとき、流し台1と換気部2とを連結する連結部に排気配管46を収めて、換気ダクト22に接続してもよい。この場合、吹出口及び吸込口が、流し台1に形成されていてもよい。なお、流し台1と換気部2とを連結する連結部としては、壁パネル5のような壁体であってもよいし、柱形状のものであってもよい。このような構成とすることで、壁面以外の場所に配置されるシステムキッチンに空気調和機を内蔵することが可能である。
また、空気調和機4を、第1熱交換器42及び第1羽根車453を含む部分と、第2熱交換器43及び第2羽根車454を含む部分に分離し、第1熱交換器42を含む部分は、吊戸棚3に、第2熱交換器43を含む部分を流し台1に設けてもよい。このようにすることで、排気配管46及びドレン配管47を短くすることができる。また、流し台1と吊戸棚3とに分けて配置するため、無駄な空間を減らすことができる。
上述のとおり、空気調和機が冷房及び暖房が可能な構成としている場合もある。例えば、冬の早朝に調理等を行う場合に暖房をすることで、使用者の寒さを低減することができ、台所Ktの温度による不快感を低減することが可能である。
(第2実施形態)
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンの他の例について図面を参照して説明する。図8は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンに用いられる接続部材のさらに他の例の斜視図である。図中、矢印は空気の流れを示している。本実施形態にかかる空気調和機付きシステムキッチンは、接続部材6bが異なる以外、第1実施形態の空気調和機付きシステムキッチンAと同じ構成を有している。そのため、第1実施形態の空気調和機付きシステムキッチンAと実質的に同じ部分には同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態の空気調和機付きシステムキッチンAでは、換気部2と空気調和機4とをそれぞれ、独立して動作させることが可能となっている。このような構成の空気調和機付きシステムキッチンAでは、例えば、換気部2の換気送風機21が駆動しているが、空気調和機4が停止している場合がある。また、逆に、換気送風機21が停止しているが、空気調和機4が駆動している場合もある。
換気送風機21の駆動によって換気ダクト22内に定常的な空気の流れが発生しているときには、排気配管46への空気の流入は抑えられる。一方、換気送風機21の駆動開始時には、換気ダクト22には空気が押し込まれるため、換気ダクト22内の気圧が上昇する。換気ダクト22の圧力上昇によって、換気ダクト22を流れる空気が排気配管46に流入する。また、換気送風機21で発生する気流の風量に比べて、第1羽根車43で発生する気流の風量は小さいため、同時に駆動した場合でも、換気ダクト22内の換気による気流が、空気調和機4に流入しやすい。
換気部2は、加熱調理機12での加熱調理時の排煙や排熱のために駆動されることがほとんどである。換気部2の換気送風機21には、調理時に発生した油脂分や臭気成分を捕集するためのフィルタ(不図示)が設けられているが、完全に捕集することは困難である。そのため、換気ダクト22を通過する空気は、調理時に発生した油脂分や臭気成分を含んでいる。油脂分が排気配管46から空気調和機4に流入すると、第1熱交換器42のフィンの目つまりの原因になったり、吹出口32から吹き出される調和空気の異臭の原因になったりする。第1熱交換42のフィンが目つまりすると、熱交換の効率が低下し、空気調和機4の消費エネルギが大きくなる。また、調和空気に異臭がつくと、使用者が不快感を覚えたり、調理の妨げになったりする。
そこで本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンでは、換気ダクト22を流れる煙を含む空気が排気配管46に逆流するのを防ぐため、接続部材6bの接続配管62に逆流防止弁621(流量調整部)が設けられている。逆流防止弁621は、排気配管46から換気ダクト22に流入する空気は流れるが、換気ダクト22から排気配管46に空気が流入するのを抑制する弁である。
逆流防止弁621は、例えば、上部が回転可能に支持されているとともに、下部が空気調和機4の排気の流れ方向の下流側となるように傾けられているものを挙げることができる。このような逆流防止弁621は、気流が発生していないときには自重によって、接続配管62を封鎖している。排気配管46側の圧力が上がる又は主配管61(換気ダクト22)側の圧力が下がる(吸込みが発生する)と、圧力差によって、逆流防止弁621が持ち上がり、気流が流れる。逆に、主配管61側の圧力が上がった場合には、圧力差によって逆流防止弁621に作用する力は、接続配管62を封鎖する方向であるため、逆流防止弁621は開かず、気流が逆流しない。なお、逆流防止弁621はこの構成に限定されるものではなく、周知の構成のものを採用することができる。例えば、電動等で駆動され、流量を調整できる流量調整弁又はダンパ用いた接続部材を用いてもよい。
このように、接続部材6bに逆流防止配管621が設けられていることで、換気ダクト22から排気配管47を介して空気調和機4に空気が流入するのを抑制することができる。
また、油脂分や臭気成分が第1熱交換器42に付着して、第1熱交換器42の熱交換の効率が低下するのを抑制することができる。また、空気調和機4から臭気成分を含む空気が吹き出されるのを抑制することができる。これにより、使用者の利便性を低下させることなく、台所Ktの温度によって使用者が感じる不快感を低減することができる。
なお、主配管61の接続配管62が接続している接続部分から換気送風機21に近い部分に、逆流防止弁621と同様の構成の逆流防止弁が設けられていてもよい。このような、逆流防止弁が設けられていることで、空気調和機4の排気が、換気送風機21を通過して台所Ktの内部に逆流するのを抑制することができる。これにより、換気送風機21のフィルタを空気が逆流するのを抑制することができ、フィルタに捕集されている油脂分や臭気成分が落下したり、飛散したりするのを抑制することができる。そして、換気部2からの臭気による不快感を抑制することができるともに、落下したり飛散したりした油脂分の掃除の手間を減らすことができる。
また、接続部材6bとして、主配管61を流れる空気の量を調整するとともに、接続配管62から主配管61に流入する空気の量を調整可能な調整機能を有している切替、調整機能付きの弁を備えたものを採用してもよい。
(第3実施形態)
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例について図面を参照して説明する。図9は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例のブロック図である。本実施形態にかかる空気調和機付きシステムキッチンBは、制御部7を備えている以外、第1実施形態に示した空気調和機付きシステムキッチンと実質上、同じ構成を有している。そのため、制御部7以外の部分については空気調和機付きシステムキッチンAを参照して説明する。
図9に示すように、空気調和機付きシステムキッチンBは、制御部7を備えている。制御部7には、換気部2の換気送風機21と、空気調和機4とが接続されている。なお、換気部2には、換気送風機21の動作を切り替えるための換気操作部23が設けられている。また、吊戸棚3には、空気調和機4の動作を切り替えるための空調操作部34が設けられている。空気調和機4は、吹出口32から吹き出される調和空気の温度及び風量の調整が可能である。空調操作部34の操作によって、使用者の求めに応じた温度及び風量の調和空気を吹き出す。換気操作部23及び空調操作部34も制御部7に接続されている。
制御部7は、空気調和機付きシステムキッチンBを制御するものである。本実施形態において、制御部7は、流量測定器7で測定した換気ダクト22内を流れる空気の流量を測定している。制御部7は、吊戸棚3の内部に配置されている。しかしながら、これに限定されず、制御部7は、流し台1の内部に設置されていてもよい。制御部7は、換気操作部23に対する使用者の操作入力を受け付けることで、換気送風機21を駆動/停止させる。また、空調操作部34に対する使用者の操作入力を受け付けることで、空気調和機4を駆動/停止させる。
空気調和機付きシステムキッチンBにおいて、換気送風機21が駆動していない場合、換気ダクト22には、空気の流れが発生しない。そのため、空気調和機4の排気を換気ダクト22に流入させると、換気送風機21側に流入する場合がある。換気送風機21は、駆動していないときには配管抵抗となっており、少しの風量の排気は逆流しない。一方、換気送風機21が駆動しているときには、換気ダクト22に換気による空気の流れが形成されているため、空気調和機4の排気を換気ダクト22に流入させても、空気調和機4の排気が換気送風機21側に流入することはない。
空気調和機付きシステムキッチンBにおいて、制御部7は、換気送風機21の動作に応じて、空気調和機4からの排気の量、すなわち、送風機45の送風量を調整している。空気調和機付きシステムキッチンBの動作について図面を参照して説明する。図10は、図9に示す空気調和機付きシステムキッチンの動作を示すフローチャートである。図10に示す動作は、空気調和機4を駆動するための操作部である空調操作部34が操作されたときの動作を示している。
制御部7は、空調操作部34がON操作を確認する(ステップS101)と、換気送風機21が駆動中であるか否か確認する(ステップS102)。これにより、換気ダクト22には、換気送風機21からの換気の流れが生成されているか否か確認することができる。上述のとおり、換気ダクト22に空気の流れが形成されている場合、空気調和機4から強排気(大風量の排気)を換気ダクト22に流入させても、空気調和機4からの排気が換気送風機21側に逆流しない。
空調操作部34による空気調和機4の動作設定(温度設定、風量設定)によっては、送風機45から大風量の空気の吐出を必要としない場合もある。そこで、換気送風機21が駆動中の場合(ステップS102でYesの場合)、制御部7は、空気調和機4の動作設定に基づいて、送風機45の大風量の動作が必要か否か確認する(ステップS103)。
空気調和機4の動作設定で大風量での送風機45の駆動が必要であると判断した場合(ステップS103でYesの場合)、制御部7は、送風機45からの空気の吐出量が大風量となるように、空気調和機4の運転を制御する(ステップS104)。なお、送風機45からの空気の吐出量が大風量となる運転の場合、圧縮機等も送風機45の動作に合わせた動作(回転数)で駆動される。
一方、換気送風機21が停止している場合、空気調和機4からの排気の強さ(風量の多さ)によっては、空気調和機4の排気が、換気送風機21から台所Ktに逆流する。そこで、換気送風機21が停止している場合(ステップS102でNoの場合)、制御部7は、送風機45からの空気の吐出量が小風量となるように、空気調和機4の運転を制御する(ステップS105)。これにより、空気調和機4の排気の換気送風機21から台所Ktへの逆流が抑制される。
また、換気送風機21が駆動しているが動作設定上、大風量が不要な場合(ステップS103でNoの場合)もある。この場合、制御部7は、送風機45からの空気の吐出量が小風量となるように、空気調和機4の運転を制御する(ステップS105)。以上のようにして、制御部7によって、送風機45の送風量の調整及び送風量に応じた空気調和機4の調整が行われる。
一方、空気調和機付きシステムキッチンBにおいて、換気部2は、加熱調理機12による調理時や台所Ktで煙、蒸気、熱が発生する作業が行われるときに、煙、蒸気、熱等を台所Ktから排出するために動作される。そのため、空気調和機付きシステムキッチンBでは、空気調和機4の動作にかかわらず、換気操作部23がONにされると、制御部7は換気送風機21を駆動させて、換気動作を行う。
このような構成とすることで、空気調和機付きシステムキッチンBは、空気調和機4からの排気が換気送風機21を介して台所Ktに逆流するのを抑制することができる。これにより、空気調和機4が逆流した排気を吸い込んでしまって、空気調和の効率が低下するのを抑制することができる。また、換気送風機21を排気が逆流するときに、換気送風機21のフィルタに捕集されている油脂分や臭気成分が落下したり、飛散したりするのを抑制することができる。そして、吹出口32から使用者に対して調和空気が吹き付けられるので、利便性を損なうことなく、使用者が感じる台所Ktの温度(熱)による不快感を低減することが可能である。
空気調和機付きシステムキッチンBでは、換気送風機21がON又はOFFで制御されるものとして説明した。しかしながら、換気送風機21として、段階的又は無段階で送風量を変更することが可能なものもある。換気送風機21として、送風量を変更可能なものを用いている場合、制御部7は、換気送風機21の送風量(動作モード)を取得するとともに、その送風量に合わせて、空気調和機4の送風機45の風量を決定し、その風量に応じた運転を行ってもよい。
(変形例)
空気調和機付きシステムキッチンBでは、制御部7は、換気送風機21の動作状態に合わせて、空気調和機4の動作を制御していた。これに限定されるものではなく、空気調和機4の動作に合わせて換気送風機21の動作を制御するようにしてもよい。以下に、空気調和機付きシステムキッチンBにおける、換気送風機21と空気調和機4の異なる制御について図面を参照して説明する。なお、空気調和機付きシステムキッチンBの構成に変更はないため、同じ部分は同じ符号を用いて説明する。図11は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンの動作の他の例を示すフローチャートである。
制御部7は、空調操作部34がON操作を確認する(ステップS201)と、換気送風機21が駆動しているか否か確認する(ステップS202)。換気送風機21が駆動していない場合(ステップS202でNoの場合)、制御部7は、換気送風機21の駆動を開始する(ステップS203)。
換気送風機21が駆動していた場合(ステップS202でYesの場合)又はステップS203で換気送風機21の駆動を開始した後、制御部7は、空気調和機4が停止したか否か確認する(ステップS204)。なお、空気調和機4の停止としては、空調操作部34への使用者の操作による停止やあらかじめ決められた時間、温度等の設定条件に合致したことによって自動的に停止する場合も含む。
空気調和機4が動作している場合(ステップS204でNoの場合)、制御部7は、換気送風機21を駆動した状態で待機する。なお、空気調和機4が動作している間、制御部7は、換気操作部23への使用者による操作入力を受け付けない。つまり、換気操作部23で換気送風機21を停止する操作が入力されたとしても、制御部7は、換気送風機21を停止しない。
空気調和機4が停止したことを確認した場合(ステップS204でYesの場合)、制御部7は、空気調和機4の停止からの一定時間の経過を確認する(ステップS205)。一定時間が経過するまでは、制御部7は換気送風機21の駆動を継続する(ステップS205でNo)。これにより、空気調和機4の内部に含まれる高温の空気の排出を促進することが可能である。そして、空気調和機4の停止から一定時間が経過した後(ステップS205でYesのとき)、制御部7は、換気送風機21を停止する。なお、空気調和機4が動作を開始する前から、換気送風機21が駆動していた場合、制御部7は、換気送風機21の駆動を継続してもよい。さらには、使用者による換気送風機21の駆動の継続の入力が換気操作部23に行われている場合にも、換気送風機21の駆動を継続してもよい。
以上のように、空気調和機4の駆動に基づいて、換気送風機21を駆動させることも可能である。制御部7が、このような制御を行った場合であっても、使用者の利便性を損なうことなく、調理中の使用者の不快感を低減することが可能である。
(第4実施形態)
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例について図面を参照して説明する。図12は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の概略正面図である。図12に示す空気調和機付きシステムキッチンCは、換気ダクト22の内部に換気ダクト22内を流れる空気の流量を測定する測定部8を備えている。そして、制御部7の代わりに、空気調和機4に備えられている制御部(不図示)で送風機45の風量を制御している。これ以外は、空気調和機付きシステムキッチンBと同じ構成を有している。そのため、空気調和機付きシステムキッチンCでは、空気調和機付きシステムキッチンBと、実質上同じ部分には同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明を省略する。
空気調和機付きシステムキッチンCは、空気調和機4の制御部が、測定部8と通信を行う。測定部8は、定期的にあるいは要求されたときに、換気ダクト22内を流れる空気の流量を測定し、測定結果を空気調和機4の制御部に送信している。なお、空気調和機4の制御部と測定部8との通信は、有線であってもよいし、無線であってもよい、無線通信の方式としては、電波や赤外線等、従来、公知の方式が採用されている。
空気調和機付きシステムキッチンCでは、空気調和機4の制御部は、測定部8からの換気ダクト22内で発生している気流の流量の情報を取得し、気流の流量の情報に基づいて、送風機45から吐出する空気の風量を決定する。そして、送風機45の吐出する風量(排気の流量)に応じて空気調和機4の他の部分、例えば、圧縮機41等を駆動する。なお、空気調和機4の動作は、空気調和機付きシステムキッチンBと同じであるため、詳細は省略する。
空気調和機付きシステムキッチンCでは、空気調和機4の制御部で換気ダクト22内の気流の流量に対応した空気調和機4の制御を行うことができるので、構成を簡略化することができる。また、制御部が空気調和機4の内部に含まれるため、空気調和機4を防水することで、制御部の水濡れによる破損や誤動作を抑制することができる。このことからも、空気調和機付きシステムキッチンCの構成を簡略化することが可能である。
(第5実施形態)
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例について図面を参照して説明する。図13は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の吹出口及び吸込口の近傍を拡大した正面図である。図14は、図13に示す空気調和機付きシステムキッチンに用いられる吊戸棚の下面を下方から見た図である。なお、図14においては、下が奥になっている。
図13に示す空気調和機付きシステムキッチンDでは、吊戸棚3dの下面から露出する調和空気を吹き出す吹出口32dと、台所Kt内の空気を空気調和機4に吸い込む吸込口33dの構成が異なる以外、空気調和機付きシステムキッチンAと同じ構成を有している。そのため、実質上同じ部分には、空気調和機付きシステムキッチンAと同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明を省略する。なお、図14において、図中上が、空気調和機付きシステムキッチンDの手前側である。また、図14には、換気部2も記載している。
図13、図14に示すように、空気調和機付きシステムキッチンDでは、吊戸棚3dの下面には、吹出口32d及び吸込口33dが露出して設けられている。吹出口32dは、吸込口33dよりも、換気部2、すなわち、加熱調理機12に近接して形成されている。また、図14に示すように、吹出口32dは、吊戸棚3dの手前側に、横方向に延びて形成されている。また、吸込口33dは、吹出口32dよりも奥に形成されている。
吹出口32dが吊戸棚3dの手前に設けられているため、流し台1に向かって調理や後片付け等を行っている使用者に対して、直接、調和空気を吹き付けることができる。これにより、使用者が台所Ktの温度(熱)による不快感を覚えにくい。また、吹出口32dが吊戸棚3dの手前に横長に設けられているため、調理台と使用者との間に調和空気の幕を形成することができる。これにより、調理台で高温の食材の調理を行うとき等に、熱源と使用者との間を調和空気の幕で分離することができ、使用者が熱による不快感を覚えにくい。また、吹出口32dが、吊戸棚3dの手前側で横方向に延びているので、調和空気を台所Ktの全体にいきわたらせることも可能である。
さらに、空気調和機4dに空気を吸い込む吸込口33dが、吹出口32dよりも加熱調理機12から離れて設けられているので、加熱調理機12からの熱、煙、蒸気等が吸い込まれにくい。これにより、空気調和機4dによる空気調和の効率の低下を抑制できる。また、油脂分が吸い込まれにくい。これにより、第1熱交換器42及び第2熱交換器43の目つまりが抑制される。このことからも、空気調和機4dの空気調和の効率の低下を抑制できる。さらに、臭気成分が空気調和機4dに吸い込まれにくいため、調和空気に臭気成分が含まれることで、使用者が不快感を覚えるのを抑制することができる。
これにより、空気調和機付きシステムキッチンDは、利便性を損なうことなく、使用者が作業中(調理、後片付け等)に不快感を覚えにくくすることが可能である。なお、本実施形態では、吹出口32dを吊戸棚3dの下面に設けたているが、これに限定されず、扉31の使用者に対して調和空気を吹き付けることができる位置に設けてもよい。吹出口32dは、使用者に近くて吸込口33dよりも加熱調理機12に近い位置に設置可能である。
(第6実施形態)
本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例について図面を参照して説明する。図15は、本発明にかかる空気調和機付きシステムキッチンのさらに他の例の吹出口及び吸込口の近傍を拡大した正面図である。図16は、図15に示す空気調和機付きシステムキッチンに用いられる吊戸棚の下面を下方から見た図である。なお、図16においては、下が奥になっている。
図15に示す空気調和機付きシステムキッチンEでは、吊戸棚3eの下面から露出する調和空気を吹き出す吹出口32eと、台所Kt内の空気を空気調和機4に吸い込む吸込口33eの構成が異なる以外、空気調和機付きシステムキッチンAと同じ構成を有している。そのため、実質上同じ部分には、空気調和機付きシステムキッチンAと同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明を省略する。なお、図16において、図中上が、空気調和機付きシステムキッチンEの手前側である。また、図16には、換気部2も記載している。
図15、図16に示すように、空気調和機付きシステムキッチンEでは、吊戸棚3eの下面に、吹出口32e及び吸込口33eが露出して設けられている。吹出口32eは、吸込口33eよりも、換気部2、すなわち、加熱調理機12に近接して形成されている。また、図16に示すように、吹出口32eは、空気調和機付きシステムキッチンEの奥行き方向に延びて形成されている。
吹出口32eから調和空気を吹き出すことで流し台1の上方の加熱調理機12との境界部分に調和空気による、空気の幕を形成することが可能である。これにより、加熱調理機12で調理を行うときに、熱、煙、蒸気等の移動が空気の幕で抑制される。そして、吸込口33eが、吹出口32eを挟んで加熱調理機12と反対側に形成されているため、加熱調理機12で発生した、熱、煙、蒸気等が空気調和機4eに吸い込まれるのを抑制することができる。また、加熱調理機12の使用時において、使用者が調理台で調理等の作業をしているときには、加熱調理機12と使用者との間に空気の幕が形成される。これにより、加熱調理機12で発生する熱が使用者に伝わりにくく、使用者が熱による不快感を覚えにくい。
吹出口32e及び吸込口33eをこのように形成することで、加熱調理機12からの熱、煙、蒸気等が吸い込まれにくい。これにより、空気調和機4eによる空気調和の効率の低下を抑制できる。また、油脂分が吸い込まれにくい。これにより、第1熱交換器42及び第2熱交換器43の目つまりが抑制される。このことからも、空気調和機4eの空気調和の効率の低下を抑制できる。さらに、臭気成分が空気調和機4eに吸い込まれにくいため、調和空気に臭気成分が含まれることで、使用者が不快感を覚えるのを抑制することができる。
これにより、空気調和機付きシステムキッチンEは、利便性を損なうことなく、使用者が作業中(調理、後片付け等)に不快感を覚えにくくすることが可能である。
加熱調理機12が炎を用いる構成の場合、吹出口32eからの調和空気が加熱調理機12の炎に吹き付けられると、炎が揺らぎ、加熱対象物への加熱効率が悪くなる。そのため、加熱調理機12として炎を用いる構成のものの場合、炎を検知する炎検知機を取り付けておき、炎検知機で検知した炎に、調和空気を吹き付けないように、吹出口32eの吹き出し方向を調整するようにしてもよい。なお、加熱調理機12として、誘導加熱方式、電熱線方式等の炎が発生しない方式を採用している場合、炎検知機の代わりに熱検知機を取り付け、熱源と使用者の間に調和空気が吹き付けられるように吹出口32eの吹き出し方向を調整するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
A〜E 空気調和機付きシステムキッチン
1 流し台
11 シンク
12 加熱調理機
13 排水配管
14 扉
2 換気部
21 換気送風機
22 換気ダクト
23 換気操作部
3 吊戸棚
30 収納部
31 扉
32、32d、32e 吹出口
33、33d、33e 吸込口
34 空調操作部
4 空気調和機
40 ケース
401 壁面
402 開口
403 壁面
404 開口
41 圧縮機
42 第1熱交換器
43 第2熱交換器
44 膨張器
45 送風機
451 第1フード
452 第2フード
453 第1羽根車
454 第2羽根車
455 モータ
456 吸込部
457 排出部
458 吸込部
459 吐出部
46 排気配管
47 ドレン配管
5 壁パネル
6 接続部材
61 主配管
62 接続配管
621 逆流防止弁
7 制御部
8 測定部

Claims (14)

  1. シンク及び加熱調理機が設けられた流し台と、
    前記加熱調理機の上方に配置されて換気を行う換気部と、
    物品を収納可能な収納部と、
    前記収納部に収納され、冷媒の相変化を利用して空気調和を行う空気調和機とを有し、
    前記空気調和機は、第1熱交換器と、第2熱交換器とを有しており、
    前記空気調和機は、前記第1熱交換器で冷媒と熱交換した空気を排出する排気配管と、第2熱交換器で熱交換された空気を吹き出す吹出口と、内部で発生した結露水を排出するドレン配管とを備えており、
    前記排気配管が前記換気部と接続されており、前記ドレン配管が前記シンクの排水配管と接続されている空気調和機付きシステムキッチン。
  2. 前記換気部は、気流を発生させる換気送風機と、前記換気送風機からの空気を室外に排出する換気ダクトとを備えており、
    前記排気配管は、接続部材を介して前記換気ダクトと接続されている請求項1に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  3. 前記接続部材には、前記排気配管から前記換気ダクトに流入する空気の量を調整する流量調整部が設けられている請求項2に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  4. 前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、
    前記送風機は、前記換気送風機の動作と連動して、気流の流量が調整されている請求項2又は請求項3に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  5. 前記換気ダクト内部に、前記換気ダクトを流れる空気の流量を測定する測定部が備えられており、
    前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、
    前記送風機は、前記流量測定部で測定された流量に基づいて気流の流量が調整される請求項2又は請求項3に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  6. 前記空気調和機は、前記第1熱交換器に送られる気流を発生させる送風機が設けられており、
    前記換気送風機は、前記送風機の動作と連動して、動作開始及び停止が行われる請求項2又は請求項3に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  7. 前記流し台の上方に位置する吊戸棚を備えており、
    前記収納部が前記吊戸棚に設けられている請求項1から請求項6のいずれかに記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  8. 前記吊戸棚と前記流し台とを連結する連結部を有しており、
    前記ドレン配管が前記連結部に隠される請求項7に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  9. 前記換気部と前記吊戸棚とが直接連接されており、
    前記排気配管が前記吊戸棚の内部で前記換気部と接続される請求項7又は請求項8に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  10. 前記吹出口は、前記吊戸棚の下面に備えられており、
    前記吹出口は、前記吊戸棚の奥行き方向の中心よりも手前側に設けられている請求項7から請求項9のいずれかに記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  11. 前記吊戸棚の下面には、前記空気調和機に空気を吸い込む吸込口が備えられており、
    前記吸込口は、前記吊戸棚の奥行き方向において、前記吹出口よりも奥に設けられている請求項10に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  12. 前記吹出口は、前記吊戸棚の下面に備えられており、
    前記吹出口は、前記吊戸棚の奥行き方向に延びる請求項7から請求項9のいずれかに記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  13. 前記吊戸棚の下面には、前記空気調和機に空気を吸い込む吸込口が備えられており、
    前記吸込口は、前記吹出口よりも前記換気部から離れた位置に設けられている請求項12に記載の空気調和機付きシステムキッチン。
  14. 前記加熱調理機が炎を用いる構成であり、
    前記炎を検知する炎検知機が設けられ、
    前記吹出口が吹き出す空気の方向を変更することが可能であり、
    前記吹出口が、前記炎検知機で炎を検知しているときに、前記炎とは異なる方向に空気を吹き出す請求項10から請求項13のいずれかに記載の空気調和機付きシステムキッチン。
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