JP5606795B2 - レンジフードの空気浄化ユニット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンジフードの空気浄化ユニット装置に係り、特に、既設の屋外排気方式のレンジフードを、室内循環方式などに切り替え変更するための空気浄化ユニット装置に関する。
近年では、調理中に二酸化炭素や一酸化炭素などの有害物質を含む燃焼ガスが発生するガスコンロに代わり、燃焼ガスを発生させずに加熱調理することができる電気コンロ、或いは電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)が普及し、オール電化キッチンを採用する家庭が多くなってきている。
燃焼ガスを発生しない電磁誘導加熱調理器を使用しての調理では、発生する汚染空気中に二酸化炭素や一酸化炭素などの有害物質が含まれていないために、汚染空気を清浄化することができるのであれば、室内に循環(還流)させることができる。
そして、汚染空気を清浄化させて室内に戻す室内循環方式を採用することで、例えば、室内空気圧の変化、室内環境の汚染、そして暖房熱などの室内空調エネルギーのロスなどを引き起こすなどの問題を解消することができる。
すなわち、従来の屋外排気方式のレンジフードでは、エアコンなどの暖房器具によって温められた室内空気が、汚染空気とともに屋外に排気されてしまうために、室内温度が低下し、室内空調エネルギーの熱ロスを招く大きな原因になっていた。
一方、室内循環方式のレンジフードでは、屋外排気をしないために、暖められた室内空気を屋外に逃がすことなく、居住空間などの熱効率を高めることができる効果が得られるなどの省エネ対策に有効なものとなっている。
ちなみに、室内循環式のレンジフードとしては、本出願人が先に提案している特許文献1などを挙げることができる。
特許文献1において提案されている室内循環方式のレンジフードは、送風機の排気吐出口に一端側が接続され、他端側が前面カバーを介して室内(キッチン)に開口望む空気路を備え、この空気路に、脱臭手段、除湿手段、グリス除去手段などを備えた構成を採用し、調理中に調理鍋や電磁誘導加熱調理器などから発生する汚染空気をフード部にて吸込み捕集するとともに、空気路の各手段を通すことで、汚染空気中に含まれている汚染物質、例えば、油脂分(油煙)、臭気(調理臭)、煙(焼き物の煙など)、湿気(水蒸気)などを汚染空気から分離除去して清浄化したクリーンな空気として室内に戻すようにしている。
特開2005−69535号公報
ところで、室内循環方式のレンジフードは、省エネ対策の一環として関心が高まってきてはいるものの、一般の家庭などが現在使用している既設(屋外排気方式)のレンジフードを特許文献1などで提案されている室内循環方式に変更(交換)する場合には、レンジフードそのものを新規のものに交換しなければならず、購入費用と新たな設置費用などが大きな負担となる。ましてや、現在使用している既設のレンジフードは換気機能が低下しているなど、製品としての耐用年数を迎えているわけでもないなどから、なかなか交換までは踏み込めないでいるのが現状である。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、既に使用されている既設(屋外排気方式)のレンジフードを利用して、室内循環方式あるいは室内循環方式と屋外排気方式との双方を兼ね備えた屋内外循環排気方式に低コストにて変更することを可能とする空気清浄ユニット装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、既設のレンジフードの空気吐出口直接または循環ダクトを介して接続される空気流入口と、屋内に直接または循環ダクトを介して開口臨む空気流出口と、を有するユニットケースを備え、前記ユニットケースの内部には、前記空気流入口側と前記空気流出口側とを仕切るように、排気流中に含まれている汚染物質を除去する空気浄化部材を内設していることを特徴とする。
ここで、前記ユニットケースは、屋外に排気ダクトを介して開口臨む空気排出口をさらに備え、この空気排出口と前記空気流出口との間に、該空気排出口側と前記空気流出口側への前記空気流入口からの前記排気流の流れを切り替えるまたは/および流量を調整するための方向切替え兼流量調整機構を備えていることが好適なものとなる。
なお、前記空気浄化部材としては、脱臭フィルタ、除煙フィルタ、除湿フィルタなどを挙げることができる。そして、既設のレンジフードに備えられているグリスフィルタである。
また、前記排気ダクトとしては、既設のレンジフードの屋外排気用として使用されていた既設の排気ダクトを利用するのが有効であり、この場合、ユニットケースの空気排口と既設の排気ダクトとを新規の短尺排気ダクトなどにて接続することができる。
また、前記ユニットケースの内部に、前記排気流中に含まれている汚染物質の濃度を検出するセンサを備え、このセンサにより検出された検出値が、予め設定されている値より大きいときまたは大きくなるに連れて、前記方向切替え兼流量調整機構による前記排気流の前記空気流出口側への流れを遮断または少なく、前記空気排出口から屋外排気側への流れを全開通または多くなるように構成されていることが好適なものとなる。
なお、前記センサとしては、臭気センサ、煙センサ、湿度センサなどを挙げることができる。
このような構成によれば、ユニットケースの空気流入口を、例えば、既設のレンジフードの送風機の空気吐出口に直結し、ユニットケースの空気流出口を既設レンジフードの幕板などから室内(キッチン)に開口臨ませる。または、ユニットケースをキッチン天井裏に設置し、循環ダクトを介してユニットケースの空気流入口を送風機の空気吐出口に配管接続するとともに、ユニットケースの空気流出口をキッチン天井から直接室内に開口臨ませるか、或いは、循環ダクトを介してキッチン天井から室内に開口臨ませる空気浄化ユニット装置の設置を行うことで、既設(屋外排気方式)のレンジフードを、室内循環方式のレンジフードに変更することができる。
また、ユニットケースに備えられている空気排出口を、排気ダクトを介して屋外に開口臨ませることで、前記の室内循環機能に加えて、既設の屋外排気機能を併用させることができる。
つまり、ユニットケースに内設されている空気浄化部材による排気流中の汚染物質を、使用者に不快感を与えないレベルまで除去するには物理的に困難な場合、例えば、臭気濃度が異常に高い(臭気物量が異常に多い)ために、空気浄化部材の一つである脱臭フィルタの脱臭能力を超えて臭気を物理的に捕らえきれない場合などには、方向切替え兼流量調整機構によって、空気流入口からの排気流の流れ方向を空気流出口(室内循環)側から空気排出口(屋外排気)側に切り替えることで、使用者に不快感に与える濃度の臭気を含む空気を室内に戻すことなく、排気ダクトを通して屋外に排気することができる。
また、前記のように、臭気濃度が異常に高いなどの場合、それを検出する臭気センサをユニットケース内の所要箇所に配置しておく。つまり、臭気センサにより検出された検出値(臭気濃度値)が、予め設定されている値より大きい、または、大きくなってきたときに、方向切替え兼流量調整機構を臭気センサからの検出信号により電気的に切替え動作させる構成とすることで、室内循環から屋外排気、そして、屋外排気から室内循環へと自動的に切替えることが可能となる。
また、この場合、方向切替え兼流量調整機構によって、室内循環側へ流れる排気流の流量を少なく、屋外排気側に流れる排気流の流量を多くなるように流量の調整を自動的に行うことで、室内循環を継続させることができる。つまり、使用者に不快感を与えないレベルまで臭気濃度を脱臭フィルタにより脱臭(除去)することができる流量の排気流を室内循環側に流しながら室内循環を屋外排気と併用して継続させることができる。
本発明の空気浄化ユニット装置によれば、屋外排気方式の既設レンジフードを利用して、室内循環方式あるいは室内循環と屋外排気との双方機能を兼ね備えた屋内外循環兼排気方式に変更することができる。
これにより、屋外排気方式の既設レンジフードを室内循環方式に変更する場合、新規レンジフードを購入することなく、切替え変更が可能となることから、既設の屋外排気方式から室内循環方式などへの切替え変更を低コストにて提供することができる。
また、ユニットケースに屋外排気用の空気排口を備え、排気ダクトを介して屋外に開口臨ませる構成を採用することで、例えば、排気流中に含まれている臭気濃度が異常に高いために、物理的に脱臭フィルタでは臭気濃度を使用者に不快感を与えないレベルまで脱臭する(下げる)ことができない場合などには、室内に戻すことなく、排気ダクトを介して屋外へ排気する切り替えが可能となる。
また、ユニットケース内の所要箇所に、例えば、臭気センサを配置して、排気流中の臭気濃度を臭気センサにより検出し、検出された検出値(臭気濃度値)が、予め設定されている値より大きい、または、大きくなってきたときに、方向切替え兼流量調整機構による排気流の流れを室内循環側から屋外排気側に完全に切り替え、または、脱臭フィルタによって臭気濃度を使用者に不快感を与えないレベルまで脱臭(除去)できる流量にて室内循環側への排気流の流れの調整を、臭気センサから出力される検出信号によって自動的に行うことができる。
既設レンジフードに対する第1の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置の適用させた設置例を示す概略側面図である。 同空気浄化ユニット装置を示す縦断側面図である。 既設レンジフードに対する同空気浄化ユニット装置を適用させた他の設置例を示す概略側面図である。 既設レンジフードに対する第2の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置の適用させた設置例を示す概略側面図である。 同空気浄化ユニット装置を示す縦断側面図である。 シャッター開閉動作装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 シャッター開閉動作装置によるユニット装置における排気流の室内循環側と屋外排気側への分配流動の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、既設レンジフードに対する第1の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置を適用させた設置例を示す概略側面図である。
この実施形態では、図1に示すように、キッチンの天井裏に空気浄化ユニット装置Aを設置し、キッチン壁K1に設置されている既設のレンジフードBに吸込み捕集される排気流Gを、空気浄化ユニット装置Aの後記する空気浄化部材2を通して清浄化させたのちに、キッチン天井K2に設置される室内吹出し口6からクリーンな空気gとして室内(キッチン)に戻す室内循環方式としている。
ここで、既設のレンジフードBとして、図1に示すように、薄型のフード部B1の上に送風機B2を設置している薄型タイプを一例として挙げているが、深型タイプのレンジフードでもよく、レンジフードの形態は特に限定されるものではない。
既設のレンジフードBは、周知のように、送風機B2の吸引力によって調理中に発生する排気流Gを吸い込み捕集するフード部B1の図示省略の捕獲空間に備えられているグリスフィルタによって排気流G中の油脂分を捕獲回収する構成となっている。
≪第1の実施形態に係る空気浄化ユニット装置の構成≫
図2は、第1の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置を示す縦断側面図である。
空気浄化ユニット装置(以後、単に「ユニット装置」と称する)Aは、ユニットケース1を備え、このユニットケース1の内部に空気浄化部材2を内設させた構成として、排気流G中に含まれている臭気、煙、湿気などの汚染物質を除去するようになっている。
ユニットケース1は、適宜の容積を有する平面視で略矩形形状に形成されている。
そして、このユニットケース1は、図1および図2に示すように、レンジフードBの送風機B2の空気吐出口3に上流側の循環ダクト4を介して接続される空気流入口5を短辺一側に備え、短辺他側にキッチン天井K2の室内吹出し口6に下流側の循環ダクト7を介して接続される空気流出口8を備えている。
また、ユニットケース1は、図2に示すように、空気流入口5側に回転式開閉ダンパー9を備えている。この回転式開閉ダンパー9は、図示省略のモータなどからの動力によって空気流入口5を開口・閉鎖するようになっている。
また、具体的な内容について図示を省略しているが、空気流入口5の開口(開閉度)を適宜調整可変し得るように回転式開閉ダンパー9を構成することができる。例えば、図示省略の開閉度制御部(モータ制御回路)によるステッピングモータへの動作制御信号によって空気流入口5の開閉度を適宜調整可変し得るようにすることができる。
これにより、レンジフードBのフード部(捕獲空間)B2に吸込み捕集される排気流Gのユニットケース1内への流量を適宜可変することが可能となる。
なお、回転式開閉ダンパー9を、送風機B2の空気吐出口3に備えることができる。
≪空気浄化部材の構成≫
空気浄化部材2は、調理中に電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)C1や調理鍋C2などから発生する排気流G中に含まれている油脂分(油煙)、臭気(調理臭)、煙(焼き物の煙など)、湿気(水蒸気)など汚染物質のうち、レンジフードBのフード部B1(グリスフィルタ)にて分離除去される油脂分を除く、特に、臭気、煙、湿気などを排気流Gから分離除去してクリーンな空気gに清浄化するものである。
この空気浄化部材2としては、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cがあり、本実施形態では、図2に示すように、空気流入口5側(上流側)から空気流出口8側(下流側)に、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cをそれぞれ順次に配置してユニットケース1の内部に内設している。
ちなみに、脱臭フィルタ2aは、臭気成分を吸着作用によって排気流Gから分離除去する活性炭などの多孔質材料からなる吸着フィルタであり、除煙フィルタ2bは、濾材密度が高密度のエアフィルタであり、除湿フィルタ2cは、吸熱で排気流Gから水分を分離除去する吸熱フィルタである。
なお、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cのユニットケース1の内部への内設配置は、前記した配置例に限定されるものではない。例えば、上流側から除煙フィルタ2b、脱臭フィルタ2a、除湿フィルタ2cの配置順でもよい。
また、ユニットケース1内を通過して室内に戻される空気中に湿気が含まれていても使用者に不快感を与えるおそれがないキッチン環境などの場合は、除湿フィルタ2cを内設せずに、脱臭フィルタ2aと除煙フィルタ2bのみをユニットケース1の内部に内設させた構成とすることができる。
さらに、グリスフィルタをユニットケース1の内部に増設した構成としてもよい。この場合、レンジフードBに備えられている既設のグリスフィルタをそのまま使用して併用するも、取り外すも任意である。
[設置例の説明]
つぎに、以上のように構成されている第1の実施形態に係るユニット装置Aを用いて既設(屋外排気方式)のレンジフードBを、室内循環方式に切り替え変更するための設置例(施工例)について簡単に説明する。
まず、図示省略の既設排気ダクト(屋外排気用)を、既設のレンジフードBの送風機B2の空気吐出口3から取り外し、撤去する。このとき、送風機B2などを目隠すようにフード部B1からキッチン天井K2に至る高さにて取り付けられている幕板B3を取り外す。
既設排気ダクトを撤去することで、キッチン天井K2に開口するダクト貫通孔10は、室内から天井裏への下流側循環ダクト4の配管用としてそのまま利用する。
そして、清浄化した空気gを室内(キッチン)に吹出し戻すための室内吹出し口6のキッチン天井K2への開口位置を決める。このとき、ダクト貫通孔10を通して室内から天井裏へと配管導かれてユニットケース1の空気流入口5側に接続される上流側の循環ダクト4、そして、ユニットケース1の空気流出口8と室内吹出し口6とを連絡するように配管される下流側の循環ダクト7が、蛇行を少なく略直線的な配管形態となるように、室内吹出し口6の開口位置を設定することが好ましい。
このようにして、室内吹出し口6の開口位置を設定したのち、両循環ダクト4,7の配管ライン上における所要位置にユニット装置Aを設置する。このとき、ユニットケース1の空気流入口5をダクト貫通孔10側に、空気流出口8を室内吹出し口6側に向けて天井裏に設置する。
そして、レンジフードBの送風機2の空気吐出口3に一端側を接続する流側の循環ダクト4をダクト貫通孔10から天井裏に配管導いてその他端側をユニットケース1の空気流入口5に接続する。
つぎに、キッチン天井K2に室内吹出し口6を開口設置し、この室内吹出し口6に流側の循環ダクト7の一端側を接続するとともに、その他端側をユニットケース1の空気流出口8に接続する。そして最後に、取り外しておいた幕板B3をフード部B1上からキッチン天井K2に至るように取り付けることで、既設(屋外排気方式)のレンジフードBを、室内循環方式に切り替え変更するユニット装置Aの設置作業が終了となる(図1参照)。
なお、前記した設置の作業手順は、一例であって、特定されるものではない。
また、図1に示すように、ユニット装置Aが設置されたキッチン天井K2に点検口11を新設して、ユニットケース1内の脱臭フィルタ2aなどの空気浄化部材2を定期的に取り出して洗うときや新規のものと交換するときに、点検口11を開いてそれらの作業を簡便に行うことができるようにしている。すなわち、脱臭フィルタ2aなどの空気浄化部材2が内設されているユニットケース1の底部の一部または底部全面がネジ止めなどによって開閉可能に形成されている。
このようにして、室内循環方式に切替え変更されたレンジフードBによれば、調理中に発生する油脂分、臭気、湿気、煙が含まれている排気流Gは、レンジフードBのフード部B1(捕獲空間)に吸い込み捕集された直後の図示省略のグリスフィルタの通過により油脂分が分離除去され、そして下流側に循環ダクト4を介して連通設置されたユニット装置Aの脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cを順次に通過することで臭気、煙、湿気が分離除去されて清浄化されたクリーンな空気gとしてキッチン天井K2の室内吹出し口6から室内(キッチン)に戻される。
[他の設置例の説明]
図3は、既設レンジフードに対する第1の実施形態に係る空気浄化ユニット装置を適用させた他の設置例を示す概略側面図である。
この設置例は、図3に示すように、天井裏から室外におけるキッチン壁K1の裏側に沿わせて循環ダクト4,7をそれぞれ配管する形態として、キッチン壁K1の裏側にユニット装置Aを設置するとともに、室内吹出し口6をキャビネットCの下部前面に開口設置することで、清浄化された空気gがキャビネットCの下部前面(足元)から室内に吹出し戻される室内循環方式に切り替え変更した例である。
≪第2の実施形態に係る空気浄化ユニット装置の構成≫
図4は、既設レンジフードに対する第2の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置を適用させた設置例を示す概略側面図である。
この実施形態では、図4に示すように、既設レンジフードBの送風機B2の上部にユニット装置A−1を直接設置して、ユニット装置A−1の空気浄化部材2を通して清浄化されたクリーンな空気gを、キッチン天井K2の近傍において室内に向けて開口臨ませた室内吹出し口12から室内(キッチン)に戻す室内循環方式としている。
また、室内循環方式に加えて、ユニット装置A−1内に流れ込んでくる排気流Gを、空気浄化部材2を通すことなく、全部または一部を屋外に排気する屋外排気方式を並行して行うことを可能としている。
図5は、第2の実施形態に係る本発明の空気浄化ユニット装置を示す縦断側面図である。
ユニット装置A−1は、前記の実施形態詳述と同様に、ユニットケース1−1を備え、このユニットケース1−1の内部に空気浄化部材2を内設させた構成として、排気流G中に含まれている臭気、煙、湿気などの汚染物質を除去するようにしている。
なお、空気浄化部材2は、前記第1の実施形態詳述のもと基本的に同じことから同じ符合を付することで、その詳細説明を省略する。
ユニットケース1−1は、既設レンジフードBの送風機B2とキッチン天井K2との間に収まる程度で適宜の容積を有する平面視で略矩形形状に形成されている。
そして、このユニットケース1−1は、図4および図5に示すように、既設レンジフードBの送風機B2の空気吐出口3に略直結状態にて接続される空気流入口5−1を短辺一側寄りの長辺一側に備え、短辺他側には室内に直接開口臨ませる室内吹出し口12となる空気流出口8−1を備えている。
また、ユニットケース1−1は、空気流入口5−1と対向する長辺他側に空気排気口13をさらに備えているとともに、この空気排出口13と空気流出口8−1との間に、該空気排出口13側と空気流出口8−1側への空気流入口5−1からの排気流Gの流れを切り替えるまたは/および流量を調整するための方向切替え兼流量調整機構14を備えている。
方向切替え兼流量調整機構14は、空気流入口5−1からユニットケース1−1内に流れ込んでくる排気流Gの流れを、室内循環側から屋外排気側へと、または、屋外排気側から室内循環側へと切り替える役目と、室内循環側に流れる排気流Gの流量と屋外排気側に流れる排気流Gの流量を分配調整する役目をなす。
この方向切替え兼流量調整機構14は、図5に示すように、ユニットケース1−1の内部を、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cが内設されるフィルタ内設側(室内循環側)と、空気流入口5−1と空気排出口13とが対向状に開口されている開口側とに仕切るように配設されるスライド式シャッター15と、空気排出口13を開閉するように空気排出口に直接配設される回転式シャッター16を備えている。
スライド式シャッター15は、例えば、図示省略のラックと、ステッピングモータの出力軸に軸着されるピニオンによって開閉方向にスライド動作して、ユニットケース1−1の内部を、フィルタ内設側(室内循環側)と、空気流入口5−1および空気排出口13の開口側とに閉鎖および全開するように構成されている。
一方、回転式シャッター16は、図示省略のステッピングモータによって回転動作して、空気排出口13を閉鎖および全開するように構成されている。
なお、図示を省略しているが、スライド式シャッター15および回転式シャッター16の各ステッピングモータの作動ON/OFFは、例えば、レンジフードBのフード部B1前面の運転操作スイッチ部にそれぞれのモータスイッチを備えて、スライド式シャッター15および回転式シャッター16をそれぞれ開・閉方向に動作させるようにすることができる。
また、本実施形態では、図5に示すように、ユニットケース1−1の空気流入口5−1に、防火対策手段としての回転式の遮断ダンパー17を備えている。この遮断ダンパー17は、図4に示すように、フード部B1の前側などに配設されている温度センサS1などから検知信号が出力されてくることで駆動する図示省略のモータによって空気流入口5−1を閉鎖する。
つまり、フード部B1の近辺に、通常の調理中に発生する熱よりも高熱の排気流Gが加熱調理器などから舞い上がり、その高熱を温度センサS1が検知すると、その検知信号が図示省略のモータ制御部(図示省略)などに出力されて、図5に二点鎖線で示すように、遮断ダンパー17がユニットケース1−1の空気流入口5−1を閉鎖するようになっている。
[設置例の説明]
つぎに、以上のように構成されている第2の実施形態に係るユニット装置A−1を用いて既設(屋外排気方式)のレンジフードBを、室内循環方式と屋外排気方式との双方を兼ね備えた屋内外循環排気方式に切り替え変更するための設置例(施工例)について簡単に説明する。
まず、既設排気ダクト(屋外排気用)を、既設のレンジフードBの送風機B2の空気吐出口3から取り外す。そして、空気吐出口3と取り外した既設排気ダクト18との間に、ユニットケース1−1の設置スペースを確保するように、既設排気ダクト18の余分な長さを切断撤去する。
つぎに、ユニットケース1−1の空気排気口13に対して既設排気ダクト18を接続するとともに、対向する空気流入口5−1を直接または短尺な風路ダクト19を介して既設のレンジフードBの送風機B2の空気吐出口3に接続しながらユニットケース1−1を送風機B2の上に設置する。このとき、ユニットケース1−1は、キッチン壁K1にネジ止めなどによって固定する。
最後に、室内側に向けたユニットケース1−1の空気流出口8−1の開口下辺部とフード部B1との間を塞ぐ高さを有する新規の幕板B3を取り付けることで、既設(屋外排気方式)のレンジフードBを、室内循環方式と既存の屋外排気方式との双方の機能を兼ね備えた屋内外循環排気方式に切り替え変更するユニット装置A−1の設置作業が終了となる(図参照)。
なお、前記した設置の作業手順は、一例であって、特定されるものではない。
また、新規の幕板B3においては、フード部B1からキッチン天井K2に至る高さのものを用い、設置状態においてユニットケース1−1の空気流出口8−1に位置する高さ部分に打抜き加工などによって形成されるスリット状の開口部を設けて、この開口部を室内吹出し口12とすることができる。
このようにして、屋内外循環排気方式に切り替え変更されたレンジフードBによれば、ユニットケース1−1の空気排出口13を回転式シャッター16によって閉鎖し、一方、スライド式シャッター15を全開させておくことで、前記の第1の実施形態詳述のように、レンジフードのBフード部B1(捕獲空間)に吸い込み捕集された直後にグリスフィルタを通過して油脂分が分離除去されて流れ込んでくる排気流Gは、下流側に位置して設置されたユニット装置A−1の脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cを順次に通過することで臭気、煙、湿気が分離除去されて清浄化されたクリーンな空気gとして室内に向けて開口する幕板B3上部の室内吹出し口12から室内(キッチン)に戻される。
そして、ユニット装置A−1の脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cによる排気流G中の汚染物質を、使用者に不快感を与えないレベルまで除去するには物理的に困難な場合、例えば、臭気濃度が異常に高い(臭気物量が異常に多い)ために、脱臭フィルタ2aでは捕らえきれない脱臭フィルタ2aの脱臭能力を超えている場合などには、スライド式シャッター15を閉鎖し、空気排出口13の回転式シャッター16を全開させて室内循環側から屋外排気側へとユニットケース1−1の空気流入口5−1からの排気流Gの流れ方向を空気排出口13(屋外排気)側に切り替える。これにより、使用者に不快感に与える濃度の臭気を含む排気流を室内に戻すことなく、空気排出口13から排気ダクト18を通して屋外に排気することができる。
また、スライド式シャッター15と回転式シャッター16との開閉度を調整する。例えば、空気流入口5−1から空気流出口8−1側に流れる排気流Gの流量を少なく、そして、空気排出口13から排気ダクト18を介して屋外に向けて流れる排気流Gの流量が多くなるように、スライド式シャッター15と回転式シャッター16との開閉度を調整することで、室内に戻される排気流Gの室内循環流量を少なくした状態で屋外排気と並行させることができる。
つまり、空気流入口5−1から室内循環(空気流出口8−1)側へ流れる排気流Gの流量を、脱臭フィルタ2aによる臭気の脱臭能力に見合った分量まで少なくすることで、脱臭フィルタ2aを通過した排気流G中から臭気が十分(使用者に不快感を与えない程度)に分離除去されて清浄化された空気gとして室内(キッチン)に戻すことができる。
[他の実施形態の説明]
また、第2の実施形態では、ユニット装置A−1による排気流Gの流れを、前記したように、室内循環側から屋外排気側へと、または、屋外排気側から室内循環側へと切り替え、さらに室内循環側に流れる排気流Gの流量と屋外排気側に流れる排気流Gの流量の分配調整を自動的に行うことができるように構成している。
すなわち、方向切替え兼流量調整機構14は、シャッター開閉動作装置20をさらに備えて、排気流Gの流れを室内循環側から屋外排気側に完全に切り替え、または、脱臭フィルタ2aによって臭気濃度を使用者に不快感を与えないレベルまで脱臭(除去)できる流量にて室内循環側への排気流Gの流れの調整を自動的に行うことができるようにしている。
図6は、シャッター開閉動作装置の概略構成を示す機能ブロック図である。ここでは、図4および図5を適宜参照しながら説明する。
シャッター開閉動作装置20は、ユニットケース1−1の内部に配置されて排気流G中に含まれている臭気濃度を検出する臭気センサS2と、この臭気センサS2により検出された検出値(以後、「検出濃度値」と称する)Znと、予め設定されている値(以後、「設定濃度値」と称する)Zとを比較するマイクロコンピュータ21内蔵の判定手段22とを備えて構成されている。
臭気センサS2、判定手段22は、レンジフードBの運転中に機能するように設定されている。
また、シャッター開閉動作装置20は、スライド式シャッター15の開閉方向に動作させるステッピングモータを制御する循環モータ動作回路23と、回転式シャッター16を開閉方向に動作させるステッピングモータを制御する排気モータ動作回路24を備えている。
≪臭気センサの構成≫
臭気センサS2は、排気流G中に含まれている各種の臭気成分(例えば、アンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メルプタン、酢酸,アセトアルデヒド、ジメチルスルフィド、アリルメチルスルフィドなど)の成分濃度を検出するものであり、レンジフードBの運転中に、排気流G中の臭気濃度を検出し、その検出された検出濃度値を判定手段22に出力するように構成されている。
この臭気センサS2は、図5に示すように、ユニット装置A−1のユニットケース1−1内における脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cの下流側空間(空気流出口8−1)側に配置され、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cを通過して下流側空間に流れてくる排気流G中の臭気濃度を検出するようになっている。
なお、図示を省略しているが、臭気センサS2は、脱臭フィルタ2aの下流側(図5では、脱臭フィルタ2aと除煙フィルタ2bとの間)に配置し、脱臭フィルタ2aを通過した直後において排気流G中の臭気濃度を検出するようにすることもできる。
≪判定手段の構成≫
判定手段22は、レンジフードBの運転中に、臭気センサS2から出力されてくる検出濃度値Znと設定濃度値Zとを比較し、検出濃度値Znが設定濃度値Zよりも大きい、または、大きくなってきたときに、臭気濃度が脱臭フィルタ2aの脱臭能力を超えていると判定し、循環モータ動作回路23と排気モータ動作回路24に動作信号(作動指令信号)を出力するように構成されている。
[作用説明]
つぎに、シャッター開閉動作装置20をさらに備えて構成されている第2の実施形態に係るユニット装置A−1の動作について簡単に説明する。
図7は、シャッター開閉動作装置によるユニット装置における排気流の室内循環側と屋外排気側への分配流動の動作の一例を示すフローチャートである。
レンジフードBが運転を開始し、調理により発生してフード部B1(捕獲空間)に吸い込み捕集された直後に図示省略のグリスフィルタの通過により油脂分が分離除去されて下流側に連通設置されたユニット装置A−1のユニットケース1−1の空気流入口5−1から流れ込み、脱臭フィルタ2a、除煙フィルタ2b、除湿フィルタ2cを順次に通過してユニットケース1−1の内部下流側に流れてきた排気流G中の臭気濃度が臭気センサS2によって検出され(ステップ30)、検出された検出濃度値Znは、マイクロコンピュータ21の判定手段22へと出力される。
判定手段22に検出濃度値Znが入力されると、判定手段22による検出濃度値Znと設定濃度値Zとを比較する判定が実行される(ステップ31)。判定手段22によって、検出濃度値Znが設定濃度値Zよりも大きい、または、大きくなってきたと判定(NOと判定)されると、マイクロコンピュータ21から循環モータ動作回路23と排気モータ動作回路24に作動指令信号が出力される。
マイクロコンピュータ21から循環モータ動作回路23と排気モータ動作回路24に作動指令信号が入力されると、循環モータ動作回路23からの制御信号によりスライド式シャッター15のステッピングモータが、シャッター15を閉じる方向に動作を開始するとともに、排気モータ動作回路24からの制御信号により回転式シャッター16のステッピングモータが、シャッター16をさらに開く方向に動作を開始する(ステップ32)。このときの両ステッピングモータは小刻みに回転動作する。
両ステッピングモータの回転動作によって、スライド式シャッター15が閉じ方向に、回転式シャッター16が開く方向に動作することを完了すると、ステップ30に戻り、臭気センサS2による排気流G中の臭気濃度の検出が行われ、ステップ31により判定されることが繰り返される。
そして、ステップ31により検出濃度値Znが設定濃度値Zと同じか、それよりも小さいと判定(YESと判定)されると、シャッター開閉動作装置20によるスライド式シャッター15と回転式シャッター16の開閉度調整が終了する。
このように、シャッター開閉動作装置20を備えて構成されている第2の実施形態に係るユニット装置A−1によれば、臭気センサS2による排気流G中の臭気濃度の検出によるスライド式シャッター15と回転式シャッター16との開閉度の調整により、空気流入口5−1から室内循環(空気流出口8−1)側に流れる排気流Gの流量と空気排出口13から屋外排気側に流れる排気流Gの流量との分配調整を自動的に行うことができる。
つまり、空気流入口5−1から室内循環(室内吹出し口)側へ流れる排気流Gの流量を、脱臭フィルタ2aによる脱臭能力に見合った分量とし、脱臭フィルタ2aの脱臭能力を超える分量の排気流Gは屋外へと排気するための排気流Gの分配調整が自動的に行われる。
これにより、脱臭フィルタ2aによる脱臭能力に見合った分量の排気流Gを室内循環側に流し、脱臭フィルタ2aの通過により臭気が十分に分離除去されて使用者に不快感を与えない程度まで清浄化されたクリーンな空気gとして室内吹出し口12から室内(キッチン)に戻すことを自動にて行うことができる。
なお、前記の各実施形態では、スライド式シャッター15、回転式シャッター16の動力駆動源として、ステッピングモータを使用した例で説明したが、ACサーボモータやDCサーボモータなどの各種のサーボモータを選択することができる。
また、ステッピングモータやサーボモータを用い、これら各モータを制御する制御部(マイクロコンピュータ)は正転信号および逆転信号を出力可能として、目標値となる設定濃度値Zを制御部に与え、臭気センサS2による検出濃度値Znをフィードバックするフィードバック制御系によって、空気流入口5−1からの排気流Gの空気流出口8−1(室内循環)側と空気排出口13(屋外排気)側への流量の分配調整を行うようにすることができる。


A 空気浄化ユニット装置
1,1−1 ユニットケース
2 空気浄化部材
2a 脱臭フィルタ
2b 除煙フィルタ
2c 除湿フィルタ
3 空気吐出口
4,7 循環ダクト
5,5−1 空気流入口
6,12 室内吹出し口
8,8−1 空気流出口
13 空気排出口
14 方向切替え兼流量調整機構
18 排気ダクト
S2 臭気センサ(センサ)
B レンジフード
G 排気流

Claims (3)

  1. 既設のレンジフードの空気吐出口直接またはダクトを介して接続される空気流入口と、屋内に直接またはダクトを介して開口臨ませる空気流出口と、を有するユニットケースを備え、
    前記ユニットケースの内部には、前記空気流入口側と前記空気流出口側とを仕切るように、排気流中に含まれている汚染物質を除去する空気浄化部材を内設していることを特徴とするレンジフードの空気浄化ユニット装置。
  2. 前記ユニットケースは、屋外に排気ダクトを介して開口臨ませる空気排出口をさらに備え、
    この空気排出口側と前記空気流出口側への前記空気流入口からの前記排気流の流れを切り替えるまたは/および流量を調整するための方向切替え兼流量調整機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレンジフードの空気浄化ユニット装置。
  3. 前記ユニットケースの内部に、前記排気流中に含まれている汚染物質の濃度を検出するためのセンサを備え、このセンサにより検出された検出値が、予め設定されている値より大きいときまたは大きくなるに連れて、前記方向切替え兼流量調整機構による前記排気流の前記空気流出口側への流れを遮断または少なく、前記空気排出口から屋外排気側への流れを全開通または多くなるように構成していることを特徴とする請求項2に記載のレンジフードの空気浄化ユニット装置。
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