JP2017061857A - 排水配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災時にその管路を閉塞し、火炎、煙等が流通しないようにする。【解決手段】排水配管継手は、非耐火性材料で形成され、建築物に施工された際に、床スラブ2の貫通孔7に配される管本体11、床スラブの上方に突出し上階からの排水を流入させる排水立管5を接続する上立管接続部6a、床スラブの下方に突出し下階に排水を流下させる排水立管5に接続する下立管接続部6b、および床スラブの上方で排水横枝管と接続される横枝管接続部12を備え、建築物に施工された際に管本体における床スラブの貫通孔に対応する位置に熱膨張性耐火材9が埋設されている。【選択図】図4

Description

本発明は、建築物の床スラブを貫通して設けられる排水配管継手に関する。
従来、建築物における排水配管構造として、樹脂製の排水集合管を排水配管継手として使用し、樹脂製の排水管等を接続したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−272118号公報
例えば、上記のような樹脂製排水配管継手を建築物の床スラブの貫通部に設けて配管をした場合に、火災時に樹脂製排水管、樹脂製排水配管継手が燃焼すると、床スラブよりも下の階の火炎、煙、ガス等が樹脂製排水配管継手を通じて上の階に流出し、延焼を招くおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、熱膨張性耐火材を備えることで、火災時にその管路を閉塞し、火炎、煙等の流通を遮断できるようにした排水配管継手を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る排水配管継手は、非耐火性材料で形成され、建築物に施工された際に、床スラブの貫通孔に配される管本体、前記床スラブの上方に突出し上階からの排水を流入させる排水立管を接続する上立管接続部、前記床スラブの下方に突出し下階に排水を流下させる排水立管に接続する下立管接続部、および前記床スラブの上方で排水横枝管と接続される横枝管接続部を備え、前記横枝管接続と前記下立管接続部との間であって、建築物に施工された際に前記床スラブより下方位置となる前記管本体の内面には旋回羽根が形成され、建築物に施工された際に前記管本体における前記床スラブの貫通孔内に位置することになる部分に熱膨張性耐火材が埋設される。
好ましくは、前記熱膨張性耐火材が、建築物に施工された際に前記管本体における前記床スラブの貫通孔内に位置する上下幅にわたって埋設される。さらに好ましくは、前記熱膨張性耐火材が前記管本体の全周にわたって埋設される。
本発明によれば、熱膨張性耐火材を設けることで、火災時にその管路を閉塞し、火炎、煙等の流通を遮断できる。
排水配管構造の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1の形態において、排水配管構造1は、建築物における床スラブ2を上下に貫通する貫通部3に設けられる非耐火性の樹脂製排水配管継手4と、この樹脂製排水配管継手4に接続される樹脂製の排水立管5とを有している。ここで、「非耐火性」とは、建築物内で火災が生じたときに、これによる熱によって変形、溶融または燃焼可能な性質をいい、例えば樹脂製のものが該当する。
前記樹脂製排水配管継手4、排水立管5は、例えば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブデン、ポリプロピレンあるいはナイロン等によって成形されている。なお、排水立管5には、例えばいわゆる耐火2層管を用いてもよい。
樹脂製排水配管継手4は直管状に構成されており、その上下各端部には、排水立管5を接続するための立管接続部6(上立管接続部6a、下立管接続部6b)が設けられている。この樹脂製排水配管継手4は、床スラブ2に形成された貫通孔7に挿通されており、その上部が床スラブ2の上面2aから上方に突出され、上立管接続部6aに上側の排水立管5が接続されている。また、この樹脂製排水配管継手4の下部は、床スラブ2の下面2bから下方に突出され、下立管接続部6bに下側の排水立管5が接続されている。
樹脂製排水配管継手4の中途部は、床スラブ2の貫通孔7に挿通された状態で、貫通孔7をモルタル8等によって埋め戻すことによって貫通部3に固定されている。
樹脂製排水配管継手4の中途部外周面には、熱膨張性耐火材9が設けられている。この熱膨張性耐火材9は、例えば、ブチルゴムを主成分とする樹脂分、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、含水無機物及び金属炭酸塩を含有する樹脂組成物、または、エポキシ樹脂、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛および無機充填剤を含有する樹脂組成物等から形成される。この熱膨張性耐火材9には、例えば積水化学工業株式会社製の商品名「フィブロック」(反応温度200℃で5〜40倍に膨張)が使用される。また、この他に、因幡電機産業株式会社製の商品名「熱膨張性耐熱シール材IP」(120℃から膨張を開始し、体積が4倍以上に膨張する)や、ニチアス株式会社製の商品名「パーモフレックス(熱膨張性シート)」(850℃、30分加熱後に発泡して4倍以上に膨張する)や、株式会社古河テクノマテリアル製の商品名「ヒートメル」(膨張開始温度120℃、顕著な膨張温度260℃、4〜8倍に膨張する)等を熱膨張耐火材9として使用できる。なお、熱膨張性耐火材9は、上記したものに限らず、他の種々のものを使用できる。
このように、熱膨張性耐火材9は、反応温度、膨張率の異なる多種多様のものを使用でき、したがって建築物内の施工場所に応じて要求される反応温度、管径等の諸条件を満たす最適なものを選択して使用できる。
この熱膨張性耐火材9は、シート状に形成されており、樹脂製排水配管継手4の中途部の外周面に巻き付けられている。
この形態では、熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4が貫通部3に埋設された部分全てに巻き付けられており、したがって、熱膨張性耐火材9の上下方向の幅はスラブ厚とほぼ同じになっている。
この熱膨張性耐火材9は、図1に示すように、樹脂製排水配管継手4の外周面と、床スラブ2の貫通孔7に充填されたモルタル8との間に介在しており、火災時に樹脂製排水配管継手4または排水立管5が燃焼した場合に、その熱によって樹脂製排水配管継手4の径方向内方に膨張し、樹脂製排水配管継手4を外側から押しつぶして排水管路を閉塞するようになっている。これによって、排水配管構造1は、火災時に火炎、煙等が流通しないように管路を遮断できるようになっている。
図2の他の形態では、樹脂製排水配管継手4の外周面に設けられた熱膨張性耐火材9の位置または幅が上記した形態と異なる。
上記した排水配管構造では、熱膨張性耐火材9は、スラブ厚とほぼ同じ幅で樹脂製排水配管継手4に設けられていたが、この形態では、樹脂製排水配管継手4の外周面に設けられた熱膨張性耐火材9は、その上下方向の幅がスラブ厚よりも小さくなっている。そして、この熱膨張性耐火材9は、床スラブ2の貫通部3の下側、すなわち床スラブ2の下面2b寄りに位置するように、樹脂製排水配管継手4の下部寄りに設けられている。
このように、熱膨張性耐火材9を床スラブ2の貫通部3の下側に配置することによって、階下の火災によって樹脂製排水配管継手4や下側の排水立管5が溶融しまたは燃焼したときに、その熱に熱膨張性耐火材9が迅速に反応して膨張し、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
排水配管構造1のその他の構成および材質は前述した排水配管構造の形態と同様であり、共通する部分には共通符号を付して説明を省略する(以下、他の形態において同じ)。
図3に示される他の排水配管構造の形態では、樹脂製排水配管継手4として排水集合管を用いており、この点が前述した2つの形態と異なる。
樹脂製排水配管継手4(排水集合管)は、管本体11を備えており、この管本体11の上下各端部には、排水立管5(図例では立主管)が接続される立管接続部6(上立管接続部6a、下立管接続部6b)が形成されている。また、この管本体11の中途部には、排水横枝管12が接続される横枝管接続部13が形成されている。
本形態に係る排水配管構造1は、樹脂製排水配管継手4の各立管接続部6a、6bに樹脂製等の排水立管5(排水管)が接続され、横枝管接続部13に樹脂製等の排水横枝管12(排水管)が接続されることによって構成されている。
樹脂製排水配管継手4は、その中途部が最初に説明した形態と同様に、床スラブ2の貫通部3に固定されており、上立管接続部6a、および横枝管接続部13が床スラブ2の上面2aから上方に突出(または露出)して配置されている。一方、樹脂製排水配管継手4の下部は、床スラブ2の下面2bから下方に突出されている。
管本体11の中途部内面には、排水管路を流れる排水を管路内面に沿った旋回流にするための旋回羽根14が設けられている。この旋回羽根14は、前記横枝管接続部13よりも下方位置に形成されている。
横枝管接続部13と旋回羽根14の間の管本体11の中途部外周面には、図1における排水配管構造の形態と同様な熱膨張性耐火材9が設けられている。横枝管接続部13と旋回羽根14の間の中間部分は、円筒状とされており、横枝管接続部13や旋回羽根14が設けられた部分と比べて形状が単純になっている。
したがって、この中間部分は、その強度が比較的低くなっており、この中間部分に熱膨張性耐火材9を設けることによって、火災時にこの熱膨張性耐火材9が膨張して管路を閉塞する場合に、この中間部分を容易に押しつぶすことができ、横枝管接続部13や旋回羽根14が邪魔になることがなく、排水管路を確実かつ迅速に閉塞できるようになっている。
図4の形態では、図3に示される形態と同様に樹脂製排水配管継手4に排水集合管を用いているが、この排水集合管の壁部内に熱膨張性耐火材9が埋設されている点が図3における形態と異なる。
この形態では、熱膨張性耐火材9は筒状に形成されており、樹脂製排水配管継手4の全周にわたって埋設されている。また、この熱膨張性耐火材9は、床スラブ2の貫通部3に対応して埋設されており、この熱膨張性耐火材9の上下の幅は、スラブ厚とほぼ同じにな
っている。
このように、熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4の壁部内に埋設することで、火災時に樹脂製排水配管継手4が燃焼等した熱によって熱膨張性耐火材9が膨張し、管本体11を押しつぶして内方に変形させながらその管路を閉塞できるようになっている。
なお、この熱膨張性耐火材9の上下方向の幅を樹脂製排水配管継手4の長手方向の幅よりも小さくし、樹脂製排水配管継手4内に部分的に埋設するようにしてもよく、この場合には、複数の熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4内に埋設することも可能である。
熱膨張性耐火材9を管本体11の任意の位置に埋設できるが、管本体11に旋回羽根14が形成されている場合には、この旋回羽根14と横枝管接続部13の間の管本体の中間部分に埋設するのが望ましい。また、熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4の内面側に露出するように設けてもよい。
図5に示される形態では、床スラブ2の貫通部3に設けられた樹脂製排水配管継手4(排水集合管)の下部が床スラブ2の下面2bから下方に突出しており、熱膨張性耐火材9は、耐火性の保持部材16を介してこの樹脂製排水配管継手4の下部の外周面に設けられており、この点が他の形態と異なる。
ここで、「耐火性」とは、火災現場等において、所定条件下に所定時間曝されても(例えば210℃で2時間)、焼損乃至溶損しないことをいい、例えば、金属、セラミック等の材質のものが該当する。
保持部材16は、断面コ字状の環状(リング状)に形成されており、その内面側に環状の熱膨張性耐火材9が設けられている。
保持部材は、図5に示すように、床スラブ2の下面2bに密着して固定されており、床スラブ2の貫通部3に近接して設けられている。したがって、熱膨張性耐火材9は、火災時に床スラブ2の下面2b近傍位置で膨張して、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
また、熱膨張性耐火材9は、その外周を前記保持部材16に覆われており、このため、火災時の熱によって膨張する際に、管本体11の径方向外方には膨張せず、径方向内方のみに膨張するようになっている。これによって、熱膨張性耐火材9は迅速かつ確実に排水管路を閉塞することができる。
図6に示される形態では、耐火性の保持部材16の構造が図5に示される形態と異なる。
すなわち、本形態における保持部材16は、保持部材16を床スラブ2に固定する固定部17と、熱膨張性耐火材9を保持する保持部18を有している。
固定部17はアンカーボルトにより構成されており、その一端部が床スラブ2の下面2a側に固定されている。
保持部18は一対の長尺状の金属製板材によって構成され、この一対の板材の中途部には、円弧上の湾曲部19が形成されている。この湾曲部19の内面には、シート状の熱膨張性耐火材9がこの湾曲部19の湾曲形状に沿って固着されている。
この一対の板材は互いに対向した状態で、樹脂製排水配管継手4の下部に取り付けられている。このとき、一対の板材の湾曲部19同士でこの樹脂製排水配管継手4の下部を挟んだ状態になっている。この状態では、熱膨張性耐火材9は、前記板材と樹脂製排水配管継手4の下部の外周面との間に位置している。
前記板材の端部は、固定部17であるアンカーボルトに、ナット20を介して固定されている。保持部18は、前記アンカーボルトに螺合されたナット20の位置を変更するこ
とで、その上下位置を変更できるようになっている。また、保持部18は、床スラブ2の下面2bにできるだけ近接または密着するように配置される。
この本形態に係る熱膨張性耐火材9は、図5に示される形態と同様に、火災時に床スラブ2の下面2b近傍位置で膨張して、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
なお、排水配管構造は上記した形態に限らず、以下のように種々の変形・変更が可能である。
熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4の各立管接続部6a、6bと排水立管5の接合部分に設けるようにしてもよい。この場合、熱膨張性耐火材9を止水性を有する部材と共に構成し、これを立管接続部6と排水立管5の接続部分の間に設けてパッキンとして共用するような構成としてもよい。
熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4の横枝管接続部13の外周面、内周面に設けたり、横枝管接続部13内に埋設してもよい。なお、樹脂製排水配管継手4には複数の横枝管接続部13を形成できる。
本発明は、建築物の床スラブを貫通する排水配管継手に利用できる。
2 床スラブ
4 樹脂製排水配管継手(排水配管継手)
5 排水立管
6 立管接続部
9 熱膨張性耐火材
11 管本体
12 排水横枝管
13 横枝管接続部
本発明は、建築物の床スラブを貫通して設けられる排水配管継手を含む排水配管構造に関する。
従来、建築物における排水配管構造として、樹脂製の排水集合管を排水配管継手として使用し、樹脂製の排水管等を接続したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−272118号公報
例えば、上記のような樹脂製排水配管継手を建築物の床スラブの貫通部に設けて配管をした場合に、火災時に樹脂製排水管、樹脂製排水配管継手が燃焼すると、床スラブよりも下の階の火炎、煙、ガス等が樹脂製排水配管継手を通じて上の階に流出し、延焼を招くおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、熱膨張性耐火材を備えることで、火災時にその管路を閉塞し、火炎、煙等の流通を遮断できるようにした排水配管継手を含む排水配管構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る排水配管構造は、建築物における床スラブを貫通する貫通部に設けられた非耐火性の樹脂製排水配管継手、排水立管、および所定の温度以上で膨張する熱膨張性耐火材で構成されている排水配管構造であって、前記樹脂製排水配管継手は、管本体と、前記管本体に下方において連続し前記床スラブの下階に突出して前記排水立管が接続された下立管接続部と、前記床スラブの上階に配される横枝管を接続するために前記管本体に設けられた円筒状の中間部分を挟んで位置する横枝管接続部と、を有し、前記樹脂製排水配管継手の下部は前記床スラブの下面から下方に突出しており、前記熱膨張性耐火材は、前記下部に配置されることを特徴とする。
そして、(1)前記樹脂製排水配管継手の前記下立管接続部にその上端に膨径部を備えた前記排水立管が外嵌接続され、前記熱膨張性耐火材は、前記樹脂製排水配管継手の前記下立管接続部の外面と前記排水立管の内面との間に位置していることを特徴とする。さらに好ましくは(1)に加えて、(2)前記熱膨張性耐火材は止水性を有する部材と共に構成され、パッキンとして共用されていることを特徴とする。さらに好ましくは、(3)前
記樹脂製排水配管継手の前記下立管接続部にその上端に膨径部を備えた前記排水立管が外嵌接続され、前記樹脂製排水配管継手は、更に、前記管本体に上方において連続して前記排水立管が接続された上立管接続部を有し、前記熱膨張性耐火材が、前記樹脂製排水配管継手の前記下立管接続部の外面と前記排水立管の内面との間に設けられ、かつ、前記上立管接続部と前記排水立管との接合部分にも設けられていることを特徴とする。さらに好ましくは(3)に加えて、(4)前記熱膨張性耐火材が、更に、前記樹脂製排水配管継手の前記横枝管接続部の外周面、内周面、又は、内部に埋設されていることを特徴とする。
本発明によれば、熱膨張性耐火材を設けることで、火災時にその管路を閉塞し、火炎、煙等の流通を遮断できる。
排水配管構造の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。 排水配管構造の他の形態を示す部分断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1の形態において、排水配管構造1は、建築物における床スラブ2を上下に貫通する貫通部3に設けられる非耐火性の樹脂製排水配管継手4と、この樹脂製排水配管継手4に接続される樹脂製の排水立管5とを有している。ここで、「非耐火性」とは、建築物内で火災が生じたときに、これによる熱によって変形、溶融または燃焼可能な性質をいい、例えば樹脂製のものが該当する。
前記樹脂製排水配管継手4、排水立管5は、例えば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブデン、ポリプロピレンあるいはナイロン等によって成形されている。なお、排水立管5には、例えばいわゆる耐火2層管を用いてもよい。
樹脂製排水配管継手4は直管状に構成されており、その上下各端部には、排水立管5を接続するための立管接続部6(上立管接続部6a、下立管接続部6b)が設けられている。この樹脂製排水配管継手4は、床スラブ2に形成された貫通孔7に挿通されており、その上部が床スラブ2の上面2aから上方に突出され、上立管接続部6aに上側の排水立管5が接続されている。また、この樹脂製排水配管継手4の下部は、床スラブ2の下面2bから下方に突出され、下立管接続部6bに下側の排水立管5が接続されている。
樹脂製排水配管継手4の中途部は、床スラブ2の貫通孔7に挿通された状態で、貫通孔7をモルタル8等によって埋め戻すことによって貫通部3に固定されている。
樹脂製排水配管継手4の中途部外周面には、熱膨張性耐火材9が設けられている。この熱膨張性耐火材9は、例えば、ブチルゴムを主成分とする樹脂分、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、含水無機物及び金属炭酸塩を含有する樹脂組成物、または、エポキシ樹脂、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛および無機充填剤を含有する樹脂組成物等から形成される。この熱膨張性耐火材9には、例えば積水化学工業株式会社製の商品名「フィブロック」(反応温度200℃で5〜40倍に膨張)が使用される。また、この他に、因幡電機産業株式会社製の商品名「熱膨張性耐熱シール材IP」(120℃から膨張を開始し、体積が4倍以上に膨張する)や、ニチアス株式会社製の商品名「パーモフレックス(熱膨張性シート)」(850℃、30分加熱後に発泡して4倍以上に膨張する)や、株式会社古河テクノマテリアル製の商品名「ヒートメル」(膨張開始温度120℃、
顕著な膨張温度260℃、4〜8倍に膨張する)等を熱膨張耐火材9として使用できる。なお、熱膨張性耐火材9は、上記したものに限らず、他の種々のものを使用できる。
このように、熱膨張性耐火材9は、反応温度、膨張率の異なる多種多様のものを使用でき、したがって建築物内の施工場所に応じて要求される反応温度、管径等の諸条件を満たす最適なものを選択して使用できる。
この熱膨張性耐火材9は、シート状に形成されており、樹脂製排水配管継手4の中途部の外周面に巻き付けられている。
この形態では、熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4が貫通部3に埋設された部分全てに巻き付けられており、したがって、熱膨張性耐火材9の上下方向の幅はスラブ厚とほぼ同じになっている。
この熱膨張性耐火材9は、図1に示すように、樹脂製排水配管継手4の外周面と、床スラブ2の貫通孔7に充填されたモルタル8との間に介在しており、火災時に樹脂製排水配管継手4または排水立管5が燃焼した場合に、その熱によって樹脂製排水配管継手4の径方向内方に膨張し、樹脂製排水配管継手4を外側から押しつぶして排水管路を閉塞するようになっている。これによって、排水配管構造1は、火災時に火炎、煙等が流通しないように管路を遮断できるようになっている。
図2の他の形態では、樹脂製排水配管継手4の外周面に設けられた熱膨張性耐火材9の位置または幅が上記した形態と異なる。
上記した排水配管構造では、熱膨張性耐火材9は、スラブ厚とほぼ同じ幅で樹脂製排水配管継手4に設けられていたが、この形態では、樹脂製排水配管継手4の外周面に設けられた熱膨張性耐火材9は、その上下方向の幅がスラブ厚よりも小さくなっている。そして、この熱膨張性耐火材9は、床スラブ2の貫通部3の下側、すなわち床スラブ2の下面2b寄りに位置するように、樹脂製排水配管継手4の下部寄りに設けられている。
このように、熱膨張性耐火材9を床スラブ2の貫通部3の下側に配置することによって、階下の火災によって樹脂製排水配管継手4や下側の排水立管5が溶融しまたは燃焼したときに、その熱に熱膨張性耐火材9が迅速に反応して膨張し、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
排水配管構造1のその他の構成および材質は前述した排水配管構造の形態と同様であり、共通する部分には共通符号を付して説明を省略する(以下、他の形態において同じ)。
図3に示される他の排水配管構造の形態では、樹脂製排水配管継手4として排水集合管を用いており、この点が前述した2つの形態と異なる。
樹脂製排水配管継手4(排水集合管)は、管本体11を備えており、この管本体11の上下各端部には、排水立管5(図例では立主管)が接続される立管接続部6(上立管接続部6a、下立管接続部6b)が形成されている。また、この管本体11の中途部には、排水横枝管12が接続される横枝管接続部13が形成されている。
本形態に係る排水配管構造1は、樹脂製排水配管継手4の各立管接続部6a、6bに樹脂製等の排水立管5(排水管)が接続され、横枝管接続部13に樹脂製等の排水横枝管12(排水管)が接続されることによって構成されている。
樹脂製排水配管継手4は、その中途部が最初に説明した形態と同様に、床スラブ2の貫通部3に固定されており、上立管接続部6a、および横枝管接続部13が床スラブ2の上面2aから上方に突出(または露出)して配置されている。一方、樹脂製排水配管継手4の下部は、床スラブ2の下面2bから下方に突出されている。
管本体11の中途部内面には、排水管路を流れる排水を管路内面に沿った旋回流にする
ための旋回羽根14が設けられている。この旋回羽根14は、前記横枝管接続部13よりも下方位置に形成されている。
横枝管接続部13と旋回羽根14の間の管本体11の中途部外周面には、図1における排水配管構造の形態と同様な熱膨張性耐火材9が設けられている。横枝管接続部13と旋回羽根14の間の中間部分は、円筒状とされており、横枝管接続部13や旋回羽根14が設けられた部分と比べて形状が単純になっている。
したがって、この中間部分は、その強度が比較的低くなっており、この中間部分に熱膨張性耐火材9を設けることによって、火災時にこの熱膨張性耐火材9が膨張して管路を閉塞する場合に、この中間部分を容易に押しつぶすことができ、横枝管接続部13や旋回羽根14が邪魔になることがなく、排水管路を確実かつ迅速に閉塞できるようになっている。
図4の形態では、図3に示される形態と同様に樹脂製排水配管継手4に排水集合管を用いているが、この排水集合管の壁部内に熱膨張性耐火材9が埋設されている点が図3における形態と異なる。
この形態では、熱膨張性耐火材9は筒状に形成されており、樹脂製排水配管継手4の全周にわたって埋設されている。また、この熱膨張性耐火材9は、床スラブ2の貫通部3に対応して埋設されており、この熱膨張性耐火材9の上下の幅は、スラブ厚とほぼ同じになっている。
このように、熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4の壁部内に埋設することで、火災時に樹脂製排水配管継手4が燃焼等した熱によって熱膨張性耐火材9が膨張し、管本体11を押しつぶして内方に変形させながらその管路を閉塞できるようになっている。
なお、この熱膨張性耐火材9の上下方向の幅を樹脂製排水配管継手4の長手方向の幅よりも小さくし、樹脂製排水配管継手4内に部分的に埋設するようにしてもよく、この場合には、複数の熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4内に埋設することも可能である。
熱膨張性耐火材9を管本体11の任意の位置に埋設できるが、管本体11に旋回羽根14が形成されている場合には、この旋回羽根14と横枝管接続部13の間の管本体の中間部分に埋設するのが望ましい。また、熱膨張性耐火材9を樹脂製排水配管継手4の内面側に露出するように設けてもよい。
図5に示される形態では、床スラブ2の貫通部3に設けられた樹脂製排水配管継手4(排水集合管)の下部が床スラブ2の下面2bから下方に突出しており、熱膨張性耐火材9は、耐火性の保持部材16を介してこの樹脂製排水配管継手4の下部の外周面に設けられており、この点が他の形態と異なる。
ここで、「耐火性」とは、火災現場等において、所定条件下に所定時間曝されても(例えば210℃で2時間)、焼損乃至溶損しないことをいい、例えば、金属、セラミック等の材質のものが該当する。
保持部材16は、断面コ字状の環状(リング状)に形成されており、その内面側に環状の熱膨張性耐火材9が設けられている。
保持部材は、図5に示すように、床スラブ2の下面2bに密着して固定されており、床スラブ2の貫通部3に近接して設けられている。したがって、熱膨張性耐火材9は、火災時に床スラブ2の下面2b近傍位置で膨張して、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
また、熱膨張性耐火材9は、その外周を前記保持部材16に覆われており、このため、火災時の熱によって膨張する際に、管本体11の径方向外方には膨張せず、径方向内方のみに膨張するようになっている。これによって、熱膨張性耐火材9は迅速かつ確実に排水
管路を閉塞することができる。
図6に示される形態では、耐火性の保持部材16の構造が図5に示される形態と異なる。
すなわち、本形態における保持部材16は、保持部材16を床スラブ2に固定する固定部17と、熱膨張性耐火材9を保持する保持部18を有している。
固定部17はアンカーボルトにより構成されており、その一端部が床スラブ2の下面2a側に固定されている。
保持部18は一対の長尺状の金属製板材によって構成され、この一対の板材の中途部には、円弧上の湾曲部19が形成されている。この湾曲部19の内面には、シート状の熱膨張性耐火材9がこの湾曲部19の湾曲形状に沿って固着されている。
この一対の板材は互いに対向した状態で、樹脂製排水配管継手4の下部に取り付けられている。このとき、一対の板材の湾曲部19同士でこの樹脂製排水配管継手4の下部を挟んだ状態になっている。この状態では、熱膨張性耐火材9は、前記板材と樹脂製排水配管継手4の下部の外周面との間に位置している。
前記板材の端部は、固定部17であるアンカーボルトに、ナット20を介して固定されている。保持部18は、前記アンカーボルトに螺合されたナット20の位置を変更することで、その上下位置を変更できるようになっている。また、保持部18は、床スラブ2の下面2bにできるだけ近接または密着するように配置される。
この本形態に係る熱膨張性耐火材9は、図5に示される形態と同様に、火災時に床スラブ2の下面2b近傍位置で膨張して、樹脂製排水配管継手4の管路を閉塞できるようになっている。
なお、排水配管構造は上記した形態に限らず、以下のように種々の変形・変更が可能である。
熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4の各立管接続部6a、6bと排水立管5の接合部分に設けるようにしてもよい。この場合、熱膨張性耐火材9を止水性を有する部材と共に構成し、これを立管接続部6と排水立管5の接続部分の間に設けてパッキンとして共用するような構成としてもよい。
熱膨張性耐火材9は、樹脂製排水配管継手4の横枝管接続部13の外周面、内周面に設けたり、横枝管接続部13内に埋設してもよい。なお、樹脂製排水配管継手4には複数の横枝管接続部13を形成できる。
本発明は、建築物の床スラブを貫通する排水配管継手を含む排水配管構造に利用できる。
2 床スラブ
4 樹脂製排水配管継手(排水配管継手)
5 排水立管
6 立管接続部
9 熱膨張性耐火材
11 管本体
12 排水横枝管
13 横枝管接続部

Claims (3)

  1. 非耐火性材料で形成され、
    建築物に施工された際に、床スラブの貫通孔に配される管本体、前記床スラブの上方に突出し上階からの排水を流入させる排水立管を接続する上立管接続部、前記床スラブの下方に突出し下階に排水を流下させる排水立管に接続する下立管接続部、および前記床スラブの上方で排水横枝管と接続される横枝管接続部を備え、
    前記横枝管接続と前記下立管接続部との間であって、建築物に施工された際に前記床スラブより下方位置となる前記管本体の内面には旋回羽根が形成され、
    建築物に施工された際に前記管本体における前記床スラブの貫通孔内に位置することになる部分に熱膨張性耐火材が埋設された
    ことを特徴とする排水配管継手。
  2. 前記熱膨張性耐火材が、建築物に施工された際に前記管本体における前記床スラブの貫通孔内に位置する上下幅にわたって埋設された
    請求項1に記載の排水配管継手。
  3. 前記熱膨張性耐火材が前記管本体の全周にわたって埋設された
    請求項1または請求項2に記載の排水配管継手。
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