JP5351387B2 - 排水配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排水配管構造に関し、特に、床スラブを貫通する貫通部分に防火構造を有するものに関する。
従来、建物における床スラブを貫通した排水配管構造において、この貫通部分に熱膨張性耐火材を設けて、火災時に、床スラブの貫通部分の排水管路を閉塞して、火炎や煙などが床スラブを上下に伝達するのを防止できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の排水配管構造は、床スラブを貫通して設けられた貫通穴に、樹脂製の排水管継手が貫通して設けられ、この排水管継手の上下にそれぞれ樹脂製の排水管が接続され、排水管継手の外周に、加熱時に膨張して排水管継手を押し潰すことが可能な熱膨張性耐火材が設けられた構造となっている。
したがって、火災時に、熱膨張性耐火材が加熱されると、熱膨張性耐火材が膨張して樹脂製の排水管継手が外側から圧迫して変形させ、貫通穴が閉塞されて床スラブの上下で延焼が生じるのを防止できる。
特開2007−56537号公報
しかしながら、上述の従来技術では、排水管および排水管継手が樹脂製で、ユーザの外観品質の多様な要望に対応できないという問題があった。
具体的には、排水管として金属製のものを用いると、高級感を演出することができる。しかし、床スラブの貫通穴の部分に金属製のものを用いると、火災時に、熱膨張性耐火材で変形させることができず、延焼を招くおそれが生じる。
本発明は、上述の問題点に着目して成されたもので、金属製の排水管を用いて外観品質の多様化を達成することと、火災発生時の延焼防止性能を確保することとの両立を図ることができる排水配管構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、上述の課題に着目してなされたもので、請求項1に記載の発明は、建築物の床スラブに貫通穴が形成され、この貫通穴に排水管が貫通された排水配管構造であって、前記排水管が、前記貫通穴内に配置された熱可塑性樹脂筒状の継手部材と、前記貫通穴の外部に配置された金属筒状の排水立管と、この排水立管と前記継手部材とを接続する金属筒状のソケットと、前記継手部材の外周に装着され、加熱時に膨張する熱膨張性耐火材と、を備え、前記ソケットとして、前記継手部材の上端部と前記排水立管とを接続する床上用ソケットと、前記継手部材の下端部と前記排水立管とを接続する床下用ソケットと、を備え、各ソケットは、前記継手部材と前記排水立管とのうち、上方の部材を差し込む外筒を備え、前記床上用ソケットは、前記外筒よりも小径に形成されて下方の前記継手部材に差し込む差込部を備え、かつ、前記外筒と前記差込部との間に、前記継手部材を差し込む差込用隙間を備え、前記床上用ソケットおよび前記床下用ソケットは、前記排水立管と同素材により形成され、前記床上用ソケットは、前記排水立管を差込可能な筒状の前記外筒としての床上用外筒と、この床上用外筒の内側に装着された筒状鋳物製の床上用ソケット本体と、を備え、この床上用ソケット本体は、前記床上用外筒の内側に装着された大径部と、この大径部の下端部に連続して形成されているとともに、前記継手部材に差込可能な外径に形成された前記差込部としての小径部と、を備え、前記床下用ソケットは、前記継手部材を差込可能な筒状の前記外筒としての床下用外筒と、この床下用外筒の内側に装着された筒状鋳物製の床下用ソケット本体と、を備え、この床下用ソケット本体は、下方の前記排水立管に差し込む差込部として前記排水立管に差込可能な外径に形成されていることを特徴とする排水配管構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の排水配管構造において、前記床上用外筒の下端部と前記小径部との間に、両者の径差により前記継手部材を挿入可能な環状の前記差込用隙間が形成されていることを特徴とする排水配管構造である。
請求項1に記載の発明では、床スラブに形成された貫通穴の内部に樹脂製の継手部材が配置され、床スラブの外部には、金属製の排水立管が配置されている。そして、排水立管と継手部材とが金属製のソケットで接続されている。
したがって、排水管において、金属製の排水立管とソケットのみを床スラブの外部に露出させて、金属製の排水管が床スラブを貫通しているように見えさせることが可能で、従来に無い、高級感を有した新規な排水管を提供して、外観品質の多様化を達成することができる。
また、火災の発生時には、床スラブの貫通穴に配置した熱可塑性樹脂製の継手の外周に装着した熱膨張性耐火材が膨張し、継手部材を圧迫して変形させることで、床スラブの上下間を遮断して、延焼を防止することができる。
以上のように、本発明の排水配管構造では、金属製の排水管を用いて外観品質の多様化を達成することと、火災発生時の延焼防止性能を確保することとの両立を図ることができる。
請求項1に記載の排水配管構造では、ソケットを介して継手部材と排水立管とを接続するのにあたり、継手部材と排水立管とのうち、ソケットの上方に配置される部材を、ソケットの外筒に差し込み、ソケットの下方に配置される部材には、ソケットの差込部を差し込む。
したがって、排水管の内部を上方から下方へ落下する水に対して、ソケットの接続部分の抵抗を抑えることができ、水の流れがスムーズである。
請求項1に記載の排水配管構造では、床上用ソケット本体の小径部を継手部材に差し込んで、床上用ソケットを継手部材に接続する。
さらに、継手部材に接続した床上用ソケットの床上用外筒に排水立管を差し込み、金属製の排水立管と床上用外筒とを床スラブの上側で連続させることができる。
一方、床下用ソケットは、その床下用外筒に継手部材の下端部を差し込み、この継手部材の先端を床下用ソケット本体側に突き当て、継手部材に接続する。
さらに、継手部材に接続した床下用ソケットの床下用ソケット本体を、排水立管に差し込み、金属製の排水立管と床下用外筒とを床スラブの下側で連続させることができる。
このような接続を行うことで、樹脂製の継手部材が露出しないとともに、水の流通抵抗の小さな接続が可能となる。
請求項2に記載の排水配管構造では、床上用ソケットに継手部材を接続する際に、継手部材の上端部を床上用ソケットの差込用隙間に差し込む。
したがって、床上用ソケットの下端部に接続する接続する継手部材の上端部が、床上用ソケットの外筒に覆われるため、いっそう樹脂製の継手部材が露出しないようにでき、外観品質を向上させることができる。
さらに、床上用ソケットでは、継手部材の上端部が、差込用隙間に差し込まれて、床上用ソケット本体の小径部と継手部材との間のシールと、継手部材と床上用外筒とのシールと、の二重シール構造となっているため、シール性に優れる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図2に示すように、実施の形態1の排水配管構造Aは、複数階に積層されたバルコニーBの床スラブ1を貫通する排水管10に適用されている。
この排水管10は、複数の床スラブ1,1,1を上下方向に貫通して設けられており、図3に示すように、継手部材11と、この継手部材11の上下に床上用ソケット12および床下用ソケット13を介して連続した排水立管14と、継手部材11の上部の外周の全周に装着された熱膨張性耐火材15と、を備えている。
継手部材11は、例えば、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブデン、ポリプロピレン、ナイロンなどの熱可塑性樹脂により円筒状に形成されており、図4に示すように、床スラブ1において上下方向に貫通して形成された貫通穴1a内に設置されている。なお、継手部材11は、図において点線で示すように、上下端部が、両ソケット12,13とのラップ代La,Lbの分だけ、貫通穴1aから上下に突出している。
熱膨張性耐火材15は、100℃を超える高熱で数倍以上の体積に膨張するとともに、耐火性を有した素材によりシート状に形成されたもので、例えば、ブチルゴムを主成分とする樹脂分、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、含水無機物および金属炭酸塩を含有する樹脂組成物、または、エポキシ樹脂、リン化合物、中和処理成された熱膨張性黒鉛および無機充填材を含有する樹脂組成物などを用いることができる。
具体的には、この熱膨張性耐火材15として、積水化学工業株式会社製の商品名「フィブロック」(反応温度200℃以上で、体積が5〜40倍に膨張)や、因幡電機産業株式会社製の商品名「熱膨張性耐熱シール材IP」(120℃から膨張を開始し、体積が4倍以上に膨張)や、ニチアス株式会社製の商品名「パーモフレックス」(850℃、30分加熱後に発泡して体積が4倍以上に膨張)や、株式会社古川テクノマテアリアル製の商品名「ヒートメル」(膨張開始温度120℃顕著な反応温度260℃、体積が4〜8倍に膨張)などを使用できる。
なお、継手部材11および熱膨張性耐火材15の外周と貫通穴1aとの間は、モルタル(例えば、セメント:砂=1:3)20で埋められている。
排水立管14は、金属製の円筒管であり、本実施の形態では、アルミニウム合金を用いているが、ステンレスなど他の金属を用いてもよい。
床上用ソケット12は、図1(a)に示すように、床上用外筒121と床上用ソケット本体123とを備えている。この床上用外筒121と床上用ソケット本体123とは、シリコーン系接着剤122にて接着されている。
床上用外筒121は、排水立管14と同じ金属素材(本実施の形態の場合、アルミニウム合金)による押出成形により円筒状に形成されており、排水立管14の外周に嵌合可能に、排水立管14の外径よりも僅かに大径の内径に形成されているとともに、継手部材11の外周に嵌合可能に、継手部材11の外径よりも僅かに大径の内径に形成されている。
床上用ソケット本体123は、排水立管14と同じ金属素材(本実施の形態の場合、アルミニウム合金)による鋳物製品であり、円筒状で同軸に一体に形成された大径部123aと小径部123bとを備えている。
大径部123aは、シリコーン系接着剤122を充填する複数のシール溝123cが全周に亘って環状に形成されている。
小径部123bは、継手部材11の内周に嵌合可能に、継手部材11の内径よりも僅かに小径の外径に形成されている。
さらに、床上用外筒121の下端部には、床上用ソケット本体123の小径部123bと内径方向に重ねられ、両者121,123bの間に継手部材11を差し込むための差込用隙間124が、径差に基づき形成されている。なお、この差込用隙間124を形成する床上用外筒121の寸法が、前述の継手部材11のラップ代Laに一致する。
床下用ソケット13は、図1(b)に示すように、床下用外筒131と床下用ソケット本体133とを備えている。この床下用外筒131と床下用ソケット本体133とは、シリコーン系接着剤132にて接着されている。
床下用外筒131は、排水立管14と同じ金属素材(本実施の形態の場合、アルミニウム合金)による押出成形により円筒状に形成されており、排水立管14の外周に嵌合可能に、排水立管14の外径よりも僅かに大径の内径に形成されている。
床下用ソケット本体133は、排水立管14と同じ金属素材(本実施の形態の場合、アルミニウム合金)による鋳物製品であり、排水立管14の内周に嵌合可能に排水立管14の内径よりも僅かに小径の外径の円筒状に形成されている。
さらに、床下用ソケット本体133の外周には、シリコーン系接着剤132を充填する複数のシール溝133aが全周に亘って環状に形成されている。
なお、床下用外筒131において、床下用ソケット本体133の上端よりも上方の寸法が、前述の継手部材11のラップ代Lbに一致する。
次に、実施の形態1の排水配管構造Aの施工手順について説明する。
まず、あらかじめ貫通穴1aの形成作業と、継手部材11へのソケット接続作業を行っておく。
すなわち、施工現場において、床スラブ1に貫通穴1aを形成しておく。
また、施工現場の作業では、まず、樹脂製の継手部材11を、床スラブ1の厚み、すなわち、貫通穴1aの穴長に合わせて切断する。すなわち、床スラブ1の上側に、床上用ソケット12のみを露出させるとともに、床スラブ1の下側に、床下用ソケット13のみを露出させることのできる長さに切断して、最適の長さとする。
そして、継手部材11の上下両端部に、それぞれ、床上用ソケット12と床下用ソケット13とを接続する。
この場合、継手部材11の上端を、図1(a)に示す床上用ソケット12の差込用隙間124に挿入させ、大径部123aの下端に突き当てる。
また、継手部材11の下端は、図1(b)に示す床下用ソケット13の床下用外筒131の内周に挿入し、床下用ソケット本体133の上端に突き当てる。
次に、継手部材11の上端部と床上用ソケット12との境界線に、熱膨張性耐火材15の上端部を一致させて、継手部材11の外周に熱膨張性耐火材15を装着する。
この場合、熱膨張性耐火材15の巻き付け開始端と終端との間に隙間が生じないように巻き付けるもので、開始端と終端とが重なってもよい。
次に、上述のように熱膨張性耐火材15を装着し、かつ、上下に両ソケット12,13が接続された状態の継手部材11を貫通穴1aに差し込んで、床スラブ1に対する位置決めを行う。この場合、継手部材11が床スラブ1から上下に露出しないようにするとともに、熱膨張性耐火材15を、あらかじめ設定された上下寸法(本実施の形態では全長)だけ貫通穴1a内に配置させる。
次に、順次、両ソケット12,13に排水立管14を接続する。
次に、貫通穴1aにおいて、継手部材11、熱膨張性耐火材15、両ソケット12,13との間を、モルタル20で埋め戻す。
以上の手順により、図4に示す状態となる。
このように構成された実施の形態1の排水配管構造Aにあっては、図4に示すように、金属製の排水立管14および両ソケット12,13のみが露出し、樹脂製の継手部材11が床スラブ1内に隠されるため、図2に示すように、あたかも、金属製の1本の排水管10が床スラブ1を貫通して設けられているように見え、高級感を演出することができる。
一方、火災の際には、熱膨張性耐火材15が加熱されると、この熱膨張性耐火材15が膨張し、熱可塑性樹脂で形成された継手部材11を圧迫して変形させることで貫通穴1aを閉塞し、床スラブ1の上下間を遮断し、延焼を防止することができる。
以上のように、実施の形態1の排水配管構造Aにあっては、金属性の排水立管14を用いて外観品質の多様化を達成することと、火災発生時の延焼防止性能を確保することとの両立を図ることができる。
しかも、排水立管14は、同じ素材で形成された床上用ソケット12の床上用外筒121に差し込まれ、かつ、床下用ソケット13の床下用ソケット本体133が差し込まれているため、熱膨張率が等しくシール性に優れる。
また、床上用ソケット12では、継手部材11の上端部が、差込用隙間124に差し込まれて、床上用ソケット本体123の小径部123bと継手部材11との間のシールと、継手部材11と床上用外筒121とのシールと、の二重シール構造となっているため、シール性に優れる。しかも、継手部材11の上端部が床上用外筒124に差し込まれるため、差し込まない場合よりも、継手部材11の上端部が貫通穴1aの外部に露出しないようにすることを、より確実に実行可能であり、外観品質に優れる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1について詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
すなわち、床上用ソケット12および床下用ソケット13において、床上用外筒121と床上用ソケット本体123、および、床下用外筒131と床下用ソケット本体133とは、同じ素材により形成したものを示したが、両者は、金属製であれば、異なる素材のものを用いてもよい。
本発明の実施の形態1の排水配管構造Aの主要部を示す拡大断面図であり、(a)は、床上用ソケット12を介した継手部材11の上端部と排水立管14との接続部分を示しており、(b)は、床下用ソケット13を介した継手部材11の下端部と排水立管14との接続部分を示している。 本発明の実施の形態1の排水配管構造Aの全体を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の排水配管構造Aの主要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の排水配管構造Aの主要部を示す断面図である。
符号の説明
1 床スラブ
1a 貫通穴
10 排水管
11 継手部材
12 床上用ソケット
13 床下用ソケット
14 排水立管
15 熱膨張性耐火材
121 床上用外筒
123 床上用ソケット本体
123a大径部
123b小径部
124 差込用隙間
131 床下用外筒
133 床下用ソケット本体

Claims (2)

  1. 建築物の床スラブに貫通穴が形成され、
    この貫通穴に排水管が貫通された排水配管構造であって、
    前記排水管が、前記貫通穴内に配置された熱可塑性樹脂筒状の継手部材と、前記貫通穴の外部に配置された金属筒状の排水立管と、この排水立管と前記継手部材とを接続する金属筒状のソケットと、前記継手部材の外周に装着され、加熱時に膨張する熱膨張性耐火材と、を備え、
    前記ソケットとして、前記継手部材の上端部と前記排水立管とを接続する床上用ソケットと、前記継手部材の下端部と前記排水立管とを接続する床下用ソケットと、を備え、
    各ソケットは、前記継手部材と前記排水立管とのうち、上方の部材を差し込む外筒を備え、
    前記床上用ソケットは、前記外筒よりも小径に形成されて下方の前記継手部材に差し込む差込部を備え、かつ、前記外筒と前記差込部との間に、前記継手部材を差し込む差込用隙間を備え、
    前記床上用ソケットおよび前記床下用ソケットは、前記排水立管と同素材により形成され、
    前記床上用ソケットは、前記排水立管を差込可能な筒状の前記外筒としての床上用外筒と、この床上用外筒の内側に装着された筒状鋳物製の床上用ソケット本体と、を備え、
    この床上用ソケット本体は、前記床上用外筒の内側に装着された大径部と、この大径部の下端部に連続して形成されているとともに、前記継手部材に差込可能な外径に形成された前記差込部としての小径部と、を備え、
    前記床下用ソケットは、前記継手部材を差込可能な筒状の前記外筒としての床下用外筒と、この床下用外筒の内側に装着された筒状鋳物製の床下用ソケット本体と、を備え、
    この床下用ソケット本体は、下方の前記排水立管に差し込む差込部として前記排水立管に差込可能な外径に形成されていることを特徴とする排水配管構造。
  2. 前記床上用外筒の下端部と前記小径部との間に、両者の径差により前記継手部材を挿入
    可能な環状の前記差込用隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水配
    管構造。
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