JP2017058191A - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像対象の位置に依存して生じる感度むらを補正して高画質化を図ると共に、ペネトレーションの低減、感度の向上、及び位置分解能の向上を同時に実現することができる放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】被測定対象物からの放射線を検出する検出器21と、放射線の進行を抑制するセプタ24で仕切られた貫通穴23を有し、検出器21の被測定対象物の方向に配置されて、検出器21に入射される放射線の方向を制限するコリメータ22と、予め取得された撮像領域における位置毎の感度分布を記憶する記憶部12aと、検出器21による検出結果から被測定対象物の放射線撮像画像を構成する画像再構成処理において感度分布を組み込んで感度を補正する画像構成部12bとを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、放射線を用いて被検体の断層画像を取得する放射線撮像装置に関する。
放射線計測装置を核医学分野に応用した装置として、ガンマカメラ及びこのガンマカメラを用いた単一光子放射型コンピュータ断層撮影装置(以下、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置と称する)がある。ガンマカメラは一般的に、放射性同位体を含む化合物の分布を測定し透過画像イメージ(プラナー画像)を提供するのに対し、SPECT装置はガンマカメラを回転計測することにより断層面のイメージを提供するものである。
近年では、このようなガンマカメラに使用されている放射線検出器(以下、検出器と称する)として、より高い分解能をもつピクセル型の放射線検出器が開発されてきている。ピクセル型の検出器としては、シンチレータとフォトダイオードで構成されたものや、放射線を電気信号に変換する半導体で構成されたもの等がある。いずれの方式も、小さな検出器単位(ピクセル単位)で位置信号を取得するものであり、検出器の固有分解能は、ピクセルサイズで決定され、空間的に離散した計測が行われる。
SPECT装置には、高い空間分解能及び感度が望まれる。空間分解能や感度を決定する要因としては、放射線源と検出器との距離、コリメータを構成するセプタの厚さ及び高さ、放射線のエネルギー、散乱、吸収等の多くの要因がある。これらの要因のうち、コリメータのセプタの高さとコリメータの貫通穴の大きさが、分解能と感度に大きく関与している。
SPECT装置の空間分解能は、コリメータを介して検出器に入射される放射線の到来方向の精度に依存しており、検出器が測定対象物を見込む視野をコリメータによって狭める(すなわち、コリメータの貫通穴のサイズを小さくする)ことによって、放射線の到来方向の精度を高めればよいが、視野を狭めるほど感度が低下する傾向にある。つまり、逆に言えば、SPECT装置の感度も空間分解能と同じくコリメータの貫通穴のサイズに依存しているが、感度を高めるためにコリメータの貫通穴のサイズを大きくするすると、空間分解能が低下してしまうということである。このように、従来のSPECT装置では、高分解能と高感度の両立が難しいため、用途に応じてコリメータを入れ替える必要があり、医療の現場などでは大きな負担となっている。
そこで、空間分解能と感度の向上を目的として、例えば、特許文献1や非特許文献1には、一つの矩形貫通穴に複数の検出器が含まれるSPECT装置が記載されており、貫通穴のサイズを同じとする条件の下では、貫通穴と検出器とが一対一対応である従来のSPECT装置よりも、高い分解能が得られることが開示されている。
国際公開第2008/046971号
C. Robert et al. (2008) 2008 IEEE Nuclear Science Symposium Conference Record Vol6 pp.4246-4251
ところで、原子力発電所の事故に伴う除染や核燃料デブリ除去、或いは廃炉に伴って生じる放射性廃棄物の処理には、汚染状況の詳細な事前調査が必要であり、その調査のためにSPECT装置を活用することが期待されている。
原子力発電所向けでSPECT装置を用いる場合に検出対象となるガンマ線のエネルギーは、医療向けで用いる場合と大きく異なる。例えば、医療向けのSPECT装置では、Tc−99mによる140keVのガンマ線等を主に用いているが、原子力発電所向けでは、Cs−137による662keV、Co−60による1.17MeV及び1.33MeV、或いは、Eu−154による1.27MeV等の高エネルギーのガンマ線を検出する必要がある。高エネルギーのガンマ線は物質を通過する能力が高いので、ペネトレーション(コリメータのセプタを通過して隣接の検出器で検出される割合)が増加しやすくなる。ペネトレーションが増加するとS/Nが低下して画質の低下(コントラストの低下)を招くので、ペネトレーションを抑制する為にセプタをより高く、またより厚くする必要が生じる。
しかしながら、高エネルギーのガンマ線を検出する場合にペネトレーションが適当な値となるようにコリメータのセプタ厚を調整した場合、セプタの厚さは数ミリ程度にもなり、撮像対象の位置に依存した検出感度変動が生じることになる。この感度の変動は撮像対象に依存するので、事前の補正が不可能である。また、高エネルギーのガンマ線を検出する場合に、ペネトレーション低減を図るとコリメータのセプタが長くまた厚くなるので感度が低下する。ペネトレーション低減と感度向上を両立させるには、コリメータの貫通穴のピッチを拡大し、セプタを厚く、コリメータ穴を大きくすればよいが、その代わりに位置分解能が低下することになる。つまり、ペネトレーションの低減、感度の向上、及び空間分解能の向上の全てを同時に実現することは困難であり、また、撮像対象の位置に依存した感度変動の事前の補正も困難であった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、撮像対象の位置に依存して生じる感度むらを補正して高画質化を図ると共に、ペネトレーションの低減、感度の向上、及び位置分解能の向上を同時に実現することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被測定対象物からの放射線を検出する検出器と、放射線の進行を抑制するセプタで仕切られた貫通穴を有し、前記検出器の前記被測定対象物の方向に配置されて、前記検出器に入射される放射線の方向を制限するコリメータと、予め取得された撮像領域における位置毎の感度分布を記憶する記憶部と、前記検出器による検出結果から前記被測定対象物の放射線撮像画像を構成する画像再構成処理において前記感度分布を組み込んで感度を補正する画像構成部とを備えたものとする。
本発明によれば、試薬の取り出し時や搭載時における試薬の取り違えや搭載忘れを抑制することができる。
第1の実施の形態に係る放射線撮像装置の一例として示すSPECT装置の全体構成を概略的に示す図である。 検出器ユニットを抜き出して模式的に示す図である。 検出器ユニットの一構成例を挙げて詳細に示す図である。 検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、検出器の検出面側から見た図である。 検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図4におけるA−A線断面図である。 図5における検出器に対して点線源を仮想的に配置した場合の検出器におけるカウント数分布(点応答関数)のシミュレーション結果を示す図である。 図5における検出器に対して点線源を仮想的に配置した場合の検出器におけるカウント数分布(点応答関数)のシミュレーション結果を示す図である。 第2の実施の形態に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、検出器の検出面側から見た図である。 検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図8におけるB−B線断面図である。 ペネトレーションと画像再構成処理に必要なデータを取得するのに必要な測定時間との関係を示す図であり、第一の実施の形態の条件での結果を示す図であり。 ペネトレーションと画像再構成処理に必要なデータを取得するのに必要な測定時間との関係を示す図であり、第2の実施の形態の条件での結果を示す図であり。 図11におけるコリメータ長250mmの場合の結果だけを抜き出して示す図である。 第3の実施の形態に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、検出器の検出面側から見た図である。 検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図13におけるC−C線断面図である。 第3の実施の形態の変形例に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、検出器の検出面側から見た図である。 検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図15におけるD−D線断面図である。 図4、図8及び図15に示したコリメータと検出素子との相対位置における測定時間とペネトレーションの関係図を示す図である。 コリメータの高さ、開口幅、及びセプタ厚を説明する図である。
以下、本発明の各実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を図1〜図7及び図18を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る放射線撮像装置の一例として示すSPECT装置の全体構成を概略的に示す図である。
図1において、SPECT装置(単一光子放射型コンピュータ断層撮影装置(以下、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置と称する))1は、回転テーブル10と、回転テーブル10の中央に配置され、被撮像対象物(被測定対象物)が収容された収納缶14と、回転テーブル10の外周部に配置され、収納缶14に収容された被撮像対象物からの放射線を検出する検出器ユニット20と、検出器ユニット20を回転テーブル10の軸方向に駆動する昇降機11と、検出器ユニット20で検出されたデータの処理を行うとともに、SPECT装置1全体の動作を制御する全体制御装置12と、各種設定画面や測定結果等を表示する表示装置13とから概略構成されている。
収納缶14には、被撮像対象物(図示せず)が納められている。被撮像対象物は、例えば、Cs−137、Co−60、Eu−154等の放射性物質を含んだがれきや燃焼デブリ等である。被撮像対象物に含まれるCs−137、Co−60、Eu−154等から放出されるγ線(放射線)は、回転テーブル10に昇降機11を介して支持された検出器ユニット20によって検出され、全体制御装置12に送られてプラナー画像及び断層画像として構成されるようになっている。
図2は、検出器ユニットを抜き出して模式的に示す図である。
図2に示すように、検出器ユニット20は、被測定対象物からの放射線を検出する検出器21と、放射線の進行を抑制するセプタ24で仕切られた貫通穴23を有し、検出器21の被測定対象物(収納缶14)の方向に配置されて、検出器21に入射される放射線の方向を制限するコリメータ22とから構成されている。つまり、コリメータ22は、貫通穴23と、貫通穴23を仕切るセプタ24とを有しており、被撮像対象物に含まれる放射性物質から放出されるγ線を選別して一定方向からのγ線のみを通過させ、検出器21に入射される放射線の入射角を制限する役割を有している。
検出器ユニット20を収納缶14に対して固定した状態で、収納缶14からの放射線を検出し、検出結果を用いて放射線撮像画像を構成することによりプラナー画像を撮像することができる。また、回転テーブル10を軸周りに回転させることにより検出器ユニット20を収納缶14の周りで回転させながら収納缶14からの放射線を検出し、検出結果を用いて放射線撮像画像を構成することによりSPECT撮像を行うことができる。
なお、プラナー画像の撮像およびSPECT撮像において、昇降機11により、検出器ユニット20の高さ(回転テーブル10の回転軸方向の位置)を変えることにより撮像領域を変ええることができ、収納缶14に収容された被撮像対象物の全域を撮像することができる。さらに、検出器ユニット20は、昇降機11により回転テーブル10の径方向及び周方向に移動させることができ、例えば、収納缶14に収容された被撮像対象物から放出される放射線が弱い場合は、検出器ユニット20を収納缶14に最近接して撮像することができ、逆に被撮像対象物から放射される放射線が強い場合は、検出器ユニット20を収納缶14から離すことにより検出器21の飽和を避けることができる。
全体制御装置12は、SPECT装置1の全体の動作を制御するものであり、記憶部12a及び断層像情報作成部(画像構成部)12bを有している。断層像情報作成部12bは、検出器21で検出されたγ線の波高値、検出時刻のデータ及び検出器(チャンネル)IDと検出器内の検出位置(または検出位置を同定するのに必要な測定データ)を含むパケットデータをFPGA(図示せず)等のデジタル回路素子を介して取り込み、プラナー画像を生成、もしくはサイノグラムデータに変換して断層像情報を生成し、記憶部12aに記憶するとともに、表示装置13に表示する。記憶部12aは、予め求めた感度分布(後述)や、測定した生データ及び画像情報データ等を記憶する。
図3は、検出器ユニットの一構成例を挙げて詳細に示す図である。なお、図3においては説明のためにコリメータと検出器との間を離して図示しているが、実際にはコリメータは検出器の検出面に隣接して配置されている。
図3に示すように、検出器21は、例えば、CdTe半導体を用いた複数の検出素子21aを2次元に配列して検出素子群としたピクセル型の検出器である。ピクセル型の半導体検出器を使用することにより、検出器の空間分解能が向上し、更にはSPECT装置の空間分解能も向上する。検出器21を構成する複数の検出素子21aは、検出器ユニット20における放射線の入射方向にそれぞれの検出面(入射面)21fを向けて配置されており、検出器21としての検出面21bを構成している。
検出器21の検出面21b側に隣接するようにコリメータ22が配置されている。コリメータ22は鉛製であり、検出器21の検出面21bに対して垂直方向から平面視した際、検出面21bを見通せる方向に貫通穴23が延在するよう配置されている。貫通穴23は碁盤目状に配置されている。また、各貫通穴23は、セプタ24によって仕切られている。なお、コリメータ材質は鉛に限定されるものではなく、ガンマ線を遮蔽する能力の高い材料で有れば足りるので、例えば、鉛に代えてタングステン等を使用しても良い。また、貫通穴23の形状を碁盤目状とした場合を例示しているが、これらに限定されるものではない。また、ピクセル型の検出器21を用い、その検出素子21aの形状に合わせたコリメータの貫通穴23の形状としたが、これに限定されるものではなく、コリメータの製作性や画質に合わせてコリメータ形状(貫通穴形状)を選定すればよい。
図4及び図5は、検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図4は検出器の検出面側から見た図、図5は図4におけるA−A線断面図である。
図4及び図5に示すように、検出器21を構成する各検出素子21aと、コリメータ22の各貫通穴23とが1対1で対応するように配置されている。撮像対象であるγ線は、例えば、数百keV〜数MeVであり、ある貫通穴23に入射したγ線(放射線)がセプタ24を通過して隣接する貫通穴23に対応する検出素子21a(ピクセル)へ漏れる(ペネトレーション)を抑える為に、セプタ24を厚くし、また、セプタ24の高さ(貫通穴23の延在する方向におけるセプタ24の長さ)を長くする必要がある。このとき、貫通穴23は必然的に小さくなる。なお、本実施の形態では、一例として検出素子21aのピッチ、セプタ24の厚さ(貫通穴幅)及びセプタ24の高さをそれぞれ、2.5mm、1.0mm(1.5mm)、250mmとした場合を示している、それに限定されるものではない。
なお、コリメータにおけるペネトレーションは、図18に示したコリメータの高さa、開口幅d、及びセプタ厚tを用いて下記(式1)により表される。
ペネトレーション=EXP(−μ・Wmin)×100 ・・・(式1)
ここで、μ^(−1)はγ線の平均自由工程(エネルギー依存あり)、Wminはコリメータ壁の通過長(=t・Ae/(2d+t))、Aeは実効的なコリメータ長(=a−2/μ)である。
図6及び図7は、図5における検出器に対して点線源を仮想的に配置した場合の検出器におけるカウント数分布(点応答関数)のシミュレーション結果を示す図である。図6は点線源とコリメータの距離Rを50mmに設定した場合を示す図であり、図7は距離Rを120mmに設定した場合の結果を示す図である。図6及び図7に示したシミュレーション結果は、2次元のシミュレーション(レイトレース)により求めたものである。
図5に示すように、点線源のコリメータ22に対する位置を点線源位置51及び点線源位置52として定義している。
図5〜図7において、点線源位置51は検出器21の検出面21bに垂直な方向においてセプタ24の直上に位置しており、点線源から放出される放射線のカウントはアドレス1の検出素子21aとアドレス2の検出素子21aに分散して検出されることがわかる。また、点線源位置52は検出器21の検出面21bに垂直な方向において検出素子21aの検出面21f(コリメータ22の貫通穴23)の直上であり、点線源から放出される放射線のカウントがアドレス2の検出素子21aに集中している。それぞれの点線源位置51,52での感度は、トータルのカウントレートで評価できる。例えば、図6に示すように、距離R=50mmの場合、点線源位置52の場合のカウントを1とすると、点線源位置51の場合のカウントは0.14となる。また、図7に示すように、距離R=120mmの場合、図6の点線源位置52の場合のカウントを1として、点線源位置51及び点線源位置52でのカウントはそれぞれ0.72、および0.81となり、感度に強い位置依存性があることが分かる。
本実施の形態では、予めこの感度分布をシミュレーションにより求めておいて撮像領域における位置毎の感度補正係数として記憶部12aに保持しておき、画像構成処理にその感度分布を組み込むことにより感度補正を行うものである。なお、感度分布を予め求める方法は上記シミュレーションに限定されるものではなく、実測等により求めても良い。また、感度は撮像対象のガンマ線エネルギーにも依存するものであり、エネルギー毎の感度分布を予め求めて記憶部12aに保持しておく。
ここで、断層像情報作成部(画像構成部)における画像再構成処理について説明する。
検出器21を構成する複数の検出素子21aのうち、アドレスiの検出素子21aで計測されるカウント数yiは、検出構成画素jのカウント数(放射線強度)をλjとして、下記(式1)で表される。
yi=ΣCij・λj ・・・(式2)
ここで、Cijは、画素jから放出された放射線が検出器iで検出される確率を表す。
上記(式2)から、逐次近似再構成法等(MLEM法、OSEM法、MAP法等)を用いて画像を再構成する。さらに予め求めておいた感度分布を逐次近似再構成に組み込むことにより、感度補正を実施する。アドレスiの検出器での感度分布は、撮像領域位置、つまり、上記(式2)の検出再構成画素jに依存しており、検出確率Cijに組み込むことができる。このように逐次近似再構成法に組み込んで感度を補正することにより、撮像対象に応じたより正確な感度補正が可能となり、画質や画像の定量性が向上する。
以上のように構成した本実施の形態の効果を説明する。
原子力発電所向けでSPECT装置を用いる場合に検出対象となるガンマ線のエネルギーは、医療向けで用いる場合と大きく異なり、Cs−137による662keV、Co−60による1.17MeV及び1.33MeV、或いは、Eu−154による1.27MeV等の高エネルギーのガンマ線を検出する必要がある。高エネルギーのガンマ線は物質を通過する能力が高いので、ペネトレーション(コリメータのセプタを通過して隣接の検出器で検出される割合)が増加しやすくなる。ペネトレーションが増加するとS/Nが低下して画質の低下(コントラストの低下)を招くので、ペネトレーションを抑制する為にセプタをより高く、またより厚くする必要が生じる。
しかしながら、高エネルギーのガンマ線を検出する場合にペネトレーションが適当な値となるようにコリメータのセプタ厚を調整した場合、セプタの厚さは数ミリ程度にもなり、撮像対象の位置に依存した検出感度変動が生じることになる。この感度の変動は撮像対象に依存するので、事前の補正が不可能である。また、高エネルギーのガンマ線を検出する場合に、ペネトレーション低減を図るとコリメータのセプタが長くまた厚くなるので感度が低下する。ペネトレーション低減と感度向上を両立させるには、コリメータの貫通穴のピッチを拡大し、セプタを厚く、コリメータ穴を大きくすればよいが、その代わりに位置分解能が低下することになる。つまり、ペネトレーションの低減、感度の向上、及び空間分解能の向上の全てを同時に実現することは困難であり、また、撮像対象の位置に依存した感度変動の事前の補正も困難であった。
これに対して本実施の形態においては、被測定対象物からの放射線を検出する検出器21と、放射線の進行を抑制するセプタ24で仕切られた貫通穴23を有し、検出器21の被測定対象物の方向に配置されて、検出器21に入射される放射線の方向を制限するコリメータ22とを備え、検出器21による検出結果から被測定対象物の放射線撮像画像を構成する画像再構成処理において、予め取得された撮像領域における位置毎の感度分布を組み込んで感度を補正するように構成したので、撮像対象の位置に依存して生じる感度むらを補正して高画質化を図るとともに、ペネトレーションの低減、感度の向上、及び位置分解能の向上を同時に実現することができる。
すなわち、本実施の形態においては、感度分布による画像のアーチファクト発生を抑制可能であり、画質を向上することができる。また、一般的にアーチファクト低減に用いる画像フィルター等が不要となり、画質のボケが少なくなり空間分解能が改善する。
また、感度に加えて点応答関数(図6参照)を予め求めて保持しておき、画像再構成処理に組み込んで処理することが可能である。点応答関数は、検出再構成画素jに点線源を置いた時の各検出器iの応答であり、感度分布と合わせてCijを決定するものとなる。図6に示すように点応答関数は位置に強く依存しており、点応答関数と感度分布を画像再構成に組み込んで補正することにより、位置分解能を大きく改善することができる。
また、本手法により放射線分布の広がり(ボケ)が低減されて、線源位置での画素値が向上し画質の改善が図れる。逆に画素値の向上が図れるので、その分だけ測定時間を短縮することができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図8〜図11を参照しつつ説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態と比較して、貫通穴のピッチを検出穴のピッチよりも大きくした場合を示すものである。
図8及び図9は、本実施の形態に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図8は検出器の検出面側から見た図、図9は図8におけるB−B線断面図である。図中、第1の実施の形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図8及び図9に示すように、コリメータ22Aの貫通穴23Aのピッチは、検出素子21aのピッチよりも大きくなっている。なお、本実施の形態では、コリメータ22Aの貫通穴23Aのピッチが検出素子21aのピッチの2倍となるように(すなわち、貫通穴23Aの幅及びセプタ24Aの幅が検出素子21aの幅と等しくなるように)構成した場合を例示している。なお、貫通穴23Aの幅及びセプタ24Aの幅がこれに限定されないことは言うまでもない。
図10及び図11は、ペネトレーション(隣接検出器への漏れ込み率)と画像再構成処理に必要なデータを取得するのに必要な測定時間との関係を示す図である。図10は、第1の実施の形態の条件(検出素子21aのピッチと貫通穴23ピッチが等しい)での結果を示す図であり、図11は本実施の形態の条件(貫通穴23Aのピッチが検出素子21aのピッチの2倍)での結果を示す図である。図10及び図11においては、検出素子21aのピッチを2.5mmで固定し、コリメータ長(a)と貫通穴幅(d)をパラメータとしてレイトレースシミュレーションしている。ペネトレーションはセプタを通過して隣接ピクセルへの漏れ込み量であり、増加するとS/Nが低下し画像のコントラストが低下する。従って、一般的には数%以下に抑えるようにコリメータを設計する必要がある。また、測定時間は短い方が良く、本図において原点に近づけることが目標となる。図11に示すように、本実施の形態では、検出素子21aのピッチは2.5mmのままで、貫通穴23Aのピッチを増大(検出器21のピッチの2倍と)し、合わせてセプタ24Aの幅も増大したもので、図10比べて測定結果が大きく原点に近づくことが分かる。
その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、従来技術ではトレードオフの関係にあるペネトレーションと感度の関係において、検出器ピッチに捕らわれずに貫通穴ピッチを増大することによりペネトレーションを抑制した上で感度の向上(測定時間短縮)を実現することができる。また、単純に貫通穴ピッチを増大しただけではペネトレーションの抑制と感度向上の両立は図れても空間分機能の低下を招いてしまが、本実施の形態では、点応答関数を画像再構成に組み込んで位置分解能補正を実施することにより、空間分解能を保持している。すなわち、貫通穴23Aのピッチを検出素子21aのピッチよりも増大した上で、感度分布及び点応答関数を画像再構成に組み込んで感度及び位置分解能補正を実施することにより、ペネトレーション抑制、感度向上(測定時間短縮)及び空間分解能向上を同時に実現することができる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態を図12〜図14を参照しつつ説明する。
本実施の形態は、第2の実施の形態と比較して、貫通穴と検出素子の相対位置を変え、1つの貫通穴に複数の検出素子が対応するように配置したものである。
図13及び図14は、本実施の形態に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図13は検出器の検出面側から見た図、図14は図13におけるC−C線断面図である。図中、第1及び第2の実施の形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図13及び図14に示すように、コリメータ22Aの貫通穴23Aのピッチが検出素子21aのピッチよりも大きくなっており、ガンマ線の入射方向からコリメータ22A(貫通穴23A)及び検出素子21aを平面視した時、一つの貫通穴23Aに複数個の検出素子21aを配置している。
図12は、図11におけるコリメータ長250mmの場合の結果だけを抜き出して示す図である。第2の実施の形態では、貫通穴幅が検出器ピッチと同等の2.5mmが最大であり、図12における実線部分に限定される。それに対し、本実施例の場合は、貫通穴23サイズに制限がなく(すなわち、2.5mm以上も可能となり)、コリメータ設計尤度が高く様々な目的に応じたコリメータを作ることが可能となる。
その他の構成は第1及び第2の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1及び第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、図13で示したように、本実施の形態では、第二の実施形態における図8と同じ形状(貫通穴23幅、セプタ24幅を同じにした形状)のコリメータ22Aを検出素子21aの半ピッチ分だけずらして配置している。したがって、図13に示した検出器ユニット20Bを用いた場合のSPECT装置の基本性能は、コリメータ形状、感度と位置分解能補正方法等が第2の実施の形態と基本的に同様なので、基本性能も同等である。
また、本実施の形態においては、検出素子21aに対するコリメータ22Aの位置合わせが容易になる特徴がある。例えば、第2の実施の形態で示した図8の場合においては検出素子の境界線上にセプタ24と貫通穴23の境界があるために、コリメータと検出器21の相対位置の微小なずれに対して感度が大きく変動するが、本実施の形態においては、検出素子21aの境界線上にセプタ24Aと貫通穴23Aの境界がないので、コリメータ22Aと検出素子21aの相対位置のずれに対する感度の変動が小さく抑えられる。なお、第2の実施の形態の図8において、貫通穴23を小さくすれば、検出素子21aの境界線上にセプタ24と貫通穴23の境界がこないように配置できるが、その場合は感度が減少する方向であり、コリメータ22のパラメータを限定してしまうことになる。
<第3の実施の形態の変形例>
本発明の第3の実施の形態の変形例を図15〜図17を参照しつつ説明する。
本実施の形態は、貫通穴の中に複数個の検出器を配置可能としたものであり、コリメータの貫通穴のピッチが検出器ピッチの3倍となるように構成したものである。
図15及び図16は、本変形例に係る検出器ユニットを構成する検出器とコリメータとの位置関係を示す図であり、図15は検出器の検出面側から見た図、図16は図15におけるD−D線断面図である。図中、第1〜第3の実施の形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図15及び図16に示すように、コリメータ22Cの貫通穴23Cのピッチは、検出素子21aのピッチの3倍となるように構成されており、貫通穴23の中には複数個(本変形例では4つ)の検出素子21aが配置されている。
その他の構成は第1〜第3の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本変形例においても第1〜第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図17は、図4、図8及び図15に示したコリメータと検出素子との相対位置における測定時間とペネトレーションの関係図(コリメータ長は250mmとする)を示す図である。
図17に示すように、本変形例では、ペネトレーションを抑制し測定時間を短縮(感度向上)できることが分かる。すなわち、本変形例においては、自由にコリメータ形状及びコリメータと検出器の配置が可能となり、コリメータ設計尤度が高く様々な目的に応じたコリメータを作ることが可能となる。
なお、本発明は上記した各実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本願発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 装置
10 回転テーブル
11 昇降機
12 全体制御装置
12a 記憶部
12b 断層像情報作成部(画像構成部)
13 表示装置
14 収納缶
20,20B 検出器ユニット
21 検出器
21a 検出素子
21b 検出面
21f 検出面(入射面)
22,22A,22C コリメータ
23,23A,23C 貫通穴
24,24A セプタ
51,52 点線源位置

Claims (7)

  1. 被測定対象物からの放射線を検出する検出器と、
    放射線の進行を抑制するセプタで仕切られた貫通穴を有し、前記検出器の前記被測定対象物の方向に配置されて、前記検出器に入射される放射線の方向を制限するコリメータと、
    予め取得された撮像領域における位置毎の感度分布を記憶する記憶部と、
    前記検出器による検出結果から前記被測定対象物の放射線撮像画像を構成する画像再構成処理において前記感度分布を組み込んで感度を補正する画像構成部と
    を備えたことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 請求項1に記載の放射線撮像装置において、
    前記記憶部は、予め撮像領域の位置毎の感度分布と撮像領域の位置毎の点線源の応答関数をさらに保持し、
    前記画像構成部は、前記感度分布と前記応答関数とを前記画像再構成処理に組み込んで感度と位置分解能とを補正することを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放射線撮像装置において、
    前記記憶部は、予め取得された撮像領域の位置毎の感度分布と、前記撮像領域の位置毎の点線源の応答関数とを複数の放射線のエネルギー毎に保持し、
    前記画像構成部は、複数の放射線のエネルギー毎に保持した前記感度分布と前記応答関数とを画像再構成に組み込んで感度と位置分解能とを複数の放射線のエネルギー毎に補正し、複数の放射線のエネルギー毎に放射線撮像画像を構成することを特徴とする放射線撮像装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記検出器は、隣接して配置された複数の検出素子により構成され、
    前記コリメータは、前記貫通穴のピッチが前記検出素子のピッチよりも大きくなるように構成されたことを特徴とする放射線撮像装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記検出器は、隣接して配置された複数の検出素子により構成され、
    前記コリメータは、前記貫通穴のそれぞれに対応する位置に複数の前記検出素子が配置されるように構成されたことを特徴とする放射線撮像装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記検出器は、半導体により形成された半導体放射線検出器であることを特徴とする放射線撮像装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の放射線撮像装置において、
    前記放射線撮像装置は、単一光子放射型コンピュータ断層撮影装置であることを特徴とする放射線撮像装置。
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