JP2017056172A - 移乗機能つき車椅子 - Google Patents

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裕勝 中野
Hirokatsu Nakano
裕勝 中野
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Abstract

【課題】要介護者をベッドから移乗する手段として、要介護者の吊り下げに座椅子を改良、モーターや油圧シリンダーを使用せずに吊り下げる。【解決手段】座椅子を薄くし、座椅子底部側面の前後左右先端にリング23付きの吊りベルト4本22、座椅子背もたれの調整にロープラチェット10、レバーのロック解除保持時、レバー15を支える、戻るバネ21を備えたピン18、背もたれに胸部安定ベルト9を設置する。本体部には吊り下げフック1をアームの側面前後左右4か所設置、支柱3と一体化させ台車床5の前方にとりつける。要介護者を座位に移行させる時、リング23をフック1に掛ける時、ベッドから分離移動時、それぞれにベッドの付属モーター機能を利用するので、モーターや油圧シリンダーを組みこまずに移乗を可能にした。【選択図】図9

Description

本発明は、装置にモーターや油圧シリンダー等の動力装置を組みこまずに要介護者を乗せた座椅子を吊り下げた状態が即移乗の完了になるようにした機能と装置に関する。
従来は、要介護者をベッド上で一旦シートに乗せて吊り下げ他の車椅子に乗せ替える移乗方法のため介助者の負担が重く時間的に無駄があったのと、吊り下げにモーターや油圧シリンダー等の動力装置を装置に組み込まなければならなかった。
介助者の負担軽減のためベッド上での吊り下げ用のシートに代えて即移乗可能な座椅子を開発する課題と、モーターや油圧シリンダー等の動力装置を組みこまずに要介護者を吊り下げて移乗する手段を開発する課題である。
負担軽減のために、シートに代えて、リクライニングのロック機能を有するレバーつき座椅子を以下の通り改良して使用する。厚みを約5cmと薄くして座椅子座面8側面の前後左右4か所において先端にリング23をつけた吊り下げベルト22を設置。リクライニングの角度微調整にロープラチェット10を設置。背もたれ中央部にバックル付き胸部安定ベルト9を設置する。
座椅子付属リクライニングのレバーはロック機能を有し、ロック解除のレバー位置15を下支えして位置をキープするピン18とロック時にピン18を外す作用のバネ21を座椅子座面8側面に設置する。
ベッド上での座位への移行は介護ベッド付属モーター背もたれ起こし機能を利用、要介護者を乗せた座椅子の吊り下げには介護ベッド付属モーター上昇及び下降機能を利用する。
介護ベッド付属モーター背もたれ起こし機能の利用で要介護者を乗せたフラットな状態の座椅子を座位に移行ができ、要介護者を乗せた座椅子を吊り下げた状態が即移乗の完了になるので、他の車椅子に乗り替える作業が省け、時間短縮と介護者・要介護者共に負担が軽減される。
介護ベッド付属モーター上昇及び下降機能を利用することで、移乗の際の動力源が確保されることから本体部にモーターや油圧シリンダー等の動力装置を組みこまないので、コスト削減・軽量化・メンテナンス不要・構造がシンプルなため介助者の操作が平易で時間短縮になり操作ミスが起こり難い。
座椅子付属リクライニングのレバー下にロック解除時のレバー位置をキープするピンの設置で、ベッド上でフラットから座位への移行時にレバーを引き上げ続ける介助者の手がフリーになるので要介護者の手が介助に専念できる。
介護者の負担が軽減されることにより要介護者は移乗回数が増えてベッドからの離床率が上がり生活の質の向上や要介護度の改善につながる。
本体部の立体図 改良した座椅子の立体図 ベッド上の要介護者をフラットにした座椅子に乗り移らせる様子の想定図 要介護者が座位に移行する想定図 図4の座椅子座面を90度回転させ要介護者がベッドから足を下した座位の正面図 図5の側面図 図1の側面図で矢印方向27に移行 図6と図7が連結した側面図 図8を矢印方向30へ移行させベッドから分離、台車床5上にジャッキ31をセットして移乗が完了した側面図
図1に示すように本体部に於いては、要介護者の肘掛を兼ねるコの字型アーム2にフック1を側面の前後左右4か所に設置、アーム2前方中央と支柱3上部とを一体化させ台車床5前方部に垂直に取り付ける。移動のためのハンドル4を台車床5先端に設置、段差の乗り越え用にテッピングバー6を台車床5後部に設置、ブレーキ付きキャスター7を台車床5床下に前後左右の両サイド4か所設置する。
図2に示すように座椅子の改良について説明する。座椅子の厚みを約5cmと薄くし、座面8側面の前後左右にリング23を先端に取り付けた吊りベルト22を4本設置、バックル付き胸部安定ベルト9を背もたれ中央部に設置、ロープラチェット10を背もたれ両サイドに設置、座面8下にスライドシート24を貼り付ける。
座椅子付属リクライニングのレバーは上に引くとロック解除、手を放すと内蔵のバネで元に戻りロックがかかる機能を有し、座位に移行する際のロック解除中におけるロック15のレバー位置を着脱可能でバネ21を仕組んだピン18で下支えしてロック解除位置をキープする、ロックの必要時にはロック位置のレバー15を上に引くとピン18がバネ21の作用で外れ自動的にレバーがロック位置17になる装置を座椅子座面8側面に設置する。
本発明の移乗機能つき車椅子の構成は本体部図1と座椅子図2からなり、本発明を使用して要介護者の移乗を行う方法を次のように説明する。
図3で示すようにベッド上の要介護者を介助で横向きに体位交換して出来たスペースに、座椅子のリクライニングレバーをロック位置17にし座椅子はロックが効いたフラットでベッドにセットし、介助で体位交換して仰向けに乗り移らせ、体型に合わせベルトの長さ調節したバックル付き胸部安定ベルト9を使用して要介護者の胸部前でバックルをはめて座位時の安定を確保しておく。
要介護者を乗せたフラットな座椅子はリクライニングがロック状態になっているので、次の座位への移行のためリクライニングのレバーをロック解除位置15まで引き上げてピン実線図18で下支えしリクライニングをロック解除状態にして、次の座位への移行に備える。
図4で示すように座位への移行について説明をする。図4の点線部分図が示すリクライニングをロック解除にしたフラットな状態の座椅子に仰向きに乗せた要介護者を、介護ベッド付属モーターの背もたれ起こし機能を利用して実線部分図が示すようにベッドマットと共に座位に移行する。
図4で移行した座位のキープについて説明する。座椅子リクライニングのレバー15を最上位まで引き上げると、下支えしていたピン18が仕組まれているバネ21の作用で自動的に外れリクライニングが座位位置でロックされ座位が成立し、介護ベッド付属モーター背もたれ下降機能を利用してベッドマットをフラットに戻しても要介護者を乗せた座椅子単独で座位がキープされる。
図5で示すように、ベッド上でベッドと並行方向の座位をスライドシート24を貼付した座椅子座面8を約90度回転させ、座位をキープした状態でベッドから要介護者が足を下した座位に移行する。
図6の示す要介護者が座位のベッドに向かって矢印方向27へ本体部図7の台車後部を可能な限りベッド最奥まで移行させ、座椅子座面8側面の左右前後に取り付けた4本の吊りベルト22の先端のリング23を本体部フック1の4か所にそれぞれに掛けて、図8が示すように要介護者を乗せた座椅子図6と本体部図7の連結が完了する。
図8で示すように、ベッドマット28からベッドマット29へ介護ベッド付属モーターの下降機能を利用して下降させ、座椅子座面8底部とベッドマット点線図29との間に分離の移行に必要なスペースを生じさせて、矢印方向30へ移行させ要介護者を乗せた座椅子を吊り下げた本体部がベッドから分離させる。
図9で示すように移乗の実施中に於いて要介護者を乗せた座椅子座面8底部を安全のため支える媒体として、一般に市販されている取り外しと操作が容易なジャッキ31を台車床5の上に移乗の実施中設置する、ジャッキレバー32を34に下げきるとシリンダー37の上昇でジャッキ上部点線部35が実線部36へ移行、座椅子座面8底部に負荷が若干かかる程度押し上げられ要介護者の重量がジャッキ上部にかかり座椅子座面8底部と台車床5が固定され、座椅子座面8底部が支えられて安全が確保される。
図2で示しているロープラチェット10の実施するための形態について図9を使って説明する。座椅子背もたれ側面の左右2か所にとりつけたロープの位置調節機能を有するロープラチェット10のロープ11先端は座椅子座面8後方左右のリング23に繋いでいて、ロープラチェット10内を通っているロープ先端12左右2本の1本ずつを引き作業又は戻し作業で背もたれのリクライニングの角度微調整を点線図39と背もたれ実線図との可動域40で行い要介護者のベストな座位を確保してベッドからの移乗が完了する。
移乗機能つき車椅子からベッドへの移乗は、説明した順序を逆にたどる。
1 フック前後左右4か所
2 肘掛を兼ねるコの字型アーム
3 支柱
4 ハンドル
5 台車床
6 テッピングバー
7 ブレーキ付きキャスター前後左右4個
8 座椅子座面
9 バックル付き胸部安定ベルト
10 ロープラチェット
11 ロープラチェット内を通るロープ
12 ロープ11の先端
13 背もたれの可動域
14 背もたれを倒してフラットにした状態
15 レバーの上位位置でリクライニングのロック解除位置実線図
16 レバーの可動域
17 レバーが戻った位置でリクライニングのロック位置点線図
18 ピン実線図
19 ピンの可動域
20 レバーの上位位置15を外したピン位置点線図
21 バネ
22 吊りベルトで座椅子底部側面前後左右に4本設置
23 吊りベルト4本22の先端に設置するリング
24 スライドシート
25 ベッドマット
26 ベッド脚
27 図7を図6とドッキングさす移動方向を示した矢印
28 ベッドマットを上昇させた位置を実線の斜線図
29 ベッドマットを下降させた位置を点線の斜線図
30 ベッドから分離する方向を示した矢印
31 着脱可能な市販のジャッキ
32 ジャッキアップ前のレバーの上限位置
33 レバーの可動域
34 ジャッキアップのレバー下限位置
35 ジャッキアップ前、上部盤の下限位置を点線で示す
36 ジャッキアップした上部盤の上限位置
37 ジャッキのシリンダー
38 シリンダーの上昇方向を示す矢印
39 座椅子背もたれの角度微調整した点線図
40 角度調整可動域

Claims (1)

  1. 次の構成からなる移乗機能つき車椅子。
    イ 座椅子座面の側面には前後左右4か所にリングを付けた吊り下げベルトを設置、座面 底部にはスライドシートを貼付。
    ロ 座椅子背もたれ中央部にはバックル付き胸部安定ベルトを設置。
    ハ 座椅子背もたれ側面には左右2か所にリクライニング角度微調整のためのロープラチ ェットを設置。
    ニ 座椅子付属リクライニング装置はロック機能を有し、ロック解除時はその位置をキー プする着脱可能なピンと、ロック時にはピンがバネで外れる仕組みにした装置をリク ライニング操作部に隣接して設置。
    ホ 本体部は、ベッド上で座位の腰位置付近に高さ設定した肘掛を兼ねるコの字型アーム に吊り下げるフックを側面の前後左右4か所設置。
    ヘ 本体部の支柱は、支柱上部に上記ホの本体部コの字型アームの前方中央と一体化させ て台車の前方部の床面に於いて垂直に設置。
    ト 本体部の台車床前方先端にハンドルを設置、台車後部にはテッピングバーを設置、台 車床にはキャスターを前後左右4か所設置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109771158A (zh) * 2019-01-22 2019-05-21 苟丽 一种护理轮椅
CN113576790A (zh) * 2021-07-28 2021-11-02 江苏欣华恒精密机械集团有限公司 一种多功能半瘫痪病人转移护理装置

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