JP4029287B2 - 簡易リフター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は簡易リフターに関し、特に筋力の弱った老人や病人等の要介助者をベッドから簡単に簡易リフターに、又簡易リフターからベッドや自動車の車室内に安全に移すことのできるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自力歩行の難しい老人や病人が増加する傾向にあり、かかる老人や病人の介助や介護が大きな社会問題となっている。
【0003】
自力歩行の難しい老人や病人(以下、介護を必要とする者を含めて「要介助者」という)をベッドから移動させベッドに戻す場合、介助者が介護マニュアル等に従って要介助者を抱え、ベッドの上から車椅子やストレッチャーに移し、あるいは車椅子やストレッチャーからベッドに戻すことが行われている。
【0004】
しかし、介助者が要介助者を抱え、ベッドから車椅子に、又車椅子からベッドに移しかえるのは非常に厄介であり、要介助者が肉体的及び精神的な苦痛を受けるばかりでなく、特に要介助者の体重が重い場合には介助者も腰を痛める等、その肉体的及び精神的な苦痛も大きい。
【0005】
そこで、車椅子に変形できるようにしたベッド(例えば、特許公報1、特許公報2、等参照)、椅子部分を着座サポートとシートとに分割し、更にシートを左右に分割してベッド上に座った老人や病人の臀部下方にシートを差し込んた後、着座サポートに固定して老人や病人を移しかえることのできるようにした車椅子(例えば、特許公報3、参照)、等が提案されている。
【0006】
しかし、ベッドを車椅子に変形する方式では構造が非常に複雑となり、コスト高となって家庭での介護には採用し難い。
【0007】
また、シートを左右から差し込む方式ではシートを臀部下側に差し込む時に臀部がシートに挟まれるおそれがあり、これを回避するためには介助者が老人や病人の身体を抱えて持ち上げる必要があり、老人や病人ばかりでなく、介護者も肉体的及び精神的な負担が大きい。
【0008】
これに対し、椅子部分をサポートと座部とに分割し、座部をサポートに対して吊上げ可能に構成し、ベッド側部に座部を載せ、座部上に要介助者を端座位の姿勢で座らせた後、座部をサポートに吊上げてベッド面から浮かし、引き出すようにした移動リフターが提案されている(特許文献4、参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開昭59−160453号公報
【特許文献2】
特開平04−33654号公報
【特許文献3】
特開2000−166974号公報
【特許文献4】
特許第2796620号公報
【0010】
しかし、要介助者をベッドの端部や自動車の座席上、あるいは移動リフターの座部に端座位の姿勢に座らせると、要介助者によっては前方又は側方に倒れ込むおそれがあるので、かかる要介助者の場合には介助者が片手で要介助者を支えながら、他方の手で移動リフターを取り扱う必要があり、非常に危険である。
【0011】
また、上記移動リフターでは要介助者を車椅子から自動車の座席に移す場合、座席に対して要介助者が横向きの姿勢となってしまうので、介助者が両手で抱えて前向きに座り直させる必要があり、この点で改良の余地があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
これに対し、本件発明者は、椅子、架台車及び吊上げ機構とから構成し、椅子の受け部材は取外し可能となし、受け部材を例えばベッド上で平坦な状態に展開して要介助者の大腿部から上方の身体を仰臥位の姿勢で受けた後、受け部材を椅子に取付けて要介助者を座った姿勢に保つ立体的形状に折曲げ、吊上げ機構によって椅子を架台車側方の吊下げ支柱に吊上げ、要介助者を移動させる一方、逆の操作を行って要介助者をベッドに仰臥位の姿勢で戻せるように構成し、もって要介助者ばかりでなく、介助者にも肉体的及び精神的な負担をかけることなく、要介助者をベッドと移動リフターとの間で、又自動車の座席と移動リフターとの間で簡単かつ安全に移すことのできるようにした移動リフターを開発し、出願するに至った(特願2002−230732号)。
【0013】
さらに、本件発明者は、仰臥位の姿勢にある要介助者を乗り移らせ、脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた長座位の姿勢をとらせるとともに元の仰臥位の姿勢に戻す作業に適した移動リフターであって、椅子、架台車及び吊上げ機構とから構成され、上記椅子は座部、背凭れ部及び着脱可能な左右の肘当て部を含み、上記座部と上記背凭れ部とは相互に要介助者を座った姿勢に保つような略く字状をなすとともに、上記座部は着座した要介助者の膝を越えない前後長さを有し、これにより上記椅子は要介助者に側臥位の状態においてその椅子に着座した姿勢を取らせることができるとともに、要介助者とともに仰向けに回転させることができるようになっている一方、上記架台車は少なくとも前後方向及び左右方向に移動可能に設けられ、側部に吊下げ支柱が立設され、上記吊上げ機構は上記椅子に座った要介助者が上記長座位の姿勢をとり得るように上記椅子をその側方に位置する上記架台車の吊下げ支柱から吊り下げるようになした移動リフターを開発し、出願している(特願2003−50558号)。
【0014】
しかし、上述の2つの移動リフターでは受け部材又は椅子を吊り上げる吊上げ機構を設ける必要があり、構造が大形化するとともにコスト高を招来し、家庭や小規模の介護施設における介助や介護には使用し難いばかりでなく、要介助者を乗り移らせるのに時間がかかるという難点がある。
【0015】
この発明は、かかる点に鑑み、家庭や小規模の介護施設において要介助者を迅速に乗り移らせることのできるようにした小形で安価な簡易リフターを提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係る簡易リフターは、ベッド上で仰臥位の姿勢にある要介助者を乗り移らせ、ベッド上の元の仰臥位の姿勢に戻す作業に適した簡易リフターであって、架台車及び該架台車に対して要介助者が着座し得る着座姿勢に保持される椅子から構成され、上記椅子は少なくとも座部及び背凭れ部を含み、上記架台車は少なくとも前後方向及び左右方向に移動可能に設けられたベース部と上記椅子の幅よりも大きな間隔を相互にあけて上記ベース部に立設された2本の支柱とから構成され、上記支柱又はベース部には上記椅子を上記架台車に保持した際に上記椅子の背凭れ部を受ける背受け手段が設けられており、要介助者を上記椅子に着座させて仰向けにするとともに該椅子の背凭れ部の下端側を上記架台車に向けた状態とし、上記椅子の背凭れ部を上記2本の支柱の間に位置させて上記背受け手段で受け、上記椅子を要介助者とともに上記着座姿勢に向けて傾動又は回動させるようにしたことを特徴とする。
【0017】
本発明の特徴の1つは支柱又はベース部に背受け手段を設け、要介助者を椅子に着座させて仰向けにするとともに該椅子の背凭れ部下端側を架台車に向けた状態とし、椅子の背凭れ部を2本の支柱の間に位置させて背受け手段で受け、椅子を着座姿勢に向けて傾動又は回動させ得るようにした点にある。
【0018】
これにより、椅子の背凭れ部の下端部位を背受け手段で受け、椅子及び要介助者の荷重の一部、好ましくは大部分を背受け手段に受け持たせた後、介助者が手で椅子を持って傾動又は回動させ、椅子を架台車に保持させることができる。
【0019】
その結果、ベッドが背受け手段の高さよりも多少高くても、要介助者をベッドから簡易リフターに移す場合には要介助者の足側を下げる方向に操作するので、要介助者をベッドから簡易リフターに安全かつ迅速に乗り移らせることができ、又要介助者を簡易リフターからベッドに戻す場合には要介助者の頭部を高くしたまま戻すことができるので、要介助者を簡易リフターからベッドに安全かつ迅速に戻すことができる。従って、本件発明の簡易リフターは本件発明者の開発に係る前述の移動リフターのように吊上げ機構を設ける必要がなく、小形の簡易リフターを安価に製作でき、家庭や小規模の介護施設における介助や介護には最適なリフターが得られる。
【0020】
また、支柱をベース部の前端(又は後端)の近傍に設けると、ベース部をベッドと床面との間の隙間に差し込むことなく、要介助者の乗った椅子をベッドから架台車に移すことができる。従って、下側のスペースが狭いベッドの場合にも適用できることとなる。
【0021】
背受け手段は椅子の背凭れ部を受けることができればどのようなものでもよく、例えば架台車の二本の支柱に側板部を回転自在に支持し、側板部の後端部間に背受け部を掛け渡し、椅子の背凭れ部を受ける構造、架台車の2本の支柱間にロープ又はバーを掛け渡し、椅子の背凭れ部を受ける構造としてもよい。側板部の間に背受け部を掛け渡した背受け部材の場合、側板部の先端下部に椅子の座部を受ける座受け部を設けるのがよく、又ロープやバーを用いる背受け部材の場合、椅子に前脚部を設けて椅子を着座姿勢に保持する構造を設けるのがよい。
【0022】
即ち、背受け手段は、2本の支柱に各々回転自在に取付けられた左右の側板部と該両側板部の後端間に掛け渡された背受け部とからなる背受け部材であり、該背受け部材の両側板部の先端部の間には椅子の座部を受けて背受け部とともに椅子を着座姿勢に保持する座受け部が設けられているように構成できる。
【0023】
側板部は支柱に回転自在に取付けられることができればその形状は特に限定されず、例えば下記の実施形態に示されるような肘当ての下方を覆うプレート、逆L字状のアーム、あるいは下記の実施形態に示されるような受け板両側のフランジとすることができる。
【0024】
また、背受け手段が2本の支柱の間に掛け渡されたロープ状又は棒状の背受け部材であり、椅子が前脚部を更に含み、架台車のベース部には椅子の前脚部の下端部位を受ける脚受け手段が設けられており、背受け部材と脚受け手段とによって椅子が着座姿勢に保持されるように構成することができる。
【0025】
架台車には椅子の前脚部を受ける脚受け手段を設けるが、この脚受け手段は例えば段部又は凹部としてもよく、さらに前脚部をロックするロック機構を設けるようにしてもよい。
【0026】
背受け手段をロープ状又は棒状の背受け部材とした場合、安全対策上、椅子を架台車に保持する際に、椅子が不意に斜め下方にずれ落ちるのを阻止するのがよく、例えば支柱から2本のロープ又はチェーンを垂下させ、2本のロープ又はチェーンの先端リングを椅子の座部に引っ掛けて椅子が斜め下方に急にずり落ちるのを阻止することができる。
【0027】
また、背受け手段はベース部上にプレートを設けあるいはボックスを置き、プレート又はボックス上面で椅子の背凭れ部の下端部位を受け、回動させてボックス上面に載置する構造としてもよい。
【0028】
即ち、背受け手段が架台車のベース部の上方にてほぼ水平に延びてベース部又は支柱に支持された受け面部を少なくとも含む背受け部材であり、椅子の座部が背受け部材の受け面部上に載置されることによって椅子が着座姿勢に保持されるように構成することができる。
【0029】
この場合、背受け部材は少なくとも受け面部を有していればよいが、背受け部材のベース部や支柱への支持又は固定の方法等を考慮すると、背受け部材が四角形ボックス状となすのがよい。なお、ベッドが比較的硬く安定している場合、ベッドの側端部に椅子の背凭れ部の下端部を位置させ、そこを中心に椅子を傾動又は回動させ、椅子の座部を受け面部上に載置させるという方法を採用することもできるが、本例における本来の方法は背受け面部上に椅子の背凭れ部の下端部を載せるということである。
【0030】
また、背受け部材には肘当てを固定的又は着脱可能に取付けあるいは外方に開くように取付けることもできる。即ち、背受け部材には肘当て部が取付けられることができる。
【0031】
一般に、長座位の姿勢には脚を前方に投げ出して上半身を起こした姿勢と、脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた姿勢とがあるが、要介助者を移動させる場合には後者の方が姿勢が安定し安全である。
【0032】
そこで、椅子を架台車に保持した時に要介助者に脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた長座位の姿勢をとらせ得るようにするのが好ましい。
【0033】
椅子は少なくとも座部と背凭れ部を有していればよいが、さらに前脚部が設けられていてもよい。また、椅子の肘当て部は必ずしも設ける必要はないが、上半身の安定しない要介助者の場合には椅子から転落するおそれがある。そこで、椅子の座部の両側には肘当て部を設けるのが好ましい。また、この肘当て部は架台車の2本の支柱に設けるようにしてもよく、又上述のように背受け部材に設けるようにしてもよい。
【0034】
他方、椅子に着座させた要介助者に痙攣等の緊急事態が発生した場合、介助者等が迅速に要介助者を椅子から運びだせるようにするのが望ましい。そこで、肘当て部を簡単に取り外せ又は邪魔にならないように回転できるようにすると、要介助者の緊急事態時に迅速に対応できる。
【0035】
椅子は少なくとも座部及び背凭れ部を含んでいればその形態は特に限定されないが、座部と背凭れ部とを略く字状となし、座部をこれに着座した要介助者の膝を越えない前後長さとすると、椅子を横に倒し、例えばベッド上の要介助者を側臥位の姿勢にして脚を曲げさせることによって要介助者に側臥位の状態で椅子に着座した姿勢を取らせることができ、その状態から要介助者と椅子とを簡単にかつ安全に仰向けに起こすことができる。
【0036】
そこで、椅子の座部と背凭れ部とを相互に要介助者を座った姿勢に保つような略く字状をなすとともに、座部を着座した要介助者の膝を越えない前後長さを有するように構成し、これにより椅子が要介助者に側臥位の状態において着座した姿勢を取らせることができるとともに、要介助者とともに仰向けに回転させることができるようになっているのが好ましい。
【0037】
これにより、要介助者を椅子に迅速かつ安全に乗り移らせることができ、ベッドを上昇又は下降させて椅子を架台車の支柱に簡単かつ確実に係止させること。かできる。
【0038】
また、椅子の座部と背凭れ部とを略く字状にする場合、折り曲げ部位を滑らかな円弧状にすると、椅子をベッド上に仰向け姿勢で置いたときに椅子の前脚部と背凭れ部の先端部位(上端部位)とが折り曲げ部位を支点として天秤状態になるので、介助者が椅子を架台車に保持させる際に椅子を小さな力で押し下げて傾動又は回動させることができる。
【0039】
椅子は少なくとも座部及び背凭れ部を含んでいればどのようなものでもよいが、軽量化の観点からは、椅子を保持フレームとこれに取付けられた受け部材とから構成するのが好ましい。前脚部は保持フレームに固定し又は着脱可能に取付けて構成することができる。
【0040】
椅子に座った要介助者は足が空中に浮いていると不安感を感じやすいばかりでなく、膝の裏側や大腿部の裏側が圧迫されて足に血の塊ができ、何らかの原因で血の塊が分離して流れだし、脳、心臓あるいは肺の毛細血管に血栓として詰まると、脳梗塞、心筋梗塞、心臓麻痺、肺血栓等を引き起こすおそれがある。そこで、椅子には座部に着座した要介助者の足を載せて受け部材と要介助者の膝裏との間に隙間を作るための足置部を設けるのが好ましい。
【0041】
椅子の座部は着座した要介助者の膝を越えない前後長さにするのが大切であるが、要介助者の体格によっては座部の前後長さが要介助者の膝を越えることもある。そこで、椅子には座部の前後長さを調整するための補助座部をスライド可能に又は着脱可能に設けると、要介助者の体格の相違に迅速に対応できる。この補助座部の形状や構造は特に限定されず、例えばロープにクッション材を巻き付けて形成することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る簡易リフターの好ましい実施形態を示す。本例の簡易リフターは基本的には椅子10及び架台車20から構成されている。
【0043】
椅子10は機能的には座部11、背凭れ部12及び前脚部13からなり、座部11及び背凭れ部12は保持フレーム15に織布等のシート状の受け部材16の外周縁を抱きつかせて縫合することなどによって構成されている。
【0044】
また、保持フレーム15は金属製パイプを用いて正面ほぼ逆U字状で側面略く字状に製作され、側面略く字状の折り曲げ部分は丸く形成され、又前脚部13は金属製パイプを用いて正面ほぼU字状に製作され、前脚部13の上端部は保持フレーム15の両下端部に着脱可能に連結されるようになっている。なお、前脚部13は保持フレーム15に溶接等によって固定してもよいが、要介助者の椅子10への乗り移りやすさを考慮すると、着脱可能に取付け、あるいは保持フレーム15に対して折り曲げ可能に取付け、前脚として起立させた時にはその状態にロックできる構造とすることもできる。
【0045】
また、前脚部13には途中に布製(又はロープ製)のふくらはぎの受け部130が着脱可能に(又は固定的に)掛けわたされるとともに、下端部位に左右の支持パイプ131が固定され、該左右の支持パイプ131間には織布(ロープでもよく、又は比較的硬質のゴムシートでもよい)の足置き部132が掛けわたされて要介助者が足を載せることができるようになっている。
【0046】
なお、ふくらはぎの受け部130及び足置き部132は面ファスナー(例えば、マジックテープ(登録商標))を用いて織布を相互に貼着することによって掛けわたした状態に保持するようにすれば、要介助者の体格に応じてふくらはぎの受け部130や足置き部132の張り具合を調整することができる。
【0047】
また、架台車20は平面略四角形状をなすベース部21を有し、ベース部21の四隅底部にはキャスター22の取付けブラケットが固定され、キャスター22は垂直軸の回りに旋回可能にかつ水平軸の回りに回転自在に構成されて架台車20は前後左右に走行自在となっている。また、ベース部21の高さは例えばベッドと床面との間の隙間に差し込み得る高さに設定されることもできる。
【0048】
また、ベース部21の両側辺部分には後端部に支柱23が立設され、両支柱23の上方部位には背受け部材(背受け手段)24の側板部240が回転軸230の廻りに回転自在に支持されている。
【0049】
この背受け部材24の側板部240は椅子10の側方をほぼ覆う形状をなし、両側板部240の後端間にはアーム状の背受け部241が一体的に取付けられ、該背受け部241は着座中に要介助者に苦痛を与えないように中央が凹状に曲げられている。
【0050】
また、背受け部材24の両側板部241の先端下部間にはアーム状の座受け部242が取付けられ、該座受け部242はこれも着座中に要介助者に苦痛を与えないように中央が凹状に曲げられている。
【0051】
また、背受け部材24の左右の両側板部241の上端には肘当て部243が取付けられ、該肘当て部243は芯部材の外側にクッション材を被せて構成されている。
【0052】
例えば、寝たきりの老人等の要介助者を本例の簡易リフターに乗せる場合、ベッド上に脚を伸ばして仰臥位の姿勢(上向きの姿勢)で横たわった要介助者を介助者が通常の方法によって側臥位の姿勢(横向きの姿勢)にし、要介助者の脚を適切な角度に曲げさせた後、要介助者が寝ていたベッド上に椅子10を横向きにして要介助者の背後に置くと、側臥位の状態において要介助者に椅子10に着座した姿勢を取らせることができる(図2参照)。
【0053】
その後、介助者が片手で要介助者を支えながら、保持フレーム15の下方の立ち上がり部分を中心として椅子10を要介助者とともに仰向けに回転させると、図3に示される状態となる。この時、座部11の前後長さが要介助者の膝を越える長さになっていると、要介助者の膝の裏側が圧迫されるので、上述の側臥位の時に椅子10の座部11の前後長さが要介助者の膝の裏側を圧迫しないような寸法のものを用いるのがよい。
【0054】
こうして要介助者を椅子10の上で脚を曲げた仰臥位の姿勢にできると、椅子10に前脚部13を取付ける。上述のように前脚部13は椅子10から起立させロックする方式とすることもできる。椅子10の足置き部132は後の着座した時に要介助者の足が足置き部132上に丁度乗るように足置き部132の弛みを調整しておくのがよい。なお、この前脚部13は予め椅子10に取付けておいてもよい。26、足置き部132の張り具合の調整は適当な時、例えば椅子10を架台車20に保持した時にも行うことができる。
【0055】
準備が済むと、椅子10の前脚部13がベッドの側方に突き出るように椅子10に乗った要介助者を移動させ、架台車20の支柱23側をベッドの側方に移動させるとともに、架台車20のベース部21を床面に接近させ(図4の矢印A参照)、背受け部材24の背受け部241が最も下側になるように側板部240を回転させる(図4参照)。
【0056】
次に、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持って椅子10をベッド側方に引き出し、椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材24の背受け部241で受けさせる。この時、ベッドの上面が背受け部材24の背受け部241よりも高く、両者の間に段差がある場合、要介助者の足を下げる方向に操作するので、要介助者が不安になることはなく、椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材24の背受け部241に安全に載せることができる。
【0057】
なお、ベッドの上面が背受け部材24の背受け部241よりも低く、両者の間に上記とは逆の段差がある場合、そのままの状態で椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材24の背受け部241に載せるようにすると、要介助者の頭部が低くなり、要介助者が不安に感じるとともに、要介助者の身体が椅子10から後方にずれ落ちるおそれがある。
【0058】
そこで、かかる場合には要介助者の頭部側において椅子10の背凭れ部12とベッドの上面との間に適切な厚さの部材、例えば枕や座布団を介在させ、要介助者の頭部を高くし、その状態において介助者が椅子10の前脚部13又は背凭れ部12を持ち上げて椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材24の背受け部241に載せるようにすればよい。
【0059】
上述のように椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材24の背受け部241で受けた状態では椅子10は架台車20の背受け部材24とベッドとに乗って安定しているので、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持った状態で椅子10をその座部11が背受け部材24の座受け部242に当たるまでさらに引き出した後(図4の矢印B参照)、背受け部材24を利用して椅子10を手前側の下方に降ろす、即ち下方に傾動させる(図4の矢印C参照)。
【0060】
すると、椅子10は前脚部13側が下がって傾斜した状態となり、要介助者及び椅子10の荷重の一部(少なくとも半分、好ましくは大部分)は架台車20の支柱23が受け持つことになるので、椅子10を軽く傾動させることができる。
【0061】
そして、椅子10が所定の角度、例えば要介助者が脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた長座位の姿勢となる角度になったときに、支柱23又は支柱23に設けたロックプレートのロック穴(図示せず)と背受け部材24の側板部240のロック穴(図示せす)にロックピンを差し込み、さらに必要に応じて椅子10の前脚部13に設けたフック(図示せず)を架台車20のベース部21に設けたフック受け(図示せず)に引っ掛けると、椅子10は所定の着座姿勢に保持される。
【0062】
このとき、椅子10は架台車20に保持され、要介助者は脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた長座位の姿勢になるので、後は介助者が椅子10の保持フレーム15の要介助者の頭部後方のハンドル部分120を手でもって架台車20を前方又は後方に移動させればよい。なお、背受け部材24の背受け部241の高さによっては要介助者を通常の着座姿勢に座らせることもできる。
【0063】
簡易リフターに乗せた要介助者をベッドに戻す場合には上記と逆の作業を行えば、要介助者を仰臥位の姿勢に安全に戻すことができる。このとき、ベッドの方が背受け部材24よりも高い場合には要介助者の頭部が高い姿勢のままで介助者が椅子10をベッドに押し上げることができ、要介助者が不安に感じることはない。但し、ベッドの方が低い場合にはそのまま椅子10をベッドに戻すと、要介助者の頭部が低くなって要介助者が不安になるとともに、身体がずれ落ちるおそれがあるので、ベッド上に枕や座布団を載せ、要介助者の頭部が水平よりも低くならないようにして椅子10をベッドに戻せばよい。
【0064】
また、要介助者をベットから自動車の座席に移らせる場合にも上記と同様の操作と逆の操作を行うことによって簡単かつ安全に乗り移らせることができる。但し、椅子10を前後方向に向けて乗り移させる関係上、バックドアを開閉させる、いわゆるワンボックス型の車両を利用するのがよい。
【0065】
図5ないし図7は第2の実施形態を示し、図において図1ないし図4と同一符号は同一又は相当部部を示す。本例では背受け手段の方式が第1の実施形態と異なっている。
【0066】
即ち、ベース部21の両側辺部分には後端部に支柱23が立設され、支柱23の上方部位の前後両面にはフック25A、25Bが取付けられ、後側の左右のフック25B間にはロープ状の背受け部材(背受け手段)26が掛け渡して設けられている。
【0067】
他方、前側の左右のフック25Aにはロープ27の一端部が係止され、該ロープ27の他端にはリングが形成され、該リングは椅子10の座部11の保持フレーム15の突出部分に引っ掛けられるようになっている。
【0068】
また、架台車20のベース部21の前側部分には前脚部13の下端部分を受ける段部状の脚受け部(脚受け手段)28が設けられ、該脚受け部28は例えば金属板をL字状に折り曲げ、溶接等によってベース部21に固定されている。なお、脚受け部28は段部状ではなく、凹状としてもよい。
【0069】
本例では第1の実施形態と同様に要介助者を椅子10に着座させかつ仰向けにし、椅子10の前脚部13がベッドの側方に突き出るように椅子10に乗った要介助者を移動させ、架台車20の支柱23側をベッドの側方に移動させる(図6参照)。
【0070】
次に、架台車20のベース部21をベッドに接近させ(図6の矢印A参照)、椅子10の保持フレーム15の座部11からの突出部分にロープ27のリングを引っ掛ける。
【0071】
そこで、ベッドが背受け部材26よりも高い場合にはそのままの状態で介助者が椅子10の前脚部13を両手で持って椅子10をベッド側方に引き出し、椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材26で受けさせる(図7参照)。逆に、ベッドが背受け部材26よりも低い場合には第1の実施形態の場合と同様に、要介助者の頭部側における椅子10の背凭れ部12とベッドとの間に介在物を入れ、要介助者の頭部を高くする。
【0072】
椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材26で受けた状態では椅子10は架台車20の背受け部材26とベッドとに乗って安定しているので、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持った状態で椅子10を背受け部材26を利用して椅子10を手前側の下方に降ろす、即ち下方に傾動させる(図7の矢印C参照)。
【0073】
すると、椅子10は前脚部13側が下がって傾斜した状態となり、要介助者及び椅子10の荷重の一部(少なくとも半分、好ましくは大部分)は架台車20の支柱23が受け持つことになるので、椅子10を軽く傾動させることができる。このとき、椅子10は大きく下方にずり落ちるのをロープ27によって規制されるので、安全に椅子10及び要介助者を架台車20上に降ろすことができる。
【0074】
そして、介助者が椅子10の前脚部13の下端部分を架台車20の受け部28におさめると、図5に示されるように椅子10を架台車20に保持することができる。ロープ27が邪魔になる場合にはロープ27のリングを椅子10から外すこともでき、又ロープ27によって要介助者の横倒れを規制するようにしてもよい。
【0075】
このとき、椅子10は架台車20に保持され、要介助者は脚を折り曲げかつ上半身を斜め後方に傾斜させた長座位の姿勢になるので、後は介助者が椅子10の保持フレーム15の要介助者の頭部後方のハンドル部分120を手でもって架台車20を前方又は後方に移動させればよい。なお、背受け部材26の高さやベース部21の前後長さによっては要介助者を通常の着座姿勢に座らせることもできる。
【0076】
簡易リフターに乗せた要介助者をベッドに戻す場合には上記と逆の作業を行えば、要介助者を仰臥位の姿勢に安全に戻すことができる。また、要介助者をベットから゛いわゆるワンボックス車両の座席に移らせる場合にも上記と同様の操作と逆の操作を行うことによって簡単かつ安全に乗り移らせることができる。
【0077】
図8及び図9は第3の実施形態を示し、図において図1ないし図7と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では架台車20のベース部21上には背受け部材(背受け手段)40を取付け、該背受け部材40はほぼ水平に延びる受け板(受け面部)41の両側を側板42で覆い、受け板41の前方下側を前板で覆った四角形ボックス状としている。
【0078】
本例では第1の実施形態と同様に要介助者を椅子10に着座させかつ仰向けにし、椅子10の前脚部13がベッドの側方に突き出るように椅子10に乗った要介助者を移動させ、架台車20の支柱23側をベッドの側方に移動させる(図8参照)。
【0079】
次に、架台車20のベース部21をベッドに接近させ(図8の矢印A参照)、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持って椅子10をベッド側方に引き出し、椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材40の受け板41で受けさせる(図7参照)。
【0080】
その状態では椅子10は架台車20の背受け部材40の受け板41とベッドとに乗って安定しているので、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持った状態で背受け部材40の受け板41を利用して椅子10を手前側に回動させる(図9の矢印C参照)。なお、操作の便宜上、椅子10の背凭れ部12の下端部を背受け部材40の受け板41まで引き出せない場合には、背凭れ部12の下端部をベッド上に位置させたまま、椅子10を手前側に回動させることもできる。
【0081】
すると、椅子10の座部11が背受け部材40の受け板41に載って安定するので、後はフック(図示せず)等によって椅子10を背受け部材40にロックすればよい。
【0082】
また、移動中に椅子10が後方に倒れないように例えば支柱23の貫通穴43等を利用して左右の支柱23間に棒部材(図示せず)を掛け渡し、椅子10の背凭れ部12を支えるようにするのがよい。
【0083】
図10は第4の実施形態を示し、図において図1ないし図9と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では背受け部材(背受け手段)50を架台車20の支柱23に取付け軸(回転軸)51によって傾動自在に取付け、背受け部材50は背板部(背受け部)52の両側に側板部53をフランジ状に設け、左右の側板部53の下端先端間に座受け部54を固定して構成され、又側板部53の下端には支持脚55が傾動可能かつロック可能に取付けられている。
【0084】
他方、架台車20のベース部21には受けバー60が掛け渡され、下方に傾動してきた背受け部材50の側板部53の下端を受けて椅子10を傾斜した状態に保持するようになっている。
【0085】
本例では第1の実施形態と同様に要介助者を椅子10に着座させかつ仰向けにし、椅子10の前脚部13がベッドの側方に突き出るように椅子10に乗った要介助者を移動させ、架台車20の支柱23側をベッドの側方に移動させる。
【0086】
次に、架台車20では背受け部材50を水平状態にして支持脚55で保持し(図10参照)、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持って椅子10をベッド側方に引き出し、椅子10の背凭れ部12を架台車20の背受け部材50の背板52で受けさせ、椅子10の座部11が座受け部54と当たるまで椅子10を背受け部材50上に引き込む。
【0087】
その状態では椅子10は架台車20の背受け部材50の背板部52に受けられているので、支持脚55のロックを解除して回動させ、介助者が椅子10の前脚部13を両手で持った状態で取付け軸51を利用して背受け部材50の背板52を手前側に回動させることができる。
【0088】
そして、背受け部材50の側板53が架台車20の受けバー60に当たると、椅子10は傾斜した状態で保持されるので、後はフック(図示せず)等によって背受け部材40を架台車20のベース部21にロックすればよい。
【0089】
なお、第4の実施形態では背受け部材50の背板部52を、椅子10の背凭れ部12の大部分を受ける大きさとしたが、第1の実施形態に示されるような狭幅とし、これと座受け部54とを適切な部材、例えはバー材で相互に固定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る簡易リフターの好ましい実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】 上記実施形態における椅子の使用方法を模式的に示す概略斜視図である。
【図3】 上記実施形態における椅子の使用方法を模式的に示す概略斜視図である。
【図4】 上記実施形態における椅子の架台車への取付け方法を模式的に示す図である。
【図5】 第2の実施形態における椅子の架台車への取付け方法を模式的に示す図である。
【図6】 上記実施形態における椅子の架台車への取付け方法を模式的に示す図である。
【図7】 上記実施形態における椅子の架台車への取付け方法を模式的に示す図である。
【図8】 第3の実施形態を模式的に示す図である。
【図9】 上記実施形態における椅子の架台車への取付け方法を模式的に示す図である。
【図10】 第4の実施形態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 椅子
11 座部
12 背凭れ部
13 前脚部
20 架台車
23 支柱
24 背受け部材(背受け手段)
240 側板部
241 背受け部
242 座受け部
26 背受け部材(背受け手段)
28 脚受け部
40 背受け部材(背受け手段)
41 受け板(受け面部)
50 背受け部材(背受け手段)
52 背板部(背受け部)
53 側板部

Claims (2)

  1. ベッド上で仰臥位の姿勢にある要介助者を乗り移らせ、ベッド上の元の仰臥位の姿勢に戻す作業に適した簡易リフターであって、
    架台車(20)及び該架台車(20)に対して着脱可能に設けられて要介助者が着座し得る着座姿勢に保持される椅子(10)から構成され、
    上記椅子(10)は前脚部(13)、座部(11)及び背凭れ部(12)を含み、上記架台車(20)は少なくとも前後方向及び左右方向に移動可能に設けられたベース部(21)と上記椅子(10)の幅よりも大きな間隔を相互にあけて上記ベース部(21)に立設されかつロック穴が形成され又はロック穴を有するロックプレートが固定された2本の支柱(23)とから構成され、上記支柱(23)には上記椅子(10)を上記架台車(20)に保持した際に上記椅子(10)の背凭れ部(12)を受ける背受け部材(24)が設けられており、
    該背受け部材(24)は、上記2本の支柱(23)に各々回転自在に取付けられかつロック穴が形成され椅子(10)を受けた状態でその回転中心の廻りに要介助者が着座した着座姿勢に向けて傾動させ得る左右の側板部(240)と、該両側板部(240)の後端間に掛け渡され上記背凭れ部(12)をベッド上に載せることによって下向きにした状態の椅子(10)がベッドから上記2本の支柱(23)の間に引き出されたときに上記背凭れ部(12)を受ける背受け部(241)と、上記両側板部(240)の先端下部の間に掛け渡された上記背凭れ部(12)をベッド上に載せることによって下向きにした状態の椅子(10)がベッドから上記2本の支柱(23)の間に引き出されたときに上記座部(11)を受ける座受け部(242)とから構成され、
    さらに上記側板部(240)と支柱(23)又はロックプレートとに形成されたロック穴に差し込まれることによって上記背受け部材(24)を支柱(23)に対してロックするロックピンを備え、上記背受け部 (241) で上記背凭れ部 (12) が受けられ上記座受け部 (242) で上記座部 (11) が受けられた状態で上記背受け部材 (24) が上記椅子 (10) の着座姿勢に向けて傾動されかつ上記ロックピンが上記ロック穴に差し込まれることによって上記椅子 (10) が着座姿勢に保持されるようになっていることを特徴とする簡易リフター。
  2. 上記背受け部材には肘当て部が取付けられている請求項1記載の簡易リフター。
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