JP2019181103A - 移乗移動リフト - Google Patents

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JP2019181103A JP2018080238A JP2018080238A JP2019181103A JP 2019181103 A JP2019181103 A JP 2019181103A JP 2018080238 A JP2018080238 A JP 2018080238A JP 2018080238 A JP2018080238 A JP 2018080238A JP 2019181103 A JP2019181103 A JP 2019181103A
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俊章 宮坂
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
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Abstract

【課題】 被介護者の移乗を簡単で短時間に行うことができる移乗移動リフトを提供する。【解決手段】 吊り具を常に被介護者の体に装着できる素材を用い、吊り位置を脇下にすることで移乗リフトを小型化する。被介護者を吊る昇降アームには、クッション材が備えられ移動時の段差での衝撃を抑え、肘つきを兼用する。さらに昇降アームが取り付けられたキャリッジは、スプリング等で吊り上げ介護者が簡単に操作できるようにする。【選択図】図1

Description

この発明は、被介護者がベッドから車椅子、車椅子からトイレの便座、車椅子から乗用車の座席等へ移乗移動する際の介護用 移乗移動リフトに関する。
従来の移乗用機具は、A;吊り具で体を包み込み、油圧シリンダ等が組み込まれた機具に吊り具の金具を掛け被介護者を吊り上げた状態で、ベッド等から車椅子等に移乗を行う機具。(特許文献1 参照)B;ベッド等から車椅子に板状の橋渡しを行い、被介護者をこの板上で滑らせ移動させる機具。C;車椅子に移乗用の器具が取り付けられたものなどが実用化されている。
特開2001−61907号公報
しかしながら、以上の技術によれば、Aの移乗方式は、体を吊り上げる位置が高く転倒防止等のため機具サイズが大きくなり家庭内での移乗移動が困難である。また吊り具を移乗するたびに脱着する必要があり脱着作業に時間がかかる。さらに吊る場所が頭部より上なので、上部にスペースがない乗用車への移乗などはできない。▲2▼の方式は、簡単 安価であるがベッドから車椅子等の限られた場所での移乗しかできない。また元の場所に戻ることが困難な器具もある。▲3▼の方式も▲2▼と同様に車椅子に移乗装置が組み込まれているためベッド等、移乗場所が限られてしまう。
そこで、本発明は、吊り具を常に被介護者の体に装着できるようにし移乗の手間を最小限にし、さらに移乗移動リフトを小型化することで狭い場所での被介護者の移乗移動ならびに介護作業が簡単な移乗移動リフトを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、吊り具1を布製として、常に被介護者が装着可能とし、移乗時に脱着する必要がない吊り具を装備したことを特徴とした移乗移動リフトである。(図2)
第二発明は、被介護者を吊り上げる吊り具の取り付けアーム4を、被介護者の脇より下にすることにより移乗移動リフト本体を小型化し、狭い場所への移動ならびに狭い場所での介護作業を容易にする。
第三発明は、吊り具の昇降アーム4にクッション素材を取り付けることにより、移動時の振動を最小限に抑えることができる。さらにアーム4をトイレ介助時の肘掛として使用する場合、被介護者の肘に痛みを感じさせないようにしたことを特徴とした移乗移動リフトである。(図3)
第一発明から第三発明によれば、被介護者が常時身に付けることができる吊り具を装着することにより、ベッド等から車椅子等への移乗時間を短縮することができ、吊り具取付位置を脇下位置にすることで介助機具を小型化し、狭いトイレ内への被介助者の移動、移乗、介助作業を可能とした。さらに昇降アームにクッション素材を組み込むことで、移動時被介護者への振動伝達を抑え、トイレ介助時の被介護者への負担を軽減できる。
この発明の一実施形態を示す斜視図である。(移乗前) この発明の一実施形態を示す斜視図である。(移動時) この発明の一実施形態を示す斜視図である。(トイレ介助時) 吊り具の展開図 使用時の斜視図である。 移乗移動リフト本体断面図である。
この発明の一実施形態を、図1から図3に示す。 この移乗移動リフトは吊り具1(図4)と、その吊り具に包まれた被介護者を吊り、移動するための移乗移動リフト本体(図5)から構成される。
図4は吊り具1の展開図、ならびに使用時の斜視図である。ナイロン ポリエステル等の柔軟で強度があり常時装着可能な通気性の良い材質とする。吊り具1は、臀部ならびに腿裏を支え持ち上げる為の輪2、ならびに背もたれとするための穴3が設けられた1枚の布である。輪2は移乗移動リフト本体の昇降アーム4に差し込み被介護者を吊り上げるため、穴3は昇降アーム4の側面に設けられた突起6に差し込み背もたれとし、被介護者が後ろに倒れるのを防止する。
吊り具1は、基本的に被介護者に取り付けた後は、洗濯等以外は装着したままとする。吊り具1は、洋服等に縫い付けたり、洋服に吊り具の形状を予め備えてもよい。なお本件では吊り具の輪2 吊り具の穴3としているが、被介護者が邪魔にならない形状、硬さの物であれば簡単に取付取り外しができるフック等でもよい。
図5は移乗移動リフト本体のカバーを外した斜視図を示す。前後にキャスター7、キャスター(車輪)8を備えた台車9に支柱10が固定されている。
支柱10にキャリッジ14が上下方向の1軸のみ動く案内ガイド11が取り付けられている。本図で案内ガイドは、軸2本とスライドブッシュで構成されているがリニアガイド等を用いてもよい。この案内ガイド11と平行に送りねじ12が配置され、キャリッジ14に送りねじ12のナット13、前記昇降アーム4が固定されている。送りねじ12の端部には歯車14(本図はかさ歯車を使用)を介しハンドル5が取り付けられ、ハンドル5を回転させることで送りねじ12が回転しキャリッジ14が上下動する。本図では手動のハンドルの記載であるがモータを用いてもよい。さらに送りねじは、油圧シリンダ、リンク等を用いてもよい。
昇降するキャリッジ14の左右には、昇降アーム4が取り付けられる。昇降アーム4のキャリッジ14への取付部は長穴になっており、被介護者の胸幅にあわせ水平方向の調整ができるようになっている。昇降アーム4は、根元から先端に行くにつれ細くなっており、吊り具1の輪2に挿入しやすい形状となっている。また、昇降アーム4の両外側には、吊り具1の背もたれ用の穴3をかける突起が取り付けられている。移動時は、介護者が昇降アーム4の吊り具取付部と反対側に延びた取っ手を持ち移動する。
左右の昇降アーム4の上部には、スポンジ等のクッション材が取り付けられ、被介護者が吊り具1で吊られ移動する際、クッション材が段差等での衝撃を緩和するよう緩衝材の役目をする。特にキャスターを小型化すると微振動が多くなり効果的である。さらにトイレ介助の際、被介護者が昇降アーム4に肘をついた状態で介護者がハンドル5を回転させ昇降アーム4を上げることにより図3のように腰を浮かせ衣類の着脱を容易にすることができる。この際被介護者の肘に体重がかかるため、肘が痛くならないようクッションの役割をする。
キャリッジ14の中心には、台車9に取り付けられたガススプリング16の一端が取り付けられ、被介護者を吊り上げる際のハンドル5の操作を軽くしている。このガススプリングは、定荷重バネ等を用いてもよい。
以降実際の操作について説明する。
介護者は、図2に示す吊り具1を被介護者の尻の下に敷く(初回のみ)。移乗移動リフト本体を被介護者の近くに移動させ、(図1)ハンドル5を回転、昇降アーム4が吊り具輪2に差し込める位置に調整し(初回のみ、前回引き抜いた位置)吊り具の輪2に差し込む。さらに吊り具1の背もたれ部の穴3をアーム側面の突起6に差し込み被介護者が後ろに倒れるのを防止する。
介護者は吊り具1を移乗移動リフトの昇降アーム4に取り付けた後、ハンドル5を回転させ被介護者を移動できる高さまで吊り上げ(図2)、その状態で昇降アーム4の吊り具1の反対側に延びた取っ手を持ち車椅子、トイレ等の移乗場所まで移動する。
移乗場所まで移動後、介護者はハンドル5を回転させ被介護者を移乗場所に下ろし、移乗移動リフトを動かしアーム4を吊り具1から引き抜き移乗を行う。
トイレ介助の場合は、吊り具1からアーム4を引き抜いた後、再度移乗移動リフトを被介護者側に移動し、被介護者の肘を昇降アーム4(肘掛)につかせた状態でハンドル5を回転させ昇降アーム4(肘掛)を上昇させることで被介護者の腰を浮かせ衣服を脱がせやすくする。
この実施形態によれば、・介護者は短時間で被介護者をベッド等から車椅子等への移乗が可能となる。・軽い操作で被介護者を持ち上げ、移動できるため介護者の腰等への負担も少なくてすむ。・機具を小型化することで狭いトイレ内の移動移乗が可能である。・移動時、段差等の微振動をクッションで吸収し乗り心地をよくすることができる。・被介護者の腕 足の機能が多少残る場合、肘掛に肘をおきアームを持ち上げることで腰を浮かし衣類の脱着をしやすくする。
1 吊り具 2 輪(吊り具) 3 穴(吊り具) 4 昇降アーム
5 ハンドル 6 突起 7 キャスター 8 キャスター(車輪)
9 台車 10 支柱 11 案内ガイド 12 送りねじ
13 送りねじナット 14 キャリッジ 15歯車 16 ガススプリング

Claims (4)

  1. 被介護者の尻、腿裏を支える布製の吊り具を備える移乗リフトにおいて、被介護者を吊る位置を被介護者の左右脇下とし、その位置に被介護者の胸幅にあわせ調整可能な上下昇降する吊り具の取付アームを備えたことを特徴とする移乗移動リフト。
  2. 被介護者が常時身に付けることができるよう金具等の硬質部材がない布状の吊り具を擁することを特徴とする請求項1記載の移乗移動リフト
  3. 上下する昇降アームにクッション材を備え、移動時の緩衝材、肘掛としたことを特徴とする請求項1記載の移乗移動リフト。
  4. 介護者が容易に昇降操作をできるよう昇降アームが取り付けられたキャリッジにススプリング等のバネ材を備えた請求項1の移乗移動リフト
JP2018080238A 2018-04-02 2018-04-02 移乗移動リフト Pending JP2019181103A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113456425A (zh) * 2021-07-09 2021-10-01 青岛大学附属医院 一种老年人辅助运动装置
WO2023079727A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 株式会社Fuji 介助装置、補助具、胴体クッション、および脇クッション

Cited By (3)

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CN113456425B (zh) * 2021-07-09 2023-12-22 青岛大学附属医院 一种老年人辅助运动装置
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