JP2017055290A - 映像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両周辺の移動物の動きを良好に記録として残すことのできる映像記録装置の提供。【解決手段】車両周辺の複数の方向に対して撮影を行う撮影部(30)と、前記撮影部が前記各方向に対して撮影した映像に対応するデータが時系列に記録される記録媒体(35)と、前記車両に対して相対的に移動する移動物を検出する移動物検出部(20)と、前記移動物検出部が検出した移動物の存在位置が、前記複数の方向のうちいずれに近いかを判断する方向判断部(2)と、前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、前記方向判断部により前記存在位置が近いと判断された方向に係る前記データを記録するための前記記録媒体の使用量が、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合に比べて大きくなるように、前記データの前記記録媒体に対する記録態様を制御する記録制御部(33)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、当該車両の周辺に対して撮影された映像を記録する映像記録装置に関する。
従来、車両に搭載された複数のカメラによって撮影された当該車両周辺の映像に対応するデータを、記録媒体に記録する映像記録装置が知られている。また、そのような映像記録において、例えば、ソナーを介して車両周辺に障害物が検出された場合にのみ、前記撮影及び記録を行うことにより、記録媒体の容量が不足するのを抑制する技術が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1には、ソナーを介して障害物が検出された場合、その障害物が検出された方向を撮影するカメラのみを作動させてもよいことも記載されている。
特開2015−88794号公報
ところが、特許文献1では、ソナーを介して特定方向に障害物が検出された場合にも、当該方向に係る撮影が開始されるだけで、撮影された映像に対応するデータを記録する記録態様は通常の態様とされる。なお、記録態様とは、映像に対応するデータが記録媒体に記録されるときの記録の態様である。このため、移動物としての障害物が特定方向に検出された場合にも、記録態様を制御して前記データを記録する際の記録媒体使用量を適切化する処理等はなされず、当該移動物の動きを詳細に記録として残すことができない可能性がある。そこで、本発明は、記録媒体の使用量を適切に調整することにより、車両周辺の移動物の動きを良好に記録として残すことのできる映像記録装置を提供することを目的としている。
本発明の映像記録装置(1)は、撮影部(30F,30R,30L,30B)と、記録媒体(35)と、移動物検出部(20FC,20FR,20FL,20BC,20BR,20BL)と、方向判断部(2)と、記録制御部(33)と、を備える。
撮影部は、車両周辺の複数の方向に対して撮影を行う。記録媒体には、前記撮影部が前記各方向に対して撮影した映像に対応するデータが、時系列に記録される。一方、移動物検出部は、前記車両に対して相対的に移動する移動物を検出する。方向判断部は、前記移動物検出部が検出した移動物の存在位置が、前記複数の方向のうちいずれに近いかを判断する。
前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、記録制御部は、前記方向判断部により前記存在位置が近いと判断された方向に係る前記データを記録するための前記記録媒体の使用量が、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合に比べて大きくなるように、前記データの前記記録媒体に対する記録態様を制御する。
このため、移動物が特定の方向に検出された場合には、前記記録態様が変更され、当該方向に係る前記データを記録するための記録媒体使用量が、前記移動物が検出されていない場合に比べて大きくなる。従って、車両周辺の移動物の動きを良好に記録として残すことができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の映像記録装置の構成を示すブロック図である。 その映像記録装置のソナー設置位置及び検出範囲を概念的に示す図である。 その映像記録装置のカメラ設置位置及び撮影範囲を概念的に示す図である。 その映像記録装置における映像記録処理を示すフローチャートである。 その処理による通常時の映像記録態様を概念的に示す説明図である。 その処理による移動物検出時の映像記録態様を概念的に示す説明図である。 第2実施形態の映像記録装置による通常時の映像記録態様を概念的に示す説明図である。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す映像記録装置1は、周辺監視部2と映像記録部3とを備える。周辺監視部2には、近接センサとしての機能を有する6個のソナー20FC,20FR,20FL,20BC,20BR,20BL(以下、区別する必要がない場合は単にソナー20ともいう。)が接続されている。
6個のソナー20は、図2に示すように、当該映像記録装置1が搭載された車両Cの前端部に3個、車両Cの後端部に3個、それぞれ設けられている。より詳しくは、車両Cの前端部には、その車両Cの前端面中央にソナー20FCが設けられている。車両Cの右側面前端部にはソナー20FRが設けられている。車両Cの左側面前端部にはソナー20FLが設けられている。車両Cの後端面中央にはソナー20BCが設けられている。車両Cの右側面後端部にはソナー20BRが設けられている。車両Cの左側面後端部にはソナー20BLが設けられている。
図2には、各ソナー20による検出範囲を、中心及び角度が共通であり半径が異なる3つの円弧により、概念的に示している。図2に示すように、ソナー20FCの検出範囲は、車両Cの前側の車幅範囲をカバーする。ソナー20FRの検出範囲は、車両Cの右側方の車両前側部分をカバーする。ソナー20FLの検出範囲は、車両Cの左側方の車両前側部分をカバーする。ソナー20BCの検出範囲は、車両Cの後側の車幅範囲をカバーする。ソナー20BRの検出範囲は、車両Cの右側方の車両後側部分をカバーする。ソナー20BLの検出範囲は、車両Cの左側方の車両後側部分をカバーする。
図1に戻って、周辺監視部2は、CPU,ROM,RAMを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。周辺監視部2は、6個のソナー20からの信号に基づき、車両Cに対して相対的に移動する移動物(例えば人、障害物等)の有無を検出し、移動物が検出された場合には当該移動物の存在位置が車両Cに対して前後左右(複数の方向の一例)のどの方向に近いかを判断する。これらの検出結果及び判断結果は、電気信号として映像記録部3に向けて出力される。
映像記録部3には、4個のカメラ30F,30R,30L,30B(以下、区別する必要がない場合は単にカメラ30ともいう。)が接続されている。4個のカメラ30は、図3に示すように、車両Cの前後左右に設けられている。より詳しくは、カメラ30Fは車両C周辺の前方を撮影範囲とし、カメラ30Rは車両C周辺の右側方を撮影範囲とし、カメラ30Lは車両C周辺の左側方を撮影範囲とし、カメラ30Bは車両C周辺の後方を撮影範囲とする。これらの撮影範囲の撮影を可能とするために、例えば、カメラ30Fはルームミラーの背面に設けられてもよく、その他の車両前方位置に設けられてもよい。カメラ30R,30Lは、左右のサイドミラーの下面やサイドドアの補助ウィンカー下に設けられてもよく、その他の車両側方位置に設けられてもよい。カメラ30Bは、リアウィンドウの内側に設けられてもよく、その他の車両後方位置に設けられてもよい。
図1に戻って、映像記録部3は、入力バッファ31F,31R,31L,31Bと記録映像生成部33とフレームバッファ34と記録媒体35とを備える。記録媒体35は、フラッシュメモリ,ハードディスク,RAM,ビデオRAM等の周知の記録媒体によって構成されている。
記録映像生成部33には、4個のカメラ30F,30R,30L,30Bから送られるデータが、入力バッファ31F,31R,31L,31Bを介して入力される。記録映像生成部33は、CPU,ROM,RAMを備えたマイクロコンピュータとして構成され、4個のカメラ30が撮影した映像に対応するデータをフレームバッファ34に記録する。すると、そのフレームバッファ34に記録されたデータは、記録媒体35に同様の態様で記録される。より詳しくは、記録映像生成部33は、各カメラ30F,30R,30L,30Bから送られるデータを、フレームバッファ34が備えた図5等に例示するフレームF1,F2,…の規格に適合したデジタルデータに変換して、各フレームF1,F2,…に記録する。フレームバッファ34における各フレームF1,F2,…のデータは、記録媒体35が備えたフレームに同様の態様で記録される。なお、この記録態様については、後に詳述する。また、記録映像生成部33には、周辺監視部2から、前述した移動物の有無及び方向を表す電気信号(すなわち、前記検出結果及び判断結果)が入力される。
[1−2.処理]
次に、記録映像生成部33が実行する映像記録処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。この処理は、車両Cの電源投入時に、記録映像生成部33のROMに記憶されたプログラムに基づき、同じく記録映像生成部33のCPUによって実行される。なお、この処理は、車両Cが停車中であるか走行中であるかに拘わらず継続的に実行される。
図4に示すように、処理が開始されると、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、移動物の有無の検出結果、及び、移動物が検出された場合における当該移動物の存在位置が近いと判断された方向(すなわち、移動物が検出された方向)が、周辺監視部2から受信される。続くS2では、当該受信された検出結果が、移動物が検出されたことを示すものであったか否かが判断される。
前記検出結果が、移動物が検出されていないことを示すものであった場合(S2:N)、処理はS3へ移行する。S3では、次のように、各方向の映像を、フレームF1,F2,…を均等に割り当てて記録する処理がなされて、処理は前述のS1へ移行する。
S3では、カメラ30F,30B,30L,30Rを介して撮影された前後左右各方向の撮影データが、図5に例示するように、フレームF1,F2,…を所定の順序で循環的に割り当てるラウンドロビン方式で記録される。
図5の例では、先頭のフレームF1には、カメラ30Fにて撮影された車両C前方の撮影データが記録される。以下、このデータを前カメラの撮影データともいう。次のフレームF2には、カメラ30Rにて撮影された車両C右側方の撮影データが記録される。以下、このデータを右カメラの撮影データともいう。次のフレームF3には、カメラ30Lにて撮影された車両C左側方の撮影データが記録される。以下、このデータを左カメラの撮影データともいう。次のフレームF4には、カメラ30Bにて撮影された車両C後方の撮影データが記録される。以下、このデータを後カメラの撮影データともいう。以下同様に、前カメラの撮影データ,右カメラの撮影データ,…の順で、各データがフレームF5以降に循環的に記録される。なお、図5に示す矢印Tは、時間軸を概念的に示したものである。なお、矢印Tの意味は後述の図6,図7も同様である。
図4に戻って、一方、S1にて受信された検出結果が、移動物が検出されたことを示すものであった場合(S2:Y)、処理はS4へ移行する。S4では、移動物が検出された方向の映像が、全てのフレームF1,F2,…を使用して記録されて、処理は前述のS1へ移行する。例えば、移動物の検出方向が前方であった場合、図6に例示するように、全てのフレームF1,F2,…に前カメラの撮影データが記録される。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1A)第1実施形態の映像記録装置1では、移動物が検出された場合(S2:Y)、ラウンドロビン方式による記録態様(S3)が変更され、当該移動物が検出された方向に係る撮影データが全てのフレームF1,F2,…を使用して記録される記録態様とされる(S4)。このため、車両Cの周辺の移動物の動きを、高いフレームレートでかつ高解像度で良好に記録することができる。移動物は車両Cに危害を加える可能性があるが、そのような移動物の動きを良好に記録として残すことができる。
(1B)第1実施形態の映像記録装置1では、移動物が検出されていない場合(S2:N)、前後左右の各方向に係る撮影データが、フレームF1,F2,…を循環的に割り当てるラウンドロビン方式によって記録される(S3)。このため、移動物が検出されていない場合にも(S2:N)、各方向に対して撮影された映像を高解像度で記録することができる。
(1C)第1実施形態の映像記録装置1では、移動物が検出されていない場合(S2:N)、前後左右の各方向に係る撮影データを記録するためにフレームF1,F2,…が均等に割り当てられる(S3)。このため、移動物が検出されていない場合には(S2:N)、各方向に対して撮影された映像を均等に記録することができる。
(1D)第1実施形態の映像記録装置1では、前後左右の各方向に対してカメラ30が個々に設けられ、各々に対応する方向に対して撮影を行う。このため、車両Cに対するカメラ30の向きを変更する必要がなく、装置の構成を簡略化することができる。
なお、前記第1実施形態において、カメラ30F,30R,30L,30Bが撮影部に、ソナー20FC,20FR,20FL,20BC,20BR,20BLが移動物検出部に、周辺監視部2が方向判断部に、記録映像生成部33が記録制御部に、それぞれ相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。この第2実施形態は、装置の構成は第1実施形態と同様の構成とし、S3における処理、すなわち各方向に係る撮影データを記録するためにフレームF1,F2,…を均等に割り当てる処理を、次のように変更したものである。
本実施形態のS3では、図7に示すように、各フレームF1,F2,…をそれぞれ均等に4分割し、分割後の各領域に前カメラの撮影データ,右カメラの撮影データ,左カメラの撮影データ,後カメラの撮影データをそれぞれ記録する画像分割方式で記録がなされる。S4では、各フレームF1,F2,…の全領域が、移動物が検出された方向の撮影データを記録するために使用されるが、結果的に図6に示す第1実施形態におけるS4と同様の記録態様となる。
[2−2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A),(1C),(1D)に加え、以下の効果が得られる。
(2A)第2実施形態の映像記録装置1では、移動物が検出されていない場合(S2:N)、各フレームF1,F2,…が均等に4分割されて前後左右の各方向に係る撮影データが分割後の各領域に割り当てられる画像分割方式による記録がなされる。このため、各方向に対して撮影された映像を高いフレームレートで記録することができ、決定的な瞬間が見逃されるのを抑制することができる。
しかも、第2実施形態の映像記録装置1では、前後左右の各方向に対してカメラ30が個々に設けられ、各々に対応する方向に対して撮影を行う。このため、車両Cに対するカメラ30の向きを変更する走査がなされる場合に比べて、決定的な瞬間が見逃されるのを一層良好に抑制することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(3A)前記各実施形態では、前後左右に1個ずつの計4個のカメラを使用したが、これに限定されるものではない。例えば、カメラは前後に1個ずつの計2個又は左右に1個ずつの計2個とされてもよく、5個以上(例えば各ソナー20の位置に応じて6個)設けられてもよい。同様に、ソナー20の数も種々に変更することができる。また、カメラ30又はソナー20の配置も種々に変更することができる。
(3B)第1実施形態では、移動物が検出された場合(S2:Y)、移動物が検出された方向の撮影データが全てのフレームF1,F2,…を使用して記録されたが、これに限定されるものではない。例えば、前方に移動物が検出された場合、前,右,左,後,…の順でフレームF1,F2,…を使用していた記録形態を前,前,右,左,後,…の順とするなど、移動物が検出された方向の撮影データが記録される頻度が上げられてもよい。
(3C)第2実施形態では、移動物が検出された場合(S2:Y)、移動物が検出された方向の撮影データが各フレームF1,F2,…の全領域を使用して記録されたが、これに限定されるものではない。例えば、前方に移動物が検出された場合、前カメラの撮影データが記録される領域をフレームF全体の70%とし、他の方向に係る撮影データが記録される領域をそれぞれフレームF全体の10%とするなど、移動物が検出された方向の撮影データが記録される領域が増やされてもよい。
(3D)第1実施形態では、移動物が検出されない場合(S2:N)、フレームF1,F2,…が循環的に割り当てられる所定の順序として、前,右,左,後,…の順序が設定されたが、これに限定されるものではない。所定の順序は、予め設定された順序であれば任意でよく、適宜変更することができる。また、所定の順序は、前,右,前,後,前,左,前,右…といったように、特定の方向(この例では前)に係る撮影データが記録される頻度を高めた順序が、移動物が検出されない場合においても設定されてもよい。その場合、例えば前方向に移動物が検出された場合には(S2:Y)、前,前,前,前,…といったように全てのフレームF1,F2,…が前方向に係る撮影データの記録に使用されるとか、前,前,右,前,前,後,前,前,左,…といったようにフレームF1,F2,…が前方向に係る撮影データの記録に使用される頻度を更に高めるとかいった記録形態の変更が考えられる。更に、前述のように特定の方向(前記例では前)に係る撮影データが記録される頻度を高めた順序が、移動物が検出されないときに設定されている場合、前記特定の方向以外の方向(前記例では右,左,後)に移動物が検出されたときには、当該方向に係る撮影データが記録される頻度を前記特定の方向と同程度に高めた順序が設定されてもよい。
(3E)第2実施形態では、移動物が検出されない場合(S2:N)、フレームF1,F2,…が分割される所定の割合は25%:25%:25%:25%とされたが、これに限定されるものではない。所定の割合は、予め設定された割合であれば任意でよく、適宜変更することができる。例えば、前:右:左:後の割合が40%:20%:20%:20%等といったように、特定の方向(この例では前)に係る撮影データが記録される領域の割合を高めた記録態様が、移動物が検出されない場合においても設定されてもよい。その場合、例えば前方向に移動物が検出された場合には(S2:Y)、フレームF1,F2,…の全領域が前方向に係る撮影データの記録に使用されるとか、前:右:左:後の割合が70%:10%:10%:10%等といったように前方向に係る撮影データの記録に使用される領域の割合を更に高めるとかいった記録形態の変更が考えられる。更に、前述のように特定の方向(前記例では前)に係る撮影データが記録される領域の割合を高めた記録態様が、移動物が検出されないときに設定されている場合、前記特定の方向以外の方向(前記例では右,左,後)に移動物が検出されたときには、当該方向に係る撮影データが記録される領域の割合を前記特定の方向と同程度に高めた記録態様が設定されてもよい。
(3F)また、第1実施形態のようなラウンドロビン方式と、第2実施形態のような画面分割方式とが組み合わせて用いられてもよい。例えば、移動物が検出されない場合(S2:N)、フレームF1,F2,…が、前,右及び左,後,…の順でラウンドロビン方式で使用され、その内の右及び左は、フレームFを2分割して右側方に係る撮影データと左側方に係る撮影データとが1つのフレームFに記録されてもよい。
(3G)前記各実施形態では、いずれかのカメラ30からの撮影データを記録するために使用される記録媒体35の使用量(すなわち、フレーム数又は分割された領域の大きさ)が大きくなるように制御がなされたが、これに限定されるものではない。例えば、1個のカメラ30による撮影範囲を更に細分化可能な場合、特定のカメラ30における特定の撮影範囲に係る撮影データを記録するために使用される記録媒体35の使用量が大きくなるような記録態様への変更も可能となる。その場合、例えば、車両Cの周辺に歩行者が検出された場合に、その歩行者を含む撮影範囲に係る撮影データが高いフレームレートでかつ高解像度で記録されるようにすることも可能となる。
(3H)前記各実施形態では、移動物検出部としてソナー20を使用したが、これに限定されるものではない。移動物検出部は、ソナー以外の近接センサであってもよく、カメラ30が近接センサとして動作してもよい。
(3I)前記各実施形態では、各カメラ30が撮影する方向は車両Cに対して固定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、2個のカメラ30を車両Cの右前端部及び左後端部にそれぞれ設けて回動させることにより、前者のカメラ30で車両Cの前方及び右側方を、後者のカメラ30で車両の後方及び左側方を撮影してもよい。更に、撮影部としては全周囲カメラ等も使用することができ、その場合、1個の全周囲カメラで車両Cの全周を撮影できる場合もある。その場合も、記録媒体35の使用量を前記各実施形態のように制御することで、前記各実施形態と同様の効果が生じる。
(3J)前記各実施形態では、フレームバッファ34を介して記録媒体35への記録をフレームF1,F2,…として行ったが、これに限定されるものではない。記録媒体は、撮影された映像に対応するデータが時系列に記録されるものであればよく、例えばフレームを備えていないタイプの記録媒体等、種々のものが使用可能である。
(3K)前記各実施形態では、撮影部,記録媒体,移動物検出部,方向判断部,記録制御部の全てが車両Cに搭載されたが、これに限定されるものではない。例えば、フレームバッファ34に記録されたデータは、インターネット等の通信回線を介して車両Cの外部に設けられたコンピュータに送信されて記録されてもよい。その場合、当該コンピュータのメモリ等が記録媒体に相当する。
(3L)前記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、前記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、前記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の前記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(3M)上述した映像記録装置の他、当該映像記録装置を構成要素とするシステム、当該映像記録装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、映像記録方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…映像記録装置 2…周辺監視部 3…映像記録部
20BC,20BL,20BR,20FC,20FL,20FR…ソナー
30B,30F,30L,30R…カメラ 33…記録映像生成部
34…フレームバッファ 35…記録媒体 C…車両
F1,F2,F3,F4,F5…フレーム

Claims (5)

  1. 車両(C)の周辺に対して撮影された映像を記録する映像記録装置(1)であって、
    前記車両周辺の複数の方向に対して撮影を行う撮影部(30F,30R,30L,30B)と、
    前記撮影部が前記各方向に対して撮影した映像に対応するデータが時系列に記録される記録媒体(35)と、
    前記車両に対して相対的に移動する移動物を検出する移動物検出部(20FC,20FR,20FL,20BC,20BR,20BL)と、
    前記移動物検出部が検出した移動物の存在位置が、前記複数の方向のうちいずれに近いかを判断する方向判断部(2)と、
    前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、前記方向判断部により前記存在位置が近いと判断された方向に係る前記データを記録するための前記記録媒体の使用量が、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合に比べて大きくなるように、前記データの前記記録媒体に対する記録態様を制御する記録制御部(33)と、
    を備えたことを特徴とする映像記録装置。
  2. 前記記録制御部は、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合は、前記各方向に係るデータを記録するための前記記録媒体の使用量を均等に割り当て、前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、前記判断された方向に係る前記データを記録するために、他の方向に係る前記データを記録するために割り当てられた前記使用量の一部又は全部を振り向けることを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  3. 前記記録媒体は、複数のフレーム(F1,F2,F3,F4,F5)に前記データが時系列に順次記録されるもので、
    前記記録制御部は、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合は、前記各方向に係るデータを記録するために前記フレームを所定の順序で循環的に割り当て、前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、前記判断された方向に係る前記データを記録するために、他の方向に係る前記データを記録するために割り当てられた前記フレームの一部又は全部をフレーム単位で振り向けることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像記録装置。
  4. 前記記録媒体は、複数のフレーム(F1,F2,F3,F4,F5)に前記データが時系列に順次記録されるもので、
    前記記録制御部は、前記移動物検出部が移動物を検出していない場合は、前記各方向に係るデータを記録するために前記各フレームをそれぞれ所定の割合で複数領域に分割して前記各方向に割り当て、前記移動物検出部が移動物を検出し、前記方向判断部が前記判断を行った場合、前記判断された方向に係る前記データを記録するために、他の方向に係る前記データを記録するために割り当てられた前記領域の一部又は全部を振り向けることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像記録装置。
  5. 前記撮影部は、前記複数の方向に対して個々に設けられ、各々に対応する方向に対して撮影を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像記録装置。
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