JP2017038243A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置に加わる揺れ、被写体の動き、撮影画角内被写体の位置に応じて、ズームを広角側、もしくは望遠側へ自動的に移動することにより、撮影者に揺れが目立たなくなるような画像を提供する。【解決手段】ズーム手段と、フォーカス手段と、被写体動きベクトル検出手段と、被写体の画角内における位置を検出する被写体位置検出手段と、被写体測距手段と、撮像装置に加わる振動を検知する振動検出手段と、検知された振動の振幅と周波数を計測する手段と、ズーム手段の位置に応じて、被写体動きベクトル検出手段、被写体位置検出手段、被写体測距手段及び振動検知手段、の少なくともいずれか1つの検知結果から許容できる被写体揺れ量を決定する被写体揺れ許容判断手段を有する。被写体揺れが大きいと判断した場合、その揺れ量に応じてズーム手段を自動的に制御し、その後被写体揺れが小さくなったと判断した場合、元の位置に戻す。【選択図】図2

Description

本発明は自動ズームの技術に関する。
近年のカメラ、ビデオ等の撮像装置には、ズームレンズの駆動による光学的な変倍(光学ズーム)機能と、撮像した領域の一部を拡大する電子的な変倍(電子ズーム)機能を備えたものがある。近年、ズームレンズの性能向上により超広角から超望遠まで同一のレンズで撮影でき、また撮像素子の高画素化によって、拡大倍率を高くしても十分な解像感の得られる撮影が可能になってきている。
しかしながら、撮像装置のズームが高倍率化することの弊害として、超望遠状態では被写体の僅かな移動でフレームアウトが起こり得る。また、被写体が停止している状態であっても撮像装置に加わる振動や、撮影者の手ブレにより被写体のフレームアウトが起こり得る。
そこで、特許文献1には、被写体がフレームアウトしそうになると、自動的に広角方向にズーム位置を変更することによって被写体を捉え直す技術が開示されている。また特許文献2には、撮像装置に加わる外部振動、もしくは手ブレにより被写体がフレームアウトしそうになると、自動的に広角方向にズーム位置を変更することにより、被写体がフレームアウトすることを防ぐ技術が開示されている。
特開2012−60595号公報 特開2009−88860号公報
特許文献1及び特許文献2では、被写体の動きもしくは撮像装置の揺れ等により、フレームアウトしそうになると自動的にズーム位置を広角側に変更して、被写体を見失わないようにしている。しかし被写体がフレームアウトしないまでも撮影している画面内の一部の被写体の揺れが非常に目立つ幾つかのケースがある。
具体的なケース1として、乗り物に乗っているときに撮像装置を車窓側に設置して望遠側にした場合に、乗り物の振動によっては被写体が大きく揺れて見苦しい画像になる場合がある。
具体的なケース2として、乗り物に乗っているときに撮像装置を手持ちしていた場合に、車窓側の外の景色を望遠側で撮影している合間に車中を撮影した場合は、被写体と撮像装置の距離が近くなるため、急に被写体の揺れが目立つ見苦しい画像になる場合がある。
具体的なケース3として、乗り物に乗っているときに撮像装置を望遠側にして車窓側を撮影しているときに、画面中央には距離の遠い被写体があり、画面端には距離の近い被写体がある場合は、画面端の被写体の揺れが目立つ見苦しい画像になる場合がある。
以上の具体的なケースは、乗り物を前提としているが、撮像装置を望遠側にして人体の一部に固定した場合も被写体の動作以上に撮影者の動作に依存して激しく揺れ続ける場合がある。これらの撮影された画像は、静止画、動画共に失敗画像として廃棄される場合がほとんどであり、特に動画では揺れの激しい画像を長期にわたり見続けると船酔いを起こす場合があるため倦厭される。
いずれの場合も撮像装置に加わる揺れや被写体の激しい動作は必然的に発生する外的な要因であるため、揺れを取り除くことは困難である。そのため、少しでも揺れが目立たない画像を残すための1つの手段として、撮像装置に加わる揺れの特性、被写体の動き、撮影画角内の被写体の位置に応じて、ズームを広角側、もしくは望遠側へ移動することが効果的となる場合がある。
本発明に係る撮像装置は、
撮影画角を変更するズーム手段と、
撮影被写体にピントを合わせるフォーカス手段と、
被写体の動きの方向とスカラ量を検出する被写体動きベクトル検出手段と、
被写体の画角内における位置を検出する被写体位置検出手段と
被写体距離を測定する被写体測距手段と、
撮像装置に加わる振動を検知する振動検出手段と、
前記振動検知手段により検知された振動の振幅と周波数を計測する手段と、
前記ズーム変倍手段の位置に応じて、前記被写体動きベクトル検出手段、被写体位置検出手段、被写体測距手段、および振動検知手段、の少なくともいずれか1つの検知結果から許容できる被写体揺れ量を決定する被写体揺れ許容判断手段を有し、
振動の振幅と周波数が変化した後に、被写体揺れ許容判断手段により被写体揺れが大きいと判断した場合、その揺れ量に応じてズーム手段を自動的に制御し、
その後被写体揺れ許容判断手段により被写体揺れが小さくなったと判断した場合、ズーム手段を元の位置に戻すことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、撮像装置に加わる揺れ、被写体の動き、撮影画角内被写体の位置に応じて、ズームを広角側、もしくは望遠側へ自動的に移動することにより、撮影者に揺れが目立たなくなるような画像を提供することができる。
カメラ全体のブロック図 自動ズーム制御部のブロック図 実施例を説明したフローチャート 実施例を説明したフローチャート 自動ズームのイメージ図 自動ズームのイメージ図 自動ズームのイメージ図 自動ズームのイメージ図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態にかかわる撮像装置の内部全体ブロック図である。
101はズームユニットであり、変倍を行うズームレンズを含む。102はズーム駆動制御部であり、ズームユニット101駆動を制御する。103は絞り・シャッタユニットである。104は絞り・シャッタ駆動制御部であり、絞り・シャッタユニット103の駆動を制御する。
105はフォーカスユニットであり、ピント調整を行うレンズを含む。106はフォーカス駆動制御部であり、フォーカスユニット105の駆動を制御する。107は撮像素子が用いられる撮像部であり、各レンズ群を通ってきた光像を電気信号に変換する。109は撮像信号処理部であり、撮像部107から出力された電気信号を映像信号に変換処理する。108は被写体距離測距部であり、被写体に合焦している状態におけるフォーカスユニット105の位置から被写体までの距離を測定する。
110は相関値算出部であり、ブロックマッチング法によりフレームを分割したブロック単位で現在フレームと前回フレームとの相関値を算出する。111は動きベクトル算出部であり、相関値算出部110の結果が最小となる前回フレームのブロックをサーチして、そのブロックを基準としたその他のブロックのズレを動きベクトルとして検出する。112はシステム全体を制御する制御部であり、内部のCPU(中央演算処理装置)がプログラムを解釈して実行することで各種の処理を行う。
113は振動検出部であり、撮像装置に加わる揺れ量を検出する。114は通信部であり、他の撮像装置間でデータの送受信を行う。115は記憶部であり、撮像信号処理部109の映像情報や相関算出部212の前回フレームの情報など様々なデータを記憶する。116は操作部であり、撮像装置の操作を行うユーザインタフェースである。117は電源部であり、システム全体に用途に応じて電源を供給する。118は表示制御部であり、撮像信号処理部109により得られた画像の表示制御を行う。119は表示部であり、表示制御部118から出力された信号に基づいて、必要に応じた画像表示を行う。
図2は本発明の実施形態に関わるズーム自動制御に関するブロック図である。図5〜図8は画面内の一部の被写体の揺れが非常に目立つケースを説明している。図5(a)は撮影者が乗り物に搭乗し、遠方にある被写体へズームインしている。操作部116の中にはズーム操作部が含まれており、撮像装置の現在のズーム位置をズーム現在位置記憶部210により記憶しておく。
図5(b)は乗り物が動き始めると、その振動により被写体が大きく揺すられている状態を示している。乗り物に加わる振動は、振動検出部113より検知することができる。検知された振動の振幅は、正弦波形の正負のピークを計測することにより、振幅算出部201で算出することができる。検知された振動の周波数は、正弦波形の頂点の数をカウントすることにより、周波数算出部202で算出することができる。
振動状態計測部203では、振動の振幅と周波数の情報を所定時間計測している。例として所定量以上の振幅、所定域以上の高周波数成分が所定時間以上継続している場合は、乗り物に搭乗していると見なすことができる。111は動きベクトル検出部であり、乗り物が動き始めたときの被写体が揺すられる程度を計測する。動きベクトルの情報から、被写体揺れ算出部206により被写体の揺れ量を計測する。
211は被写体揺れ許容判定部であり、振動状態計測部203により計測された撮像装置に加わる振動と、被写体揺れ算出部206により算出された被写体の揺れ量と、ズーム現在位置記憶部209のズーム情報から、揺れ量に応じてズームを広角側へ移動する。
図5(c)はズームを広角側へ駆動することにより振動が目立たなくなった状態を示している。これにより画角は変化することになるが、激しい揺れが続く見苦しい画像に対して揺れを軽減させた画像を撮影者に提供することができる。
図6(a)は撮影者が乗り物に搭乗し、遠方にある被写体へズームインしている。撮像装置の現在のズーム位置はズーム現在位置記憶部210により記憶してある。図6(b)は乗り物内の被写体を撮影するために、撮像装置を大きくパンさせた後に至近側の被写体を撮影した場合である。
204はパン検知部であり、振動状態計測部203の情報からパン動作を検知している。例として所定量以上の振幅、所定域以下の低周波数成分が所定時間以上継続している場合は、パン動作をしていると見なすことができる。108は被写体距離測距部であり、被写体までの距離を測定することができる。208は被写体位置検出部であり、画角内における被写体の位置を検出する。被写体揺れ許容判定部211は、パン検知部204によりパンが発生したと判定した場合、被写体位置検出部207により検出された被写体に対して、被写体揺れ許容判定部210により被写体距離測距部206により検出された被写体の揺れ量に応じてズームを広角側へ移動する。
図6(c)はズームを広角側へ駆動することにより振動が目立たなくなった状態を示している。これにより画角は変化することになるが、激しい揺れが続く見苦しい画像に対して揺れを軽減させた画像を撮影者に提供することができる。
図7(a)は画角内に遠近の差がある複数の被写体が存在している場合である。遠近差がある被写体が存在している場合は、図のように遠くの被写体の揺れの程度に比較して、近くの被写体の揺れの程度は大きくなる傾向にある。このとき揺れの大きな被写体が画面の端にあると全体として見苦しい画像になる。
図7(b)は複数の被写体の中で、画面中央付近に存在する被写体の揺れが所定値以上にならない程度までズームを望遠側へ駆動している。被写体揺れ算出部206と被写体位置検出部208から、被写体割合算出部207により画角内の各被写体が画角内に占める割合を算出する。108は被写体距離測距部であり、被写体までの距離を測定することができる。
被写体距離測距部108で測定された近い距離にある被写体が、被写体割合算出部207により画角の端の方にあると測定し、その揺れが所定値以上であると判断した場合は、被写体揺れ許容判定部210により、被写体の揺れ量に応じてズームを望遠側へ移動する。
図7(c)は撮像装置の揺れが収まってきたら、ズームを元の至近側へ戻している。これにより画面内に遠近の異なる被写体があり、端の方にある被写体の揺れが続くような場合でも、撮像装置の揺れの程度に応じて画面端の見苦しい被写体を写さないような画像を撮影者に提供することができる。
図8(a)は撮影者が乗り物に搭乗し、遠方にある被写体へズームインしている。撮像装置の現在のズーム位置はズーム現在位置記憶部210により記憶してある。
図8(b)は近側を被写体が撮像装置に対して相対的に速い速度で横切っている。205は被写体相対速度算出部であり、パン検知部204により撮像装置がパン動作をしていないとき、動きベクトル検出部111により所定以上速度の速い被写体を検知する。写体揺れ許容判定部210により、速い速度で画角内を通過する被写体を検知する度に、ズームを駆動していたら煩わしいためこの場合はズーム駆動を行わないようにする。
図8(c)は激しく揺れている被写体が画面内を横切っているが、ズーム駆動は行われていない。
[実施例]
以下、図3と図4を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図3と図4は撮像装置の振動と被写体の揺れに応じて自動ズームを行うフローチャートである。
ステップS301は、自動ズームシーケンス1開始を宣言している。
ステップS302は、操作部116により操作された現在のズーム位置を取得している。
ステップS303は、取得したズーム位置が広角であるか望遠であるかそれ以外かを判定している。
ステップS304は、ズーム位置が広角である場合、広角フラグをセットしている。
ステップS305は、ズーム位置が望遠である場合、望遠フラグをセットしている。
ステップS306は、振動検出部113により揺れ量を取得している。
ステップS307は、取得した揺れ量に対して振幅と周波数を計測している。振幅については振幅算出部201により、揺れ量を表している正弦波形の正負のピークを計測することにより算出できる。
周波数については周波数算出部202により、揺れ量を表している正弦波形の頂点の数をカウントすることにより算出できる。
ステップS309は、振幅と周波数から振動の状態を分析している。振幅と周波数がそれぞれ所定値以上の振動の場合は、手ブレのような振動ではなく、乗り物に搭乗していると考えられる。
ステップS310は、ステップ309で乗り物に搭乗していないと判断した場合に、パン動作をしているか判断している。一般的にパン動作は、振幅は大きいが、低周波の揺れが伴う。
ステップS308は、ステップ310でパン動作をしていると判断した場合はパンフラグをセットしている。
ステップS311は、ステップ310でパン動作をしていないと判断した場合はパンフラグをクリアしている。
ステップS312は、動きベクトル検知部111により動きベクトルを取得している。
ステップS313は、取得した動きベクトルから画角内における被写体の位置を計測している。
ステップS314は、被写体距離測距部118により被写体距離を計測している。
ステップS315は、取得した動きベクトルより被写体速度を計測して、所定値以上か否かを判定している。
ステップS316は、計測した被写体の位置から画面端に被写体が存在しているか否かを判定している。画面の中央と端のしきいについては予め決めておくものとする。
ステップS318は、広角フラグがセットされているか否かを判定している。
ステップS319は、広角フラグがセットされていないときに、画面中央付近に被写体がいる場合はその被写体の揺れ量が所定以上か否かを判定している。画面中央付近に被写体がいない場合は被写体の揺れ量をゼロとするようにする。
ステップS320は、被写体の揺れ量が所定値以上の場合は、ズームを広角側へ駆動する。
ステップS321は、自動ズームフラグをセットしている。
ステップS317は、ステップS316で画面端に被写体が存在していると判断した場合に、画面中央付近の被写体より、所定値以上近側にいるか否かを判定している。画面中央付近に被写体がいない場合は、所定量以上近側にいるとみなすようにしておく。
ステップS322は、望遠フラグがセットされているか否かを判定している。
ステップS323は、望遠フラグがセットされていないときに、画面端付近に被写体がいる場合はその被写体の揺れ量が所定以上か否かを判定している。
ステップS324は、被写体の揺れ量が所定値以上の場合は、ズームを望遠側へ駆動する。
ステップS325は、自動ズームフラグをセットしている。
ステップS326は、自動ズームフラグをクリアしている。
ステップS327は、自動ズームシーケンス1終了を宣言している。
ステップS401は、自動ズームシーケンス2開始を宣言している。
ステップS402は、自動ズームフラグがセットされているか否かを判定している。
ステップS403は、自動ズームフラグがセットされているときに、パンフラグがセットしているか否かを判定している。
ステップS404は、振動検出部113により揺れ量を取得している。
ステップS405は、取得した揺れ量に対して振幅と周波数を計測している。
ステップS406は、振幅と周波数から振動の状態を分析している。振幅と周波数が所定値より小さい場合は振動が収まったと判断する。
ステップS407は、被写体距離が近側か遠側かを判定している。被写体が遠側の場合は揺れが目立たない被写体に切り替わったと判断する。
ステップS408は、ズームを元の位置に駆動する。
ステップS409は、自動ズームフラグをクリアする。
ステップS410は、広角フラグをクリアする。
ステップS411は、望遠フラグをクリアする。
ステップS412は、パンフラグをクリアする。
ステップS413は、自動ズームシーケンス2終了を宣言している。
以下、図3、図4と図5を参照して本発明の第2実施形態について説明する。ステップS301からステップS327まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。図5(a)のようにズームは望遠側にあるため、ステップS303では望遠側と判断され、ステップS305で望遠フラグをセットする。図5(b)のように乗り物が動き始めたときは、ステップS309では振幅と周波数が第1所定値以上となる。図5(c)のように被写体の揺れが大きくなったため、ステップS319では、被写体の揺れ量が第2所定値以上と判断されズームを広角側へ駆動した。
次にステップS401からステップS413まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。乗り物の揺れが収まってきたときは、ステップS406では振幅と周波数が第1所定値より小さくなる。するとステップS408によりズームを元の位置へ駆動する。
以下、図3、図4と図7を参照して本発明の第3実施形態について説明する。ステップS301からステップS327まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。図7(a)のようにズームは広角側にあるため、ステップS303では広角側と判断され、ステップS304で広角フラグをセットする。乗り物が動き始めたときは、ステップS309では振幅と周波数が第1所定値以上となる。複数の被写体が画角内に存在して少なくとも1つの被写体が画角端にあるため、ステップS316ではYesの判定となる。画角端の被写体は中央の被写体と比較して近側にあるため、ステップS317ではYesの判定となる。図7(b)のように画面端の被写体の揺れが大きくなったため、ステップS323では、被写体の揺れ量が第2所定値以上と判断されズームを望遠側へ駆動した。
次にステップS401からステップS413まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。図7(c)のように乗り物の揺れが収まってきたときは、ステップS406では振幅と周波数が第1所定値より小さくなる。するとステップS408によりズームを元の位置へ駆動する。
以下、本発明の第4実施形態について説明する。請求項2と請求項3で述べた第1所定値を高振幅、高周波数と限定するものである。これらの閾値はパラメータとしてチューニングされる値である。また第2所定値は揺れ振幅量を限定するものである。この閾値もズーム倍率とレンズの光学的特性によりパラメータとしてチューニングされる値である。
以下、図3、図4と図6を参照して本発明の第5実施形態について説明する。ステップS301からステップS327まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。図6(a)のようにズームは望遠側にあるため、ステップS303では望遠側と判断され、ステップS305で望遠フラグをセットする。図6(b)のように撮像装置を大きくパンしたときは、ステップS310でパン動作と判断される。このとき、車中にパンしたときなどは、近側の被写体をとらえ揺れが大きくなる。図6(c)のようにステップS319では、被写体の揺れ量が第4所定値以上と判断されズームを広角側へ駆動した。
次にステップS401からステップS413まで説明で請求項1と同じであるものは省略する。改めてパン動作をする等により被写体が遠側に乗り替わったら場合は、ステップS407で被写体距離が第3所定値よりも遠側となる。するとステップS408によりズームを元の位置へ駆動する。
以下、本発明の第6実施形態について説明する。請求項5で述べた第3所定値は揺れ振幅量を限定するものである。ズーム倍率とレンズの光学的特性によりパラメータとしてチューニングされる値である。また第4所定値は被写体距離を限定するものである。この閾値もズーム倍率とフォーカスを含めたレンズの光学的特性によりパラメータとしてチューニングされる値である。
以下、図3、図4と図8を参照して本発明の第7実施形態について説明する。図8(a)のようにズームは望遠側にあるため、ステップS303では望遠側と判断され、ステップS305で望遠フラグをセットする。図8(b)では、被写体が高速で横切っているため、ステップS315の判定はYesである。このときはステップS326により自動ズームフラグはクリアされるため、自動ズームは駆動しない。そのため図8(c)では、ズーム駆動を行っていない。
以上、撮像装置を例にして説明してきたが、撮像装置のみに限定されるものではなく、本発明は撮像装置を有する携帯機器にも展開できる。
101 ズームレンズユニット、102 ズームレンズ駆動制御部、
103 絞り・シャッタユニット、104 絞り・シャッタ駆動制御部、
105 フォーカスユニット、106 フォーカス駆動制御部、107 撮像部、
108 被写体距離測距部、109 撮像信号処理部、110 相関値算出部、
111 動きベクトル検出部、112 制御部、113 振動検出部、114 通信部、
115 記憶部、116 操作部、117 電源部、118 表示制御部、
119 制御部

Claims (7)

  1. 撮影画角を変更するズーム手段と、
    撮影被写体にピントを合わせるフォーカス手段と、
    被写体の動きの方向とスカラ量を検出する被写体動きベクトル検出手段と、
    被写体の画角内における位置を検出する被写体位置検出手段と
    被写体距離を測定する被写体測距手段と、
    撮像装置に加わる振動を検知する振動検出手段と、
    前記振動検知手段により検知された振動の振幅と周波数を計測する手段と、
    前記ズーム変倍手段の位置に応じて、前記被写体動きベクトル検出手段、被写体位置検出手段、被写体測距手段、および振動検知手段、の少なくともいずれか1つの検知結果から許容できる被写体揺れ量を決定する被写体揺れ許容判断手段を有し、
    振動の振幅と周波数が変化した後に、被写体揺れ許容判断手段により被写体揺れが大きいと判断した場合、その揺れ量に応じてズーム手段を自動的に制御し、
    その後被写体揺れ許容判断手段により被写体揺れが小さくなったと判断した場合、ズーム手段を元の位置に戻すことを特徴とする撮像装置。
  2. ズームが望遠側にあるとき、
    振動の振幅と周波数の組み合わせが第1所定値以上、かつ
    被写体揺れ量が第2所定値以上、である場合は、
    被写体揺れ量が第2所定値より小さい値となるまでズーム手段を広角側へ自動的に駆動し、
    その後振動の振幅と周波数の組み合わせが第1所定値より小さくなったらズーム手段を元の位置へ戻すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. ズームが広角側にあるとき、
    複数の被写体のうち少なくとも1つの被写体が画角中央より所定割合分だけ外側にあり、かつ、その被写体距離は中央付近の被写体と比較して所定距離だけ近側にあり、かつ
    振動の振幅と周波数の組み合わせが第1所定値以上、かつ
    その被写体揺れ量が第2所定値以上、である場合は、
    画角端の被写体揺れ量が第2所定値より小さい値となるまでズーム手段を望遠側へ自動的に駆動し、
    その後振動の振幅と周波数の組み合わせが第1所定値より小さくなったらズーム手段を元の位置へ戻すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 第1所定値とは乗り物に搭乗したとき、および撮像装置を人体に設定したときに撮像装置に加わる高振幅、高周波数の帯域であり、
    第2所定値とは、ズーム倍率とズームレンズの敏感度により定まる揺れ振幅であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置。
  5. ズームが望遠側にあるとき、
    振動の振幅と周波数の組み合わせによりパン動作をしたと判断した後に、
    被写体測距手段による被写体距離が第3所定値より近い、かつ
    被写体揺れ量が第4所定値以上、である場合は、
    被写体揺れ量が第4所定値より小さい値となるまでズーム手段を広角側へ自動的に駆動し、
    その後被写体距離が第3所定値より遠くなったらズーム手段を元の位置へ戻すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 第3所定値とは、ズーム倍率とズームレンズの敏感度とフォーカスレンズ敏感度により定まる距離であり、
    第4所定値とは、ズーム倍率とズームレンズの敏感度により定まる揺れ振幅であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 振動の振幅と周波数の組み合わせが所定値以上であり、かつ
    被写体相対速度が所定値以上である場合は、
    ズーム変倍手段を自動的に駆動しないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110049230A (zh) * 2018-01-16 2019-07-23 韩华泰科株式会社 校正图像的图像处理装置和方法
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