JP2017054078A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

撮像レンズおよび撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017054078A
JP2017054078A JP2015179758A JP2015179758A JP2017054078A JP 2017054078 A JP2017054078 A JP 2017054078A JP 2015179758 A JP2015179758 A JP 2015179758A JP 2015179758 A JP2015179758 A JP 2015179758A JP 2017054078 A JP2017054078 A JP 2017054078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
imaging
conditional expression
object side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015179758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6468978B2 (ja
Inventor
亮介 永見
Ryosuke Nagami
亮介 永見
鈴木 隆
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2015179758A priority Critical patent/JP6468978B2/ja
Priority to US15/239,383 priority patent/US10101565B2/en
Priority to DE102016115478.4A priority patent/DE102016115478B4/de
Priority to CN201610801563.XA priority patent/CN106526794B/zh
Publication of JP2017054078A publication Critical patent/JP2017054078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468978B2 publication Critical patent/JP6468978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0055Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element
    • G02B13/006Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element at least one element being a compound optical element, e.g. cemented elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
    • G02B13/0045Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface having five or more lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/18Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/005Diaphragms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/60Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having five components only

Abstract

【課題】大型の撮像素子に対応可能な良好な光学性能を有し、小型で広角の撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像レンズは、物体側から順に、正の第1レンズ群G1、絞り、正の第2レンズ群G2、正の第3レンズ群G3から実質的になる。第1レンズ群G1は、最も物体側から順に連続して、負レンズ、正レンズを有する。第2レンズ群G2は3枚構成であり、正レンズと負レンズを含む。第3レンズ群G3は、最も物体側から順に連続して、負レンズ、正レンズを有する。撮像レンズは、第1レンズ群G1の焦点距離f1、第2レンズ群G2の焦点距離f2に関する条件式(1):0<f1/f2<2を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、ビデオカメラ等に好適な撮像レンズ、およびこのような撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
近年、例えばAPSフォーマットやフォーサーズフォーマット等に準拠する大型の撮像素子を搭載したデジタルカメラが市場に多く供給されている。最近では、デジタル一眼レフカメラに限らず、上記の大型の撮像素子を用いつつ、レフレックスファインダーを持たないレンズ交換式のデジタルカメラや、コンパクトカメラも提供されている。これらのカメラの利点は、高画質でありながら、システム全体が小型で携帯性に優れている点にある。このようなカメラに搭載される撮像レンズは小型化に構成されていることが望まれる。
大型の撮像素子に対応しながら小型化を図った撮像レンズとしては、例えば、特許文献1、2に記載のものが知られている。特許文献1には、物体側から順に、3枚以下のレンズからなる第1レンズ群と、絞りと、5枚以下のレンズからなる第2レンズ群とから構成されるレンズ系が記載されている。特許文献2には、物体側から順に、2枚のレンズからなる第1レンズ群と、絞りと、3枚のレンズからなる第2レンズ群と、2枚のレンズからなる第3レンズ群とから構成されるレンズ系が記載されている。
国際公開2013/099214号公報 特開2014−219587号公報
大型の撮像素子に対応していないレンズ系を単純に比例拡大して大型の撮像素子に対応させるようにすると、レンズ系の全長が必然的に長くなってしまう。大型の撮像素子に対応しつつ全長を短縮するには工夫が必要である。特許文献1、2に記載の撮像レンズは、大型の撮像素子に対応しながら小型化が図るようにしたものであるが、近年ではさらなる小型化が要望されることがある。大型の撮像素子に対応しつつ小型に構成するには、特許文献1、2に記載の撮像レンズよりもさらに広角に構成することが望まれる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、大型の撮像素子に対応可能な良好な光学性能を有しながら、小型で、広角に構成された撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群とから実質的になり、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、負レンズと正レンズとを有し、第2レンズ群は、正レンズと負レンズとを含む3枚のレンズから実質的になり、第3レンズ群は、最も物体側から順に連続して、負レンズと正レンズとを有し、下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
0<f1/f2<2 (1)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
本発明の撮像レンズにおいては、さらに下記条件式(1−1)を満足することが好ましい。
0.3<f1/f2<1 (1−1)
また、本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)〜(7)、(2−1)〜(7−1)の少なくとも1つを満足することが好ましい。なお、好ましい態様としては、条件式のいずれか1つを満足するものでもよく、任意の組み合わせを満足するものでもよい。
0<f1/f3<0.6 (2)
0.05<f1/f3<0.3 (2−1)
−1<f・tanω/R3f<1 (3)
−0.5<f・tanω/R3f<0.5 (3−1)
Nd6<1.75 (4)
Nd6<1.7 (4−1)
0.7<D12/(f・tanω)<1 (5)
0.8<D12/(f・tanω)<0.9 (5−1)
0.35<Σd/TL<0.6 (6)
0.4<Σd/TL<0.55 (6−1)
1.5<TL/(f・tanω)<2.4 (7)
1.7<TL/(f・tanω)<2 (7−1)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
f:全系の焦点距離
ω:半画角
R3f:第3レンズ群の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径
Nd6:第3レンズ群の最も物体側の負レンズのd線に関する屈折率
D12:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
Σd:全てのレンズの中心厚の和
TL:最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和
ここで、f、ω、TLは無限遠物体に合焦した状態におけるものである。なお、ωは最大全画角の半値に相当するものであり、TLは全長に相当するものであり、f・tanωは近軸像高に相当するものである。
本発明の撮像レンズにおいては、第1レンズ群は、物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとから実質的になるように構成してもよい。
本発明の撮像レンズにおいては、第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズと負レンズとから実質的になるように構成してもよい。また、第2レンズ群の最も物体側のレンズ面は凹面であり、第2レンズ群の最も像側のレンズ面は凸面であることが好ましい。
本発明の撮像レンズにおいては、第3レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズとから実質的になるように構成してもよい。
また、本発明の撮像レンズにおいては、合焦の際に、第3レンズ群は像面に対して固定され、第1レンズ群と絞りと第2レンズ群とが一体的に移動するように構成してもよい。
なお、上記の「〜から実質的になり」、「〜から実質的になる」の「実質的に」は、挙げた構成要素以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、上記のレンズ群の屈折力の符号、レンズの屈折力の符号、面形状、曲率半径の値は、非球面が含まれているものは近軸領域で考えるものとする。また、曲率半径の符号は、物体側に凸を向けた形状のものを正とし、像側に凸を向けた形状のものを負とすることにする。また、上記の各条件式の値はd線(波長587.6nm)に関するものとする。
本発明の撮像装置は、本発明の撮像レンズを備えたものである。
本発明によれば、物体側から順に、正の第1レンズ群、絞り、正の第2レンズ群、正の第3レンズ群とから実質的になるレンズ系において、各レンズ群が有するレンズの構成を好適に設定し、所定の条件式を満足するようにしているため、大型の撮像素子に対応可能な良好な光学性能を有しながら、小型で、広角に構成された撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施例1の撮像レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例2の撮像レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例3の撮像レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例4の撮像レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例4の撮像レンズの各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の前側の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の背面側の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の実施形態に係る撮像レンズの構成と光路を示す断面図であり、それぞれ後述の実施例1〜4に対応している。図1〜図4に示す例の基本構成や図示方法は同様であるため、以下では主に図1に示す例を参照しながら説明する。図1では、左側が物体側、右側が像側であり、光路は軸上光束2、最大画角の軸外光束3について示している。
この撮像レンズは、光軸Zに沿って物体側から像側へ向かって順に、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから実質的になる。ただし、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
なお、図1では最も像側のレンズと像面Simとの間に平行平板状の光学部材PPを配置した例を示している。光学部材PPは、赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタなどの各種フィルタやカバーガラス等を想定したものである。しかし、光学部材PPの位置は図1に示すものに限定されないし、光学部材PPを省略した構成も可能である。
第1レンズ群G1は全体として正の屈折力を有するレンズ群である。これにより、全長の短縮に有利となる。また、第1レンズ群G1は、最も物体側から順に連続して、1枚の負レンズと、1枚の正レンズとを有するように構成される。これにより、球面収差、像面湾曲、歪曲収差の補正に有利となる。
例えば、第1レンズ群G1は物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとから実質的になる2枚構成としてもよい。このようにした場合は、色収差の補正と、小型化に有利となる。第1レンズ群G1を上記2枚構成とする場合、これら2枚のレンズは各々単レンズとしてもよく、互いに接合されていてもよいが、接合した場合は色収差の補正と小型化により有利となり、また像面湾曲の補正にも有利となる。図1に示す例では、第1レンズ群G1は物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズL12とからなり、レンズL11とレンズL12は接合されている。
第2レンズ群G2は全体として正の屈折力を有するレンズ群である。これにより、全長の短縮に有利となる。第2レンズ群G2は、3枚のレンズから実質的になるように構成される。これにより、小型化に有利となる。また、第2レンズ群G2は、1枚の正レンズと1枚の負レンズとを含むように構成される。これにより、色収差の補正に有利となる。第2レンズ群G2は、正レンズと負レンズとが接合された接合レンズを有するように構成してもよく、このようにした場合は、色収差の補正と小型化に有利となる。
例えば、第2レンズ群G2は物体側から順に、負レンズと正レンズと負レンズとから実質的になるように構成することができる。このようにした場合は、第2レンズ群G2の物体側から1番目と2番目のレンズにより軸上色収差を補正することができ、最も像側の負レンズにより倍率色収差を補正することができる。また、周辺画角の主光線の光線高は、第2レンズ群G2の最も物体側の負レンズを通るときよりも第2レンズ群G2の最も像側の負レンズを通るときの方が高くなるため、第2レンズ群G2の最も像側の負レンズにより非点収差の補正を行うことができる。
第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面は凹面であり、第2レンズ群G2の最も像側のレンズ面は凸面であることが好ましい。このようにした場合は、軸外光線が大きく屈折することを回避でき、収差発生量を抑制することができる。
図1に示す例では、第2レンズ群G2は物体側から順に、両凹形状のレンズL21と、両凸形状のレンズL22と、近軸領域で物体側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズL23とからなり、レンズL21とレンズL22は接合されている。
第3レンズ群G3は全体として正の屈折力を有するレンズ群である。これにより、全長の短縮に有利となる。第3レンズ群G3は、最も物体側から順に連続して、負レンズと正レンズとを有するように構成される。これにより、広角化の際に問題となりやすい像面湾曲の補正に有利となり、広角化が容易となる。なお、第3レンズ群G3は物体側から順に、負レンズと正レンズとから実質的になる2枚構成としてもよい。このようにした場合は、像面湾曲の補正と、小型化に有利となる。
第3レンズ群G3は、非球面を有するように構成してもよく、このようにした場合は、軸外光線が大きく屈折することを回避でき、軸外収差の補正が容易となり、小型で広角の撮像レンズの実現に有利となる。図1に示す例では、第3レンズ群G3は物体側から順に、近軸領域で像側に凹面を向けた負のレンズL31と、物体側に凸面を向けた正のレンズL32とからなり、レンズL31の両面は非球面である。
この撮像レンズでは、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3全てが正の屈折力を有することで、撮像レンズの正の屈折力を全レンズ群で分担することができ、収差補正と全長の短縮に有利となる。特に、第2レンズ群G2を3枚構成の正レンズ群とし、第3レンズ群G3を最も物体側から順に、負レンズと、正レンズとを有する正レンズ群とすることで、高い光学性能を維持しながら広角化および小型化を達成した撮像レンズを実現することに有利となる。
この撮像レンズは、下記条件式(1)を満足するように構成される。
0<f1/f2<2 (1)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
第1レンズ群G1および第2レンズ群G2は正レンズ群のため条件式(1)の下限は0となる。言い換えれば、正の屈折力を分担させるために条件式(1)の下限とならないように構成することが必要である。条件式(1)の上限以上とならないようにすることで、全長の短縮に有利となり、また、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2の屈折力の分担のバランスをとることが容易となり、良好な収差補正に有利となる。全系の中でも特に、物体側から1、2番目のレンズ群であり、かつ開口絞りStを挟んで対向配置されている第1レンズ群G1、第2レンズ群G2の屈折力のバランスをとることは重要である。
さらに、下記条件式(1−1)を満足することが好ましい。
0.3<f1/f2<1 (1−1)
条件式(1−1)の下限以下とならないようにすることで、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2の屈折力の分担のバランスをとることが容易となり、良好な収差補正に有利となる。条件式(1−1)の上限以上とならないようにすることで、条件式(1)の上限に関する効果をより高めることができる。
また、この撮像レンズは、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
0<f1/f3<0.6 (2)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は正レンズ群のため条件式(2)の下限は0となる。言い換えれば、正の屈折力を分担させるために条件式(2)の下限とならないように構成することが必要である。条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、全長の短縮に有利となり、また、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3の屈折力の分担のバランスをとることが容易となり、良好な収差補正に有利となる。さらに、条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、開口絞りStから離れた第3レンズ群G3の屈折力を制限することができ、これにより物体距離の変化による収差の変化を抑えることができる。
さらに、下記条件式(2−1)を満足することが好ましい。
0.05<f1/f3<0.3 (2−1)
条件式(2−1)の下限以下とならないようにすることで、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3の屈折力の分担のバランスをとることが容易となり、良好な収差補正に有利となる。条件式(2−1)の上限以上とならないようにすることで、条件式(2)の上限に関する効果をより高めることができる。
また、この撮像レンズは下記条件式(3)を満足することが好ましい。
−1<f・tanω/R3f<1 (3)
ただし、
f:全系の焦点距離
ω:半画角
R3f:第3レンズ群の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径
条件式(3)を満足することで、第3レンズ群G3の最も物体側のレンズ面の曲率半径の絶対値が小さくなりすぎるのを防ぐことができ、全長の短縮に有利となる。条件式(3)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(3−1)を満足することがより好ましい。
−0.5<f・tanω/R3f<0.5 (3−1)
また、この撮像レンズは下記条件式(4)を満足することが好ましい。
Nd6<1.75 (4)
ただし、
Nd6:第3レンズ群の最も物体側の負レンズのd線に関する屈折率
条件式(4)を満足することで、第3レンズ群G3の最も物体側の負レンズの屈折率を抑えることができ、第3レンズ群G3全体の屈折力を正に保つことが容易となる。3つのレンズ群全てが正レンズ群となることで径方向の小型化および全長の短縮に有利となる。また、条件式(4)を満足することで、像面湾曲の補正に有利となる。条件式(4)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(4−1)を満足することがより好ましい。また、下記条件式(4−2)、(4−3)を満足することがより好ましい。
Nd6<1.7 (4−1)
1.52<Nd6<1.75 (4−2)
1.54<Nd6<1.7 (4−3)
条件式(4−2)の下限以下とならないようにすることで、球面収差の抑制に有利となり、条件式(4−3)の下限以下とならないようにすることで、球面収差の抑制により有利となる。
また、この撮像レンズは下記条件式(5)を満足することが好ましい。
0.7<D12/(f・tanω)<1 (5)
ただし、
D12:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
f:全系の焦点距離
ω:半画角
条件式(5)の下限以下とならないようにすることで、良好な収差補正を行うために第1レンズ群G1、第2レンズ群G2が有するレンズと開口絞りStとを配置するスペースを確保することができる。条件式(5)の上限以上とならないようにすることで、第1レンズ群G1から第2レンズ群G2までの光軸方向の長さを抑えることができ、全長の短縮に有利となる。条件式(5)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
0.8<D12/(f・tanω)<0.9 (5−1)
また、この撮像レンズは下記条件式(6)を満足することが好ましい。
0.35<Σd/TL<0.6 (6)
ただし、
Σd:全てのレンズの中心厚の和
TL:最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和
条件式(6)は、光軸上での全長に対するレンズの占める割合の好ましい範囲を規定するものである。条件式(6)の下限以下とならないようにすることで、レンズの占める割合を確保することができ、良好な収差補正が容易となる。条件式(6)の上限以上とならないようにすることで、レンズの占める割合が高くなりすぎて全体が重くなるのを防ぐことができる。条件式(6)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.4<Σd/TL<0.55 (6−1)
また、この撮像レンズは下記条件式(7)を満足することが好ましい。
1.5<TL/(f・tanω)<2.4 (7)
ただし、
TL:最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和
f:全系の焦点距離
ω:半画角
条件式(7)の下限以下とならないようにすることで、球面収差や像面湾曲の補正が容易となる。条件式(7)の上限以上とならないようにすることで、全長の増大を抑制して小型に構成することが容易となる。これにより、装置の大型化を回避できる。条件式(7)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(7−1)を満足することがより好ましい。
1.7<TL/(f・tanω)<2 (7−1)
なお、この撮像レンズは、一部のレンズ群を移動させて合焦を行うようにしてもよい。例えば、合焦の際に、第3レンズ群G3を像面Simに対して固定し、第1レンズ群G1と開口絞りStと第2レンズ群G2とを一体的に移動するように構成してもよい、このようにした場合は、リアフォーカス方式のレンズ系と比べて、駆動量を小さくでき、装置の小型化に有利となる。
条件式に関する構成も含め、以上述べた好ましい構成や可能な構成は、任意の組合せが可能であり、要求される仕様に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。例えば、上記構成を適宜採用することにより、大型の撮像素子に対応可能な良好な光学性能を有しながら、小型で、広角に構成された撮像レンズを実現することが可能である。なお、ここでいう「小型」とは、上記のTL/(f・tanω)が2.4より小さいことを意味し、ここでいう「広角」とは、全画角が70°以上のことを意味する。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1の撮像レンズのレンズ構成と光路は図1に示したものであり、その構成と図示方法については上述したとおりであるので、ここでは重複説明を省略する。
実施例1の撮像レンズの基本レンズデータを表1に、諸元を表2に、非球面係数を表3に示す。表1のSiの欄には最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するように構成要素の面に面番号を付した場合のi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示し、Ndjの欄には最も物体側の構成要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm)に関する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線基準のアッベ数を示す。
ここで、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状のものを正とし、像側に凸面を向けた面形状のものを負としている。表1には開口絞りSt、光学部材PPも合わせて示している。表1では、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号と(St)という語句を記載している。Diの最下欄の値は表中の最も像側の面と像面Simとの間隔である。なお、表1の値は無限遠物体に合焦した状態におけるものである。
表2に、全系の焦点距離f、空気換算長でのバックフォーカスBf、FナンバーFNo.、最大全画角2ω、全長(最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和)TLを示す。2ωの欄の[°]は単位が度であることを意味する。表2の値は、d線基準での無限遠物体に合焦した状態におけるものである。
表1では、非球面の面番号には*印を付しており、非球面の曲率半径の欄には近軸の曲率半径の数値を記載している。表3に、実施例1の各非球面の非球面係数を示す。表3の非球面係数の数値の「E−n」(n:整数)は「×10−n」を意味する。非球面係数は、下式で表される非球面式における各係数KA、Am(m=3、4、5、…20)の値である。
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率
KA、Am(m=3、4、5、…20):非球面係数
各表のデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大または比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。また、以下に示す各表では所定の桁でまるめた数値を記載している。
図5に実施例1の撮像レンズの無限遠物体に合焦した状態での各収差図を示す。図11では左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差(倍率の色収差)を示す。球面収差図では、d線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)に関する収差をそれぞれ実線、長破線、短破線で示す。非点収差図では、サジタル方向、タンジェンシャル方向のd線に関する収差をそれぞれ実線、破線で示す。歪曲収差図ではd線に関する収差を実線で示す。倍率色収差図では、C線、F線に関する収差をそれぞれ長破線、短破線で示す。球面収差図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
[実施例2]
実施例2の撮像レンズのレンズ構成と光路は図2に示したものである。実施例2の撮像レンズの基本レンズデータを表4に、諸元を表5に、非球面係数を表6に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図6に示す。
[実施例3]
実施例3の撮像レンズのレンズ構成と光路は図3に示したものである。実施例3の撮像レンズの基本レンズデータを表7に、諸元を表8に、非球面係数を表9に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図7に示す。
[実施例4]
実施例4の撮像レンズのレンズ構成と光路は図4に示したものである。実施例4の撮像レンズの基本レンズデータを表10に、諸元を表11に、非球面係数を表12に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図8に示す。
表13に実施例1〜4の撮像レンズの条件式(1)〜(7)の対応値を示す。表13に示す値はd線に関するものである。
以上のデータからわかるように、実施例1〜4の撮像レンズは、TL/(f・tanω)が2より小さく小型に構成され、全画角が70°以上あり広い画角を有し、諸収差が良好に補正されて大型の撮像素子に対応可能な良好な光学性能を有している。
次に、本発明の実施形態に係る撮像装置について説明する。図9A、図9Bに、本発明の一実施形態に係る撮像装置であるカメラ30の外観図を示す。図9Aは、カメラ30を正面側から見た斜視図を示し、図9Bは、カメラ30を背面側から見た斜視図を示す。カメラ30は、交換レンズ20が取り外し自在に装着される、レフレックスファインダーを持たない一眼形式のデジタルカメラである。交換レンズ20は、本発明の実施形態に係る撮像レンズ1を鏡筒内に収納したものである。
このカメラ30はカメラボディ31を備え、カメラボディ31の上面にはシャッターボタン32と電源ボタン33とが設けられている。またカメラボディ31の背面には、操作部34、35と表示部36とが設けられている。表示部36は、撮像された画像や、撮像される前の画角内にある画像を表示するためのものである。
カメラボディ31の前面中央部には、撮影対象からの光が入射する撮影開口が設けられ、その撮影開口に対応する位置にマウント37が設けられ、マウント37を介して交換レンズ20がカメラボディ31に装着されるようになっている。
カメラボディ31内には、交換レンズ20によって形成された被写体像に応じた撮像信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子(不図示)、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路(不図示)、およびその生成された画像を記録するための記録媒体(不図示)等が設けられている。このカメラ30では、シャッターボタン32を押すことにより静止画や動画の撮影が可能であり、この撮影で得られた画像データが上記記録媒体に記録される。
このようなカメラ30に用いられる交換レンズ20に、本発明の実施形態に係る撮像レンズ1を適用することにより、大型の撮像素子を搭載しながら小型に構成可能であり、広い画角で良好な画像を取得することが可能である。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、レフレックスファインダーを持たない一眼形式のデジタルカメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、一眼レフ形式のカメラや、フィルムカメラ、ビデオカメラ等に適用することも可能である。
1 撮像レンズ
2 軸上光束
3 最大画角の軸外光束
20 交換レンズ
30 カメラ
31 カメラボディ
32 シャッターボタン
33 電源ボタン
34、35 操作部
36 表示部
37 マウント
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L11、L12、L21〜L23、L31、L32 レンズ
PP 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (20)

  1. 物体側から順に、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群とから実質的になり、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、負レンズと正レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、正レンズと負レンズとを含む3枚のレンズから実質的になり、
    前記第3レンズ群は、最も物体側から順に連続して、負レンズと正レンズとを有し、
    下記条件式(1)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    0<f1/f2<2 (1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  2. 下記条件式(1−1)を満足する請求項1記載の撮像レンズ。
    0.3<f1/f2<1 (1−1)
  3. 下記条件式(2)を満足する請求項1または2記載の撮像レンズ。
    0<f1/f3<0.6 (2)
    ただし、
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  4. 下記条件式(2−1)を満足する請求項3記載の撮像レンズ。
    0.05<f1/f3<0.3 (2−1)
  5. 下記条件式(3)を満足する請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1<f・tanω/R3f<1 (3)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    ω:半画角
    R3f:前記第3レンズ群の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径
  6. 下記条件式(3−1)を満足する請求項5記載の撮像レンズ。
    −0.5<f・tanω/R3f<0.5 (3−1)
  7. 前記第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズと負レンズとから実質的になる請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  8. 下記条件式(4)を満足する請求項1から7のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    Nd6<1.75 (4)
    ただし、
    Nd6:前記第3レンズ群の最も物体側の負レンズのd線に関する屈折率
  9. 下記条件式(4−1)を満足する請求項8記載の撮像レンズ。
    Nd6<1.7 (4−1)
  10. 下記条件式(5)を満足する請求項1から9のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.7<D12/(f・tanω)<1 (5)
    ただし、
    D12:前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
    f:全系の焦点距離
    ω:半画角
  11. 下記条件式(5−1)を満足する請求項10記載の撮像レンズ。
    0.8<D12/(f・tanω)<0.9 (5−1)
  12. 前記第1レンズ群は、物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとから実質的になる請求項1から11のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  13. 前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面は凹面であり、前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面は凸面である請求項1から12のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  14. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、負レンズと正レンズとから実質的になる請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  15. 下記条件式(6)を満足する請求項1から14のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.35<Σd/TL<0.6 (6)
    ただし、
    Σd:全てのレンズの中心厚の和
    TL:最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和
  16. 下記条件式(6−1)を満足する請求項15記載の撮像レンズ。
    0.4<Σd/TL<0.55 (6−1)
  17. 下記条件式(7)を満足する請求項1から16のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    1.5<TL/(f・tanω)<2.4 (7)
    ただし、
    TL:最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算長でのバックフォーカスとの和
    f:全系の焦点距離
    ω:半画角
  18. 下記条件式(7−1)を満足する請求項17記載の撮像レンズ。
    1.7<TL/(f・tanω)<2 (7−1)
  19. 合焦の際に、前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第1レンズ群と前記絞りと前記第2レンズ群とが一体的に移動する請求項1から18のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  20. 請求項1から19のいずれか1項記載の撮像レンズを備えた撮像装置。
JP2015179758A 2015-09-11 2015-09-11 撮像レンズおよび撮像装置 Active JP6468978B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179758A JP6468978B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 撮像レンズおよび撮像装置
US15/239,383 US10101565B2 (en) 2015-09-11 2016-08-17 Imaging lens and imaging apparatus
DE102016115478.4A DE102016115478B4 (de) 2015-09-11 2016-08-19 Abbildungsobjektiv und abbildungsvorrichtung
CN201610801563.XA CN106526794B (zh) 2015-09-11 2016-09-05 摄像透镜以及摄像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179758A JP6468978B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 撮像レンズおよび撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017054078A true JP2017054078A (ja) 2017-03-16
JP6468978B2 JP6468978B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=58160683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015179758A Active JP6468978B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 撮像レンズおよび撮像装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10101565B2 (ja)
JP (1) JP6468978B2 (ja)
CN (1) CN106526794B (ja)
DE (1) DE102016115478B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI645228B (zh) * 2017-06-03 2018-12-21 大立光電股份有限公司 影像擷取系統鏡頭組、取像裝置及電子裝置
JP2020177110A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP2021131425A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
WO2023190222A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 株式会社ニコン 光学系、光学機器および光学系の製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI640811B (zh) * 2017-06-16 2018-11-11 大立光電股份有限公司 攝像系統鏡片組、取像裝置及電子裝置
TWI622822B (zh) 2017-09-13 2018-05-01 大立光電股份有限公司 影像系統鏡組、取像裝置及電子裝置
JP7035839B2 (ja) * 2018-06-19 2022-03-15 株式会社リコー 結像レンズ系および撮像装置

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741608A (en) * 1980-08-27 1982-03-08 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Lens for closeup photographing
JPS59226315A (ja) * 1983-06-08 1984-12-19 Olympus Optical Co Ltd 硬性鏡光学系
JPS62160412A (ja) * 1986-01-08 1987-07-16 Asahi Optical Co Ltd マクロレンズ
JPH0274912A (ja) * 1988-09-12 1990-03-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用光学系
JPH0378716A (ja) * 1989-08-23 1991-04-03 Olympus Optical Co Ltd 撮像光学系
JPH06214157A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Canon Inc ズームレンズ
JP2000098222A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Cosina Co Ltd 投射レンズ
JP2002196234A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Minolta Co Ltd 投影光学系
JP2007225877A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2008292718A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Tochigi Nikon Corp 結像光学系および検査装置
JP2010276892A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Fujifilm Corp 画像読取用レンズおよび画像読取装置
JP2012220654A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Panasonic Corp インナーフォーカスレンズ、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP2013231941A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Ricoh Imaging Co Ltd マクロレンズ系

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426372B2 (ja) 1974-11-18 1979-09-04
JP3397439B2 (ja) * 1994-04-21 2003-04-14 富士写真光機株式会社 結像レンズ
JP4874692B2 (ja) * 2006-04-06 2012-02-15 富士フイルム株式会社 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP5638702B2 (ja) * 2011-11-09 2014-12-10 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP5675575B2 (ja) * 2011-12-15 2015-02-25 オリンパスイメージング株式会社 インナーフォーカスレンズ系及びそれを備えた撮像装置
EP2799923B1 (en) 2011-12-27 2016-10-19 FUJIFILM Corporation Imaging lens and imaging device
JP6042768B2 (ja) 2013-05-09 2016-12-14 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
US9606330B2 (en) 2013-05-09 2017-03-28 Fujifilm Corporation Imaging lens and imaging apparatus
JP2015125150A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741608A (en) * 1980-08-27 1982-03-08 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Lens for closeup photographing
JPS59226315A (ja) * 1983-06-08 1984-12-19 Olympus Optical Co Ltd 硬性鏡光学系
JPS62160412A (ja) * 1986-01-08 1987-07-16 Asahi Optical Co Ltd マクロレンズ
JPH0274912A (ja) * 1988-09-12 1990-03-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用光学系
JPH0378716A (ja) * 1989-08-23 1991-04-03 Olympus Optical Co Ltd 撮像光学系
JPH06214157A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Canon Inc ズームレンズ
JP2000098222A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Cosina Co Ltd 投射レンズ
JP2002196234A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Minolta Co Ltd 投影光学系
JP2007225877A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2008292718A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Tochigi Nikon Corp 結像光学系および検査装置
JP2010276892A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Fujifilm Corp 画像読取用レンズおよび画像読取装置
JP2012220654A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Panasonic Corp インナーフォーカスレンズ、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP2013231941A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Ricoh Imaging Co Ltd マクロレンズ系

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI645228B (zh) * 2017-06-03 2018-12-21 大立光電股份有限公司 影像擷取系統鏡頭組、取像裝置及電子裝置
JP2020177110A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
US11262563B2 (en) 2019-04-17 2022-03-01 Fujifilm Corporation Imaging lens and imaging apparatus
JP7098564B2 (ja) 2019-04-17 2022-07-11 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP2021131425A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP7254734B2 (ja) 2020-02-18 2023-04-10 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
US11828923B2 (en) 2020-02-18 2023-11-28 Fujifilm Corporation Imaging lens and imaging apparatus
WO2023190222A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 株式会社ニコン 光学系、光学機器および光学系の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN106526794A (zh) 2017-03-22
JP6468978B2 (ja) 2019-02-13
US10101565B2 (en) 2018-10-16
CN106526794B (zh) 2019-07-05
DE102016115478B4 (de) 2018-07-19
US20170075089A1 (en) 2017-03-16
DE102016115478A1 (de) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5616535B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
CN106338812B (zh) 摄像透镜以及摄像装置
JP6040105B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5642891B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6548590B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6468978B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5655164B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6392148B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
CN106019539B (zh) 摄像透镜以及摄像装置
JP7098564B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6042768B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
CN109557646B (zh) 成像镜头及摄像装置
JP5607264B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6797770B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP2017003677A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP2020034671A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2017219599A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5974101B2 (ja) 広角レンズおよび撮像装置
JP6559104B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP2017003678A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6320904B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5796919B2 (ja) レトロフォーカス型広角レンズおよび撮像装置
JP2018060003A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5592571B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170522

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170908

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6468978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250