JP2017052131A - 液体を吐出する装置、プログラム、吐出検知方法 - Google Patents

液体を吐出する装置、プログラム、吐出検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無駄な待ち時間を低減しつつ吐出検知の精度を高める。【解決手段】液体吐出ヘッド4から吐出される液体が着弾する電極板101と、電極板101に対して電圧を印加する高電圧電源701とを備え、電圧が印加された電極板101に対して液体吐出ヘッド4から液体を吐出させ、液体が着弾することで生じる電気的変化を検出して吐出の有無を検知する吐出検知動作を行う手段と、高電圧電源701による電極板101に対する電圧の印加を開始したときに吐出検知動作の準備動作としてヘッド4の空吐出を行う手段とを備え、準備動作としての空吐出が行われ、電極板101に印加された電圧が安定した状態で、液体吐出ヘッド4からの液体吐出を開始する。【選択図】図14

Description

本発明は液体を吐出する装置、プログラム、吐出検知方法に関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドを使用する装置として、ヘッドから電極板に向けて液滴を吐出させて、電極板に液滴が着弾するときの電気的変化を検出することによって吐出の有無(吐出/不吐出)を検知する吐出検知を行う吐出検知手段を備えるものが知られている(特許文献1)。
特開2014−033299号公報
ところで、吐出検知を行う場合、ノズル状態が通常の使用状態と同様な状態であることが好ましい。また、電極板に液体が着弾することで生じる電気的変化は微小であり、微小な電気的変化を正確に検出しなければならない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、無駄な待ち時間を低減しつつ吐出検知の精度を高めることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体を吐出する装置は、
液 液体を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドから吐出される液体が着弾する着弾部材と、
前記着弾部材に対して電圧を印加する電圧印加手段と、
前記電圧印加手段から前記着弾部材に対して電圧を印加させ、前記電圧が印加された着弾部材に対して前記液体吐出ヘッドから液体を吐出させ、前記液体が着弾することで生じる電気的変化を検出して吐出の有無を検知する吐出検知動作を制御する手段と、
前記電圧印加手段による前記着弾部材に対する電圧の印加を開始したときに前記吐出検知動作の準備動作を行う手段と、を備え、
吐出検知動作を制御する手段は、前記準備動作が行われ、前記着弾部材に印加された電圧が安定した状態で、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を開始する
構成とした。
本発明によれば、無駄な待ち時間を低減しつつ吐出検知の精度を高めることができる。
本発明を適用する液体を吐出する装置の一例の機構部の平面説明図である。 同装置の記録ヘッドの説明に供する説明図である。 同装置の制御部の概要の説明に供するブロック説明図である。 吐出検知ユニットの一例の説明に供する吐出検知ユニットに係わる部分の説明図である。 同じくキャリッジ部分及び吐出検知ユニットの要部斜視説明図である。 同じく正面説明図である。 同吐出検知ユニットの斜視説明図である。 制御部によって行われる吐出検知に関わる制御(吐出検知シーケンス)の説明に供するフロー図である。 同じく同制御の説明に供するキャッピング状態の説明図である。 同じくデキャップ状態及びヘッド4aの空吐出位置の説明図である。 同じくヘッド4bの空吐出位置の説明図である。 同じくヘッド4aの吐出検知位置の説明図である。 同じくヘッド4aの吐出検知位置の説明図である。 電極板の電位変化と吐出検知シーケンスの関係の説明に供する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る吐出検知方法を実施する本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1を参照して説明する。図1は同装置の機構部の平面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、左右の側板に横架した主ガイド部材1などでキャリッジ3を移動可能に保持している。そして、主走査モータ5によって、駆動プーリ6と従動プーリ7間に架け渡したタイミングベルト8を介して主走査方向(キャリッジ移動方向)に往復移動する。
キャリッジ3には、2つの液体吐出ヘッド(区別しないときは「ヘッド4」という。)を搭載している。ヘッド4は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、ヘッド4は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
ヘッド4は、図2に示すように、それぞれ複数のノズル4nを配列した2つのノズル列Na、Nbを有する。ヘッド4aの一方のノズル列Naはブラック(K)の液体を、他方のノズル列Nbはシアン(C)の液体を吐出する。ヘッド4bの一方のノズル列Naはマゼンタ(M)の液体を、他方のノズル列Nbはイエロー(Y)の液体を、それぞれ吐出する。
ヘッド4としては、例えば、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータを用いる液体吐出ヘッドを使用できる。
一方、媒体10を搬送するために、媒体10を吸着してヘッド4に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト12を備えている。この搬送ベルト12は、無端状ベルトであり、搬送ローラ13とテンションローラ14との間に掛け渡されている。
そして、搬送ベルト12は、副走査モータ16によってタイミングベルト17及びタイミングプーリ18を介して搬送ローラ13が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ3の主走査方向の一方側には搬送ベルト12の側方にヘッド4の維持回復を行う維持回復機構20が配置され、他方側には搬送ベルト12の側方にヘッド4から空吐出を行う空吐出受け21がそれぞれ配置されている。
維持回復機構20は、例えばヘッド4のノズル面41をキャッピングするキャップ20a1、20a2(区別しないときは「キャップ20a」という。)と、ノズル面を払拭するワイパ20bを備えている。
装置の休止状態、電源OFFの状態では、キャップ20a1はヘッド4aをキャッピングし、キャップ20a2はヘッド4bをキャッピングする。2つのキャップ20a1、20a2のうち、キャップ20a1は廃液タンクへと繋がっており、空吐出受けとしての機能も果たしている。
また、搬送ベルト12と維持回復機構20との間の記録領域外であって、ヘッド4に対向可能な領域には、本発明に係る吐出検知手段を構成する吐出検知ユニット100が配置されている。一方、キャリッジ3には、吐出検知ユニット100の電極板101を清掃する清掃ユニット200が設けられている。
また、キャリッジ3の主走査方向に沿って両側板間に、所定のパターンを形成したエンコーダスケール23を張装し、キャリッジ3にはエンコーダスケール23のパターンを読取る透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ24を設けている。これらのエンコーダスケール23とエンコーダセンサ24によってキャリッジ3の移動を検知するリニアエンコーダ(主走査エンコーダ)を構成している。
また、搬送ローラ13の軸にはコードホイール25を取り付け、このコードホイール25に形成したパターンを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ26を設けている。これらのコードホイール25とエンコーダセンサ26によって搬送ベルト12の移動量及び移動位置を検出するロータリエンコーダ(副走査エンコーダ)を構成している。
このように構成したこの装置においては、給紙された媒体10が搬送ベルト12上に搬送されて吸着され、搬送ベルト12の周回移動によって媒体10が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を主走査方向に移動させながら画像信号に応じてヘッド4を駆動することにより、停止している媒体10に所要の液体を吐出して1行分を記録する。そして、媒体10を所定量搬送後、次の行の記録を行う。
記録終了信号又は媒体10の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、媒体10を図示しない排紙トレイに排紙する。
次に、この装置の制御部の概要について図3を参照して説明する。同図は同制御部のブロック説明図である。
この制御部500は、この装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
また、制御部500は、PCなどのホスト(情報処理装置)600との間でデータの転送を司るホストI/F506と、ヘッド4を駆動制御する画像出力制御部511と、エンコーダ解析部512を備えている。エンコーダ解析部512は、主走査エンコーダセンサ24、副走査エンコーダセンサ26からの検出信号を入力して解析する。
また、制御部500は、主走査モータ5を駆動する主走査モータ駆動部513と、副走査モータ16を駆動する副走査モータ駆動部514と、各種センサ及びアクチュエータ517との間のI/O516なども備えている。
を備えている。
また、制御部500は、吐出検知ユニット100の電極板101に所定の電圧を印加させ、電極板101に液体が着弾したときの電気的変化を測定(検出)して吐出/不吐出を判別する吐出検知部531を備えている。
また、制御部500は、吐出検知ユニット100の電極板101を払拭する清掃ユニット200の駆動モータ203を駆動する清掃ユニット駆動部532を備えている。
画像出力制御部511は、印刷データを生成するデータ生成手段、ヘッド4を駆動制御するための駆動波形を発生する駆動波形発生手段、駆動波形から所要の駆動信号を選択するためのヘッド制御信号及び印刷データを転送するデータ転送手段などを含む。そして、キャリッジ3側に搭載されたヘッド4を駆動するためのヘッド駆動回路であるヘッドドライバ510に対して駆動波形、ヘッド制御信号、印刷データなどを出力して、ヘッド4のノズルから印刷データに応じて液滴を吐出させる。
また、エンコーダ解析部512は、検出信号から移動方向を検知する方向検知部520と、移動量を検知するカウンタ部521とを備えている。
制御部500は、エンコーダ解析部512からの解析結果に基づいて、主走査モータ駆動部513を介して主走査モータ5を駆動制御することでキャリッジ3の移動制御を行う。また、副走査モータ駆動部514を介して副走査モータ16を駆動制御することで媒体10の送り制御を行う。
この制御部500の主制御部500Aは、ヘッド4の吐出検知を行うときには、吐出検知部531によって電極板101に対して電圧の印加させた後、吐出検知動作の準備動作として空吐出動作を行い、その後吐出検知動作の制御に移行して、ヘッド4を移動させ、ヘッド4の所要のノズルから吐出を行わせて吐出検知部531からの検出信号によって吐出状態(吐出の有無、吐出/不吐出)を検知する制御を行う。
次に、吐出検知ユニットの一例について図4ないし図7を参照して説明する。図4は同吐出検知に係わる部分の説明図、図5は同じくキャリッジ部分及び吐出検知ユニットの要部斜視説明図、図6は同じく正面説明図、図7は同吐出検知ユニットの斜視説明図である。
吐出検知ユニット100は、ホルダ部材103のヘッド4のノズル面41と対向可能な上面に、着弾部材である電極板101が配置されている。電極板101の表面(対向面)が着弾面となる。
ホルダ部材103は、例えばプラスチック等の絶縁材料で形成されている。
電極板101は、導電性の金属板で、錆びにくく、吐出する液体(例えばインク)に対して変質しにくい材料で形成することが好ましい。電極板101は、例えば、SUS304、銅合金にNiメッキを施したもの、あるいは、Pdメッキを施したものなどで形成できる。また、電極板101の液滴が着弾する表面には撥水処理を施すことが好ましい。
この電極板101にはリード線102が電気的に接続され、詳細は後述する吐出検知部531に接続されている。
また、ホルダ部材103には、図7に示すように、ワイパ部材202による払拭方向の終端側に開口部110が形成されている。そして、この開口部110を形成する部分の一部(掻き落とし部分)で、ワイパ部材202から廃液(ワイパ部材202に付着した液滴)を除去して清掃する清掃部材であるワイパクリーナ111を形成している。
なお、ホルダ部材103には、開口部110の下側から図示しない廃液タンクへとつながる流路を形成する廃液チューブ112が設けられている。また、図示しないが、廃液タンクへとつながる流路上には吸引ポンプが配置され、開口部110の底部に溜まった廃液を廃液タンクへと排出する。
一方、キャリッジ3には、電極板101の表面(着弾面)に着弾した液滴をノズル配列方向に沿って移動して払拭するワイパ部材202を含む清掃手段である清掃ユニット200が設けられている。
ワイパ部材202は、例えばEPDMで形成している。EPDMは撥水性がそれほど高くなく、ワイパ部材202の撥水性よりも電極板101表面の撥水性の方が高くできる。ワイパ部材202の撥水性よりも電極板101表面の撥水性の方を高くすることによって、電極板101から液体(廃液)を払拭し易くなる。
このワイパ部材202は、駆動プーリ221と従動プーリ222との間に掛け回されたタイミングベルト223に取付けられている。そして、キャリッジ3に取付けられた駆動源である駆動モータ203でウオームギヤ224及びギヤ225を介して駆動プーリ221を回転駆動することによって、ワイパ部材202がタイミングベルト223とともに図4の矢印A方向に周回移動する。
また、清掃ユニット200は、ワイパ部材202を退避位置でカバーするワイパ退避カバー204を備えている。
次に、図4に戻って、吐出検知部531の一例について説明する。
吐出検知部531は、図4に示すように、電極板101に高電圧VE(例えば750V)を印加する電圧印加手段である高電圧電源701を備えている。この高電圧電源701は、主制御部500Aによってオン/オフ制御される。
また、電極板101に液体が着弾したときの電気的変化に伴う信号を入力するバンドパスフィルタ(BPF)702と、信号を増幅する増幅器(AMP)703と、増幅信号をA/D変換するAD変換器(ADC)704とを備えている。このADC704の変換結果を主制御部500Aに入力する。
そして、吐出検知を行うときには、ヘッド4のノズル面41と電極板101とを対向させ、電極板101に高電圧電源701から高電圧VEを付与し、ノズル面41と電極板101との間に電位差を与える。このとき、ヘッド4のノズル面41はマイナスに帯電し、電極板101はプラスに帯電される。
この状態で、ヘッド4から1ノズルずつ検知用の液滴を1滴又は複数滴吐出させる。
このとき、吐出される液滴はマイナスに帯電されたヘッド4のノズル面41から吐出されるので、液滴もマイナスに帯電されている。これがプラスに帯電された電極板101に着弾すると、電極板101に加えている高電圧VEの電圧が微小に変動する。
そこで、バンドパスフィルタ702にてこの変動分(AC成分)を抽出し、増幅回路703で増幅して、ADC704でA/D変換して測定結果(検出結果)として主制御部500Aに入力する。
主制御部500Aでは、測定結果(変動分)と予め設定した閾値を越えているか否かを判別して、測定結果が閾値を越えているときには、吐出していると判別し、閾値を越えていないときには不吐出と判別する。
なお、本実施形態では、1ノズルずつ吐出させて電極板101に着弾させているため、1ノズルの吐出/不吐出の判別には、0.5〜10msec程度の時間を要する。すべてのノズルについての吐出/不吐出の判別が終了した後、電極板101に加えている高電圧VEはオフ状態にされる。
次に、この装置における制御部によって行われる吐出検知に関わる制御(吐出検知シーケンス)について図8ないし図14を参照して説明する。図8は同制御の説明に供するフロー図、図9ないし図13は同制御の説明に供する説明図、図14は電極板の電位変化と吐出検知シーケンスの関係の説明に供する説明図である。
まず、吐出検知シーケンスを開始するとき、キャリッジ3(ヘッド4)とキャップ20aとは図9に示す位置関係にある。
主制御部500Aは、吐出検知部531の高電圧電源701をオン状態にして、電極板101に対する高電圧VEの給電を開始させる。
そして、図10に示すように、ヘッド4からキャップ20aをデキャップする。デキャップすると、ヘッド4aは、空吐出可能なキャップ20a1に対して空吐出可能な位置にある。そこで、吐出検知動作の準備動作として、そのままキャリッジ3を移動することなく、ヘッド4aから電極板101以外の部位(着弾部材以外の部位)であるキャップ20a1に対して液体を吐出する空吐出を実行する。
次いで、図11に示すように、ヘッド4bがキャップ20a1に対応する位置までキャリッジ3を移動し、同様に、吐出検知動作の準備動作として、ヘッド4bから電極板101以外の部位であるキャップ20a1に対して液体を吐出する空吐出を実行する。
この準備動作としての空吐出によってヘッド4aとヘッド4bは、通常の使用状態(ここでは印字前の状態)と同じ状態になったことになる。
この段階で、図14にも示すように、高電圧電源701をオン状態にして電極板101への高電圧VEの印加を開始してから高電圧VEが安定するのに十分な時間が経過している。なお、安定するとは、電圧値の変動が所定範囲内に収まっている状態である。
そこで、図12に示すように、キャリッジ3を移動させて、ヘッド4aを吐出検知ユニット100の電極板101に対向させ、ヘッド4aについて吐出検知を行う。ヘッド4aの吐出検知は、ヘッド4aの検知させる対象ノズルを1ノズルずつ各1〜数十滴の検知用吐出を順次実施することで行う。
次いで、図13に示すように、キャリッジ3を移動させて、ヘッド4bを吐出検知ユニット100の電極板101に対向させ、ヘッド4bについて吐出検知を行う。ヘッド4bの吐出検知は、ヘッド4bの検知させる対象ノズルを1ノズルずつ各1〜数十滴の検知用吐出を順次実施することで行う。
このようにしてヘッド4aとヘッド4bの吐出検知が完了した後、高電圧電源701をオフ状態にして電極板101に対する高電圧VEの印加を停止し、キャリッジ3を戻し、キャップ21aでヘッド4をキャッピングし、吐出検知シーケンスを完了する。
なお、吐出検知後に印字やメンテナンスを実行する場合には、キャリッジ3を戻したり、キャッピングすることなく、次の動作に移行することもできる。
また、電極板101の主走査方向中央とキャップ20a1の主走査方向中央までの距離が、ヘッド4aとヘッド4bのピッチと略同じ距離に配置されていれば、ヘッド4bを空吐出してから、ヘッド4aの吐出検知をおこなうとき、キャリッジ3を移動する必要がなくなり、検知時間を短縮することができる。
以上の吐出検知シーケスに係わる制御は本発明に係るプログラムに従って主制御部500Aによって行われる。
このように、電圧印加手段による着弾部材に対する電圧を開始したときに吐出検知動作の準備動作を行い、準備動作が行われ、着弾部材に印加された電圧が安定した状態で、液体吐出ヘッドからの液体吐出を開始する。
これにより、微小な電気的変化を高精度に検出することができ、検知精度が向上する。
つまり、吐出検知の動作は、電極板101に高電圧VE(例えば750V)を印加した状態でヘッド4から吐出する液体を着弾させることで、高電圧VEの電圧が微小に変動することから、変動量が閾値以上であれば吐出、閾値未満であれば吐出していない(不吐出)とする。
高電圧電源701から高電圧VEを電極板101に印加し始めてから所定時間の間は電極板101の電圧が高電圧VEまで十分に上がりきっていない過渡状態にある。ここで、ヘッド4から吐出される液体の状態が一定の場合、高電圧VEに対する吐出後の微小変動量はほぼ比例関係にある。
そのため、電極板101の電圧が上がりきっていない状況下では、液体が着弾しても高電圧VEの電圧の微小変化量が小さくて、正しく吐出/不吐出が判定されないことが生じる。
特に、吐出の周期は10nsec単位から10msec単位と早いのに対して、高電圧電源701がONして高電圧VEを出力しても、高電圧VEの電位に安定するまでには早くても100msec、遅い場合には1sec程度の時間を要する。つまり、高電圧VEの電位が安定するまでの間にいくつものノズルについて吐出検知を行うことができる時間があることになる。
そこで、高電圧VEが安定した状態になるまでの時間を待ってから吐出検知動作を開始することで、高電圧VEが目標電位(例えば750V)に達した状態で全てのノズルについての吐出検知を行うことができるので、全てのノズルについて高い検知精度が得られる。
このとき、高電圧VEが安定した状態になるまでの時間の間に、吐出検知動作の準備動作を行うことで、高電圧VEが安定した状態になった後に準備動作を開始する場合に比べて、無駄な待ち時間がなくなり、吐出検知動作にかかる時間を短縮できる。
特に、ヘッドから装置の主たる目的で液体を吐出させる状態(通常の使用状態、例えば印字を行うとき)と、吐出検知を行うときの状態とが異なると、正しく吐出検知を行なったことにならないことがある。
したがって、吐出検知を行うときのヘッドのノズルの状態は通常の使用状態と同じにしておくことが好ましい。通常の使用状態では、通常の使用状態に移行する前にノズル内の増粘液体を排出するために液体を吐出する動作(印字前空吐出動作)を行っている。
そこで、吐出検知動作を行う前に、印字前空吐出動作と同じか、それに近い条件で空吐出を実行することが好ましい。このときの印字前空吐出はキャップ内、若しくはそれ以外の空吐出受けに吐出させる。印字前空吐出にはヘッド数と空吐出の大きさにもよるが、デキャップ及びキャリッジ動作が伴うので全体として1sec以上かかる。
そこで、吐出検知動作の準備動作として、空吐出を実行する前に、つまり前述したデキャップ動作に入ると同時に高電圧電源をON状態にして高電圧VEの印加を開始すれば、空吐出動作が終了して吐出検知動作に入るときには高電圧VEが安定状態になっている。
これにより、電位が安定するまでの待ち時間を有効に活用して、無駄な待ち時間を低減し、検知時間を長くすることなく、全てのノズルについて安定した検知精度が得られることになり、検知精度を向上させることができる。
上記実施形態では、着弾部材が電極板である例で説明しているが、着弾部材が抵抗体(抵抗部材)であって、着弾による両端間の抵抗値変化を検出して吐出検知を行うものにも同様に適用することができる。
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットを駆動させて、液体を吐出させる装置の意味である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なもの(液体付着対象)に対して液体を吐出することが可能な装置、気中又は液中に向けて液体を吐出する装置が含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットと、液体吐出動作を制御する制御手段と、液体付着対象の給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置と称される装置などを含むことができる。
また、「液体を吐出する装置」には、記録装置、印刷装置、画像形成装置、液滴吐出装置、液体吐出装置、処理液塗布装置、立体造形装置、噴射造粒法で微粒子を製造する装置、プリンタ、マルチファンクションプリンタ(MFP)、3Dプリンタなどと称される装置を含む。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、3次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着するもの」とは液体が一時的にでも付着可能なものを意味する。「液体が付着する部材」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液なども含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、特に限定しない限り、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置のいずれも含まれる。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドと別の機能部品や機構とを一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体を意味する。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持機構、主走査移動機構の構成を任意に液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、液体吐出ヘッドと別の機能部品/機構とが一体化しているとは、例えば、締結部材や接着若しくは熱カシメで固定、若しくはチューブ等で接続、若しくは互いに係合(一方が他方に対して摺動可能に係合しているものも含む)しているものを含む。また、液体吐出ヘッドと別の機能部品/機構とが直接、固定、接続、係合しているものに限らず、間に中間部材を介して固定、接続、係合しているものであっても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが、締結部材や接着などで固定されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが、チューブなどで相互に接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものを挙げることができる。また、これらの液体吐出ユニットにヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加したものを挙げることができる。
また、液体吐出ヘッドとキャリッジとが、締結部材や接着などで固定されて、液体吐出ヘッドとキャリッジとが一体化されているものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドとキャリッジとが、取り付ける取り付け部材を介して固定されて、液体吐出ヘッドとキャリッジとが一体化されているものを挙げることができる。
また、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に摺動可能に係合(若しくは取り付けた)させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構を一体化したものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に摺動可能に係合(若しくは取り付けた)させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構を一体化したものを挙げることができる。
また、液体吐出ヘッドに、維持機構の一部であるキャップを締結部材等で固定させて、液体吐出ヘッドと維持機構とを一体化したものを挙げることができる。液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持機構の一部であるキャップを締結部材等で固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持機構とを一体化したものを挙げることができる。
また、液体吐出ヘッドの外部から内部に液体を供給するためのチューブが、液体ヘッドに接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。また、チューブが接続された流路部品を液体吐出ヘッドに取り付けることで、流路部品を介して液体吐出ヘッドと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。また、チューブが接続されたヘッドタンクを液体吐出ヘッドに取り付けることで、液体吐出ヘッドとヘッドタンクと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。
上記主走査移動機構は、液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させるための機構である。例えば、主走査移動機構は、液体吐出ヘッド又はキャリッジを案内するガイド部材、これらに駆動源、キャリッジの移動機構を組み合わせて構成される。ガイド部材単体も主走査移動機構に含むものとする。
供給機構は、液体吐出ヘッドの外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッドに供給するための機構である。例えば、供給機構は、液体カートリッジを装着する装填部及びチューブで構成される。また、チューブ単体、装填部単体でも供給機構に含むものする。
維持機構は、液体吐出ヘッドの性能の維持、回復を行うための機構である。例えば、維持機構は、キャップ、ワイパ部材、キャップに通じる吸引ポンプなどの吸引手段、空吐出受けのいずれか2以上を組み合わせたものである。
・維持機構が何を維持するのか説明するため、維持機構の機能を補足お願いします。
さらに、「液体吐出ユニット」として、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構と維持機構と供給機構とを一体化したものを挙げることができる。
また、「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、上記実施形態で説明したような圧電アクチュエータ(積層型圧電素子を使用するものでもよい。)以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。
また、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
3 キャリッジ
4、4a、4b 記録ヘッド
21a1,21a2 キャップ
41 ノズル面
100 吐出検知ユニット
101 電極板(電極部材、着弾部材)
531 吐出検知部
701 高電圧電源(電圧印加手段)

Claims (4)

  1. 液体を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドから吐出される液体が着弾する着弾部材と、
    前記着弾部材に対して電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記電圧印加手段から前記着弾部材に対して電圧を印加させ、前記電圧が印加された着弾部材に対して前記液体吐出ヘッドから液体を吐出させ、前記液体が着弾することで生じる電気的変化を検出して吐出の有無を検知する吐出検知動作を制御する手段と、
    前記電圧印加手段による前記着弾部材に対する電圧の印加を開始したときに前記吐出検知動作の準備動作を行う手段と、を備え、
    吐出検知動作を制御する手段は、前記準備動作が行われ、前記着弾部材に印加された電圧が安定した状態で、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を開始する
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記準備動作は、前記液体吐出ヘッドから前記着弾部材以外の部位に対して液体を吐出する動作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 電圧印加手段から着弾部材に対して電圧を印加させ、前記電圧が印加された着弾部材に対して液体吐出ヘッドから液体を吐出させ、前記液体が着弾することで生じる電気的変化を検出して吐出の有無を検知する吐出検知動作を制御する処理をコンピュータに行わるためのプログラムであって、
    前記電圧印加手段による前記着弾部材に対する電圧の印加を開始したときに前記吐出検知動作の準備動作を制御する処理を行い、
    前記準備動作が行われ、前記着弾部材に印加された電圧が安定した状態で、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を開始する処理をコンピュータに行わるためのプログラム。
  4. 電圧印加手段から着弾部材に対して電圧を印加させ、前記電圧が印加された着弾部材に対して液体吐出ヘッドから液体を吐出させ、前記液体が着弾することで生じる電気的変化を検出して吐出の有無を検知する吐出検知動作を行うとき、
    前記電圧印加手段による前記着弾部材に対する電圧の印加を開始したときに前記吐出検知動作の準備動作を行い、
    前記準備動作が行われ、前記着弾部材に印加された電圧が安定した状態で、前記液体吐出ヘッドからの液体吐出を開始する
    ことを特徴とする吐出検知方法。
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