JP2017050935A - 回転電機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機の使用状況に応じて出力を変更することができる制御装置を提供する。
【解決手段】
多相巻線31u,31v,31wと界磁巻線50とを備え、多相巻線31u,31v,31wの通電をスイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wにより制御する回転電機の制御装置であって、回転電機の各部位の温度を検出する温度検出部26u,27u,26v,27v,26w,27wと、温度検出部が検出した温度に基づいて、界磁巻線50について所定期間あたりの通電期間の割合を示すDuty値の上限値、回転電機を電動機として用いる際のトルクの上限値、及び、回転電機を発電機として用いる際の発電電流の上限値の少なくともひとつと、上限値での駆動を継続可能な時間である上限時間とを取得する制御部43と、を備え、上限値は温度が低いほど大きい値であり、上限時間は前記温度が低いほど大きい値である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機の制御装置に関する。
従来、多相巻線と界磁巻線とを備え、多相巻線から出力される交流出力電流を複数の整流素子もしくはスイッチング素子により整流する回転電機において、回転子の界磁巻線の一定期間あたりの通電期間を変化させることが行われている。この界磁巻線への通電期間の割合をDuty値と呼び、このDuty値は、回転電機に要求される発電量等に応じて可変に設定される。
前記界磁巻線のDuty値を変更するものとして、特許文献1に記載の制御装置がある。特許文献1に記載の制御装置では、界磁巻線についてのDuty値が大きい短時間定格運転と、Duty値が小さい連続定格運転とで切り替え可能としている。加えて、界磁巻線への通電を制御するパワートランジスタの近傍に温度検出部を設けている。そして、その温度検出部が検出した温度が過熱状態を示していれば、短時間定格運転を禁止している。
特開2013−219965号公報
特許文献1に記載の制御装置では、界磁巻線への通電を制御するパワートランジスタの近傍の温度が過熱状態を示す場合に短時間定格運転を禁止するものの、界磁巻線への通電電流は低く、界磁巻線へは長期間にわたって通電が行われるものであり、常に一定以上の発熱が生ずる。ゆえに温度検出部が検出した温度が過熱状態を示すことは稀であり、必ずしも回転電機の使用状況に即した制御を行うことができるとは言い難い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、回転電機の使用状況に応じて出力を変更することができる制御装置を提供することにある。
第1の構成では、多相巻線と界磁巻線とを備え、前記多相巻線の通電を複数のスイッチング素子により制御する回転電機の制御装置であって、回転電機の所定部位の温度を検出する温度検出部と、温度検出部が検出した温度に基づいて、界磁巻線について所定期間あたりの通電期間の割合を示すDuty値、回転電機を電動機として用いる際のトルク、及び、回転電機を発電機として用いる際の発電電流の少なくともひとつの上限値と、その上限値での駆動を継続可能な時間である上限時間とを取得する制御部と、を備え、上限値は温度が低いほど大きい値であり、上限時間は温度が低いほど大きい値であることを特徴とする。
上記構成では、スイッチング素子の温度が低い場合に、Duty値、トルク、発電電流の少なくともひとつの上限値をより大きい値としているため、冬季等、スイッチング素子の温度が高くなりにくい状況において、より多くのトルク又は発電電流を得ることができる。このとき、Duty値、トルク、発電電流の上限値が大きいほど、単位時間当たりの発熱量は大きくなる。この点、温度に対して上限値に加えて上限時間を対応付けているため、設定された上限値での駆動による発熱が過剰なものとなることを抑制することができる。加えて、スイッチング素子に流れる電流は、運転状態によって頻繁に変化する。そのため、温度に余裕がある場合とそうでない場合とが起こり得る。ゆえに、スイッチング素子の温度に応じて上限値を変化させることで、より実際の使用状況に即した制御を行うことができる。
第2の構成では、第1の構成に加えて、Duty値、トルク、及び発電電流の少なくともひとつについて、回転電機の運転に関する要求に応じて定められる指令値を送信する他の制御装置と通信可能に接続されており、制御部は、上限値及び上限時間を、他の制御装置へ送信し、且つ、受信した指令値に基づいてDuty値を制御することを特徴とする。
上記構成では、制御部に指令値を生成する機能を設ける必要がないため、制御部の構成を簡略化することができる。また、回転電機の運転に関する都度の要求に加えて、上限値及び上限時間に基づいて指令値を決定するものであるため、都度の要求を満たしつつ回転電機の運転を適性な状態で行うことができる。
第3の構成では、第2の構成に加えて、制御部は、温度検出部が検出した温度に基づいて、上限値と上限時間との複数の組み合わせを取得し、その複数の組み合わせを他の制御装置へ送信し、他の制御装置から、複数の組み合わせの中から回転電機の制御状態に基づいて選択された組み合わせにより求められた前記指令値を取得する。
上記構成では、回転電機の制御状態に応じて、上限値を優先するか上限時間を優先するかを選択するものとしている。そのため、回転電機の継続的な駆動が必要な制御状態では、上限時間を優先させる制御を行うことができ、大電流が必要な制御状態では、上限値を優先させる制御を行うことができる。したがって、制御状態に即した制御を可能にすることができる。
第4の構成では、第1〜第3のいずれか1つの構成に加えて、温度検出部は感温ダイオードであることを特徴とする。
温度検出部として感温ダイオードを用いる場合、検出した温度は電圧の値として出力され、温度の検出精度及び応答性が高い。したがって、より精密且つ迅速な制御を行うことが可能となる。
第5の構成では、第1〜第4のいずれか1つの構成に加えて、温度検出部は、スイッチング素子の温度を検出することを特徴とする。
第6の構成では、第1〜第5のいずれか1つの構成に加えて、温度検出部は、各相についてスイッチング素子と共通の基板に実装されることによりモジュールとされており、そのモジュールから制御部へ温度を送信することを特徴とする。
スイッチング素子の温度を検出する回路を別途設ける構造とすれば、製造コストが増加することとなる。この構成では、スイッチング素子が実装される基板に温度検出部も実装し、モジュール化しているため、温度検出部が実装される基板を別体として設ける必要がなくなり、製造コストの増加を抑制することができる。
第7の構成では、第6の構成に加えて、複数のモジュールのうちのひとつが他のモジュールの温度を取得し、そのモジュールから制御部へ温度を送信することを特徴とする。
この構成では、モジュールと制御部とを接続する回線がひとつでよいため、製造コストを低減させることができる。
第8の構成では、第7の構成に加えて、モジュールから制御部へと送信する温度は、複数の温度のうち最も高い温度であることを特徴とする。
この構成では、最も高い温度により上限Duty及び上限時間を求めているため、最も温度条件の厳しいスイッチング素子に合わせた上限Duty及び上限時間とすることができる。加えて、モジュールから制御部へひとつの温度を送信するのみでよいため、送信する情報量を低減することができ、制御部における処理を簡略化することができる。
第9の構成では、制御部は、界磁巻線の通電期間について、制御周期を一定とし、Duty値を段階的に切り替えることを特徴とする。
この構成により、制御をより簡略化することができ、制御部の処理負荷をより低減することができる。
実施形態に係る制御装置の概略構成図である。 温度と上限Duty及び上限時間との関係を示す図である。
以下、本実施形態に係る回転電機を、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る発電機の制御装置の全体構成を示す概略図である。本実施形態に係る回転電機の制御装置は、車両に搭載されることが想定されている。すなわち、回転電機がオルタネータ(発電機)として機能させる場合には、交流出力電流をインバータにより整流し、バッテリ10へ電力の供給を行う。一方、回転電機をモータ(電動機)として機能させる場合には、バッテリから供給される電力をインバータにより交流電流へと変換する。なお、バッテリ10は、例えば、端子間電圧が約12Vである鉛バッテリである。
インバータは、U相モジュール20uと、V相モジュール20vと、W相モジュール20wとにより構成されている。このインバータの各相モジュール20u,20v,20wは、固定子30に巻かれたU相巻線31u、V相巻線31v、W相巻線31wにそれぞれ接続されている。
U相モジュール20uには、MOSFETであるU相上アームスイッチング素子21uとU相下アームスイッチング素子22uとが実装されている。U相上アームスイッチング素子21uのソースとU相下アームスイッチング素子22uのドレインとが接続されており、その接続点にはU相巻線31uの第1端が接続されている。一方、U相巻線31uの第2端は中性点32に接続されている。加えて、U相上アームスイッチング素子21uのドレインはバッテリ10の正極に接続されており、U相下アームスイッチング素子22uのソースは接地されている。U相上アームスイッチング素子21u及びU相下アームスイッチング素子22uには、それぞれ、U相上アームダイオード23u及びU相下アームダイオード24uが逆方向に並列接続されている。これらU相上アームスイッチング素子21u及びU相下アームスイッチング素子22uは、U相駆動回路25uにより、開閉状態が制御される。
U相モジュール20uには、加えて、U相上アーム感温ダイオード26uとU相下アーム感温ダイオード27uが実装されている。U相上アーム感温ダイオード26uは、U相上アームスイッチング素子21uの近傍に実装されており、U相上アームスイッチング素子21uの発熱に起因する温度変化を検出することができる。同様に、U相下アーム感温ダイオード27uは、U相下アームスイッチング素子22uの近傍に実装されており、U相下アームスイッチング素子22uの発熱に起因する温度変化を検出することができる。これらU相上アーム感温ダイオード26u及びU相下アーム感温ダイオード27uの出力値は、U相駆動回路25uに入力される。
なお、V相モジュール20v及びW相モジュール20wの構成については、及びU相モジュール20uと同様の構成であり、V相巻線31v及びW相巻線31wの接続様態もU相巻線31uと同様であるため、その説明を省略する。
U相モジュール20uには、V相モジュール20v及びW相モジュール20wと通信するためのU相接続端子28uが設けられている。同様に、V相モジュール20v及びW相モジュール20wには、それぞれ、V相接続端子28v及びW相接続端子28wが設けられている。U相駆動回路25u、V相駆動回路25v及びW相駆動回路25wは、それぞれ、U相接続端子28u、V相接続端子28v及びW相接続端子28wを介して通信可能に接続されている。W相モジュール20wには、加えて、レギュレータ接続端子29wが設けられており、W相駆動回路25wはこのレギュレータ接続端子29wを介して、レギュレータ40と通信可能に接続されている。
レギュレータ40は、界磁スイッチング素子41、ダイオード42及び制御部43を含んで構成されている。このレギュレータ40は、回転子の界磁巻線50への通電状態を制御する。界磁スイッチング素子41は、例えばパワーMOSFETであり、ドレインはバッテリ10の正極に接続されており、ソースはダイオード42のカソードに接続されている。ダイオード42のアノードは接地されている。界磁スイッチング素子41とダイオード42との接続点には、界磁巻線50の一端が接続されており、界磁巻線50の他端は接地されている。この界磁スイッチング素子41の開閉状態は、制御部43により制御される。具体的には、制御部43は、界磁スイッチング素子41の1制御周期(一定期間)における通電期間の割合を示すDuty値を変化させる。
制御部43は、モジュール接続端子44を介してW相モジュール20wのレギュレータ接続端子29wに接続されており、W相駆動回路25wと通信する。制御部43はW相駆動回路25wへ各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの駆動指令を送信する。具体的には、制御部43へは各相の巻線の電流値が入力され各相の各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wについて、それぞれ、上アームと下アームとのいずれをONとするかを求める。W相駆動回路25wは、駆動指令に基づいてW相上アームスイッチング素子21w及びW相下アームスイッチング素子22wを駆動する。加えて、その駆動指令をU相モジュール20u及びV相モジュール20vへと送信する。なお、各上アームスイッチング素子21u,21v,21w及び各下アームスイッチング素子22u,22v,22wのいずれをONとするかの判定を、各相の駆動回路25u,25v,25wが実行するものとしてもよい。
加えて、W相駆動回路25wは、各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wの検出値を取得し、その中で最も高い温度が選択されて制御部43へ出力する。制御部43は、取得した温度に基づいて、Duty値の上限である上限Duty、及び、その上限Dutyにより駆動を継続することが可能な時間である上限時間を取得する。
この上限Dutyと上限時間について、図2を用いて説明する。図2において、横軸を温度とし、縦軸を上限時間としている。また、上限Dutyが70%である場合を定格出力としており、上限Dutyが70%であれば、回転電機の駆動において時間の制約がなく、上限時間が無限大に設定される。
上限Dutyが80%である場合、温度がT1よりも低ければ、上限時間はt11であり、温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限時間はt12(<t11)であり、温度がT2以上でありT3よりも低ければ、上限時間はt13(<t12)である。また、温度がT3以上であれば、上限Dutyが80%に設定されることはない。
上限Dutyが90%である場合、温度がT1よりも低ければ、上限時間はt21(<t11)であり、温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限時間はt22(<t12,t21)である。また、温度がT2以上であれば、上限Dutyを90%と設定することはない。
上限Dutyが100%である場合、温度がT1よりも低ければ、上限時間はt31(<t21)である。また、温度がT1以上であれば、上限Dutyが100%に設定されることはない。
加えて、上限Dutyが70%である場合を定格出力として定めており、上限Dutyが70%である場合については、上限時間は無限に設定されることとなる。
したがって、温度がT1よりも低ければ、上限Dutyが80%であり且つ上限時間がt11である制御と、上限Dutyが90%であり且つ上限時間がt21である制御と、上限Dutyが100%であり且つ上限時間がt31である制御とのいずれかが選択されることとなる。温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限Dutyが80%であり且つ上限時間がt12である制御と、上限Dutyが90%であり且つ上限時間がt22である制御との一方が選択されることとなる。温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限Dutyが80%であり且つ上限時間がt12である制御と、上限Dutyが90%であり且つ上限時間がt22である制御との一方が選択されることとなる。温度がT2以上でありT3よりも低ければ、上限Dutyが80%であり且つ上限時間がt13である制御が選択されることとなる。
この、温度に基づいて取得した上限Duty及び上限時間の組み合わせは、上位の制御装置であるECU100に入力される。ECU100は、上限Dutyと上限時間との組み合わせを複数取得した場合、回転電機に対する運転要求に基づいて、上限Duty及び上限時間を選択する。この組み合わせを複数取得する場合とは、図2における温度がT2よりも低い場合であるが、温度がT2以上でありT3よりも低い場合においても、上限Dutyが80%であり上限時間がt13である制御と、上限Dutyが70%(定格出力)である制御とを選択できるため、組み合わせを複数取得できるといえる。すなわち、上限Dutyと上限時間の組み合わせには、上限Dutyが70%(定格出力)であり、且つ上限時間が無限大すなわち上限時間が設定されない場合も含まれる。なお、回転電機に対する運転要求には、運転者の意思による要求や、ECU100が判断する車両の制御状態に基づく要求が含まれる。
回転電機を電動機として用いて車両へ駆動力を付与する場合、上限時間が短ければ、駆動力の付与の途中に上限時間が経過することがある。この場合、上限時間の経過に伴い上限Dutyは定格出力を示す70%に設定されることとなるため、駆動力が低下することとなり、運転者に違和感を与えることとなる。同様に、回転電機を発電機として用いて回生発電を行う場合、上限時間が短ければ、回生発電の途中に上限時間が経過し、回生発電による制動力が低下する可能性がある。
そのため、ECU100は、回転電機を電動機として用いて駆動力を付与する場合、及び、回転電機を発電機として用いて回生発電を行い場合には、上限Dutyが大きいものよりも上限時間が長いものを優先して選択する。すなわち、温度がT1よりも低ければ、上限Dutyが80%であり上限時間がt11(>t21,t31)である制御が選択され、温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限Dutyが80%であり上限時間がt12(>t22)である制御が選択される。また、温度がT2以上でありT3よりも低い場合に、上限Dutyが80%であり上限時間がt13である制御を選択してもよいが、この場合では、上限Dutyを定格出力の上限Dutyよりも大きく設定できるにもかかわらず、上限Dutyを定格出力の上限Dutyである70%に設定するものとしてもよい。
一方で、バッテリ10の残容量が少ない場合、回生発電による時間当たりの発電量を多くして、迅速に充電を行う必要がある。そのため、バッテリ10の残容量が少ない場合は、回生発電を行う場合であっても、上限時間が長いものよりも上限Dutyが大きいものを優先する。すなわち、温度がT1よりも低ければ、上限Dutyが100%であり上限時間がt31(<t11,t21)である制御が選択され、温度がT1以上でありT2よりも低ければ、上限Dutyが90%であり上限時間がt22(<t12)である制御が選択され、温度がT2以上でありT3よりも低ければ、上限Dutyが80%であり上限時間がt13である制御が選択される。
なお、上述した例では、上限Dutyが最も小さく且つ上限時間が最も長い制御が選択される場合と、上限Dutyが最も大きく且つ上限時間が最も小さい制御が選択される場合とを示しているが、選択される制御はこの限りではない。例えば、回転電機の制御状態によっては、温度がT1よりも小さい場合において、上限Dutyが90%であり上限時間がt21である制御を選択するものとしてもよい。
ECU100は、このようにして選択した上限Dutyと上限時間との組み合わせを用いて、Duty値が上限Dutyとなるように制御部43へ指令信号を送信する。制御部43は、受信した指令信号に基づいて、Duty値を求め、界磁スイッチング素子41を制御する。なお、上限時間に到達すれば、上限Dutyを定格出力である70%とし、回転電機の制御部43へ指令信号を送信する。
上記構成により、本実施形態に係る回転電機の制御装置は、以下の効果を奏する。
・各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの温度が低い場合に、上限Dutyを定格出力領域の値よりも大きくしているため、定格出力以上の出力電力を得ることができる。
・各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wに流れる電流は、運転状態によって頻繁に変化する。そのため、温度に余裕がある場合とそうでない場合とが起こり得る。本実施形態では、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの温度に応じて界磁巻線50のDuty値の上限値である上限Dutyを変化させているため、より運転状態に即した上限Dutyの設定を行うことができる。
・温度に対して上限Duty及び上限時間を対応付けており、駆動時間が上限時間内となるように制御を行うため、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの発熱が過剰なものとなることを事前に抑制することができる。
・回転電機の制御状態に応じて、上限Dutyを優先するか上限時間を優先するかを選択するものとしている。そのため、回転電機の継続的な駆動が必要な制御状態では、上限時間を優先させる制御を行うことができ、大電流が必要な制御状態では、上限Dutyを優先させる制御を行うことができる。したがって、制御状態に即した制御を可能にすることができる。
・車両には、主に夏季に大電力を消費する機器として、ラジエータファンが挙げられる。一方で、主に冬季に大電力を消費する機器として、シート等に設けられるヒータが挙げられる。この場合、界磁巻線50の巻数や径は、いずれも満足するように設定する必要があり、定格出力を出力電力の最大値に基づいて設定していれば、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wについてその最大値を満足する体格とする必要がある。この点、本実施形態では、特に冬季における必要電力量が大きい場合に、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの温度に余裕があるため、スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの体格を必要以上に大きくすることなく夏季と冬季の必要電力を満たすことができる。
・各相のスイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの近傍の温度を検出しているため、その温度により故障個所を特定することができる。
・回転電機で発電を行ううえで必要な発電量は、出力された電力により充電されるバッテリ10のSOCや、出力された電力を使用する各種機器に応じて随時変化する。本実施形態では、上限Dutyを変更するものとしているため、その上限Dutyの範囲内での制御を可能とすることができる。
・感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wにより温度を検出する場合、検出した温度は電圧の値として出力され、温度の検出精度及び応答性が高い。したがって、より精密且つ迅速な制御を行うことが可能となる。
・各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wが実装されたモジュール20u,20v,20w外に、温度を検出する回路を別途設ける構造とすれば、製造コストが増加することとなる。本実施形態では、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wが実装される基板に感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wも実装し、モジュール化しているため、温度検出部が実装される基板を別体として設ける必要がなくなり、製造コストの増加を抑制することができる。
・本実施形態では、各モジュール20u,20v,20w間を通信可能に接続し、レギュレータ40とはW相モジュール20wを通信可能に接続している。これにより、各モジュール20u,20v,20wとレギュレータ40とを接続する回線がひとつでよいため、製造コストを低減させることができる。
・本実施形態では、感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wにより検出された温度のうち最も高い温度により、上限Dutyと継続時間との組み合わせを求めているため、最も温度条件の厳しいスイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wに合わせたDutyとすることができる。
・本実施形態では、感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wにより検出された温度のうち、最も高いもののみをW相モジュール20wからレギュレータ40へと送信するものとしているため、送信する情報量を低減することができ、制御部43における処理を簡略化することができる。
<変形例>
・実施形態では、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wをスイッチング素子として用いて交流電力を整流するものとしたが、各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wのかわりにダイオードをスイッチング素子として用いるものとしてもよい。
・実施形態では、各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wを温度検出部として用いて各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの温度を検出するものとしたが、温度検出部としては、サーミスタ等の他の素子を用いるものとしてもよい。
・実施形態では、各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wが各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wに対応するように設けられるものとしたが、各モジュール20u,20v,20wにおいて、それぞれひとつずつ感温ダイオードを設けるものとしてもよい。
・実施形態では、W相駆動回路25wで各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wの検出値を比較し、最も高い値をレギュレータ40に送信するものとしたが、各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wの検出値の一部またはすべてをレギュレータ40に送信するものとしてもよい。
・実施形態では、インバータをU相モジュール20uとV相モジュール20vとW相モジュール20wとにより構成しているが、各相において、さらに上アームと下アームとでそれぞれモジュール化してもよい。
・実施形態では、W相モジュール20wとレギュレータ40とを接続するものとしたが、U相モジュール20uとレギュレータ40とを接続するものとしてもよいし、V相モジュール20vとレギュレータ40とを接続するものとしてもよい。また、各モジュール20u,20v,20wをそれぞれレギュレータ40に接続するものとしてもよい。
・実施形態では、上限Dutyの値を段階的に変化させるものとしたが、連続的に変化させるものとしてもよい。また、上限Dutyを二値的に変化させるものであってもよい。すなわち、検出した温度が所定値よりも小さい場合には上限Dutyを100%とし、所定値以上である場合には、100%未満の一定の値としてもよい。
・実施形態では、検出した温度に応じて上限Dutyを変化させるものとしたが、設定されたDutyに基づく通電を継続するものとしてもよい。
・実施形態では、検出した温度がt3以上である場合に定格出力領域とし、上限Dutyを変化させないものとしたが、検出した温度がt3よりも大きく過熱状態であることを示す場合に、上限Dutyをさらに小さい値としたり、発電を停止したりしてもよい。
・実施形態では、各感温ダイオード26u,27u,26v,27v,26w,27wにより各スイッチング素子21u,22u,21v,22v,21w,22wの温度を検出するものとしているが、回転電機の他の部位の温度を検出するものとしてもよい。
・図2において、例えば、t12(温度がT1以上でありT2よりも小さい場合の、上限Dutyが80%の上限時間)よりもt21(温度がT1よりも小さい場合の、上限Dutyが90%の上限時間)を小さくしているが、t21をt12よりも大きくしてもよく、t12とt21とを等しくしてもよい。すなわち、ある温度において、上限Dutyが大きいほど上限時間が短く設定されており、ある上限Dutyにおいて、温度が高いほど上限時間が短く設定されていればよい。
・実施形態では、上限Dutyを10%間隔で設定するものとしたが、この間隔は、実施形態で示したものに限られない。すなわち、ある温度に対して、上限Dutyと上限時間とが反比例の関係を有していればよい。また、定格出力の上限Dutyを70%としたが、この値に限られることはない。
・実施形態において、上限時間を優先させて駆動させる制御状態、及び、上限Dutyを優先させて駆動させる制御状態をそれぞれ例示したが、制御状態は例示したものにかぎられることはない。また、回転電機を電動機として用いる場合でも、運転者によるアクセルの操作量が所定値以上でありより大きな駆動力が必要な場合や、運転者によるブレーキの操作量が所定値以上でありより大きな制動力が必要な場合等、上限時間ではなく上限Dutyを優先するものとしてもよい。
・実施形態では、制御部43がECU100へ、上限Dutyと上限時間との組み合わせを送信するものとしたが、制御部43がECU100へと温度を送信し、ECU100が取得した温度に基づいて上限Dutyと上限時間との組み合わせを読み出し、その中から制御に用いる組み合わせを選択するものとしてもよい。
・実施形態では、制御部43がECU100へ上限Dutyと上限時間との組み合わせを送信し、制御部43がECU100から指令値を取得するものとしている。この点、制御部43が上限Dutyと上限時間の組み合わせから、いずれかの組み合わせを選択し、制御部43が指令値を生成するものとしてもよい。また、制御部43が組み合わせを選択し、選択された組み合わせをECU100に送信し、ECU100がその組み合わせに基づいて指令値を生成するものとしてもよい。
・実施形態では、制御部43が温度に基づいてDuty値の上限値である上限Dutyを取得するものとしている。この点、回転電機を電動機として使用する場合には、回転電機が発生するトルクの上限値を取得するものとし、回転電機を発電機として使用する場合には、発電電流の上限値を取得するものとしてもよい。この場合には、ECU100は、取得したトルク又は発電電流の上限値以下となるようにDuty値を求め、そのDuty値を指令値として制御部43へ送信するものとすればよい。また、取得したトルク又は発電流の上限値以下である指令値を制御部43へ送信し、制御部43がその指令値に基づいてDuty値を取得するものとしてもよい。
・実施形態では、3相の回転電機に適用する例を示したが、3相以外の多相回転電機についても同様に適用することができる。
・実施形態では、回転電機を車両に搭載するものとしたが、搭載対象が車両に限られることはない。
20u…U相モジュール、20v…V相モジュール、20w…W相モジュール、21u…U相上アームスイッチング素子、21v…V相上アームスイッチング素子、21w…W相上アームスイッチング素子、22u…U相下アームスイッチング素子、22v…V相下アームスイッチング素子、22w…W相下アームスイッチング素子、26u…U相上アーム感温ダイオード、26v…V相上アーム感温ダイオード、26w…W相上アーム感温ダイオード、27u…U相下アーム感温ダイオード、27v…V相下アーム感温ダイオード、27w…W相下アーム感温ダイオード、31u…U相巻線、31v…V相巻線、31w…W相巻線、43…制御部、50…界磁巻線、100…ECU。

Claims (9)

  1. 多相巻線(31u,31v,31w)と界磁巻線(50)とを備え、前記多相巻線の通電をスイッチング素子(21u,22u,21v,22v,21w,22w)により制御する回転電機の制御装置であって、
    前記回転電機の所定部位の温度を検出する温度検出部(26u,27u,26v,27v,26w,27w)と、
    前記温度検出部が検出した温度に基づいて、前記界磁巻線について所定期間あたりの通電期間の割合を示すDuty値、前記回転電機を電動機として用いる際のトルク、及び、前記回転電機を発電機として用いる際の発電電流の少なくともひとつの上限値と、その上限値での駆動を継続可能な時間である上限時間とを取得する制御部(43)と、を備え、
    前記上限値は前記温度が低いほど大きい値であり、前記上限時間は前記温度が低いほど大きい値である、回転電機の制御装置。
  2. 前記Duty値、前記トルク、及び前記発電電流の少なくともひとつについて、前記回転電機の運転に関する要求に応じて定められる指令値を送信する他の制御装置(100)と通信可能に接続されており、
    前記制御部は、前記上限値及び前記上限時間を、前記他の制御装置へ送信し、且つ、受信した前記指令値に基づいて前記Duty値を制御する、請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記温度検出部が検出した温度に基づいて、前記上限値と前記上限時間との複数の組み合わせを取得し、その複数の組み合わせを前記他の制御装置へ送信し、
    前記他の制御装置から、前記複数の組み合わせの中から前記回転電機の制御状態に基づいて選択された前記組み合わせにより求められた前記指令値を取得する、請求項2に記載の回転電機の制御装置。
  4. 前記温度検出部は感温ダイオードである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  5. 前記温度検出部は、前記所定部位として前記スイッチング素子の温度を検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  6. 前記温度検出部は、各相について前記スイッチング素子と共通の基板に実装されることによりモジュール(20u,20v,20w)とされており、そのモジュールから前記制御部へ前記温度を送信する手段を有する、請求項5に記載の回転電機の制御装置。
  7. 複数の前記モジュールのうちのひとつが他のモジュールの温度を取得し、そのモジュールから前記制御部へ前記温度を送信する手段を有する、請求項6に記載の回転電機の制御装置。
  8. 前記モジュールから前記制御部へと送信する前記温度は、検出された複数の温度のうち最も高い温度とする、請求項7に記載の回転電機の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記界磁巻線の通電期間について、制御周期を一定とし、前記Duty値を段階的に切り替えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
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