JP2017050683A5 - - Google Patents

Description

本発明による画像処理装置は、散乱光の影響を低減するためのコントラスト補正がなされた処理画像の、明るさを調整する画像処理装置であって、コントラスト補正がなされる前の入力画像の輝度の平均値を算出する算出手段と、入力画像の輝度の平均値に基づいて、露出補正パラメータを算出するパラメータ算出手段と、処理画像に対して、露出補正パラメータを用いて露出補正を行う露出補正手段とを備えることを特徴とする。

Claims (10)

1. 散乱光の影響を低減するためのコントラスト補正がなされた処理画像の、明るさを調整する画像処理装置であって、
   前記コントラスト補正がなされる前の入力画像の輝度の平均値を算出する算出手段と、
   前記入力画像の輝度の平均値に基づいて、露出補正パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
   前記処理画像に対して、前記露出補正パラメータを用いて露出補正を行う露出補正手段とを備える
   ことを特徴とする画像処理装置。
2. 前記入力画像から前記散乱光の基準強度を導出する基準強度導出手段と、
   前記入力画像における、輝度の平均値に相当する輝度を有する１または複数の画素位置の透過率について、平均値を算出する透過率算出手段と
   前記入力画像の輝度の平均値、前記透過率算出手段で算出された透過率の平均値、および前記基準強度導出手段で導出された前記散乱光の基準強度に基づいて、前記処理画像の輝度の平均値を推測する推測手段を更に備え、
   前記露出補正手段は、前記入力画像の輝度の平均値と前記処理画像の輝度の平均値とに基づいて、前記露出補正パラメータを算出することを特徴とする
   請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記入力画像から前記散乱光の基準強度を導出する基準強度導出手段と、
   前記入力画像の透過率の平均値を算出する透過率算出手段と、
   推測手段を更に備え、
   前記算出手段は、前記入力画像における、前記透過率算出手段で算出された透過率の平均値に相当する透過率を有する１または複数の画素位置の輝度について、平均値を算出し、
   前記推測手段は、前記算出手段で算出された輝度の平均値、前記透過率算出手段で算出された透過率の平均値、および前記基準強度導出手段で導出された前記散乱光の基準強度に基づいて、前記処理画像の輝度の平均値を推測し、
   前記露出補正手段は、前記入力画像における輝度の平均値と前記処理画像の輝度の平均値とに基づいて、前記露出補正パラメータを算出することを特徴とする
   請求項１に記載の画像処理装置。
4. 前記パラメータ算出手段は、
   前記算出手段で算出された前記輝度の平均値から、前記推測手段で推測された前記輝度の平均値を除算して、前記露出補正パラメータを算出する
   請求項２または請求項３に記載の画像処理装置。
5. 前記入力画像の輝度が、撮像装置に内蔵される露出計から取得される輝度である
   請求項１または請求項２に記載の画像処理装置。
6. 撮像することで得られた撮像画像を取得する取得手段と、
   取得した撮像画像に対して、画素位置ごとに、画素値に含まれる散乱光の成分を除去するコントラスト補正を行って、処理画像を生成する生成手段と、
   前記撮像画像の輝度の平均値と当該輝度に対応する透過率とに基づいて、前記処理画像の輝度の平均値を推測する推測手段と、
   前記撮像画像の輝度の平均値と、前記推測手段で推測された前記処理画像の輝度の平均値とに基づいて、露出補正パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
   前記処理画像に対して、前記露出補正パラメータを用いて露出補正を行う露出補正手段とを備える
   ことを特徴とする画像処理装置。
7. 前記各手段が画像の局所領域ごとになされることを特徴とする請求項１から請求項６のうちのいずれか１項に記載の画像処理装置。
8. 請求項１から請求項７のうちのいずれか１項に記載の画像処理装置を備える撮像装置。
9. 散乱光の影響を低減するためのコントラスト補正がなされた処理画像の、明るさを調整する画像処理方法であって、
   前記コントラスト補正がなされる前の入力画像の輝度の平均値を算出する算出ステップと、
   前記入力画像の輝度の平均値に基づいて、露出補正パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、
   前記処理画像に対して、前記露出補正パラメータを用いて露出補正を行う露出補正ステップとを含む
   ことを特徴とする画像処理方法。
10. コンピュータを請求項１から請求項７のうちのいずれか１項に記載の画像処理装置として機能させるプログラム。