JP2014085450A5 - 撮像装置、画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

本発明に係わる画像処理装置は、撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算する並進補正量演算手段と、撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第２の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算手段と、前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御手段と、撮像装置がパンニング状態と判定された場合、前記並進成分および前記あおり成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算手段及び前記あおり補正量演算手段を制御する補正量制御手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (14)

1. 撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算する並進補正量演算手段と、
   撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第２の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算手段と、
   前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御手段と、
   撮像装置がパンニング状態と判定された場合、前記並進成分および前記あおり成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算手段及び前記あおり補正量演算手段を制御する補正量制御手段と、
   を備えることを特徴とする画像処理装置。
2. 前記あおり補正量演算手段は、前記第１の補正量を用いて前記第２の補正量を算出することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 撮像画像に発生する像振れの回転成分を補正するための第３の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算する回転補正量演算手段をさらに備え、前記補正量制御手段は、前記パンニング状態と判定された場合、前記並進成分および前記あおり成分及び前記回転成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算手段、前記あおり補正量演算手段および前記回転補正量演算手段を制御することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. 前記並進補正量演算手段及び前記あおり補正量演算手段は、それぞれ高域通過フィルタを有し、前記補正量制御手段は、前記パンニング状態と判定された場合、前記高域通過フィルタのカットオフ周波数を大きくすることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
5. 前記並進補正量演算手段及び前記あおり補正量演算手段は、それぞれ積分手段を有し、前記補正量制御手段は、前記パンニング状態と判定された場合、前記積分手段の時定数を短くすることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
6. 前記補正量制御手段は、前記並進補正量演算手段の特性と、前記あおり補正量演算手段の特性がほぼ同じになるように制御することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
7. 前記補正量制御手段は、撮像装置のパンニング状態と判定された場合、互いに相互関係を保ちながら前記並進成分及びあおり成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算手段及び前記あおり補正量演算手段を制御することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
8. 撮像画像に発生する像振れの回転成分を補正するための第３の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算する回転補正量演算手段をさらに備え、前記補正量制御手段は、前記パンニング状態と判定された場合、互いに相関関係を保ちながら前記並進成分および前記あおり成分及び前記回転成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算手段、前記あおり補正量演算手段および前記回転補正量演算手段を制御することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
9. 画像を撮像する撮像手段と、
   請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置と、
   を備えることを特徴とする撮像装置。
10. 撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算する並進補正量演算工程と、
    撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第２の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算工程と、
    前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御工程と、
    撮像装置がパンニング状態と判定された場合、前記並進成分および前記あおり成分の補正量を減らすように前記並進補正量演算工程及び前記あおり補正量演算工程を制御する補正量制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
11. 撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算する並進補正量演算手段と、
    撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第２の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算手段と、
    前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御手段と、
    前記第１の補正量と前記第２の補正量の少なくとも一方に基づいて、前記並進成分及びあおり成分の補正量を変更するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
12. 撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算手段と、
    撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第２の補正量を、前記第１の補正量に基づいて演算する並進補正量演算手段と、
    前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
13. 撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算する並進補正量演算工程と、
    撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第２の補正量を、前記振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算工程と、
    前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御工程と、
    前記第１の補正量と前記第２の補正量の少なくとも一方に基づいて、前記並進成分及びあおり成分の補正量を変更するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
14. 撮像画像に発生する像振れのあおり成分を補正するための第１の補正量を、振れ検出手段の出力に基づいて演算するあおり補正量演算工程と、
    撮像画像に発生する像振れの並進成分を補正するための第２の補正量を、前記第１の補正量に基づいて演算する並進補正量演算工程と、
    前記第１の補正量及び第２の補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する像振れ補正手段を制御する振れ補正制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。