JP2017047643A - 画像形成装置の省電力および待機モードの状態遷移方法 - Google Patents

画像形成装置の省電力および待機モードの状態遷移方法 Download PDF

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Abstract

【課題】USB省電力モード時にUSBコントローラには、NAK応答だけを返信できる部分にのみ通電、動作可能な構成をとることでバッファ等の追加なしに低コストで、無駄な電力を消費せず、更なる低電力も実現できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】電源制御部でVBUSの検出だけするように構成し、接続の検出は電源制御部のみで実施する。USBコントローラは省電力モードからの復帰時には、ホストからのパケットを受信したことにより、NAK信号のみを返信する。データ転送が可能になった時点でACK信号を返し、データのやり取りを開始する。
【選択図】図12

Description

本発明は、複数の電力待機モードを有する画像形成装置に係り、その各モード間の状態遷移方法に関する。
近年、環境への関心はますます深まり、環境を配慮した機能、省エネルギーモード(以下、省エネモード)や使用電力表示などを搭載した製品が数多く製品化されている。画像形成装置も省電力モードを有し、画像形成装置のユーザの使用状況や待機時間などにより、使用していない時間はなるべく長い時間省電力モードを継続できるように制御している。
しかしながら、画像形成装置の多機能化、ユーザの使用状況や機能設定に伴い、省電力モードもその待機モード数が増加しており、省電力モード中の消費電力にも違いがでている。同様に、省エネモードから復帰する復帰要因も増えてきている。すなわち、省エネモードへの移行や省エネモードからの復帰方法も複雑化し制御が難しくなっている。
例えば、USBペリフェラルデバイスとして機能させるためのUSBコントローラは、USBホストデバイスであるユーザのパーソナルコンピュータによって任意のタイミングで接続/切断が可能である。画像形成装置側もその接続/切断によって省電力モードの待機モードを変化させることが知られている。
こうした背景の中、USBのVBUS信号で接続/切断を認識して、装置内の動作制御を実施する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、省電力モード中はUSBコントローラを切断し、別のワンチップマイコン等でNAK信号を返信するように構成し、USBの信号を切り替える技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004-227064号公報 特開2013-187590号公報
しかしながら、上述した従来の技術では省電力中に別のデバイスやUSB信号を切り替えたりせねばならず、制御が複雑で電力がそれほど低減できないという課題がある。また、VBUS信号を装置内の電源としてUSBコントローラなどで消費すると、省電力中に無駄な電力を消費しかねない。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の画像処理装置は、
省電力状態を備えた画像形成装置であって、
前記画像形成装置の全体を制御するCPUと、
揮発性メモリで構成される主記憶装置と、
前記画像形成装置の電源制御を行う電源制御手段と、
前記省電力状態から復帰する要因を検出する復帰要因検出手段と、
前記復帰要因検出手段に電源を通電/切断するかを検出する通電判定手段とを有し、
前記通電判定手段は、前記電源制御手段に接続し、
前記復帰要因検出手段は前記電源制御手段と接続され、複数の省電力状態を作るために通電/切断できるように構成され、
前記画像形成装置が省電力モードに移行する場合に
前記CPUは、前記通電判定手段の検出に従い、前記電源制御手段に所望の省電力状態に移行することを通知し、
前記電源制御手段は、前記復帰要因検出手段の電力状態に基づいて、前記復帰要因検出手段への電力供給を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の画像処理装置は、
前記画像形成装置が省電力モードである時、
前記通電判定手段の状態が変化したことを電源制御手段は保持するとともに、
前記復帰要因検出手段で省電力モードから復帰する要因が検出された場合に、
前記CPUは、画像形成装置を復帰させるとともに、前記通電判定手段が省電モード前と変化がある場合には、その接続検出状態を変更する処理を実施することを特徴とする。
請求項3に記載の画像処理装置は、
前記復帰要因検出手段は、USBペリフェラルデバイスとして機能させるためのUSBコントローラであり、
前記通電判定手段は、USBホストからのVBUS信号であることを特徴とする。
請求項4に記載の画像処理装置は、
前記画像形成装置が省電力モードであり、前記復帰要因検出手段が通電されている場合に、
USBに接続されている機器は、前記復帰要因検出手段に対してデータを送信してきたとき、
前記復帰要因手段は、NACK信号を前記機器に返信するとともに前記電源制御手段に前記画像形成装置を通電させるように通知することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、画像形成装置のUSB省電力モード時にUSBコントローラには、NAK応答だけを返信できる部分にのみ通電、動作可能な構成をとることでバッファ等の追加なしに低コストで実現できる。電力も最小限に抑えることができ効率的である。さらに、外部コンピュータが接続されているかを確認するVBUS検知をUSBコントローラでは実施させず、通常の省電力モードでも使用する電源制御部に実施させるように構成することで無駄な電力を消費せず、更なる低電力も実現できる。
画像形成装置の構成を示す図である。 画像形成装置の制御部の全体構成を示すブロック図である。 コントローラ制御部400の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部800の構成を表す図である。 画像形成装置の状態遷移図である。 画像形成装置の電源ブロック図である。 画像形成装置の低消費電力モードの電源状態図である。 画像形成装置のUSB省電力モードの電源状態図である。 本発明に係る画像形成装置のスタンバイ状態から各省電力モードに移行する状態遷移フローを示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の低消費電力モードからスタンバイモードに移行する状態遷移フローを示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置のUSB省電力モードからスタンバイモードに移行する状態遷移フローを示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置のUSB省電力モードにあるときのUSB復帰検出部414の復帰要因検出フローを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置は、イメージリーダ200およびプリンタ部300からなる画像形成装置本体、折り装置500およびフィニッシャ600を含んでいる。イメージリーダ200の上部には、原稿搬送装置100が装着されている。
原稿搬送装置100は、原稿トレイ105上にセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介して原稿台ガラス205の上へと搬送する。片面原稿を読取る方法としては、原稿台ガラス205上の読取位置R1へ原稿の後端を搬送、停止させ、スキャナユニット206を左から右へ移動させることにより、原稿の読取りを行う原稿固定読取モードと、原稿をある読取り速度で読取位置R1へ搬送し、スキャナユニット206を読取位置R1で固定したまま原稿の読取りを行う原稿流し読取モードがある。その後、いずれのモードの場合も、読取った原稿を排紙トレイ106に排出する。
両面原稿を読取る方法としては、スキャナユニット206で表面を読取り、原稿搬送装置100内に配置した光学ユニット110を使用して裏面を読取る方法がある。詳細な説明は後述する。光学ユニット110内には図示しないイメージセンサおよび光源等が配置されている。
レンズ207を介してイメージセンサ208により読取られた原稿の画像は、露光制御部305に送られる。露光制御部305は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。このレーザ光が感光ドラム306に照射されると、感光ドラム306上には静電潜像が形成される。感光ドラム306上の静電潜像は現像器307により現像され、感光ドラム306上の現像剤はカセット308、309、手差し給紙部310および両面搬送パス311のいずれかから給送されたシートに転写部312で転写される。
現像剤が転写されたシートは定着部313に導かれると、現像剤の定着処理が施される。定着部313を通過したシートを、図示しないフラッパにより、一旦、パス315からパス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた後、シートをスイッチバックさせてパス316から排出ローラ317に導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)にして排出ローラ317によりプリンタ部300から排出することが可能である。これを反転排紙という。
このように、フェイスダウンで排出することにより、原稿搬送装置100を用いて複数枚の原稿を読取った画像をプリントする場合など、先頭頁から正しい頁順で画像形成を行うことが可能である。
尚、手差し給紙部310からOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行う場合、パス315に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)のままで排出ローラ317から排出する。また、シートの両面に画像形成を行う場合、シートを定着部313からパス315、パス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた直後にシートをスイッチバックさせ、図示しないフラッパにより両面搬送パス311に導く。両面搬送パス311に導かれたシートに対し、再度、転写部312で静電潜像が転写され、定着部313で定着処理が施される。
このように、転写部312から両面搬送パス311を経由して再び転写部312に戻る一巡のパスの中に、A4、B5等のハーフサイズ用紙が5枚入った状態でも搬送可能なように、パス長、ローラ配置、駆動系の分割がなされている。尚、これらの処理による排出頁順は、奇数頁が下向きになるように排出されるので、両面コピー時の頁順を合わせることができる。
排出ローラ317から排出されたシートは折り装置500に送り込まれる。折り装置500はシートをZ折りに折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズのシートで折り処理の指定がなされている場合、折り装置500で折り処理が行われた後にフィニッシャ600に送り込まれるが、それ以外のサイズのシートはそのままフィニッシャ600に送り込まれる。フィニッシャ600は製本処理、綴じ処理、穴あけなどの処理を行う。また、フィニッシャ600の上部には、インサータ700が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ600に給送する。
コントローラ制御部400はイメージリーダ200、プリンタ部300折り装置500およびフィニッシャ600と通信を行い、画像形成装置全体の制御を司る。
図2は画像形成装置の制御部の全体構成を示すブロック図である。画像形成装置全体を制御するコントローラ制御部400を中心に構成されている。コントローラ制御部400は、操作部800の設定や外部コンピュータ453からの指示に基づいて原稿搬送装置100を制御する原稿搬送装置制御部101、イメージリーダ200を制御するイメージリーダ制御部201と通信を行い入力される原稿の画像データを取得する。また、プリンタ部300を制御するプリンタ制御部301と通信を行い、画像データをシートに印刷する。折り装置500を制御する折り装置制御部501、フィニッシャ600を制御するフィニッシャ制御部601と通信を行い、印刷されたシートにステイプルやパンチ穴といった所望の出力を実現する。
外部I/F451は外部コンピュータ453とを接続するインターフェースであり、例えばネットワークやUSBなどの外部バス452で接続し外部コンピュータ453からのプリントデータを画像に展開して出力し、また図3に示すハードディスク407(以下、HDD)内の画像データを外部コンピュータ453に送信することを行う。図3は本発明の実施の形態に係るコントローラ制御部400の構成を示すブロック図である。
コントローラ制御部400はCPU401で制御され、オペレーティングシステム(以下、OS)で制御される。バスブリッジ404はCPU401の初期起動プログラムを格納しているROM402、CPU401の制御データを一時的に保持し、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM403が接続されている。半導体ディスク408には、CPU401のOSを含むメインプログラムを格納している。
HDD407には、ユーザが取得した画像データや後述する操作部800で画像を編集したときの保存用に使用される。また、USBインターフェースを制御するUSBデバイス制御部405、ネットワークを制御するネットワーク制御部412、操作部800を制御する操作部制御部406が接続されている。
CPU401は、バスブリッジ404を介して、デバイス制御部409間の通信を行う。デバイス制御部409は原稿搬送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、プリンタ制御部301折り装置制御部501、フィニッシャ制御部601と接続され制御を司る。
電源制御部410は、画像形成装置全体の電力制御を司る。たとえば、メインスイッチ302の状態を検出し、画像形成装置全体をOFFするかONするかの電源を制御する。また、原稿搬送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、プリンタ制御部301折り装置制御部501、フィニッシャ制御部601への電源制御も行う。
本発明の実施の形態に係るコントローラ制御部400内の後述する複数の省電力モードへの電源制御も、電源制御部410によって実現される。コントローラ制御部400には、省電力モードからの各復帰要因を検出する復帰検出部を有する。復帰検出部は、USBデバイス制御部405、ネットワーク制御部412、操作部制御部406内で各復帰要因を検出するだけの電力で構成している。
例えば、操作部復帰検出部414は、画像形成装置が省電力モードである場合、図4に示す操作部800の省エネキー804が押下された場合に操作部復帰検出部414が電源制御部410に伝えて省電力モードから復帰させる。この場合には、操作部復帰検出部414は、省エネキー804が押下されることを検出できる部分のみ通電している構成になっている。
ネットワーク復帰検出部413は、パケットが検出されたことを判断できる部分のみ通電している。パケットを受信した際に電源制御部410に伝えて省電力モードから復帰させる。省電力モードから復帰させた後、例えば、プリント動作などの所望の動作を開始できる構成になっている。
同様に本発明の実施の形態であるUSB復帰検出部411も、パケットが検出されたことを判断できる部分のみ通電している。USB復帰検出部411は、パケットを受信することで外部コンピュータ453へNAK信号のみを返信することができる。同時に電源制御部410に、パケットが検出されたことを伝えて省電力モードから復帰させる。省電力モードから復帰させた後、プリント動作を開始できる構成になっている。詳細は後述する。
ここでいう、USBデバイス制御部405とUSB復帰検出部411は、1つのICを示しており、ICの中で機能ブロックや電源を分けることが可能になっている。また、VBUS信号は電源制御部410に接続されており、VBUS信号の検出によって、外部コンピュータ453との接続状態を確認することが可能なようになっている。USB復帰検出部411には、VBUS信号は接続せずに無駄な電力が発生しないようにしている。
図4は画像形成装置の操作部800の構成を表す図である。LCD表示部900は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラ制御部400に伝える。テンキー801はコピー枚数など、数字の入力時に使用する。スタートキー802は、ユーザ所望の条件を設定した後、複写動作、原稿の読取り動作を開始する時などに用いる。ストップキー803は稼働中の動作を止めるときに使用する。省エネキー804はユーザが省電力モードへの移行、復帰を行うのに使用する。
また、805はガイドキーであり、キーの機能が解らないとき押すとそのキーの説明が表示される。806はコピーモードキーであり、複写を行うときに押す。807はファックスキーであり、ファックスに関する設定を行うときに押す。808はファイルキーであり、ファイルデータを出力したいときに押す。809はプリンタキーであり、コンピュータ等の外部装置からのプリント出力に関する設定などを行うときに使用する。
本発明を適用したUSBインターフェースの省電力モード移行する手段、復帰する手段に関して詳細に説明する。
図5は本発明に係る画像形成装置の省電力モードにかかる電源状態遷移図である。図6は電源ブロック図であり、図7、8は本発明に係る画像形成装置の各省電力モード時の電源状態図である。図7は本発明に係る低消費電力モード電源状態であり、図8はUSB省電力モード電源状態である。図5、図6、図7および図8を使用して各電源状態の詳細に説明する。
各モードを以下のように定義する。
スタンバイモード(P100)
電力状態は、商用電源(ACコンセント)303がONの状態で画像形成装置がいつでも動作可能で、即座にすべての操作を受け付ける状態である。メインスイッチ302、第1の電源304、電源制御部410が第1のスイッチ319、第2のスイッチ320をON(通電)して、第1の電源304および第2の電源318から画像形成装置全体に給電されている状態である。
電源OFFモード(P101)
商用電源(ACコンセント)303がOFFの状態と同様であり、画像形成装置に電力が供給されていない状態であり、OFF状態である。このとき、画像形成装置には電力が来ていない状態なので、電気的な全ての操作を受け付けない。メインスイッチ302の遷移で本モードに遷移する。
スリープモード(P102)
電力状態はスタンバイモードと同様で、スタンバイモード中にユーザが操作部800内の省エネキー804を押下させ省電力状態に移行を指示した場合、あるいは一定時間画像形成装置が未使用である場合などにスリープモードに移行する。CPU401はRAM403に画像形成装置がスタンバイ状態から省電力モードに移行する直前の画像形成装置の状態のプログラムおよびデータをセルフリフレッシュを実行して保持する。スリープモードは、CPU401が各省電力モードに移行する直前、すなわち電源制御部410に対して省電力モードに移行する指示をする直前までの処理の状態のことである。
低消費電力モード(P103)
図7の電力状態は、USBインターフェースに外部コンピュータ453が認識されていない場合に、CPU401から省電力モードに移行する指示がきた場合に電源制御部410が制御する電源状態である。網掛け部分には通電していないことを示す。画像形成装置が最も電力を必要としない状態まで電源を切断した省電力モードである。本発明では、電源制御部410、RAM403、ネットワーク復帰検出部413、操作部復帰検出部414にのみ第1の電源304から電力を供給している。電源制御部410は、第1のスイッチ319、第2のスイッチ320をOFF(切断)することで低消費電力モードを実現している。
スタンバイモードへの復帰は、ネットワーク復帰検出部413が外部コンピュータ453からネットワークより画像形成装置に対して、パケットを受信した時に復帰する。同様に、操作部復帰検出部414は操作部800の省エネSWキー804が押下された時にも復帰する。また、外部コンピュータ453からVBUS信号を検出してUSB復帰検出部411を経由して、電源制御部410に通知され、省電力モードから復帰する。
USB省電力モード(P104)
図8の電力状態は、USBインターフェースに外部コンピュータ453との接続が認識されている場合にCPU401から省電力モードに移行する指示がきた場合に電源制御部410が制御する電源状態である。図7の電力状態から、USB復帰検出部411が動作可能になっている状態である。電源制御部410は、第2のスイッチ320をON(通電)し、第1のスイッチ319をOFF(切断)することで実現している。USB復帰検出部411の電力は、第1の電源304から供給されている。
スタンバイモードへの復帰は、USB復帰検出部411が外部コンピュータ453からUSBより画像形成装置に対して、プリント要求のパケットを受信したかを監視して、受信したら電源制御部410に通知する。ネットワーク復帰検出部413、操作部復帰検出部414からの復帰は、低消費電力モードの場合と同様に復帰可能である。
JOB実行モード(P105)
画像形成装置がJOB、すなわち、コピー動作やプリント動作、外部コンピュータへの画像送信などを実行している状態であり、画像形成装置の全ての構成に対して電力供給が行われる。JOBを終了すると、スタンバイモードに遷移する。
図9は本発明に係る画像形成装置のスタンバイ状態から各省電力モードに移行する状態遷移フローを示すフローチャートであり、詳細に説明する。
画像形成装置がスタンバイ状態にあるとき、CPU401は省エネ状態に移行するか否かの指示を監視している(S101)。例えば、ユーザが操作部800内の省エネキー804を押下させ省電力状態に移行を指示した場合、あるいは一定時間画像形成装置が未使用である場合に、CPU401は省電力状態に移行する準備を開始し、スリープモードに移行する。
CPU401は、外部I/F451のUSB部に外部コンピュータ453との接続があるか否かを判別する(S102)。具体的には外部コンピュータ453からVBUS信号が接続されているか、どうかを確認する。
外部コンピュータ453が接続されている場合には、CPU401はUSB復帰検出部411へUSB信号を受信した際に、NAK信号を返信できるように設定する(S103)。
同様にCPU401は、ネットワーク復帰検出部413に対して受信待機設定を実施する。CPU401はRAM403にCPU401自身のレジスタ情報、ステータスなど格納する。RAM403への格納が終了したら、CPU401は図示しないメモリコントローラに対して、RAM403がセルフリフレッシュ状態になるように設定する。(S104)。
CPU401は、電源制御部410に対して第1のスイッチ319をOFF、第2のスイッチをONを指示して(S105)、USB省電力モードに移行する。S102において、外部コンピュータ453が接続されていない場合には、CPU401は、ネットワーク復帰検出部413に対して受信待機設定を実施する。CPU401はRAM403にCPU401自身のレジスタ情報、ステータスなど格納する。RAM403への格納が終了したら、CPU401は図示しないメモリコントローラに対して、RAM403がセルフリフレッシュ状態になるように設定する(S106)。
CPU401は、電源制御部410は第1のスイッチ319をOFF、第2のスイッチをOFFを指示して(S107)、低消費電力モードに移行する。
図10は本発明に係る画像形成装置の低消費電力モードからスタンバイモードに復帰する状態遷移フローを示すフローチャートであり、詳細に説明する。低消費電力モードにあるときには、各復帰要因が入力されスタンバイ状態へ復帰させるか否かを待つ(S201)。
低消費電力モードからは、操作部復帰検出部414で省エネキー804が押下されるか、ネットワーク復帰検出部413において、画像形成装置にプリントJOBや画像形成装置の情報取得のパケットが入力されるかを待つ。復帰の通知をうけた電源制御部410は、第1のスイッチ319および第2のスイッチ320をONして(S202)、画像形成装置全体に電源が供給される。CPU401はRAM403で保持している情報から復帰動作を行い(S203)、スタンバイモードに復帰する。
さらに、CPU401は低消費電力モード中にUSBから外部コンピュータの接続があったか否かを確認する(S204)。具体的には、CPU401はVBUS信号の状態を保持、検出できる電源制御部410に確認を行い、低消費電力モード中に外部コンピュータの接続があるか否かを確認する。低消費電力モード中に外部コンピュータの接続があり、VBUS信号が供給されている状態であれば、アタッチ処理を実施し使用可能な状態にする(S205)。
S204において、USBから外部コンピュータの接続がない場合には何もしない。そのあと復帰要因の必要に応じて、プリント動作などの処理を行う。
図11は本発明に係る画像形成装置のUSB省電力モードからスタンバイモードに復帰する状態遷移フローを示すフローチャートであり、詳細に説明する。
USB省電力モードにあるときには、各復帰要因が入力されスタンバイ状態へ復帰させるか否かを待つ(S301)。USB消費電力モードからは、操作部復帰検出部414で省エネキー804が押下されるか、ネットワーク復帰検出部413において、画像形成装置にプリントJOBや画像形成装置の情報取得のパケットが入力されるかを待つ。また、画像形成装置にUSBインターフェイスからプリントJOBが入力されることが復帰要因となる。
復帰の通知をうけた電源制御部410は、第1のスイッチ319および第2のスイッチ320をONして(S302)、画像形成装置全体に電源が供給される。CPU401はRAM403で保持している情報から復帰動作を行い(S303)、スタンバイモードに復帰する。
CPU401はUSBから外部コンピュータのデータ入力により復帰であったかを確認する(S304)。外部コンピュータのデータ入力により復帰であった場合には、USB復帰検出部414へUSBデータを受信可能である通知を行い(S305)、データの受信を開始する。
外部コンピュータのデータ入力により復帰でない場合には、CPU401はUSB省電力モード中にUSBから外部コンピュータの接続があったか否かを確認する(S306)。具体的には、CPU401はVBUS信号の状態を保持、検出できる電源制御部410に確認を行い、USB省電力モード中に外部コンピュータの接続がなくなったかを確認する。USB省電力モード中に外部コンピュータの接続がなくなった、すなわちVBUS信号が供給されていない状態であれば、デタッチ処理を実施し接続がなくなった状態にする(S307)。
S306において、USBから外部コンピュータの状態変化がない場合には何もしない。そのあと復帰要因の必要に応じて、プリント動作などの処理を行う。
図12は本発明に係る画像形成装置のUSB省電力モードにあるときのUSB復帰検出部414の復帰要因検出フローを示すフローチャートであり、詳細に説明する。
USB省電力モードにあるときには、USB復帰検出部414は外部コンピュータからのデータ入力があるか否かを検出している(S401)。USB復帰検出部414は、外部コンピュータ453に対してNAK信号を返信することのみができるように構成している。これは、USBのEOP(End of Packet)を検出することでNAK信号を返すように構成しており、データ受信バッファなども設けておらず、最小の構成で実現している。
外部コンピュータからのデータ入力があった場合には、USB復帰検出部414は外部コンピュータ453に対してNAK信号を返信するとともに、電源制御部410に対して、USB省電力モードから復帰するように復帰要因通知を行う(S402)。USB復帰検出部414は、CPU401およびUSB(D)制御部405が復帰して外部コンピュータ453からの入力データを受信できるようになるまで待機する(S403)。
その間に再度外部コンピュータから応答するデータ入力があった場合には(S404)、NAK信号を返信する(S405)。その間に再度外部コンピュータから応答するデータ入力があった場合には(S404)、NAK信号を返信する(S405)。S305にて、CPU401がデータ受信可能な状態になると外部コンピュータ453に対して、ACK信号を応答して、データのやり取りが開始される。
302 メインスイッチ、400 コントローラ制御部、401 CPU、
402 ROM、403 RAM、404 バスブリッジ、
407 磁気ディスク(HDD)、408 半導体ディスク、409 デバイス制御部、
410 電源制御部、411 USB復帰検出部、413 ネットワーク復帰検出部、
414 操作部復帰検出部、451 外部I/F、453 外部コンピュータ、
800 操作部、900 LCD表示部

Claims (4)

  1. 省電力状態を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の全体を制御するCPUと、
    揮発性メモリで構成される主記憶装置と、
    前記画像形成装置の電源制御を行う電源制御手段と、
    前記省電力状態から復帰する要因を検出する復帰要因検出手段と、
    前記復帰要因検出手段に電源を通電/切断するかを検出する通電判定手段とを有し、
    前記通電判定手段は、前記電源制御手段に接続し、
    前記復帰要因検出手段は前記電源制御手段と接続され、複数の省電力状態を作るために通電/切断できるように構成され、
    前記画像形成装置が省電力モードに移行する場合に
    前記CPUは、前記通電判定手段の検出に従い、前記電源制御手段に所定の省電力状態に移行することを通知し、
    前記電源制御手段は、前記復帰要因検出手段の電力状態に基づいて、前記復帰要因検出手段への電力供給を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置が省電力モードである時、
    前記通電判定手段の状態が変化したことを電源制御手段は保持するとともに、
    前記復帰要因検出手段で省電力モードから復帰する要因が検出された場合に、
    前記CPUは、画像形成装置を復帰させるとともに、前記通電判定手段が省電モード前と変化がある場合には、その接続検出状態を変更する処理を実施することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  3. 前記復帰要因検出手段は、USBペリフェラルデバイスとして機能させるためのUSBコントローラであり、
    前記通電判定手段は、USBホストからのVBUS信号であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置が省電力モードであり、前記復帰要因検出手段が通電されている場合に、
    USBに接続されている機器は、前記復帰要因検出手段に対してデータを送信してきたとき、
    前記復帰要因手段は、NACK信号を前記機器に返信するとともに前記電源制御手段に前記画像形成装置を通電させるように通知することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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