JP2017046583A - ソーラーパネル用架台及びその施工方法 - Google Patents

ソーラーパネル用架台及びその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソーラーパネルを、傾斜地等の地表面に対して平行に設置することができるようになるソーラーパネル用架台及びその施工方法を提供すること。
【解決手段】ソーラーパネルは下地フレーム1に配置され、この下地フレーム1は、根太部材4と梁部材5とを含んで構成されており、梁部材5は、根太部材4の上側に配置されていて、長さ方向が根太部材4の長さ方向と角度をなしており、ソーラーパネル1は梁部材5に載せられ、この梁部材5は、根太部材4に対して梁部材5を上下に回動可能とする回動手段Bにより根太部材5に取り付けられ、この回動手段Bにより、梁部材5は傾斜地等の地表面に対して平行とされる。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽光発電のためのソーラーパネルを地盤上に設置するためのソーラーパネル用架台及びその施工方法に係り、特に、傾斜地に設けられるソーラーパネル用架台に係り、例えば、大規模発電のためのメガソーラーシステムに利用することができるものである。
太陽光で発電するソーラーパネルを地盤上に設置するためには、ソーラーパネルをソーラーパネル用架台に取り付けることが行われ、このソーラーパネル用架台は、下記の特許文献1に示されているように、ソーラーパネルを配置するための下地フレームと、この下地フレームを頭部で支持し、この頭部を地上に残して地盤の内部に侵入している基礎杭と、を含んで構成される。
特開2012−69929号公報
ソーラーパネルを設置することは、各種の地盤で行なわれ、傾斜地を有効活用するために、この傾斜地の地盤上にソーラーパネルを設置することが求められる場合がある。このような傾斜地にソーラーパネルを設置するときにも、平地にソーラーパネルを設置するときと同様に、頭部を地上に残して地盤の内部に侵入する基礎杭は、長さ方向が鉛直方向又は略鉛直方向となって傾斜地に打ち込まれるが、基礎杭に頭部で支持される下地フレームのうち、少なくともソーラーパネルが配置されるソーラーパネル配置面を傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にしなければならないため、基礎杭の頭部に下地フレームを単に溶接等で結合する構造を採用することはできない。
また、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地の地盤にソーラーパネルを設置することが求められる場合があるため、このような傾斜地に対応できるソーラーパネル用架台及びその施工方法が求められる。
本発明の目的は、ソーラーパネルを、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地に設置することができるようになるソーラーパネル用架台及びその施工方法を提供するところにある。
本発明に係るソーラーパネル用架台は、頭部を地上に残して地盤の内部に侵入し、長さ方向が鉛直方向又は略鉛直方向となっている基礎杭と、この基礎杭の前記頭部で支持されているとともに、ソーラーパネルが配置される下地フレームと、を含んで構成されるソーラーパネル用架台において、前記地盤は傾斜地の地盤であり、前記下地フレームと、前記基礎杭の前記頭部との間に配置され、鉛直方向又は略鉛直方向を軸方向とする回動中心軸を中心に前記下地フレームを前記基礎杭に対して回動可能とするための第1回動手段と、前記下地フレームのうち、少なくとも前記ソーラーパネルが配置されるソーラーパネル配置面を、このソーラーパネル配置面を前記傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にするために前記基礎杭に対して回動可能とするための第2回動手段と、を備えていることを特徴とするものである。
ソーラーパネルを傾斜地に設置するために頭部が地上に残る基礎杭を、長さ方向を鉛直方向又は略鉛直方向として地盤の内部に侵入させ、基礎杭の頭部で支持される下地フレームのうち、少なくともソーラーパネルが配置されるソーラーパネル配置面を傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にさせようとすると、下地フレームには、基礎杭に対して鉛直方向が軸方向となる中心軸を中心に回動する回動変位が生じてしまう。
このため、本発明に係るソーラーパネル用架台には、下地フレームと、基礎杭の頭部との間に配置され、鉛直方向又は略鉛直方向を軸方向とする回動中心軸を中心に下地フレームを基礎杭に対して回動可能とするための第1回動手段が設けられており、この第1回動手段により、下地フレームの上記回動変位を吸収してこの下地フレームを基礎杭の頭部で支持することができる。
また、本発明に係るソーラーパネル用架台には、下地フレームのうち、少なくともソーラーパネルが配置されるソーラーパネル配置面を、このソーラーパネル配置面を傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にするために基礎杭に対して回動可能とするための第2回動手段が設けられているため、下地フレームのうち、ソーラーパネル配置面を傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にさせて、下地フレームを基礎杭の頭部で支持することができる。
そして、本発明によると、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地に対しては、第1回動手段及び第2回動手段の回動量を異ならせることにより、ソーラーパネルを、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地に設置することができるようになる。
以上の本発明において、基礎杭の本数は1本でもよいが、間隔をあけた複数本としてもよい。
そして、複数本の基礎杭は、傾斜地が傾斜している方向と、この方向と角度をなす方向とのうち、傾斜地が傾斜している方向だけに設けてもよく、あるいは、傾斜地が傾斜している方向と角度をなす方向だけに設けてもよく、あるいは、傾斜地が傾斜している方向と、この方向と角度をなす方向との両方に設けてもよい。
このように基礎杭を複数本設ける場合には、これらの基礎杭ごとに第1回動手段を設けることにより、それぞれの基礎杭において、下地フレームの前記回動変位を吸収してこの下地フレームをこれらの基礎杭の頭部で支持することができる。
また、複数本の基礎杭を、傾斜地が傾斜している方向と、この方向と角度をなす方向とのうち、少なくとも傾斜地が傾斜している方向に配置する場合には、一例として、下地フレームを、複数本の基礎杭ごとに設けられた根太部材と、これらの根太部材の上側に、根太部材と角度をなして配置された梁部材とを含んで構成し、前記第2回動手段を、傾斜地が傾斜している方向が長さ方向となっていてソーラーパネル配置面を有している梁部材を根太部材に対して回動可能とさせるための手段としてもよい。
複数本の基礎杭を、傾斜地が傾斜している方向と、この方向と角度をなす方向とのうち、傾斜地が傾斜して方向だけに配置し、傾斜地が傾斜している方向と角度をなす方向における基礎杭の本数を1本とする場合には、複数本の基礎杭のそれぞれに、基礎杭から、傾斜地が傾斜している方向と角度をなす方向における斜め上側へ延びていて、基礎杭と下地フレームとを連結する方杖部材を設ける。
これによると、基礎杭の本数が、傾斜地が傾斜している方向と角度をなす方向において、1本となっていても、下地フレームを、基礎杭と方杖部材とにより有効に支持することができる。
このように複数本の基礎杭のそれぞれに、基礎杭から、傾斜地が傾斜している方向と角度をなす方向における斜め上側へ延びていて、基礎杭と下地フレームとを連結する方杖部材を設ける場合には、方杖部材と基礎杭の連結部と、方杖部材と下地フレームの連結部とのうち、少なくとも一方の連結部を、前記第1回動手段による下地フレームの基礎杭に対する回動を許容する回動連結部とする。
これによると、前述したように傾斜地のために、第1回動手段により下地フレームに基礎杭に対する回動変位が生じても、回動連結部の回動により、方杖部材によって基礎杭と下地フレームとを連結することができる。また、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地についても、回動連結部の回動量によって有効に対処することができる。
このような回動連結部は任意な構造、形態によるものでよく、その一例は、ボールジョイント手段によるものであり、他の例は、弾性変形する弾性部材によるものである。
本発明に係るソーラーパネル用架台の施工方法は、頭部を地上に残して地盤の内部に侵入し、長さ方向が鉛直方向又は略鉛直方向となっている基礎杭と、この基礎杭の前記頭部で支持されているとともに、ソーラーパネルが配置される下地フレームと、を含んで構成されるソーラーパネル用架台を施工する方法であって、前記地盤は傾斜地の地盤であり、前記傾斜地が傾斜している方向へ延びる通り芯を設定するための工程と、前記通り芯にしたがったそれぞれの位置において、複数本の前記基礎杭を間隔をあけて前記傾斜地に打ち込むための工程と、鉛直方向又は略鉛直方向を軸方向とする回動中心軸を有する第1回動手段により、前記下地フレームを前記基礎杭に対して回動させ、かつ、前記下地フレームのうち、少なくとも前記ソーラーパネルが配置されるソーラーパネル配置面を前記基礎杭に対して回動可能とする第2回動手段により、前記ソーラーパネル配置面を前記傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にさせて、前記下地フレームを前記複数本の基礎杭の頭部で支持するための工程と、を含んでいることを特徴とするものである。
このソーラーパネル用架台の施工方法によると、傾斜地が傾斜している方向へ延びる通り芯により、複数本の基礎杭を間隔をあけて傾斜地の所定位置に正確に配置することができ、また、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地において、第1回動手段及び第2回動手段の回動により、下地フレームを基礎杭の頭部で支持させることができるとともに、この下地フレームのソーラーパネル配置面を傾斜地の傾斜と対応する傾斜角度にさせることができる。
以上説明した本発明において、基礎杭は、任意の材料によって形成されたものでよく、この基礎杭は、角型鋼管や丸型鋼管によるものでもよく、あるいは、溝型鋼、H型鋼、I型鋼、L型鋼、Z型鋼等によるものでもよい。
また、地盤の内部に侵入する基礎杭の先部の形状を、水平方向の幅寸法が下向きに次第に小さくなる先細り形状としてもよい。これによると、地盤の内部へ基礎杭を打ち込むときに、地盤からの抵抗力を小さくできる。
さらに、基礎杭の全長のうち、地盤の内部に侵入する部分に、この地盤からの基礎杭の抜け出しに対する抵抗力を生じさせるための抜け出し抵抗力発生部を設けてもよい。これによると、例えば、太陽に対する仰角を確保するために水平方向に対し傾斜して下地フレームに配置されたソーラーパネルが後方からの風圧を受けても、地盤の内部に打ち込まれた基礎杭が地盤から抜け出すことを有効に阻止することができる。
このような抜け出し抵抗力発生部は、任意の形状のものとして基礎杭に設けることができ、その一例の抜け出し抵抗力発生部は、基礎杭に対して上向きに末広がり状に傾斜した形状で形成されたものである。そして、この抜け出し記抵抗力発生部は、基礎杭の一部の切り起こし加工により形成してもよく、基礎杭に抜け出し抵抗力発生部材を結合することによって形成してもよい。
さらに、基礎杭の長さ方向の途中であって地盤の地表面の位置と対応する箇所に、基礎杭が地盤の内部に侵入することに対する抵抗力を発生させる侵入抵抗力発生部を設けてもよい。これによると、基礎杭を杭打ち機等の装置により地盤の内部に侵入させる作業を行うときに、侵入抵抗力発生部により、地盤の内部への基礎杭の侵入深さ(基礎杭の打ち込み深さ)を正確に設定できるようになる。
このような侵入抵抗力発生部は、任意の形状のものとして基礎杭に設けることができ、その一例の侵入抵抗力発生部は、基礎杭に結合された水平又は略水平の板状部材により形成されたものである。
本発明によると、ソーラーパネルを、傾斜角度が異なるそれぞれの傾斜地に設置することができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係るソーラーパネル用架台を示す斜視図である。 図2は、傾斜地の傾斜した地表面を二点鎖線で示したソーラーパネル用架台の正面図である。 図3は、図2のソーラーパネル用架台を真上から見た平面図である。 図4は、図2のソーラーパネル用架台を、傾斜地の傾斜した地表面と直角をなす図2のS4から見た図である。 図5は、ソーラーパネル用架台の基礎杭と下地フレームとの連結構造を示すソーラーパネル用架台の要部の斜視図である。 図6は、基礎杭と方杖部材との連結部を示す図5のS6−S6線断面図である。 図7は、傾斜地に設置されるソーラーパネル用架台では、下地フレームが基礎杭に対して鉛直方向又は略鉛直方向を軸方向とする回動中心軸を中心に回動変位することを示す平面図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係るソーラーパネル用架台の全体の斜視図が示され、図2には、傾斜地2に適用されたソーラーパネル用架台の正面図が示されている。なお、このソーラーパネル用架台についての以下の説明において、左右方向とは、図2の傾斜地2が地表面2Aについての傾斜成分を有している方向のこととし、前後方向とは、太陽高度が最も高くなる南中の方向の南北方向とする。このため、本実施形態では、傾斜地2の地表面2Aは少なくとも東西方向に傾斜していることになるが、本実施形態に係るソーラーパネル用架台は、後述から分かるように、傾斜地2の地表面2Aが東西方向とは異なる方向に傾斜している場合にも適用することができる。
図1に示されているように、ソーラーパネル用架台は、ソーラーパネルを配置するための下地フレーム1と、この下地フレーム1を頭部で支持し、この頭部を地上に残して図2に示されている傾斜地2の地盤2Bの内部に侵入している基礎杭3と、を含んで構成されている。前後方向における基礎杭3の本数は、1本であり、左右方向における基礎杭3の本数は、複数本(図示例では3本)となっている。
また、図2に示されているように、傾斜地2の地表面2Aが傾斜している左右方向に複数本が配置されていて、下側が地盤2の内部に打ち込まれているそれぞれの基礎杭3について、地表面2Aから露出している上側の上下長さは、同じになっている。
図3は、図2のソーラーパネル用架台を真上から見た平面図であり、図4は、図2のソーラーパネル用架台を、傾斜地2の傾斜した地表面2Aと直角をなす図2のS4から見た図である。この図4から分かるように、本実施形態では、傾斜地2の地表面2Aは前後方向にも傾斜成分を有していることになる。また、これらの図3及び図4には、基礎杭3を配置すべき位置を示す通り芯Lを、例えば、墨だし作業により地表面2Aに表示することが示されている。
すなわち、本実施形態では、それぞれの基礎杭3を傾斜地2の地盤2Bに打ち込む作業を行なう前に、地表面2Aが傾斜している方向へ延びる通り芯Lを設定する作業が行なわれ、次いで、この通り芯Lにしたがった位置において、それぞれの基礎杭3を左右方向の同じ間隔をあけて打ち込む作業を行い、この打ち込み作業のときに、それぞれの基礎杭3における地表面2Aから露出している上側の上下長さを同じとする。
本実施形態におけるそれぞれの基礎杭3は、図1から分かるように前後のフランジ部3A,3Bと、互いに平行になっているこれらのフランジ部3A,3Bを繋ぐウエブ部3CとからなるH型鋼によるものとなっている。このため、図3及び図4から分かるように、基礎杭3の前後面となっているフランジ部3A,3Bの外面が通り芯Lと平行にとなるようにして、それぞれの基礎杭3の打ち込み作業を行う。
そして、この打ち込み作業後に行うそれぞれの基礎杭3の頭部で下地フレーム1を支持するための作業は、図3及び図4に示されているように、下地フレーム1の前辺部1A及び後辺部1Bが通り芯Lと平行になり、かつ図2のソーラーパネル用架台を傾斜地2の傾斜した地表面2Aと直角をなす方向から見たときに、図4に示されているとおり、下地フレーム1が四隅が直角の平行四辺形となっていて、図2に示されているように、下地フレーム1の前辺部1A及び後辺部1Bが地表面2Aと平行又は略平行になるように行なわれる。これにより、太陽光発電のためのソーラーパネルを配置するための下地フレーム1を基礎杭3を介して傾斜地2に有効に設置できることになる。
なお、このように下地フレーム1が基礎杭3を介して傾斜地2に有効に設置されたときには、下地フレーム1のうち、少なくともソーラーパネル配置面は、地表面2Aが傾斜している方向となっている左右方向について、この傾斜地2の傾斜と平行になっており、このソーラーパネ配置面に配置されるそれぞれのソーラーパネルも、傾斜地2の傾斜と平行になっている。言い換えると、ソーラーパネル配置面及びソーラーパネルは、傾斜地2の傾斜と対応する傾斜角度を有するものとなっている。
ところで、地表面2Aが、図2に示されているものと異なり直線状となっておらず、この地表面2Aが、全体では傾斜しているが、起伏又は凹凸のある面となっている場合には、左右方向に複数本配置される基礎杭3のうち、右端の基礎杭3の配置箇所での地表部と、左端の基礎杭3の配置箇所での地表部とを直線で繋いだ仮想地表面を想定し、ソーラーパネル配置面及びソーラーパネルを、この仮想地表面の傾斜と対応する傾斜角度を有するものとする。
図1〜図4に示されているように、下地フレーム1は、それぞれの基礎杭3ごとに設けられていて、前後方向に延びる長さを有している根太部材4と、根太部材4の上側においてこれらの根太部材4に跨って配置され、左右方向の長さを有している梁部材5とを含んで構成されており、この梁部材5は、互いに平行となって前後方向に複数本(図示例では4本)設けられている。そして、それぞれの梁部材5は、それぞれの根太部材4の上に配置されていて、左右方向の寸法が短い第1短寸法部材5Aと、これらの第1短寸法部材5A同士の間に架け渡されていて、左右方向の寸法が長い長寸法部材5Bと、左右方向に複数本となっている基礎杭3のうち、右端の基礎杭3に配置された第1短寸法部材5Aの右側の端部に連結されていて、左右方向の寸法が短い第2短寸法部材5Cと、左端の基礎杭3に配置された第1短寸法部材5Aの左側の端部に連結されていて、左右方向の寸法が短い第3短寸法部材5Dとで構成され、第2短寸法部材5Cの左右方向長さと、第3短寸法部材5Dの左右方向長さは、同じである。言い換えると、第2短寸法部材5Cと第3短寸法部材5Dは、同じ部材となっている。
図5には、下地フレーム1と基礎杭3との連結構造が示されている。この図5に示されているように、それぞれの基礎杭3の頭部にはヘッド部材6が取り付けられている。このヘッド部材6は、H型鋼で形成された基礎杭3のフランジ部3Aの外面と対面している前プレート6Aと、基礎杭3のフランジ部3Bの外面と対面している後プレート6Bと、これらの2個のプレート6A,6Bの幅方向端部同士を連結している連結プレート6Cと、これらの3個のプレート6A,6B,6Cの上端に結合された水平のヘッドプレート6Dとからなる。ヘッド部材6は基礎杭3の頭部にボルト7A及びナット7Bによる締結具7により結合され、前プレート6Aと後プレート6Bには、ボルト7Aの軸部が挿通された上下に長い長孔8が形成されており、このボルト7Aの軸部は基礎杭3のフランジ部3A,3Bに形成された孔に挿入されており、これらの孔から突出したボルト7Aの軸部の先端にナット7Bを螺合して締め付けることにより、ヘッド部材6は基礎杭3の頭部に締結具7で結合されている。
また、ナット7Bを緩めることにより、長孔8の長さ分だけ基礎杭3におけるヘッド部材6の高さ位置を上下方向に調整することができる。
ヘッド部材6のヘッドプレート6Dには、ブラケット部材9を介して根太部材4が取り付けられている。このブラケット部材9は、水平のベース部9Aから立上り部9Bが鉛直に立ち上がったL字形状となっており、ベース部9Aは、ヘッド部材6のヘッドプレート6Dにボルト10A及びナットによる止着具10により止着されている。このため、ボルト10Aの軸部は、ベース部9Aの孔とヘッドプレート6Dの孔とに上から挿入され、ボルト10Aの軸部の先端に、ヘッドプレート6Dの下面側において、ナットが螺合されており、このナットを緩めることにより、ブラケット部材9は、鉛直方向が軸方向となっているボルト10Aの軸部10B(図7を参照)を中心に回動可能となる。このため、ボルト10Aの軸部10Bは、ブラケット部材9を基礎杭3に対して水平方向へ回動させることができる回動中心軸となっている。
ブラケット部材9の立上り部9Bには、根太部材4がボルト11A及びナット11B(図7を参照)による締結具11により結合されている。この結合は、ボルト11Aの軸部を、立上り部9Bに水平方向に長く形成されている長孔9Cと、根太部材4に形成されている孔とに挿入し、この孔から突出したボルト11Aの軸部の先端にナット11Bを螺合して締め付けることにより行なわれている。本実施形態に係る根太部材4は、図5に示されているように、Z型鋼によるものとなっている。このため、この根太部材4は、上下のフランジ部4A,4Bと、上側のフランジ部4Aの幅方向の一方の端部と下側のフランジ部4Bの幅方向の他方の端部とを繋ぐウエブ部4Cとからなり、このウエブ部4Cにおいて、根太部材4は締結具11によりブラケット部材9に結合されている。
そして、根太部材4は、長孔9Cの長さ分だけブラケット部材9に対して、言い換えると、基礎杭3に対して水平方向へ位置調整自在となっている。
また、図5から分かるように、前述した梁部材5の第1短寸法部材5Aには、長寸法部材5Bと、第2短寸法部材5Cと、第3短寸法部材5Dとが、ボルト12A及びナット12Bによる締結具12により結合されている。このように第1短寸法部材5Aと、長寸法部材5Bと、第2短寸法部材5Cと、第3短寸法部材5Dとで形成されている梁部材5もZ型鋼によるものとなっているため、梁部材5は、上下のフランジ部13,14と、上側のフランジ部13の幅方向の一方の端部と下側のフランジ部14の幅方向の他方の端部とを繋ぐウエブ部15とからなる。
それぞれの根太部材4ごとに配置されている第1短寸法部材5Aは、根太部材4にブラケット部材16を介して取り付けられている。このブラケット部材16は、根太部材4の上側のフランジ部4Aに溶接等で結合されたベース部16Aと、このベース部16Aから立ち上がった立上り部16BとからなるL字形状になっており、この立上り部16Bが、締結具17により梁部材5の第1短寸法部材5Aのウエブ部15に結合されている。締結具17は、ボルト17Aと、このボルト17Aの軸部に螺合されたナットとからなり、ボルト17Aの軸部は、立上り部16Bに形成された孔と、ウエブ部15に梁部材5の長さ方向に長く形成された長孔18とに挿入され、この長孔18から突出しているボルト17Aの軸部の先端にナットを螺合して締め付けることにより、梁部材5の第1短寸法部材5Aは、締結具17とブラケット部材16を介して根太部材4に取り付けられている。
そして、根太部材4の上面を形成している上側のフランジ部4Aと、梁部材5の下面を形成している第1短寸法部材5Aの下側のフランジ部14との間には、上下の隙間が設けられている。このため、締結具17のナットを緩めることにより、左右方向が長さ方向となっている梁部材5をボルト17Aの軸部を中心に上下に回動させることができ、このため、ボルト17Aの軸部は、この回動のための回動中心軸となっている。
また、締結具17のナットを緩めることにより、梁部材5の位置を根太部材4に対して長孔18の長さ分だけ梁部材5の長さ方向に調整することができる。
図5に示されているように、基礎杭3の上下の長さ方向の途中箇所と、根太部材4の長さ方向の途中箇所であって、基礎杭3の真上から外れた箇所とは、基礎杭3から斜め上側へ延びる長さを有している方杖部材20によって連結されている。延び方向が前後方向となっているこの方杖部材20は、本実施形態ではチャンネル材によるものであり、方杖部材20の先端部は、ボルト及びナットによる締結具21により根太部材4に連結され、また、方杖部材20の基端部は、図6に示されているように、ボールジョイント手段22により基礎杭3に連結されている。すなわち、図6は図5のS6−S6線断面図であり、この図6に示されているように、基礎杭3には、この基礎杭3の周囲に巻かれて両端部がボルト23A及びナット23Bによる締結具23で結合されているバンド部材24が配置され、締結具23の締付力で基礎杭3に固定されているこのバンド部材24に、方杖部材20の基端部に結合されたボール25を包持しているボール包持体26が取り付けられている。このため、方杖部材20は、基端部のボール25を中心として基礎杭3に対し左右方向や上下方向に回動自在となっており、ボールジョイント手段22は、方杖部材20の基端部と基礎杭3とを回動自在に連結するための回動連結部となっている。
なお、本実施形態におけるボール包持体26は、それぞれの内部にボール25の形状と対応する半球状の凹部が形成され、これらの凹部でボール25を滑動自在に保持している2個の半部材26A,26Bと、これらの半部材26A,26B同士を結合しているボルト27を含んで構成されたものとなっている。
前述したように、下地フレーム1は、それぞれの基礎杭3ごとに設けられている根太部材4と、これらの根太部材4の上側において、これらの根太部材4と角度をなして根太部材4にブラケット部材16及び締結具17を介して結合された梁部材5とを含んで構成されており、この下地フレーム1には、図4の二点鎖線で示す複数個のソーラーパネルSPが配置される。このソーラーパネルSPは、本実施形態では、左右方向には7個、前後方向には2個配置されている。これらのソーラーパネルSPは、梁部材5の上面を形成している上側のフランジ部13に載せられているとともに、このフランジ部13に形成されている孔に挿入されるボルトにより、フランジ部13に固定して配置される。
このため、下地フレーム1のうち、梁部材5の上側のフランジ部13は、ソーラーパネルSPを配置するためのソーラーパネル配置面を形成するものとなっている。
なお、以上の説明から分かるように、本実施形態に係るソーラーパネル用架台によると、ソーラーパネルSPを配置するための下地フレーム1を構成する梁部材5は、第1短寸法部材5Aと、長寸法部材5Bと、第2短寸法部材5Cと、第3短寸法部材5Dとにより形成されるものとなっているため、基礎杭3及び長寸法部材5Bの個数や、基礎杭3の頭部に配置される根太部材4等の個数を増やすだけにより、言い換えると、別種の部材を追加することなく、ソーラーパネル用架台の左右方向の寸法を大きくすることができ、配置することが要求されるソーラーパネルの個数に対応した任意の左右寸法を有するソーラーパネル用架台を製作できるため、大規模発電のためのメガソーラーシステムのために、本実施形態に係るソーラーパネル用架台を適用することができる。
本実施形態のソーラーパネル用架台を図2の傾斜地2に設置するためには、前述したように、最初に、傾斜地2の傾斜している地表面2Aに、この地表面2Aが傾斜している方向へ延びる通り芯Lを墨だし作業等で表示し、次いで、この通り芯Lにしたがったそれぞれの位置において、それぞれの基礎杭3を左右方向の同じ間隔をあけて傾斜地2の地盤2Bの内部に打ち込み作業を行い、この後に、地表面2Aから露出している上下長さが同じになっているそれぞれの基礎杭3の頭部にヘッド部材6を締結具7で結合する作業を行う。次いで、それぞれのヘッド部材6にブラケット部材9、止着具10及び締結具11により根太部材4を取り付け、これらの根太部材4にブラケット部材16及び締結具17により梁部材5の第1短寸法部材5Aを結合し、この第1短寸法部材5Aに長寸法部材5B、第2短寸法部材5C、第3短寸法部材5Dを締結具12で結合することにより、根太部材4の上に、この根太部材4と角度をなす梁部材5を形成する。
また、それぞれの基礎杭3と根太部材4との間に方杖部材20を架け渡す作業を行い、この作業を行うことにより、基礎杭3の本数が、傾斜地2の地表面2Aが傾斜している方向と角度をなす方向に1本となっていても、基礎杭3から、地表面2Aが傾斜している方向と角度をなす方向における、すなわち、前後方向における斜め上側へ延びている方杖部材20により、下地フレーム1を有効に支持することができる。
このように本実施形態に係るソーラーパネル用架台は傾斜地2に設置されるものであるため、前述したように、下地フレーム1の前辺部1A及び後辺部1Bを傾斜している地表面2Aと平行又は略平行、すなわち、傾斜地2の傾斜と対応する傾斜角度にさせなければならない。しかし、それぞれの基礎杭3は傾斜地2に鉛直又は略鉛直にして打ち込まなければならず、したがって、これらの基礎杭3の長さ方向は鉛直方向又は略鉛直方向となっている。このため、下地フレーム1の前辺部1A及び後辺部1Bを傾斜している地表面2Aと平行又は略平行にさせて、傾斜地2の傾斜と対応する傾斜角度にさせようとすると、下地フレーム1には、基礎杭3に対して鉛直方向が軸方向となる中心軸を中心に回動する回動変位が生じてしまう。基礎杭3を真上から見た状態を示している図7には、この回動変位αが示されている。すなわち、下地フレーム1には、基礎杭3に対して地表面2Aの傾斜角度に応じた回動変位αが生じてしまう。
しかし、本実施形態の下地フレーム1は、基礎杭3の頭部に、図5及び図7に示されているブラケット部材9と止着具10と締結具11で構成される第1回動手段Aを介して取り付けられており、この第1回動手段Aは、止着具10の構成要素となっているボルト10Aの軸部10Bを中心に下地フレーム1を基礎杭3に対して回動させることができるものとなっており、そして、ボルト10Aの軸部10Bは、鉛直方向が軸方向となっている。このため、この軸部10Bを中心軸にして下地フレーム1を基礎杭3に対し回動させることより、下地フレーム1を、基礎杭3の頭部において、回動変位αを吸収して支持することができ、この後に、止着具10の前述したナットの締め付け作業を行う。
また、地表面2Aの傾斜角度が異なる別の傾斜地2についても、ボルト10Aの軸部10Bを中心とする下地フレーム1の回動量を変化させることにより、有効に対処することができる。
また、梁部材5は根太部材4に、図5で示されているブラケット部材16と締結具17で構成される第2回動手段Bを介して取り付けられており、この第2回動手段Bは、締結具17の構成要素となっているボルト17Aの軸部を中心に梁部材5を基礎杭3に対して、一層具体的には、根太部材4に対して地表面2Aの傾斜側へ回動させることができるものとなっている。このため、第2回動手段Bにより、下地フレーム1の前辺部1A及び後辺部1Bを傾斜地2の傾斜と対応する傾斜角度にさせるための梁部材5の回動作業を行うことができ、この後に、締結具17のナットの締め付け作業を行う。これにより、下地フレーム1のソーラーパネル配置面となっている梁部材5の上側のフランジ部13を、地表面2Aが傾斜している方向となっている左右方向について、傾斜地2の傾斜と平行にさせることができ、これにより、このフランジ部13の上に固定載置されるそれぞれのソーラーパネルSPも、傾斜地2の傾斜と平行になる。
また、地表面2Aの傾斜角度が異なる別の傾斜地2についても、ボルト17Aの軸部を中心とする梁部材5の回動量を変化させることにより、有効に対処することができる。
さらに、下地フレーム1と基礎杭3とを連結するために、基礎杭3から斜め上側へ延びている方杖部材20は、この方杖部材20と基礎杭3との連結部が図6のボールジョイント手段22による回動連結部となって基礎杭3に連結されており、この回動連結部は、方杖部材20が基礎杭3に対し図7の回動変位αの方向へ回動することを許容する連結部となっている。このため、第1回動手段Aによって基礎杭3に対する下地フレーム1の回動変位αが生じても、下地フレーム1と基礎杭3とを所定どおり方杖部材20で連結して、この方杖部材20と基礎杭3により下地フレーム1を支持することができる。
また、下地フレーム1には太陽に対する仰角を付与しなければならないが、この仰角は、図5で説明した締結具11の構成要素となっているボルト11Aの水平の軸部を回動中心軸として下地フレーム1を上下に回動させて、この回動量を仰角と対応させた大きさとした後に、締結具11のナットの締め付け作業を行うことにより、確保することができる。また、このように下地フレーム1を上下に回動させて、太陽に対する下地フレーム1の適切な仰角を確保するときには、方杖部材20の基端部をボールジョイント手段22を介して基礎杭3に固定している図6のバンド部材24の締結具23のナット23Bを緩め、このバンド部材24の基礎杭3における高さ位置を調整した後に、ナット23Bの締め付け作業を行うことにより、基礎杭3における方杖部材20の基端部の高さ位置を、下地フレーム1の仰角と対応した適切な位置に変更することができる。
また、傾斜地2に打ち込まれるそれぞれの基礎杭3は、傾斜地2の地表面2Aから上側へ露出する上下長さを同じにしなければならないが、それぞれの基礎杭3の打ち込み深さに誤差があるために、この上下長さに相違があるときには、図5のヘッド部材6に形成した上下に長い長孔8により、この上下長さの相違を解消することができる。
さらに、左右方向に複数本が配置されるそれぞれ基礎杭3が、図3及び図4で示した通り芯Lに対して前後方向に正確に配置されておらず、これらの基礎杭3の打ち込み位置に前後方向のずれが生じているときには、このずれをブラケット部材9の長孔9Cにより解消することができる。
また、それぞれの基礎杭3の左右方向の間隔が所定の大きさとなっておらず、この間隔に誤差が生じているときには、この誤差を梁部材5の第1短寸法部材5Aの長孔18により解消することができる。
本発明は、傾斜地に設置されるソーラーパネル用架台に利用することができ、傾斜地に設置される大規模発電のためのメガソーラーシステムにも利用することができる。
1 下地フレーム
2 傾斜地
2A 傾斜地の地表面
3 基礎杭
4 根太部材
5 梁部材
6 基礎杭の頭部に設けられたヘッド部材
17 締結具
17A ボルト
B 回動手段である第2回動手段
SP ソーラーパネル

Claims (10)

  1. ソーラーパネルが配置される下地フレームを有し、この下地フレームが、根太部材と、この根太部材の上側に配置され、長さ方向が前記根太部材の長さ方向と角度をなしている梁部材とを含んで構成され、前記ソーラーパネルが載せられる前記梁部材が、前記根太部材に対して前記梁部材を上下に回動可能とする回動手段により前記根太部材に取り付けられていることを特徴とするソーラーパネル用架台。
  2. 請求項1に記載のソーラーパネル用架台において、前記回動手段は、前記根太部材に前記梁部材を締結するための締結具を備えており、地表面と平行となった前記梁部材が前記締結具により前記根太に締結されることを特徴するソーラーパネル用架台。
  3. 請求項2に記載のソーラーパネル用架台において、前記締結手段は、ボルト及びナットであり、前記ボルトの軸部を中心に前記梁部材は前記根太部材に対して上下に回動可能となっていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  4. 請求項2又は3に記載のソーラーパネル用架台において、前記地表面は、傾斜地の地表面であることを特徴するソーラーパネル用架台。
  5. 請求項1に記載のソーラーパネル用架台において、前記下地フレームは、基礎杭の頭部で支持されていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  6. 請求項5に記載のソーラーパネル用架台において、前記根太部材は複数本あり、これらの根太部材は、これらの根太部材ごとに設けられている前記基礎杭の前記頭部で支持されていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  7. 請求項6に記載のソーラーパネル用架台において、それぞれの前記根太部材の高さ位置が、前記基礎杭の前記頭部に対して調整可能となっていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  8. 請求項6又は7に記載のソーラーパネル用架台において、前記回動手段により前記根太部材に取り付けられている前記梁部材の位置は、前記根太部材に対して前記梁部材の長さ方向に調整可能となっていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  9. 請求項8に記載のソーラーパネル用架台において、前記回動手段はボルトとナットを有し、前記ボルトの軸部は、前記梁部材にこの梁部材の長さ方向に長く形成された長孔に挿入されており、この長孔により、前記根太部材に取り付けられている前記梁部材の前記位置が、前記根太部材に対して前記梁部材の長さ方向に調整可能となっていることを特徴するソーラーパネル用架台。
  10. ソーラーパネルが配置される下地フレームは、根太部材と、この根太部材の上側に配置され、長さ方向が前記根太部材の長さ方向と角度をなしている梁部材とを含んで構成されており、
    前記ソーラーパネルが載せられる前記梁部材を、前記根太部材に対して前記梁部材を上下に回動可能とする回動手段により前記根太部材に取り付けるための作業工程と、
    前記回動手段により前記梁部材を前記根太部材に対して上下に回動させることにより、前記梁部材を地表面と平行にするための作業工程と、
    前記梁部材を前記根太部材に締結具で締結するための作業工程と、
    を含むことを特徴するソーラーパネル用架台の施工方法。
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