JP2017045701A - セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下において、セルスタックを構成するセルとして固体酸化物形の燃料電池セルの例を用いて説明する。
次に、上述したセルを用いた本実施形態に係るセルスタック装置について図2、図3を用いて説明する。
ている。
より詳細には、一方のセル1の燃料極3と他方のセル1の空気極5)を電気的に直列に接続するための導電部材9aが介在している。なお、図2(a)、図3では、導電部材9aの図示を省略している。
図2、3に示したセルスタック装置10では、熱応力的に過酷な環境下で稼働されると、支持体7aと、支持体7aの一端部を覆っている第2シール材8bとの熱膨張差によって、第2シール材8bにクラックが生じるおそれがあった。それにより、支持体7aが熱膨張とともに可動するようになる。従って、セルスタック装置を長期間発電させた場合に、支持体7aとセルスタック18とを接合する第1シール材8aに繰り返し応力がかかってクラックが生じ、ガスリークが発生するおそれがあった。
側82bよりも気孔率が小さいとよい。セルスタック装置10を長期間発電させた場合に、支持体7aの熱膨張変形により支持体7aと凹溝71の内壁との間に応力がかかるが、この応力が比較的大きくなりやすいのが第2シール材8bの表層側82aである。従って、他の部分82において、第2シール材8bの表層側82aが、凹溝71の底面側82bより気孔率が小さいことにより、応力が集中しやすい部分の強度を向上させることができ、第2シール材8bにおけるクラック発生を抑制することができる。
第1領域81および他の部分82の気孔率の測定は、各領域で以下の方法を行う。まず第2シール材8bを、図4に示すような断面が得られるように、支持体7aおよびガスタンク7bごと切断する。この断面に機械研磨を行う。この断面における第2シール材8bの微構造を反射電子検出器を用いた走査型電子顕微鏡を用いて観察し、得られた画像に対して画像処理を行う。画像において第2シール材8bは灰色であり、気孔は白色なので、それぞれの色の面積を求めることにより「全体の面積(気孔の部分の面積と気孔でない部分の面積の和)」に対する「気孔の部分の面積」の割合を気孔率とする。
以上説明した本実施形態のセルスタック装置10の作製方法の一例について説明する。ただし、以下に述べる材料、温度等の各種条件は、適宜変更することができる。
82より気孔率が小さい第1領域81を有している。
次に、上述したセルスタック装置を用いた本発明の実施形態に係るモジュールについて図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のセルスタック装置の一例を備えるモジュールを示す外観斜視図である。
図7は、外装ケース内に図6で示したモジュール20と、モジュール20を動作させるための補機(図示せず)とを収納してなる本実施形態のモジュール収容装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図7においては一部構成を省略して示している。
たモジュール20をモジュール収納室44に収納し、モジュール20を動作させるための補機を補機収納室45に収納して構成されることにより、長期信頼性の向上したモジュール収容装置40とすることができる。
上述したセルスタック装置(図3を参照)について、上述の製造方法に基づいて、第2シール材の気孔率が異なる複数のサンプルを作製した。具体的には、表1に示すように、9個のサンプル(N=9)を作製した。
5−Al2O3系を用いた。支持体(マニホールド)の材質としてはステンレス鋼を使用した。
次に、上述のように作製したセルスタック装置の第2シール材の気孔率を測定した。その結果を表1に示す。
そして、上記各サンプルについて、「ガスタンク内に燃料ガスを流通させながら、雰囲気温度を常温から750℃まで1時間で上げた後に750℃から常温まで2時間で下げるパターン」を10回繰り返す熱サイクル試験を行った。
表1から明らかなように、試料No.1では、ガスリークが生じたセルの本数が多く、第2シール材のクラックの数も多かった。これは、第2シール材は、支持体の一端部の周囲に、他の部分より気孔率が小さい第1領域を有していなかったからである。
2:支持基板
2a:ガス流路
3:燃料極
4:固体電解質層
5:空気極
6:インターコネクタ
7:マニホールド
7a:支持体
7b:ガスタンク
8a:第1シール材
8b:第2シール材
81:第1領域
82:他の部分
82a:表層側
82b:底面側
9a:導電部材
9b:端部導電部材
10、100、110:セルスタック装置
11:導電部
12:ガス流通管
13:改質器
14:収納容器
15:空気導入部材
16:原燃料供給管
20:モジュール
40:モジュール収容装置
Claims (7)
- 複数個のセルが配列されてなるセルスタックと、
前記複数個のセルの一端が挿入される一又は複数の挿入口を有している支持体と、
前記複数個のセルの一端と前記挿入口の内壁とを接合している第1シール材と、
前記挿入口を介して前記複数個のセルに反応ガスを供給するための開口部を有しており、該開口部の周囲に設けられた凹溝を有するガスタンクと、を具備し、
前記支持体の一端部は、前記ガスタンクの前記凹溝に充填された第2シール材により前記ガスタンクと接合されており、
前記第2シール材は、前記支持体の一端部の周囲に、他の部分より気孔率が小さい第1領域を有している
セルスタック装置。 - 前記他の部分においては、前記第2シール材の表層側が、前記凹溝の底面側よりも気孔率が小さい
請求項1に記載のセルスタック装置。 - 断面視において、前記他の部分における前記凹溝の底面側の気孔は楕円形状であり、長軸が前記支持体の一端部に向いていない
請求項2に記載のセルスタック装置。 - 前記第1領域の気孔率は5%以下である
請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のセルスタック装置。 - 前記他の部分における前記第2シール材の表層側の気孔率は6%以下である
請求項2乃至請求項4のうちいずれかに記載のセルスタック装置。 - 収納容器内に、請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載のセルスタック装置を収納してなることを特徴とするモジュール。
- 外装ケース内に、請求項6に記載のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
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WO2020137058A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 日本碍子株式会社 | 燃料電池のセルスタック |
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2015
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