JP2017045330A - 入力装置および車載装置 - Google Patents

入力装置および車載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017045330A
JP2017045330A JP2015168209A JP2015168209A JP2017045330A JP 2017045330 A JP2017045330 A JP 2017045330A JP 2015168209 A JP2015168209 A JP 2015168209A JP 2015168209 A JP2015168209 A JP 2015168209A JP 2017045330 A JP2017045330 A JP 2017045330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
input device
input
operation surface
input operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015168209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6625372B2 (ja
Inventor
古石 朋久
Tomohisa Furuishi
朋久 古石
將司 大富
Shoji Otomi
將司 大富
正樹 渡瀬
Masaki Watase
正樹 渡瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2015168209A priority Critical patent/JP6625372B2/ja
Priority to US15/220,245 priority patent/US10345949B2/en
Publication of JP2017045330A publication Critical patent/JP2017045330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6625372B2 publication Critical patent/JP6625372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】ユーザに対し斬新な触感を与える入力装置及び車載装置を提供する。【解決手段】入力装置10は、入力操作面115を有するパネル110と、入力操作面115に対するユーザの接触操作を検出する検出部と、パネルを振動させることにより、入力操作面の摩擦力を変更可能な振動素子と、筐体200の内側面にレール溝202が設けられるとともに、パネル110の側面にレール溝202にスライド自在に遊嵌される凸部201が設けられ、パネル110を入力操作面に沿って移動可能に支持するパネル支持部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、入力装置および車載装置に関する。
従来、入力操作面に対して接触操作する際に、ユーザに所定の触感を与えることで入力を受け付けたことを知らせる入力装置がある。かかる入力装置では、例えば、ユーザによる押圧力に応じて振動を発生させることで、ユーザに対して入力を受け付けたことを知らせている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−235614号公報
しかしながら、従来の入力装置は、ユーザの接触操作における押圧力に応じて振動を発生させているに過ぎず、接触操作を行った場合にどのような触感を与えるかまでは考慮されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに対し斬新な触感を与えることのできる入力装置および車載装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る入力装置は、入力操作面を有するパネルと、前記入力操作面に対するユーザの接触操作を検出する検出部と、前記パネルを振動させることにより、前記入力操作面の摩擦力を変更可能な振動素子と、前記パネルを前記入力操作面に沿って移動可能に支持するパネル支持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに対して斬新な触感を与えることで、操作性をより向上させることができる入力装置および車載装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る車載装置を備える車両を示す模式図である。 図2は、同上の車載装置の構成を示すブロック図である。 図3は、同上の車載装置が備える入力装置の構造の一例を模式的に示す説明図である。 図4は、同上の入力装置の画像表示部を示す説明図である。 図5Aは、所定の表示要素に対する接触操作における触感の変化を示す説明図である。 図5Bは、所定の表示要素に対する接触操作における触感の変化を示す説明図である。 図6Aは、同上の入力装置における入力操作面に対する接触操作の第1の段階を示す説明図である。 図6Bは、同上の入力装置における入力操作面に対する接触操作の第2の段階を示す説明図である。 図6Cは、同上の入力装置における入力操作面に対する接触操作の第3の段階を示す説明図である。 図7は、同上の入力操作面に対する接触操作における触感の変化を示す説明図である。 図8は、同上の入力装置におけるパネルをアクチュエータとして利用する場合を示す説明図である。 図9は、同上の入力装置における触感制御処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施形態に係る入力装置を備える車載装置の構成を示すブロック図である。 図11は、同上の入力装置の構造の一例を模式的に示す説明図である。 図12は、同上の入力装置の構造の変形例を模式的に示す説明図である。 図13は、第3の実施形態に係る入力装置の構造の一例を模式的に示す説明図である。 図14Aは、同上の入力装置の一操作例を示す説明図である。 図14Bは、同上の入力装置の一操作例を示す説明図である。 図15は、第4の実施形態に係る入力装置の構造の一例を模式的に示す説明図である。 図16は、実施形態に係る車載装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する入力装置、および入力装置を備える車載装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す各実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る車載装置を備える車両を示す模式図、図2は、同車載装置の構成を示すブロック図、図3は、同車載装置が備える入力装置の構造の一例を模式的に示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態における車載装置1は、例えば車両2に装備されるカーナビゲーションシステムの一部を構成する。そして、かかる車載装置1に入力装置10が搭載される。
本実施形態に係る車載装置1は、図2に示すように、入力装置10と、記憶部30と、ナビユニット40とを備える。
入力装置10は、例えば、画像表示機能を有するタッチパネルにより構成される。すなわち、入力装置10は、地図画像などを含む表示画像を表示可能な画像表示部としての液晶ディスプレイの表面に、例えば静電容量方式で透過性を有する入力操作面115が設けられたパネル110を備える(図3)。
さらに、入力装置10は、入力装置10の動作制御を行うとともに、カーナビゲーションとしての機能を含む各種制御を行う制御部20を備える。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)などを備えるマイクロコンピュータにより構成される。
ナビユニット40は、車両2の走行案内を行うナビゲーション機能を行うための位置検出器などの機器類および制御回路と、オーディオ関連の音楽再生機能および映像再生機能を行うためのドライブ類や制御回路などを備える。なお、位置検出器は、絶対方位を検出するための地磁気センサやヨー角速度(ヨーレート)を検出するためのジャイロスコープ、車両の走行距離を検出するための距離センサ、さらにはGPS(Global Positioning System)用人工衛星からの信号を受信するGPS受信機などから構成される。
記憶部30は、ハードディスクやフラッシュメモリなどで構成されており、地図情報などの各種データや、制御部20で実行する各種制御用のプログラムや必要データなどが格納される。例えば、入力装置10に対する入力操作時に、入力操作に応じて入力操作面115の摩擦力を変動し、ユーザの接触操作における触感を変化させる触感制御プログラムなどが格納されている。例えば、制御部20は、この触感制御プログラムに従って、指F(図5A〜図6Cを参照)があたかも滑るような触感をユーザに付与する第1振動モードと、指Fがあたかも入力操作面115に密着するような触感を付与する第2振動モードとに切替えることができる。
ここで、本実施形態に係る入力装置10について、さらに説明を加える。図2に示すように、入力装置10が備えるパネル110には、このパネル110を超音波振動(高周波振動)させることができる振動素子120が取付けられる。振動素子120としては、例えば、ピエゾ素子(圧電素子)を用いることができる。振動素子120は、後述するように、パネル110を超音波振動させることにより、入力操作面115の摩擦力を変更することができる。そして、入力装置10には、かかる振動素子120を駆動させる素子駆動回路130が設けられる。
なお、振動素子120としてピエゾ素子を用いる構成としたが、入力操作面115を超音波周波数帯で振動させることのできる構成であれば何ら構成を限定するものではない。
制御部20は、検出部210と、振動制御部220と、表示制御部230とを備える。検出部210は、入力操作面115に対するユーザの指F(図5A〜図6Cを参照)、あるいはタッチペン等のポインティングデバイスの接触位置およびその移動などを含む接触操作を検出する。例えば、検出部210は、所定の周期でユーザの接触位置を検出するものとすれば、例えばユーザの指Fが入力操作面115上を移動して接触位置が変化した場合であっても、検出部210はかかる変化に追従して接触位置を検出することができる。検出部210は、検出結果であるユーザの接触位置を振動制御部220および表示制御部230へ出力する。なお、以下では、入力操作面115に対するユーザの接触操作は、指Fで行う場合として説明する。
振動制御部220は、検出部210による検出結果に基づき素子駆動回路130を制御して、振動素子120の振動状態を変化させ、パネル110の入力操作面115の摩擦力を変化させる。すなわち、振動制御部220は、いわゆるスクイーズ効果を利用して摩擦力を変化させ、第1振動モードと第2振動モードとに切替えることができる。
ここで、スクイーズ効果とは、振動素子120により入力操作面115が超音波振動すると、振動による圧力変動で、空気が指Fと入力操作面115との間に引き込まれて空気層が形成され、指Fと入力操作面115との間の摩擦抵抗が、振動がない場合に比べて相対的に低くなる現象を指す。
表示制御部230は、入力操作面115に対するユーザの接触操作によって受け付けられた入力操作に応じて、液晶ディスプレイに表示させる画像を生成するとともに画像表示の制御を行う。
また、本実施形態に係る入力装置10は、図3に示すように、パネル110を保持する筐体200を備えている。そして、かかる筐体200に、弾性体300を有するパネル支持部を介してパネル110が保持される。本実施形態に係るパネル支持部は、弾性体300として、例えば圧縮スプリングを備えており、この圧縮スプリングにより、入力操作面115に沿ってパネル110を移動可能に支持している。
また、図3に示すように、筐体200の内側面はレール溝202が設けられるとともに、パネル110の側面にはレール溝202にスライド自在に遊嵌される凸部201が設けられている。かかる構成により、パネル110は、パネル支持部により、入力操作面115に対して平行な方向に移動可能に支持されることになる。なお、図3では省略しているが、パネル110は、図中の左右方向のみならず前後方向へも入力操作面115に対して平行移動可能に構成される。すなわち、パネル110はXY方向に平行移動可能となっている。
すなわち、パネル支持部は、入力操作面115に対して接触操作(入力操作)を行う際に、かかる接触操作に伴う摩擦によって生じるパネル110の推進力に抗する弾性体300を主体要素としている。なお、図3においては省略しているが、パネル110には振動素子120が設けられる。
振動素子120が駆動すると、前述したように、パネル110が超音波振動することによって、パネル110の表面、すなわち入力操作面115上には薄い空気層が形成される。表面に空気層が形成された入力操作面115は、摩擦力が相対的に小さくなり、例えば指Fの滑りが極めてスムーズになる。このように、入力操作面115の摩擦力が小さくなると、ユーザは、あたかも入力操作面115に対して指Fが滑っていくかのような触感を得ることができる。
他方、振動素子120の駆動が停止状態である場合、入力操作面115上には空気層は形成されず、入力操作面115は、相対的に摩擦力が大きくなる。入力操作面115の摩擦力が大きくなると、ユーザは、あたかも入力操作面115に対する指Fの粘着性が高まったかのような触感を得ることができる。しかも、入力装置10は、弾性体300を有するパネル支持部を備えているため、ユーザは、入力操作面115に対する指Fの粘着性度合がより高まった密着性を伴う触感を得ることができる。
かかる密着性を伴う触感が得られるのは、以下の作用によるものである。すなわち、振動素子120が駆動しておらず、入力操作面115の摩擦力が大きいときは、この摩擦力によって指Fの移動に伴いパネル110も連動して指Fと同方向に移動する。このとき、弾性体300を有するパネル支持部は、パネル110の推進力に抵抗する。そして、弾性体300に抗してなおも移動するとき、指Fの滑動に対する抵抗力が漸次大きくなり、ユーザは、それに応じて押圧力を高めるため、入力操作面115に対して、あたかも指Fが密着するような触感を得ることになる。
また、指Fの移動距離が長くなると、ユーザは、周期的な引っ掛かり感がある触感を得られる。すなわち、指Fが移動している間に抵抗力が摩擦力を超える大きさになると、抵抗力の方向にパネル110は抵抗力が充分小さくなるまで滑ることになる。そして、再び上述のようにパネル110が移動し、次いで滑るという状況が繰り返されることになるため、周期的な引っ掛かり感がある触感が生じる。
このように、本実施形態に係る入力装置10は、入力操作面115に対する指Fの接触操作における摩擦の大きさを変化させることによって、接触操作を行う際のユーザの触感を変更することができる。
ここで、実施形態に係る入力装置10を用いた入力操作の一例について説明する。図4は、車載装置1が備える入力装置10のパネル110における画像表示部112を示す説明図である。
図4に示すように、パネル110の入力操作面115を透かして視認される画像表示部112には、車両2が位置する場所を含む地図情報である地図画像111を表示することができる。
また、図示するように、画像表示部112には、例えば、カーナビゲーション機能をオン・オフするスライドスイッチを示すスイッチ画像113が表示されている。符号113aは、スライドスイッチの摘み部を示す。なお、画像表示部112には、操作スイッチ部114も画像表示される。かかる操作スイッチ部114に対する接触操作によって、例えば、地図画像111をオーディオ情報やその他の画像情報などに関する画像に表示を切り替えることができる。
以下、本実施形態に係る入力装置1を用いてスイッチ画像113を接触操作する場合における触感の変化について、図面を参照しながら説明する。図5Aおよび図5Bは、所定の表示要素に対する接触操作における触感の変化を示す説明図、図6A〜図6Cは、入力装置10における入力操作面115に対する接触操作の第1の段階〜第3の段階を示す説明図である。また、図7は、入力操作面115に対する接触操作における触感の変化を示す説明図である。
入力装置10は、ユーザの操作対象となるスイッチ画像113に応じて所定の操作領域を設定する。すなわち、図4のスイッチ画像113の輪郭に応じた左右方向の長さ、幅に応じた操作領域が設定される。
そして、入力装置10は、入力操作面115に対するユーザの指Fの接触位置を検出し、検出した接触位置に応じて振動素子120を制御し、操作領域上の指Fの位置に応じて異なる触感を付与する。すなわち、入力装置10は、前述したスクイーズ効果を利用して、ユーザの指Fの接触位置に応じて、指Fが滑っていくかのような触感や指Fが入力操作面115に密着しているかのような触感を付与する。
例えば、ユーザの指Fが、図5A(a)に示す位置から図5B(a)に示す位置へと変化した場合、ユーザの指Fの触感は、図5A(b)から図5B(b)のように変化する。
すなわち、指Fがスイッチ画像113の摘み部113aに触れた状態で右へスライドする場合は、振動素子120の駆動を停止した状態とする。この場合、指Fと入力操作面115との密着性が高いため、パネル110も指Fに追従して移動し、ユーザには摘み部113aを移動させる抵抗感も伝わる。そして、摘み部113aが終点近傍になると、振動素子120を駆動させてスクイーズ効果を生起させる。これにより、指Fと入力操作面115との間の摩擦力が軽減し、パネル110が元の位置へ復帰するため、ユーザの指Fには、あたかもトッグルスイッチが支点越えしたかのような弾力感が伝わる。
かかる触感の変化は、具体的には、例えば予め設定した移動距離に対する振動特性のパターン(振動パターン)を利用することができる。なお、振動パターンは、少なくとも1種類以上が記憶されているとよい。すなわち、かかる振動パターンを記憶部30に記憶しておき、指Fによる接触操作が検出された場合、その接触操作時における指Fの位置(操作位置)に対応した振動パターンを記憶部30から読み出し、その振動パターンを用いて指Fの移動距離に応じて振動特性を制御するとよい。
このように、本実施形態に係る入力装置10によれば、スクイーズ効果を奏するパネル110と、このパネル110を支持する弾性体300を備えているため、入力操作面115に接触した指Fに、より強い抵抗感(摩擦感)や弾力感などの斬新な触感を付与することができる。したがって、例えば、入力操作面115を直接視認していなくても、指Fによる触感だけでも入力操作状態を認識できるため、操作性が著しく向上する。
また、本実施形態では、接触操作時に、上述したような斬新な触感をユーザに付与することができるため、単にスクイーズ効果のみを利用した触感の変化よりも、触感変化の度合が大きく、触感変化を認知しやすい。このように、触感変化を認知しやすい入力装置10であれば、これを本実施形態のように車載装置1に採用したとき、車両2がエンジンの駆動により振動していても、より正確な入力操作を行うことが可能となる。
上述した入力操作における触感の変化を、図6A〜図6Cおよび図7を参照しながら、より具体的に説明する。なお、図6A〜図6Cでは省略したが、パネル110には振動素子120が取付けられている。
図6A(a)に示すように、ユーザの指Fがパネル110の入力操作面115に接触したとする。この位置が、例えば、図4のスイッチ画像113の摘み部113aの位置である場合、入力装置10の振動制御部220は、素子駆動回路130を制御して、指Fが滑るような触感をユーザに付与する第1振動モードとする。すなわち、振動制御部220は、振動素子120を駆動して入力操作面115を超音波振動させる。振動制御部220は、かかる第1振動モードを、図6A(b)に示す状態まで維持する。すなわち、指Fが右方向へわずかにスライドした位置に至るまで第1振動モードを維持する(矢印M1で示す)。
矢印M1に相当する指Fの移動距離を、図7にD1で示す。このように、指Fが距離D1を移動する間は第1振動モードに制御され、振動素子120は駆動してON状態となり、スクイーズ効果によって、ユーザの触感は、指Fがあたかも入力操作面115上を滑るような感覚となる。
次に、図6B(a)に示すように、ユーザの指Fが所定位置まで移動すると、入力装置10の振動制御部220は、素子駆動回路130を制御して、指Fが入力操作面115に粘着するような触感をユーザに付与する第2振動モードとする。すなわち、振動制御部220は、振動素子120の駆動を停止して第2振動モードとする。そして、振動制御部220は、かかる第2振動モードを、図6B(b)に示す状態まで維持する。このとき、指F1と入力操作面115との間の摩擦力は相対的に大きくなるため、この摩擦力によって指Fの移動に伴いパネル110も連動して指Fと同方向に移動する。このとき、パネル支持部の弾性体(スプリング)300は、パネル110の推進力に抵抗するが、図6B(b)に示すように、かかる弾性体300を縮ませながらパネル110が移動する(矢印M2で示す)。
矢印M2に対応する指Fの移動距離を図7にD2で示す。弾性体300を縮ませながらパネル110が移動する距離D2では、図7に示すように、指Fの移動に対する抵抗力が次第に大きくなる。ユーザは、かかる抵抗力に応じて押圧力を高めていくため、入力操作面115に対して、あたかも指Fが密着するような触感を得ることになる。
そして、図6C(a)に示すように、ユーザの指Fがパネル110を移動させながら、弾性体300が最も縮んだ状態となる位置、この場合はスイッチ画像113の右端位置に至るとする(矢印M3で示す)。すると、振動制御部220は、素子駆動回路130を制御して振動素子120を再び駆動し、入力操作面115を超音波振動させる第1振動モードに復帰させる。
矢印M3に対応する指Fの移動距離を図7にD3で示す。すなわち、振動素子120が駆動してON状態となると、スクイーズ効果によって、図7に示すように、摩擦力が相対的に小さくなる。そのため、摩擦力によってバランスを維持していた弾性体300が伸長し、パネル110は元の位置に向かってスライドする。このとき、指Fの接触面をさすっていくように入力操作面115がスライドする。換言すれば、指Fが入力操作面115の上を瞬時にスライドするかのような触感を得ることができる。そのため、あたかもトッグルスイッチが支点越えしたかのような弾力感が指Fに伝わる。かかる斬新な触感が付与されるため、ユーザは、例えばスイッチ操作の際にオンあるいはオフになったことを、視認せずとも触感のみでも確実に認識することが可能となる。
このように、本実施形態に係る入力装置10では、制御部20は、入力操作面115に対する接触操作に基づいて、移動表示される所定の表示要素、例えばスイッチ画像113の摘み部113aの表示位置に応じて振動素子120の駆動状態と非駆動状態とを切り替えることができる。
したがって、本実施形態に係る入力装置10によれば、例えばスイッチ画像113を用いて操作する際に、指Fの触感があたかも実際のスライドスイッチを操作しているかのような感触を得ることができ、タッチパネルにおける操作性を向上させることができる。
上述してきた例では、入力装置10に表示されたスイッチ画像113を用いた入力操作について説明したが、同様に画像表示される操作スイッチ部114についても、同様に第1振動モードと第2振動モードとを適宜使い分け、ユーザに対して異なる触感を与えることで、操作性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る入力装置10は、上述してきたように、画像表示されるスイッチなどの操作ではなく、例えば、パネル110自体をスイッチとして用いることができる。図8は、パネル110自体をアクチュエータとして利用する場合を示す説明図である。
図8に示すように、パネル110を保持する筐体200に、機械的なスイッチ500を配設しておく。このとき、スイッチ500は、オン位置とオフ位置との間を移動するスイッチレバー510が筐体200の底面から内部に臨むように配設される。なお、配設位置は、スイッチのオン・オフを実行するに適切な位置とする。ここでは、パネル110の一側の端部と筐体200の一側の内側面との間に形成される空間にスイッチレバー510を臨ませている。なお、図8においても省略されているが、振動素子120はパネル110に取り付けられている。
かかる構成において、例えば、図8(a)に示すように、指Fが入力操作面115に当接すると、入力装置10は、先ず第1振動モードに設定する。すなわち、入力装置10は、スクイーズ効果によって入力操作面115の摩擦力を小さくし、ユーザに指Fが滑るような触感を付与して操作を受け付けたことを報知する。
次いで、入力装置10は、第2振動モードに切り替える。すなわち、入力装置10は、入力操作面115の摩擦力を相対的に大きくし、指Fが入力操作面115に密着するような触感を付与する。すると、指Fと入力操作面115との間の摩擦力が大きいため、図8(b)に示すように、指Fの移動に伴ってパネル110自体も移動し、パネル110の端部によってスイッチレバー510を押し込み、例えばスイッチ500のオン操作、あるいはオフ操作がなされる。
その後、例えば第1振動モードに切り替わると、スクイーズ効果によって、摩擦力が相対的に小さくなるため、摩擦力によってバランスを維持していた弾性体300が伸長し、パネル110は元の位置に向かってスライドする。すなわち、この場合でも、指Fの接触面をさすっていくように入力操作面115がスライドするため、スイッチ500のオン操作時には、あたかも、トッグルスイッチが支点越えしたかのような弾力感が指Fに伝わることになる。
なお、上述したようにパネル110をアクチュエータとして利用する場合、入力操作開始時に指Fが入力操作面115に当接すると、入力装置10は、第1振動モードをスキップして第2振動モードに設定することもできる。
また、ここでは、パネル110をアクチュエータとしたスイッチのオン・オフ操作について説明したが、それに限らず、パネル110をアクチュエータとしたスライド位置センサのスライド操作を行うこともできる。
このように、本実施形態に係る入力装置10は、パネル110をアクチュエータとしたオン・オフスイッチやスライド位置センサの操作を行うことができる。さらに、入力操作時における指Fの位置に応じて第1振動モードと第2振動モードとを適宜切り替えて触感を変化させることにより、操作性を向上させることができる。
また、入力装置10は、振動素子120を用いたスクイーズ効果のみならず、パネル110を、パネル支持部により入力操作面115に沿って移動可能に支持しているため、パネル110の移動を加えることによって、より斬新な触感による接触操作が可能となる。
ここで、本実施形態に係る入力装置10が、上述したような第1振動モードと第2振動モードとを適宜切り替える触感制御処理を実行する手順について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係る入力装置10における触感制御処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、入力装置10の制御部20は、検出部210により、入力操作面115に対する指Fの接触位置を検出する(ステップS100)。すなわち、検出部210は、表示画像(例えばスイッチ画像113)に対応付けられて予め設定されている操作領域のどの位置に指Fが接触したかを検出する。
次いで、制御部20は、指Fの検出位置における振動モードが第1振動モードであるか否かを判定する(ステップS110)。この判定に際しては、制御部20は、表示画像に対応付けられた操作領域の位置に応じて、振動モードが第1振動モードであるか、あるいは第2振動モードであるかを判定している。すなわち、入力装置10の記憶部30には、操作領域の位置に応じて割付けられた振動モードが、例えばテーブルなどに格納された情報として記憶されており、制御部20は、かかるテーブルに基づいて判定する。
指Fの検出位置における振動モードは第1振動モードであると判定した場合(ステップS110:Yes)、制御部20は、第1振動モードに設定する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、第1振動モードが実行されるように素子駆動回路130を制御し、振動素子120を駆動状態にして、パネル110の入力操作面115を高周波振動させる。
他方、指Fの検出位置における振動モードは第1振動モードではないと判定した場合(ステップS110:No)、制御部20は、検出位置に割付けられた振動モードが第2振動モードであるか否かを判定する(ステップS140)。
そして、指Fの検出位置における振動モードが第2振動モードであると判定した場合(ステップS140:Yes)、制御部20は、第2振動モードに設定する(ステップS150)一方、振動モードは第2振動モードではないと判定した場合(ステップS140:No)、制御部20は、本処理を終える。ステップS150においては、制御部20は、第2振動モードが実行されるように素子駆動回路130を制御する。具体的には、振動素子120を停止状態とする。
ステップS120において第1振動モードが実行された後、およびステップS150にて第2振動モードが実行された後、制御部20は、指Fが入力操作面115との接触が完了したか否かを判定し(ステップS130)、完了していない場合(ステップS130:No)、ステップS110からの処理を繰り返す。一方、指Fが入力操作面115から離れて接触操作が終了したと判定した場合(ステップS130:Yes)、制御部20は本触感制御処理を終了する。
このように、入力装置10は、表示画像のどの位置にユーザの指Fが接触したかによって、振動モードが適宜変更され、ユーザに対して異なる触感を付与することができる。しかも、本実施形態に係る入力装置10では、振動モードの変化と、パネル110自体の水平移動とが組み合わされるため、例えば弾力感のようなこれまでにない斬新な触感をユーザに付与することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る入力装置10および同入力装置10を備える車載装置1について、図面を参照しながら説明する。図10は、第2の実施形態に係る入力装置10を備える車載装置1の構成を示すブロック図、図11は、同上の入力装置10の構造の一例を模式的に示す説明図である。なお、以下では、第1の実施形態と同一の構成要素については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態に係る入力装置10が第1の実施形態と異なるのは、図10に示すように、パネル支持部として、パネル110を強制的に駆動させることのできる駆動部150を備えるとともに、制御部20には、駆動部150を制御する駆動制御部240が設けられた点にある。
ここでは、図11に示すように、駆動部150として、モータ151と、減速装置およびギヤ群により構成され、モータ151の出力を受けてピニオンを減速回転駆動させる減速機構152と、パネル110の下面に設けられ、減速機構152のピニオンが噛み合うラック153とを備える。
このように、本実施形態に係る入力装置10は、パネル110を入力操作面115に対して平行な方向に移動可能に支持するパネル支持部として、パネル110を強制的に駆動させることのできる駆動部150を備えている。
かかる構成により、例えば、ユーザが指Fを入力操作面115に接触させた状態で接触位置に止めている場合でも、駆動部150を駆動してパネル110を移動させれば、指Fに対して触感を付与することが可能となる。また、パネル110を水平移動させることで、指Fの位置を誘導することも可能となる。
例えば、入力操作面115に、2つのボタンスイッチを示す表示画像が並んで表示されている場合、ユーザが一方のボタンスイッチに接触すれば、パネル110のみを水平駆動し、他方のボタンスイッチに接触した場合は、パネル110の水平駆動に加え、振動素子120を駆動させてスクイーズ効果を伴う触感を付与することができる。あるいは、他方のボタンスイッチに接触した場合は、駆動部150を停止して振動素子120のみを駆動させることもできる。
このように、本実施形態に係る入力装置10は、パネル110を強制的に水平移動させることができる駆動部150と、入力操作面115の摩擦力を変更することのできる振動素子120との駆動状態を適宜切り替えることができる。したがって、入力操作の種類に応じて異なる触感を付与することができるため、操作性を向上させることが可能となる。
図12は、上述した第2の実施形態に係る入力装置10の構造の変形例を模式的に示す説明図である。図示するように、この場合の駆動部150は、モータ151などに代えて、ソレノイドなどのアクチュエータ154を採用し、アクチュエータ154の進退ロッド155の先端にパネル110を連結している。
かかる構成によっても、駆動部150は、パネル110を強制的に水平移動、すなわち、入力操作面115に対して平行に移動させることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係る入力装置10について、図面を参照しながら説明する。図13は、第3の実施形態に係る入力装置10の構造の一例を模式的に示す説明図である。また、図14Aおよび図14Bは、入力装置10の一操作例を示す説明図である。なお、以下では、第1あるいは第2の実施形態と同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第3の実施形態に係る入力装置10が第2の実施形態に係る入力装置10と異なる点は、パネル支持部である駆動部150が、パネル110を入力操作面115に対して垂直方向へ移動させる点にある。
すなわち、本実施形態に係る駆動部150は、図13に示すように、モータ151と、減速装置およびギヤ群により構成され、モータ151の出力を受けてピニオンを減速回転駆動させる減速機構152とを備えるとともに、上下移動機構を備える。上下移動機構は、減速機構152からの回転を受けて順転および反転(例えば時計回りおよび反時計回り)可能な回転体156と、パネル110を筐体200の底面との間で上下移動可能に支持するパンダグラフ機構157とを備えて構成される。すなわち、第3の実施形態に係る入力装置10は、駆動部150として、モータ151と、減速機構152と、回転体156と、パンダグラフ機構157とを備える。
このように、本実施形態に係る入力装置10は、パネル110を移動可能に支持するパネル支持部として、パネル110を入力操作面115に対して垂直方向に強制的に移動させることのできる駆動部150を備えている。
かかる入力装置10を用いることにより、入力操作面115を介して接触操作するユーザに対し、より斬新な触感を付与することができる。すなわち、制御部20が検出部210の検出結果に基づいて、駆動部150の駆動状態を変化させることにより、ユーザに立体感を伴う斬新な触感を付与することができる。具体的には、入力操作面115に移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、あるいは指Fの接触位置に応じて、駆動部150を駆動して、パネル110を上下移動させることによってユーザに立体感を伴う斬新な触感を付与することができる。
すなわち、図14Aに示すように、ユーザが指Fで入力操作する場合、所定の接触位置から例えば右方向にスライドさせ、第1の位置A1に至ったところで制御部20が駆動部150を駆動してパネル110を上昇させる。ユーザは、引き続き指Fを右方向にスライドさせていき、例えば第2の位置A2に至った場合に、制御部20が駆動部150を駆動してパネル110を下降させるとする。
この場合、第1の位置A1と第2の位置A2に至る間、指Fは、パネル110が上昇しているため、他の領域と異なり浮き上がったような触感を得ることができる。また、制御部20は、駆動部150による上下動の制御に加え、振動素子120の駆動制御を適宜組み合わせることにより、さらなる斬新な触感をユーザに付与することが可能となる。また、このとき、制御部20は、例えば、指Fの位置や表示要素の表示位置に応じて、パネル110の移動量を変化させることができ、かかる制御を行うことで、この場合でも、入力操作の種類に応じて異なる触感を付与することによって、操作性を向上させることが可能となる。
また、制御部20は、図14Bに示すように、駆動部150によるパネル110の移動時の加速度、すなわち上昇時および下降時の加速度を変化させることができる。すなわち、指Fがスライドしている最中に、パネル110の上昇加速度を漸次大きくし、次いで、パネル110の下降加速度を漸次大きくしていくように制御すると、例えばエリアBにおいては、指Fがあたかも山を乗り越えるかのような触感をユーザに付与することもできる。
そして、この場合においても、制御部20は、駆動部150による上下動の制御に加え、振動素子120の駆動制御を適宜組み合わせることにより、さらなる斬新な触感をユーザに付与することが可能となる。しかも、パネル110の上下移動に加え、振動素子120を駆動させてスクイーズ効果を利用すれば、さらに斬新な触感を付与することができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態に係る入力装置10について、図面を参照しながら説明する。図15は、第4の実施形態に係る入力装置10の構造の一例を模式的に示す説明図である。なお、以下では、第1〜第3の実施形態と同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第4の実施形態に係る入力装置10が第3の実施形態に係る入力装置10と異なる点は、パネル支持部である駆動部150がパネル110の少なくとも3点を、入力操作面115に対して垂直方向へ、それぞれ独立して移動させる点にある。
すなわち、本実施形態に係る駆動部150は、図15に示すように、パネル110の少なくとも3点を上方へ移動可能な3つの独立した駆動機構により駆動部150が構成される。なお、図15では、便宜上、1つの駆動機構は省略している。
駆動部150を構成する3つの駆動機構は、それぞれ、モータ151と、減速装置およびギヤ群により構成され、モータ151の出力を受けてピニオンを減速回転駆動させる減速機構152と、減速機構152からの回転を受けて順転および反転(例えば時計回りおよび反時計回り)可能な回転体156とを備える。
駆動機構の配置は、入力操作面115が所望する角度で傾斜するように配設する。なお、パネル110を任意の支持角度で支持できるように、例えば複数の駆動機構の配置を変更自在な構成とすることもできる。
このように、本実施形態では、パネル110を全方向に任意の角度で傾斜させることができるように、パネル支持部である駆動部150を、パネル110を少なくとも3点で支持する3つの独立した駆動機構を備える構成としている。そのため、入力操作面115の傾斜の方向、傾斜の角度によって、操作する指Fに異なる触感を付与することができる。しかも、この場合も、パネル110を傾斜させることに加え、振動素子120を駆動させてスクイーズ効果を利用すれば、さらに斬新な触感を付与することができる。
また、制御部20は、入力操作面115に移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて駆動部150の駆動状態を変化させ、入力操作する指Fに、様々な斬新な触感を付与することができる。
最後に、本実施形態に係る車載装置1のハードウェア構成について説明する。図16は、車載装置1の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図であり、かかる一例として示す構成のコンピュータ600で車載装置1を実現することができる。
コンピュータ600は、CPU(Central Processing Unit)610と、ROM(Read Only Memory)620と、RAM(Random Access Memory)630と、HDD(Hard Disk Drive)640とを備える。また、コンピュータ600は、メディアインターフェイス(I/F)650と、通信インターフェイス(I/F)660と、入出力インターフェイス(I/F)670とを備える。
なお、コンピュータ600は、SSD(Solid State Drive)を備え、かかるSSDがHDD640の一部または全ての機能を実行するようにしてもよい。また、HDD640に代えてSSDを設けることとしてもよい。
CPU610は、ROM620およびHDD640の少なくとも一方に格納されるプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM620は、コンピュータ600の起動時にCPU610によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ600のハードウェアに依存するプログラムなどを格納する。HDD640は、CPU610によって実行されるプログラムおよびかかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。
メディアI/F650は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)などの光磁気記録媒体やSDカード、USBメモリなどの記憶媒体680に格納されたプログラムやデータを読み取り、RAM630を介してCPU610に提供する。CPU610は、かかるプログラムを、メディアI/F650を介して記憶媒体680からRAM630上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。あるいは、CPU610は、かかるデータを用いてプログラムを実行する。
通信I/F660は、ネットワーク690を介して他の機器からデータを受信してCPU610に送り、CPU610が生成したデータを、ネットワーク690を介して他の機器へ送信する。あるいは、通信I/F660は、ネットワーク690を介して他の機器からプログラムを受信してCPU610に送り、CPU610がかかるプログラムを実行する。
CPU610は、入出力I/F670を介して、液晶ディスプレイなどの表示部、スピーカなどの出力部、キーボードやマウス、ボタン、操作部などの入力部を制御する。CPU610は、入出力I/F670を介して、入力部からデータを取得する。また、CPU610は、生成したデータを入出力I/F670を介して表示部や出力部に出力する。
例えば、コンピュータ600が車載装置1として機能する場合、コンピュータ600のCPU610は、RAM630上にロードされたプログラムを実行することにより、検出部210と、振動制御部220と、表示制御部230と、さらには駆動制御部240を含む入力装置10の制御部20の各機能を実現する。
コンピュータ600のCPU610は、例えばこれらのプログラムを記憶媒体680から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワーク690を介してこれらのプログラムを取得してもよい。また、HDD640は、記憶部30が記憶する情報を記憶することができる。
上述してきた実施形態より、以下の入力装置10または車載装置1が実現できる。
(1)入力操作面115を有するパネル110と、入力操作面115に対するユーザの接触操作を検出する検出部210と、パネル110を振動させることにより、入力操作面115の摩擦力を変更可能な振動素子120と、パネル110を、入力操作面115に対して平行あるいは垂直な方向に移動可能に支持するパネル支持部(300,150)とを備える入力装置10。
(2)上記(1)において、パネル支持部は、接触操作に伴う摩擦によって生じるパネル110の面方向への推進力に抗する弾性体300を備える入力装置10。
(3)上記(1)または(2)において、接触操作における触感を変化させる制御部20を備え、制御部20は、検出部210による検出結果に基づき振動素子120の駆動状態を変化させ、入力操作面115の摩擦力を変更する入力装置10。
(3−1)上記(2)において、弾性体300の弾性力に抗して移動するパネル110の物理的な動きにより、スイッチをオン・オフ可能とした入力装置10。
(3−2)上記(2)において、弾性体300の弾性力に抗して移動するパネル110の動きにより、画面表示されるスライド式センサをスライド可能とした入力装置10。
(4)上記(3)において、制御部20は、入力操作面115に対する接触操作に基づいて、移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて振動素子120の駆動状態と非駆動状態とを切り替える入力装置10。
(5)上記(1)において、パネル支持部は、パネル110を、入力操作面115に沿って移動させる駆動部150である入力装置10。
(6)上記(1)において、パネル支持部は、パネル110を、入力操作面115に対して垂直方向へ移動させる駆動部150である入力装置10。
(7)上記(5)または(6)において、接触操作における触感を変化させる制御部20を備え、制御部20は、検出部210による検出結果に基づいて、駆動部150の駆動状態を変化させる入力装置10。
(8)上記(7)において、制御部20は、入力操作面115に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、駆動部150によるパネル110の移動量を変化させる入力装置10。
(9)上記(7)において、制御部20は、入力操作面115に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、駆動部150によるパネル110の移動時の加速度を変化させる入力装置10。
(10)上記(7)〜(9)において、制御部20は、検出部210による検出結果に基づいて、振動素子120の振動状態を変化させる入力装置10。
(11)上記(1)において、パネル支持部は、パネル110の少なくとも3点を、入力操作面115に対して垂直方向へ、それぞれ独立して移動させる駆動部150である入力装置10。
(12)上記(11)において、接触操作における触感を変化させる制御部20を備え、制御部20は、検出部210による検出結果に基づいて、駆動部150の駆動状態を変化させる入力装置10。
(13)上記(12)において、制御部20は、入力操作面115に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、駆動部150によりパネル110の支持角度を変化させる入力装置10。
(14)上記(12)または(13)において、制御部20は、検出部210による検出結果に基づいて、振動素子120の振動状態を変化させる入力装置10。
(15)上記(1)〜(14)において、パネル支持部を介してパネル110を保持する筐体200を備える入力装置10。
(16)上記(1)〜(15)において、パネル110は、画像表示部を有するタッチパネルである入力装置10。
(17)上記(1)〜(16)のいずれか一つの入力装置10と、入力操作面115に対するユーザの接触操作によって受け付けられた入力操作に応じて画像表示の制御を行う表示制御部230とを備える車載装置1。
ところで、上述してきた実施形態では、振動素子120の配置数については特に触れていないが、少なくとも1つの振動素子120が設けられていればよい。また、好ましくは、入力操作面115の全体を均一に振動させることができる数および配置とするとよい。また、複数の振動素子120を設ける場合、互いに周波数の異なる振動素子120とすれば、触感の変化をより細かく設定することが可能となる。
また、上述してきた実施形態では、入力装置10を、画像などの表示機能を有するタッチパネルとして説明したが、これに限られない。例えば、入力装置10は、タッチパッドなどのように、ユーザの接触操作に応じて入力を受け付ける装置であってもよい。
また、タッチパッドを入力装置10として車載装置1に適用する場合、タッチパッドとは別に、画像を表示する機能をフロントガラスに付与したり、あるいは前方を見ている乗員が視線を大きくずらさない位置に表示装置を設けたりすることができる。かかる構成とすれば、運転者であっても、視線を前方から移すことなく、タッチパッドへの接触操作のみでも触感の変化を頼りに、確実な入力操作を行うことができる。
また、入力装置10を、車両に搭載されるナビゲーションシステムを構成する車載装置1に採用された場合について説明したが、これに限られるものではない。また、入力装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどに採用することもできる。
また、入力装置10の入力操作面115を、例えば押し込み可能な素材で形成し、操作する指Fを押し付けたときと押し付けないときとで、入力操作面115の摩擦力を変化させることもできる。さらに、駆動部150を備える入力装置10であれば、指Fを押し付けたときと押し付けないときとで、駆動状態を変化させるなどして、多様な触感をユーザに付与することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車載装置
10 入力装置
20 制御部
110 パネル
115 入力操作面
120 振動素子
150 駆動部
200 筐体
210 検出部
220 振動制御部
230 表示制御部
240 駆動制御部
300 弾性体

Claims (12)

  1. 入力操作面を有するパネルと、
    前記入力操作面に対するユーザの接触操作を検出する検出部と、
    前記パネルを振動させることにより、前記入力操作面の摩擦力を変更可能な振動素子と、
    前記パネルを、前記入力操作面に対して平行あるいは垂直な方向に移動可能に支持するパネル支持部と、を備える
    ことを特徴とする入力装置。
  2. 前記パネル支持部は、
    前記接触操作に伴う摩擦によって生じる前記パネルの面方向への推進力に抗する弾性体を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記接触操作における触感を変化させる制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部による検出結果に基づき前記振動素子の駆動状態を変化させ、前記入力操作面の摩擦力を変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記制御部は、
    前記入力操作面に対する接触操作に基づいて、移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて前記振動素子の駆動状態と非駆動状態とを切り替える
    ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記パネル支持部は、
    前記パネルを、前記入力操作面に沿って移動させる駆動部である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 前記パネル支持部は、
    前記パネルを、前記入力操作面に対して垂直方向へ移動させる駆動部である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の入力装置。
  7. 前記パネル支持部は、
    前記パネルの少なくとも3点を、前記入力操作面に対して垂直方向へ、それぞれ独立して移動させる駆動部である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 前記接触操作における触感を変化させる制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部による検出結果に基づいて、前記駆動部の駆動状態を変化させる
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の入力装置。
  9. 前記制御部は、
    前記入力操作面に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、前記駆動部による前記パネルの移動量を変化させる
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の入力装置。
  10. 前記制御部は、
    前記入力操作面に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、前記駆動部による前記パネルの移動時の加速度を変化させる
    ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載の入力装置。
  11. 前記制御部は、
    前記入力操作面に対する接触操作に基づいて移動表示される所定の表示要素の表示位置に応じて、前記駆動部により前記パネルの支持角度を変化させる
    ことを特徴とする請求項5〜10のいずれか一項に記載の入力装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の入力装置と、
    前記入力操作面に対するユーザの接触操作によって受け付けられた入力操作に応じて画像表示の制御を行う表示制御部と、を備える
    ことを特徴とする車載装置。
JP2015168209A 2015-08-27 2015-08-27 入力装置および車載装置 Active JP6625372B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168209A JP6625372B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 入力装置および車載装置
US15/220,245 US10345949B2 (en) 2015-08-27 2016-07-26 Audio device and menu display method of audio device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168209A JP6625372B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 入力装置および車載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017045330A true JP2017045330A (ja) 2017-03-02
JP6625372B2 JP6625372B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=58098091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168209A Active JP6625372B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 入力装置および車載装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10345949B2 (ja)
JP (1) JP6625372B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019016111A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 株式会社デンソーテン 入力装置およびタッチパネルディスプレイ
JP2019028624A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 株式会社デンソーテン 入力装置および入力システム
WO2019039080A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 株式会社デンソー 入力装置
JP2019194833A (ja) * 2018-04-26 2019-11-07 Tianma Japan株式会社 電子機器及び電子機器の制御方法
JP2019211982A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 アルプスアルパイン株式会社 電子装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3042289B1 (fr) * 2015-10-13 2019-08-16 Dav Module d'interface tactile et procede de generation d'un retour haptique
DE102017129436B4 (de) * 2017-12-11 2023-12-21 Behr-Hella Thermocontrol Gmbh Bedieneinheit für ein Fahrzeug, insbesondere für mindestens eine Fahrzeugkomponente
DE102020113233A1 (de) * 2020-05-15 2021-11-18 Preh Gmbh Bedienelement

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071102A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Hitachi Ltd 点図ディスプレイ装置
JP2010204741A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Mitsumi Electric Co Ltd 方向呈示装置及び端末装置
US20120235939A1 (en) * 2009-11-19 2012-09-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Touch-Panel-Equipped Electronic Device
JP2013196022A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Alpine Electronics Inc タッチスクリーン装置
JP2013200808A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Aisin Aw Co Ltd 操作入力システム
WO2014034550A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 日本電気株式会社 触力覚提示装置、情報端末、触力覚提示方法、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2017033130A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 日本放送協会 力覚誘導装置

Family Cites Families (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6429846B2 (en) * 1998-06-23 2002-08-06 Immersion Corporation Haptic feedback for touchpads and other touch controls
US7561142B2 (en) * 1999-07-01 2009-07-14 Immersion Corporation Vibrotactile haptic feedback devices
US6822635B2 (en) * 2000-01-19 2004-11-23 Immersion Corporation Haptic interface for laptop computers and other portable devices
JP3949912B2 (ja) * 2000-08-08 2007-07-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 携帯型電子機器、電子機器、振動発生器、振動による報知方法および報知制御方法
JP4115198B2 (ja) * 2002-08-02 2008-07-09 株式会社日立製作所 タッチパネルを備えた表示装置
JP4111278B2 (ja) * 2003-11-20 2008-07-02 独立行政法人産業技術総合研究所 触力覚情報提示システム
EP1812892B1 (en) * 2004-08-02 2010-09-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Touch screen with pressure-dependent visual feedback
WO2006042309A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-20 Immersion Corporation Haptic feedback for button and scrolling action simulation in touch input devices
US9459632B2 (en) * 2005-06-27 2016-10-04 Coactive Drive Corporation Synchronized array of vibration actuators in a network topology
US20070244641A1 (en) * 2006-04-17 2007-10-18 Gm Global Technology Operations, Inc. Active material based haptic communication systems
JP2008033739A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Sony Corp 力覚フィードバックおよび圧力測定に基づくタッチスクリーンインターラクション方法および装置
US20080251364A1 (en) * 2007-04-11 2008-10-16 Nokia Corporation Feedback on input actuator
US8917244B2 (en) * 2007-06-11 2014-12-23 Honeywell Internation Inc. Stimuli sensitive display screen with multiple detect modes
GB0721475D0 (en) * 2007-11-01 2007-12-12 Asquith Anthony Virtual buttons enabled by embedded inertial sensors
JP4605214B2 (ja) * 2007-12-19 2011-01-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US8306576B2 (en) * 2008-06-27 2012-11-06 Lg Electronics Inc. Mobile terminal capable of providing haptic effect and method of controlling the mobile terminal
KR101474963B1 (ko) * 2008-07-01 2014-12-19 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그 제어방법
KR101047771B1 (ko) * 2008-07-01 2011-07-07 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 휴대 단말기의 제어 방법
TW201005578A (en) * 2008-07-22 2010-02-01 Asustek Comp Inc Control apparatus and related method for a computer system
US9684375B2 (en) * 2008-12-12 2017-06-20 Immersion Corporation Systems and methods for stabilizing a haptic touch panel or touch surface
US8686952B2 (en) * 2008-12-23 2014-04-01 Apple Inc. Multi touch with multi haptics
US9746923B2 (en) * 2009-03-12 2017-08-29 Immersion Corporation Systems and methods for providing features in a friction display wherein a haptic effect is configured to vary the coefficient of friction
US20100245254A1 (en) * 2009-03-24 2010-09-30 Immersion Corporation Planar Suspension Of A Haptic Touch Screen
US9024907B2 (en) * 2009-04-03 2015-05-05 Synaptics Incorporated Input device with capacitive force sensor and method for constructing the same
JP5555036B2 (ja) * 2009-04-15 2014-07-23 住友化学株式会社 半導体基板の電気的特性の測定方法
US9489046B2 (en) * 2009-05-04 2016-11-08 Immersion Corporation Method and apparatus for providing haptic feedback to non-input locations
US20100295667A1 (en) * 2009-05-22 2010-11-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Motion based pointing apparatus providing haptic feedback and control method thereof
WO2011011025A1 (en) * 2009-07-24 2011-01-27 Research In Motion Limited Method and apparatus for a touch-sensitive display
JP4942801B2 (ja) * 2009-08-27 2012-05-30 京セラ株式会社 入力装置
JP4672075B2 (ja) * 2009-08-27 2011-04-20 京セラ株式会社 入力装置
JP2011048685A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Kyocera Corp 入力装置
US8860883B2 (en) * 2009-11-30 2014-10-14 Miranda Technologies Partnership Method and apparatus for providing signatures of audio/video signals and for making use thereof
US9417695B2 (en) * 2010-04-08 2016-08-16 Blackberry Limited Tactile feedback method and apparatus
CN102906667B (zh) * 2010-04-23 2016-11-23 意美森公司 用于提供触觉效果的系统和方法
US10410500B2 (en) * 2010-09-23 2019-09-10 Stryker Corporation Person support apparatuses with virtual control panels
US8847890B2 (en) * 2011-01-04 2014-09-30 Synaptics Incorporated Leveled touchsurface with planar translational responsiveness to vertical travel
EP2686941A4 (en) * 2011-03-17 2014-12-03 Coactive Drive Corp ASYMMETRIC AND GENERAL VIBRATION WAVE SHAPES FROM MULTIPLE SYNCHRONIZED VIBRATION ACTUATORS
EP2754008A4 (en) * 2011-06-21 2015-04-22 Univ Northwestern TOUCHING INTERFACE DEVICE AND METHOD FOR USING CROSS-HOLLOWS ON HUMAN LIMBS
CN103620541B (zh) * 2011-07-11 2017-05-24 Kddi株式会社 用户界面装置及方法
JP2013097438A (ja) 2011-10-28 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp 触覚提示装置
WO2013124099A1 (en) * 2012-02-20 2013-08-29 Sony Mobile Communications Ab Touch screen interface with feedback
DE112013002410T5 (de) * 2012-05-09 2015-01-22 Apple Inc. Variieren der Ausgabe für eine rechnende Vorrichtung basierend auf Tracking-Fenstern
US8860563B2 (en) * 2012-06-14 2014-10-14 Immersion Corporation Haptic effect conversion system using granular synthesis
US9177733B2 (en) * 2012-08-06 2015-11-03 Synaptics Incorporated Touchsurface assemblies with linkages
US9046925B2 (en) * 2012-09-11 2015-06-02 Dell Products L.P. Method for using the GPU to create haptic friction maps
US9196134B2 (en) * 2012-10-31 2015-11-24 Immersion Corporation Method and apparatus for simulating surface features on a user interface with haptic effects
JP5700086B2 (ja) 2013-08-01 2015-04-15 ソニー株式会社 入力装置および撮像装置
US9639158B2 (en) * 2013-11-26 2017-05-02 Immersion Corporation Systems and methods for generating friction and vibrotactile effects
EP3086207B1 (en) * 2013-12-18 2019-04-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electronic device for generating vibrations
US9471109B1 (en) * 2013-12-30 2016-10-18 Google Inc. Selective override of touch display inputs
US9829979B2 (en) * 2014-04-28 2017-11-28 Ford Global Technologies, Llc Automotive touchscreen controls with simulated texture for haptic feedback
US10031582B2 (en) * 2014-06-05 2018-07-24 Immersion Corporation Systems and methods for induced electrostatic haptic effects
US9652082B1 (en) * 2014-08-20 2017-05-16 Amazon Technologies, Inc. Space efficient electronic device component configurations
KR102074380B1 (ko) * 2015-06-02 2020-02-07 한국전자통신연구원 촉각전달장치 및 이를 구비한 촉각전달 디스플레이

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071102A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Hitachi Ltd 点図ディスプレイ装置
JP2010204741A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Mitsumi Electric Co Ltd 方向呈示装置及び端末装置
US20120235939A1 (en) * 2009-11-19 2012-09-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Touch-Panel-Equipped Electronic Device
JP2013196022A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Alpine Electronics Inc タッチスクリーン装置
JP2013200808A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Aisin Aw Co Ltd 操作入力システム
WO2014034550A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 日本電気株式会社 触力覚提示装置、情報端末、触力覚提示方法、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2017033130A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 日本放送協会 力覚誘導装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019016111A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 株式会社デンソーテン 入力装置およびタッチパネルディスプレイ
JP2019028624A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 株式会社デンソーテン 入力装置および入力システム
WO2019039080A1 (ja) * 2017-08-21 2019-02-28 株式会社デンソー 入力装置
JP2019194833A (ja) * 2018-04-26 2019-11-07 Tianma Japan株式会社 電子機器及び電子機器の制御方法
JP2019211982A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 アルプスアルパイン株式会社 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170060323A1 (en) 2017-03-02
US10345949B2 (en) 2019-07-09
JP6625372B2 (ja) 2019-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6625372B2 (ja) 入力装置および車載装置
US10394375B2 (en) Systems and methods for controlling multiple displays of a motor vehicle
US9983672B2 (en) Electrostatic haptic actuator and user interface with an electrostatic haptic actuator
US10642381B2 (en) Vehicular control unit and control method thereof
KR101611777B1 (ko) 조작 장치
JP2011054025A (ja) 触感付与装置及びプログラム
JPWO2014112080A1 (ja) 操作装置
JP2019175449A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、移動体、情報処理方法、及びプログラム
JP2015228118A (ja) 操作装置
US20170060245A1 (en) Input device, integrated input system, input device control method, and program
JP6528086B2 (ja) 電子機器
JP6585431B2 (ja) 入力装置、統合入力システム、入力装置の制御方法およびプログラム
WO2017145746A1 (ja) 車両用コントロールユニット
JP6210055B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法
JP2022096862A (ja) 入力装置
JP2013061825A (ja) 表示装置及びその表示方法
JP2017199200A (ja) タッチ操作デバイス
JP2018147394A (ja) 入力装置
JP5776525B2 (ja) 入力装置
JP2017049689A (ja) 入力装置、表示装置、入力装置の制御方法およびプログラム
JP2018041299A (ja) 触覚呈示装置
JP2017045418A (ja) 入力装置、表示装置、及びプログラム
JP2017027294A (ja) 表示操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6625372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250